Cisco Active Network Abstraction 3.6.7 テクノロ ジー サポートおよび情報モデル リファレンス マニュ アル
概要
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発行日;2012/02/05 | 英語版ドキュメント(2009/10/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

概要

サポートされるテクノロジー

ネットワーキング関連の IMO

終端地点

転送コンポーネント

スキームの値

ポーリング間隔の値

概要

このガイドでは、Cisco ANA がサポートする各テクノロジーについて、それが提供する機能のレベルの概要を説明します。

この章では、次の事項について説明します。

「サポートされるテクノロジー」

「ネットワーキング関連の IMO」

「スキームの値」

「ポーリング間隔の値」


) このガイドは、一般的な Cisco ANA の機能について説明します。サポートのレベルは、個別の Cisco ANA Virtual Network Element(VNE; 仮想ネットワーク要素)が提供するテクノロジーによって異なります。詳細については、『Cisco Active Network Abstraction VNE Reference Guide, 3.6.6』を参照してください。


サポートされるテクノロジー

表 1-1 は、このバージョンでサポートされているテクノロジーを示します。

Cisco ANA が提供するサポートのレベルは、テクノロジーによって異なります。特定のテクノロジーが 表 1-1 に記載されていても、関連するすべての標準のあらゆる側面が実現され、サポートされているわけではありません。それぞれのテクノロジーで提供されているサポートのレベルについては、「参照先」の列に示されている章で、そのテクノロジーの説明を参照してください。

Cisco ANA は、特定のテクノロジーをサポートするほか、次の要素を使用します。

製品全体にわたって、複数の抽象化モデリング コンポーネントを使用します。詳細については、「共通コンポーネント」を参照してください。

ネットワーク トポロジのディスカバリとモデリングの一般的なアプローチを使用します。詳細については、「Cisco ANA VNE トポロジ」を参照してください。

 

表 1-1 サポートされるテクノロジー

テクノロジー ファミリ
テクノロジー グループ
テクノロジー
参照先

ネットワーク(レイヤ 3)

IP

IP(IPv6 を含む)

「インターネット プロトコル」

Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)

Hot Standby Router Protocol(HSRP; ホット スタンバイ ルータ プロトコル)

Generic Routing Encapsulation(GRE; 総称ルーティング カプセル化)

6vPE

ルーティング プロトコル

Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)、Multiprotocol extensions(MP-BGP; マルチプロトコル拡張)、external BGP(eBGP; 外部 BGP)

「ルーティング プロトコル」

Open Shortest Path First(OSPF; オープン ショーテスト パス ファースト)

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP; 拡張内部ゲートウェイ ルーティング プロトコル)

Routing Information Protocol(RIP; ルーティング情報プロトコル)

Intermediate System to Intermediate System(IS-IS)

VRF

Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよびフォワーディング)

「仮想ルーティングおよびフォワーディング」

VRF-Lite(Multi-VRF; マルチ VRF)

Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)

BFD

Bidirectional Forwarding Detection(BFD; 双方向フォワーディング検出)

「双方向フォワーディング検出」

SBC

Session Border Controller(SBC; セッション ボーダー コントローラー)

「セッション ボーダー コントローラー」

ハイブリッド ネットワーク/データリンク(レイヤ 3 および 2)

MPLS

Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)

「マルチプロトコル ラベル スイッチング」

Label Distribution Protocol (LDP; ラベル配布プロトコル)

MPLS-TE

Multiprotocol Label Switching Traffic Engineering(MPLS-TE; マルチプロトコル ラベル スイッチング トラフィック エンジニアリング)

「マルチプロトコル ラベル スイッチング トラフィック エンジニアリング」

PWE3

Pseudowire Emulation Edge to Edge(PWE3; 擬似ワイヤ エミュレーション エッジ ツー エッジ)

「擬似ワイヤ エミュレーション エッジ ツー エッジ」

TDM PW

ATM Over MPLS (ATM PW)

PW to TE Tunnel Mapping

データリンク/MAC (レイヤ 2)

イーサネット

イーサネット、VLAN、VLAN カプセル化(Dot1Q、ISL、QinQ)およびイーサネット チャネル/Link Aggregation Group(LAG; リンク集約グループ)

「イーサネット(IEEE 802.3)」

Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)および関連する標準(RSTP、PvSTP、PvSTP+、MST)

ATM

ATM および Inverse Multiplexing over ATM(IMA; ATM の逆多重化)

「非同期転送モード」

フレーム リレー

フレーム リレー

「フレーム リレー」

ISDN

Integrated Services Digital Network(ISDN; サービス総合デジタル ネットワーク)

「サービス総合デジタル ネットワーク」

PPP

Point To Point Protocol(PPP; ポイントツーポイント プロトコル)

「ポイントツーポイント プロトコル」

HDLC

High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データ リンク コントロール)

「ハイレベル データ リンク コントロール」

L2TP

Layer 2 Tunnel Protocol(L2TP; レイヤ 2 トンネル プロトコル)

「レイヤ 2 トンネル プロトコル」

CDP

Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)

「ディスカバリ プロトコル」

LLDP

Link Layer Discovery Protocol(LLDP; リンク層検出プロトコル)

ローカル スイッチング

ローカル スイッチング

「ローカル スイッチング」

物理層(レイヤ 1)

xDSL

Digital Subscriber Line(xDSL; デジタル加入者線)

「デジタル加入者線」

IPoDWDM

Internet Protocol over Dense Wave Division Multiplexing(IPoDWDM)

