Cisco Active Network Abstraction Network Service Activation 1.0 カスタマイズ ガイド
Cisco ANA Network Service Activation ウィザードのカスタマイズ
Cisco ANA Network Service Activation ウィザードのカスタマイズ
発行日;2012/02/07 | 英語版ドキュメント(2010/02/11 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

Cisco ANA Network Service Activation ウィザードのカスタマイズ

メタデータ ファイルの概要

Service.xml ファイル

ページ ファイル

アクティベーション ファイル

マクロ ファイル

Services.xml のアトリビュート

ページ メタデータ

ページの例

アクティベーション メタデータ

ウィザード ファイルのダウンロードおよびアップロード

ウィザード ファイルのカスタマイズの一般的なフロー

Cisco ANA Network Service Activation ウィザードのカスタマイズ

次のトピックでは、Cisco ANA NSA ウィザードのカスタマイズについて詳細に説明します。トピックは次のとおりです。

「メタデータ ファイルの概要」

「Services.xml のアトリビュート」

「ページ メタデータ」

「アクティベーション メタデータ」

「ウィザード ファイルのダウンロードおよびアップロード」

メタデータ ファイルの概要

サービス アクティベーション ウィザードは、次のメタデータ ファイルで構築されています。

Service.xml ファイル

ページ ファイル

アクティベーション ファイル

マクロ ファイル

Service.xml ファイル

Service.xml は、オペレータが Cisco ANA NetworkVision の [Activation] メニューから [Activations] 項目を選択したときに表示される [Activation] ウィンドウのサービス アクティベーション ツリー(図 2-1)を定義します。このファイルはツリーのシーケンスと表示名を定義します。また、オペレータがアクティベーション ツリーから項目を選択したときに起動される適切なページおよびアクティベーション ファイルに、ツリー項目をリンクさせます。


) 有効になる Service.xml ファイルは常に 1 つだけです。


図 2-1 [Activation] ウィンドウの [Service]

 

ページ ファイル

ページ ファイルは、Cisco ANA NetworkVision GUI でのアクティベーション ウィザードの名前、表示、および動作を定義します。図 2-2 に、E-Line ポイントツーポイント アクティベーション ウィザードの最初のパネルを示します。このパネル、および E-Line ポイントツーポイント ウィザード内のすべてのパネルは、ELINEPages.xml ファイルによって制御されます。

図 2-2 アクティベーション ウィザード ページの例

 

アクティベーション ファイル

アクティベーション ファイルは、ページ ファイルで定義されたアトリビュートをアクティベーション ワークフローの入力パラメータにマッピングします。定数または特殊変数を割り当てることもできます。

アクティベーション ファイルとページ ファイルはペアで機能します。 表 2-1 に、出荷時の Cisco ANA NSA パッケージで提供されるページ ファイルとアクティベーション ファイルのペアを示します。

 

表 2-1 ウィザード ページおよびアクティベーション ファイル

ウィザード
ページ ファイルとアクティベーション ファイル

[Create E-LAN VPLS Hub]

ELAN_HUBPages.xml

ELAN_HUBActivation.xml

[Create E-LAN VPLS Neighbor]

ELAN_VPLS_NeighborPages.xml

ELAN_VPLS_NeighborActivation.xml

[Create E-LAN H-VPLS Hub Neighbor]

ELAN_HVPLS_HUB_NBRPages.xml

ELAN_HVPLS__HUB_NBRActivation.xml

[Create E-LAN H-VPLS Spoke]

ELAN_HVPLS_SpokePages.xml

ELAN_HVPLS__SpokeActivation.xml

[Create E-Line Point-to-Point Service]

ELINEPages.xml

ELINEActivation.xml

[Create Multipoint EFP]

ELANEFPPages.xml

ELANEFPActivation.xml

[Create Access]

AccessPages.xml

AccessActivation.xml

[Create Layer 3 VPN Service]

L3VPNPages.xml

L3VPNActivation.xml

[Create TDM Pseudowire Service]

