Cisco Configuration Professional 1.0 ルーティングおよびセキュリティ ユーザーズ ガイド
コンフィギュレーション管理
コンフィギュレーション管理
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

コンフィギュレーション管理

コンフィギュレーション ファイルの手動編集

コンフィギュレーション エディタ

デフォルトにリセット

この機能はサポートされていません

コンフィギュレーション管理

Cisco CP では、ルータのコンフィギュレーション ファイルを編集したり、ルータの設定をデフォルト設定にリセットしたりできます。コンフィギュレーション ファイルを直接編集したり、ルータをデフォルト設定にリセットしたりすると、PC とルータ間の接続が切断されることがあるため、Cisco CP のこのエリアにあるすべての画面のオンライン ヘルプを必ず参照してください。

コンフィギュレーション ファイルの手動編集

Cisco CP には、ルータのコンフィギュレーション ファイルを編集できるコンフィギュレーション エディタが用意されています。このコンフィギュレーション エディタでは、コンフィギュレーション ファイルをインポートしたり、Cisco IOS の CLI コマンドを直接入力したりできます。

Cisco CP では、最もよく使われる Cisco IOS コマンドおよびキーワードがサポートされていますが、すべての CLI コマンドがサポートされているわけではありません。Cisco IOS CLI の使用経験があり、入力する設定コマンドがルータやルータが配置されているネットワークの動作に与える影響を十分に理解していれば、Cisco CP のダイアログを使用するよりもコンフィギュレーション エディタを使用するほうが時間がかからない場合があります。Cisco CP でサポートされていない設定を追加する場合は、コンフィギュレーション エディタを使用するか、ルータとの Telnet セッションを開いて Cisco IOS の CLI を使用する必要があります。

コンフィギュレーション エディタを使用すると、Cisco CP による検証が省略されます。Cisco CP は、IOS エラー メッセージを返しますが、変更された設定を実行コンフィギュレーションと比較して、発生する可能性がある競合を通知することはできません。たとえば、Cisco CP のダイアログで、すでにファイアウォールが設定されているルータの VPN 設定を入力する場合、Cisco CP によって、ファイアウォールが調べられ、VPN トラフィックを通過させるために追加する必要がある許可のステートメントが特定および作成されます。一方、コンフィギュレーション エディタを使用する場合は、既存の設定を調べて、発生する可能性がある競合を特定し、それらの競合を解決するために必要な変更を行ってから、ルータの動作を監視して、意図したとおりにトラフィックが処理されるかどうかを確認しなければなりません。

不要な場合でも、Cisco CP で現在の実行コンフィギュレーションがバックアップされるように指定することを強くお勧めします。Cisco CP でこのバックアップが実行されるときには、毎回同じファイル名が使用され、以前のバックアップ ファイルは上書きされます。

コンフィギュレーション エディタ

コンフィギュレーション エディタでは、実行コンフィギュレーションを表示できます。また、特定のコマンドを編集したり、ファイル全体を PC からインポートしたもので置き換えたりして、実行コンフィギュレーションを変更することもできます。実行コンフィギュレーションを表示しながら変更することも、ルータに送信する設定をウィンドウ全体に表示することもできます。

実行コンフィギュレーション

デフォルトでは、このボックスにはルータの実行コンフィギュレーションが表示されます。ウィンドウの右上隅にある[非表示]をクリックすると、このボックスを非表示にできます。このボックスを再度表示するには、[表示]をクリックします。

コンフィギュレーションの編集

このボックスでは編集を行います。デフォルトでは、このボックスは空です。ルータの実行コンフィギュレーションを入力するには、[インポート]>[実行コンフィギュレーション]の順にクリックします。PC 上のコンフィギュレーション ファイルを入力するには、[インポート]>[PC のコンフィギュレーション]の順にクリックします。このボックスのサイズを大きくするには、[実行コンフィギュレーション]ボックスを非表示にします。

実行コンフィギュレーションとのマージ

[コンフィギュレーションの編集]ボックスで変更した設定をルータの実行コンフィギュレーションとマージする場合は、[実行コンフィギュレーションとのマージ]をクリックします。変更した設定は、ルータに送信され、ルータで受け取られるとすぐに有効になります。

実行コンフィギュレーションの置換

実行コンフィギュレーションを[コンフィギュレーションの編集]ボックスの内容で置き換える場合は、[実行コンフィギュレーションの置換]をクリックします。ルータからインポートして編集した設定や、PC からインポートした設定を[コンフィギュレーションの編集]ボックスに入力した場合以外は、このボタンは使用しないでください。

復元

コンフィギュレーション エディタを使用する前に実行コンフィギュレーションを保存した場合は、このボタンをクリックすると、その設定をルータに復元できます。復元された設定はルータのスタートアップ コンフィギュレーションにコピーされ、ルータがリロードされます。ルータの設定のバックアップ コピーがない場合は、設定を復元できないことを知らせるメッセージが Cisco CP に表示されます。

