Cisco Configuration Professional 1.0 ルーティングおよびセキュリティ ユーザーズ ガイド
LAN ウィザード
LAN ウィザード
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

LAN ウィザード

イーサネット設定

LAN ウィザード:インターフェイスの選択

LAN ウィザード:IP アドレスおよびサブネット マスク

LAN ウィザード:DHCP サーバを有効にする

LAN ウィザード:DHCP アドレス プール

DHCP オプション

LAN ウィザード:VLAN モード

LAN ウィザード:スイッチ ポート

IRB ブリッジ

BVI の設定

BVI の DHCP プール

イーサネットの IRB

レイヤ 3 イーサネットの設定

802.1Q の設定

トランキングまたはルーティングの設定

スイッチ デバイス モジュールの設定

ギガビット イーサネット インターフェイスの設定

要約

LAN ウィザード

Cisco Configuration Professional(Cisco CP) LAN ウィザードを使用すると、指示に従って LAN インターフェイスを設定できます。画面にルータ上の LAN インターフェイスのリストが表示されます。このリストからインターフェイスを選択して、[設定]をクリックすると、そのインターフェイスを LAN インターフェイスとして設定できます。

このウィンドウには、スタートアップ コンフィギュレーションで内部インターフェイスとして指定されたルータ インターフェイス、および WAN インターフェイスとして設定されていないイーサネット インターフェイスとスイッチ ポートのリストが表示されます。このリストには、すでに設定されているインターフェイスも含まれます。

インターフェイスを LAN インターフェイスとして設定すると、Cisco CP はコンフィギュレーション ファイルに $ETH-LAN$ という説明テキストを挿入して、今後そのインターフェイスを LAN インターフェイスとして認識できるようにします。

LAN インターフェイスを追加で設定する場合は、必要に応じてこの画面に戻ることができます。

フィールド リファレンス

 

表3-1 IP アドレスおよびサブネット マスク

項目
説明

インターフェイス

インターフェイスの名前です。

設定

選択したインターフェイスを設定するには、[設定]をクリックします。このインターフェイスをこれまでに設定したことがない場合は、LAN ウィザードが起動され、指示に従って設定できます。このインターフェイスが、Cisco CP を使用して設定されている場合は、[編集]ウィンドウが表示されます。このウィンドウで設定を変更できます。

LAN インターフェイスの設定が Cisco CP でサポートされていない場合に、[設定]ボタンが無効になることがあります。サポートされていない設定については、「 イーサネット インターフェイスの設定が読み取り専用になる原因」を参照してください。

イーサネット設定

このウィザードでは、指示に従って LAN 上のイーサネット インターフェイスを設定できます。次の情報を入力する必要があります。

イーサネット インターフェイスの IP アドレスとサブネット マスク

このインターフェイスで DHCP を使用する場合は、DHCP アドレス プール

WAN 上の DNS および WINS サーバの IP アドレス

ドメイン名

LAN ウィザード:インターフェイスの選択

LAN 接続を設定するインターフェイスをこのウィンドウで選択します。このウィンドウには、イーサネット LAN 設定をサポートできるインターフェイスのリストが表示されます。

LAN ウィザード:IP アドレスおよびサブネット マスク

このウィンドウでは、最初のウィンドウで選択したイーサネット インターフェイスの IP アドレスとサブネット マスクを設定できます。

フィールド リファレンス

 

表3-2 IP アドレスおよびサブネット マスク

項目
説明

IP アドレス

インターフェイスの IP アドレスをドット(.)で区切った 10 進表記で入力します。LAN インターフェイスの IP アドレスは、ネットワーク管理者によって決定されます。詳細については、「 IP アドレスとサブネット マスク」を参照してください。

サブネット マスク

サブネット マスクを入力します。この値については、ネットワーク管理者に確認してください。サブネット マスクを指定すると、ルータは IP アドレスのどの部分をアドレスのネットワークおよびホスト部の定義に使用するかを判断できます。

サブネット マスクの代わりに、 ネットワーク ビットの数を選択します。この値は、サブネット マスクの計算に使用されます。入力するネットワーク ビット数については、ネットワーク管理者に確認してください。

LAN ウィザード:DHCP サーバを有効にする

この画面では、ルータ上の DHCP サーバを有効にできます。DHCP サーバは、再利用可能な IP アドレスを LAN 上のデバイスに自動的に割り当てます。デバイスがネットワーク上でアクティブになると、DHCP サーバはそのデバイスに IP アドレスを割り当てます。デバイスがネットワークから切断されると、IP アドレスは別のデバイスが利用できるようにプールに返されます。

