クラウドおよびシステム管理 : Cisco Configuration Professional(CCP)

Cisco Configuration Professional Express クイック スタート ガイド

Cisco Configuration Professional Express クイック スタート ガイド
発行日;2013/04/10 | 英語版ドキュメント(2012/12/21 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco Configuration Professional Express クイック スタート ガイド

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作業 1: 向けのルータの設定

デフォルトのコンフィギュレーション ファイルをルータの NVRAM へコピー

向けのルータの設定

コンフィギュレーション コマンドの手動入力

作業 2:ルータへの PC の接続

作業 3:初期設定の確認と の使用

関連資料

およびルータの詳細

シスコの Web サイト

Cisco Configuration Professional Express クイック スタート ガイド

2012 年 12 月 21 日

OL-28489-01-J

このマニュアルでは、Cisco Configuration Professional Express(Cisco CP Express)2.7 の使用方法について説明します。

Cisco CP Express は、Cisco Configuration Professional の軽量版であり、ルータのフラッシュ メモリで使用可能な組み込みデバイス マネージャです。これは、ルータの LAN および WAN インターフェイスと基本構成の一部を設定し、ルータをブートストラップするために使用します。デフォルトでは、Cisco CP Express はルータのフラッシュ メモリで使用可能になります。

このマニュアルは、 表 1 に示す発注オプション(SKU)のいずれかを備えたルータを注文したユーザを対象としています。サポートされるルータと Web ブラウザについては、『 Release Notes for Cisco Configuration Professional Express 』を参照してください。

Cisco CP の発注オプションは、さまざまな導入のタイプに合わせて提供されます。 表 1 に、Cisco CP Express の発注オプション、各オプションでサポートされる導入のタイプ、およびこのマニュアルの使用方法を示します。

 

表 1 Cisco CP Express 発注オプション

発注オプション(SKU)
コンフィギュレーション ファイル
該当作業の収録項
ISR-CCP-EXP

このオプションでは、個々のルータを受領後Cisco CP Express を使用してセットアップできます。

NVRAM 内のデフォルト コンフィギュレーション ファイルの有無

あり。デフォルト コンフィギュレーション ファイルは NVRAM 内にあるため、ルータは起動時に IP アドレスが含まれた基本設定を備えています。

このマニュアルの次の項を参照してください。

作業 2:ルータへの PC の接続

作業 3:初期設定の確認と Cisco CP Express の使用

ISR-CCP-EXP-NOCONF

このオプションでは、TFTP サーバなどの手段を使用してルータの設定を柔軟にロードでき、バッチ設定が可能です。コンソール セッションを開始する場合は Setup Command Facility が自動的に起動します。

NVRAM 内のデフォルト コンフィギュレーション ファイルの有無

なし。ルータでコンソール セッションが確立されている場合は Setup Command Facility が自動的に起動します。

このマニュアルの次の項を参照してください。

作業 1:Cisco CP Express 向けのルータの設定

作業 2:ルータへの PC の接続

作業 3:初期設定の確認と Cisco CP Express の使用

ISR-CCP-CD

このオプションでは、個々のルータを受領後Cisco CP Express を使用してセットアップできます。

NVRAM 内のデフォルト コンフィギュレーション ファイルの有無
あり。デフォルト コンフィギュレーション ファイルは NVRAM 内にあるため、ルータは起動時に IP アドレスが含まれた基本設定を備えています。

このマニュアルの次の項を参照してください。

作業 2:ルータへの PC の接続

作業 3:初期設定の確認と Cisco CP Express の使用

ISR-CCP-CD-NOCONF

このオプションでは、TFTP サーバなどの手段を使用してルータの設定を柔軟にロードでき、バッチ設定が可能です。コンソール セッションを開始する場合は Setup Command Facility が自動的に起動します。

NVRAM 内のデフォルト コンフィギュレーション ファイルの有無

なし。ルータでコンソール セッションが確立されている場合は Setup Command Facility が自動的に起動します。

このマニュアルの次の項を参照してください。

作業 1:Cisco CP Express 向けのルータの設定

作業 2:ルータへの PC の接続

作業 3:初期設定の確認と Cisco CP Express の使用


) デフォルトでは、「None Selected」オプションがデフォルト設定オプションとして選択されています。これは、ISR-CCP-EXP 注文オプションと同じです。


作業 1:Cisco CP Express 向けのルータの設定

この項では、Cisco CP Express をサポートするようルータを設定する方法を説明します。


) 発注オプションに NVRAM のコンフィギュレーション ファイルが含まれている場合は、この項を省略できます。ルータは、Cisco CP Express をサポートするようにあらかじめ設定されています。


 

Cisco CP Express がルータに接続して管理するには、基本設定が必要です。

ローカル認証が有効な http または https サーバ。

特権レベルが 15 とそれに伴うパスワードが設定されたローカル ユーザ アカウント。

ローカル認証が有効な、プロトコル ssh/telnet を使用した仮想端末回線(VTY)。これは対話型コマンドで必要です。

ルータ設定が上記の要件を満たしていることを確認する方法は次の 2 通りあります。

ルータのフラッシュ メモリのデフォルトのコンフィギュレーション ファイルを、ルータの NVRAM にコピーできます。すべての発注オプションで、ルータのフラッシュ メモリにデフォルトのコンフィギュレーション ファイルが提供されます。この方法を使用する場合は、 デフォルトのコンフィギュレーション ファイルをルータの NVRAM へコピーを参照してください。

