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イーサネット オーバーヘッド アカウンティング

イーサネット オーバーヘッド アカウンティング
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2011/05/07 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

イーサネット オーバーヘッド アカウンティング

機能情報の検索

内容

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの制約事項

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングに関する情報

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの利点

加入者線カプセル化タイプ

ルータ上のオーバーヘッド計算

オーバーヘッド アカウンティングと階層型ポリシー

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの設定方法

階層型ポリシーでのイーサネット オーバーヘッド アカウンティングの設定

オーバーヘッド アカウンティングの検証

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの設定例

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングのイネーブル化:例

show running-config を使用したイーサネット オーバーヘッド アカウンティングの検証:例

ユーザ定義オプションを使用したイーサネット オーバーヘッド アカウンティングの検証:例

その他の参考資料

関連マニュアル

規格

管理情報ベース(MIB)

RFC

シスコのテクニカル サポート

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの機能情報

イーサネット オーバーヘッド アカウンティング

 

 

 

イーサネット オーバーヘッド アカウンティング機能は、パケットにシェーピングを適用するとき、ルータがダウンストリーム イーサネット フレーム ヘッダーを考慮に入れるようにします。

機能情報の検索

最新の機能情報および警告については、使用しているプラットフォームおよびソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。このモジュールで説明されている機能に関する情報を検索するには、また各機能がサポートされているリリースの一覧を参照するには、「イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの機能情報」を参照してください。

プラットフォームのサポートおよび Cisco IOS XE ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用するには、 http://tools.cisco.com/ITDIT/CFN/jsp/index.jsp にアクセスしてください。アクセスには Cisco.com のアカウントは不要です。

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの制約事項

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングでは、ダウンストリーム イーサネット フレーム ヘッダーをシェーピングされたレートに自動的に含めることができます。ただし、イーサネット オーバーヘッド アカウンティングではポリシングはサポートされません。

ルータは、shape および bandwidth コマンドに限りオーバーヘッド アカウンティングをサポートします。

子ポリシーでオーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにする場合は、親ポリシーでオーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにする必要があります。

ポリシー マップで、ポリシーのすべてのクラスに対してオーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにするか、またはディセーブルにする必要があります。一部のクラスに対してオーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにし、同じポリシーの他のクラスに対してオーバーヘッド アカウンティングをディセーブルにすることはできません。

show policy-map interface コマンドを入力すると、その結果の分類バイトのカウントとキューイング機能バイトのカウントは一致しません。これは、分類バイト カウントはオーバーヘッドを考慮しないのに対して、キューイング機能はオーバーヘッドを考慮するためです。

最上位親ポリシー、中位子ポリシー、最下位子ポリシーで、シェーピングおよび帯域幅のオーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにできます。

親ポリシーでオーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにする場合、shape または bandwidth コマンドで設定された子ポリシーでアカウンティングをイネーブルにする必要があります。shape または bandwidth コマンドが設定されていない子ポリシーでアカウンティングをイネーブルにする必要はありません。

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングに関する情報

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングのトラフィック シェーピングを設定するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの利点」

「加入者線カプセル化タイプ」

「ルータ上のオーバーヘッド計算」

「オーバーヘッド アカウンティングと階層型ポリシー」

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの利点

イーサネット オーバーヘッド アカウンティング機能は、パケットにシェーピングを適用するとき、ルータがダウンストリーム イーサネット フレーム ヘッダーを考慮に入れるようにします。ユーザ定義のオフセットにより、パケット単位オーバーヘッドを計算するときに、ルータが使用するオーバーヘッド バイト数が指定されます。有効なオフセット値は、オーバーヘッドの +63 ~ -63 バイトです。シェーピングを適用する前に、ルータはオーバーヘッドを計算します。

イーサネット インターフェイスおよびサブインターフェイスは、オーバーヘッド アカウンティングをサポートします。shape または bandwidth コマンドを使用して、Virtual Local Area Network(VLAN; バーチャル LAN)単位およびポート単位でアカウンティングを設定できます。

加入者線カプセル化タイプ

shape および bandwidth コマンドの subscriber-encap オプションは、加入者線でのカプセル化タイプを指定します。ルータは、次の加入者線カプセル化タイプをサポートします。

snap-1483routed

mux-1483routed

snap-dot1q-rbe

mux-dot1q-rbe

snap-pppoa

mux-pppoa

snap-rbe

mux-rbe

ルータ上のオーバーヘッド計算

トラフィック シェーピングのオーバーヘッドを計算するとき、ルータは Broadband Remote Access Server(BRAS; ブロードバンド リモート アクセス サーバ)と Digital Subscriber Line Access Multiplexer(DSLAM; デジタル加入者線アクセス マルチプレクサ)間、および DSLAM と Customer Premise Equipment(CPE; 顧客宅内機器)間で使用されるカプセル化タイプを考慮します。

