Cisco Active Network Abstraction 3.6.7 テクノロ ジー サポートおよび情報モデル リファレンス マニュ アル
レイヤ 2 トンネル プロトコル
レイヤ 2 トンネル プロトコル
発行日;2012/02/05 | 英語版ドキュメント(2009/10/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

レイヤ 2 トンネル プロトコル

テクノロジーの説明

L2TP

インベントリおよび情報モデル オブジェクト(IMO)

L2TP インターフェイス

L2TP セッション エントリ

ベンダー固有のインベントリおよび IMO

Redback L2TP ピア

Redback L2TP グループ

Redback L2TP ドメイン エントリ

ネットワーク トポロジ

サービス アラーム

レイヤ 2 トンネル プロトコル

この章では、L2TP について、Cisco ANA が提供するサポートのレベルを説明します。この章は次の項で構成されます。

「テクノロジーの説明」

「インベントリおよび情報モデル オブジェクト(IMO)」

「ベンダー固有のインベントリおよび IMO」

「ネットワーク トポロジ」

「サービス アラーム」


) L2TP テクノロジーは、現在、シスコのデバイスでサポートされていません。


テクノロジーの説明

L2TP

レイヤ 2 トンネル プロトコル(L2TP)は、既存のネットワーク(通常、インターネット)を介した 2 つのピア間のトンネリング ネットワーク トラフィックに対し、データ リンク(レイヤ 2)プロトコルのように動作します。L2TP トンネルの 2 つのエンドポイントは、トンネルの発信側である L2TP access concentrator(LAC; L2TP アクセス コンセントレータ)と、新しいトンネルが確立されるのを待つ L2TP network server(LNS; L2TP ネットワーク サーバ)です。いったんトンネルが確立されると、ピア間のネットワーク トラフィックは双方向で動作します。

L2TP は、実際には、セッション層(レイヤ 5)プロトコルです。すべての L2TP パケットは、User Datagram Protocol(UDP)データグラム内に送信され、同時に L2TP トンネル内で PPP セッションを伝送されます。L2TP 自体は、機密保持も強化認証も提供しません。通常、IPsec が L2TP パケットのセキュリティ保護のために使用され、機密保持、認証、および完全性を提供します。

インベントリおよび情報モデル オブジェクト(IMO)

この項では、次の IMO について説明します。

L2TP インターフェイス(IL2TPTunnel)

L2TP セッション エントリ(IL2TPSessionEntry)

L2TP インターフェイス

L2TP インターフェイス オブジェクトは、L2TP トンネルの片方のエッジを表します。このオブジェクトは、その Session Table アトリビュートによって結合されている複数の L2TP セッション エントリを集約します。また、このオブジェクトを作成またはクローン生成した LT2P ピアによって集約されます。

 

表 16-1 L2TP インターフェイス(IL2TPTunnel)

アトリビュート名
アトリビュートの説明
スキーム
ポーリング間隔

Local and Remote Tunnel Identifications

ローカルおよびリモートのトンネル ID

Product

Configuration

Local and Remote Tunnel Names

ローカルおよびリモートのトンネル名

Product

Configuration

Remote Address

リモートの IP アドレス

Product

Configuration

Control Errors

コントロール エラー数

Product

Configuration

Last Error Code

最後のトンネル切断の原因となったエラーに関して記録されたエラー コード値

Product

Configuration

Tunnel State

トンネルの状態( Unknown、Idle、Connecting、Established、Disconnecting

Product

Configuration

Sessions Count

現在の セッション数

Product

Configuration

Sessions Table

L2TP セッション エントリの配列

Product

Configuration

L2TP セッション エントリ

L2TP セッション エントリ オブジェクトは、L2TP トンネル内のセッションを表します。このオブジェクトは、主に、それを包含している L2TP インターフェイスによってアクセスされます。

 

表 16-2 L2TP セッション エントリ(IL2TPSessionEntry)

アトリビュート名
アトリビュートの説明
スキーム
ポーリング間隔

Local and Remote Session Identifications

ローカルおよびリモート セッション ID

Product

Configuration

Subscriber Name

加入者名

Product

Configuration

Session Type

セッション タイプ( Unknown、LAC、LNS

Product

Configuration

Session State

セッションの状態( Unknown、Idle、Connecting、Established、Disconnecting

Product

Configuration

Input and Output Data Counters

入出力のデータ オクテットおよびパケットのカウンタ

Product

Configuration

ベンダー固有のインベントリおよび IMO

ベンダー固有の IMO は、特定のベンダーのデバイスのみに実装されます。次の各項では、特定のベンダーのオブジェクトについて説明します。

Redback L2TP ピア

Redback L2TP グループ

Redback L2TP ドメイン エントリ

Redback L2TP ピア

Redback L2TP ピア オブジェクトは、複数の L2TP インターフェイスとその設定を集約する論理コンポーネントを記述します。これは、その Logical Sons アトリビュートによって結合され、主に、L2TP トンネルの管理に使用されます。

