Cisco Transport Manager ユーザ ガイド Release 5.0
ハードウェアの設定
ハードウェアの設定
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 12MB) | フィードバック

目次

ハードウェアの設定

5.1 概要

CTM による NE との通信には、NE で特定の設定タスクを行う必要があります。これらの設定タスクが終了するまでは、CTM は NE と通信できず、管理を始めることができません。

CTM による NE の管理が始まる前に、次の条件を満たす必要があります。

イーサーネット:管理イーサーネット ポートを設定する必要があります。

パスワード:現在の特権コマンドのパスワードを設定します。

Telnet:Gigabit Route Processor(GRP; ギガビット ルート プロセッサ)が Telnet セッションを受け付ける必要があります。

SNMP:GRP では SNMP による管理が可能でなければなりません。

構成管理機能では、お客様にサービスを提供するためにネットワーク リソースとの間でデータを制御、識別、取得、やり取りします。構成管理には、ネットワーク プランニング、エンジニアリング、インストール、ネットワークとサービスのプロビジョニング、サービス プランニングとネゴシエーション、およびステータスと制御のような従来からの広範囲のカテゴリが含まれます。

5.2 NE を設定するための NE Explorer の使用方法


ステップ 1 Domain Explorer ウィンドウで、設定する NE を選択します。


) すべての NE に関連する NE Explorer があるわけではありません。詳細は、表1-11を参照してください。


ステップ 2 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 3 NE Explorer ツリーでは、最上位の NE ノードをクリックし、ノードのプロパティ ペインを開きます。

ステップ 4 NE のタイプに応じて、次のオプションの 1 つを選択します。

オプションの NE に対して、変更する設定に対応するタブ(サブタブ)をクリックします。設定を修正します。ドロップダウン リストから項目を選択します。編集可能なフィールドは、ダブルクリックして数値またはテキストを入力します。 Apply をクリックします。

CRS-1 に対しては、NE Explorer はメニュー ベースです。 Configuration および Administration のメニュー オプションを使用して、CRS-1 を設定します。詳細は「CRS-1の設定」を参照してください。


 

5.2.1 NE の設定のエクスポート

NE Configuration Export ダイアログボックスを使用して、CTC ベースおよび ONS 1580x NE に関する NE の設定情報を保存します。


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE または ONS 1580x の NE を選択します。

ステップ 2 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 3 NE Explorer ウィンドウでは、 Configuration > Export NE Configuration を選択します。
NE Configuration Export ダイアログボックスが開きます。

ステップ 4 表5-1 に示すフィールドを設定します。

ステップ 5 選択後に OK をクリックします。

ステップ 6 確認ダイアログボックスで Yes をクリックします。エクスポート中には、経過表示のバーで進行の度合いが表示されます。

ステップ 7 確認ダイアログボックスでは、データが無事にエクスポートされたことが示されます。 OK をクリックします。


 

 

表5-1 NE Configuration Export ダイアログボックスのフィールド

フィールド
説明

Field Separator

データのエクスポートは、comma-separated values (CSV; コンマ区切り)または tab-separated values (TSV; タブ区切り)形式で行われます。これらの形式は、追加分析および操作のためにスプレッドシートおよびデータベース アプリケーションにデータをインポートするためにも共通で使用します。CTM データの数値を異なる文字で分ける場合は、 Other をクリックします。 Other を選択するとエラーが発生しますが、別の文字を挿入してはいけません。

Enclose text in double quotes if it has separator

このフィールドがオンの場合、テキストにセパレータがある際はエクスポートされるテキストは二重引用符で囲まれます。CSV 形式を選択する場合、エラーの発生を回避するためにこのオプションをチェックする必要があります。

Export configuration of the selected module only

このフィールドがオンの場合、選択したモジュール の設定だけがエクスポートされます。

Export to file

デフォルトによって、エクスポートしたデータは、C:¥Cisco¥TransportManagerClient <version_number> ¥exports または、/opt/CiscoTransportManagerClient <version_number> /エクスポート ディレクトリに、 Export to file テキストボックスの名前で保存されます。 Browse をクリックし、ファイルの場所を変更します。設定ファイルにファイル名を指定しないとエラーが発生します。

エクスポートした情報の例は次のとおりです。

CTM,
NE Configuration Export,
Date:,1/04/2005 10:06:29.893 AM,
NE ID:,sjc4-310a-168,
 
 
MODULE:,sjc4-310a-168,
 
TAB,Identification,
ENDTAB,Identification,
 
TAB,Network,
ENDTAB,Network,
 
...
TAB,XC Utilization,
ENDTAB,XC Utilization,
ENDMODULE:,sjc4-310a-168-238,
 
MODULE:,Slot 1: ML,
 
TAB,Identification,
ENDTAB,Identification,
 
TAB,Configuration,
ENDTAB,Configuration,
 
TAB,Line,
ENDTAB,Line,
 
...
TAB,Ether PM,
ENDTAB,Ether PM,
 
TAB,J1 Path Trace,
ENDTAB,J1 Path Trace,
 
TAB,Info,
ENDTAB,Info,
ENDMODULE:,Slot 1: ML,
 
MODULE:,Slot 2: CTX,
 
TAB,Identification,
ENDTAB,Identification,
 
TAB,WBE,
ENDTAB,WBE,
 
...
TAB,Alarm Extenders,
ENDTAB,Alarm Extenders,
ENDMODULE:,Slot 2: CTX,
 

5.2.2 CTC ベースの NE に関するポートおよびアラーム ステータスに使用するカラー スキームの概要

CTC ベースの NE における NE Explorer シェルフ ビューおよびカードレベル ビューでは、背景色としてポートおよびアラーム ステータスがレポートされます。この背景色の特徴は設定可能であるため、NE Explorer でバックグラウンドのポートの色表示を有効または無効に設定できます。この機能は、カードが NE に物理的に表示され、CTM に設定される場合にだけ利用可能です。

図5-1では、ポートの状態およびアラーム ステータスを表示するために使用するカラー スキームを示しています。図5-2および図5-3では、色分けされたポートの Network Explorer ウィンドウにおける表示状態が示されます。

図5-1 ポートの状態およびアラーム ステータスの色

 

 

ポートの状態
ポートの状態の短縮形
アラーム ステータス
1

グレイ

アウト オブ サービス

OOS_DSBLD

--

2

シアン

アウト オブ サービス-保守

OOS_MT

--

3

イン サービス

IS_AINS

--

4

イン サービス

IS

クリア

5

明るい青

イン サービス

IS

警告

6

イン サービス

IS

マイナー

7

オレンジ

イン サービス

IS

メジャー

8

イン サービス

IS

クリティカル

図5-2 OOS、OOS_MT、IS_AINS、および IS 状態のポートの例

 

図5-3 クリティカル、メジャー、マイナー、および警告アラームのある IS 状態のポートの例

 

5.3 光 NE へのルーティング プロトコルの設定

この項では、CTM でサポートされるさまざまなルーティング プロトコルの設定方法を説明します。この項では次の内容を説明します。

「ルーティング プロトコルの指定」

「CTC ベースの NE についてのルーティング テーブルの表示」

「CTC ベースの NE での OSPF の使用」

「R IP の使用方法」

「SDCC、LDCC、GCC、OSC、または DWDM OSC 終端の作成」

「DCC トンネル コネクションの作成」

「SNMP の使用方法」

「優先コピーの指定:ONS 15600 SONET または ONS 15600 SDH」

「中間パス パフォーマンス モニタリングの有効化」

「CTC ベース NE に対してのポインタ位置調整カウント モニタリングの有効化」

「ONS 15454 SONET および ONS 15454 SDH の電源モニタリングしきい値の変更」

「イーサネットのしきい値の作成」

5.3.1 ルーティング プロトコルの指定

CTM では、CTC ベースの NE に対して LAN インターフェイスのルーティング プロトコルを選択できます。次のいずれかを選択します。

Open Shortest Path First(OSPF)

Routing Information Protocol(RIP; ルーティング情報プロトコル)

SNMP

デフォルトでは、ルーティング プロトコルは指定されていません。

5.3.2 CTC ベースの NE についてのルーティング テーブルの表示


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Network タブをクリックします。

ステップ 3 Routing Table サブタブをクリックします。


 

5.3.3 CTC ベースの NE についてのスタティック ルートの作成


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Network タブをクリックします。

ステップ 3 Static Routes サブタブをクリックします。

ステップ 4 Create をクリックします。 Create New Static Route ダイアログボックスを開きます。 表5-2 では説明が表示されます。

ステップ 5 選択後に OK をクリックします。


 

 

表5-2 Create New Static Route ダイアログボックスのフィールド

フィールド
説明

Destination

CTM を実行しているコンピュータの IP アドレスを入力します。

Length

サブネット マスクの長さを入力します(10 進数値はサブネット マスクの長さをビットで表します)。

Mask

サブネットワークの IP アドレスを入力します。

Next Hop

ルータ ポートの IP アドレスを入力するか、CTC コンピュータがノードに直接接続されている場合はノードの IP アドレスを入力します。

Cost

NE とコンピュータの間のホップ数を入力します。

5.3.4 CTC ベースの NE での OSPF の使用


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Network タブをクリックします。

ステップ 3 OSPF サブタブをクリックします。

ステップ 4 次のフィールドを入力します。表示されるフィールドは、選択する NE のタイプによって異なります。

DCC OSPF Area ID:一意の OSPF エリアとして NE を特定する番号。0.0.0.0 ~ 255.255.255.255 の番号です。この番号は、LAN OSPF エリアごとに一意でなければなりません。

SDCC Metric:SDCC でパケットを送信するコスト。OSPF ルータが最短パスを計算するために使用します。

LDCC Metric:LDCC でパケットを送信するコスト。OSPF ルータが最短パスを計算するために使用します。

OSPF Active on LAN:オンにすると、OSPF トポロジを LAN 上の OSPF ルータにアドバタイズできます。

LAN Port Area ID:NE が接続されているルータ ポートの OSPF エリア ID。この番号は、DCC OSPF Area ID とは異なります。

Authentication Type:次のいずれかを表示します。

Simple Password:NE が接続されているルータが認証を使用する場合

No Authentication:NE が接続されているルータが認証を使用しない場合

Authentication Key:認証が有効な場合、OSPF キー(またはパスワード)を表示します。

Router Priority:サブネットの代表ルータ

Hello Interval:OSPF ルータで送信される OSPF hello パケット アドバタイズメントの間隔の秒数。デフォルトは 10 秒です。

Dead Interval:OSPF ルータのパケットがわからなくなってから近隣ルータがそのルータのダウンを宣言するまでの秒数。デフォルトは 40 秒です。

Transit Delay:サービスの速度。デフォルトは 1 秒です。

Retransmit Int:パケットを再送するまでの経過時間。デフォルトは 5 秒です。

LAN Metric:LAN でパケットを送信するコスト。値は 0 より大きくする必要があります。

ステップ 5 Apply をクリックします。


 

5.3.4.1 OSPF エリア範囲の作成


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Network タブをクリックします。

ステップ 3 OSPF サブタブをクリックし、 OSPF Active on LAN チェックボックスにチェックを付けます(詳細は「CTC ベースの NE での OSPF の使用」を参照)。

ステップ 4 Apply をクリックします。

ステップ 5 OSPF Area Range サブタブをクリックします。

ステップ 6 Create をクリックします。 Create OSPF Area Range ダイアログボックスを開きます。 表5-3 ではフィールドの説明が表示されます。

ステップ 7 選択後に OK をクリックします。


) CTM から LAN 上で OSPF を有効にし、範囲アドレスが作成されない場合、この手順で示されているように、それぞれの範囲エリア ID に対して OSPF 範囲アドレスを手動で設定する必要があります。または、CTC からOSPF を有効にし、範囲アドレスが作成されるようにします。この既知の問題は DDTS 番号 CSC in62975 として現在調査中です。



 

 

表5-3 Create OSPF Area Range ダイアログボックスのフィールド

フィールド
説明

Range Address

OSPF エリア内にある NE のエリア IP アドレスを入力します。たとえば、OSPF エリアに IP アドレス 10.10.20.100、10.10.30.150、10.10.40.200、および 10.10.50.250 を持つノードがある場合、範囲アドレスは 10.10.0.0 です。

Range Area ID

NE の OSPF エリア ID を入力します。これは、 DCC OSPF Area ID フィールドの ID または Area ID for LAN Port フィールドの ID のいずれかになります。この ID は、0.0.0.0 であってはいけません。

Mask Length

サブネット マスクの長さを入力します。

Advertise

エリア範囲をアドバタイズする場合はこのチェックボックスをオンにします。

5.3.4.2 OSPF エリア範囲の削除


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Network タブをクリックします。

ステップ 3 OSPF Area Range サブタブをクリックします。

ステップ 4 テーブルから OSPF エリア範囲を選択し、 Delete をクリックします。

ステップ 5 確認メッセージボックスで OK ボタンをクリックします。


 

5.3.4.3 OSPF 仮想リンクの管理

ここでは、OSPF 仮想リンクを管理する方法について説明します。

5.3.4.3.1 OSPF 仮想リンクの表示


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Network タブをクリックします。

ステップ 3 OSPF Virtual Links サブタブをクリックします。次の情報が表示されます。

Neighbor:エリア 0 ルータのルータ ID

Transit Delay:サービスの速度。デフォルトは 1 秒です。

Retransmit Interval:パケットを再送するまでの経過時間。デフォルト値は 5 秒です。

Hello Interval:OSPF ルータで送信される OSPF hello パケット アドバタイズメントの間隔の秒数

Dead Interval:OSPF ルータのパケットがわからなくなってから近隣ルータがそのルータのダウンを宣言するまでの秒数

Authentication Type:認証のタイプ

Auth Key:認証鍵


 

5.3.4.3.2 OSPF 仮想リンクの作成


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Network タブをクリックします。

ステップ 3 OSPF サブタブをクリックし、 OSPF Active on LAN チェックボックスにチェックを付けます(詳細は「CTC ベースの NE での OSPF の使用」を参照してください)。

ステップ 4 Apply をクリックします。

ステップ 5 OSPF Virtual Links サブタブをクリックします。

ステップ 6 Create をクリックします。 Create New Virtual Link ダイアログボックスが開き、OSPF エリア境界ルータ間のリンクを定義することができます。 表5-4 では内容が表示されます。

ステップ 7 選択後に OK をクリックします。


 

 

表5-4 Create New Virtual Link の ダイアログボックスのフィールド

フィールド
説明

Neighbor

エリア 0 ルータの IP アドレスを指定します。

Transit Delay

サービスの速度を指定します。デフォルトは 1 秒です。

Retransmit Interval

パケットを再送するまでの経過時間を指定します。デフォルトは 5 秒です。

Hello Interval

OSPF hello パケット アドバタイズメント間の間隔を秒単位で指定します。デフォルトは、10 秒です。

Dead Interval

OSPF ルータのパケットがわからなくなってから近隣ルータがそのルータのダウンを宣言するまでの秒数を指定します。デフォルトは 40 秒です。

Authentication Type

認証タイプを指定します。NE が接続されているルータが認証を使用する場合、 Simple Password を選択します。それ以外の場合は、 No Authentication を選択します。

Authentication Key

認証が有効な場合、OSPF キー(パスワード)を入力します。

Confirm Authentication Key

確認するための認証鍵を再入力します。

5.3.4.3.3 OSPF 仮想リンクの修正


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Network タブをクリックします。

ステップ 3 OSPF Virtual Links サブタブをクリックします。

ステップ 4 修正する OSPF 仮想リンクを選択し、Edit をクリックします。

ステップ 5 Modify Virtual Link ダイアログボックスが開きます。次の項目を修正します。

Neighbor:新しい IP アドレスを入力する。

Transit Delay:サービスの速度を示す。

Retransmit Delay:パケットを再送するまでの経過時間を設定する。

Hello Interval:OSPF ルータで送信される OSPF hello パケット アドバタイズメントの間隔の秒数を設定する。

Dead Interval:OSPF ルータ のパケットがわからなくなってから近隣ルータがそのルータのダウンを宣言するまでの秒数を設定する。

Authentication Type:認証のタイプを選択する。No Authentication または Simple Authentication のいずれかです。

Auth Key:認証タイプで簡易認証を選択する場合は、認証鍵を入力する。

Confirm Auth Key:認証鍵を再度入力する。

ステップ 6 OK をクリックします。


 

5.3.4.3.4 OSPF 仮想リンクの削除


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Network タブをクリックします。

ステップ 3 OSPF Virtual Links サブタブをクリックします。

ステップ 4 削除する OSPF 仮想リンクを選択し、Delete をクリックします。

ステップ 5 確認ダイアログボックスで Yes をクリックします。


 

5.3.5 R IP の使用方法


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15310、ONS 15327、ONS 15454 SONET、または ONS 15454 SDH NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Network タブをクリックします。

ステップ 3 RIP サブタブをクリックします。

ステップ 4 次の操作を行います。

RIP Active:選択すると、RIP が有効になります。


) RIP を有効にすると、デフォルトの RIP アドレスが約 1 分ほどして表示されます。


RIP Type:プルダウン メニューから RIP バージョンを選択します。

Metric:1~15 の数字に設定します。これは、ホップの数を表します。

Authentication Type:デフォルトで、RIP は No Authentication に設定されます。NE が接続されているルータで認証が必要な場合は、これを Simple Password に設定します。

Authentication Key:認証タイプで簡易認証を選択する場合は、パスワードを入力します。

Confirm Authentication Key:確認のために同じパスワードを入力します。

ステップ 5 アドレス サマリーを作成する場合は、次のステップを実行します。

a. Create をクリックします。NE が、異なるサブネットの IP アドレスによって接続されている複数の外部の NE を持つ GNE である場合にだけ、このアドレス サマリーを記入します。

b. Create RIP Address Summary ダイアログボックスが開き、サマリー アドレスごとにルーティング テーブルに表示されている集約アドレスを作成できます。 表5-5 では説明が表示されます。アドレス プールをクライアントに提供できるように、NE では RIP の IP サマリー アドレスを使用して要約したローカルの IP アドレス プールが NE にアドバタイズされます。

c. 選択後に OK をクリックします。 RIP Address Summary Table に RIP アドレス情報が表示されます。

ステップ 6 RIP アドレスを削除する場合は、次の手順を実行します。

a. RIP Address Summary テーブルから RIP アドレスを選択し、 Delete をクリックします。

b. 確認ダイアログボックスで Yes をクリックします。

ステップ 7 Apply をクリックします。


 


) 有効なルーティング アドバタイズメントがない場合、OSPF タブと RIP タブの両方が有効になります。OSPF または RIP のいずれかが有効な場合、もう一つのルーティング プロトコルは無効になります。


 

表5-5 Create OSPF Area Range ダイアログボックスのフィールド

フィールド
説明

Summary Address

RIP サマリーの IP アドレスを指定します。

Mask Length

サブネット マスクの長さを入力します。

Mask Address

(読み取り専用)サブネット マスク アドレスを表示します。

Cost

ホップ カウント メトリックを入力します(NE と宛先間のホップ数)。有効範囲は 1~15 です。ホップ数が少ないほど、優先順位が高くなります。

5.3.5.1 RIP ルーティング テーブルの表示


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15310、ONS 15327、ONS 15454 SONET、または ONS 15454 SDH NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Network タブをクリックします。

ステップ 3 RIP Routing Table サブタブをクリックします。RIP ルーティング テーブル に次の情報が表示されます。

Destination:(読み取り専用)宛先ネットワークまたはホストの IP アドレスが表示されます。

Mask:(読み取り専用)宛先ホストまたはネットワークに到達するために使用するサブネット マスクが表示されます。

Gateway:(読み取り専用)宛先ネットワークまたはホストに到達するために使用するゲートウェイの IP アドレスが表示されます。

Cost:(読み取り専用)ホップ カウント メトリックが表示されます。有効範囲は 1~15 です。


 

5.3.6 SDCC、LDCC、GCC、OSC、または DWDM OSC 終端の作成

Create SDCC/LDCC/GCC/OSC ダイアログボックスでは、CTC ベースの NE について新規の終端を作成できます。


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 NE Explorer のプロパティ シートで、次のタブのいずれかをクリックします。表示されるタブは、選択する NE のタイプによって異なります。

DCC

DCC/GCC/OSC

LDCC

SDCC

ステップ 3 作成する終端に対応するサブタブをクリックします。たとえば、LDCC 終端を作成するには、 LDCC サブタブをクリックします。

ステップ 4 Create をクリックします。 Create ダイアログボックスを開きます。 表5-6 では説明が表示されます。


Create ダイアログボックスに表示されるフィールドは、作成する終端のタイプによって異なります。表示されるフィールドは、NE タイプによっても異なります。ダイアログボックスのタイトルは選択内容によって変わります。


ステップ 5 選択後に OK をクリックします。


 

 

表5-6 Create ダイアログボックスのフィールド

タブ
説明

SDCC Terminations

SDCC 終端に対してスロットおよびポートを選択します。

LDCC Terminations

LDCC 終端に対してスロットおよびポートを選択します。

GCC Terminations

GCC 終端に対してスロットおよびポートを選択します。

OSC Terminations

OSC 終端に対してスロットおよびポートを選択します。

OSPF Disabled on Link

OSPF ルーティング テーブルのアドバタイジングを回避する場合はオンにします。

State

DCC 終端の状態を、IS(イン サービス)、OOC(アウト オブ サービス)、OOS-MT(アウト オブ サービス - 保守)、または OOS-AINS(アウト オブ サービス - オート イン サービス)から選択します。

GCC Rate

GCC レートを選択します。

5.3.7 DCC トンネル コネクションの作成

Create DCC Tunnel Connection ダイアログボックスによって、ONS 15454 SONET R3.3 以前について新たな DCC トンネル コネクションを作成できます。


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、R3.3 以前の ONS 15454 SONET NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 NE Explorer のプロパティ シートのノードで DCC/GCC/OSC タブを選択します。

ステップ 3 DCC Tunnel Connection サブタブをクリックします。

ステップ 4 Create をクリックします。 Create ダイアログボックスを開きます。 表5-7 では説明が表示されます。

ステップ 5 選択後に OK をクリックします。


 

 

表5-7 Create DCC Tunnel Connection ダイアログボックスのフィールド

フィールド
説明

From A

DCC トンネルの開始インタフェースを選択します。

From B

DCC トンネルの終了インタフェースを選択します。

5.3.8 SNMP の使用方法

5.3.8.1 SNMP コミュニティ ストリングの変更:CTC ベースの NE

CTC の SNMP Trap Destination ダイアログボックスを使用して、CTC ベース NE R3.3 以降のすべての SNMP 要求(たとえば、get、next、bulk、set)についてコミュニティ名を設定します。設定されている SNMP トラップの宛先リストにあるコミュニティ名に適合するコミュニティ名を使用する SNMP の要求は、すべて有効であるとみなされます。

SNMP の要求に無効のコミュニティ名(設定されたコミュニティ名に適合しないもの)が含まれている場合、その要求は通知なく却下されます。MIB 可変の snmpInBadCommunityNames が増加して、authenticationFailure トラップが送信されます。

セキュリティの関係上、コミュニティ名 public および private には、大半の SNMP インターフェイスが持っている特別な意味はありません。

5.3.8.2 SNMP コミュニティの作成:ONS 15216 EDFA2

Create SNMP Community View ダイアログボックスでは、ONS 15216 EDFA2 に対して SNMP コミュニティを作成することができます。


) SNMP の表示は、EDFA2 R2.4.0 以降にだけサポートされています。SNMP タブは、EDFA2 R2.1.1 および R2.3.0 ではサポートされていません。



ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15216 EDFA2 を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 SNMP タブをクリックします。

ステップ 3 SNMP Community Table サブタブを選択します。

ステップ 4 Create をクリックします。 Create SNMP Community View ダイアログボックスを開きます。 表5-8 では説明が表示されます。

 

表5-8 Create SNMP Community View ダイアログボックスのフィールド

フィールド
説明

Community Name

SNMP コミュニティ名を入力します。

Privileges

特定のコミュニティが実行可能な管理操作を抑制する、アクセスの特権を入力します。これらの特権は値の合計で表されますが、その個々の値は特定の操作を示します。SNMP 操作の10 進数値ついては、 表5-9 を参照してください。

IP Address

新規 SNMP コミュニティが始めたネットワーク管理トラフィックの発信元 IP アドレスを入力します。

Subnet Mask

発信元 IP アドレス用のサブネット マスクを入力します。

ステップ 5 選択後、 Create SNMP Community View ダイアログボックスで、 OK をクリックします。

ステップ 6 ノードのプロパティ ペインで Apply をクリックします。新規の SNMP コミュニティが、 SNMP Community テーブルに一覧表示されます。


 

表5-9 に、それぞれの SNMP 操作の 10 進数値を示します。たとえば、255 はすべての 10 進数値の合計であり、すべての SNMP 操作へのアクセスを許可しています。この合計はデフォルトのプライベート コミュニティです。247 は、Set 操作以外のすべての SNMP 操作の合計です。この合計はデフォルトのパブリック コミュニティです。

 

表5-9 SNMP 操作の 10 進数値

SNMP 操作
10 進数値

Get

1

GetNext

2

Response(すべてのコミュニティ ストリングに対して有効にする)

4

Set

8

SNMPv1-Trap

16

GetBulk

32

Inform(すべてのコミュニティ ストリングに対して有効にする)

64

SNMPv2-Trap(すべてのコミュニティ ストリングに対して有効にする)

128

5.3.8.3 SNMP コミュニティの修正:ONS 15216 EDFA2


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15216 EDFA2 を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 SNMP タブをクリックします。