デフォルトにリセット

ルータの設定をデフォルトにリセットし、現在の設定はファイルに保存しておいて後で使用することができます。ルータの LAN IP アドレスを出荷時の値 10.10.10.1 から変更した場合は、ルータと PC 間の接続が切断されます。これは、リセットしたときに IP アドレスが元の 10.10.10.1 に変更されるからです。


) • [デフォルトにリセット]の機能は、Cisco 7000 シリーズのルータではサポートされていません。

[デフォルトにリセット]の機能は、PC にインストールされている Cisco CP のコピーを実行している場合はサポートされません。


 

ルータをリセットする前に、10.10.10.0 サブネットのスタティック IP アドレスを PC に割り当ててリセット後にルータを再接続できるようにする方法を理解しておいてください。出荷時の設定には、ルータ上の DHCP サーバ設定は含まれていないので、ルータによって PC に IP アドレスが割り当てられることはありません。また、出荷時の設定では、HTTP または HTTPS を使用したルータへのアクセスが制限されており、LAN インターフェイスと、そのインターフェイスに定義されている内部サブネットからのみアクセスできるようになっています。ルータにアクセスした後、ルータのデフォルトの IP アドレスを変更して、リモート アクセスを許可するように設定できます。

リセット後に PC にダイナミックまたはスタティック IP アドレスを指定する方法

リセット後に Cisco CP を使用する場合は、使用するルータのタイプに応じて、PC にスタティックまたはダイナミック IP アドレスを指定する必要があります。PC に指定するアドレスのタイプについては、次の表を参照してください。

 

ダイナミック アドレスが必要なルータ
スタティック アドレスが必要なルータ

Cisco 815、86x、および 88x
Cisco 180x および 181x

Cisco 1841、1861
Cisco 28xx、および 38xx

PC にスタティックまたはダイナミック IP アドレスを指定する手順は、PC で実行されている Microsoft Windows のバージョンによって多少異なります。


) ルータをリセットするまで PC を再設定しないでください。


Microsoft Windows 2000

[コントロール パネル]から[ネットワークとダイヤルアップ接続]、[ローカルエリア接続]の順に選択します。[接続の方法]フィールドでイーサネット アダプタを選択します。[インターネット プロトコル]を選択し、[プロパティ]をクリックします。[IP アドレスを自動的に取得する]をクリックして、ダイナミック IP アドレスを取得します。スタティック IP アドレスの場合は、[IP アドレスの指定]をクリックします。IP アドレスとして、10.10.10.2 か、10.10.10.0 サブネット上の 10.10.10.1 よりも大きい他のアドレスを入力します。サブネットとして 255.255.255.248 を入力します。[OK]をクリックします。

Microsoft Windows XP

[スタート]をクリックして[設定]、[ネットワーク接続]の順に選択し、使用する LAN 接続を選択します。[プロパティ]をクリックし、[インターネット プロトコル(TCP/IP)]を選択して、[プロパティ]ボタンをクリックします。[IP アドレスを自動的に取得する]をクリックして、ダイナミック IP アドレスを取得します。スタティック IP アドレスの場合は、[IP アドレスの指定]をクリックします。IP アドレスとして、10.10.10.2 か、10.10.10.0 サブネット上の 10.10.10.1 よりも大きい他のアドレスを入力します。サブネットとして 255.255.255.248 を入力します。[OK]をクリックします。

ルータをデフォルトにリセットするには


ステップ 1 画面の[手順 1]の[実行コンフィギュレーションを PC に保存]を選択した状態で、コンフィギュレーション ファイルの名前を指定します。デフォルトのパスと名前が Cisco CP に表示されます。特に変更する必要のない場合は、そのまま使用できます。

ステップ 2 リセット後にルータとの接続を確立できるように、画面の[手順 2]の[再接続の方法について]ボックスの内容を確認します。必要に応じて「リセット後に PC にダイナミックまたはスタティック IP アドレスを指定する方法」を参照してください。

ステップ 3 [ルータのリセット]をクリックします。

ステップ 4 [はい]をクリックしてリセットを確認します。

ステップ 5 [手順 2]の[再接続の方法について]ボックスの手順に従って再接続します。


 

ルータをデフォルト設定にリセットすると、ルータの内部インターフェイスの IP アドレスが 10.10.10.1 に戻ります。このため、次回ブラウザからルータにログオンするときは、ブラウザのアドレス フィールドに IP アドレス 10.10.10.1 を入力します。

この機能はサポートされていません

このウィンドウは、Cisco CP の機能がサポートされていないときに表示されます。この機能をサポートしていない Cisco IOS のイメージがルータで実行されているか、Cisco CP が PC で実行されており、この機能がサポートされていない可能性があります。