表 1 に、ルータが Asynchronous Transfer Mode(ATM; 非同期転送モード)オーバーヘッドを計算するときにさまざまなカプセル化タイプに対して使用するフィールドを説明します。

 

表 1 オーバーヘッド計算

カプセル化タイプ
バイト数
説明

802.1Q

18

6 バイト宛先 MAC アドレス + 6 バイト発信元 MAC アドレス + 2 バイト プロトコル ID(0x8100) + 2 バイト VLAN ID(VID)/Canonical Format Indicator(CFI)/PRIORITY + 2 バイト長/タイプ

802.3

14

6 バイト宛先 MAC アドレス + 6 バイト発信元 MAC アドレス + 2 バイト プロトコル ID(0x8000)

ATM Adaptation Layer 5(AAL5; ATM アダプテーション レイヤ 5)Multiplexer(MUX; マルチプレクサ)プラス 1483

8

8 バイト AAL5 トレーラ

AAL5 MUX プラス PPP over ATM(PPPoA)

10

8 バイト AAL5 トレーラ + 2 バイト プロトコル ID(0x0021)

AAL5 SubNetwork Access Protocol(SNAP; サブネットワーク アクセス プロトコル)プラス 1483

18

8 バイト AAL5 トレーラ + 3 バイト Logical Link Control(LLC; 論理リンク制御)ヘッダー(0xAAAA03) + 3 バイト Organizational Unique Identifier(OUI; 組織固有識別子)(0x0080c2) + 2 バイト プロトコル ID(0x0007) + 2 バイト Provider Administrative Domain(PAD; プロバイダー管理ドメイン)(0x0000)

AAL5 SNAP プラス PPPoA

12

8 バイト AAL5 トレーラ + 3 バイト LLC ヘッダー(0xFEFE03) + 1 バイト プロトコル ID(0xCF)

PPP over Ethernet(PPPoE)

6

1 バイト バージョン/タイプ(0x11) + 1 バイト コード(0x00) + 2 バイト セッション ID + 2 バイト長

qinq

22

6 バイト宛先 MAC アドレス + 6 バイト発信元 MAC アドレス + 2 バイト プロトコル ID(0x8100) + 2 バイト VID/CFI/PRIORITY + 2 バイト プロトコル ID + 2 バイト内側タグ + 2 バイト長またはタイプ

オーバーヘッド アカウンティングと階層型ポリシー

階層型ポリシーでは、最上位親ポリシー、中位子ポリシー、最下位子ポリシーで、シェーピングおよび帯域幅のオーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにできます。オーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにする場合、

親の class-default クラスでイネーブルにする場合は、bandwidth または shape コマンドを含まない子トラフィック クラスでアカウンティングをイネーブルにする必要はありません。

子ポリシーでイネーブルにする場合は、親ポリシーでオーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにする必要があります。

親クラスおよび子クラスは、user-defined offset [atm] コマンド オプションを使用してオーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにしてオフセットを設定するときに、同じカプセル化タイプを指定する必要があります。

表 2 に、オーバーヘッド アカウンティングの設定要件の概要を示します。たとえば、オーバーヘッド アカウンティングが現在親ポリシーに対してイネーブルになっている場合、子ポリシーではアカウンティングをディセーブルまたはイネーブルにできます。

 

表 2 オーバーヘッド アカウンティングの設定要件

ポリシー マップまたはクラス
現在の設定
設定要件

イネーブル

子ポリシーでイネーブル

イネーブル

親ポリシーでイネーブル

子クラス

イネーブル

ポリシング付きのプライオリティ クラスを除く、子ポリシー マップのすべてのクラスでイネーブル

子クラス(ポリシングなしの非プライオリティ)

ディセーブル

子ポリシー マップのすべてのクラスでディセーブル

子クラス(ポリシング付きのプライオリティ)

ディセーブル

子ポリシー マップのすべての非プライオリティ クラスでディセーブルまたはイネーブル

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの設定方法

ここでは、次の作業について説明します。

「階層型ポリシーでのイーサネット オーバーヘッド アカウンティングの設定」

「オーバーヘッド アカウンティングの検証」

階層型ポリシーでのイーサネット オーバーヘッド アカウンティングの設定

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにするには、shape および bandwidth コマンドを使用します。これらのコマンドで、ルータがオーバーヘッドの計算に使用するカプセル化タイプおよびユーザ定義オフセットを指定できます。