ステップ 3 SNMP Community Table サブタブを選択します。

ステップ 4 SNMP Community テーブルで、修正する SNMP コミュニティを選択します。

ステップ 5 特定のフィールドをダブルクリックし、次の情報を修正します。

Community Name:新規コミュニティ ストリング

View Index:新規インデックス番号

Privilege:特定のコミュニティが実行可能な管理操作を抑制する新規のアクセスの特権。これらの特権は値の合計で表されますが、その個々の値は特定操作を示します。SNMP 操作の 10 進数値ついては、 表5-9 を参照してください。

IP Address:新規 SNMP コミュニティのネットワーク管理トラフィックの発信元の新規 IP アドレス

Subnet Mask:発信元 IP アドレス用の新規サブネット マスク

Status:読み取り専用

ステップ 6 Apply をクリックします。


 

5.3.8.4 SNMP コミュニティの削除:ONS 15216 EDFA2


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15216 EDFA2 を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 SNMP タブをクリックします。

ステップ 3 SNMP Community Table サブタブを選択します。

ステップ 4 SNMP Community テーブルで、削除する SNMP コミュニティを選択します。

ステップ 5 Delete 、次に OK を順にクリックします。

ステップ 6 Apply をクリックします。


 

5.3.8.5 SNMP トラップ宛先の作成:ONS 15216 EDFA2

Create SNMP Trap Destination ダイアログボックスを使用して、ONS 15216 EDFA2 NE に対して新規の SNMP トラップ宛先を作成します。


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15216 EDFA2 を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 SNMP タブをクリックします。

ステップ 3 Trap Destination Table サブタブをクリックします。

ステップ 4 Create をクリックします。 Create Trap Destination ダイアログボックスを開きます。 表5-10 では説明が表示されます。

ステップ 5 選択後に OK をクリックします。

ステップ 6 ノードのプロパティ ペインで Apply をクリックします。新規の SNMP トラップ宛先が、 Trap Destination テーブルに一覧表示されます。


 

 

表5-10 Create Trap Destination ダイアログボックスのフィールド

フィールド
説明

IP Address

トラップの宛先 IP アドレスをクリックします。

UDP Port

SNMP にトラップ宛先 UDP ポートを設定します。

Community Name

SNMP コミュニティ名を入力します。

Version

トラップのバージョン番号を入力します。

5.3.8.6 SNMP トラップ宛先の修正: ONS 15216 EDFA2


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15216 EDFA2 を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 SNMP タブをクリックします。

ステップ 3 Trap Destination Table サブタブをクリックします。

ステップ 4 Trap Destination テーブルで、修正する SNMP トラップ宛先を選択します。

ステップ 5 特定のフィールドをダブルクリックし、次の情報を修正します。

IP Address:SNMP トラップ宛先の IP アドレス

UDP Port:SNMP トラップ宛先の UDP ポート番号

Community Name:SNMP トラップ宛先のコミュニティ ストリング名

Version:プルダウン メニューから該当するバージョンを選択します。

View Index:新規インデックス番号

Status:読み取り専用

ステップ 6 Apply をクリックします。


 

5.3.8.7 SNMP トラップ宛先の削除:ONS 15216 EDFA2


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15216 EDFA2 を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 SNMP タブをクリックします。

ステップ 3 Trap Destination Table サブタブをクリックします。

ステップ 4 Trap Destination テーブルで、削除する SNMP トラップ宛先を選択します。

ステップ 5 Delete 、次に OK を順にクリックします。

ステップ 6 Apply をクリックします。


 

5.3.8.8 SNMP ビューの作成:ONS 15216 EDFA2

Create SNMP View ダイアログボックスを使用して、ONS 15216 EDFA2 NE について新規の SNMP ビューを作成します。


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15216 EDFA2 を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 SNMP タブをクリックします。

ステップ 3 SNMP Views サブタブをクリックします。

ステップ 4 Create をクリックします。 Create SNMP View ダイアログボックスを開きます。 表5-11 では説明が表示されます。

ステップ 5 選択後に OK をクリックします。

ステップ 6 ノードのプロパティ ペインで Apply をクリックします。新規の SNMP ビューが、 SNMP Views テーブルに一覧表示されます。


 

 

表5-11 Create SNMP View ダイアログボックスのフィールド

フィールド
説明

View Index

各 MIB ビューに一意の値であるビュー インデックス番号を入力します。

Subtree

MIB 階層のサブツリー要素を指定するオブジェクト識別子を入力します。

Mask

サブツリーのオブジェクトを識別するビット マスクを入力します。

Type

プルダウン メニューから、ビューのステータスを特定するフラグを選択します。値を含めたり除外したりします。

5.3.8.9 SNMP ビューの修正:ONS 15216 EDFA2


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15216 EDFA2 を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 SNMP タブをクリックします。

ステップ 3 SNMP Views サブタブをクリックします。

ステップ 4 SNMP Views テーブル で、修正する SNMP ビューを選択します。

ステップ 5 特定のフィールドをダブルクリックし、次の情報を修正します。

View Index:読み取り専用

Subtree:読み取り専用

Mask:サブツリーのオブジェクトを識別するビット マスクを修正します。

Type:プルダウン メニューから、ビューのステータスを特定するフラグを選択します。

Status:読み取り専用

ステップ 6 Apply をクリックします。


 

5.3.8.10 SNMP ビューの削除:ONS 15216 EDFA2


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15216 EDFA2 を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 SNMP タブをクリックします。

ステップ 3 SNMP Views サブタブをクリックします。

ステップ 4 SNMP Views テーブルで、削除する SNMP ビューを選択します。

ステップ 5 Delete 、次に OK を順にクリックします。

ステップ 6 Apply をクリックします。


 

5.3.8.11 SNMP トラップ宛先の作成:ONS 15216 EDFA3


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15216 EDFA3 を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 SNMP タブをクリックします。

ステップ 3 Add Row をクリックします。 Create Trap Destination テーブルを開きます。 表5-12 では説明が表示されます。

ステップ 4 選択後に OK をクリックします。

ステップ 5 ノードのプロパティ ペインで Apply をクリックします。新規の SNMP トラップ宛先が、 Trap Destination テーブルに一覧表示されます。


) EDFA3 に設定できる SNMP ホストは最大 10 個です(EDFA2 にはそのような制限はありません)。



 

 

表5-12 Trap Destination Table サブタブのフィールド

フィールド
説明

IP Address

トラップ宛先 IP アドレスを入力します。

UDP Port

SNMP にトラップ宛先 UDP ポートを設定します。

Community Name

SNMP トラップ宛先のコミュニティ ストリング名を入力します。

Version

トラップのバージョン番号を入力します。

5.3.8.12 SNMP トラップ宛先の修正:ONS 15216 EDFA3


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15216 EDFA3 を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 SNMP タブをクリックします。

ステップ 3 Trap Destination Table サブタブをクリックします。

ステップ 4 Trap Destination テーブルで、修正する SNMP トラップ宛先を選択します。

ステップ 5 特定のフィールドをダブルクリックし、次の情報を修正します。

IP Address:SNMP トラップ宛先の IP アドレス

UDP Port:SNMP トラップ宛先の UDP ポート番号

Community Name:SNMP トラップ宛先のコミュニティ ストリング名

Version:プルダウン メニューから該当するバージョンを選択します。

ステップ 6 Apply をクリックします。


 

5.3.8.13 SNMP トラップ宛先の削除:ONS 15216 EDFA3


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15216 EDFA3 を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 SNMP タブをクリックします。

ステップ 3 Trap Destination Table サブタブをクリックします。

ステップ 4 Trap Destination  テーブルで、削除する SNMP トラップ宛先を選択し、 Delete Row をクリックします。

ステップ 5 Apply をクリックします。


 

5.3.9 優先コピーの指定:ONS 15600 SONET または ONS 15600 SDH


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 15600 SONET または ONS 15600 SDH の NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Maintenance タブをクリックします。

ステップ 3 Preferred Copy サブタブの > Data Copy エリアで、 Preferred Data プルダウン リストから優先データを選択します。

ステップ 4 Apply をクリックします。


 

5.3.10 中間パス パフォーマンス モニタリングの有効化

大半の CTC ベースのネットワークでは、Line-Terminating Equipment(LTE; 回線終端装置)を使用して Intermediate Path Performance Monitoring(IPPM;中間パス パフォーマンス モニタリング)が有効になります。IPPM を使用すると、ユーザは、信号のチャネルを終端せずに、任意の機器から発信される伝送信号を透過的に監視できます。IPPM を使用するには、DS-N カードで STS 回線を搬送し、その回線を実行する EC1-12 または OC-N カードで IPPM を有効にします。


) IPPM は、IPPM を有効にした STS パス上でだけ行われます。Threshold Crossing Alerts(TCA; しきい値超過アラート) は、IPPM を有効にしたパス上の PM パラメータについてだけ生成されます。監視対象の IPPM パラメータは、STS CV-P、STS ES-P、STS SES-P、STS UAS-P、および STS FC-P です。


CTC ベースの NE に対して IPPM を有効にするには次の手順に従います。


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 LTE カードを選択します。LTE カードのリストは 表5-13 を参照してください。

 

表5-13 回線を終端するトラフィック カード(LTE カード)

NE
回線終端装置

ONS 15327

XTC-14

XTC-28-3

OC3 IR4 1310

OC12 IR 1310

OC12 LR 1550

OC48 IR 1310

OC48 LR 1550

--

ONS 15454 SONET

電気回路 LTE

EC1-12

DS1-14

DS1N-14

DS3-12

DS3N-12

DS3-12E

DS3N-12E

DS3XM-6

DS3i/DS3iN

--

光 LTE

OC3 IR 4/STM1 SH 1310

OC3 IR/STM1 SH 1310-8

OC12 IR/STM4 SH 1310

OC12 LR/STM4 LH 1310

OC12 LR/STM4 LH 1550

OC12 IR/STM4 SH 1310-4

OC48 IR 1310

OC48 LR 1550

OC48 IR/STM16 SH AS 1310

OC48 LR/STM16 LH AS 1550

OC48 ELR/STM16 EH 100 GHz

OC48 ELR 200 GHz

OC192 SR/STM64 IO 1310

OC192 IR/STM64 SH 1550

OC192 LR/STM64 LH 1550

OC192 LR/STM64 LH ITU 15xx.xx

TXP_MR_10G

MXP_2.5G_10G

ONS 15454 SDH

電気回路 LTE

E1-N-14

E1-42

E3-12

DS3i-N-12

STM1E-12

--

光 LTE

OC3 IR 4/STM1 SH 1310

OC3 IR/STM1 SH 1310-8

OC12 IR/STM4 SH 1310

OC12 LR/STM4 LH 1310

OC12 LR/STM4 LH 1550

OC12 IR/STM4 SH 1310-4

OC48 IR/STM16 SH AS 1310

OC48 LR/STM16 LH AS 1550

OC48 ELR/STM16 EH 100 GHz

OC192 SR/STM64 IO 1310

OC192 IR/STM64 SH 1550

OC192 LR/STM64 LH 1550

OC192 LR/STM64 LH ITU 15xx.xx

--

ONS 15600

OC48/STM16 LR/LH 16 Port 1550

OC192/STM64 LR/LH 4 Port 1550

ステップ 3 STS タブをクリックします。

ステップ 4 STS Config サブタブをクリックします。

ステップ 5 IPPM Enabled チェックボックスを選択します。

ステップ 6 Apply をクリックします。


 

5.3.11 CTC ベース NE に対してのポインタ位置調整カウント モニタリングの有効化

周波数と位相変動を補整するには、CTC ベースの NE ではポインタが使用されます。ポインタを使用することによって、STS ペイロードと VT ぺイロードとの位相変動を調整できます。ポインタ位置調整カウントは、複数の SONET ネットワークでのタイミングの相違を表します。

Positive Pointer Justification Count(PPJC; 正のポインタ位置調整カウント)パラメータと Negative Pointer Justification Count(NPJC; 負のポインタ位置調整カウント)パラメータがあります。PPJC は、path-detected(PPJC-Pdet; 検出パス)や path-generated(PPJC-Pgen; 生成パス)の正のポインタ位置調整カウントです。NPJC は、特定の PM 名により path-detected(NPJC-Pdet; 検出パス)または path-generated(NPJC-Pgen; 生成パス)のどちらかとなる、負のポインタ位置調整カウントです。

ポインタ位置調整カウントに整合性があるかないかで、ノード間のクロック同期に問題があるかどうかがわかります。カウントの相違は、最初にポインタ位置調整カウントを送信したノードと、このカウントを検出して送信するノードとの間に、タイミングの変動があることを意味します。正のポインタ位置調整は、Synchronous Payload Envelope(SPE; 同期ペイロード エンベロープ)のフレーム レートが STS1 のフレーム レートと比べて遅すぎる場合に発生します。

ポインタ位置調整カウント パフォーマンス モニタリングを有効にするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 LTE カードを選択します。LTE カードのリストは 表5-13 を参照してください。

ステップ 3 Line タブをクリックします。

ステップ 4 Line Config サブタブをクリックします。

ステップ 5 PJStsMon# フィールドをダブルクリックし、番号を選択します。

Off は、ポインタ位置調整モニタリングが無効であることを示します。

1 n は、ポート上の STS 番号です。次のように、 PJStsMon# メニューからポートごとに 1 つの STS を有効にできます。

EC1-12 PJStsMon# card フィールド:合計 12 ポート上で 0 または 1 を選択できます。

OC-3 PJStsMon# card フィールド:合計 4 ポート上で 1、2、または 3 を選択できます。

OC-12 PJStsMon# card フィールド:1 ポート上で 1~12 の間の番号を選択できます。

OC-48 PJStsMon# card フィールド:1 ポート上で 1~48 の間の番号を選択できます。

OC-192 PJStsMon# card フィールド:1 ポート上で 1~192 の間の番号を選択できます。

ステップ 6 Apply をクリックします。


 

5.3.12 ONS 15454 SONET および ONS 15454 SDH の電源モニタリングしきい値の変更


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、ONS 154545 SONET または ONS 15454 SDH の NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 ノードのプロパティ ペインで、 Identification タブをクリックします。

ステップ 3 Voltage Thresholds 領域で、次のしきい値を選択します。

ELWBATVG:超低バッテリ電圧

LWBATVG:低バッテリ電圧。ONS 15454 SONET だけで使用できます。

HIBATVG:高バッテリ電圧。ONS 15454 SONET だけで使用できます。

EHIBATVG:超高バッテリ電圧

Current Voltage Environment:読み取り専用


) しきい値は 0.5 VDC 単位で設定できます。


ステップ 4 Apply をクリックします。


 

5.3.13 イーサネットのしきい値の作成

Create Ethernet Threshold ダイアログボックスでは、ONS 15327、ONS 15454 SONET、および ONS 15454 SDH NE について G1000-2、G1000-4、ETH100、ETH1000、および ML シリーズカードの新しいイーサネットのしきい値を作成することができます。


ステップ 1 Domain Explorer ツリーで、CTC ベースの NE を選択し、 Configuration > NE Explorer の順にクリックします(または、 Open NE Explorer ツールをクリックします)。

ステップ 2 NE Explorer ツリーで、イーサーネット カードをクリックします。

ステップ 3 Thresholds タブをクリックします。

ステップ 4 Create をクリックします。 Create Ether Threshold ダイアログボックスを開きます。 表5-14 では説明が表示されます。

ステップ 5 選択後に OK をクリックします。

ステップ 6 Apply をクリックします。


 

 

表5-14 Create Ethernet Thresholds ダイアログボックスのフィールド

フィールド
説明

Slot

新しいイーサネットのしきい値を設定するスロットを選択します。

Port

選択したスロットのポートを選択します。 All を選択した場合、そのスロットのすべてのポートにしきい値が作成されます。この操作は完了までに数分かかります。

Variable

新しいイーサネットのしきい値に対する変数を選択します。変数のリストは、 Slot フィールドで選択したスロットにインストールされているカードのタイプによって異なります。

Alarm Type

新しいイーサネットのしきい値に対するアラームのタイプを選択します。利用可能なアラームのタイプは、Rising、Falling、および Rising です。

Sample Type

新しいイーサネットのしきい値に対するサンプルのタイプを選択します。利用可能なサンプル タイプは、Relative または Absolute です。

Sample Period

新しいイーサネットのしきい値に対するサンプルの期間を入力します。サンプルの周期は秒単位で測定されます。

Rising Threshold

新しいイーサネットのしきい値に立ち上がりしきい値を入力します。立ち下りしきい値以上の値を指定する必要があります。

Falling Threshold

新しいイーサネットのしきい値に立ち下がりしきい値を入力します。立ち上がりしきい値以下の値を指定する必要があります。

5.4 CRS-1の設定

この項では、 CRS-1 の設定に使用する NE Explorer のメニュー オプションについて説明します。

5.4.1 Explicit Path Configuration アプリケーション

Explicit Path Configuration アプリケーションでは、明示的パスを設定することができます。IP の明示的パスは IP アドレスのリストであり、それぞれが明示的パスのノードやリンクを表します。

表5-15 では、明示的パス アプリケーションのフィールドについて説明しています。

 

表5-15 Explicit Path Configuration Application ウィンドウのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Category リスト

名前または ID フィールドに IP 明示的パス名または識別子を入力するかどうかを選択することができます。次のオプションがあります。

Name:IP 明示的パスが名前で識別される。

Identifier:IP 明示的パスは識別番号で識別される。

Name/Id フィールド

IP 明示的パスに名前または識別子を入力することができます。

Enable チェックボックス

IP 明示的パスの有効化/無効化が可能です。

Path Details テーブル

Index カラム

ここでは IP 明示的パスのリンクの索引番号が表示されます。この値は自動的に生成され、このフィールドは読み取り専用です。

IP Address カラム

ここでは IP 明示的パスのリンクの IP アドレスが表示されます。

セルをダブルクリックして有効にして、IP アドレスを入力できます。

Exclude カラム

IP 明示的パスのリンクを除外するか、または含めることができます。

セルをダブルクリックして、値を偽から真へ、または真から偽へ変更できます。

Up 矢印、 Down 矢印

明示的パス内の IP アドレスを並べ替えできます。テーブルの 1 行を選択し、矢印を使ってその行を上下に動かします。索引番号が、同じリストの他のレコードと比較され、その位置に基づいて自動的に修正されます。

Add ボタン

明示的パスに IP アドレスを追加することができます。 Add ボタン、次にテーブルの IP Address セルを順にクリックし、有効な IP アドレスを入力します。

Remove ボタン

明示的パスから選択した IP アドレスを削除することができます。テーブルの 1 行を選択し、 Remove をクリックして明示的パスから IP アドレスを削除します。

5.4.2 MPLS-TE Configuration アプリケーション

MPLS-TE Configuration アプリケーションには次のタブがあります。

「Global タブ」

「Labels タブ」

「Links タブ」

「Tunnel Head タブ」

「Operations タブ」

MPLS-TE Configuration アプリケーションでは、シスコ ルータに MPLS-TE を設定することができます。

MPLS は、Internet Engineering Task Force(IETF; インターネット技術特別調査委員会) 主導の標準ベースのソリューションであり、インターネットおよび IP バックボーンをビジネス クラスの転送媒体へと変換するよう考案されました。トラフィック エンジニアリングは、高優先順位のトラフィックを処理するように帯域帯割当てを調整する技術です。MPLS-TE では、上流のルータにより特定のトラフィックの宛先にネットワーク トンネルが作成され、このトンネルにとって必要な帯域幅が確保されます。このネットワーク トンネルにより、IP が ATM または フレーム リレーの能力に到達できます。この両方は Private Virtual Channels(PVC; プライベート仮想チャネル)に基づいてこの機能を提供します。

MPLS トラフィック エンジニアリングでは、Resource Reservation Protocol(RSVP; リソース予約プロトコル)を使用してバックボーン全体の Label-switched Paths (LSP; ラベル スイッチド パス)が自動的に確立され保守されます。これは、次のオプションのいずれかで実行できます。

Dynamic path オプション

Explicit path オプション(手動)

利用可能なリソースは、リンクの状態をベースにした Interior Gateway Protocol(IGP; 内部ゲートウェイ プロトコル)への拡張を用いてネットワーク全体にフラッディングされます。

MPLS-TE により、MPLS バックボーンは、レイヤ 2 ATM およびフレーム リレーネットワークのトラフィック エンジニアリング機能を複製し、拡大できるようになります。MPLS は、レイヤ 2 およびレイヤ 3 の技術の統合です。従来型レイヤ 2 の機能がレイヤ 3 で利用可能なため、MPLS はトラフィック エンジニアリングを実行できます。

MPLS-TE は IGP(Intermediate System-to-Intermediate System(ISIS; 中間システム間のシステム)、および Open Shortest Path First(OSPF) )を使用して、ネットワークに向けて帯域幅情報をフラディングします。また、RSVP 拡張を使用して、ネットワーク内のパスを計算するために、ラベルと、制約に基づくルーティングを配布します。これらの拡張は、RFC 3209 で定義されています。

MPLS-TE によって、Fast Reroute(FRR; ファースト再ルーティング)を使用して結合が失敗しないよう保護されます。FRR により、提供されたバックアップ トンネルを使用してプライマリ トンネルが保護されます。障害状態がある時は、プライマリ トンネルはバックアップ トンネルへと切り替えられます。

5.4.2.1  Global タブ

Global タブでは、次の操作を実行できます。

明示ヌル ラベル、または間接ヌル ラベルの使用方法の設定

最大帯域幅の保留時間およびフラッディング間隔の指定

トンネルの再最適化周期の設定

表5-16 では、 Global タブのフィールドについて説明します。

 

表5-16 Global タブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Advertise explicit null チェック ボックス

ルータ発信元トンネルでは明示ヌル ラベルを使用するよう指定できます。

Link Management Timers エリア

Max bandwidth holdtime (secs) フィールド

RSVP セットアップ メッセージに対するRSVP Resv メッセージの応答を待って、帯域幅を 保持する時間の長さを設定できます。

Flooding interval (secs) フィールド

定期的なフラッディングの間隔の長さを設定できます。

Tunnel Reoptimization エリア

Frequency (secs) フィールド

設定した LSP を持つトンネルのパスをチェックすることによって、周期を制御できます。0 の値は再最適化を無効にします。

Fast Reroute Promotion Timer (secs) フィールド

ファースト再ルーティング バックアップ プロモーション タイマーを設定できます。

Topology Hold-down Timer (secs) フィールド

リンク上でパスが許可されなかった際のリンク ホールドダウン タイマーを設定でき、次のパス計算で使用できます。

Path Selection Metric Type リスト

パス計算にメトリックを使用するよう選択できます。次のオプションがあります。

IGP

TE

5.4.2.2  Labels タブ

ローカル ラベルの範囲を設定できます。

表5-17 では、 Labels タブのフィールドについて説明します。

 

表5-17 Labels タブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Table Id フィールド

表示するラベル テーブルの索引を指定できます。

Label Range エリア

Min フィールド

パケット インターフェイスで利用可能なローカル ラベルの最小の範囲を設定できます。最小とは、そのラベルのスペースで利用可能な最小のラベルのことです。

最小および最大のフィールドに提供される範囲は、ローカル ラベルを割り当てるすべての MPLS アプリケーションによって使用されます(ダイナミック ラベル スイッチングには、MPLS トラフィック エンジニアリング、および MPLS Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)があります)。

0~15 のラベルは、IETF で予約され、その範囲に含めることはできません。

Max フィールド

パケット インターフェイスで利用可能なローカル ラベルの最大の範囲を設定できます。最大とは、そのラベルのスペースで利用可能な最大のラベルのことです。

最小および最大のフィールドに提供される範囲は、ローカル ラベルを割り当てるすべての MPLS アプリケーションによって使用されます(ダイナミック ラベル スイッチングには、MPLS トラフィック エンジニアリング、および MPLS があります)。

0~15 のラベルは、IETF で予約され、その範囲に含めることはできません。

5.4.2.3  Links タブ

General および Backup Tunnels サブタブがあります。 General サブタブは、リンク タブをクリックするとデフォルトで表示されます。

Links タブでは、次の操作を実行できます。

リンク上の MPLS の有効化

インターフェイスに対してフラッディングしきい値の設定

バックアップトンネルの指定

管理上の重みの設定

アトリビュート フラグの設定

5.4.2.3.1  General サブタブ

General サブタブでは、次の操作を実行できます。

リンク名の指定

インターフェイスに対してフラッディングしきい値の設定

管理上の重みの設定

アトリビュート フラグの設定

表5-18 では、 General サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-18 General サブタブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Name

MPLS-TE 対応にするインターフェイスの名前を指定することができます。

Name フィールド

MPLS 対応にするインターフェイスの名前を入力することができます。

Name 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログボックスを使用して、MPLS-TE 対応にするインターフェイスの名前を選択できます。

Administrative weight フィールド

リンクにコストを指定できます。リンクの IGP 管理上の重み(コスト)が無効になります。

Attribute flags フィールド

インターフェイスにユーザ指定のアトリビュート フラグを設定できます。

このフィールドではリンクにアトリビュートを割り当て、アトリビュート(そのアフィニティ ビットで表される)に一致するトンネルが一致しないトンネルより、そのリンクで優先されるようにできます。