MToP_TDMActivation.xml

MToP_TDMPages.xml

[Create ATM Pseudowire Service]

Create_ATM_Pseudowire_Service_Activation.xml

Create_ATM_Pseudowire_Service_Pages.xml

[Create Clock Synchronization]

MToP_SynchronizationActivation.xml

MToP_SynchronizationPages.xml

[Create HSI Point to Multipoint]

HSIActivation.xml

HSIPages.xml

[Create Layer 2 ACL]

ACLPages.xml

ACLActivation.xml

[Create QoS Policy]

QosPages.xml

QosActivation.xml

[Add MAC Secure Addresses]

MacSecureAddressPages.xml

MacSecureAddressActivation.xml

マクロ ファイル

マクロ ファイルはマクロを実装し、ページ ファイルから呼び出されて特定のアクションを実行します。たとえば、デバイスまたはデバイス インターフェイスのリストを取得して、ウィザードのコンボ ボックスのアトリビュートに入力するなどのアクションです。1 つのマクロ ファイルは特定のクエリーを実装します。Cisco ANA NSA では、マクロのインデックス ファイル Macro.xml も提供しています。Macro.xml にはシステムで使用可能なマクロ ファイルのカタログが含まれています。 表 2-2 に、出荷時付属の Cisco ANA NSA マクロ ファイルを示します。

 

表 2-2 Cisco ANA NSA のマクロ

名前
ファイル
説明

Get All Devices Macro

GetDevices.xml

すべてのデバイスを取得して Device アトリビュートに入力します。

Get All 7600 Devices Macro

GetDevices7600.xml

すべての Cisco 7600 シリーズ ルータを取得して Device アトリビュートに入力します。

Get All 9000 Devices Macro

GetDevices9000.xml

すべての Cisco 9000 シリーズ ルータを取得して Device アトリビュートに入力します。

Get All 7600/9000 Devices Macro

GetDevices7600_9000.xml

すべての Cisco 7600 および 9000 シリーズ ルータを取得して Device アトリビュートに入力します。

Get All 3400/3750/4500 Devices Macro

GetDevices3400_3750_4500.xml

すべての Cisco 3400、Cisco 3750、および Cisco 4500 シリーズ スイッチを取得して Device アトリビュートに入力します。

Get All MToP Devices Macro

GetDevicesMToP.xml

すべての Cisco 2941 シリーズ スイッチおよび Cisco 7600 シリーズ ルータを取得して Device アトリビュートに入力します。

Get Devices by Map Macro

GetDevicesByMap.xml

オペレータが NetworkVision マップからデバイスを選択できるようにします。

Get All 7600 Devices by Map Macro

GetDevices7600ByMap.xml

オペレータが NetworkVision マップから選択した Cisco 7600 デバイスを Device アトリビュートに入力します。

Get All 9000 Devices by Map Macro

GetDevice9000ByMap.xml

オペレータが NetworkVision マップから選択した Cisco 9000 デバイスを Device アトリビュートに入力します。

Get All 7600/9000 Devices by Map Macro

GetDevices7600_9000ByMap.xml

オペレータが NetworkVision マップから選択した Cisco 7600 または Cisco 9000 デバイスを Device アトリビュートに入力します。

Get All 3400/3750/4500 Devices by Map Macro

GetDevices3400_3750_4500ByMap.xml

オペレータが NetworkVision マップから選択した Cisco 3400、Cisco 3750、または Cisco 4500 デバイスを Device アトリビュートに入力します。

