Cisco License Manager ユーザ ガイド
Cisco License Manager のスタートアップ
Cisco License Manager のスタートアップ
発行日;2012/02/06 | 英語版ドキュメント(2009/11/05 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Cisco License Manager のスタートアップ

始める前に

起動までのフローチャート

起動までのチェックリスト

シスコ デバイスの設定

Cisco License Manager を認証するためのシスコ デバイスの設定

デバイス ライセンス エージェントの設定

認証方法

ログイン

Cisco License Manager のスタートアップ

この章では、Cisco License Manager の初期セットアップについて説明し、短時間でユーザおよびデバイスを追加し、ライセンスを取得および展開するための推奨手順を示します。この章の構成は次のとおりです。

「始める前に」

「起動までのフローチャート」

「起動までのチェックリスト」

「シスコ デバイスの設定」

「ログイン」

始める前に

Cisco License Manager を使用してシスコ ライセンスの取得、展開、一元的トラッキング、および管理を行う前に、次の手順を実行する必要があります。

1. 「インストールに必要な準備」 に示しているチェックリストを完了したことを確認します。

2. Cisco License Manager をインストールし、設定します。

3. 電子メール アドレス、Cisco.com アカウントのユーザ名とパスワードが、ユーザ プロファイルに正しく設定されていることを確認します。この情報は、Cisco.com から電子メールを受信するのに使用されます。詳細な手順については、「ユーザのプロファイル情報の編集」を参照してください。

4. Cisco License Manager が ip http server、license agent listener、ip http authentication の各 CLI コマンドを使用してシスコ ライセンスを管理し、デバイス認証を有効または無効にするように、シスコ デバイスを設定します。この各コマンドの概要については、「Cisco License Manager を認証するためのシスコ デバイスの設定」を参照してください。デバイスでシスコ ライセンス エージェントを有効にする方法の詳細については、Cisco IOS またはデバイスのマニュアルを参照してください。デバイスでライセンス エージェントが有効になっていない場合でも、Cisco License Manager は Telnet または SSH を使用してライセンスを管理できます。

5. Solaris プラットフォームで Cisco License Manager を実行している場合、組み込みの HTML ブラウザは使用されません。オンライン ヘルプとレポートの表示には、Mozilla ブラウザが使用されます。Mozilla ブラウザがパスに存在することを確認してください。

起動までのフローチャート

Cisco License Manager には、デバイス ライセンスの計画および管理を容易にする機能が数多くあります。

Cisco License Manager GUI が起動するまでの流れを把握するため、図 5-1に示したクイック スタート フローチャートを参照してください。

図 5-1 クイック スタート フローチャート

 

起動するまでの流れを把握するため、図 5-2のフローチャートを参照してください。このフローチャートには、Cisco License Manager の機能がすべて記載されています。フローチャートに表示されているすべてのタスクが必須の作業というわけではありません。たとえば、デバイス グループの作成は任意です。

図 5-2 起動までのフローチャート

 

起動までのチェックリスト

以下に挙げたタスクを使用すると、Cisco License Manager の使用方法を理解できます。これは、デバイスの追加と展開を短時間で行うことを目的としたクイック スタート セクションです。デバイスおよび PAK をグループ化する場合は、まずデバイス グループおよび PAK フォルダを計画し、セットアップすることを推奨します。

 

 

シスコ デバイスの設定

ここでは、Cisco License Manager を使用するようにシスコ デバイスを設定する方法について説明します。

「Cisco License Manager を認証するためのシスコ デバイスの設定」

「デバイス ライセンス エージェントの設定」

「認証方法」

Cisco License Manager を認証するためのシスコ デバイスの設定

Cisco License Manager は、HTTP/HTTPS、Telnet、または ssh(ssh v2 だけ)を使用して、デバイスと通信します。Telnet または SSH を接続方法として選択した場合は、 logging <サーバの IP アドレス> コマンドを使用して、Cisco License Manager に直接通知が行われるようにシスコ デバイスを設定します。

HTTP/HTTPS を接続方法として使用する場合は、デバイスに Cisco License Manager を認識させ、Cisco License Manager がデバイスを認証するようにする必要があります。これは任意の手順であり、デバイスで認証を使用する場合にだけ必要です。

1. 常に HTTP で ip http server コマンドを使用して着信要求を認証するようにデバイスを設定します。これで、Cisco IOS ソフトウェアで HTTP サーバが有効になります(ライセンス エージェントを使用するには、この設定が必要です)。

2. license agent listener http plaintext /lic-agent authenticate コマンドを使用して、ライセンス エージェントを設定します (「デバイス ライセンス エージェントの設定」を参照してください)。

3. ip http authentication コマンドを使用して、HTTP サーバが使用する特定の認証メソッドを指定します。

これらのコマンドの詳細については、Cisco IOS ソフトウェアのマニュアルを参照してください。認証方法については、「認証方法」を参照してください。

 

