Cisco Prime Assurance Manager 1.1 ユーザ ガイド
一貫したアプリケーション エクスペリエンスの保証
一貫したアプリケーション エクスペリエンスの保証
発行日;2012/08/02 | 英語版ドキュメント(2012/02/11 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

一貫したアプリケーション エクスペリエンスの保証

最適化の対象の特定

パフォーマンス ベースラインの確認

最適化 ROI の検証

最適化フローのモニタリング

一貫したアプリケーション エクスペリエンスの保証

Cisco Wide Area Application Services(WAAS)デバイスおよびソフトウェアは、複数サイトでアプリケーション全般にわたって高品質の WAN エンドユーザ エクスペリエンスを保証します。WAAS の導入が完了しても、ネットワーク運用スタッフは共通のデータ リソースを共有し、次のような最適化サイクルの各段階を通じてネットワークのパフォーマンス データをすべて把握する必要があります。

最適化の対象となるサイトとアプリケーションの特定。その結果、ネットワーク設計者は WAAS 最適化がいずれの場所で必要になるかを計画できます。

サイトおよびアプリケーションのパフォーマンス ベースラインの確認。

WAN のパフォーマンスとアプリケーションの安定性が実際に向上したことを確認する導入後検証

最適化フローの継続的なモニタリングとトラブルシューティング。

Cisco Prime Assurance は、これらのパフォーマンス最適化の各段階で一貫したデータ リソースを提供します。

最適化の対象の特定

次の手順に従い、ネットワークでパフォーマンスが最も低いアプリケーション、クライアント、サーバ、ネットワーク リンクを特定します。


ステップ 1 [Operate] > [WAN Optimization] を選択します。

ステップ 2 [Traffic Analysis] タブをクリックします。このページのダッシュレットを使用して、最適化の対象を特定します。

いずれのダッシュレットにも、それぞれのアプリケーション、クライアント、サーバ、またはネットワーク リンクの現在のトラフィック レート(バイト/秒)、平均同時接続数、および平均トランザクション時間(ミリ秒)が表示されます。

ネットワーク リンク には、各リンクのクライアントおよびサーバ エンドポイントのサイトと、平均リンク存続時間も表示されます。

サーバ トラフィック には、サーバ IP アドレスとそこで提供されるアプリケーションが表示されます。

ステップ 3 必要に応じて、パフォーマンス データのソートとフィルタを実行します。

ダッシュレットのカラムのソートでは、カラム見出しをクリックします。

すべてのダッシュレットに表示されるデータを、 タイム フレーム サイト 、または アプリケーション でフィルタリングするには、[Filters] 行で必要なフィルタ基準を入力するか選択し、[Go] をクリックします。

1 つのダッシュレット内でフィルタリングするには、そのフィルタ アイコンをクリックし、[Quick Filter] または [Advanced Filter] を指定するか、プリセット フィルタを使用します。

ステップ 4 同じデータでクイック レポートを作成する場合、[Tools] > [Reports] > [Report Launch Pad] を選択します。次に、[Performance] > [WAN Traffic Analysis Summary] を選択します。フィルタなどのレポートの基準を指定し、[Run] をクリックします。


 

パフォーマンス ベースラインの確認

WAN 最適化を実行する前に、次の手順に沿って、対象となるアプリケーションやサイトの標準的なパフォーマンス特性を確認します。


ステップ 1 [Operate] > [Detail Dashboards] を選択します。

ステップ 2 [Application] タブをクリックします。このページのダッシュレットを使用して、現在設定されている最適化の対象のパフォーマンス特性を確認します。

[Worst N Clients by Transaction Time] :パフォーマンスが最も低いクライアントとアプリケーション:最大および平均トランザクション時間、24 時間パフォーマンス トレンド。

[Worst N Sites by Transaction Time] :パフォーマンスが最も低いサイトとアプリケーション:上記と同じ内容。

[App Server Performance] :すべてのアプリケーション サーバ:最大および平均サーバ応答時間、24 時間パフォーマンス トレンド。

[Application Traffic Analysis] :24 時間のアプリケーションのトラフィック メトリック(バイト/秒およびパケット/秒)を表示し、その期間の統計的平均値、最小値、最大値、中央値、1 標準偏差、2 標準偏差を計算します、