Get All MToP Devices by Map Macro

GetDevicesMToPByMap.xml

Cisco ANA NetworkVision マップから MToP デバイスを Device アトリビュートに入力します。

Get All Interfaces of a Device Macro

GetInterfaces.xml

オペレータが Device アトリビュートで行った選択に基づいて Interfaces アトリビュートにデータを入力します。

Get All MToP Controller Interfaces of a Device Macro

GetControllerInterfacesMToP.xml

オペレータが Device アトリビュートで行った選択に基づいて MToP Controller Interfaces アトリビュートにデータを入力します。

Get All Virtual CEM Interfaces of a Device Macro

GetVirtualCEMInterfaces.xml

オペレータが Device アトリビュートで行った選択に基づいて CEM Virtual Interfaces アトリビュートにデータを入力します。

Get the device IP Address Macro

GetDeviceIp.xml

デバイスの IP アドレスを取得します。

Get Device Family Macro

GetDeviceFamily.xml

ユーザがデバイス名を入力したあとに、そのデバイス ファミリを取得します。このマクロは Cisco 7600 および Cisco 9000 シリーズ ルータに使用されます。

Get Device Family 3400/3750/4500 Macro

GetDeviceFamily3400_3750_4500.xml

ユーザがデバイス名を入力したあとに、そのデバイス ファミリを取得して Platform アトリビュートに入力します。このマクロは Cisco 3400、Cisco 3750、および Cisco 4500 シリーズ スイッチに使用されます。

Get ATM Interfaces

GetATMLogicalInterfaces.xml

すべての ATM インターフェイスを取得します。

Get ATM Regular Interfaces

GetATMRegularInterfaces.xml

すべての ATM 標準インターフェイスを取得します。

Services.xml のアトリビュート

Service.xml ファイルのメタデータは、[Activation] ウィンドウ(図 2-1)のアクティベーション ツリーのテキストと構成を定義します。また、オペレータがウィンドウを選択したときに呼び出されるページおよびアクティベーション ファイルも定義します。

Service.xml は IMetaDataList エントリで構成されます。各 IMetaDataList エントリには、Service.xml ファイルの 1 つの項目が記述されます。 表 2-3 に、IMetaDataList エントリに含まれるタグを示します。

 

表 2-3 Service.xml の IMetaDataList メタデータ

メタデータ
説明

<ID>

OID

IMObject_Array で固有にする必要のある自由形式のテキスト。この ID はサービス リスト エントリの固有識別情報です。

<Name>

String

[Activation] ウィンドウのサービス アクティベーション リストおよび [Service Activation List] ウィンドウに表示される表示名。

<ActivationId>

OID

アクティベーション ツリー項目の選択時に呼び出されるアクティベーション ファイル。 表 2-1 を参照してください。

<Type>

String

「/」で区切られた値のセット。区切られた値は、サービス リスト ページのフォルダ階層を作成するのに使用されます。

<Display>

Boolean

エントリが表示されるかどうかを決定します。推奨されないエントリであっても、展開済みのアクティベーションがその情報を引き続き使用している場合は、このオプションを使用してエントリを非表示にすることができます(展開済みアクティベーションを非アクティブにするために必要)。

<Order>

Integer

リスト内の情報の順序を決定します。

<Type> タグで指定されたフォルダは、関連付けられた最小の OrderValue の順序を採用します。

1 つのフォルダ内では、OrderValue の最小値から最大値の順にコンテンツが表示されます。

最小値の OrderValue は [Activation] ウィンドウのサービス リストの一番上に表示されます。

PagesId

OID

アクティベーション ツリー項目の選択時に呼び出されるページ ファイル。 表 2-1 を参照してください。

図 2-3 に、[Create E-LAN VPLS Hub] に対する Service.xml の IMetaDataList メタデータを示します。

図 2-3 Service.xml のメタデータ

 

 

1

<ID>

5

<Display>

2

<Name>

6

<Order>

3

<ActivationId>

7

<PagesId>

4

<Type>

 

 

ページ メタデータ

ページ ファイルは、Cisco ANA NetworkVision GUI での Cisco ANA NSA アクティベーション ウィザードの表示および動作を定義します。ページ ファイルをカスタマイズするには、必要なサービスのアトリビュート、メタデータの型(文字列、配列など)、およびアトリビュートの依存関係(アトリビュートが別のアトリビュートのエントリを必要とするかどうかなど)を明確に理解している必要があります。詳細については、次のトピックを参照してください。