グローバルにフラッディングされるインターフェイスは、トンネルのヘッドエンド パス選択の基準として使用されます。

Flooding Thresholds エリア

Up Thresholds (%) フィールド

リソースのアベイラビリティの増加に対してフラッディングのしきい値を設定できます。指定範囲内に、デリミタ値を最高 14 スペースまで入力可能です。

上下のフラッディングしきい値により、リンクに予約する帯域幅しきい値が設定されます。

いずれかのしきい値を超えると、MPLS トラフィック エンジニアリング リンク管理機能により更新されたリンク情報がアドバタイズされます。どのしきい値も超えない場合、定期フラッディングを無効にしない限り、変更が定期的にフラッディングされます。

Down Thresholds (%) フィールド

リソースのアベイラビリティの減少に対してフラッディングのしきい値を設定できます。指定範囲内に、デリミタ値を最高 14 スペースまで入力可能です。

上下のフラッディングしきい値により、リンクに予約された帯域幅しきい値が設定されます。

しきい値を超えると、MPLS トラフィック エンジニアリング リンク管理機能により更新されたリンク情報がアドバタイズされます。しきい値を超えない場合、定期フラッディングを無効にしないと変更が定期的にフラッディングされます。

5.4.2.3.2  Backup Tunnels サブタブ

リンクにバックアップ トンネルを指定できます。

表5-19 では、 Backup Tunnels サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-19 Backup Tunnels サブタブのフィールド

フィールド
説明

Tunnel Number リスト

バックアップ トンネルとして使用するトンネルを入力できます。

Add をクリックしてリストにブランクの行を追加し、その行をダブルクリックして有効なトンネル番号を入力できます。

Remove をクリックすると、リストから選択したトンネルを削除します。

5.4.2.4  Tunnel Head タブ

Tunnel Head タブには、 General Advanced Path Selection の 3 つのサブタブがあります。 General サブタブは、 Tunnel Head タブをクリックするとデフォルトで表示されます。

Tunnel Head タブでは、次の操作を実行できます。

パス、帯域幅、および発信元 IP アドレスを含むトンネルのパラメータの設定

Shortest Path First(SPF; 最短パス優先)計算の指定および設定

帯域幅の指定

レコード ルートおよびファースト再ルーティングの有効化

パス計算に使用するトンネル パス選択メトリックの指定

5.4.2.4.1  General サブタブ

General サブタブでは、次の操作を実行できます。

トンネル名、宛先、および帯域幅の指定

トンネルの IP アドレスの指定

トンネルの優先順位の設定

トンネルのアフィニティの設定

表5-20 では、 General サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-20 General サブタブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Tunnel Name フィールド

トンネル名を入力できます。

Destination フィールド

トンネルの宛先を入力できます。

Bandwidth (kbps) フィールド

MPLS トラフィック エンジニアリング トンネルに必要な帯域幅を入力できます。

Reserve Bandwidth from SubPool フィールド

グローバル プールではなくサブプールから帯域幅を選択できます。

Shutdown チェック ボックス

インターフェイスを保護するためにトンネルをシャットダウンできます。このトンネルのダウン(シャットダウンまたは解除)中は、伝達中のトラフィックは別のトンネルに再ルート選択されます(可能な場合)。

IP Address エリア

None オプション ボタン

IP アドレスを設定しない指定が行えます。IP アドレスを指定せずにトンネルを設定できます。

Unnumbered

明示的アドレスなしにトンネルの IP アドレスを設定できます。

Unnumbered オプション ボタン

明示的アドレスなしに IP プロセッシングを有効にできます。

Unnumbered フィールド

有効なインターフェイス名を入力できます。 Unnumbered のオプション ボタンを選択し、 Unnumbered フィールドを有効にする必要があります。

Unnumbered 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスからインターフェイスを選択できます。 Unnumbered のオプション ボタンを選択し、 Unnumbered 省略ボタンを有効にする必要があります。

IP/Mask

IPv4 アドレスおよびマスクの長さまたはプレフィックスの長さを使用してトンネルの IP アドレスを設定できます。

IP/Mask オプション ボタン

明示的アドレスを使用して IP プロセッシングを有効にできます。

IP/Mask フィールド

トンネルに、有効なIPv4 アドレスおよびマスクの長さまたはプレフィックスの長さを入力できます。 IP/Mask のオプション ボタンを選択し、 IP/Mask フィールドを有効にする必要があります。

Priority エリア

Setup Priority フィールド

セットアップ優先度を入力できます。トンネルに LSP を信号で知らせる際に優先順位を使用して、優先する既存のトンネルを決定します。

より小さい番号を持つ優先順位が高い優先順位を示します。したがって、セットアップ優先度が 0 の LSP は、0 でない優先度を持つあらゆる LSP よりも順位が先になります。

LSP を信号で知らせる際、LSP のために利用できる十分な帯域幅が現在インターフェイスにない場合、新しい LSP が許可されるように、コール許可ソフトウェアは優先順位がより低い LSP を優先します。(LSP は、新たな LSP を許可する場合に優先されます)

新規 LSP 優先順位がセットアップ優先度で、既存の LSP 優先順位が保留優先度になります。この 2 つの優先順位により、高い保留優先度(この設定後は LSP は優先されない)ではなく、低いセットアップ優先度(セットアップ時に LSP が他の LSP を優先しない)を持つ LSP を信号で知らせることが可能です。セットアップ優先度および保留優先度は、通常は同等に設定され、セットアップ優先度を保留優先度よりも上位に(数値的に小さく)設定することはできません。

Hold Priority フィールド

保留優先度を入力できます。トンネルの LSP に関連のある保留優先度で、信号を知らせるその他の LSP を優先するかどうかを決定します。

より小さい番号を持つ優先順位が高い優先順位を示します。したがって、セットアップ優先度が 0 の LSP は、0 でない優先度を持つあらゆる LSP よりも順位が先になります。

LSP を信号で知らせる際、LSP のために利用できる十分な帯域幅が現在インターフェイスにない場合、新しい LSP が許可されるように、コール許可ソフトウェアは優先順位がより低い LSP を優先します。(LSP は、新たな LSP を許可する場合に優先されます)

新規 LSP 優先順位がセットアップ優先度で、既存の LSP 優先順位が保留優先度になります。この 2 つの優先順位により、高い保留優先度(この設定後は LSP は優先されない)ではなく、低いセットアップ優先度(セットアップ時に LSP が他の LSP を優先しない)を持つ LSP を信号で知らせることが可能です。セットアップ優先度および保留優先度は、通常は同等に設定され、セットアップ優先度を保留優先度よりも上位に(数値的に小さく)設定することはできません。

Affinity エリア

Affinity Bits フィールド

トンネルを搬送するリンクに要求するアフィニティ ビット値を入力できます。アフィニティにより、このトンネルが使用するリンクのアトリビュートが決まります(つまり、このアトリビュートはあるアフィニティを持つトンネルの属性です)。

Affinity Mask フィールド

トンネルを搬送するリンクに要求するアフィニティ マスク値を設定できます。アフィニティにより、このトンネルが使用するリンクのアトリビュートが決まります(つまり、このアトリビュートはあるアフィニティを持つトンネルの属性です)。

アトリビュート マスクにより、ルータがチェックするべきリンクのアトリビュートが決定されます。マスク ビットが 0 の場合、リンクのアトリビュート値またはこのビットは関係ありません。マスク ビットが 1 の場合、このリンクのアトリビュート値と、このビットのトンネルに必要なアフィニティは適合しなくてはなりません。トンネルがリンクを使用できるのは、トンネルのアフィニティが、リンク アトリビュートとトンネルのアフィニティ マスクに等しい場合です。アフィニティに 1 と設定した特性はすべて、マスクでも 1 である必要があります。

つまり、アフィニティとマスクの設定条件は次のとおりです。

トンネルのアフィニティ =(トンネルのアフィニティおよびトンネルのアフィニティ マスク)

5.4.2.4.2  Advanced サブタブ

Advanced サブタブでは、次の操作を実行できます。

自動ルート パラメータの設定

バックアップ帯域幅パラメータの設定

保留バックアップ帯域幅パラメータの有効化

ファースト再ルーティングの有効化

各トンネルへ負荷分散型の設定(各トンネルに対して個別に割り当てる合計トラフィックの割合を示す)

表5-21 では、 Advanced サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-21 Advanced サブタブのフィールド

フィールド
説明
Autoroute エリア

Auto Announce チェック ボックス

IGP(ルーティング プロトコル)がその拡張 SPF 計算でトンネル(トンネルが動作している場合)を使用する必要があることを、ユーザが指定できます。

現在、トンネルにトラフィックを転送できる唯一の方法は、この機能を有効化するか、または明示的に転送を設定することです(たとえば、インターフェイス スタティック ルートを使用して)。

IGP Metric Subarea

Default オプション ボタン

IGP 拡張 SPF 計算を使用するデフォルトの IP トラフィック エンジニアリング トンネル メトリックを選択できます。デフォルトは、相対メトリック 0 です。

Relative

IGP の拡張 SPF 計算で相対メトリックを使用するように選択できます。

Relative オプション ボタン

相対メトリックを IGP メトリックとして選択できます。

Relative フィールド

相対メトリックを入力できます。メトリック値は正、負、またはゼロとします。 Relative のオプション ボタンを選択し、 Relative フィールドを有効にする必要があります。

Absolute

IGP の拡張 SPF 計算で絶対メトリックを使用するように選択できます。

Absolute オプション ボタン

絶対メトリックを IGP メトリックとして選択できます。

Absolute フィールド

絶対メトリックを入力できます。メトリック値は正とします。 Absolute のオプション ボタンを選択して Absolute フィールドを有効にする必要があります。

Backup Bandwidth エリア

Reserve Backup Bandwidth チェック ボックス

予約バックアップ帯域幅の有効化/無効化が可能です。

From Pool フィールド

予約バックアップ帯域幅にプールを選択できます。次のオプションがあります。

Any Pool: MPLS トラフィック エンジニアリング バックアップ トンネルにより提供される任意のプールのバックアップ帯域幅

Global Pool:MPLS トラフィック エンジニアリング バックアップ トンネルにより提供される帯域プールのバックアップ帯域幅

Sub Pool:MPLS トラフィック エンジニアリング バックアップ トンネルにより提供されるサブプールのバックアップ帯域幅 サブプールからの帯域幅を使用する LSP だけがバックアップ トンネルを使用できます。

Unlimited Bandwidth オプション ボタン

トンネルの予約バックアップ帯域幅を unlimited に設定できます。

Limited Bandwidth

トンネルの予約バックアップ帯域幅を限定することができます。

Limited Bandwidth オプション ボタン

トンネルの予約バックアップ帯域幅の制約を有効化できます。

Limited Bandwidth フィールド

予約バックアップ帯域幅を入力できます。

Other エリア

Record Route チェック ボックス

トンネルで使用されるルートを記録することができます。

Fast Reroute チェック ボックス

トンネルに対してファースト再ルーティング保護を有効化できます。

5.4.2.4.3  Path Selections サブタブ

Path Selections サブタブでは、次の操作を実行できます。

パス選択メトリックの選択

利用可能な IP パスの選択およびパス オプションの設定

表5-22 では、 Path Selections サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-22 Path Selections サブタブのフィールド

フィールド
説明
Path Selection Metric エリア

Path Selection Metric リスト

パス計算に使用するトンネル パス選択メトリックを選択できます。次のオプションがあります。

Use IGP Metric

Use MPLS-TE Metric

Path Option エリア

Available IP Path リスト

トンネルに対してパス オプションを選択できます。

利用可能な IP パス リストからパス オプションを選択し、行き先矢印をクリックして Path Options テーブルへパスを追加します。

Path Options テーブル

単一トンネルに複数のパス オプションを設定できます。たとえば、1 つのトンネルに明示的パス オプションが複数、ダイナミック オプションが 1 つある場合があります。 Path Options テーブルには次のフィールドがあります。

Preference:自動的に生成される連続番号。ユーザはこのフィールドには設定できません。

Name/ID:トンネルがこのパス オプションと一緒に使用する IP 明示的パスのパス名またはパス番号。ユーザはこのフィールドには設定できません。

Type:LSP パスが動的に計算される(Dynamic)か、または IP 明示的パス(Explicit)であるかどうかを示す。ユーザはこのフィールドには設定できません。

Lockdown:デフォルトで LSP が再最適化される。フィールドには偽が表示されます。フィールドをダブルクリックして、値を偽から真へ、または真から偽へ変更できます。

Up 矢印、 Down 矢印

パス オプションを並べ替えできます。テーブルの 1 行を選択し、矢印を使ってその行を上下に動かします。プリファレンス番号は、同じリストの別のレコードと比較され、その位置に基づいて自動的に修正されます。

5.4.2.5  Operations タブ

Operations タブでは、次の操作を実行できます。

トンネルの再最適化

カウンタ リセット

表5-23 では、 Operations タブのフィールドについて説明します。

 

表5-23 Operations タブのフィールド

フィールド
説明
Reoptimize Tunnels エリア

All tunnels オプション ボタン

再最適化にはすべてのトンネルを選択できます。

This tunnel

再最適化にはこのトンネルを選択できます。

This tunnel オプション ボタン

特定のトンネルの再最適化を有効にできます。

This tunnel フィールド

システム名を入力できます。このオプション ボタンを選択して This tunnel フィールドを有効にする必要があります。

Reoptimize Tunnels ボタン

トンネルの再最適化では、トンネルに対してより最適なパスが検索されます。

すべてのトンネルまたは特定のトンネルに対して最適なパスを検索できます。このボタンをクリックすると確認ダイアログボックスが表示されるので、トンネルを再最適化するかを確認する必要があります。トンネルを再最適化するには Yes をクリックし、最適化しない場合は No をクリックします。

Clear Counters エリア

All Counters オプション ボタン

トンネルのすべてのカウンタをクリアすることができます。

Summary Counters オプション ボタン

トンネルのサマリー カウンタだけをクリアすることができます。

For this tunnel

トンネルを選択できます。このトンネルのカウンタだけがクリアされます。

For this tunnel オプション ボタン

特定のトンネルの再最適化を有効にすることができます。

For this tunnel フィールド

システム名を入力できます。 For this tunnel オプション ボタンを選択して For this tunnel フィールドを有効にする必要があります。

Clear Counters ボタン

カウンタにはトンネル入出力カウンタがあります。トンネルのカウンタのクリアによって、カウンタがクリアに(ゼロに設定)なるため、トンネルのトラフィックを簡単に監視できます。

カウンタをクリアできます。このボタンをクリックすると確認ダイアログボックスが表示されるので、カウンタをクリアするかどうかを確認する必要があります。トンネルをクリアするには Yes をクリックし、クリアしない場合は No をクリックします。

5.4.3 Interface Common Attributes Configuration アプリケーション

Interface Common Attributes Configuration アプリケーションには次のタブがあります。

「General タブ」

「Operation タブ」

Interface Common Attributes Configuration アプリケーションでは、イーサーネット、および Packet-over-SONET(POS)を含むすべてのインターフェイス間で共通のインターフェイス アトリビュートを設定できます。共通アトリビュートを設定することにより、さまざまなインターフェイス間で同じデータを複数回入力する必要がありません。

共通アトリビュートを Ethernet アプリケーションや POS アプリケーションで設定すると、変更内容を Interface Common Attributes Configuration アプリケーションで表示および編集が可能です。

5.4.3.1  General タブ

General タブには、 IPv4 Configuration および Dampening サブタブがあります。 IPv4 Configuration サブタブは、 General タブをクリックするとデフォルトで表示されます。

General タブでは、次の操作を実行できます。

インターフェイスに関する説明の提供

Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)レイヤ 2 値の指定

Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)を有効/無効にする選択

表5-24 では、 General タブのフィールドについて説明します。

 

表5-24 General タブのフィールド

フィールド
説明

Description フィールド

インターフェイスの説明を入力できます。

MTU Layer 2 (bytes) フィールド

インターフェイスに MTU レイヤ 2 値を入力できます。この値は、最大のパケット サイズまたは MTU サイズです。

デフォルトの MTU は、メディア タイプに応じて次のようになっています。

イーサネット:1514 バイト

POS:4474 バイト

トンネル:1500 バイト

ループバック:1514 バイト

各インターフェイスにはデフォルトの最大パケット サイズまたは MTU サイズがあります。このデフォルトの数値は、一般的にこのインターフェイス タイプに対する最大可能サイズです。

CDP リスト

インターフェイス上で CDP の有効化/無効化が可能です。

CDP は、グローバル レベルではデフォルトで無効になっています。CDP は、Spatial Reuse Protocol(SRP)インターフェイスを除き、すべてのインターフェイスでサポートされています。インターフェイスで CDP 情報の送受信を開始するには、有効を選びます。インターフェイスで CDP 情報の送受信を停止するには、無効を選びます。

CDP により、シスコ ルータがプロトコルやメディアに依存しない方法で互いを検出できるようになります。CDP では、デバイスが他のデバイスにその存在をアドバタイズでき、また同じ LAN 上(または WAN の別のサイド上)にある他のデバイスを検出することもできます。CDP は、HELLO ベースのプロトコルであり、CDP を実行するすべてのデバイスによりそのアトリビュートが近隣へ定期的にアドバタイズされます。

5.4.3.1.1  IPv4 Configuration サブタブ

IPv4 Configuration サブタブでは、次の操作を実行できます。

IPv4 アドレスおよびマスクの指定

インターフェイスのセカンダリ アドレスの指定

インターフェイスへの IPv4 MTU の指定

Internet Control Message Protocol(ICMP; インターネット制御メッセージ プロトコル)マスク要求へのソフトウェア レスポンスの設定

インターフェイスのヘルパー アドレスの指定

表5-25 では、 IPv4 Configuration サブタブのフィールドについて説明します。


) ネットワーク セグメント上のネットワーキング デバイスのいずれかでセカンダリ アドレスを使用している場合、同じセグメント上の他のデバイスでも同じネットワークまたはサブネットからセカンダリ アドレスを使用する必要があります。ネットワーク上でのセカンダリ アドレスの使用に不整合があると、瞬時にルーティング ループが発生します。


 

表5-25 IPv4 Configuration サブタブのフィールド

フィールド
説明
IPv4 Configuration エリア

Enable IPv4 Processing チェック ボックス

IPv4 プロセッシングを有効にすると、インターフェイスにプライマリおよびセカンダリ IP バージョン 4 アドレスが設定可能になるか、または番号未指定インターフェイスを設定してこのインターフェイスが番号未指定のインターフェース IP アドレスが使用可能になります。

インターフェイスには、1 つのプライマリ IP アドレス、および複数のセカンダリ IP アドレスがあります。このソフトウェアで生成されるパケットでは、常にプライマリ IP アドレスが使われます。したがって、セグメント上のネットワーキング デバイスではすべて同じプライマリ ネットワーク番号を共有する必要があります。

Unnumbered

明示的アドレスなしに IPv4 処理を有効にできます。

Unnumbered オプション ボタン

IPv4 プロセッシングを有効にできます。

Unnumbered フィールド

選択したインターフェイス名を表示できます。

Unnumbered 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスからインターフェイスを選択できます。 Unnumbered のオプション ボタンを選択し、 Unnumbered フィールドを有効にする必要があります。

IPアドレス

インターフェイスに有効な IPv4 を入力できます。

IP Address オプション ボタン

IPv4 アドレスを設定できます。

IP Address フィールド

有効な IP アドレスを入力できます。 IP Address のオプション ボタンを選択して IP Address フィールドを有効にする必要があります。

Mask フィールド

インターフェイスの IP アドレスに有効なマスクを入力できます。

Secondary Addresses テーブル

インターフェイスにセカンダリ IP アドレスを指定できます。 Add ボタンをクリックして、セカンダリ アドレスを追加します。テーブルのアドレスを選択し、 Remove をクリックして、インターフェイスからセカンダリ アドレスを削除します。

IP Address カラムのセルをダブルクリックしてアクティブにし、セカンダリ アドレスの IP アドレスを入力します。 Mask カラムのセルをダブルクリックしてアクティブにし、セカンダリ アドレスのマスクを入力します。

指定したセカンダリ アドレスが複数ある場合があります。セカンダリ発信元アドレスを使用してルーティング アップデート以外のデータグラムが生成されたことがないことを除き、セカンダリ アドレスはプライマリ アドレスのように処理されます。IP ブロードキャストおよび Address Resolution Protocol(ARP)要求は適切に処理され、ルーティング テーブルのインターフェイス ルートもまた適切に処理されます。

セカンダリ IP アドレスはさまざまな状況で使用できます。最も一般的なアプリケーションは次のとおりです。

当該ネットワーク セグメントに十分なホスト アドレスがない場合。たとえば、サブネット化で論理的なサブネットごとに最高 254 ホストまでが可能で、1 つの物理的なサブネット上ではホスト アドレスが 300 必要な場合です。ネットワーキング デバイスでセカンダリ IP アドレスを使用すると、1 つの物理的なサブセットを使用して 2 つの論理的なサブセットを構築することができます。

レベル 2 のブリッジを使用して構築されている多くの従来のネットワーク。セカンダリ アドレスを適切に使用するとサブネットのルータ ベースのネットワークへの移行がスムーズになります。従来のブリッジされたセグメント上のルータでは、セグメント上に多くのサブセットがあることが容易に認識できます。

単一ネットワークの 2 つのサブセットが別のネットワークで分けられる場合。これは、サブセットの使用中には許可されません。これらのインスタンスでは、最初のネットワークは拡張されるか、セカンダリ アドレスを使用して 2 番目のネットワークの上位層になります。

General エリア

MTU Layer 3 (bytes) フィールド

有効な MTU レイヤ 3 サイズをバイトで入力できます。 MTU Layer 3 フィールドには、IP トラフィックに利用可能な最大の MTU が含まれます。

ICMP Mask Reply チェック ボックス

インターフェイスへの ICMP マスク応答メッセージを送信して、ICMP マスク要求へ応答するソフトウェアを設定できます。

ホストにより、ICMP マスク要求メッセージを使用してサブセット マスクが決定されます。ネットワーキング デバイスは、ICMP マスク応答メッセージを使用してこの要求へ応答します。

Helper Addresses テーブル

インターフェイスにヘルパー アドレスを指定できます。ヘルパー アドレスは、BOOTP を含む User Datagram Protocol(UDP; ユーザ データグラム プロトコル)ブロードキャストおよびパケットの転送先アドレスであり、インターフェイス上で受信されます。

Add ボタンをクリックして、ヘルパー アドレスを追加します。このテーブルでアドレスを選択し、 Remove をクリックして、インターフェイスからヘルパー アドレスを削除します。インターフェイスにヘルパー アドレスが複数ある場合があります。

Helper IP Address カラムのセルをダブルクリックしてアクティブにし、ヘルパー アドレスの IP アドレスを入力します。

ヘルパー アドレスを必要とする共通のアプリケーションは、RFC 1531 で定義されている DHCP です。DHCP プロトコル情報は、BOOTP パケット内で伝達されます。クライアントのセットに対して BOOTP ブロードキャスト転送を有効にするには、クライアントに最も近いネットワーキング デバイス インターフェイス上にヘルパー アドレスを設定します。ヘルパー アドレスにより、DHCP サーバのアドレスが指定される必要があります。サーバが複数ある場合は、各サーバに対してヘルパー アドレスを 1 つ設定できます。BOOTP パケットはデフォルトで転送されるため、DHCP 情報はネットワーキング デバイスによってこれから転送されます。DHCP サーバは、DHCP クライアントからブロードキャストを受信します。

5.4.3.1.2  Dampening サブタブ

現在のところ、不安定なデータ リンク(リンク フラップともいう)のあるルータはサービスから除外され、数秒のうちに複数回サービスに戻ります。これには、他のすべてのルータにより各イベントと同時にルーティング テーブルの再構築が必要になります。ダンぺニングにより、リンク フラップが発生しているルータが、データ リンクが確実に安定状態に戻るまで、それ自身をネットワーク ルーティング テーブルから削除しておくことができるようになります。リンクが安定するすると、ルーティング テーブルへアップ イベントが送信され、そのルートが再びテーブルに追加されます。

インターフェイス状態ダンぺニングにより、インターフェイスがダウン イベント(リンク フラップ)の発生とともに直ちにルーティング テーブルから除外されるようになります。短期間に複数のリンク フラップがある場合、インターフェイスはその次のアップ イベントを無視します。インターフェイスは、データ リンクがダンぺニング設定パラメータに基づいて安定状態になるまでダウンしたままでいます。ダンぺニングではアップ イベントは無視できますが、ダウン イベントを決して無視されません(すでにダウン状態の場合を除いて)。

ダンぺニングは、次のように復元力を改善します。

コンバージェンスが速い:リンク フラップが発生していないルータはコンバージェンスに早く到達します。これは、問題のルータがサービス状態を切り替えるたびに、ルーティング テーブルが再構築されないためです。コンバージェンスが速いと、ルータがサービスできる状態になるまでアウト オブ サービス状態でいられ、状態の遷移が少なくなるため、より安定したネットワークが実現されます。

ネットワークの安定性の向上:データ リンクに問題のあるルータは、データリンクが一貫して安定するまでサービス(テーブル)から自らを削除します。他のルータは、そのルータのデータ リンクの問題が解決するまで、そのルータへのトラフィックを単に迂回させます。これにより、そのルータによってデータ パケットの損失がないことが保証されます。

Dampening サブタブでは、次の操作を実行できます。

インターフェイスのダンぺニングの有効化

半減期値、抑制値、再使用値、および最大抑制値の設定

表5-26 では、 Dampening サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-26 Dampening サブタブのフィールド