フィールド リファレンス

 

表3-3 IP アドレスおよびサブネット マスク

項目
説明

DHCP サーバを有効にする

このインターフェイスでルータを DHCP サーバとして設定するには、[はい]をクリックします。

LAN ウィザード:DHCP アドレス プール

この画面では、DHCP の IP アドレス プールを設定できます。 DHCP サーバは、共通プール内に設定されている IP アドレスを割り当てます。共通プール内のアドレスは、開始 IP アドレスと終了 IP アドレスを指定することによって設定します。

詳細については、「 DHCP アドレス プール」を参照してください。


) ルータに非連続的なアドレス プールが設定されている場合は、開始 IP アドレスと終了 IP アドレスのフィールドは読み取り専用になります。


フィールド リファレンス

 

表3-4 DHCP アドレス プール

項目
説明

開始 IP

DHCP サーバが LAN 上のデバイスにアドレスを割り当てるときに使用する IP アドレス範囲の先頭のアドレスを入力します。これは範囲内で最小の番号を持つ IP アドレスです。

終了 IP

IP アドレスの範囲内で最大の番号を持つ IP アドレスを入力します。

DNS サーバ フィールドおよび WINS サーバフィールド

このウィンドウに[DNS サーバ]フィールドと[WINS サーバ]フィールドが表示された場合は、[DHCP オプション]をクリックして、これらのサーバの詳細を表示できます。

DHCP オプション

このウィンドウでは、ルータに IP アドレスを要求している LAN 上のホストに送信する DHCP オプションを設定します。これらは設定中のルータに適用されるオプションではなく、LAN 上の要求ホストに送信されるパラメータです。これらのプロパティをルータに設定するには、Cisco CP カテゴリ バーの[追加タスク]をクリックして[DHCP]をクリックし、[DHCP プール]ウィンドウで設定します。

フィールド リファレンス

 

表3-5 IP アドレスおよびサブネット マスク

項目
説明

DNS サーバ 1

DNS サーバは、通常は既知のデバイス名と IP アドレスをマッピングします。ネットワークに DNS サーバが設定されている場合は、そのデバイスの IP アドレスをここに入力します。

DNS サーバ 2

ネットワーク上に他の DNS サーバがある場合は、そのサーバの IP アドレスをこのフィールドに入力します。

ドメイン名

このルータに設定する DHCP サーバによって、このドメイン内の他のデバイスにサービスが提供されます。ドメイン名を入力します。

WINS サーバ 1

インターネット上のデバイスに接続するために WINS(Windows Internet Naming Service)を必要とするクライアントもあります。ネットワーク上に WINS サーバがある場合は、そのサーバの IP アドレスをこのフィールドに入力します。

WINS サーバ 2

ネットワーク上に他の WINS サーバがある場合は、そのサーバの IP アドレスをこのフィールドに入力します。

LAN ウィザード:VLAN モード

この画面では、スイッチ ポートを介して伝送する VLAN 情報のタイプを指定します。スイッチ ポートは、アクセス モードまたはトランク モードに設定できます。アクセス モードの場合、そのポートが割り当てられている VLAN 宛てのデータだけを転送します。トランク モードの場合、そのポートが割り当てられている VLAN を含むすべての VLAN 宛てのデータを転送します。

このスイッチ ポートが単一のデバイス(PC や IP 電話など)に接続される場合、またはネットワーク デバイス(別のスイッチなど)上のポートに接続される場合は、アクセス モードであり、[単一のデバイス]を選択します。

このスイッチ ポートがネットワーク デバイス(別のスイッチなど)上のポートに接続される場合は、トランク モードであり、[ネットワーク デバイス]を選択します。

フィールド リファレンス

 

表3-6 IP アドレスおよびサブネット マスク

項目
説明

単一のデバイス

このスイッチ ポートが単一のデバイス(PC や IP 電話など)に接続される場合、またはネットワーク デバイス(別のスイッチなど)上のポートに接続されるカスケード接続の場合は、アクセス モードであり、[単一のデバイス]を選択します。

ネットワーク デバイス

このスイッチ ポートがネットワーク デバイス(別のスイッチなど)上のポートに接続される場合は、トランク モードであり、[ネットワーク デバイス]を選択します。

LAN ウィザード:スイッチ ポート

この画面では、既存の VLAN 番号をスイッチ ポートに割り当てたり、VLAN スイッチ ポートに割り当てる新しい VLAN インターフェイスを作成したりできます。

フィールド リファレンス

 