「ページの例」には、[Create E-LAN VPLS Hub] ウィザードのページ ファイルが詳細に示されています。

「ページ XSD」には、Cisco ANA NSA のページ ファイルのメタデータ スキーマ(XSD)が示されています。

ページの例

次の例は、[Create E-LAN VPLS Hub] ウィザードの作成に使用されるページ メタデータを示します(図 2-4)。

図 2-4 [Activation] ウィンドウの [Create E-LAN VPLS Hub] エントリ

 

ウィザードは、リニアな一連のページと反復で構成されます。反復とは、0 個以上の同一情報セットの収集に使用されるページの集合です。ユーザが [Activation] ウィンドウで [Create E-LAN VPLS Hub] を選択すると、[Add Multiple E-LAN Hubs] ページが表示されます(図 2-20)。このページは「バスケット」で、複数のデータの反復を収集します。ウィザード ページの反復が完了すると、[Add Multiple E-LAN Hubs] リストにエントリが表示されます。

図 2-5 E-LAN VPLS Hub のウィザード収集ページ

 

E-LAN VPLS Hub ウィザードは、2 つのウィザード ページから成る 1 つの反復で構成されます。図 2-6 に、最初のページを示します。

図 2-6 E-LAN VPLS Hub の最初のウィザード ページ

 

図 2-7 に、2 番目のページを示します。

図 2-7 E-LAN VPLS Hub の 2 番目のウィザード ページ

 

図 2-8 は、ELAN_HUBPages.xml の上位レベルの表示です。次のアトリビュートが含まれます。

<IMetaDataPages>:ページ メタデータの最も外側のタグです。

<Pages>:各ウィザード ページの定義が含まれます。

<IterationData>:ウィザード フローでの反復の定義が含まれます。

<GroupData>:アトリビュートまたは列挙型グループの定義が含まれます。アトリビュート グループは、他のアトリビュートの値に基づいて条件付きでイネーブルになるアトリビュートのセットです。列挙型グループは、他のアトリビュートの値に基づいて条件付きで表示されるコンボ ボックス(ドロップダウン メニュー)の値です。

図 2-8 ELAN_HUBPages.xml の上位レベルの表示

 

 

1

<IMetaDataPages>

3

<IterationData>

2

<Pages>

4

<GroupData>

図 2-9 は、図 2-8 のカテゴリを第 1 レベルまで展開した表示です。

<Pages>:2 つの定義ページがウィザードに含まれていることを示します。

<IterationData>:1 つの反復がウィザードに含まれていることを示します。

<GroupData>:13 のアトリビュートまたは列挙型グループがウィザードに含まれていることを示します。

図 2-9 ELAN_HUBPages.xml の展開表示

 

 

1

<Pages>

3

<GroupData>

2

<IterationData>

 

 

図 2-10 に、ページの番号付け、順序、および表示名を示します。

<ID>:ページ ID を定義します。この例の最初の定義ページは、タグの値から Page1 であることがわかります。2 番目のページは Page2 です。

<StepDisplayName>:ウィザード ページに表示されるラベルを指定します。この例では Add Multiple E-LAN Hubs です。ここでは Page1 と Page2 に同じ表示名が使用されていますが、異なる表示名を使用することもできます。

<Order>:ページの順序を指定します。小さい数字のページが最初に表示されます。

<Attributes>:ページのアトリビュートが含まれています。

図 2-10 ELAN_HUBPages.xml のページ番号、表示名、および順序

 

 

1

<ID> 最初のページの ID(Page1)

5

<Attributes> Page2 のアトリビュート(折りたたまれた状態)

2

<Attributes>Page1 のアトリビュート(折りたたまれた状態)

6

<Order> Page2 の順序(2)

3

<Order> Page1 の順序(1)

7

<StepDisplayName> Page1 と Page2 の表示名(Add Multiple E-LAN Hubs)