フィールド
説明
IPv4 Configuration エリア

Dampening チェック ボックス

インターフェイスに状態ダンぺニングを指定できます。

HalfLife (min) フィールド

ペナルティの低減が始まる時間を入力できます(減衰半減期)。

インターフェイスにペナルティが割り当てられると、半減期後にペナルティは半分に低下します。

Suppress フィールド

抑制しきい値を設定できます。インターフェイスの状態は、ペナルティ(状態のフラップで増加)が抑制しきい値を超過するときに抑制されます。

Reuse フィールド

再使用しきい値を設定できます。インターフェイスの状態は、インターフェイスのペナルティが再使用しきい値を下回る場合には抑制できません。

Max Suppress (min) フィールド

インターフェイスの状態を抑制できる最大時間(分)を設定できます。半減期の値の約 4 倍を最大の抑制値として設定するのが妥当です。

5.4.3.2  Operation タブ

Operation タブでは、インターフェイスをマニュアルでシャットダウンできます。

表5-27 では、 Operation タブのフィールドについて説明します。

 

表5-27 Operation タブのフィールド

フィールド
説明

Shutdown チェック ボックス

インターフェイスをシャットダウンすることができます。管理目的でシャットダウンしてインターフェイスを停止させます。

5.4.4 Interface Ethernet Configuration アプリケーション

Interface Ethernet Configuration アプリケーションには次のタブがあります。

「General タブ」

「Ethernet タブ」

「Operation タブ」

Interface Ethernet Configuration アプリケーションでは、イーサーネットのインターフェイスに固有のインターフェイス アトリビュートを設定できます。 Ethernet タブのアトリビュートは例外として、アトリビュートを Interface Ethernet Configuration アプリケーションで設定すると、変更内容を共通のアプリケーションで表示および編集が可能です。共通アプリケーションについては、
Interface Common Attributes Configuration アプリケーションを参照してください。

5.4.4.1  General タブ

General タブには、 IPv4 Configuration および Dampening の 2 つのサブタブがあります。
IPv4 Configuration サブタブは、 General タブをクリックするとデフォルトで表示されます。

General タブでは、次の操作を実行できます。

インターフェイスに関する説明の提供

Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)レイヤ 2 値の指定

Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)の有効化/無効化の選択

表5-28 では、 General タブのフィールドについて説明します。

 

表5-28 General タブのフィールド

フィールド
説明

Description フィールド

インターフェイスの説明を入力できます。

MTU Layer 2 (bytes) フィールド

イーサーネット インターフェイスに MTU レイヤ 2 値を入力できます。この値は、最大のパケット サイズまたは MTU サイズです。

各インターフェイスにはデフォルトの最大パケット サイズまたは MTU サイズがあります。このデフォルトの数値は、一般的にこのインターフェイス タイプに対する最大可能サイズです。

CDP リスト

イーサーネット インターフェイス上で CDP の有効化/無効化が可能です。

CDP は、グローバル レベルではデフォルトで無効になっています。CDP は、Spatial Reuse Protocol(SRP)インターフェイスを除き、すべてのインターフェイスでサポートされています。インターフェイスで CDP 情報の送受信を開始するには、有効を選びます。インターフェイスで CDP 情報の送受信を停止するには、無効を選びます。

CDP により、シスコ ルータがプロトコルやメディアに依存しない方法で互いを検出できるようになります。CDP では、デバイスがデバイスにその存在をアドバタイズでき、また同じ LAN 上(または WAN の別のサイド上)にある他のデバイスを検出することもできます。CDP は、HELLO ベースのプロトコルであり、CDP を実行するすべてのデバイスによりそのアトリビュートが近隣へ定期的にアドバタイズされます。

5.4.4.1.1  IPv4 Configuration サブタブ

IPv4 Configuration サブタブでは、次の操作を実行できます。

IPv4 アドレスおよびマスクの指定

インターフェイスのセカンダリ アドレスの指定

インターフェイスへの IPv4 MTU の指定

Internet Control Message Protocol(ICMP; インターネット制御メッセージ プロトコル)マスク要求へのソフトウェア レスポンスの設定

インターフェイスのヘルパー アドレスの指定

表5-29 では、 IPv4 Configuration サブタブのフィールドについて説明します。


) ネットワーク セグメント上のネットワーキング デバイスのいずれかでセカンダリ アドレスを使用している場合、同じセグメント上の他のデバイスでも同じネットワークまたはサブネットからセカンダリ アドレスを使用する必要があります。ネットワーク上でのセカンダリ アドレスの使用に不整合があると、瞬時にルーティング ループが発生します。


 

表5-29 IPv4 Configuration サブタブのフィールド

フィールド
説明
IPv4 Configuration エリア

Enable IPv4 Processing チェック ボックス

IPv4 プロセッシングを有効にすると、インターフェイスにプライマリおよびセカンダリ IP バージョン 4 アドレスが設定可能になるか、または番号未指定インターフェイスを設定してこのインターフェイスが番号未指定のインターフェース IP アドレスが使用可能になります。

インターフェイスには、1 つのプライマリ IP アドレス、および複数のセカンダリ IP アドレスがあります。このソフトウェアで生成されるパケットでは、常にプライマリ IP アドレスが使われます。したがって、セグメント上のネットワーキング デバイスではすべて同じプライマリ ネットワーク番号を共有する必要があります。

Unnumbered

明示的アドレスなしに IPv4 処理を有効にできます。

Unnumbered オプション ボタン

IPv4 プロセッシングを有効にできます。

Unnumbered フィールド

有効なインターフェイス名を入力できます。 Unnumbered のオプション ボタンを選択し、 Unnumbered フィールドを有効にする必要があります。

Unnumbered 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスからインターフェイスを選択できます。 Unnumbered のオプション ボタンを選択し、 Unnumbered フィールドを有効にする必要があります。

IP Address

インターフェイスに有効な IPv4 を入力できます。

IP Address オプション ボタン

IPv4 アドレスを設定できます。

IP Address フィールド

有効な IP アドレスを入力できます。 IP Address のオプション ボタンを選択して IP Address フィールドを有効にする必要があります。

Mask フィールド

インターフェイスの IP アドレスに有効なマスクを入力できます。

Secondary Addresses テーブル

インターフェイスにセカンダリ IP アドレスを指定できます。 Add ボタンをクリックして、セカンダリ アドレスを追加します。テーブルのアドレスを選択し、 Remove をクリックして、インターフェイスからセカンダリ アドレスを削除します。

IP Address カラムのセルをダブルクリックしてアクティブにし、セカンダリ アドレスの IP アドレスを入力します。 Mask カラムのセルをダブルクリックしてアクティブにし、セカンダリ アドレスのマスクを入力します。

指定したセカンダリ アドレスが複数ある場合があります。セカンダリ発信元アドレスを使用してルーティング アップデート以外のデータグラムが生成されたことがないことを除き、セカンダリ アドレスはプライマリ アドレスのように処理されます。IP ブロードキャストおよび Address Resolution Protocol(ARP)要求は適切に処理され、ルーティング テーブルのインターフェイス ルートもまた適切に処理されます。

セカンダリ IP アドレスはさまざまな状況で使用できます。最も一般的なプリケーションは次のとおりです。

当該ネットワーク セグメントに十分なホスト アドレスがない場合。たとえば、サブネット化で論理的なサブネットごとに最高 254 ホストまでが可能で、1 つの物理的なサブネット上ではホスト アドレスが 300 必要な場合です。ネットワーキング デバイスでセカンダリ IP アドレスを使用すると、1 つの物理的なサブセットを使用して 2 つの論理的なサブセットを構築することができます。

レベル 2 のブリッジを使用して構築されている多くの従来のネットワーク。セカンダリ アドレスを適切に使用するとサブネットのルータ ベースのネットワークへの移行がスムーズになります。従来のブリッジされたセグメント上のルータでは、セグメント上に多くのサブセットがあることが容易に認識できます。

単一ネットワークの 2 つのサブセットが別のネットワークで分けられる場合。これは、サブセットの使用中には許可されません。これらのインスタンスでは、最初のネットワークは拡張されるか、セカンダリ アドレスを使用して 2 番目のネットワークの上位層になります。

General エリア

MTU Layer 3 (bytes) フィールド

有効な MTU レイヤ 3 サイズをバイトで入力できます。 MTU Layer 3 フィールドには、IP トラフィックに利用可能な最大の MTU が含まれます。

ICMP Mask Reply チェック ボックス

インターフェイスへの ICMP マスク応答メッセージを送信して、ICMP マスク要求へのソフトウェアのレスポンスを設定できます。

ホストにより、ICMP マスク要求メッセージを使用してサブセット マスクが決定されます。ネットワーキング デバイスは、ICMP マスク応答メッセージを使用してこの要求へ応答します。

Helper Addresses テーブル

インターフェイスにヘルパー アドレスを指定できます。ヘルパー アドレスは、BOOTP を含む User Datagram Protocol(UDP; ユーザ データグラム プロトコル)ブロードキャストおよびパケットの転送先アドレスであり、インターフェイス上で受信されます。

Add ボタンをクリックして、ヘルパー アドレスを追加します。このテーブルでアドレスを選択し、 Remove をクリックして、インターフェイスからヘルパー アドレスを削除します。インターフェイスにヘルパー アドレスが複数ある場合があります。

Helper IP Address カラムのセルをダブルクリックしてアクティブにし、ヘルパー アドレスの IP アドレスを入力します。

ヘルパー アドレスを必要とする共通のアプリケーションは、RFC 1531 で定義されている DHCP です。DHCP プロトコル情報は、BOOTP パケット内で伝達されます。クライアントのセットに対して BOOTP ブロードキャスト転送を有効にするには、クライアントに最も近いネットワーキング デバイス インターフェイス上にヘルパー アドレスを設定します。ヘルパー アドレスにより、DHCP サーバのアドレスが指定される必要があります。サーバが複数ある場合は、各サーバに対してヘルパー アドレスを 1 つ設定できます。BOOTP パケットはデフォルトで転送されるため、DHCP 情報はネットワーキング デバイスによってこれから転送されます。DHCP サーバは、DHCP クライアントからブロードキャストを受信します。

5.4.4.1.2  Dampening サブタブ

現在のところ、不安定なデータ リンク(リンク フラップともいう)のあるルータはサービスから除外され、数秒のうちに複数回サービスに戻ります。これには、他のすべてのルータにより各イベントと同時にルーティング テーブルの再構築が必要になります。ダンぺニングにより、リンク フラップが発生しているルータが、データ リンクが確実に安定状態に戻るまで、それ自身をネットワーク ルーティング テーブルから削除しておくことができるようになります。リンクが安定するすると、ルーティング テーブルへアップ イベントが送信され、そのルートが再びテーブルに追加されます。

インターフェイス状態ダンぺニングにより、インターフェイスがダウン イベント(リンク フラップ)の発生とともに直ちにルーティング テーブルから除外されるようになります。短期間に複数のリンク フラップがある場合、インターフェイスはその次のアップ イベントを無視します。インターフェイスは、データ リンクがダンぺニング設定パラメータに基づいて安定状態になるまでダウンしたままでいます。ダンぺニングではアップ イベントは無視できますが、ダウン イベントを決して無視されません(すでにダウン状態の場合を除いて)。

ダンぺニングは、次のように復元力を改善します。

コンバージェンスが速い:リンク フラップが発生していないルータはコンバージェンスに早く到達します。これは、問題のルータがサービス状態を切り替えるたびに、ルーティング テーブルが再構築されないためです。コンバージェンスが速いと、ルータがサービスできる状態になるまでアウト オブ サービス状態でいられ、状態の遷移が少なくなるため、より安定したネットワークが実現されます。

ネットワークの安定性の向上:データ リンクに問題のあるルータは、データリンクが一貫して安定するまでサービス(テーブル)から自らを削除します。他のルータは、そのルータのデータ リンクの問題が解決するまで、そのルータへのトラフィックを単に迂回させます。これにより、そのルータによってデータ パケットの損失がないことが保証されます。

Dampening サブタブでは、次の操作を実行できます。

インターフェイスのダンぺニングの有効化

半減期値、抑制値、再使用値、および最大抑制値の設定

表5-30 では、 Dampening サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-30 Dampening サブタブのフィールド

フィールド
説明
IPv4 Configuration エリア

Dampening チェック ボックス

インターフェイスに状態のダンぺニングを指定できます。

HalfLife (min) フィールド

ペナルティの低減が始まる時間を入力できます(減衰半減期)。

インターフェイスにペナルティが割り当てられると、半減期後にペナルティは半分に低下します。

Suppress フィールド

抑制しきい値を設定できます。インターフェイスの状態は、ペナルティ(状態のフラップで増加)が抑制しきい値を超過するときに抑制されます。

Reuse フィールド

再使用しきい値を設定できます。インターフェイスの状態は、インターフェイスのペナルティが再使用しきい値を下回る場合には抑制できません。

Max Suppress (min) フィールド

インターフェイスの状態を抑制できる最大時間(分)を設定できます。半減期の値の約 4 倍を最大の抑制値として設定するのが妥当です。

5.4.4.2  Ethernet タブ

Ethernet タブでは、次の操作を実行できます。

Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)タイムアウトの長さの指定

プロキシ ARP の有効化

イーサーネット ドライバ パラメータの設定

表5-31 では、 Ethernet タブのフィールドについて説明します。

 

表5-31 Ethernet タブのフィールド

フィールド
説明
ARP Configuration エリア

ARP Timeout (sec) フィールド

APR タイムアウトの長さを入力できます。

ARP タイムアウトの長さでは、インターフェイス上で確認されたダイナミック エントリが ARP キャッシュにとどまる長さを指定します。

Proxy ARP チェック ボックス

プロキシ ARP の有効化/無効化が可能です。プロキシ ARP を有効にする場合は、チェックボックスにチェックをつけ、無効にする場合はチェックをはずします。

プロキシ ARP が無効の場合、ネットワーキング デバイスは、次の条件の 1 つを満たしたときだけインターフェイス上で受信された ARP 要求に応答します。

ARP 要求でのターゲット IP アドレスが、要求を受信する同じインターフェイス IP アドレスである。

ARP 要求のターゲット IP アドレスに静的に設定された ARP エイリアスがある。

プロキシ ARP が有効の場合、ネットワーキング デバイスは、次のすべての基準を満たした ARP 要求にも応答します。

ターゲット IP アドレスが、物理的に要求を受信する同じネットワーク(LAN)上にない。

ネットワーク デバイスに、ターゲット IP アドレスへの 1 つ以上のルートがある。

ターゲット IP アドレスへのすべてのルートが、要求を受信する以外のインターフェースを通る。

Ethernet Driver Configuration エリア

MAC Address フィールド

イーサーネット ドライバの有効な IP アドレスを入力できます。

Speed リスト

イーサーネット接続の速度を選択できます。次のオプションがあります。

10 MBps = Ethernet

100 MBps = FastEthernet

1000 MBps = GigabitEthernet

Media Type リスト

メディア タイプを選択できます。次のオプションがあります。

AUI:Attachment unit interface(AUI)。Institute of Electrical and Electronics Engineers(IEEE; 電気電子学会)302.3 は、Media Attachment Unit(MAU; メディア アタッチメント ユニット)と Nnetwork Interface Card(NIC、ネットワーク インターフェイス カード)間をインターフェイスで接続します。これはトランシーバ ケーブルともいいます。

RJ45:登録済みのジャック 45

MII:Media Independent Interface(MII; メディア独立型インターフェイス)。ネットワーク コントローラ チップとこれに関連するメディア インターフェイス チップ間のインターフェイスの標準仕様です。MII は、10MHz と 100MHz のイーサーネット速度を自動的に読み取ります。

Duplex Type Configuration サブエリア

Enable Duplex チェック ボックス

通信モードの設定の有効化/無効化が可能です。

Full Duplex オプション ボタン

全二重を選択できます。 Enable Duplex チェックボックスをオンにして、このオプション ボタンを利用可能にします。

Half Duplex オプション ボタン

半二重を選択できます。 Enable Duplex チェックボックスをオンにして、このオプション ボタンを利用可能にします。

5.4.4.3  Operation タブ

Operations タブでは、インターフェイスをマニュアルでシャットダウンできます。

表5-32 では、 Operation タブのフィールドについて説明します。

 

表5-32 Operation タブのフィールド

フィールド
説明

Shutdown チェック ボックス

イーサーネット インターフェイスをシャットダウンすることができます。管理目的でシャットダウンしてインターフェイスを停止させます。

5.4.5 Interface POS Configuration アプリケーション

Interface POS Configuration アプリケーションには次のタブがあります。

「General タブ」

「POS タブ」

「Operation タブ」

Interface POS Configuration アプリケーションでは、Packet-Over-SONET(POS)インターフェイスに固有のインターフェイス アトリビュートを設定できます。 POS タブのアトリビュートは例外として、アトリビュートを Interface POS Configuration アプリケーションで設定すると、変更内容を共通のアプリケーションで表示および編集が可能です。共通アプリケーションについては、Interface Common Attributes Configuration アプリケーションを参照してください。

POS では、SONET または Synchronous Digital Hierarchy(SDH; 同期デジタル ハイアラーキ)でデータ パケットを効率的に伝達する方法が用意されています。高い帯域幅容量および効率的なリンク利用率が、データ ネットワークのコアを構築するために POS を優先する特性です。POS では、Open System Interconnection(OSI; オープン システム相互接続)のレイヤ 2(データ リンク)でのデータ カプセル化に対して、High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データリンク コントロール)の PPP が使用されます。この方法により効率的なパケット抽出およびエラー制御が提供されます。

高い帯域幅の効率に加え、POS ではデータの安全かつ確実な送信が提供されます。確実なデータ転送はタイミングの完全性に依存します。

リアルタイムの POS の機能性は、ハードウェアの設定オフライン セットアップに応じて、ハードウェアで実行されます。設定されたハードウェア イベントは、フレーマ Application-Specific Integrated Circuits(ASIC; 特定用途向け集積回路)で検出され、制御はそのソフトウェアに渡されます。ジェネリックな POS ドライバは、インターフェイスごとのハードウェアの設定、インターフェイスの状態遷移の処理、および POS 関連の統計情報の収集を行うメカニズムの提供に責任があります。

5.4.5.1  General タブ

General タブには、 IPv4 Configuration および Dampening サブタブがあります。 IPv4 Configuration サブタブは、 General タブをクリックするとデフォルトで表示されます。

General タブでは、次の操作を実行できます。

インターフェイスに関する説明の提供

Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)レイヤ 2 値の指定

Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)の有効化/無効化の選択

表5-33 では、 General タブのフィールドについて説明します。

 

表5-33 General タブのフィールド

フィールド
説明

Description フィールド

インターフェイスの説明を入力できます。

MTU Layer 2 (bytes) フィールド

POS インターフェイスに MTU レイヤ 2 値を入力できます。この値は、最大のパケット サイズまたは MTU サイズです。

各インターフェイスにはデフォルトの最大パケット サイズまたは MTU サイズがあります。このデフォルトの数値は、一般的にこのインターフェイス タイプに対する最大可能サイズです。

CDP リスト

POS インターフェイス上で CDP の有効化/無効化が可能です。

CDP は、グローバル レベルではデフォルトで無効になっています。CDP は、Spatial Reuse Protocol(SRP)インターフェイスを除き、すべてのインターフェイスでサポートされています。インターフェイスで CDP 情報の送受信を開始するには、有効を選びます。インターフェイスで CDP 情報の送受信を停止するには、無効を選びます。

CDP により、シスコ ルータがプロトコルやメディアに依存しない方法で互いを検出できるようになります。CDP では、デバイスが他のデバイスにその存在をアドバタイズでき、また同じ LAN 上(または WAN の別のサイド上)にある他のデバイスを検出することもできます。CDP は、HELLO ベースのプロトコルであり、CDP を実行するすべてのデバイスによりそのアトリビュートが近隣へ定期的にアドバタイズされます。

5.4.5.1.1  IPv4 Configuration サブタブ

IPv4 Configuration サブタブでは、次の操作を実行できます。

IPv4 アドレスおよびマスクの指定

インターフェイスのセカンダリ アドレスの指定

インターフェイスへの IPv4 MTU の指定

Internet Control Message Protocol(ICMP; インターネット制御メッセージ プロトコル)マスク要求へのソフトウェア レスポンスの設定

インターフェイスのヘルパー アドレスの指定

表5-34 では、 IPv4 Configuration サブタブのフィールドについて説明します。


) ネットワーク セグメント上のネットワーキング デバイスのいずれかでセカンダリ アドレスを使用している場合、同じセグメント上の他のデバイスでも同じネットワークまたはサブネットからセカンダリ アドレスを使用する必要があります。ネットワーク上でのセカンダリ アドレスの使用に不整合があると、瞬時にルーティング ループが発生します。


 

表5-34 IPv4 Configuration サブタブのフィールド

フィールド
説明
IPv4 Configuration エリア

Enable IPv4 Processing チェック ボックス

IPv4 プロセッシングを有効にすると、インターフェイスにプライマリおよびセカンダリ IP バージョン 4 アドレスが設定可能になるか、または番号未指定インターフェイスを設定してこのインターフェイスが番号未指定のインターフェース IP アドレスが使用可能になります。

インターフェイスには、1 つのプライマリ IP アドレス、および複数のセカンダリ IP アドレスがあります。このソフトウェアで生成されるパケットでは、常にプライマリ IP アドレスが使われます。したがって、セグメント上のネットワーキング デバイスではすべて同じプライマリ ネットワーク番号を共有する必要があります。

Unnumbered

明示的アドレスなしに IPv4 処理を有効にできます。

Unnumbered オプション ボタン

IPv4 プロセッシングを有効にできます。

Unnumbered フィールド

有効なインターフェイス名を入力できます。 Unnumbered のオプション ボタンを選択し、 Unnumbered フィールドを有効にする必要があります。

Unnumbered 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスからインターフェイスを選択できます。 Unnumbered のオプション ボタンを選択し、 Unnumbered フィールドを有効にする必要があります。

IP Address

インターフェイスに有効な IPv4 を入力できます。

IP Address オプション ボタン

IPv4 アドレスを設定できます。

IP Address フィールド

有効な IP アドレスを入力できます。 IP Address のオプション ボタンを選択して IP Address フィールドを有効にする必要があります。

Mask フィールド

インターフェイスの IP アドレスに有効なマスクを入力できます。

Secondary Addresses テーブル

インターフェイスにセカンダリ IP アドレスを指定できます。 Add ボタンをクリックして、セカンダリ アドレスを追加します。テーブルのアドレスを選択し、 Remove をクリックして、インターフェイスからセカンダリ アドレスを削除します。

IP Address カラムのセルをダブルクリックしてアクティブにし、セカンダリ アドレスの IP アドレスを入力します。 Mask カラムのセルをダブルクリックしてアクティブにし、セカンダリ アドレスのマスクを入力します。

指定したセカンダリ アドレスが複数ある場合があります。セカンダリ発信元アドレスを使用してルーティング アップデート以外のデータグラムが生成されたことがないことを除き、セカンダリ アドレスはプライマリ アドレスのように処理されます。IP ブロードキャストおよび ARP 要求は適切に処理され、ルーティング テーブルのインターフェイス ルートもまた適切に処理されます。

セカンダリ IP アドレスはさまざまな状況で使用できます。最も一般的なプリケーションは次のとおりです。

当該ネットワーク セグメントに十分なホスト アドレスがない場合。たとえば、サブネット化で論理的なサブネットごとに最高 254 ホストまでが可能で、1 つの物理的なサブネット上ではホスト アドレスが 300 必要な場合です。ネットワーキング デバイスでセカンダリ IP アドレスを使用すると、1 つの物理的なサブセットを使用して 2 つの論理的なサブセットを構築することができます。

レベル 2 のブリッジを使用して構築されている多くの従来のネットワーク。セカンダリ アドレスを適切に使用するとサブネットのルータ ベースのネットワークへの移行がスムーズになります。従来のブリッジされたセグメント上のルータでは、セグメント上に多くのサブセットがあることが容易に認識できます。

単一ネットワークの 2 つのサブセットが別のネットワークで分けられる場合。これは、サブセットの使用中には許可されません。これらのインスタンスでは、最初のネットワークは拡張されるか、セカンダリ アドレスを使用して 2 番目のネットワークの上位層になります。

General エリア

MTU Layer 3 (bytes) フィールド

有効な MTU レイヤ 3 サイズをバイトで入力できます。 MTU Layer 3 フィールドには、IP トラフィックに利用可能な最大の MTU が含まれます。

ICMP Mask Reply チェック ボックス

インターフェイスへの ICMP マスク応答メッセージを送信して、ICMP マスク要求へのソフトウェアのレスポンスを設定できます。

ホストにより、ICMP マスク要求メッセージを使用してサブセット マスクが決定されます。ネットワーキング デバイスは、ICMP マスク応答メッセージを使用してこの要求へ応答します。

Helper Addresses テーブル

インターフェイスにヘルパー アドレスを指定できます。ヘルパー アドレスは、BOOTP を含む User Datagram Protocol(UDP; ユーザ データグラム プロトコル)ブロードキャストおよびパケットの転送先アドレスであり、インターフェイス上で受信されます。

Add ボタンをクリックして、ヘルパー アドレスを追加します。このテーブルでアドレスを選択し、 Remove をクリックして、インターフェイスからヘルパー アドレスを削除します。インターフェイスにヘルパー アドレスが複数ある場合があります。