表3-7 IP アドレスおよびサブネット マスク

項目
説明

既存の VLAN

デフォルトの VLAN(VLAN 1)など、すでに定義されている VLAN にスイッチ ポートを割り当てる場合は、[ネットワーク(VLAN)識別子]フィールドに VLAN ID 番号を入力します。

新しい VLAN

スイッチ ポートに割り当てる新しい VLAN インターフェイスを作成する場合は、[新しい VLAN]フィールドに新しい VLAN ID 番号を入力します。次に、新しい VLAN 論理インターフェイスの IP アドレスを[IP アドレス]フィールドに、サブネット マスクを[サブネット マスク]フィールドに入力します。

ワイヤレス ネットワークとの IRB ブリッジにこの VLAN を含める

スイッチ ポートをワイヤレス ネットワークとのブリッジの一部として設定する場合、このチェック ボックスを選択します。ブリッジの他の部分は、ワイヤレス アプリケーションを使用して設定する必要があります。このチェック ボックスを選択している場合、[新しい VLAN]の下にある[IP アドレス]フィールドと[サブネット マスク]フィールドは無効になります。

ワイヤレス アプリケーションの起動

この LAN 設定を行った後、ワイヤレス アプリケーションを起動してブリッジ設定を行うには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Cisco CP の[ツール]メニューから[ワイヤレス アプリケーションの起動]を選択します。ワイヤレス アプリケーションが別のブラウザ ウィンドウに開きます。

ステップ 2 ワイヤレス アプリケーションで、[ワイヤレス エクスプレス セキュリティ]をクリックし、[ブリッジ]をクリックして、ブリッジ設定を行うための情報を入力します。


 

IRB ブリッジ

VLAN を IRB ブリッジの一部として設定する場合、そのブリッジはブリッジ グループに属している必要があります。

このインターフェイスを含める新しいブリッジ グループを作成するには、[新しいブリッジ グループの作成]をクリックし、1 ~ 255 の範囲の値を入力します。

この VLAN を既存のブリッジのメンバにする場合は、[既存のブリッジ グループとの結合]をクリックし、ブリッジ グループを選択します。


) ワイヤレス アプリケーションでブリッジ設定を行うときに、この画面に入力したブリッジ グループ番号と同じ番号を使用する必要があります。


フィールド リファレンス

 

表3-8 IP アドレスおよびサブネット マスク

項目
説明

新しいブリッジ グループの作成

このインターフェイスを含める新しいブリッジ グループを作成するには、[新しいブリッジ グループの作成]をクリックし、1 ~ 255 の範囲の値を入力します。

既存のブリッジ グループとの結合

この VLAN を既存のブリッジのメンバにする場合は、[既存のブリッジ グループとの結合]をクリックし、ブリッジ グループを選択します。

BVI の設定

BVI インターフェイスに IP アドレスとサブネット マスクを割り当てます。前の画面で既存のブリッジ グループを選択した場合は、この画面に IP アドレスとサブネット マスクが表示されます。この値を変更することも、そのまま使用することもできます。

フィールド リファレンス

 

表3-9 BVI の設定

項目
説明

IP アドレス

インターフェイスの IP アドレスをドット(.)で区切った 10 進表記で入力します。LAN インターフェイスの IP アドレスは、ネットワーク管理者によって決定されます。詳細については、「 IP アドレスとサブネット マスク」を参照してください。

ネット マスク

サブネット マスクを入力します。この値については、ネットワーク管理者に確認してください。サブネット マスクを指定すると、ルータは IP アドレスのどの部分をアドレスのネットワークおよびホスト部の定義に使用するかを判断できます。

ネット ビット

サブネット マスクの代わりに、 ネットワーク ビットの数を選択します。この値は、サブネット マスクの計算に使用されます。入力するネットワーク ビット数については、ネットワーク管理者に確認してください。

BVI の DHCP プール

ルータを DHCP サーバとして設定する場合は、ネットワーク上のクライアントが使用できる IP アドレスのプールを作成できます。クライアントがネットワークからログオフすると、そのクライアントが使用していたアドレスは、他のホストが使用できるようにプールに戻されます。

フィールド リファレンス

 

表3-10 BVI の DHCP プール

項目
説明

DHCP サーバの設定

ルータを DHCP サーバとして機能させる場合は、[DHCP サーバの設定]チェック ボックスを選択します。

開始 IP

プールの開始 IP アドレスを入力します。必ず、インターフェイスに指定した IP アドレスと同じサブネット内の IP アドレスを指定してください。たとえば、IP アドレス 10.10.22.1 をサブネット マスク 255.255.255.0 でインターフェイスに指定した場合、プールに使用可能なアドレスは 250 個以上あり、開始 IP アドレスを 10.10.22.2 に指定できます。