デバイス ライセンス エージェントの設定

デバイスからライセンス関連の通知およびアラートを受信するには、コマンド ライン プロンプトに次のように入力します。

license agent notify (notify_URL_in_propsfile) (ユーザ名) (パスワード)


notify_URL_in_propsfile URL には、clm.properties ファイルの NOTIFY_URL から URL をコピーし、URL のホスト名部分を Cisco License Manager サーバ IP アドレスに置き換えてください。


認証方法

シスコ デバイスを認証する方法が 3 つあります。

イネーブル パスワード

認証、認可、およびアカウンティング ネットワーク セキュリティ サービス

ローカル ユーザ名とパスワード

ip http authentication コマンドを使用すると、HTTP サーバ ユーザに対する特定の認証方法を指定できます。HTTP サーバは、イネーブル パスワードを使用して、特権レベル 15 でユーザを認証します。ip http authentication コマンドでは、イネーブル、ローカル、AAA HTTP サーバのいずれかのユーザ認証を指定できます。

ip http authentication {enable | aaa | local}

enable イネーブル パスワードを使用して HTTP 要求を認証するようにデバイスをセットアップする場合は、ユーザ名をブランクにしたまま、イネーブル パスワードを入力できます。

aaa 認証、認可、およびアカウンティング ネットワーク セキュリティ サービスを使用して HTTP 要求を認証するようにデバイスをセットアップする場合は、AAA ユーザ名およびパスワードを入力します。

local ローカル ユーザ名とパスワードを使用して HTTP 要求を認証するようにデバイスをセットアップする場合は、ローカル ユーザ名とパスワードを入力します。

対応するユーザ名とパスワードのペアをルータに設定すると、それが Cisco License Manager でのデバイスの作成または検出時に使用され、情報がインベントリーに配置されます。また、Discover Device 機能を使用するときには、[Add Device Login] ウィンドウにユーザ名とパスワードを追加することもできます。

 

ログイン

インストール セットアップ後、管理者だけがセットアップ時に指定した管理者ユーザ名とパスワードを使用して、Cisco License Manager にログインできます。管理者は、Cisco License Manager にログインすると、他のユーザ アカウントを作成できます。他のユーザのアクセスをセットアップするには、「ユーザの管理」を参照してください。


) 使用しているクライアント バージョンがサーバでサポートされていない場合には、ログインできないことがあります。



ヒント 管理者のプロファイルまたは他のユーザのアクセスをセットアップするには、「ユーザのプロファイル情報の編集」を参照してください。



) GUI は、同時に最大で 50 ユーザをサポートします。


Cisco License Manager にログインするには、次の手順を完了します。


ステップ 1 Windows プラットフォームで GUI にログインするには、インストール後に [Start] > [All Programs] > [Cisco License Manager] > [CLM Server] > [Configure Server] に移動してポートを変更します。Solaris プラットフォームで GUI にログインするには、$CLM_HOME/bin/clm_ui.sh コマンドを開始します。

[Login] ウィンドウが表示されます。

 

 

ステップ 2 次の各フィールドに情報を入力し、[OK] をクリックします。

 

フィールド
説明

[User Name]

ユーザのログイン名。

[Password]

ユーザのパスワード。

[Server Host]

サーバの IP アドレスまたは完全修飾名。クライアントがサーバ ホストから機能している場合には、ブランクにしておくことができる。デフォルトは localhost。

[Server Port]

Cisco License Manager サーバにアクセスできるポート。ポートのデフォルトは、1099 に設定されている。ポートは、セットアップ時に設定される。

ユーザ名とパスワードが受け付けられると、シスコ デバイスの Cisco License Manager End-User License Agreement(EULA; 使用許諾契約)が表示されます。


) 管理者としてインストール後にポートを変更する必要がある場合は、$CISCO_LM_HOME¥bin¥runSetup.bat プログラムを実行します。オペレータの方は、管理者に詳細を問い合わせてください。


ステップ 3 デバイスの使用許諾契約について同意の有無を選択します。使用許諾契約に同意しないと、Cisco License Manager アプリケーションが終了します。[I agree] を選択すると、Cisco License Manager にログインするたびに、[EULA for Device] ウィンドウで確認が求められます。

使用許諾契約に同意すると、Cisco License Manager メイン ウィンドウが表示されます。


) Cisco.com からライセンス情報を受信するには、必要な連絡先情報を管理者ユーザ プロファイルに追加する必要があります。[Tools] > [User Manager] に移動し、「ユーザの管理」で詳細な手順を確認してください。


ステップ 4 ログインしたときに、[Purge Jobs] ダイアログ ボックスが表示されることがあります。完了したジョブを [View Job Status] ダイアログ ボックスからすべて消去する場合は、[Yes] をクリックします。いったん消去したジョブは取得できなくなります。