Helper IP Address カラムのセルをダブルクリックしてアクティブにし、ヘルパー アドレスの IP アドレスを入力します。

ヘルパー アドレスを必要とする共通のアプリケーションは、RFC 1531 で定義されている DHCP です。DHCP プロトコル情報は、BOOTP パケット内で伝達されます。クライアントのセットに対して BOOTP ブロードキャスト転送を有効にするには、クライアントに最も近いネットワーキング デバイス インターフェイス上にヘルパー アドレスを設定します。ヘルパー アドレスにより、DHCP サーバのアドレスが指定される必要があります。サーバが複数ある場合は、各サーバに対してヘルパー アドレスを 1 つ設定できます。BOOTP パケットはデフォルトで転送されるため、DHCP 情報はネットワーキング デバイスによってこれから転送されます。DHCP サーバは、DHCP クライアントからブロードキャストを受信します。

5.4.5.1.2  Dampening サブタブ

現在のところ、不安定なデータ リンク(リンク フラップともいう)のあるルータはサービスから除外され、数秒のうちに複数回サービスに戻ります。これには、他のすべてのルータにより各イベントと同時にルーティング テーブルの再構築が必要になります。ダンぺニングにより、リンク フラップが発生しているルータが、データ リンクが確実に安定状態に戻るまで、それ自身をネットワーク ルーティング テーブルから削除しておくことができるようになります。リンクが安定するすると、ルーティング テーブルへアップ イベントが送信され、そのルートが再びテーブルに追加されます。

インターフェイス状態ダンぺニングにより、インターフェイスがダウン イベント(リンク フラップ)の発生とともに直ちにルーティング テーブルから除外されるようになります。短期間に複数のリンク フラップがある場合、インターフェイスはその次のアップ イベントを無視します。インターフェイスは、データ リンクがダンぺニング設定パラメータに基づいて安定状態になるまでダウンしたままでいます。ダンぺニングではアップ イベントは無視できますが、ダウン イベントを決して無視されません(すでにダウン状態の場合を除いて)。

ダンぺニングは、次のように復元力を改善します。

コンバージェンスが速い:リンク フラップが発生していないルータはコンバージェンスに早く到達します。これは、問題のルータがサービス状態を切り替えるたびに、ルーティング テーブルが再構築されないためです。コンバージェンスが速いと、ルータがサービスできる状態になるまでアウト オブ サービス状態でいられ、状態の遷移が少なくなるため、より安定したネットワークが実現されます。

ネットワークの安定性の向上:データ リンクに問題のあるルータは、データリンクが一貫して安定するまでサービス(テーブル)から自らを削除します。他のルータは、そのルータのデータ リンクの問題が解決するまで、そのルータへのトラフィックを単に迂回させます。これにより、そのルータによってデータ パケットの損失がないことが保証されます。

Dampening サブタブでは、次の操作を実行できます。

インターフェイスのダンぺニングの有効化

半減期値、抑制値、再使用値、および最大抑制値の設定

表5-35 では、 Dampening サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-35 Dampening サブタブのフィールド

フィールド
説明

Dampening チェック ボックス

インターフェイスに状態のダンぺニングを指定できます。

HalfLife (min) フィールド

ペナルティの低減が始まる時間を入力できます(減衰半減期)。

インターフェイスにペナルティが割り当てられると、半減期後にペナルティは半分に低下します。

Suppress フィールド

抑制しきい値を設定できます。インターフェイスの状態は、ペナルティ(状態のフラップで増加)が抑制しきい値を超過するときに抑制されます。

Reuse フィールド

再使用しきい値を設定できます。インターフェイスの状態は、インターフェイスのペナルティが再使用しきい値を下回る場合には抑制できません。

Max Suppress (min) フィールド

インターフェイスの状態を抑制できる最大時間(分)を設定できます。半減期の値の約 4 倍を最大の抑制値として設定するのが妥当です。

5.4.5.2  POS タブ

POS タブには、 PPP Common PAP CHAP の 3 つのサブタブがあります。 PPP Common サブタブは、 POS タブをクリックするとデフォルトで表示されます。

POS タブでは、次の操作を実行できます。

カプセル化の設定

PPP パラメータの設定

Password Authentication Protocol(PAP; パスワード認証プロトコル)パラメータの設定

Challenge Handshake Authentication Protocol(CHAP)パラメータの設定

表5-36 では、 POS タブのフィールドについて説明します。

 

表5-36 POS タブのフィールド

フィールド
説明

Encapsulation リスト

インターフェイスにカプセル化のタイプを選択できます。次のオプションがあります。

ppp:Point-to-Point Protocol(PPP; ポイントツーポイント プロトコル) 同期のシリアル回線上でデータを送信する標準のプロトコル

hdlc:High-Level Data Link Controller(ハイレベル データリンク制御) X.25 パケット変換方式ネットワークで使用する ISO 通信プロトコル

5.4.5.2.1  PPP Common サブタブ

PPP Common サブタブでは、次の操作を実行できます。

認証の再試行回数、未応答の確認要求、連続否定応答、および未応答の終端要求の設定

認証タイプの有効化

タイムアウト パラメータの設定

表5-37 では、 PPP Common サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-37 PPP Common サブタブのフィールド

フィールド
説明

Max Suppress (min) フィールド

認証再試行数を指定入力できます。再試行数が指定した回数に到達すると、インターフェイスはリセットされます。

Max Conf Requests フィールド

確認要求解除数を入力します。

Max Consecutive Conf Naks フィールド

連続する否定応答数を入力します。

Max Terminate Requests フィールド

確認応答解除された終了要求数を入力します。

Authentication エリア

PAP チェック ボックス

PAP 認証を選択できます。

CHAP チェック ボックス

CHA 認証を選択できます。

MS-CHAP チェック ボックス

MS-CHA 認証を選択できます。

Authentication List フィールド

インターフェイスで使用する認証を指定できます。 default を入力してデフォルト リストを使用します。このリストは、PAP、CHAP、または MS-CHAP のうち 1 つが選択されると有効になります。

Timeout Parameters エリア

ARP Timeout (sec) フィールド

認証パケットへの最大の応答待ち時間を指定できます。

NCP Timeout (sec) フィールド

PPP 接続の確立後、少なくとも 1 つのネットワーク レイヤ プロトコルのネゴシエーション成功のための制限時間を設定できます。ネットワーク プロトコルの所定時間内にネゴシエーションがない場合、接続が切断されます。

Network Control Protocol(NCP; ネットワーク制御プログラム)のタイムアウトは、物理的にアップしたリンクの確立およびリンク レベルでのトラフィックの伝達から保護しますが、ネットワーク レベル データ転送の容量のネゴシエーション失敗のため、データ トラフィックの伝達には使用できません。タイムアウトはダイヤル接続には特に便利です。ダイアル接続がネットワーク トラフィックを伝達できないときに、電話回線をアクティブにしたままにすることは通常は好ましくないからです。

Retry Timeout (sec) フィールド

送信する制御パケットへの応答を PPP が待機する最大の制限時間を設定できます。

5.4.5.2.2  PAP サブタブ

PAP サブタブでは、次の操作を実行できます。

ピアからの PAP 認証の拒否

PAP ユーザ名とパスワードの指定

表5-38 では、 PAP サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-38 PAP サブタブのフィールド

フィールド
説明

Refuse PAP リスト

認証を要求するピアからの PAP 認証を拒否することができます。

すべての呼び出しに対する認証が無効になります。つまり、PAP を使ったピアによるユーザへ認証を強制するすべての発呼が拒否されます。送信 PAP が有効である場合、拒否パケットでの認証方法として PAP が提案されます。

PAP Username フィールド

ユーザ名を入力して、インターフェイスにおけるリモート PAP サポートを再び有効にし、かつピアへの PAP 認証要求パケットで送信ユーザ名とパスワードを含めることができます。このフィールドにより、ダイヤラ インターフェイス、または非同期のグループ インターフェイス上のユーザ名の設定を置き換えることができます。

PAP Password フィールド

パスワードを入力して、インターフェイスにおけるリモート PAP サポートを再び有効にし、かつピアへの PAP 認証要求パケットで送信ユーザ名とパスワードを含めることができます。このフィールドにより、ダイヤラ インターフェイス、または非同期のグループ インターフェイス上のパスワードの設定を置き換えることができます。

PAP Encryption チェック
ボックス

PAP 暗号化を有効にできます。

5.4.5.2.3  CHAP サブタブ

CHAP サブタブでは、次の操作を実行できます。

ピアからの CHAP 認証の拒否

CHAP ユーザ名とパスワードの指定

表5-39 では、 CHAP サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-39 CHAP サブタブのフィールド

フィールド
説明

Refuse CHAP リスト

認証を要求するピアからの CHAP 認証を拒否できます。

すべての呼び出しに対する認証が無効になります。つまり、CHAP を使ったピアによるユーザへ認証を強制するすべての発呼が拒否されます。送信 CHAP が有効である場合、拒否パケットの認証方法として CHAP が提案されます。

CHAP Host Name フィールド

ユーザ名を入力して、ルータ呼び出しを有効にできます。このルータ呼び出しは、未知のピアからの身元証明要求への応答で使用する共通 CHAP シークレット パスワードを設定するための、このコマンド(ルータを実行する従来のシスコ IOS ソフトウェア イメージ)をサポートしないルータの集合です。

CHAP ホスト名は、リモートの CHAP 認証だけに使用され(ルータのピアへの認証時)、ローカル CHAP 認証に影響を与えません。

CHAP Password フィールド

パスワードを入力して、ルータ呼び出しを有効にできます。このルータ呼び出しは、未知のピアからの身元証明要求への応答で使用する共通 CHAP シークレット パスワードを設定するための、このコマンド(ルータを実行する従来のシスコ IOS ソフトウェア イメージ)をサポートしないルータの集合です。

CHAP パスワードは、リモートの CHAP 認証だけに使用され(ルータのピアへの認証時)、ローカル CHAP 認証に影響を与えません。

CHAP Encryption チェック ボックス

CHAP 暗号化を有効にできます。

5.4.5.3  Operation タブ

Operation タブでは、インターフェイスをマニュアルでシャットダウンできます。

表5-40 では、 Operation タブのフィールドについて説明します。

 

表5-40 Operation タブのフィールド

フィールド
説明

Shutdown チェック ボックス

POS インターフェイスをシャットダウンすることができます。管理目的でシャットダウンしてインターフェイスを停止させます。

5.4.6 SONET Port Configuration アプリケーション

SONET Port Configuration アプリケーションには次のタブがあります。

「SONET タブ」

「Operation タブ」

SONET Port Configuration アプリケーションでは、レイヤ 1 SONET 転送テクノロジーを使用してルータ ポート上に SONET を設定できます。

5.4.6.1  SONET タブ

SONET タブには、 SONET Configuration および Alarm Reporting サブタブがあります。 SONET Configuration サブタブは、 SONET タブをクリックするとデフォルトで表示されます。

SONET タブでは、次の操作を実行できます。

インターフェイスに対して SONET の設定

インターフェイスに対してアラーム報告パラメータの設定

5.4.6.1.1  SONET Configuration サブタブ

SONET Configuration サブタブでは、次の操作を実行できます。

クロック ソースの設定

ループバック ソースの設定

SONET コントローラのフレーム同期の指定

セクション、回線、およびパス パラメータの設定

表5-41 では、 SONET Configuration サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-41 SONET Configuration サブタブのフィールド

フィールド
説明
General エリア

Clock Source リスト

SONET ポート上の送信信号のために送信者によって使用される基準クロックを選択できます。次のオプションがあります。

Internal:コントローラにより内部のクロックから送信データの時間が記録されるように指定します。

Line:コントローラにより回線の受信データ ストリームから回復したクロックから送信データの時間が記録されるように指定します。

Loopback リスト

ループバック モードに対して SONET コントローラを選択できます。次のオプションがあります。

Internal:端末(内部)ループバックでは、送信信号は受信者にループバックされます。

Line:ファシリティ(回線)ループバックでは、相手端末から受信する信号は回線上でループバックされ、送信されます。

2 つのループバック モードを同時にアクティブにすることはできません。

Framing リスト

SONET コントローラで使用するフレーム同期を選択できます。次のオプションがあります。

SONET:SONET フレーム同期を選択します。

SDH:Synchronous Digital Hierarchy(SDH; 同期デジタル ハイアラーキ)フレーム同期を選択します。

Section エリア

Identifier (J0/C1) Byte フィールド

SONET セクション オーバーヘッドに JO/C1 バイト値を入力できます。日本の SDH 機器を持つ相互運用性には、値 0x01 を使用します。

トレース バイトに使用する値は、使用する機器のタイプによって異なります。

Line エリア

Bits s1 and s0 of H1 Byte フィールド

SONET ライン オーバーヘッドに H1 バイトの s1 および s0 ビット値を入力できます。

SONET モードには 0 の使用

SDH モードには 2 の使用

s1 および s0 ビットの値は、0~3 です。値の 1 および 3 は定義しません。

AIS When Shutdown チェック ボックス

SONET ポートで管理ダウン状態が入力されるときは、送信 SONET 信号に Line Alarm Indication Signal(LAIS; アラーム表示信号)の自動挿入ができます。

回線が管理シャットダウン状態にある場合、回線に問題があることを示す信号が下流の機器へ送信されます。Automatic Protection Switching(APS; 自動保護切り替え)が該当ポートで実行中の場合は LAIS は無視されます。これは、設定が適切な APS 操作で有効であるためです。

Delay Trigger (msec) フィールド

回線障害ホールド オフ遅延値を指定できます。遅延トリガーは、保護切り替えなどの復旧動作が発生する前に障害が持続する時間です。遅延トリガーの時間内に障害が解消すれば、保護動作はトリガーされません。

Path エリア

Delay Trigger (msec) フィールド

パス障害ホールド オフ遅延値を指定できます。遅延トリガーは、保護切り替えなどの復旧動作が発生する前に障害が持続する時間です。遅延トリガーの時間内に障害が解消すれば、保護動作はトリガーされません。

SPE Content (C2) Byte フィールド

伝送 C2 バイト値を入力できます。SONET パス オーバーヘッドにより、特定の標準的要件を満たす、または別のベンダーからの機器との相互運用性を確保することができます。

SONET 標準では、SONET パス オーバーヘッドにおいておおよそのバイトまたはビットの設定にユーザ のアクセスを許可する、または必要とします。

AIS When Shutdown チェック ボックス

SONET ポートで管理ダウン状態が入力されるときは、送信 SONET 信号に LAIS の自動挿入ができます。

回線が管理シャットダウン状態にある場合、回線に問題があることを示す信号が下流の機器へ送信されます。APS が該当ポートで実行中の場合は LAIS は無視されます。これは、設定が適切な APS 操作で有効であるためです。

Scrambling リスト

SONET パスで SONET ペイロード スクランブリングが可能です。

SONET ペイロード スクランブリングでは、十分なビット移行密度を確保するためにコントローラの Synchronous Payload Envelope(SPE; 同期ペイロード エンベロープ) に自動同期スクランブラ (x43+1) が適用されます。接続の両端は、SONET パス スクランブリングを使用して設定する必要があります。

Trace (J1) Buffer フィールド

SONET パス オーバーヘッドの J1 バイトでユーザが定義したパス トレース メッセージを入力できます。このトレース バッファ値により、特定の標準要件を満たす、または相互運用性を確保することができます。

Shutdown UNEQ チェック ボックス

SONET パスで管理ダウン状態が入力されるときは、送信 SONET パス オーバーヘッド C2 バイトに用意できていないパス(UNEQ)コード(0x00)の自動挿入ができます。

5.4.6.1.2  Alarm Reporting サブタブ

Alarm Reporting サブタブでは、次の操作を実行できます。

セクション アラームしきい値と報告パラメータの設定

回線アラームしきい値と報告パラメータの設定

パス アラームしきい値と報告パラメータの設定

表5-42 では、 Alarm Reporting サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-42 Alarm Reporting サブタブのフィールド

フィールド
説明
Section エリア

Threshold B1 BER フィールド

SONET コントローラに対し特定アラームの B1 Bit Eror Rate(BER; ビット誤り率)しきい値を設定できます(10 の n 乗)。

Report LOF チェック ボックス

Section Loss of Frame(SLOF; セクション フレーム同期損失)報告を有効にできます。

Report B1 BER チェック ボックス

B1 BER TCA 報告を有効にできます。

Report LOS チェック ボックス

Section Loss of Signal(SLOS; セクション信号消失)報告を有効にできます。

Line エリア

Threshold B2 BER フィールド

SONET コントローラに対し特定アラームの B2 BER しきい値を設定できます(10 の n 乗)。

Threshold SF BER フィールド

SONET コントローラに対し特定アラームの Signal Failure(SF; 信号障害)BER しきい値を設定できます(10 の n 乗)。

Threshold SD BER フィールド

SONET コントローラに対し特定アラームの Signal Degree(SD; 信号劣化)BER しきい値を設定できます(10 の n 乗)。

Report B2 BER チェック ボックス

B2 BER TCA 報告を有効にできます。B2 BER TCA 報告を有効にする場合は、チェックボックスにチェックをつけ、無効にする場合はチェックをはずします。

Report SD BER チェック ボックス

B2 BER TCA 報告を有効にできます。

Report AIS チェック ボックス

LAIS 報告を有効にできます。

Report RDI チェック ボックス

Line Remote Defect Indication(LRDI; 回線リモート障害表示)報告を有効にできます。

Report SF BER チェック ボックス

SF BER 報告を有効にできます。

Path エリア

Threshold B3 BER フィールド

SONET コントローラに対し特定アラームの B3 BER しきい値を設定できます(10 の n 乗)。

Report B3 BER チェック ボックス

B3 BER 報告を有効にできます。

Report RDI チェック ボックス

パス RDI 報告を有効にできます。

Report AIS チェック ボックス

パス AIS 報告を有効にできます。

Report LOP チェック ボックス

パス Loss of Pointer(LOP; ポインタ損失)報告を有効にできます。

Report UNEQ チェック ボックス

パス UNEQ 報告を有効にできます。

5.4.6.2  Operation タブ

Operation タブでは、選択したインターフェイスでシャットダウンが可能です。

表5-43 では、 Operation タブのフィールドについて説明します。

 

表5-43 Operation タブのフィールド

フィールド
説明

Shutdown チェック ボックス

インターフェイスをシャットダウンすることができます。管理目的でシャットダウンしてインターフェイスを停止させます(SONET コントローラのシャットダウン、および SONET コントローラのプロセッシングの無効化)。

5.4.7 Access Control Lists アプリケーション

Access Control Lists アプリケーションには次のタブがあります。

「Basic サブタブ」

「Advanced サブタブ」

「TCP/UDP/SCTP サブタブ」

「ICMP/IGMP サブタブ」

Access Control Lists アプリケーションでは、IP バージョン 4(IPv4)アクセス リストを設定できます。

Access Control List(ACL; アクセス制御リスト)は、ネットワーク トラフィック プロファイルを集合的に定義する 1 つ以上の Access Control Entries(ACE; アクセス制御エントリ)から構成されています。このプロファイルは、トラフィック フィルタリング、プライオリティ キューイングまたはカスタム キューイング、およびダイナミック アクセス コントロールのようなCraft Works Interface (CWI)機能によって参照されます。各 ACL には、アクション要素(許可/拒否)と、発信元アドレス、宛先アドレス、プロトコル、およびプロトコル固有のパラメータのような基準に基づいたフィルタ要素を記述します。

アクセス リストを並び替えるには、 Application テーブルの左側の青色の上下矢印をクリックします。矢印をクリックするたびに、選択したレコードは Application テーブル内を 1 行上下に移動し、順序番号は、同じリスト内の他のレコードと比較したテーブルの位置に基づいて自動修正されます。

5.4.7.1  Basic サブタブ

Basic サブタブでは、次の操作を実行できます。

アクセス制御リスト名と順序番号の指定

パケット マッチングの許可/拒否の選択

マッチングのログをとるか否かの選択

トラフィック マッチング基準の発信元および宛先の指定

ACL に関する注釈の指定

表5-44 では、 Basic サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-44 Basic サブタブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Name フィールド

ACL の名前を入力できます。

Sequence Number フィールド

ACL の順序番号を入力できます。

順序番号は、アクセス リスト内のステートメントの番号です。この番号によって、アクセス リストのステートメントの順序が決まります。

Grant リスト

ACL に一致するパケットが許可/拒否されるかどうかを指定します。次のオプションがあります。

Permit:ACL に一致するパケットが許可されます。

Deny:ACL に一致するパケットが拒否されます。

Logging リスト

入力に対してマッチングのログをとるかどうか、およびマッチングのログの方法を指定します。パケットは、発信元アドレス、宛先アドレス、送信元ポート、および宛先ポートの組み合せによって定義される新フローについて比較されます。次のオプションがあります。

Log:コンソールへ送信されるエントリに一致するパケットに関する情報ロギング メッセージが作成されます。メッセージには次のものがあります。アクセス リスト番号、パケットが許可/拒否されるかどうか、プロトコル、プロトコルが TCP かどうか、User Datagram Protocol(UDP; ユーザ データグラム プロトコル)、Internet Control Message Protocol(ICMP; インターネット制御メッセージ プロトコル)、または番号、および該当する場合は発信元/宛先アドレスと、送信元/宛先ポート。一致する最初のパケット メッセージが生成され、次に 5 分間隔で、5 分前に許可/否定されたパケット番号を含むメッセージが生成されます。

LogInput:ログと同じ機能性を提供しますが、ロギング メッセージに入力 インターフェイスも含まれる点が異なります。

Traffic エリア

Source-any オプション ボタン

発信元 IPv4 アドレスのマッチングにデフォルトを使用できます。

Source-address オプション ボタン

一致する発信元 IPv4 アドレスを指定できます。

発信元は、パケットを送信する元のネットワークまたはホストの番号である必要があります。

Source-wildcard フィールド

発信元に適用されるワイルドカードのビットを入力できます。ワイルドカード ビットは、IP アドレス マスクの逆になります。ビットがゼロである場合、これはフィルタリングであるとみなされます。

Source-address オプション ボタンを有効化した時にこのフィールドが有効になります。

Destination-any オプション ボタン

宛先 IPv4 アドレスのマッチングにデフォルトを使用できます。

Destination- address オプション ボタン

一致する宛先 IPv4 アドレスを指定できます。

宛先は、パケットを送信する先のネットワークまたはホストの番号である必要があります。

Destination- wildcard フィールド

宛先に適用されるワイルドカードのビットを入力できます。ワイルドカード ビットは、IP アドレス マスクの逆になります。ビットがゼロである場合、これはフィルタリングであるとみなされます。

address オプション ボタンを有効化した時にこのフィールドが有効になります。

Remark エリア

Add remark フィールド

ACL のコメントまたは説明を入力できます。

5.4.7.2  Advanced サブタブ

Advanced サブタブでは、次の操作を実行できます。

ACL で一致する必要のある IP プロトコルの指定

Differentiated Services Code Point(DSCP; 差分サービス コード ポイント)マッチングの有効化/無効化の選択

IP 優先順位マッチングの有効化/無効化の選択

頭文字のないフラグメントを検索するかどうかの指定

アクセス リストを並べ替えるには、 Application テーブルの左側のブルーの上下矢印をクリックします。矢印をクリックするたびに、選択したレコードは Application テーブル内を 1 行上下に移動し、順序番号は、同じリスト内の他のレコードと比較したテーブルの位置に基づいて自動修正されます。

表5-45 では、 Advanced サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-45 Advanced サブタブのフィールド

フィールド
説明
Advanced エリア

Protocol リスト

ACL で一致する必要のある IP プロトコルを選択できます。次のオプションがあります。

0 (IP)

1 (ICMP)

2 (IGMP)

3 (GGP)

4 (IPinIP)

6 (TCP)

8 (EGP)

12 (PUP)

17 (UDP)

22 (IDP)

29 (TP)

46 (RSVP)

47 (GRE)

50 (ESP)

51 (AHP)

80 (AHP)

88 (EIGRP)

89 (OSPF)

94 (NOSIP)

98 (ENCAP)

103 (PIM)

108 (PCP)

115 (L2TPV)

120 (UTI)

132 (SCTP)

255 (RAW)

0~255 の整数は、IP プロトコルの数字を表します。

DSCP or Precedence エリア

None オプション ボタン

DSCP および選択した ACL の優先順位を無効にできます。

DSCP

DSCP のマッチングを有効にできます。DSCP は、Quality of Service(QoS; サービス品質)コントロールを提供します。

DSCP オプション ボタン

DSCP のマッチングを有効にできます。

DSCP リスト

リストのパケットに一致させる DSCP 予約キーワードを選択できます。次のオプションがあります。

0(デフォルト):デフォルトの DSCP (000000)

8 (CS1):CS1 (優先順位 1) DSCP (001000)

10 (AF11):AF11 DSCP (001010)

12 (AF12):AF12 DSCP (001100)

14 (AF13):AF13 DSCP (001110)

16 (CS2):CS2 (優先順位 2) DSCP (010000)

18 (AF21):AF21 DSCP (010010)

20 (AF22):AF22 DSCP (010100)

22 (AF23):AF23 DSCP (010110)

24 (CS3):CS3 (優先順位 3) DSCP (011000)

26 (AF31):AF31 DSCP (011010)

28 (AF32):AF32 DSCP (011100)

30 (AF33):AF33 DSCP (011110)

32 (CS4):CS4 (優先順位 4) DSCP (100000)

34 (AF41):AF41 DSCP (100010)

36 (AF42):AF42 DSCP (100100)

38 (AF43):AF43 DSCP (100110)

40 (CS5):CS5 (優先順位 5) DSCP (101000)

46 (EF):EF DSCP (101110)

48 (CS6):CS6 (優先順位 6) DSCP (110000)

56 (CS7):CS7 (優先順位 7) DSCP (111000)