4

<ID> 2 番目のページの ID(Page2)

 

 

図 2-11 は、Page1 の <Attributes> を第 1 レベルまで展開した表示です。Page1 は、図 2-6 に示す E-LAN Hub ウィザード ページの定義で、23 のアトリビュートがあります。

図 2-11 ELAN_HUBPages.xml Page1 のアトリビュート

 

 

1

<ID> 最初のウィザード ページの ID(Page1)

2

<Attributes> 第 1 レベルまで展開した Page1 のアトリビュート

図 2-12 に、Page1 の最初のアトリビュートの定義を示します。

<ID>:最初のアトリビュートのウィザード モデル ID を指定します。ここでは、ID は「Device」です。

<AttributeDisplayName>:ウィザードの GUI 内に表示されるラベルを示します。この例では、表示名は「Device:」です。

<Type>:アトリビュートの型を示します。オプションは「String」、「Integer」、「combo」です。「combo」型はドロップダウン メニューです。

<Type> が combo の場合、<SelectionType> は、コンボ ボックスの値が静的に定義されるか(値は Static)、マクロを使用して Cisco ANA モデルに動的にクエリーが実行されるか(値は Dynamic)を示します。

アトリビュートが動的なコンボ ボックスの場合は、<ComboValueMacro> タグを使用して、値のクエリーに使用されるマクロを指定します。この例では、GetDevices7600_9000ByMap です。

マクロが使用される場合、<ComboValueParameters> でマクロに渡す引数を指定します。この例では、暗黙のアトリビュート $MAP$ がマクロに渡される唯一の引数です。アクティベーション ファイルは、ワークフローの入力パラメータに定数または特殊変数を割り当てる場合に使用できます。$MAP$ は、NetworkVision で現在開かれているマップの名前です。これはマクロに渡す引数としてページ メタデータで最初に使用されます。$COUNT$ は、使用可能なもう 1 つの引数で、反復のエントリ数を定義します。通常はアクティベーション メタデータでこの値をワークフロー アトリビュートに割り当てる場合に使用されます。

<SelectionType> が「Static」に設定されている場合は、追加のタグ <StaticComboValues> を使用して値を指定します。

<IMOType>:使用されている場合、オブジェクトを選択してアトリビュート値に入力するために Cisco ANA NetworkVision のトポロジまたは IMO テーブルが使用できることを示します。指定したクラスと一致する Cisco ANA NetworkVision オブジェクトだけが、オブジェクトのコンテキスト メニュー項目 [Activation] -> [Add To Activation] を使用して選択できます(図 2-12 を参照)。

選択されたオブジェクトの型が一致しない場合、そのメニュー項目はディセーブルになります。

<IMOPropertyName> は、適切な IMO オブジェクトが選択されたときに使用するプロパティの名前を指定します。この例では、IManagedElement IMO オブジェクトの DeviceName プロパティが使用されます。

図 2-12 [Add To Activation] メニュー

 

<Required>:アトリビュートが値をとる必要があるかどうか、つまり、アトリビュートは必須でオペレータが値を入力する必要があるかどうかを示します。

<Order>:ページにおけるこのアトリビュートの順序を示します。小さい値のアトリビュートが最初に表示されます。

図 2-13 ELAN_HUBPages.xml Page1 の最初のアトリビュート

 

 

1

<ID>

6

<Order>

2

<Required>

7

<ComboValueParameters>

3

<AttributeDisplayName>

8

<StringValue>

4

<ComboValueMacro>

9

<IMOPropertyNames>

5

<Type>

 

 

図 2-14 に、RewritePopAction アトリビュートを示します。これは静的コンボ型です。

<StaticComboValues>:静的コンボの値を指定します。この例では、オプション「none」、「1」、および「2」がコンボ ボックスに表示されます。

<DefaultValue>:デフォルト値を指定します。この値は、「none」などの固定値か、この例で使用されているアトリビュート参照のいずれかにすることができます。この例で使用されている参照は、自身への参照です。この場合、ページは反復の一部であり、ページ全体で後続の反復のデフォルトとなる初期値にデータを入力するのに <DefaultValue> が使用されます。