階層型ポリシーでオーバーヘッド アカウンティングを設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. policy-map policy-map-name

4. class class-map-name

5. bandwidth { bandwidth-kbps | percent percentage | remaining percent percentage } [ account {{ qinq | dot1q } { aal5 } { subscriber-encapsulation }} | { user-defined offset [ atm ]}]

6. exit

7. policy-map policy-map-name

8. class class-default

9. shape [ average ] rate [account {{qinq | dot1q} [aal5] {subscriber-encap}} | {user-defined offset [atm]}]

10. service-policy policy-map-name

11. end

詳細手順

コマンド
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを開始します。

パスワードを要求されたら入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

policy-map policy-map-name

 

Router(config)# policy-map Business

子ポリシーを作成または変更します。ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

policy-map-name 引数は子ポリシー マップの名前です。この名前には、最大 40 文字の英数字を使用できます。

ステップ 4

class class-map-name

 

Router(config-pmap)# class video

指定するトラフィック クラスをポリシー マップに割り当てます。ポリシー マップ クラス コンフィギュレーションモードを開始します。

class-map-name 引数は設定済みのクラス マップの名前です。

ステップ 5

bandwidth {bandwidth-kbps | percent percentage | remaining percent percentage} [account {{qinq | dot1q} {aal5} {subscriber-encapsulation}} | {user-defined offset [atm]}]

 

Router(config-pmap-c)# bandwidth 8000 account dot1q aal5 snap-pppoa

クラスベース均等化キューイングおよびオーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにします。

bandwidth-kbps:ポリシー マップに属するクラスに割り当てられる最小帯域幅を指定または変更します。有効な値は、リンク帯域幅の 1 ~ 99% に相当する 8 ~ 2,488,320 です。

percentage:ポリシー マップに属するクラスに割り当てられるリンク帯域幅の最大パーセンテージを指定または変更します。有効な値は 1 ~ 99 です。

remaining percentage:ポリシー マップに属するクラスに割り当てられる使用されていないリンク帯域幅の最小パーセンテージを指定または変更します。有効な値は 1 ~ 99 です。

account:ATM オーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにします。

qinq:Queue-in-Queue(QinQ)カプセル化を BRAS-DSLAM カプセル化タイプとして指定します。

dot1q:IEEE 802.1Q VLAN カプセル化を BRAS-DSLAM カプセル化タイプとして指定します。

aal5:コネクション型 Variable Bit Rate(VBR; 可変ビット レート)サービスをサポートする ATM アダプテーション レイヤ 5 を指定します。

subscriber-encapsulation:加入者線でのカプセル化タイプを指定します。詳細については、「階層型ポリシーでのイーサネット オーバーヘッド アカウンティングの設定」を参照してください。

user-defined: ATM オーバーヘッドを計算するときに、指定したオフセット値をルータが使用することを示します。

offset:オーバーヘッドを計算するときにルータが使用するバイト数を指定します。有効な値は -63 ~ 63 バイトです。

atm:(任意)ATM オーバーヘッド計算に ATM セル タックスを適用します。

(注) offset オプションと atm オプションの両方を設定すると、パケット サイズがオフセット サイズに調整され、ATM セル タックスが追加されます。

ステップ 6

exit

 

Router(config-pmap-c)# exit

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 7

policy-map policy-map-name

 

Router(config-pmap)# policy-map Test

最上位親ポリシーを作成または変更します。

policy-map-name:親ポリシー マップの名前を指定します。この名前には、最大 40 文字の英数字を使用できます。

ステップ 8

class class-default

 

Router(config-pmap)# class class-default

親 class-default クラスを設定または変更します。

ステップ 9

shape [ average ] rate [account {{qinq | dot1q} [aal5] {subscriber-encap}} | {user-defined offset [atm]}]

 