DSCP のオプション ボタンを選択して DSCP リストを有効にする必要があります。

Precedence

優先順位を有効にできます。パケットは、0~7 の数字、または名前による指定どおり、優先順位でフィルタ処理できます。

Precedence オプション ボタン

優先順位を有効にできます。

Precedence リスト

優先順位を選択できます。次のオプションがあります。

0 (Routine)

1 (Priority)

2 (Immediate)

3 (Flash)

4 (Flash Override)

5 (Critical)

6 (Internet)

7 (Network)

Precedence オプション ボタンを選択して Precedence リストを有効にする必要があります。

Check Noninitial fragments チェック ボックス

選択したアクセス リスト エントリの適用時に IPv4 パケットの頭文字のないフラグメントを確認できます。

5.4.7.3  TCP/UDP/SCTP サブタブ

TCP/UDP/SCTP サブタブでは、次の操作を実行できます。

発信元ポートの比較基準の指定

宛先ポートの比較基準の指定

TCP フラグの選択

アクセス リストを並べ替えるには、 Application テーブルの左側のブルーの上下矢印をクリックします。矢印をクリックするたびに、選択したレコードは Application テーブル内を 1 行上下に移動し、順序番号は、同じリスト内の他のレコードと比較したテーブルの位置に基づいて自動修正されます。

表5-46 では、 TCP/UDP/SCTP サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-46 TCP/UDP/SCTP サブタブのフィールド

フィールド
説明
Source Port エリア

operator リスト

発信元ポートまたは宛先ポートを比較する発信元比較演算子を選択できます。次のオプションがあります。

Equal:開始パラメータの値を入力する必要があります。

Great Than:開始パラメータの値を入力する必要があります。

Less Than:開始パラメータの値を入力する必要があります。

Not Equal:開始パラメータの値を入力する必要があります。

Range:開始および終了パラメータの値を入力する必要があります。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 6 (TCP) 17 (UDP) 、または 132 (SCTP) が選択されている場合に利用可能です。(「Advanced サブタブ」 参照)。

start フィールド

比較のために、最初の発信元ポートを入力できます。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 6 (TCP) 17 (UDP) 、または 132 (SCTP) が選択されている場合に利用可能であり(「Advanced サブタブ」 参照)、演算子は TCP/UDP/SCTP タブの Source Port エリアにある operator リストで選択します。

start-TCP/SCTP リスト

TCP ポートを選択できます。このリストは、 start field が空の場合に利用できます。

TCP ポート名は、TCP のフィルタリング時にだけ使用できます。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 6 (TCP) 、または 132 (SCTP) が選択されている場合に利用可能であり(「Advanced サブタブ」 参照)、演算子は TCP/UDP/SCTP タブの Source Port エリアにある operator リストで選択します。

start-UDP リスト

UDP ポートを選択できます。

UDP ポート名は、UDP のフィルタリング時にだけ使用できます。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 17 (UDP) が選択されている場合に利用可能であり(「Advanced サブタブ」 参照)、演算子は TCP/UDP/SCTP タブの Source Port エリアにある operato リストで選択します。

end フィールド

比較のために、2 番目の発信元ポートを入力できます。TCP、SCTP、または UDP ポートの範囲を比較している場合にだけ、この end フィールドに値を入力します。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 6 (TCP) 17 (UDP) 、または 132 (SCTP) が選択されている場合に利用可能であり(「Advanced サブタブ」 参照)、範囲は TCP/UDP/SCTP タブの Source Port エリアにある operator リストに対して選択します。

end-TCP/SCTP リスト

TCP ポートを選択できます。このリストは、 end フィールドが空の場合に利用できます。

TCP ポート名は、TCP のフィルタリング時にだけ使用できます。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 6 (TCP) 、または 132 (SCTP) が選択されている場合に利用可能であり(「Advanced サブタブ」 参照)、範囲は TCP/UDP/SCTP タブの Source Port エリアにある operato リストに対して選択します。

end-UDP リスト

UDP ポートを選択できます。このリストは、 end フィールドが空の場合に利用できます。

UDP ポート名は、UDP のフィルタリング時にだけ使用できます。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 17 (UDP) が選択されている場合に利用可能であり(「Advanced サブタブ」 参照)、範囲は
TCP/UDP/SCTP
タブの Source Port エリアにある operator リストに対して選択します。

Destination Port エリア

operator リスト

発信元ポートまたは宛先ポートを比較する発信元比較演算子を選択できます。次のオプションがあります。

Equal:開始パラメータの値を入力する必要があります。

Great Than:開始パラメータの値を入力する必要があります。

Less Than:開始パラメータの値を入力する必要があります。

Not Equal:開始パラメータの値を入力する必要があります。

Range:開始および終了パラメータの値を入力する必要があります。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 6 (TCP) 17 (UDP) 、または 132 (SCTP) が選択されている場合に利用可能です。(「Advanced サブタブ」 参照)。

start フィールド

比較のために、最初の発信元ポートを入力できます。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 6 (TCP) 17 (UDP) 、または 132 (SCTP) が選択されている場合に利用可能であり(「Advanced サブタブ」 参照)、演算子は TCP/UDP/SCTP タブの Source Port エリアにある operator リストで選択します。

start-TCP/SCTP リスト

TCP ポートを選択できます。このリストは、 start フィールドが空の場合に利用できます。

TCP ポート名は、TCP のフィルタリング時にだけ使用できます。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 6 (TCP) 、または 132 (SCTP) が選択されている場合に利用可能であり(「Advanced サブタブ」 参照)、演算子は TCP/UDP/SCTP タブの Source Port エリアにある operator リストで選択します。

start-UDP リスト

UDP ポートを選択できます。

UDP ポート名は、UDP のフィルタリング時にだけ使用できます。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 17 (UDP) が選択されている場合に利用可能であり(「Advanced サブタブ」 参照)、演算子は TCP/UDP/SCTP タブの Source Port エリアにある operato リストで選択します。

end フィールド

比較のために、2 番目の発信元ポートを入力できます。TCP、SCTP、または UDP ポートの範囲を比較している場合にだけ、この end フィールドに値を入力します。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 6 (TCP) 17 (UDP) 、または 132 (SCTP) が選択されている場合に利用可能であり(「Advanced サブタブ」 参照)、範囲は TCP/UDP/SCTP タブの Source Port エリアにある operator リストに対して選択します。

end-TCP/SCTP リスト

TCP ポートを選択できます。このリストは、 end フィールドが空の場合に利用できます。

TCP ポート名は、TCP のフィルタリング時にだけ使用できます。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 6 (TCP) 、または 132 (SCTP) が選択されている場合に利用可能であり(「Advanced サブタブ」 参照)、範囲は TCP/UDP/SCTP タブの Source Port エリアにある operato リストに対して選択します。

end-UDP リスト

UDP ポートを選択できます。このリストは、 end フィールドが空の場合に利用できます。

UDP ポート名は、UDP のフィルタリング時にだけ使用できます。

このリストは、 Advanced サブタブの Protocol リストで 17 (UDP) が選択されている場合に利用可能であり(「Advanced サブタブ」 参照)、範囲は TCP/UDP/SCTP タブの Source Port エリアにある operator リストに対して選択します。

TCP Only エリア

TCP Flags

Established チェック ボックス

確立した接続を入力できます。TCP データグラムに ACK がある場合に、マッチングが行われます。

Established チェックボックスをオンにすると、 ACK および RST チェックボックスがデフォルトでアクティブになります。

次のいずれかのチェックボックスをオンにすると、ビットのマッチングが有効になります。

ACK:確認応答ビットの設定

RST:リセット ビットの設定

SYN:同期化ビットの設定

FIN:終了ビットの設定、送信者からのデータがない場合

PSH: Push 関数ビットの設定

TCP データ グラムに、上記でチェックしたビットの設定のいずれかがある場合に、マッチングが行われます。

5.4.7.4  ICMP/IGMP サブタブ

ICMP/IGMP サブタブでは、次の操作を実行できます。

ICMP メッセージ タイプの指定

IGMP メッセージ タイプの指定

アクセス リストを並べ替えるには、 Application テーブルの左側のブルーの上下矢印をクリックします。矢印をクリックするたびに、選択したレコードは Application テーブル内を 1 行上下に移動し、順序番号は、同じリスト内の他のレコードと比較したテーブルの位置に基づいて自動修正されます。

表5-47 では、 ICMP/IGMP サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-47 ICMP/IGMP サブタブのフィールド

フィールド
説明
ICMP エリア

ICMP Message Type フィールド

ICMP パケットのフィルタリングに ICMP メッセージ タイプを入力できます。ICMP パケットは、ICMP メッセージ タイプごとにフィルタ処理することができます。

このフィールドは、 Advanced サブタブでプロトコルを ICMP と選択している場合にアクティブになります。(「Advanced サブタブ」 参照)。

ICMP Message Code フィールド

ICMP パケットのフィルタリングに ICMP メッセージ コードを入力できます。ICMP メッセージ タイプごとフィルタ処理される ICMP パケットは、ICMP メッセージ コードごとでもフィルタ処理が可能です。

I GMP エリア

IGMP Message Type フィールド

ICMP パケットのフィルタリングに ICMP メッセージ タイプを入力できます。ICMP パケットは、ICMP メッセージ タイプごとにフィルタ処理することができます。

このフィールドは、 Advanced サブタブでプロトコルを ICMP と選択している場合にアクティブになります。(「Advanced サブタブ」 参照)。

5.4.8 Packet Filter アプリケーション

Packet Filter アプリケーションにより、特定のインターフェイスに適用される Access Control Lists(ALC; アクセス制御リスト)を制御できます。

Packet Filter アプリケーションでは、次の操作を実行できます。

1 つ以上のインターフェイス上における受信/送信トラフィックへの ACL の追加

1 以上のインターフェイスから今設定した ACL の削除

 

表5-48 Packet Filter Application のフィールド

フィールド
説明
Packet Filter エリア

Inbound

受信パケット フィルタ(ACL)を選択できます。

Inbound フィールド

Select ACL ダイアログ ボックスを使用して選択した ACL を表示できます。

Inbound ellipsis ボタン

Select ACL ダイアログ ボックスから ACL を選択できます。

Inbound-Count packets in hardware チェック ボックス

受信ハードウェア パケット計算を有効にできます。

Outbound

送信パケット フィルタ(ACL)を選択できます。

Outbound フィールド

Select ACL ダイアログ ボックスを使用して選択した ACL を表示できます。

Outbound 省略ボタン

Select ACL ダイアログ ボックスから ACL を選択できます。

Outbound-Count packets in hardware チェック ボックス

送信ハードウェア パケット計算を有効にできます。

5.4.9 QoSアプリケーション

QoS Application には次のタブがあります。

「Classmaps タブ」

「Policymaps タブ」

「Service Policies タブ」

Quality of service(QOS; サービス品質)は、伝送システムにより伝送品質およびサービスの可用性に反映されるパフォーマンスの指標です。ネットワーク リソースが QOS の効率に利用され、パケット ネットワークによる収益性確保に必要な高度な活用が達成されつつ、アプリケーションが最大規模で適切にサポートされることを保証します。

QOS アプリケーションにより、クラスおよびポリシー マップを設定して、インターフェイス上の受信/送信トラフィックへポリシー マップを適用することができます。

ポリシー マップではトラフィック ポリシー名が指定され、トラフィック ポリシーが設定されます。クラス マップを使用してパケットと特定のクラスを一致させます。

5.4.9.1  Classmaps タブ

Classmaps タブでは、次の操作を実行できます。

クラス マップ名の指定

選択したクラス マップについての一致基準の設定

表5-49 では、 Classmaps タブのフィールドについて説明します。

 

表5-49 Classmaps タブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Name フィールド

クラス マップ一致基準を作成または修正する対象のクラスマップ名を入力できます。インターフェイスに到達したパケットはクラス マップに設定した一致基準に対してチェックされ、そのパケットがそのクラスに属するかどうかが決定されます。

クラス マップを使用して、パケットとユーザが指定するクラス名が比較されます。

Name フィールドに入力した名前は、クラスマップのため、およびポリシー マップにおけるクラス用のポリシー設定のために使用します。

Match Settings エリア

Match Any チェック ボックス

クラス マップついてすべてに一致する一致基準を設定できます。 Match Any チェックボックスがオンの場合、クラス マップはすべてのパケットに一致します(デフォルト クラスに相当)。

Match Any では、残りのトラフィック( Match Settings エリアで設定した他の一致基準を適用した後の)は、クラス マップで指定したクラスに属するとみなされます。

Match IPv4 Access Group(s)

指定した Access Control Lists(ACL;アクセス制御リスト)に基づいてクラス マップ用の一致基準を選択できます。 Match IPv4 Access Group(s) のパラメータでは ACL の内容が指定されます。これは、クラス マップで指定したクラスに属するかどうかを決定するためにパケットをチェックする一致基準として使用されます。

Match IPv4 Access Group(s) フィールド

Select ACL ダイアログ ボックスを使用して選択した一致基準を表示できます。

Match IPv4 Access Group(s) 省略ボタン

Select ACL ダイアログ ボックスから一致基準を選択できます。

Match IPv4 DSCP(s)

クラス マップの一致基準として、IP DSCP 値を選択できます。

この機能によって、IP ヘッダーの Tipe of Service(TOS; タイプ オブ サービス)バイトの高位 6 ビットが調査されます。1 つのマッチ ステートメントで、最大 8 つの IP Differentiated Services Code Point(DSCP; 差分サービス コード ポイント)値をマッチングできます。たとえば、0、1、2、3、4、5、6、および 7 の IP DCSP 値を使用する場合(IP DCSP 値 の 1 つにだけ一致する必要があり、指定したすべての IP DCSP 値に一致する必要はない)、それらの一致 IP DSCP 値を入力します。

IP DSCP 値は一致基準としてだけ使用します。この値には数学的な意味はありません。たとえば、IP DSCP 値 2 が 1 より大きくない場合があります。この値は、単に 2 の DSCP でマークされているパケットの処理は 1 の DSCP 値でマークされているパケットとは異なる必要があることを示しています。これらのマークされたパケットの処理方法は、QOS ポリシー設定内でユーザが定義します。

Match IPv4 DSCP(s) フィールド

Select IP DSCP(s) ダイアログ ボックスを使用して選択した一致基準を表示できます。

Match IPv4 DSCP(s) 省略ボタン

Select IP DSCP(s) ダイアログ ボックスから一致基準を選択できます。

Match IPv4 Precedence(s)

クラス マップの一致基準として、IP 優先順位を選択できます。この機能では、IP ヘッダーの TOS バイトの高位 3 ビットが調査されます。最大 4 つの優先順位を 1 つのマッチング ステートメントでマッチングできます。たとえば、IP 優先順位として、Routine、Flash、および Internet を使用する場合(これらの IP 優先順位の 1 つにだけ一致する必要があり、指定したすべての優先順位に一致する必要はない)、それらのマッチング IP 優先順位を入力します。

Match IPv4 Precedence(s) フィールド

Select IP Precedence(s) ダイアログ ボックスを使用して選択した一致基準を表示できます。

Match IPv4 Precedence(s) 省略ボタン

Select IP Precedence(s) ダイアログ ボックスから一致基準を選択できます。

Configured IP Precedence(s) リストから優先順位を選択し、 Add >>をクリックして、 Selected IP Precedence(s) リストへ移動します。複数の優先順位を選択できます。次のオプションがあります。

Routine

Priority

Immediate

Flash

Flash Override

Critical

Internet

Network

Match Protocol

クラス マップの一致基準として、プロトコルを選択できます。

Match Protocol フィールド

Select IP Protocol(s) ダイアログ ボックスを使用して選択した一致基準を表示できます。

Match Protocol 省略ボタン

Select IP Protocol(s) ダイアログ ボックスから一致基準を選択できます。

Match QoS Group

パケットをマッチングするためにクラス マップで QOS グループ値を選択できます。

この機能を使用すると、パケット上でマークした QOS グループを調査するように一致基準を設定できます。最大 8 つの QOS グループ値を 1 つのマッチング ステートメントでマッチングできます。たとえば、QOS グループ 1 2 3 4 5 6 7 のマッチングで、QOS グループの変数 1、2、3、4、5、6、および 7 を一致させます。QOS グループ値の 1 つにだけ一致する必要があり、指定したすべての IP DCSP 値に一致する必要はありません。

QOS グループ値は一致基準としてだけ使用します。この値には数学的な意味はありません。たとえば、QOS グループ値 2 が 1 より大きくない場合があります。この値は、単に 2 の QOS グループでマークされているパケットの処理は 1 の QOS グループ値でマークされているパケットとは異なる必要があることを示しています。これらの異なるパケットの処理方法は、ポリシー マップ サービス ポリシー設定機能を使用して定義します。

Match QoS Group フィールド

Select QoS Group(s) ダイアログ ボックスを使用して選択した一致基準を表示できます。

Match QoS Group 省略ボタン

Select QoS Group(s) ダイアログ ボックスから一致基準を選択できます。

Match MPLS EXP topmost(s)

最も大きい MPLS ラベル内の 3 ビット EXP フィールドが検査されるように、クラス マップを設定できます。

クラス マップでこの機能を使用し、パケットで一致させる Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)の値を指定できます。

最大 4 つの EXP 値を 1 つのマッチング ステートメントでマッチングできます。たとえば、0、1、2、および 3 の EXP 値を使用する場合(これらの EXP 値 の 1 つにだけ一致する必要があり、指定したすべての EXP 値に一致する必要はない)、それらのマッチング MPLS 最高値 0 1 2 3 を入力します。

EXP 値は一致基準としてだけ使用します。この値には数学的な意味はありません。たとえば、EXP 値 2 が 1 より大きくない場合があります。この値は、単に 2 の EXP でマークされているパケットの処理は 1 の EXP 値でマークされているパケットとは異なる必要があることを示しています。これらの異なるパケットの処理方法は、ポリシー マップ QOS 設定機能の設定内でユーザが定義します。

Match MPLS EXP topmost(s) フィールド

Select MPLS Experimental Topmost(s) ダイアログ ボックスを使用して選択した一致基準を表示できます。

Match MPLS EXP topmost(s) 省略ボタン

MPLS Experimental Topmost(s) ダイアログ ボックスから一致基準を選択できます。

Match Discard Class(es)

クラス マップで指定した廃棄クラス値をパケットのマッチングに使用できます。

この機能を使用すると、パケット上でマークした廃棄クラスを調査するように一致基準を設定できます。最大 8 つの廃棄クラス値を 1 つのマッチング ステートメントでマッチングできます。たとえば、廃棄クラス 1 2 3 4 5 6 7 のマッチングで、廃棄クラス変数 1、2、3、4、5、6、および 7 を一致させます。廃棄クラス値の 1 つにだけ一致する必要があり、指定したすべての IP DCSP 値に一致する必要はありません。

廃棄クラス値は一致基準としてだけ使用します。この値には数学的な意味はありません。たとえば、廃棄クラス値 2 が 1 より大きくない場合があります。この値は、単に 2 の廃棄クラスでマークされているパケットの処理は 1 の廃棄クラス値でマークされているパケットとは異なる必要があることを示しています。

Match Discard Class(es) フィールド

Select Discard Class(s) ダイアログ ボックスを使用して選択した一致基準を表示できます。

Match Discard Class(es) 省略ボタン

Select Discard Class(s) ダイアログ ボックスから一致基準を選択できます。

5.4.9.2  Policymaps タブ

Policymaps タブには、 Congestion Mgmt Congestion Avoidance Police (traffic/conform) Policy (exceed/violate) 、および Mark の 5 つのサブタブがあります。 Congestion Mgmt サブタブは、 Policymaps タブをクリックするとデフォルトで表示されます。

Policymaps タブでは、次の操作を実行できます。

ポリシー マップ名と順序番号の指定

関連するクラス マップ名の指定

輻輳管理パラメータの設定

輻輳無効化パラメータの設定

トラフィックの準拠、超過、および違反パラメータの設定

マーク パラメータの設定

クラス マップを並べ替えるには、 Application テーブルの左側のブルーの上下矢印をクリックします。矢印をクリックするたびに、選択しているレコードが Application テーブル内で 1行上または下に移動し、テーブル内にリストされた他のレコードとの相対的な位置に応じて連番が自動的に変更されます。

表5-50 では、 Policymaps タブのフィールドについて説明します。

 

表5-50 Policymap タブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Name フィールド

サービス ポリシーを指定するため、1 つ以上のインターフェイスに接続するポリシー マップ名を入力できます。

単一のポリシー マップを同時に複数のインターフェイスに接続できます。インターフェイスへポリシー マップの接続を試みたときに、インターフェイスの利用可能帯域幅がポリシー マップを含むクラス ポリシーごと要求した合計帯域幅と一致しない場合、試みは拒否されます。この場合、他のインターフェイスにすでに接続されているポリシー マップはすべて削除されます。

Sequence Number フィールド

ポリシー マップの順序索引を入力できます。

Classmap Name フィールド

クラス マップの名前を入力できます。ポリシー マップのすべての順序索引は一意である必要があります。

名前を使用して、ポリシー マップのクラスに対してポリシーを設定します。

5.4.9.2.1  Congestion Mgmt サブタブ

Congestion Mgmt サブタブでは、次の操作を実行できます。

シェイプ平均パラメータの指定

帯域幅パラメータの設定

優先順位パラメータの設定

帯域幅および優先順位パラメータを使用して、インターフェイスで利用可能な合計帯域幅を計算します。


) インターフェイスで要求される最小の帯域幅を保証するため、キューの限度を指定することは高速インターフェイスの実現に特に重要です。


表5-51 では、 Congestion Mgmt サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-51 Congestion Mgmt サブタブのフィールド

フィールド
説明

Shape Average チェック ボックス

シェイプ平均化が可能になります。シェイプ平均化により、指定したビット レートにトラフィックをシェーピングできます。

kbps

キロビット/秒(KBps)でシェイプ平均値を入力できます。128 キロビット/秒が最小レートで、レートは 128 KBps の倍数です。

kbps オプション ボタン

キロビット/秒でシェイプ平均を指定できます。

kbps フィールド

キロビット/秒でシェイプ平均を入力できます。 kilobits per second オプション ボタンを選択して kilobits per second を有効にする必要があります。

percent

インターフェイスで利用可能な帯域幅の割合を基準に、平均、または最大レートのトラフィック シェーピングを指定できます。

シェイプ平均を割合で指定すると、インターフェイスで利用可能な帯域幅の割合を基準に、Committed Information Rate(CIR; 認定情報レート)が計算されます。インターフェイスにポリシー マップを接続したら、インターフェイス帯域幅と入力した割合の値を基準にして、ビット/秒(Bps)で等価の CIR 値が計算されます。CIR 割合が、インターフェイスへポリシー マップの接続後変更された場合、CIR の Bps 値は再計算されます。

percent オプション ボタン

シェイプ平均を割合で指定できます。

percent フィールド

シェイプ平均を割合で入力できます。 percent のオプション ボタンを選択して percent フィールドを有効にする必要があります。

Bandwidth チェック ボックス

ポリシー マップに属するクラスに割り当てる帯域幅の設定が可能になります。

帯域幅の設定を使用して、クラスに対して保証された帯域幅を設定します。帯域幅を設定する際、クラスに属するトラフィックは、多くの帯域幅が輻輳中に均一であることが保証されます。

kbps

クラスに割り当てられる帯域幅の容量をキロビット/秒で入力できます。

帯域幅の容量はインターフェースに応じて変わります。

kbps オプション ボタン

キロビット/秒で帯域幅を指定できます。

kbps フィールド

キロビット/秒で帯域幅を入力できます。 kilobits per second オプション ボタンを選択して kilobits per second を有効にする必要があります。

percent

利用可能な帯域幅の割合を基準に、保証されている帯域幅の容量を入力できます。

輻輳の間、クラスには設定した帯域幅の割合に応じて帯域幅が割り当てられます。利用可能な帯域幅は、インターフェイスの帯域幅から、Low Latency Quering(LLQ; 低遅延キューイング)で予約されている全帯域幅の合計を引いたものです。

percent オプション ボタン

帯域幅を割合で指定できます。

percent フィールド

帯域幅を割合で入力できます。 percent のオプション ボタンを選択して percent フィールドを有効にする必要があります。

priority オプション ボタン

ポリシー マップに属するトラフィックのクラスに優先順位を設定することができます。

この優先順位によって LLQ が設定され、厳密な Priority Queueing(PQ; プライオリティ キューイング)が実現されます。厳密な PQ により、音声のような遅延に影響されやすいデータはキューから出し、他のキューにあるパケットがキューから出る前に送信できます。

帯域幅および優先順位は、同じポリシー マップ内の同じクラス内では使用できませんが、同じポリシー マップ内で一緒に使用することは可能です。ポリシー マップ内に、1 つ以上のクラス優先順位ステータスを与えることができます。単一のポリシー マップ内に複数のクラスが優先順位クラスとして設定される場合は、これらのクラスの全トラフィックは同じ単一の優先順位キューに入れられます。

クラス ポリシー設定を含むポリシー マップがこのインターフェイスのサービス ポリシーを規定するインターフェイスに接続されると、利用可能な帯域幅が算定されます。インターフェイスの帯域幅が十分でないために、ポリシー マップを特定のインターフェイスへ接続できない場合、そのポリシーは接続されているすべてのインターフェイスから削除されます。

Queue limit (bytes) フィールド

ポリシーマップで設定したクラス ポリシーにおいてキューが保持できる最大バイト数を入力できます。

クラスの一致基準を満たすパケットは、そのクラスに予約されているキューに保持され、そのキューが平均化キューイング プロセスによって処理されると送信されます。クラスに定義した最大バイトのしきい値に達すると、そのクラス キューへのその次のパケットのキューイングで、テール ドロップが発生します。