ダッシュレットでカラム見出しをクリックして、カラム単位でソートできます。

ステップ 3 ダッシュレットのデータは、 タイム フレーム サイト アプリケーション でフィルタリングできます。

ステップ 4 [Site] タブをクリックし、ステップ 2 と同様に、[Top N Applications by Volume]、[Top N Devices with Most Alarms]、[Top N Clients (In and Out)] および [Worst N Clients by Transaction Time] を使用します。


 

最適化 ROI の検証

対象のサイトで WAAS の変更を配置したら、次の手順に従い、最適化投資に対する収益を検証します。


ステップ 1 [Operate] > [WAN Optimization] を選択します。

ステップ 2 [Application Performance Analysis] タブをクリックします。このページのダッシュレットに次の内容が表示されます。

[Transaction Time (Client Experience)] :過去 24 時間の平均クライアント トランザクション時間(ミリ秒)のグラフ。最適化されたトラフィックとパススルー トラフィック(最適化オフ)のグラフが個別に表示されます。最適化をイネーブルにすると、パススルー時間と比較して、最適化されたトラフィック時間の短縮を確認できます。

[Average Concurrent Connections (Optimized vs Passthru)] :指定された期間におけるクライアントとパススルーの平均同時接続数のグラフ。

[Traffic Volume and Compression Ratio] :圧縮前と圧縮後のバイト数による帯域幅減少率のグラフ。

[Multi-Segment Network Time (Client LAN-WAN - Server LAN)] :複数のセグメント間のネットワーク時間のグラフ。

ステップ 3 ダッシュレットのデータは、 タイム フレーム クライアント サイト サーバ サイト アプリケーション でフィルタリングできます。

ステップ 4 レポートを作成する場合、[Tools] > [Reports] > [Report Launch Pad] を選択します。次に、[Performance] > [WAN Application Performance Analysis Summary] を選択します。フィルタなどのレポートの設定を指定し、[Run] をクリックします。


 

最適化フローのモニタリング

次の手順に従い、WAAS 最適化 WAN トラフィックをモニタします。


ステップ 1 [Operate] > [WAN Optimization] > [Multi-Segment Analysis] を選択します。

ステップ 2 個々のクライアント/サーバ セッションを表示するには [Conversations] タブを、累計サイト トラフィックを表示するには [Site to Site] タブをクリックします。各クライアント(またはクライアント サイト)/サーバ(サーバ サイト)ペアと使用中のアプリケーションについては、これらのページに次の項目が表示されます。

平均および最大トランザクション時間:クライアントの要求からサーバの最終応答パケットまでの時間。トランザクション時間はクライアントの使用法やアプリケーション タイプ、さらにはネットワークの遅延に伴って変化します。トランザクション時間は、クライアント エクスペリエンスをモニタする場合、およびアプリケーション パフォーマンスの問題を検出する場合の主要なインジケータです。

平均クライアント ネットワーク時間:クライアントとローカル スイッチやローカル ルータとの間のネットワーク時間。WAAS モニタリングでは、WAE クライアント データ ソースからのクライアント ネットワーク時間は、クライアントとそのエッジ WAE との間のネットワーク RTT を表し、WAE サーバ データ ソースからのクライアント ネットワーク時間は、(エッジ WAE とコア WAE との間の)WAN RTT を表します。

平均 WAN ネットワーク時間:WAN セグメント通過時間(クライアントのエッジ ルータからサーバのエッジ ルータまで)。

平均サーバ ネットワーク時間:サーバと NAM プローブ ポイントとの間のネットワーク時間。WAAS モニタリングでは、サーバ データ ソースからのサーバ ネットワーク時間は、サーバとそのコア WAE との間のネットワーク時間を表します。

平均サーバ応答時間:アプリケーション サーバが要求の応答に要する平均時間。サーバに到達したクライアント要求と、サーバによって返された最初の応答パケットとの間の時間です。通常、サーバ応答時間の増加は、CPU、メモリ、ディスク、または I/O などのアプリケーション サーバ リソースに問題があることを示します。

トラフィック量:クライアント、WAN、サーバの各セグメントにおける毎秒のバイト量。

ステップ 3 必要に応じて、パフォーマンス データのソートとフィルタを実行します。

カラムのソートでは、カラム見出しをクリックします。

表示するデータは、 タイム フレーム でフィルタリングできます。または、フィルタ アイコンをクリックし、[Quick Filter] または [Advanced Filter] を指定するか、プリセット フィルタを使用します。