「IP 向け高密度波長分割多重光伝送」

SONET/SDH

SONET/SDH

「SONET と SDH」

TDM/DSx

Time Division Multiplexing(TDM; 時分割多重)

「TDM/DSx」

DSx

T3/E3

Serial

その他

セキュリティ

Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)

「アクセス コントロール リスト」

ハードウェア

物理的包含

「物理コンポーネント」

論理的包含

「論理コンポーネント」

ネットワーキング関連の IMO

ネットワーキング関連の Information Model Object(IMO; 情報モデル オブジェクト)は、ネットワーク要素(NE)のネットワーキングの側面を表します。IMO には、「終端地点」と「転送コンポーネント」という 2 つの主要なカテゴリがあります。

終端地点

終端地点は、接続のエンドポイントを表します。これは物理的なエンドポイント(ポート コネクタなど)の場合もあれば、接続エンドポイント(ポートの ATM レイヤなど)の場合もあります。接続エンドポイントは、ネットワーク インターフェイスとも呼ばれます。

終端地点は、包含と関連があります。次のアトリビュートは、そのような包含関係を表現します。

Contained Connection Termination Point:この終端地点に結合された、上位層のすべての終端地点をポイントします。

Containing Termination Points:この終端地点が結合されている、下位層のすべての終端地点をポイントします。

終端地点間の関係は、次のいずれかです。

ハードウェアのタイプ。次の例を参考にしてください。

光ファイバ コネクタを持つ SONET/SDH ポートは、次の 2 つの IMO で表されます。

ポート コネクタ IMO:光ファイバ コネクタを表します。

SonetSdh IMO: SONET/SDH ポートを表します。

ポート コネクタ IMO は、SonetSdh IMO を包含します。この包含関係は、次のように表されます。

ポート コネクタ IMO は、Contained Connection Termination Point アトリビュートを使用して SonetSdh IMO をポイントします。

SonetSdh IMO は、Containing Termination Point アトリビュートを使用して ポート コネクタ IMO をポイントします。

設定。次の例を参考にしてください。

IP アドレス(および、オプションで他のネットワーク アトリビュート)を使用して設定されたイーサネット ポートは、次の 2 つの IMO で表されます。

イーサネット インターフェイス IMO:ポートのイーサネット層を表します。

IP インターフェイス IMO:ポート上で設定された IP アドレスなど、ネットワーク層を表します。

イーサネット インターフェイス IMO は、IP インターフェイス IMO を包含します。この包含関係は、次のように表されます。

イーサネット インターフェイス IMO は、Contained Connection Termination Point アトリビュートを使用して IP インターフェイス IMO をポイントします。

IP インターフェイス は、Containing Termination Point アトリビュートを使用して イーサネット インターフェイス IMO をポイントします。

状態。次の例を参考にしてください。

ATM VC 上で動作しているアクティブな PPP 接続は、次の 2 つの IMO によって表されます。

Atm Vc IMO:ATM VC を表します。

VC カプセル化 IMO:PPPoA カプセル化を表します

Atm Vc IMO は、VC カプセル化 IMO を包含します。この包含関係は、次のように表されます。

Atm Vc IMO は、Contained Connection Termination Pointpoints アトリビュートを使用して IP VC カプセル化 IMO をポイントします。

VC カプセル化 IMO は、Containing Termination Point アトリビュートを使用して Atm Vc IMO をポイントします。


) 終端地点間の関係は、テクノロジーの実装方法に基づいて、特定の終端地点タイプに制限されることがあります。たとえば、物理層 IMO には、ネットワーク層インターフェイスを表す IP インターフェイス IMO は包含できません。


転送コンポーネント

転送コンポーネントは、終端地点間で転送機能を実行するコンポーネントを表します。特に、NE のルーティング、ブリッジング、およびスイッチング コンポーネントなどを指します。

転送コンポーネントは、転送先の終端地点に論理的に関連付けられます。この関連付けは、転送コンポーネント IMO の論理的関連付けアトリビュートによって表わされます。このような関係には、たとえば ATM/FR スイッチング ファブリックを表す IVcSwitchingEntity IMO や、ATM/FR ポートを表す IAtm/IFrameRelay IMO があります。


) 各ネットワーク テクノロジーのサポート レベルは、テクノロジーによって異なります。サポート レベルは、関連の IMO とそのアトリビュート、ネットワーク トポロジ、および障害とアラームの関連付けに反映されます。詳細については、このガイドの個別のテクノロジーの章および「共通コンポーネント」の章を参照してください。


終端地点間および終端地点と多様なコンポーネント間の関係についてのポーリング間隔は、非常に複雑なため画一的に表現できません。そのため、対応する「ポーリング間隔」の列に「N/A(該当せず)」と表示されています。このような表示は、IMO の Containing Termination Points、Contained Connection Termination Points、および Logical Sons の各アトリビュートに見られます。

スキームの値

IMO の表の「スキーム」の列には、次のいずれかの値が表示されています。

IPCore

Product

Any

N/A:この値は、デバイスのポーリングによってではなく、IMO の作成手順の一部として指定されます。

ポーリング間隔の値

IMO の表の「ポーリング間隔」の列には、次のいずれかの値が表示されています。

Status

Configuration

System

Topology Layer 1 (Topology L1)

Topology Layer 2 (Topology L2)

N/A:すべてのプロパティに、ポーリング間隔が設定されているわけではありません。プロパティの中には、複数のクエリの結果から作成されるものもあり、これらには特定のポーリング間隔はありません。

ポーリング間隔の詳細については、『Cisco Active Network Abstraction Administrator Guide, 3.6.7』を参照してください。