Service Policy フィールド

サービス ポリシー マップの名前を入力できます。サービス ポリシー マップを入力すると、ポリシー マップは入力インターフェイスまたは出力インターフェイスへ接続されます。

5.4.9.2.2  Congestion Avoidance サブタブ

Congestion Avoidance サブタブではランダム検出パラメータを指定できます。

表5-52 では、 Congestion Avoidance サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-52 Congestion Avoidance サブタブのフィールド

フィールド
説明

Discard Class

廃棄クラスの選択、および廃棄クラスのしきい値の設定が可能です。

Discard Class フィールド

Select Discard Classes and Bandwdith(s) ダイアログ ボックスを使用して選択した廃棄クラスを表示できます。

Discard Class 省略ボタン

Select Discard Classes and Bandwdith(s) ダイアログ ボックスを使用して廃棄クラスおよびしきい値を選択できます。

Minimum threshold (bytes) フィールドに廃棄クラスの最小しきい値、および Maximum threshold (bytes) フィールドに廃棄クラスの最大しきい値を入力します。次に、廃棄クラス値を選択します。

IP DSCP

IP DSCP の選択、および DSCP のしきい値の設定が可能です。

IP DSCP フィールド

Select DSCPs and Bandwidth(s) ダイアログ ボックスを使用して選択した IP DSCP を表示できます。

IP DSCP 省略ボタン

Select DSCPs and Bandwidth(s) ダイアログ ボックスから IP DSCP、およびしきい値を選択できます。

Minimum threshold (bytes) フィールドに DSCP の最小しきい値、および Maximum threshold (bytes) フィールドに DSCP の最大しきい値を入力します。次に、DSCP 予約キーワードを選択します。

IP Precedence

IP 優先順位の選択、および IP 優先順位のしきい値の設定が可能です。

IP Precedence フィールド

Select IP Precedences and Bandwidth(s) ダイアログ ボックスを使用して選択した IP 優先順位を表示できます。

IP Precedence 省略ボタン

Select IP Precedences and Bandwidth(s) ダイアログ ボックスから IP 優先順位、およびしきい値を選択できます。

Minimum threshold (bytes) フィールドに IP 優先順位の最小しきい値、および Maximum threshold (bytes) フィールドに IP 優先順位の最大しきい値を入力します。次に、IP 優先順位の値を選択します。

MPLS EXP topmost

MPLS EXP の最高値の選択、および MPLS 最高値の設定が可能です。

MPLS EXP topmost フィールド

Select MPLS EXP topmost and Bandwidth(s) ダイアログ ボックスを使用して選択した MPLS EXP 最高値を表示できます。

MPLS EXP topmost 省略ボタン

Select MPLS EXP topmost and Bandwidth(s) ダイアログ ボックスを使用して MPLS EXP 最高値およびしきい値を選択できます。

Minimum threshold (bytes) フィールドに MPLS EXP 最高値の最小しきい値、 Maximum threshold (bytes) フィールドに MPLS EXP 最高値の最大しきい値を入力します。次に、MPLS EXP 最高値を選択します。

5.4.9.2.3  Police (traffic/conform) サブタブ

Police (traffic/conform) サブタブでは、Service-level Agreement(SLA; サービス レベル契約)への準拠に基づいて、 QOS 値によってパケットをマークできます。トラフィック ポリシングは、インターフェイス経由で通過するトラフィックには実行されません。

Police (traffic/conform) サブタブでは、次の操作を実行できます。

トラフィック レートまたはバースト サイズのようなトラフィック パラメータの指定

準拠時アクション基準の設定

表5-53 は、 Police (traffic/conform) サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-53 Police (traffic/conform) サブタブのフィールド

フィールド
説明
Traffic エリア

No CIR オプション ボタン

Committed Information Rate(CIR; 認定情報レート)を設定しないよう選択できます。

CIR (kb/sec) オプション ボタン

認定情報レートをキロバイト/秒で指定するよう選択できます。

CIR (kb/sec) フィールド

認定情報レートの値を入力できます。

CIR (%) オプション ボタン

認定情報レートを割合で指定するよう選択できます。

CIR (%)

認定情報レート率を入力できます。

Burst Size (kb/sec) フィールド

間隔ごとに送信可能な持続ビット数を入力できます。

Excess Burst Size (kb/sec) フィールド

輻輳イベントにおける最初の間隔でのバースト サイズ超過可能な最大ビット数を入力できます。

Conform エリア

Transmit オプション ボタン

送信の準拠時アクションを設定できます。準拠時アクションとは、レートの限度に準拠するパケットに実行される動作です。パケットは変更を加えられずに送信されます。

Set MPLS EXP topmost

MPLS EXP 最高値への準拠時アクションの設定、および MPLS EXP 最高値の選択が可能です。

Set MPLS EXP topmost オプション ボタン

MPLS 最高値に準拠時アクションを設定できます。

Set MPLS EXP topmost リスト

MPLS 最高値を選択できます。

Set MPLS EXP topmost リストでは、0~7 の MPLS ビットが設定され、最も新しい MPLS ビット値設定のパケットが送信されます。

Set MPLS EXP topmost オプション ボタンを選択して、 Set MPLS EXP topmost リストを有効にする必要があります。

Set Discard Class

廃棄クラスへの準拠時アクションの設定、および有効な廃棄クラス値の選択が可能です。

Set Discard Class オプション ボタン

廃棄クラスへの準拠時アクションを設定できます。

Set Discard Class リスト

廃棄クラス値を選択できます。

Set Discard Class リストでは、パケットの廃棄クラス アトリビュートが設定され、新規の廃棄クラス設定でパケットが送信されます。

Set Discard Class オプション ボタンを選択して Set Discard Class リストを有効にする必要があります。

Set IP Precedence

IP 優先順位への準拠時アクションの設定、および有効な IP 優先順位値の選択が可能です。

Set IP Precedence オプション ボタン

IP 優先順位に準拠時アクションを設定できます。

Set IP Precedence リスト

IP 優先順位値を選択できます。次のオプションがあります。

Routine

Priority

Immediate

Flash

Flash Override

Critical

Internet

Network

Set IP Precedence リストでは、IP 優先順位が設定され、新規の IP 優先順位値設定でパケットが送信されます。

Set IP Precedence オプション ボタンを選択して Set IP Precedence リストを有効にする必要があります。

Set IP DSCP

IP DSCP への準拠時アクションの設定、および有効な IP DSCP 値の選択が可能です。

Set IP DSCP オプション ボタン

IP DSCP に準拠時アクションを設定できます。

Set IP DSCP リスト

IP DSCP 値を選択できます。

Set IP DSCP リストでは、DSCP 値が設定され、新規の DSCP 値設定でパケットが送信されます。

Set IP DSCP オプション ボタンを選択して Set IP DSCP リストを有効にする必要があります。

5.4.9.2.4  Police (exceed/violate) サブタブ

Police (exceed/violate) サブタブでは、Service-level Agreement(SLA; サービス レベル契約)への準拠に基づいて、 QOS 値によってパケットをマークできます。トラフィック ポリシングは、インターフェイス経由で通過するトラフィックには実行されません。

Police (exceed/violate) サブタブでは、次の操作を実行できます。

トラフィック超過パラメータの指定

トラフィック違反パラメータの指定

表5-54 は、 Police (exceed/violate) サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-54 Police (exceed/violate) サブタブのフィールド

フィールド
説明
Exceed エリア

Drop オプション ボタン

ドロップする超過時アクションを設定できます。ドロップとは、レートの限度を超えるとパケットがドロップされることを言います。

Set MPLS EXP topmost

MPLS EXP 最高値への超過時アクションの設定、および MPLS EXP 最高値の選択が可能です。

Set MPLS EXP topmost オプション ボタン

MPLS EXP 最高値に超過時アクションを設定できます。

Set MPLS EXP topmost リスト

MPLS EXP 最高値を選択できます。

Set MPLS EXP topmost リストでは、0~7 の MPLS ビットが設定され、最も新しい MPLS ビット値設定のパケットが送信されます。

Set MPLS EXP topmost オプション ボタンを選択して、 Set MPLS EXP topmost リストを有効にする必要があります。

Set Discard Class

廃棄クラスへの超過時アクションの設定と、有効な廃棄クラス値の選択が可能です。

Set Discard Class オプション ボタン

廃棄クラスに超過時アクションを設定できます。

Set Discard Class リスト

廃棄クラス値を選択できます。

Set Discard Class リストでは、パケットの廃棄クラス アトリビュートが設定され、新規の廃棄クラス設定でパケットが送信されます。

Set Discard Class オプション ボタンを選択して Set Discard Class リストを有効にする必要があります。

Set IP Precedence

IP 優先順位への超過時アクションの設定と、有効な IP 優先順位値の選択が可能です。

Set IP Precedence オプション ボタン

IP 優先順位に超過時アクションを設定できます。

Set IP Precedence リスト

IP 優先順位値を選択できます。次のオプションがあります。

Routine

Priority

Immediate

Flash

Flash Override

Critical

Internet

Network

Set IP Precedence リストでは、IP 優先順位が設定され、新規の IP 優先順位値設定でパケットが送信されます。

Set IP Precedence オプション ボタンを選択して Set IP Precedence リストを有効にする必要があります。

Set IP DSCP

IP DSCP への超過時アクションの設定と、有効な IP DSCP 値の選択が可能です。

Set IP DSCP オプション ボタン

IP DSCP に超過時アクションを設定できます。

Set IP DSCP リスト

IP DSCP 値を選択できます。

Set IP DSCP リストでは、IP DSCP 値が設定され、新規の IP DSCP 値設定でパケットが送信されます。

Set IP DSCP オプション ボタンを選択して Set IP DSCP リストを有効にする必要があります。

Violate エリア

Drop オプション ボタン

削除する違反時アクションを設定できます。削除とは、パケット サイズが通常サイズおよび Maximum Burst Size(MBS; 最大バースト サイズ)を違反するとパケットが削除されることを言います。

Set MPLS EXP topmost

MPLS EXP 最高値への違反時アクションの設定、および MPLS EXP 最高値の選択が可能です。

Set MPLS EXP topmost オプション ボタン

MPLS EXP 最高値に違反時アクションを設定できます。

Set MPLS EXP topmost リスト

MPLS EXP 最高値を選択できます。

Set MPLS EXP topmost リストでは、0~7 の MPLS ビットが設定され、新規の MPLS ビット値の設定でパケットが送信されます。

Set MPLS EXP topmost オプション ボタンを選択して、 Set MPLS EXP topmost リストを有効にする必要があります。

Set Discard Class

廃棄クラスへの違反時アクションの設定、および有効な廃棄クラス値の選択が可能です。

Set Discard オプション ボタン

廃棄クラスに違反時アクションを設定できます。

Set Discard Class リスト

廃棄クラス値を選択できます。

Set Discard Class リストでは、パケットの廃棄クラス アトリビュートが設定され、新規の廃棄クラス設定でパケットが送信されます。

Set Discard Class オプション ボタンを選択して Set Discard Class リストを有効にする必要があります。

Set IP Precedence

IP 優先順位への違反時アクションの設定、および有効な IP 優先順位値の選択が可能です。

Set IP Precedence オプション ボタン

IP 優先順位に違反時アクションを設定できます。

Set IP Precedence リスト

IP 優先順位値を選択できます。次のオプションがあります。

Routine

Priority

Immediate

Flash

Flash Override

Critical

Internet

Network

Set IP Precedence リストでは、IP 優先順位が設定され、新規の IP 優先順位値設定でパケットが送信されます。

Set IP Precedence オプション ボタンを選択して Set IP Precedence リストを有効にする必要があります。

Set IP DSCP

IP DSCP への違反時アクションの設定、および有効な IP DSCP 値の選択が可能です。

Set IP DSCP オプション ボタン

IP DSCP への違反時アクションを設定できます。

Set IP DSCP リスト

IP DSCP 値を選択できます。

Set IP DSCP リストでは、IP DSCP 値が設定され、新規の IP DSCP 値設定でパケットが送信されます。

Set IP DSCP オプション ボタンを選択して Set IP DSCP リストを有効にする必要があります。

5.4.9.2.5  Mark サブタブ

Mark サブタブにより、ポリシー マップの基準を設定できます。

表5-55 では、 Mark サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-55 Mark サブタブのフィールド

フィールド
説明

None オプション ボタン

注意するマークの動作を設定できます。

Discard Class

廃棄クラスの設定、および受信ポリシーについての有効な廃棄クラス値の選択が可能です。廃棄クラス値を選択すると、廃棄クラス値でパケットがマークされます。

Discard Class オプション ボタン

廃棄クラス値を設定できます。

Discard Class リスト

廃棄クラス値を選択できます。

Discard Class オプション ボタンを選択して Discard Class リストを有効にする必要があります。

MPLS EXP topmost

MPLS EXP 最高値の設定、および MPLS EXP 最高値の選択が可能です。

MPLS EXP topmost オプション ボタン

MPLS EXP 最高値を設定できます。

MPLS EXP topmost リスト

MPLS EXP 最高値を選択できます。

MPLS EXP topmost オプション ボタンを選択して、 MPLS EXP topmost リストを有効にする必要があります。

QoS Group

QOS グループの設定、および受信ポリシーについての有効な QOS 値の選択が可能です。オンにすると、パケットを後で分類するのに使用できる QOS グループ識別子が設定されます。

QoS Group オプション ボタン

QOS グループを設定できます。

QoS Group リスト

QOS グループ値を選択できます。

QoS Group オプション ボタンを選択して QoS Group リストを有効にする必要があります。

IP Precedence

IP 優先順位の設定、および有効な IP 優先順位値の選択が可能です。IP 優先順位を選択すると、 パケット ヘッダーに優先順位値が設定されます。

IP Precedence  オプション ボタン

IP 優先順位を設定できます。

IP Precedence リスト

IP 優先順位値を選択できます。次のオプションがあります。

Routine

Priority

Immediate

Flash

Flash Override

Critical

Internet

Network

IP Precedence のオプション ボタンを選択して IP Precedence リストを有効にする必要があります。

IP DSCP

IP DSCP の設定、および有効な IP DSCP 値の選択が可能です。IP DSCP を選択すると、TOS(タイム オブ サービス)バイトの DSCP 値を設定してパケットがマークされます。

IP DSCP オプション ボタン

IP DSCP を設定できます。

IP DSCP リスト

IP DSCP 値を選択できます。

IP DSCP のオプション ボタンを選択して IP DSCP リストを有効にする必要があります。

COS

Class of Service(COS; クラス オブ サービス)の設定、および有効な COS 値の選択が可能です。

COS は、Upper-layer Protocol(ULP; 上位層プロトコル)がメッセージの処理を Lower-layer Protocol(LLP; 下位レイヤプロトコル)に要求する方法についての指示です。これは TOS(タイプ オブ サービス)とも呼ばれます。

COS オプション ボタン

COS を設定できます。

COS リスト

COS 値を選択できます。

COS を選択すると、送信パケットのレイヤ 2 COS 値が設定されます。

COS オプション ボタンを選択して COS リストを有効にする必要があります。

5.4.9.3  Service Policies タブ

Service Policies タブにより、サービス ポリシーの基準を指定できます。

表5-56 では、 Service Policies タブのフィールドについて説明します。

 

表5-56 Service Policies タブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Inbound Service Policy フィールド

このインターフェイスのサービス ポリシーとして使用する、受信インターフェイスへ接続するポリシー マップ名を入力します。

Outbound Service Policy フィールド

このインターフェイスのサービス ポリシーとして使用する、送信インターフェイスへ接続するポリシー マップ名を入力します。


 

5.4.10 Routing Policy Manager アプリケーション

Routing Policy Manager アプリケーションには次のタブがあります。

「Prefix Lists タブ」

「Standard Community Lists タブ」

「Expanded Community Lists タブ」

「AS Path Access Lists タブ」

Routing Policy Manager アプリケーションでは、プレフィックス リスト、標準/拡張コミュニティ リスト、および AS パス アクセス リストを含むシステム全体のポリシーに関係する情報を設定することができます。

ルーティング ポリシーには、宛先へ IP トラフィックをルーティングし、アクセス コントロールを提供する柔軟なメカニズムが用意されています。ルーティング ポリシーを定義することにより、ルートのアトリビュートを検査および修正するルータを設定します。ネットワークのルーティング ポリシーの定義では、ルートの処理方法が決定されます。ルーティング プロトコルはルーティングを決定して、アドバタイズ、集約、廃棄、配布、エクスポート、保留、インポート、および再配布を行います。その外に、設定したルーティング ポリシーを基準にしてルートの修正を行います。ルーティング ポリシーは、事前にルーティング マップにより定義されています。ただし、ルート マップには制限があるため、大規模ネットワークでは構成サイズが増加するにつれて保守およびトラブルシューティングが困難になります。


) Routing Policy Language(RPL; ルーティング ポリシー言語)を設定するには、『Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System Configuration Guide』を参照してください。


5.4.10.1  Prefix Lists タブ

Prefix Lists タブでは、プレフィックス リストで許可される宛先ネットワーク番号アドレスを持つ任意のルートを指定できます。

Prefix Lists タブでは、次の操作を実行できます。

プレフィックス リスト名と順序番号の指定

プレフィックス リストの基準に一致するパケットを許可/拒否するかどうかの指定

プレフィックス リスト一致基準の指定

プレフィックス リストの順序を入れ替えるには、 Application テーブルの左側のブルーの上下矢印をクリックします。矢印をクリックするたびに、選択したレコードは 1 行ずつ Application テーブル内を上下に動き、順序番号は、同じリスト内の他のレコードとの相対位置に基づいて自動修正されます。

表5-57 で、 Prefix List タブのフィールドについて説明します。

 

表5-57 Prefix List タブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Name フィールド

プレフィックス リスト名を入力できます。

Sequence Number フィールド

プレフィックス リストの順序番号を入力できます。

Grant リスト

次のフィールドで指定するプレフィックス リストの基準に一致するパケットを許可/拒否できます。

Prefix

Prefix Mask

Min Prefix Length

Max Prefix Length

次のオプションがあります。

Permit :基準に一致するパケットの許可

Deny :基準に一致するパケットの拒否

Prefix フィールド

一致する IPv4 プレフィックス アドレスを入力できます。プレフィックス アドレスが一致すると、プレフィックス リストで許可される宛先ネットワーク番号アドレスを持つ任意のルートが配布されます。

Prefix Mask フィールド

一致する IPv4 プレフィックス マスクを入力できます。

Min Prefix Length フィールド

一致する最大のプレフィックスの長さを指定できます。

Max Prefix Lengthフィールド

一致する最小のプレフィックスの長さを指定できます。

Add remark フィールド

プレフィックスに対してコメントまたは説明を入力できます。

5.4.10.2  Standard Community Lists タブ

Standard Community Lists タブでは、標準コミュニティ リスト名、順序番号、コミュニティ番号、および一致を許可するかどうかを指定できます。

標準コミュニティ リストの順序を入れ替えるには、 Application テーブルの左側のブルーの上下矢印をクリックします。矢印をクリックするたびに、選択したレコードは 1 行ずつ Applicationテーブル内を上下に動き、順序番号は、同じリスト内の他のレコードとの相対位置に基づいて自動修正されます。

表5-58 では、 Standard Community Lists タブのフィールドについて説明します。

 

表5-58 Standard Community Lists タブのフィールド

フィールド
説明
Standard Community Listsエリア

List No フィールド

標準コミュニティ リストを識別する値を入力できます。標準コミュニティ リストには、許可または拒否するコミュニティ グループを 1 つ以上含めることができます。

Sequence No フィールド

標準コミュニティ リストの順序番号を入力できます。

Grant リスト

条件の一致でアクセスを許可するか、拒否するか指定できます。

Community Numbers フィールド

最大 3 つの標準コミュニティ番号を入力できます。

5.4.10.3  Expanded Community Lists タブ

Expanded Community Lists タブでは、拡張コミュニティ リスト名、および順序番号、そして一致正規表現を許可するかどうかを指定できます。

拡張コミュニティ リストの順序を入れ替えるには、 Application テーブルの左側のブルーの上下矢印をクリックします。矢印をクリックするたびに、選択したレコードは 1 行ずつ Application テーブル内を上下に動き、順序番号は、同じリスト内の他のレコードとの相対位置に基づいて自動修正されます。

表5-59 で、 Expanded Community Lists タブのフィールドについて説明します。

 

表5-59 Expanded Community Lists タブのフィールド

フィールド
説明
Extended Community Lists エリア

List No フィールド

拡張コミュニティ リストを識別する値を入力できます。

Sequence No フィールド

拡張コミュニティ リストの順序番号を入力できます。

Action フィールド

条件の一致でアクセスを許可するか、拒否するか指定できます。

Regular Expression フィールド

正規表現を使用して拡張コミュニティ リストに自律システムを入力できます。

5.4.10.4  AS Path Access Lists タブ

AS Path Access Lists タブでは、Autonomous System(AS; 自律システム)パス アクセス リスト名、および順序番号、および一致正規表現を許可するかどうかを指定できます。

AS パス アクセス リストの順序を入れ替えるには、 Application テーブルの左側のブルーの上下矢印をクリックします。矢印をクリックするたびに、選択したレコードは 1 行ずつ Application テーブル内を上下に動き、順序番号は、同じリスト内の他のレコードとの相対位置に基づいて自動修正されます。

表5-60 で、 AS Path Access Lists タブのフィールドについて説明します。

 

表5-60 AS Path Access Lists タブのフィールド

フィールド
説明
AS Path Access Lists エリア

List No フィールド

AS パス アクセス リストのグループを識別する値を入力できます。

Sequence No フィールド

AS パス アクセス リストの順序番号を入力できます。

Filter リスト

一致条件へのアクセスを許可するか、または拒否することができます。

Regular Expression フィールド

BGP AS パスに一致するように、正規表現を使用してアクセス リストに自律システムを入力できます。

受信および送信 BGP ルートの両方で、アクセス リスト フィルタを指定できます。さらに、フィルタのセットに基づいて重みを割り当てることができます。各フィルタは正規表現によるアクセス リストです。正規表現が ASCII 文字列としてルートの AS パスの表現に一致すれば、許可または拒否条件が適用されます。AS パスにはローカルの AS 番号は含まれません。


 

5.4.11 BGP Configuration アプリケーション

BGP Configuration アプリケーションには次のタブがあります。

「General タブ」

「Networks タブ」

「Aggregates タブ」

「Redistribution タブ」

「Neighbors タブ」

「Neighbor Address Family Configuration ウィンドウ」

「Neighbor Groups タブ」

「Neighbor Groupe Address Family Configuration ウィンドウ」

「Session Groups タブ」

「AF Groups タブ」

「Operations タブ」

BGP Configuration アプリケーションでは、Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルーティング プロトコルをルータに設定できます。

BGP により、TCP/IP ネットワークでドメイン間ルーティングが実行されます。BGP は Exterior Gateway Protocol(EGP; エクステリア ゲートウェイ プロトコル)です。つまり、複数の自律システム間でルーティングが実行され、ルーティングおよび到達可能性情報が他の BGP システムと交換されます。

BGP は、ルーティング プロトコルと同じく、ルーティング テーブルの保持とルーティング更新の送信を実行し、ルーティングの決定はルーティング メトリックを基準にして行います。

各 BGP ルータは、特定のネットワークへの実現可能なすべてのパスをリストするルーティング テーブルを保持します。定期的なルーティング テーブルのリフレッシュは実行されません。ピアのルータから受信するルーティング情報は、差分更新が受信されるまで保持されます。

BGP デバイスは、次の場合にルーティング情報を交換します。

最初のデータ交換:ルータがネットワークに初めて接続されるときに、BGP ルータは、GBP ルーティング テーブル全体を交換します。

差分更新:ルーティング テーブルが変更されたとき、ルータはルーティング テーブルの変更部分を送信します。

BGP ルータは、定期ルーティング更新は送信しません。BGP ルーティング更新では、最適なパスだけがネットワークへアドバタイズされます。

BGP は単一のルーティング メトリックを使用して、指定のネットワークに対して最良のパスを決定します。このメトリックは、特定リンクの優先度を指定する任意のユニット番号から構成されています。

BGP メトリックを各リンクに割り当てるのは、通常ネットワーク管理者が行います。リンクに割り当てる値を決めるとき、次のような基準がいくつあってもかまいません。

自律システム総数:パスが通過する自律システムの数

リンクのタイプ:リンクの安定や速度

その他の要因:遅延やコストなどのその他の基準

5.4.11.1  General タブ

General タブには、 Cluster ID Confederation Graceful Restart Router ID 、および Write Limi の 5 つのサブタブがあります。 Cluster ID サブタブは、 General タブをクリックするとデフォルトで表示されます。

General タブでは、次の操作を実行できます。

自律システム番号、ローカル プリファレンス、ローカル メトリック、送信バッファ サイズ、およびパス パラメータの指定

グローバル アドレス ファミリ モードの設定

表5-61 で、 General タブのフィールドについて説明します。

 

表5-61 General タブのフィールド

フィールド
説明

AS Number

ルータ自律システム番号を入力できます。

Default Local Preference

デフォルトのローカル プリファレンスの値を入力できます。

通常、デフォルトの 100 では、特定のパスのプリファレンスを、ローカル プリファレンス アトリビュートを持たないパスよりも低く定義できます。プリファレンスは、ローカル AS のすべてのネットワーク デバイスに送信されます。