<DefaultDisabledValue>:アトリビュートのグループ化機能を無効にし、ディセーブルになっているアトリビュートに代替値を指定する場合に使用できます。アトリビュートのグループ化を使用して、アトリビュートをディセーブルにすることができます。このような場合、ディセーブルにされたアトリビュートは通常、空の("")値をとります。この動作を無効にして代替値を指定するために、<DefaultDisabledValue> を使用することができます。この例では、アトリビュートがディセーブルにされると、アトリビュートには値「none」が入ります。

図 2-14 ELAN_HUBPages.xml の RewritePopAction アトリビュート

 

 

1

<DefaultDisabledValue>

3

<StaticComboValues>

2

<DefaultValue>

 

 

図 2-15 に、<IterationData> グループを示します。この例では、「loop1」という 1 つの反復が定義されており、この反復に Page1 と Page2 が含まれています。含まれるページのセットは連続している必要があります。

図 2-15 ELAN_HUBPages.xml の IterationData

 

図 2-16 に、グループ化の例を示します。7600Group は、Cisco 7600 のアトリビュートを含むグループです。<DependentSelectionAttribute> で指定されたアトリビュートが <DependentSelectionValue> で指定された値(または値のいずれか)に設定されると、<AttributeNames> に指定されたアトリビュートと <ComboAttributeProperties> に指定された列挙値がイネーブルになります(別のグループがそれをディセーブルにした場合を除く)。

<DependentSectionValue> には、「|」で区切られた値のセットが含まれる場合があります。この例では、値に「7600|7500|7000」を設定して、複数のプラットフォーム タイプに対応した値をイネーブルにすることができます。$Page1.Platform$ が「7600」の場合、「$Page1.VlanId$」アトリビュートはイネーブルになり、コンボ アトリビュートの $Page1.RewriteTranslationAction$ には値「none」 と 「1-to-1」 が含まれます。

図 2-16 ELAN_HUBPages.xml の 7600Group

 

 

1

<ID>

4

<AttributeNames>

2

<DependentSelectionValue>

5

<ComboAttributeProperties>

3

<DependentSelectionAttribute>

 

 

アクティベーション メタデータ

アクティベーション ファイルは、ウィザード ページ ファイルで定義されたアトリビュートをアクティベーション ワークフローの入力パラメータにマッピングします。アクティベーション ファイルは大きく 2 つのブロックに分かれています。

Steps:ウィザード アトリビュートをワークフロー アトリビュートにマッピングします。

RepeatSteps:ページ メタデータ内の反復に対応するステップを識別します。このブロックに含まれるステップのメンバーであるウィザード アトリビュートは、複数の値をとる可能性があります。このブロックによって、アクティベーション機能は、ワークフローに渡される複数のアトリビュート値をまとめ、区切る方法を認識します。

次に、L3VPNActivation.xml の例を示します。L3VPN ウィザードは 2 つの反復として構成されています。これらの反復はそれぞれ 2 つのページから成ります。

図 2-17 に、L3VPNActivation.xml ファイルの上位レベルの構造を示します。

<ID> は、アクティベーションの名前です。

<WorkflowTemplateName> は、ウィザードの最後に起動される、関連付けられたワークフローを識別します。

<ActivationName> は、ワークフローの起動時にウィザードに表示されるラベルです。

L3VPNActivation.xml には 2 つの <IMetaDataStep> ステップと 2 つの <IMetaDataIteration> 繰り返しステップが含まれています。<ID> は、最初のステップである Configure L3VPN Sites を識別します。Configure L3VPN Sites ステップには、ワークフロー パラメータにマッピングする 22 のウィザード アトリビュートが含まれています。これらは <IMetaDataAttribute> ブロックで定義されます。

