Cisco Active Network Abstraction 3.6.7 テクノロ ジー サポートおよび情報モデル リファレンス マニュ アル
擬似ワイヤ エミュレーション エッジ ツー エッジ
擬似ワイヤ エミュレーション エッジ ツー エッジ
発行日;2012/02/05 | 英語版ドキュメント(2009/10/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

擬似ワイヤ エミュレーション エッジ ツー エッジ

テクノロジーの説明

PWE3

TDM PW

ATM PW

PW to TE Tunnel Mapping

インベントリおよび情報モデル オブジェクト(IMO)

PTP Layer 2 MPLS トンネル インターフェイス

ベンダー固有のインベントリおよび IMO

ネットワーク トポロジ

サービス アラーム

擬似ワイヤ エミュレーション エッジ ツー エッジ

この章では、Pseudowire Emulation Edge to Edge (PWE3; 擬似ワイヤ エミュレーション エッジ ツー エッジ)について、Cisco ANA が提供するサポートのレベルを説明します。この章は次の項で構成されます。

「テクノロジーの説明」

「インベントリおよび情報モデル オブジェクト(IMO)」

「ベンダー固有のインベントリおよび IMO」

「ネットワーク トポロジ」

「サービス アラーム」

テクノロジーの説明

PWE3

PWE3 は、Packet Switched Network(PSN; パケット交換ネットワーク)経由でネットワーク サービス(ATM、イーサネット、TDM、および SONET/SDH)を提供するための方式です。概要については、RFC 3985 で規定されています。この方式は、2 つの Provider Edge(PE; プロバイダー エッジ)ルータ間のポイントツーポイント接続です。PE は、データを一般的な MPLS 形式にカプセル化し、基盤のコア MPLS ネットワーク経由でイーサネットなどのサービスをエミュレートするので、通信事業者は、サービスを MPLS に収束させることができます。

TDM PW

TDM Pseudowire(TDM PW; TDM 擬似ワイヤ)は、公衆交換回線網(PSN)を介し、時分割多重の E1、T1、E3、または T3 回線を提供する場合に広く使用される方式です。この方式の特長は、次のとおりです。

企業は、PSN 経由で音声、画像、およびレガシー データを伝送できます。

サービス プロバイダーは、従来からの音声とデータ サービスを PSN 経由で提供できます。

データ通信事業者は、PSN を使用した専用回線を提供できます。

ATM PW

ATM Pseudowire(ATM PW; ATM 擬似ワイヤ、RFC 4816)は、透過的なセル転送サービスです。ATM 加入者エッジまたはカスタマー エッジ(CE)デバイスを導入せずに、ATM サービスを PSN に移行できます。ATM CE は、Time Division Multiplexer(TDM; 時分割多重化装置)を使用した専用回線経由で直接接続されている場合と同様に、ATM の透過的なセル転送サービスを処理します。このサービスは、ATM サービス プロバイダーのネットワークの内部機能として、高速の PSN 経由で既存の ATM スイッチを接続するために、またリモート アクセスのための ATM バックホール サーバを既存の ATM ネットワークに提供するために使用されます。

PW to TE Tunnel Mapping

PW to TE Tunnel Mapping(RFC 5602)を使用すると、MPLS-TE トンネルに擬似ワイヤをマッピングして、MPLS PSN 経由で擬似ワイヤサービスを提供できます。

インベントリおよび情報モデル オブジェクト(IMO)

この項では、次の IMO について説明します。

PTP Layer 2 MPLS トンネル インターフェイス(IPTPLayer2MplsTunnel)

PTP Layer 2 MPLS トンネル インターフェイス

ネットワーク/データリンク層の PTP Layer 2 MPLS トンネル インターフェイス オブジェクトは、Containing Termination Points アトリビュートによって、データリンク層のインターフェイス オブジェクトに結合されます。これは主に、 ラベル スイッチング エンティティからアクセスされます。

 

表 9-1 PTP Layer 2 MPLS トンネル インターフェイス(IPTPLayer2MplsTunnel)

アトリビュート名
アトリビュートの説明
スキーム
ポーリング間隔

Local and Remote Router Addresses

ローカルおよびリモートのルータ IP アドレス

IPCore

Configuration

Local and Remote Virtual Connection Labels

ローカルおよびリモートのバーチャル コネクション ラベル

IPCore

Configuration

Tunnel Identification

トンネル ID

IPCore

Configuration

Tunnel Status

トンネル ステータス( Unknown、Up、Down

IPCore

Configuration

Local and Remote Tunnel Interface

ローカルおよびリモートのトンネル インターフェイス オブジェクト ID

IPCore

Configuration

IANA Type

サブレイヤの Internet Assigned Numbers Authority(IANA; インターネットアドレス管理機構)タイプ

N/A

N/A

Containing Termination Points

基盤となる終端地点(接続上または物理的)

IPCore

N/A

Contained Connection Termination Points

結合された接続の終端地点( トンネル コンテナ

IPCore

N/A

Pseudowire Type

MPLS 擬似ワイヤ タイプ( Ethernet SAToP など)

IPCore

Configuration

Preferred Path Tunnel

優先パスのオブジェクト ID

IPCore

Configuration

Local MTU

ローカル MTU

IPCore

Configuration

Remote MTU

リモート MTU

IPCore

Configuration

Peer Status

シグナリング ピアのステータス

IPCore

Configuration

Signaling Protocol

シグナリング プロトコル

IPCore

Configuration

VFI Name

VFI 名

IPCore

Configuration

ベンダー固有のインベントリおよび IMO

このテクノロジーには、ベンダー固有のインベントリや IMO は存在しません。

ネットワーク トポロジ

Cisco ANA は、ワンホップの距離にあるすべてのリモート側の PTP Layer 2 MPLS トンネル インターフェイスで、ローカル ルータの IP アドレスと一致するリモート ルータの IP アドレスを検索することによって、PWE3 ネットワーク層トポロジを検出します。具体的には、ローカル ルータとリモート ルータの IP アドレスとトンネル ID が比較されます。

サービス アラーム

このテクノロジーでは、次のアラームがサポートされています。

Layer 2 Tunnel Down/Layer 2 Tunnel Up

アラームと関連付けの詳細については、『 Cisco Active Network Abstraction User Guide, 3.6.7 』を参照してください。