終了 IP

プールの終了 IP アドレスを入力します。上記の例を使用すると、終了 IP アドレスは 10.10.22.254 になります。

イーサネットの IRB

ルータでワイヤレス インターフェイスを使用している場合、IRB(Integrated Routing and Bridging)を使用してこのインターフェイスをワイヤレス LAN とのブリッジの一部として設定し、ワイヤレス ネットワークに送信されるトラフィックがこのインターフェイスを介してルーティングされるように設定できます。このレイヤ 3 インターフェイスを IRB 用に設定する場合は、[はい]をクリックします。

このインターフェイスをワイヤレス インターフェイスとのブリッジで使用しない場合は、[いいえ]をクリックします。通常のルーティング インターフェイスとして設定することもできます。

レイヤ 3 イーサネットの設定

Cisco CP は、3750 スイッチ モジュールがインストールされたルータにおいて、レイヤ 3 イーサネットの設定をサポートします。VLAN 設定を作成して、ルータのイーサネット インターフェイスを DHCP サーバとして指定できます。

802.1Q の設定

トランク接続に使用される 802.1Q カプセル化プロトコルを使用しない VLAN を設定できます。VLAN で 802.1Q タギングを使用しない場合は、VLAN ID 番号を入力して、[ネイティブ VLAN]を選択します。

802.1Q タギングを使用する場合は、[ネイティブ VLAN]ボックスの選択を解除したままにします。

フィールド リファレンス

 

表3-11 IP アドレスおよびサブネット マスク

項目
説明

VLAN ID(1-4094)

1 ~ 4094 の VLAN ID 番号を入力します。入力した VLAN ID がすでに使用されている場合は、別の ID を入力するように要求するメッセージが表示されます。

ネイティブ VLAN

VLAN で 802.1Q タギングを使用しない場合は、[ネイティブ VLAN]チェック ボックスを選択します。

VLAN で 802.1Q タギングを使用する場合は、このチェック ボックスの選択を解除したままにします。

トランキングまたはルーティングの設定

802.1Q トランキングまたは基本ルーティングに対し、レイヤ 3 イーサネット インターフェイスを設定できます。802.1Q トランキング用にインターフェイスを設定する場合は、インターフェイスの VLAN を設定してから、802.1Q カプセル化プロトコルを使用しないネイティブ VLAN を設定します。ルーティング用にインターフェイスを設定する場合は、インターフェイスにサブインターフェイスまたは追加の VLAN は設定できません。

スイッチ デバイス モジュールの設定

ギガビット イーサネット インターフェイスのルーティングを設定する場合は、このウィンドウで、スイッチ モジュールに関する情報を指定できます。この情報の入力は、必須ではありません。

スイッチ モジュールに対する IP アドレスとサブネット マスクを入力できるほか、スイッチ モジュール インターフェイスにログオンするためのログイン クレデンシャルを入力できます。

このウィザードで各情報を指定し、設定をルータに配信した後でスイッチ モジュールにログオンするには、画面下部のボックスを選択します。

ギガビット イーサネット インターフェイスの設定

このウィンドウでは、ギガビット イーサネット インターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスク情報を指定します。IP アドレスとサブネット マスクの詳細については、「LAN ウィザード:IP アドレスおよびサブネット マスク」を参照してください。

フィールド リファレンス

 

表3-12 IP アドレスおよびサブネット マスク

項目
説明

物理インターフェイスの IP アドレス

これらのフィールドには、物理ギガビット イーサネット インターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスクを入力します。

VLAN サブインターフェイスの IP アドレス

物理インターフェイスに作成する VLAN サブインターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスクを指定します。これらのフィールドは、このインターフェイスのルーティングを設定する場合に表示されます。このインターフェイスの IRB(Integrated Routing and Bridging)を設定する場合は、これらのフィールドは表示されません。

要約

このウィンドウには、選択したインターフェイスに対して行った設定変更の要約が表示されます。

この設定をルータの実行コンフィギュレーションに保存してウィザードを終了するには

[完了]をクリックします。設定の変更がルータの実行コンフィギュレーションに保存されます。変更はすぐに有効になりますが、ルータの電源を切ると失われます。

[ユーザ設定]ウィンドウで[コマンドをルータに配信する前にプレビューする]チェック ボックスを選択した場合は、[配信]ウィンドウが表示されます。このウィンドウで、ルータに配信する CLI コマンドを確認できます。