Router(config-pmap-c)# shape 8000 account qinq aal5 snap-dot1-rbe

指示されたビット レートにトラフィックをシェーピングし、オーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにします。

average :(任意)各間隔で送信される最大ビット数を指定する Committed Burst(Bc; 認定バースト)です。このオプションがサポートされるのは Performance Routing Engine 3(PRE3)だけです。

rate:トラフィックのシェーピングに使用されるビット レート(bps)です。このコマンドを Backward Explicit Congestion Notification(BECN; 逆方向明示的輻輳通知)の近似値と併用すると、ビット レートは許容ビット レート範囲の上限値になります。

account:ATM オーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにします。

qinq:QinQ カプセル化を BRAS-DSLAM カプセル化タイプとして指定します。

dot1q:IEEE 802.1Q VLAN カプセル化を BRAS-DSLAM カプセル化タイプとして指定します。

aal5:コネクション型 Variable Bit Rate(VBR; 可変ビット レート)サービスをサポートする ATM アダプテーション レイヤ 5 を指定します。

subscriber-encap:加入者線でのカプセル化タイプを指定します。詳細については、「階層型ポリシーでのイーサネット オーバーヘッド アカウンティングの設定」を参照してください。

user-defined:ATM オーバーヘッドを計算するときに、指定したオフセット値をルータが使用することを示します。

offset:オーバーヘッドを計算するときにルータが使用するバイト数を指定します。有効な値は -63 ~ +63 バイトです。offset オプションを指定していない場合、ルータはオフセット サイズを設定します。

atm:ATM オーバーヘッド計算に ATM セル タックスを適用します。

(注) offset オプションと atm オプションの両方を設定すると、パケット サイズがオフセット サイズに調整され、ATM セル タックスが追加されます。

ステップ 10

service-policy policy-map-name

 

Router(config-pmap-c)# service-policy policy-map-name

親 class-default クラスに子ポリシーを適用します。

policy-map-name:設定済みの子ポリシー マップの名前を指定します。

(注) 子ポリシーを親 class-default クラスに適用する場合、入力キーワードまたは出力キーワードを指定しないでください。

ステップ 11

end

 

Router(config-pmap-c)# end

オーバーヘッド アカウンティングの検証

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの設定を検証するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. enable

2. show policy-map [ interface interface ]

3. show running-config

4. exit

 

コマンド
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを開始します。

パスワードを要求されたら入力します。

ステップ 2

show policy-map [interface interface]

 

Router# show policy-map [interface interface]

ATM オーバーヘッド アカウンティングなど、指定したインターフェイスに関連付けられたポリシー マップに関する情報を表示します。インターフェイスを指定しないと、ルータ上で設定されているすべてのポリシー マップに関する情報が表示されます。

interface interface は、インターフェイスのタイプと番号です(atm 4/0/0 など)。

(注) show policy-map interface コマンドを入力すると、その結果の分類バイトのカウントはキューイング機能バイトのカウントと一致しません。これは、分類バイト カウントはオーバーヘッドを考慮しないのに対して、キューイング機能はオーバーヘッドを考慮するためです。

ステップ 3

show running-config

 

Router# show running-config

ルータ上の実行設定を表示します。出力には、AAA 設定、およびポリシー マップ、ATM VC、PPPoA、ダイナミック帯域幅選択、仮想テンプレート、RADIUS サーバの設定が表示されます。

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの設定例

ここでは、次の設定例を示します。

「イーサネット オーバーヘッド アカウンティングのイネーブル化:例」

「show running-config を使用したイーサネット オーバーヘッド アカウンティングの検証:例」

「ユーザ定義オプションを使用したイーサネット オーバーヘッド アカウンティングの検証:例」

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングのイネーブル化:例

次の設定例は、イーサネット オーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにする方法を示します。次の例では、ethernet_ovrh ポリシー マップの設定は 200,000 kbps のレートで class-default トラフィックをシェーピングし、ユーザ定義値 18 を使用してオーバーヘッド アカウンティングをイネーブルにします。ethernet_ovrh ポリシーはサブインターフェイス ギガビット イーサネット 1/0/0.100 に関連付けられているため、サブインターフェイスでオーバーヘッド アカウンティングがイネーブルになります。

Router# configure-terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)# policy-map ethernet_ovrh
Router(config-pmap)# class class-default
Router(config-pmap-c)# shape average 200000 account user-defined 18
!
Router(config)# interface GigabitEthernet1/0/0.100
Router(config-subif)# service-policy output ethernet_ovrh
!
Router# show running-config | begin 1/0/0.100
interface GigabitEthernet1/0/0.100
encapsulation dot1Q 101
pppoe enable group group_pta
service-policy output ethernet_ovrh

show running-config を使用したイーサネット オーバーヘッド アカウンティングの検証:例

次の例は、ATM オーバーヘッド アカウンティングがシェーピングに対してイネーブルであることを示す、show running-config コマンドの出力の一部を示します。BRAS-DSLAM カプセル化は dot1q で、加入者線カプセル化は AAL5 サービスに基づいた snap-rbe です。

subscriber policy recording rules limit 64
no mpls traffic-eng auto-bw timers frequency 0
call rsvp-sync
!
controller T1 2/0
framing sf
linecode ami
!
controller T1 2/1
framing sf
linecode ami
!
!
policy-map unit-test
class class-default
shape average 10 account dot1q aal5 snap-rbe