Cisco IOS CLI を使用して、必要なコンフィギュレーション コマンドを入力します。この方法を使用する場合は、 コンフィギュレーション コマンドの手動入力を参照してください。

デフォルトのコンフィギュレーション ファイルをルータの NVRAM へコピー

Cisco CP Express をサポートするよう設計されている工場出荷時のデフォルト設定から開始する場合は、この項の手順を使用します。工場出荷時のデフォルト設定には、Cisco CP Express のサポートに必要なすべてのコマンドが含まれ、IP アドレス 10.10.10.1 を使用してイーサネット インターフェイスが設定されます。

デフォルトのコンフィギュレーション ファイルをルータのフラッシュ メモリから NVRAM にコピーするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 コンソール ポートまたはイーサネット ポートからルータにログインします。

ステップ 2 コンソール ポートを使用していて、ルータに実行コンフィギュレーションが存在しない場合は、Setup Command Facility が自動的に起動し、次の内容が表示されます。

--- System Configuration Dialog ---
 
Continue with configuration dialog? [yes/no]:
 

no と入力して、Cisco IOS CLI コマンドを直接入力できるようにします。

Setup Command Facility が自動的に起動しない場合、実行コンフィギュレーションが存在するため、ステップ 3 に進みます。

ステップ 3 ルータにユーザ EXEC モード プロンプトが表示される場合、次に示すとおり、 enable コマンドを入力して、パスワードを有効にします(設定されている場合)。

Router> enable
password password
Router#
 

ステップ 4 デフォルトのコンフィギュレーション ファイルを識別するには、 show flash コマンドを入力します。
ファイル名は cpconfig- modelnumber .cfg という形式になっており、 modelnumber はルータのシリーズを示します。たとえば、Cisco 860 および 880 シリーズ ルータ向けのコンフィギュレーション ファイルの名前は cpconfig-8xx.cfg です。

Router# show flash
-#- --length-- -----date/time------ path
1 2903 Apr 15 2008 20:34:48 +00:00 cpconfig-8xx.cfg
2 115712 Apr 15 2008 20:34:50 +00:00 home.tar
3 2279424 Apr 15 2008 20:34:54 +00:00 cpexpress.tar
Router#
 

ステップ 5 デフォルトのコンフィギュレーション ファイルをルータの NVRAM へコピーするには、次の例に示すとおり、 copy flash: nvram: コマンドを入力します。

Router# copy flash:cpconfig-8xx.cfg nvram:
 

デフォルトのコンフィギュレーション ファイルが NVRAM にある場合は、これがルータのスタートアップ コンフィギュレーションとなります。

ステップ 6 新しいスタートアップ コンフィギュレーションを実行コンフィギュレーションにして、ルータが Cisco CP Express をサポートできるようにするには、次の例に示すとおり、 copy startup-config running-config コマンドを入力します。

Router# copy startup-config running-config
 


 

Cisco CP Express 向けのルータの設定

この項では、Cisco CP Express をサポートするようレイヤ 3 インターフェイスを持たないルータを設定する方法を説明します。

Cisco CP Express がルータに接続して管理するには、基本設定が必要です。

ローカル認証が有効な http または https サーバ。

特権レベルが 15 とそれに伴うパスワードが設定されたローカル ユーザ アカウント。

プロトコル ssh/telnet を使用した VTY 回線がローカル認証に対して有効であること。これは対話型コマンドで必要です。

Cisco IOS CLI を使用して、必要なコンフィギュレーション コマンドを入力します。この方法を使用する場合は、 コンフィギュレーション コマンドの手動入力を参照してください。

ルータのフラッシュ メモリのデフォルトのコンフィギュレーション ファイルを、ルータの NVRAM にコピーすることもできます。この方法を使用する場合は、 デフォルトのコンフィギュレーション ファイルをルータの NVRAM へコピーを参照してください。

コンフィギュレーション コマンドの手動入力

Cisco IOS コマンドを手動で入力するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 コンソール ポートまたはイーサネット ポートからルータにログインします。

ステップ 2 コンソール ポートを使用していて、ルータに実行コンフィギュレーションが存在しない場合は、Setup Command Facility が自動的に起動し、次のテキストが表示されます。