図 2-17 L3VPNActivation.xml の上位レベルの表示

 

 

1

<ID>

4

IMetaDataStep <ID>

2

<WorkflowTemplateName>

5

<IMetaDataAttributes>

3

<IMetaDataStep>

 

 

図 2-18 に、2 つのマッピング ブロックが展開された L3VPNActivation.xml ファイルを示します。

NSA_L3VPN.template のワークフロー パラメータ「deviceName_list」は、ウィザード アトリビュート Pages.Page1.Device から取得されます。

NSA_L3VPN.template のワークフロー パラメータ「interfaceName_list」は、ウィザード アトリビュート Pages.Page2.InterfaceName から取得されます。

各ステップに 1 つのページからのアトリビュートを含める必要はありません。ウィザードがリニアなページ フローだけで構成されている場合は、すべてのアトリビュートを 1 つのステップ内で定義することができます。ステップは、ウィザードの反復の一部を構成するアトリビュートをグループ化するのに必要です。

図 2-18 L3VPNActivation.xml ファイルの展開されたマッピング ブロック

 

 

1

MetaDataAttribute(deviceName_List)

3

MetaDataAttribute(interfaceName_List)

2

ウィザード アトリビュート(Pages.Page1.Device)

4

ウィザード アトリビュート(Pages.Page2.Device)

図 2-19 は、L3VPNActivation.xml の最初のステップを展開した表示です。

<ID>:ステップの名前を識別します。この例では、「repeat1」です。

<Required> :ステップが必須であることを示します。

<IterationNames>:RepeatStep として処理されるステップのセットです。この例では、Configure L3VPN Sites ステップを複数回処理できます。これにより、アクティベーション機能に対して、可能性のある複数の値を「|」で区切って Configure L3VPN Sites ステップからアトリビュートに割り当てるように指示します。例として、「deviceName_list」には値「device1|device2|device3」が割り当てられる可能性があります。ワークフローでは、パラメータをトークン化してそれぞれの値を取り出すことができます。

ウィザードの反復は 0 回以上データを入力することができるので、反復内のウィザード アトリビュートにデータがまったく入力されない可能性があります。アクティベーション機能がこれらのアトリビュートのパラメータをワークフローに渡すかどうかを制御することも可能です。<Required> を「false」に設定することで、アクティベーション機能に対して、ウィザード内でデータが入力されていないパラメータの値は渡さないように指示することができます。この機能を動作させるためには、ワークフローでこれらのパラメータにデフォルト値を与える必要があります。

図 2-19 L3VPNActivation.xml ファイルの展開されたステップ

 

 

1

<ID>

3

<IterationNames>

2

<Required>

 

 

ウィザード ファイルのダウンロードおよびアップロード

Cisco ANA NSA ウィザードのメタデータ ファイルをカスタマイズするには、Service Modification Utility(SMU)を使用してローカル ドライブにファイルをダウンロードする必要があります。メタデータ ファイルのカスタマイズが完了したら、SMU を使用してファイルをゲートウェイにアップロードします。

SMU を表示するには、[Activation] メニューから [Service Modification Utility] を選択します。[Service Metadata Modification Utility] ウィンドウ(図 2-20)が表示されます。

図 2-20 [Service Metadata Modification Utility] ウィンドウ

 

SMU ウィンドウでは、ウィザードは [Shipped] と [Custom] の 2 つのグループに分かれています。これらはサーバ上のメタデータ ディレクトリに対応しています(図 2-21)。この 2 つのグループにより、出荷時付属のメタデータ ファイル(Cisco ANA NSA パッケージで提供されるファイル)とカスタマイズ済みのファイルを分離することができます。カスタマイズ済みのメタデータ ファイルは to_backup ディレクトリに保存されるので、バックアップで保護されます。カスタマイズ済みの Cisco ANA NSA ファイルのバックアップについては、「カスタマイズされたファイルのバックアップおよび復元」を参照してください。