ユーザ定義オプションを使用したイーサネット オーバーヘッド アカウンティングの検証:例

次の例は、イーサネット オーバーヘッド アカウンティングがシェーピングに対してイネーブルであり、ユーザ定義オフセットが 18 バイトであることを示す、ethernet_ovrh ポリシー マップの出力を示します。 show policy-map interface コマンドの出力例は、ethernet_ovrh ポリシー マップがサブインターフェイス ギガビット イーサネット 1/0/0.100 に関連付けられており、サブインターフェイスでオーバーヘッド アカウンティングがイネーブルになっていることを示します。

Router# show policy-map ethernet_ovrh
 
Policy Map ethernet_ovrh
Class class-default
Average Rate Traffic Shaping
cir 200000 (bps) account user-defined 18
 
Router# show policy-map interface GigabitEthernet1/0/0.100
 
GigabitEthernet1/0/0.100
 
Service-policy output: ethernet_ovrh
 
Class-map: class-default (match-any)
0 packets, 0 bytes
30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
Match: any
0 packets, 0 bytes
30 second rate 0 bps
Queueing
queue limit 8 packets
(queue depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
(pkts output/bytes output) 0/0
shape (average) cir 200000, bc 800, be 800
target shape rate 200000
Overhead Accounting Enabled

その他の参考資料

ここでは、イーサネット オーバーヘッド アカウンティング機能に関連する参考資料を示します。

関連マニュアル

関連トピック
参照先

QoS コマンド:完全なコマンド構文、コマンド モード、コマンド履歴、デフォルト、使用上のガイドライン、例

Cisco IOS Quality of Service Solutions Command Reference

ポリシングおよびシェーピング

Policing and Shaping Overview 』モジュール

クラス マップ

Applying QoS Features Using the MQC 』モジュール

ポリシー マップ

Applying QoS Features Using the MQC 』モジュール

規格

規格
タイトル

新規または変更された規格のサポートはありません。また、現行規格のサポートに変更はありません。

--

管理情報ベース(MIB)

MIB
MIB リンク

新規または変更された MIB のサポートはありません。また、現行 MIB のサポートに変更はありません。

特定のプラットフォーム、Cisco IOS XE ソフトウェア リリース、およびフィーチャ セットの MIB を検索し、ダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

新規または変更された RFC のサポートはありません。また、現行 RFC のサポートに変更はありません。

--

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

シスコのサポート Web サイトでは、シスコの製品やテクノロジーに関する技術上の問題をトラブルシューティングおよび解決するためのマニュアルやツールなどの多彩なリソースをオンラインで提供しています。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。

テクニカル サポートを受ける

ソフトウェアをダウンロードする

セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける

ツールおよびリソースへアクセスする

Product Alert の受信登録

Field Notice の受信登録

Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索

Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する

トレーニング リソースへアクセスする

TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

Japan テクニカル サポート Web サイトでは、Technical Support Web サイト
( http://www.cisco.com/techsupport )の、利用頻度の高いドキュメントを日本語で提供しています。Japan テクニカル サポート Web サイトには、次のURLからアクセスしてください。http://www.cisco.com/jp/go/tac

http://www.cisco.com/techsupport

イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの機能情報

表 3 に、この機能のリリース履歴を示します。

プラットフォームのサポートおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、特定のソフトウェア リリース、フィーチャ セット、またはプラットフォームをサポートしている Cisco IOS XE ソフトウェア イメージを確認できます。Cisco Feature Navigator は、 http://tools.cisco.com/ITDIT/CFN/jsp/index.jsp からアクセスします。アクセスには Cisco.com のアカウントは不要です。


表 3 は、特定の Cisco IOS XE ソフトウェア リリース トレインの特定の機能のサポートが導入されている Cisco IOS XE ソフトウェア リリースだけを示します。特に記載がない限り、該当する Cisco IOS XE ソフトウェア リリース トレインの以降のリリースでもその機能をサポートします。


 

表 3 イーサネット オーバーヘッド アカウンティングの機能情報

機能名
リリース
機能情報

イーサネット オーバーヘッド アカウンティング

Cisco IOS XE Release 2.4

イーサネット オーバーヘッド アカウンティング機能が Cisco ASR 1000 シリーズ ルータに導入されました。

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