Cisco License Manager ユーザ ガイド
インストールの準備
インストールの準備
発行日;2012/02/06 | 英語版ドキュメント(2010/07/28 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

インストールの準備

インストールの考慮事項

システム要件

サーバ要件

クライアント ワークステーションの要件

ネットワークとポートの要件

インストールに必要な準備

インストールの準備

この章では、Cisco License Manager のインストールに必要な準備および要件について説明します。この章の構成は次のとおりです。

「インストールの考慮事項」

「システム要件」

「インストールに必要な準備」

インストールの考慮事項

Cisco License Manager は、クライアント/サーバ モデルを採用しています。Cisco License Manager Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)のインストールには、次の 2 つの設定のいずれかを使用できます。

クライアント パッケージとサーバ パッケージを 1 台のホストにインストールする:これは推奨する設定であり、最も簡単な設定です。ほとんどの時間、1 台のクライアント ワークステーションだけが稼動することになる場合には、この設定を使用します。

クライアント パッケージとサーバ パッケージをそれぞれ別のホストにインストールする:同時に複数のクライアント ワークステーションが稼動することになる場合には、この設定を使用します。この設定の場合、クライアント パッケージとサーバ パッケージをそれぞれ別のホストにインストールすると、パフォーマンスが向上します。


) Cisco License Manager サーバとクライアント ワークステーションとの間にファイアウォールを設置しないことを推奨します。ファイアウォールが存在すると、Java Remote Message Protocol(JRMP)および 1024 より上位の非特権ポートがブロックされ、サーバとクライアント ワークステーションが通信できなくなります。

ファイアウォール経由で通信を許可する場合には、次のいずれかを実行してください。

- ファイアウォールを Cisco License Manager サーバとシスコ ライセンス製品登録ポータルとの間に設置して通信を許可するには、ファイアウォールで HTTPS プロトコルを許可します。

- ファイアウォールを Cisco License Manager サーバと Cisco License Manager クライアントとの間に設置して通信を許可するには、ファイアウォールのポート 1099 および 1198 で JRMP プロトコルを許可します。

- ファイアウォールを Cisco License Manager サーバとシスコ デバイスとの間に設置して通信を許可するには、ファイアウォールのポート 80 および 8080 で HTTP プロトコルおよび HTTPS プロトコルを許可します。また、CLI を使用して Cisco License Manager サーバがデバイスと通信できるようにする場合は、ファイアウォールで Telnet および SSH プロトコルを許可します。

デフォルト ポートを使用しない場合は、デフォルトのポート値ではなく、ポートの値を使用します。


Cisco License Manager には、次の 2 つのインストール パッケージが用意されています。

サーバ パッケージ:Cisco License Manager サービスを開始し、ユーティリティ(バックアップ、復元、インポート、エクスポート、セットアップ、およびサーバ)を実行するのに必要な Java JAR ファイル(clm-server.jar および clm-common.jar)が収められている Zip ファイル。

クライアント パッケージ:Cisco License Manager クライアントを実行するのに必要な Java JAR ファイル(clm-ui.jar および clm-common.jar)が収められている Zip ファイル。

クライアント パッケージとサーバ パッケージのどちらにも、Java Runtime Environment(JRE; Java ランタイム環境)1.6 ライブラリが含まれています。

システム要件

ここでは、次のシステム要件について説明します。

「サーバ要件」

「クライアント ワークステーションの要件」

「ネットワークとポートの要件」

サーバ要件

表 3-1 に、Cisco License Manager サーバのソフトウェア要件およびハードウェア要件の詳細を示します。これらの要件は、最大データ容量(ネットワーク内に配置できるシスコ デバイスの数 500,000)をサポートします。また、いずれの要件もサーバとクライアントを同じホストにインストールしている場合にも当てはまります。

 

表 3-1 サーバのソフトウェア要件およびハードウェア要件

要件のタイプ
要件
最大容量(デバイス数 500,000)時の要件

プロセッサ

最低でも、x86 ベースのプロセッサ、500 MHz

最低でも、SPARC プラットフォーム ベースのプロセッサ、250 MHz

Intel Pentium 4 3.2 GHz または同性能の CPU ベース

Sun SPARC-Enterprise-T5120 または同性能の CPU ベース

ソフトウェア

オペレーティング システム

Windows XP Service Pack 2 以降

Windows 2003 Server

Solaris 10

Linux:RedHat 5.0

VMware

オペレーティング システム

Windows XP Service Pack 2 以降

Windows 2003 Server

Solaris 10

Linux:RedHat 5.0

VMware

メモリ

1 GB

4 GB

ディスク

200 MB

100 GB

クライアント ワークステーションの要件

クライアントの最大データ容量は 100,000 です。 表 3-2 に、Cisco License Manager クライアント ワークステーションのソフトウェア要件およびハードウェア要件を示します。