) SMU はセマンティック チェックとシンタックス チェックを実行するので、メタデータ ファイルをサーバにダウンロードおよびアップロードする際には必ず SMU を使用してください。


図 2-21 Service メタデータ ディレクトリ

 

オペレータが [Activation] ウィンドウを起動すると、Cisco ANA NSA は to_backup/MetadataDirectory/Custom ディレクトリでメタデータ ファイルを検索します。 ファイルが見つかった場合は、出荷時ディレクトリにあるファイルではなく、それらのファイルが使用されます。[Activation] ウィンドウでは、出荷時付属のメタデータ ファイルとカスタム メタデータ ファイル両方の組み合わせが採用されます。出荷時ディレクトリとカスタム ディレクトリに同じ名前のアクティベーション ファイルがある場合、Cisco ANA NSA ではカスタム ディレクトリのファイルが使用されます。

カスタマイズを開始する前は、サーバ上のカスタム ディレクトリが空の場合でも、SMU ウィンドウには出荷時ディレクトリと SMU カスタム ディレクトリに同じ名前が表示されます。これは [Activation] ウィンドウで、カスタマイズ済みファイルではなく、出荷時付属のファイルが使用されることを示します。カスタマイズ済みファイルに異なる名前を付けた場合は(推奨される方法です)、SMU ウィンドウに表示されるファイル名から、どのファイルが [Activation] ウィンドウで実際に使用されているかがわかります。

ウィザード ファイルのカスタマイズの一般的なフロー

次の手順は、Cisco ANA NSA ウィザードのメタデータをカスタマイズするための一般的なフローを示します。実際に実行する手順は、カスタマイズの種類やカスタマイズ対象のファイルによって異なります。


ステップ 1 メタデータ ファイルをダウンロードします。

a. Cisco ANA NetworkVision で、[Activation] > [Service Modification Utility] をクリックします。

b. [Service Metadata Modification Utility] ウィンドウ(図 2-20)で、カスタマイズするウィザードに移動します。

今回初めてカスタマイズを行う場合は、[Shipped] ディレクトリからメタデータ ファイルを選択します。

c. [Download] をクリックし、ローカル ディレクトリを選択します。

ウィザード ページ ファイル、アクティベーション ファイル、および Service.xml ファイルが選択したディレクトリにダウンロードされます。

ステップ 2 XML エディタまたはテキスト エディタを使用して(「Cisco ANA NSA カスタマイズ ツール」を参照)、メタデータ ファイルを変更します。

ステップ 3 カスタマイズ済みのメタデータ ファイルを新しい名前で保存します。


) ウィザード ページまたはアクティベーション ファイルを変更する場合は、変更した名前を付けることをお勧めします。ページまたはアクティベーション ファイルの名前を変更する場合は、カスタマイズ済みのページおよびアクティベーション ファイルを指すように Service.xml ファイルを変更する必要があります。これを行わないと、Services.xml は出荷時付属のファイルを指します。変更が表示だけの小さい変更の場合は、同じファイル名を使用することができます。古いウィザードを保持する必要がある場合は、ページおよびアクティベーション メタデータに新しい ID を作成し、関連付けられたファイル名を変更して、新しいエントリを Service.xml に追加する必要があります。


ステップ 4 Service.xml ファイルを開きます。

ステップ 5 変更したウィザードに対応する Activation ファイル セクションで、新しいページおよびアクティベーション ファイルの名前と ID を入力します。

ステップ 6 Service.xml ファイルを保存します。


) Service.xml ファイルの名前は変更できません。カスタマイズ済みのページおよびアクティベーション ファイルをアップロードする際には、カスタマイズ済みのページおよびアクティベーション ファイルを指す Service.xml をアップロードする必要があります。Service.xml ファイルが Custom ディレクトリにある場合は、Shipped ディレクトリのファイルではなく、その Custom ディレクトリのファイルが使用されます。


ステップ 7 Cisco ANA NetworkVision を再起動し、カスタマイズ済みのメタデータ ファイルをテストします。