 

表 16-3 Redback L2TP ピア(IL2TPPeer)

アトリビュート名
アトリビュートの説明
スキーム
ポーリング間隔

Local and Peer Addresses

ローカルおよびピア IP アドレス

Product

Configuration

Local and Peer Names

ローカルおよびピア名

Product

Configuration

Tunnel Type

トンネル タイプ( Unknown、LAC、LNS

Product

Configuration

Tunnel Mode

トンネル モード( Null、Static、Dynamic

Product

Configuration

Maximum and Current Tunnels Counts

最大のトンネル カウントと現在のトンネル カウント

Product

Configuration

Maximum and Current Sessions Counts

最大セッション カウントと現在のセッション カウント

Product

Configuration

Session Authentication Type

セッション認証タイプ( Null、None、Simple、Challenge

Product

Configuration

Tunnel Password

トンネル確立時の認証段階で使用されるトンネル パスワード

Product

Configuration

RADIUS Identification

Remote Authentication Dial In User Service(RADIUS; リモート認証ダイヤルイン ユーザ サービス)ID

Product

Configuration

Hello Time Interval

HELLO(キープアライブ)パケットを送信する時間間隔

Product

Configuration

Control Errors

コントロール エラー数

Product

Configuration

Media Type

基盤となるメディア タイプ( Null、Other、None、UDPLP、Frame Relay、ATM

Product

Configuration

Group Identification

LT2P グループの OID( IL2TPGroup

Product

Configuration

Domains Table

L2TP ドメイン エントリの配列

Product

Configuration

Logical Sons

集約されたL2TP インターフェイスの配列

Product

N/A

Redback L2TP グループ

Redback L2TP グループ オブジェクトは、複数のRedback L2TP ピア間でロード バランシングを行う論理コンポーネントを記述します。Redback L2TP ピアは、Redback L2TP グループの Peer List アトリビュートによってグループ化され、 トラフィック記述子コンテナ オブジェクトによって集約されます。

 

表 16-4 Redback L2TP グループ(IL2TPGroup)

アトリビュート名
アトリビュートの説明
スキーム
ポーリング間隔

Group Name

レイヤ 2 トンネル プロトコル グループ名

Product

Configuration

Tunnel Algorithm

トンネル アルゴリズム

Product

Configuration

Dead Time

デッド タイム

Product

Configuration

RADIUS Identification

RADIUS ID

Product

Configuration

Peers List

Redback L2TP ピアの配列

Product

Configuration

Domains Table

L2TP ドメイン エントリの配列

Product

Configuration

Name

グループ名

Product

Configuration

Index

グループ インデックス

Product

Configuration

Redback L2TP ドメイン エントリ

Redback L2TP ドメイン エントリ オブジェクトは、L2TP トンネルの中でメンバが L2TP セッションを開くことができ、ドメインが含まれている L2TP ピアまたはグループによって集約されるインターネット ドメインを記述します。これは、 トラフィック記述子コンテナ オブジェクトによって集約されます。

 

表 16-5 Redback L2TP ドメイン エントリ(IL2TPDomainEntry)

アトリビュート名
アトリビュートの説明
スキーム
ポーリング間隔

Domain Name

L2TP ドメイン名

Product

Configuration

Attached To Object

このドメインが接続されている Redback L2TP ピアまたは Redback L2TP グループの OID

Product

Configuration

Name

ピア/グループ名

Product

Configuration

Index

ピア/グループ インデックス

Product

Configuration

ネットワーク トポロジ

Cisco ANA は、L2TP データ リンク層トポロジのディスカバリも手動設定もサポートしていません。

サービス アラーム

表 16-6 では、L2TP テクノロジー アラームを示します。アラームと関連付けの詳細については、『 Cisco Active Network Abstraction User Guide, 3.6.7 』を参照してください。

 

表 16-6 LT2P アラームの要約

アラーム
重大度
説明
アップ アラーム

L2TP Peer Is Not Established

Major

静的に設定された L2TP トンネルが、 established からその他に変化します。このような障害は、設定またはネットワークの問題が原因であることが考えられます。問題が解決したら、アップ アラームが発行されます。

L2TP Peer is Established

L2TP Peer Was Removed

Info

動的に設定された L2TP トンネルがデバイスから取り外されました。このアラームは、チケットとして発行されるのではなく、関連付けフローが起動され、Cisco ANA EventVision で表示できます。これは、Cisco ANA NetworkVision アプリケーションでも表示できますが、Link Down や Port Down などの他のアラームと関連付けられている場合のみです。

なし

L2TP Sessions Count Exceeded

Major

L2TP ピア内のセッション数の現在の比率が、設定された最大しきい値を超えました。単一のピアに許可されるセッションの最大数は、L2TP ピアおよび L2TP トンネル設定パラメータによって定義されます。セッション数の現在の比率が、設定済みのしきい値を下回った場合、アップ アラームが発行されます。

L2TP Sessions Count Returned to Normal