---System Configuration Dialog---
 
Continue with configuration dialog? [yes/no]:
 

no と入力して、Cisco IOS CLI コマンドを直接入力できるようにします。

Setup Command Facility が自動的に起動しない場合、実行コンフィギュレーションが存在するため、ステップ 3 に進みます。

ステップ 3 ルータにユーザ EXEC モード プロンプトが表示される場合、次の例に示すとおり、enable コマンドを入力して、パスワードを有効にします(設定されている場合)。

router> enable
password password
 

ステップ 4 次の例に示すとおり、config terminal コマンドを入力してコンフィギュレーション モードを開始します。

router> config terminal
router(config)#
 

ステップ 5 次に示すコマンド構文を使用して、特権レベル 15 のユーザ アカウントを作成します。

router(config)# username name privilege 15 secret 0 password
 

ステップ 6 ルータに応じて次のいずれかを実行します。

a. レイヤ 3 インターフェイスがある場合は、インターフェイス(次の例では fastethernet0)に IP アドレスを設定します。

router(config)# interface fastethernet0
router(config-if)# ip address 10.10.10.1 255.255.255.248
router(config-if)# no shutdown
router(config-if)# exit
 

b. ルータにレイヤ 3 インターフェイスがない場合は、次の例に示すように Vlan1 を設定します。

router(config)# interface Vlan1
router(config-if)# ip address 10.10.10.1 255.255.255.248
router(config-if)# no shutdown
router(config-if)# exit
 

PC を直接ルータに接続する場合は、PC がこのインターフェイスと同じサブネット上にあることが必要です。

ステップ 7 ルータを非セキュア通信向けに http サーバとして設定するか、またはセキュア通信向けに https サーバとして設定します。

ルータを http サーバとして設定するには、次の例に示すとおり ip http server コマンドを入力します。

router(config)# ip http server
 

ルータを https サーバとして設定するには、次の例に示すとおり ip http secure-server コマンドを入力します。

router(config)# ip http secure-server
 

ステップ 8 ルータをローカル認証ができるよう設定するには、次の例に示すとおり ip http authentication local コマンドを入力します。

router(config)# ip http authentication local
 

ステップ 9 次の例に示すとおり、http タイムアウト ポリシーを設定します。

router(config)# ip http timeout-policy idle 60 life 86400 requests 10000
 


 

作業 2:ルータへの PC の接続

この項では、初期設定を実行するため PC をルータにケーブル接続する方法を説明します。


) 新しいルータをセットアップしていて、Cisco CP Express を使用してルータに対して基本設定を行う場合は、この項の作業を実行します。


図 1 に示すとおり、PC をルータにケーブル接続します。

図 1 イーサネット ケーブルを使用したルータへの PC の接続

 

図 1 は一般的な例を示します。 表 2 の情報を使用して、PC のイーサネット ポートからルータの適切なイーサネットポートに接続します。


) 接続するルータ モデルが表 2 に記載されていない場合は、ルータのハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。


 

表 2 ルータのイーサネット ポート

ルータ モデル
ケーブルの種類
イーサネット ケーブルを下図に示すポートに接続

Cisco 8xx シリーズ

 

ストレート
(ルータに同梱)

任意の LAN ポートに接続

 
Cisco 812

ストレート
(ルータに同梱)

Gig0 に接続

 

Cisco 18xx

ストレート

任意の LAN ポートに接続

 
Cisco 19xx、29xx、および 39xx

イーサネット スイッチとクロスまたはストレート
(ルータには付属せず)

Gig0/0 に接続

 

作業 3:初期設定の確認と Cisco CP Express の使用

この項では、初期設定を確認し Cisco CP Express の使用を開始する方法を説明します。

Cisco CP Express は次のブラウザでサポートされます。

Mozilla Firefox 10 以降

Google Chrome 17 以降

 

Cisco CP Express が正しくインストールされているかどうかを確認するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ブラウザを起動します。

ステップ 2 アドレス バーに、Cisco CP Express がインストールされているルータの IP アドレスを入力します。

たとえば、http://10.10.10.1 または https://10.10.10.1 と入力します。

ステップ 3 ルータのユーザ名とパスワードを指定します。

初めてルータを使用する場合、ルータに設定されたワンタイム ユーザ名およびパスワード(デフォルトでは cisco/cisco)を使用します。

ステップ 4 [ログイン(Log In)] をクリックします。
Cisco CP Express が起動し、使用できるようになります。

図 2 に、[Cisco CP Express] ページを示します。

図 2 [Cisco CP Express] ページ

 

関連資料

引き続き Cisco CP Express を使用して、追加機能を設定したり、既存の機能の設定を変更できます。

Cisco CP Express およびルータの詳細

Cisco CP Express に関する次の追加資料が利用可能です。

『Cisco Configuration Professional Express 2.7 Administration Guide』

『Cisco Configuration Professional Express 2.7 End User Guide』

『Cisco Configuration Professional Express 2.7 Feature Guide』

『Cisco Configuration Professional Express 2.7 Video』

『Cisco Configuration Professional Express 2.7 Release Notes』

必要に応じて CLI を使用するために PC をルータ コンソール ポートに接続する手順や、ルータの LED を使用して設置状態を確認する手順などのその他の手順については、ルータの『Quick Start Guide』を参照してください。ルータの『Quick Start Guide』には、保証に関する重要な情報が含まれていることがあります。

シスコの Web サイト

シスコの Web サイトへは、次の URL からアクセスできます。

http://www.cisco.com

設定が完了したルータの詳細(他のマニュアルの入手方法、マニュアルのフィードバックの提供方法、テクニカル サポートを受ける方法)については、『Quick Start Guide』を参照してください。