 

表 3-2 クライアント ワークステーションのソフトウェア要件およびハードウェア要件

要件のタイプ
最小要件
要件

プロセッサ

最低でも、x86 ベースのプロセッサ、500 MHz

最低でも、SPARC プラットフォーム ベースのプロセッサ、250 MHz

Intel Pentium 4 3.2 GHz または同性能の CPU ベースのマシン

Sun SPARC-Enterprise-T5120 または同性能の CPU ベースのマシン

ソフトウェア

オペレーティング システム

Windows XP Service Pack 2 以降

Windows 2003 Server

Solaris 10

Linux:RedHat 5.0

オペレーティング システム

Windows XP Service Pack 2 以降

Windows 2003 Server

Solaris 10

Linux:RedHat 5.0

メモリ

512 MB

2 GB

ディスク

5 MB

100 MB

ネットワークとポートの要件

Cisco License Manager の展開を始めるには、ネットワークが次の要件を満たしている必要があります。

シスコ デバイスは、Cisco IOS ソフトウェアの特定のバージョンを実行している必要があります。Cisco License Manager の特定のデバイス サポートおよび Cisco IOS ソフトウェア バージョン サポートの情報については、『 Release Notes for Cisco License Manager Release 3.0 』を参照してください。

Cisco License Manager 要求を受け付けるように、シスコ デバイスを設定する必要があります。デバイス通知を正常に機能させるには、Cisco License Manager ホスト名が Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)に存在しているか、またはデバイスの Cisco License Manager ホスト名および IP アドレスがメッセージを受信するように設定されている必要があります。

Cisco License Manager サーバとして動作するコンピュータが、HTTP または HTTPS を使用できるようになっている必要があります。

Cisco License Manager サーバと他のネットワーク デバイスとの間にあるゲートウェイ デバイスが、特定の要求をサポートするのに必要なポート経由で通信を許可している必要があります。Cisco License Manager は、シスコ デバイスと Cisco License Manager サーバとの間で発生するイベント用にデフォルト ポート(ポート 80)を使用し、Cisco License Manager サーバとクライアントとの間で発生するイベント用にデフォルト ポート(ポート 1099 および 1198)を使用します。インストール セットアップ時に、必要に応じてこれらの設定を別のポートに変更できます。

サーバを 1 台のマシンに、多数のクライアントをそれぞれ別のマシンに配置するようにインストールを設定する場合は、各クライアント マシンがサーバと通信できるようになっている必要があります。

インストールに必要な準備

Cisco License Manager のインストールを始める前に、次のチェックリストに従ってインストール準備タスクを完了します。

 

チェック
準備タスク

1. インストールの実行担当者が、サーバ ホストおよびクライアント ワークステーションに対する管理権限を持っていることを確認する。

2. デバイス証明書ファイルをセットアップする。SSL1 対応のデバイスを使用している場合は、証明書ファイルが必要になる。デバイス証明書ファイルの詳細については、シスコ デバイスのマニュアルを参照。

3. Cisco.com アカウントを持っていることを確認する。持っていない場合は、http://www.cisco.com でオンライン登録可能。Cisco.com で認証処理の後、ライセンスが供与される。

4. Simple Mail Transfer Protocol(SMTP; シンプル メール転送プロトコル)電子メール サーバ アカウントを確認する。

5. Cisco License Manager ホスト名が DNS に存在することを確認するか、またはシスコ デバイスの Cisco License Manager ホスト名および IP アドレスがメッセージを受信するように設定されていることを確認する。これで、デバイス通知が正常に機能するようになる

6. Cisco License Manager で実装する設定を決定する。

7. Cisco License Manager サーバと Cisco.com との間に正常に機能する接続があることを確認する。

8. サーバとクライアントとの間にネットワーク接続があることを確認する。

9. Windows XP/2003 に Cisco License Manager をインストールする前に、サーバのポート 514 が使用可能であることを確認する。使用できない場合、インストール時に警告が返され、Cisco License Manager の System Logging(syslog)リスナーが開始されない。

1.SSL = Secure Socket Layer


) これらのタスクを完了してから、インストールに進んでください。完了していないと、問題が発生し、セットアップ プログラムの再インストールや実行が必要になることがあります。