Default Metric

BGP のデフォルト メトリック値を入力できます。

デフォルトのメトリックは、互換性のないメトリックを持つルートの再配布に関する問題解決に役立ちます。メトリックが変換されないときはいつでも、デフォルト メトリックを使用して妥当な代替を提供し、再配布が実行できます。

BGP では、デフォルト メトリックを設定すれば、Multi Exit Discriminator(MED; 多重出口弁別器)メトリックが設定できます。

Keepalive (sec)

近隣へキープアライブ メッセージが送信される頻度の値を秒数で入力できます。

キープアライブがネゴシエートされた保留時間の 3 分の 1 を超えない場合は、設定したキープアライブ時間の値が使用されます。超過した場合は、ネゴシエートされた保留時間の 3 分の 1 の値が使用されます。

Holdtime (sec)

近隣 BGP セッションがソフトウェアで終了させられる近隣から、キープアライブ メッセージを受信しなくなった以降の時間間隔を秒単位で入力できます。

キープアライブと保留時間を無効にするには、0 を入力します。

最小の許容キープアライブ時間は保留時間の 3 分の 1 であるため、1 と 2 の値は許可されないことに留意してください。

Socket Receive Size (bytes)

受信ソケット バッファ サイズを入力できます。

BGP Receive Size (bytes)

BGP 受信バッファ サイズを入力できます。

Socket Send Size (bytes)

送信ソケット バッファ サイズを入力できます。

BGP Send Size (bytes)

BGP 書き込みバッファ サイズを入力できます。

Scan Time (sec)

スキャナ間隔を入力できます。

Update Delay(sec) フィールド

BGP スピーキング ネットワーク デバイスの最大遅延時間の値を入力できます。

Always チェック ボックス

キープアライブ トリガーの最良パスを無効にし、 Update Delay (sec) フィールドに指定された遅延を実行できます。

AS Path Loopcheck チェック ボックス

ループ チェックを行う Internal Border Gateway Protocol(IBGP; 内部ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ピアに対して、自律システム パスを有効にできます。

Auto Policy Soft Reset チェック ボックス

BGP ピアの再構成における自動ソフトピア再設定を有効にできます。

Bestpath Compare Router ID チェック ボックス

最良パスの選択処理中に、外部 BGP(eBGP)から受信した同一ルートを比較できるようにして、最良のパスを最下位のルータ ID を持つルートへ切り替えることができます。

デフォルトでは、最良パスの選択処理中に、BGP が eBGP ピアから同一ルートを受信すると(ルータ ID を除いてすべてのアトリビュートが同じ)、このルートが最初に受信したルートでない場合、最良パスは最下位のルータ ID を持つルートには切り替わりません。 Bestpath Compare Router ID チェックボックスをオンにすると、類似のルータが比較され、最良パスは最下位のルータ ID を持つルートに切り替わります。

Bestpath Med Always チェック ボックス

さまざまな自律システムの近隣からのパスについて MED の比較が可能になります。

最下位の MED を持つパスが選択されます。

デフォルトでは、最良パスの選択処理中に、同じ自律システムからのパス間でだけ MED 比較が行われます。このチェックボックスをオンにすると、パスの受信元自律システムとは無関係に、パス間の MED 比較が可能になります。

Bestpath Med Confed チェック ボックス

連合のピアから習得したパス間で MED 比較が可能になります。

外部自律システムがパスにない場合だけ、MED 間の比較が行われます(外部自律システムは、連合内にはない自律システム)。外部自律システムがパスにある場合は、外部 MED が連合間を透過的に通過し、比較が実行されます。

たとえば、自律システム 65000、65001、65002、および 6500 が連合の一部であるとします。自律システム 1 は連合ではありません。ルート A は次の 4 つのパスと比較されます。

path 1 = 65000 65004、med=2

path 2 = 65001 65004、med=3

path 3 = 65002 65004、med=4

path 4 = 65003 1、med=1

Bestpath Med Confed チェックボックスがオンの場合、パス 1 が選択されます。4 番目のパスには下位の MED がありますが、外部自律システムがこのパス内にあるため、パス 4 は MED 比較の対象外になります。

Bestpath Med Missing As Worst チェック ボックス

MED アトリビュートがないパスは無限大の値を持つと見なして、MED の値がないパスを最も優先順位の低いパスにします。

Default Information Originate チェック ボックス

デフォルト ルートの配布を可能にします(発信元ネットワークを BGP テーブルに 0.0.0.0 と設定)。

Enforce First AS チェック ボックス

eBGP ピアから受信したルートの最初の自律システム(AS パスのこと)を、設定されたリモート自律システムと同じとして実行できます。

デフォルトでは、eBGP 近隣(この近隣に、AS パスの開始時に、自立システムが設定されていない場合)から受信される更新はすべて無視されます。チェックボックスをオンにすると、これがネットワーキング デバイスのすべての eBGP ピアに対して適用されます。

Fast External Fallover チェック ボックス

使用中のリンクがダウンすると、直に隣接している外部ピアの BGP セッションを直ちにリセットできます。

セッションのリセットを即時実行すると、BGP ピア間のリンクがダウンしたときに、すばやくネットワークを回復させることができます。

Log Neighbor Changes チェックボックス

BGP 近隣リセットのロギングが可能になります。

BGP 近隣のステータス変更(アップまたはダウン)とリセットのロギングが可能になり、ネットワーク接続のトラブルシューティング、およびネットワークの安定性測定ができるようになります。突発的な近隣リセットは、ネットワークにおける高エラー率、またはパケット損失を示していることがあるため、調査する必要があります。

Redistribute Internal チェック ボックス

iBGP ルートを Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)、または Open Shortest Path First(OSPF)のような Interior Gateway Protocol(IGP; 内部ゲートウェイ プロトコル)に再配布できるようになります。


注意 iBGP ルートを IGP に再配布すると、自律システム内にルーティング ループが形成される場合があります。

AF Mode

BGP 近隣に対してアドレス ファミリ グループを作成できます。

IP アドレス ファミリ内でアドレス ファミリ固有の近隣パラメータをグループ化するには、BGP 近隣のアドレス ファミリ グループを使用します。同じアドレス ファミリ構成を持つ近隣は、そのアドレス ファミリのもとでアドレス ファミリ グループ名を使用できます。さらに、近隣はアドレス ファミリ グループ全体の構成パラメータを継承します。

AF Mode フィールド

アドレス ファミリ グループを表示できます。

AF Mode 省略ボタン

Global Address Family Configuration ウィンドウからアドレス ファミリ グループを設定できます。 Family Configuration ウィンドウを使用してグローバル アドレス ファミリを設定します。「Global Address Family Configuration ウィンドウ」を参照してください。

5.4.11.1.1 Global Address Family Configuration ウィンドウ

Global Address Family Configuration ウィンドウは、 General タブの AF Mode 省略ボタンをクリックすると開きます。

Global Address Family Configuration ウィンドウでは、次の操作を実行できます。

アドレス ファミリ モードの選択

アドレス ファミリ距離の設定

単一宛先へのパス数の指定

スキャナ間隔の指定

ポリシー名の指定

ダンぺニング パラメータの設定

表5-62 で、 Global Address Family Configuration ウィンドウのフィールドを説明します。

 

表5-62 Global Address Family Configuration ウィンドウ のフィールド

フィールド
説明

AF Mode list

アドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

IPv4Unicast

IPv4Multicast

IPv6Unicast

Global AF Detail エリア

External Distance フィールド

AS の外部にあるルートの距離を指定できます。外部の距離は、BGP 外部のルートのための管理距離です。外部ルートは、ルートの最良パスが自律システムの外部にある近隣から習得されます。

管理距離は、個々のネットワーキング デバイスまたはネットワーキング デバイスのグループのような、ルーティング情報発信元の信頼度についての評点です。一般的に、値が高ければ高いほど、信頼の評点は低くなります。管理距離が 255 の場合は、ルーティング情報の送信元がまったく信頼できず、無視する必要があります。

Internal Distance フィールド

AS の内部にあるルートの距離を指定できます。これは、BGP 内部ルートのための管理距離です。内部ルートは、同じ自律システム内の別の BGP エンティティから習得されるルートです。

管理距離は、個々のネットワーキング デバイスまたはネットワーキング デバイスのグループのような、ルーティング情報発信元の信頼度についての評点です。一般的に、値が高ければ高いほど、信頼の評点は低くなります。管理距離が 255 の場合は、ルーティング情報の送信元がまったく信頼できず、無視する必要があります。

Local Distance フィールド

ローカル ルートの距離を指定できます。これは、BGP ローカル ルートのための管理距離です。ローカル距離パラメータは、ローカルで生成される集約ルート、およびルーティング テーブルにインストールされるバックドア ルートに適用されます。


注意 BGP 内部ルートの管理距離の変更は、リスクが高いためお勧めできません。発生しうる問題の 1 つに、ルーティング テーブルの不整合の集積があり、ルーティングに影響を与える場合があります。

管理距離は、個々のネットワーキング デバイスまたはネットワーキング デバイスのグループのような、ルーティング情報発信元の信頼度についての評点です。一般的に、値が高ければ高いほど、信頼の評点は低くなります。管理距離が 255 の場合は、ルーティング情報の送信元がまったく信頼できず、無視する必要があります。

Maximum Paths フィールド

単一宛先に対してパスの最大数を入力できます。

CC Reflection チェック ボックス

BGP ルート リフレクタからクライアントにルートを反映することが可能になります。 CC Reflection チェックボックスをオンにすると、Client-to-Client(CC; クライアント間)の反映が可能になります。

ルート リフレクタのクライアントは、フル メッシュ構造である必要はなく、クライアントからのルートは他のクライアントへ反映されます。ただし、クライアントがフル メッシュ構造の場合、ルートの反映は必要ありません。

近隣がフル メッシュ構造の場合、クライアント間の反映は必要ありません。近隣がフル メッシュ構造でない場合は、Route Reflection(RR; ルート反映)を、アドレス ファミリ固有の番号に基づき構成できます。

Scan Time (sec) フィールド

BGP スピーキング ネットワーキング デバイスをスキャンする時間間隔を指定できます。

スキャンする時間間隔を指定すると、BGP スキャナがルーティング情報を処理する時間が短縮されます。ルーティング テーブルの更新が高速なほど、内部の BGP 機能は効率的に動作します。

Table Policy フィールド

BGP 近隣にアドバタイズ、または BGP 近隣から受信した更新に対してルーティング ポリシーを指定できます。ポリシーを使用して、ルートのフィルタ、およびルート アトリビュートの修正が可能です。

Dampening チェック ボックス

グローバル アドレス ファミリに対して BGP ダンぺニングをできるようにします。 Dampening チェックボックスをオンにすると、ダンぺニングが有効になります。

Route Policy

ルート ポリシーの名前を指定できます。

Route Policy オプション ボタン

ルート ポリシー のフィルタリングを選択できます。

Route Policy フィールド

ルート ポリシーの名前を入力できます。

Route Policy オプション ボタンが有効な時にこのフィールドが有効になります。

Counters オプション ボタン

カウンタを使用してダンぺニングを設定できます。このオプション ボタンをオンにして値をフィールドに入力すると、 Half-Life Max Suppress Reuse 、および Suppress フィールドが順番に利用可能になります。

Half-Life (min) フィールド

ペナルティ低下が始まるまでの時間を指定できます。ルートにペナルティが割り当てられると、半減期後はペナルティは半分に低下します。ペナルティは 5 秒ごとに低下します。

Max Suppress (min) フィールド

ルートを抑制しておく最大時間を指定できます。デフォルトは、半減期の値の 4 倍です。デフォルトの半減期を選択すると、最大抑制時間のデフォルトは、60 分になります。

Reuse フィールド

ルートの再使用値を入力できます。フラッピング ルートのペナルティがこの値より下回る場合は、ルートは抑制されません。ルートは 10 秒のごとに抑制解除されます。

Suppress フィールド

ルート抑制を開始するときの値を入力できます。ルートは、そのペナルティがこの制限を超過すると抑制されます。

5.4.11.1.2  Cluster ID サブタブ

Cluster ID サブタブでは、クラスタ ID の IP アドレスまたは番号を指定できます。

表5-63 で、 Cluster ID サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-63 Cluster ID サブタブのフィールド

フィールド
説明

Cluster ID チェック ボックス

BGP クラスタに複数のルート リフレクタがある場合、クラスタ ID の設定が可能になります。ルート リフレクタとそのクライアントは一緒にクラスタを形成します。チェックボックスをオンにすると、 IP Address および Number オプション ボタンが有効になります(IP AddressNumberを参照)。

通常、クライアントのクラスタには単一のルート リフレクタがあります。この場合、クラスタは、ルート リフレクタのネットワーキング デバイス ID として識別されます。ネットワーク内の冗長性を上げ、シングル ポイント障害を回避するために、クラスタに複数のルート リフレクタを持たせる場合があります。この場合、ルート リフレクタが同じクラスタのルート リフレクタからの更新を認識できるように、クラスタのルート リフレクタは、4 バイトのクラスタ ID で設定する必要があります。

クラスタに複数のルート リフレクタがある場合、 Cluster ID チェックボックスをオンにしてクラスタ ID を設定します。

IP Address

クラスタ ID に IP アドレスを入力することができます。

IP Address オプション ボタン

IP アドレスを指定できます。

IP Address フィールド

クラスタ ID に IP アドレスを入力することができます。

IP Address オプション ボタンが有効なときにこのフィールドが有効になります。

Number

クラスタ ID の番号を入力できます。番号は、ルート リフレクタとして動作するネットワーキング デバイスのクラスタ ID でなければなりません。

Numberオプション ボタン

番号を指定できます。

Number フィールド

クラスタ ID に番号を入力することができます。

Number オプション ボタンが有効なときにこのフィールドが有効になります。

5.4.11.1.3  Confederation サブタブ

Confederation サブタブでは、次の操作を実行できます。

連合 ID の指定

連合の近隣の指定

表5-64 で、 Confederation サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-64 Confederation サブタブのフィールド

フィールド
説明

Confederation ID フィールド

BGP 連合識別子を指定できます。連合 ID は、複数の自律システムを内部的に含む自律システムの番号です。

iBGP メッシュを削減する方法の 1 つは、自律システムを複数の自律システムに分割し、これらを単一の連合にグループ化することです。各自律システムは、その内部でフル メッシュ構造になっており、同じ連合内の別の自律システムと少数の接続を持っています。異なる自律システムのピアに eBGP セッションがあったとしても、ピアは iBGP ピアであるかのようにルーティング情報を交換します。特に、連合ではネクストホップおよびローカルの優先順位が保持されます。これにより、すべての自律システムに単一の IGP を保持することができます。外部からは、連合は単一の自律システムのように見えます。

Confederation Peers フィールド

連合に属する BGP ピアの自律システム番号を入力することで、連合に属する自律システムを設定できます。

指定された自律システムは、連合内で可視化されています。各自律システムの内部はフル メッシュ構造になっています。

5.4.11.1.4  Graceful Restart サブタブ

Graceful Restart サブタブでは、次の操作を実行できます。

グレースフル リスタートとグレースフル リセットの指定

除去時間の指定

リスタート時間の指定

停滞パス時間の指定

表5-65 で、 Graceful Restart サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-65 Graceful Restart サブタブのフィールド

フィールド
説明

Graceful Restartチェックボックス

グレースフル リスタートのサポートを有効にすることができます。

Graceful Reset チェック ボックス

設定変更によりピアのリセットが必要になった場合、グレースフルなリセットができます。

Purge Time(sec) フィールド

停滞ルートが除去されるまでの最大時間を入力できます。

Restart Time(sec) フィールド

近隣へアドバタイズされる最大時間を入力できます。

Stalepath Time(sec) フィールド

習得したルートを削除する前に、リスタートした近隣から End-of-RIB メッセージが来るのを待っている最大時間を入力できます。

5.4.11.1.5  Router ID サブタブ

Router ID サブタブにより、ルータ ID IP アドレスまたはインターフェイス名を設定できます。

表5-66 で、 Router ID サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-66 Router ID サブタブのフィールド

フィールド
説明

Router ID チェック ボックス

BGP スピーキング ネットワーク デバイスの固定ルータ ID 設定を有効にすることができます。

ループバック インターフェイスは、設定されていれば、ダウンする物理的リンクがないため識別子としてより効果的です。

IP Address

ルータ ID に対して IP アドレスを指定することができます。

IP Address オプション ボタン

IP アドレスを指定できます。

IP Address フィールド

ルータ ID に対して IP アドレスを入力することができます。

IP Address オプション ボタンが有効なときにこのフィールドが有効になります。

Interface Name

インターフェイス名を入力できます。

Interface Name オプション ボタン

インターフェイス名を指定できます。

Interface Name フィールド

選択したインターフェイス名を表示できます。

Interface Name 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスからインターフェイスを選択できます。

Interface Name オプション ボタンが有効なときにこの省略ボタンが有効になります。

5.4.11.1.6  Write Limit サブタブ

Write Limit サブタブでは、次の操作を実行できます。

フォーマット済みメッセージの制限の指定

エンキュー メッセージの制限の指定

非同期化の無効化

表5-67 では、 Write Limit サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-67 Write Limit サブタブのフィールド

フィールド
説明

Formatted Messages フィールド

更新グループに対してフォーマット済みメッセージの最大数を入力できます。

Enqueued Messages フィールド

エンキュー メッセージの合計数を入力できます。

Desynchronize チェック ボックス

非同期化を可能にします。非同期化は、BGP によってグループを遅いピアと速いピアに分割および更新する処理なので、遅いピアが早いピアの更新待ち時間を増加させることはありません。

5.4.11.2  Networks タブ

Networks タブでは、次の操作を実行できます。

ネットワークの IP アドレスおよびマスクの指定

アドレス ファミリ モードの選択

バックドア ルートの指定

表5-68 では、 Networks タブのフィールドについて説明します。

 

表5-68 Networks タブのフィールド

フィールド
説明
Network エリア

IP Address

ローカルネットワークを指定して、それに BGP ルーティング プロセスを実行させ、近隣にアドバタイズさせることができます。

BGP はローカルネットワークを決めて、そこにネットワーキング デバイスを使って発信と近隣へのルーティング アドバタイズメントを行います。 Networks タブを使用して指定されたルートだけが、ルーティング テーブル内に対応する非 BGP ルートがあったとしても、近隣へ発信およびアドバタイズされます。このようなルートは、接続されているネットワーク、スタティック ルーティング、または IGP を使ったダイナミック ルーティングを使用して、習得されます。

IP Address フィールド

IP アドレスを入力できます。

IP Address 省略ボタン

Select IP Address ダイアログ ボックスから IP アドレスを選択できます。

AF Mode リスト

アドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

IPv4Unicast

IPv4Multicast

IPv6Unicast

Mask フィールド

ネットワークに IP アドレス マスクを入力することができます。

AutoGenerate Mask ボタン

マスクを自動的に生成できます。ボタンをクリックすると、マスクが自動的に生成されます。

Policy フィールド

ルート ポリシーの名前を入力できます。

Backdoor チェック ボックス

BGP バックドア ルートを有効にできます。バックドア ルートは、BGP ボーダー ネットワーキング デバイス向けです。このデバイスでは、ネットワークに関してローカル ネットワーキング デバイスよりも優れた情報が用意されています。

5.4.11.3  Aggregates タブ

Aggregates タブでは、次の操作を実行できます。

集約の IP アドレスおよびマスクの指定

アドレス フォーマット モードの選択。オプションとして、AS 連合設定パス情報を生成すること、および更新からルートをフィルタリングすることができます。

要約のフィルタリング ポリシーの設定

表5-69 で、 Aggregates タブのフィールドについて説明します。

 

表5-69 Aggregates タブのフィールドの説明

フィールド
説明
Aggregate Address エリア

IP Address フィールド

IP アドレスを指定して、BGP ルーティング テーブルで集約エントリを作成することができます。

Mask フィールド

集約 IP アドレス マスクを入力できます。

AutoGenerate Mask ボタン

集約マスクを自動的に生成できます。ボタンをクリックすると、マスクが自動的に生成されます。

AS Set チェック ボックス

AS 設定パス情報を生成できます。

AF Mode リスト

アドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

IPv4Unicast

IPv4Multicast

IPv6Unicast

AS Confed Set チェック ボックス

提供しているパスから自律システム設定パス情報、およびコミュニティ情報を生成できます。

Summary Only チェック ボックス

更新から、より特定なルートをフィルタリングすることができます。 Summary Only チェックボックスをオンにして集約ルート(たとえば、172.20.0.0/8)を作成しますが、より特定なルートをすべての近隣にアドバタイズすることはしません。

Policy フィールド

アドバタイズメント、抑制、およびアトリビュートを条件付けるポリシーを入力できます。

5.4.11.4  Redistribution タブ

Redistribution タブでは、次の操作を実行できます。

再配布におけるアドレス ファミリ モードの選択

接続されたルートの設定

スタティック ルートの設定

OSPF ルートの設定

ISIS ルートの設定

表5-70 で、 Redistribution タブのフィールドについて説明します。

 

表5-70 Redistribution タブのフィールド

フィールド
説明
General エリア

AF Mode リスト

アドレス ファミリ モードを選択し、ルートを別のルーティング プロトコルから BGP へ再配布できます。次のオプションがあります。

IPv4Unicast

IPv4Multicast

IPv6Unicast

各プロトコル(およびプロトコルのインスタンス)は、他のプロトコルに依存せずに再配布されます。特定のインスタンスで再配布を変更または解除しても、他のプロトコル、または同じプロトコルの他のインスタンスの再配布機能には影響を与えません。

Networks タブを使用して指定したネットワークは、 Redistribution タブの設定からは影響を受けません。つまり、 Network タブで指定したポリシーは、 Redistribution タブで指定されたポリシーよりも優先されます。

Connected Routes エリア

Default Metric フィールド

接続されたルートに割り当てるメトリック値を指定できます。

Policy フィールド

接続されたルートをフィルタリングするためのルーティング ポリシーを入力できます。

Static Routes エリア

Default Metric フィールド

スタティック ルートに割り当てるメトリック値を指定できます。

Policy フィールド

スタティック ルートをフィルタリングするためのルーティング ポリシーを入力できます。

OSPF Routes エリア

OSPF Instance Name カラム

OSPF インスタンスを指定します。セルをクリックしてから値を入力します。

Default Metric カラム

ルートに割り当てるメトリック値を指定します。セルをクリックしてから値を入力します。

Redistribute Type カラム

再配布のタイプを指定します。セルをクリックしてから値を入力します。

Route Policy Name カラム

使用するルート ポリシーの名前を指定します。セルをクリックしてから値を入力します。

Internal カラム

内部 OSPF ルートを再配布するかどうかを示します。オプションには true または false があります。セルをダブルクリックして有効にしてから、 true または false をダブルクリックします。

External カラム

外部 OSPF ルートを再配布するかどうかを示します。オプションには true または false があります。セルをダブルクリックして有効にしてから、 true または false をダブルクリックします。

External Type 1 カラム

ルートが外部ルート タイプ 1 であるかどうかを指定します。オプションには true または false があります。セルをダブルクリックして有効にしてから、 true または false をダブルクリックします。

External Type 2 カラム

ルートが外部ルート タイプ 2 であるかどうかを指定します。オプションには true または false があります。セルをダブルクリックして有効にしてから、 true または false をダブルクリックします。

NSSA External カラム

Not-so-Stubby(NSSA; それほど頑丈でない)エリアへ外部 OSPF ルートを再配布するかどうかを示します。オプションには true または false があります。セルをダブルクリックして有効にしてから、 true または false をダブルクリックします。

NSSA External Type 1 カラム

NASA 外部タイプがタイプ 1 であるかどうかを指定します。オプションには true または false があります。セルをダブルクリックして有効にしてから、 true または false をダブルクリックします。

NSSA External Type 2 カラム

NASA 外部タイプがタイプ 2 であるかどうかを指定します。オプションには true または false があります。セルをダブルクリックして有効にしてから、 true または false をダブルクリックします。

IS-IS Routes エリア

IS-IS instance name カラム

ISIS 名を指定します。セルをクリックしてから値を入力します。

Default Metric カラム

ルートに割り当てるメトリック値を指定します。セルをクリックしてから値を入力します。

Redistribute Type カラム

再配布のタイプを選択できます。次のオプションがあります。

Level1

Level2

Level1and2

セルをダブルクリックしてリスト有効にしてから、再配布のタイプをクリックします。

Route Policy Name カラム

ルート ポリシー名を指定します。セルをクリックしてから値を入力します。

5.4.11.5  Neighbors タブ

Neighbors タブでは、次の操作を実行できます。

近隣 IP アドレスおよび AS 番号の指定

近隣継承の設定

非武装地帯のリンク帯域幅(DmzLinkBw)パスワード、送受信バッファ サイズ、シャットダウン、タイマー、およびアドレス ファミリ モードを含む近隣詳細の設定

表5-71 で、 Neighbors タブのフィールドについて説明します。

 

表5-71 Neighbors タブのフィールド

フィールド
説明
Neighbor Specific エリア

IP Address フィールド

BGP スピーキング近隣の IP アドレスを入力できます。BGP 近隣を作成したら、ルーティング情報が交換されます。

AS Number フィールド

近隣が属する自律システム番号を入力できます。

AS Number フィールドは近隣にリモート AS 番号を割り当て、その結果近隣が作成されます。近隣にその他のパラメータを設定する前に、近隣にはリモート AS 番号がなければなりません。

Neighbor Inheritance エリア

Neighbor Group Name

近隣グループ名を選択できます。

Neighbor Group Name フィールド

選択した近隣グループ名を表示できます。

Neighbor Group Name 省略ボタン

Select Neighbor Group ダイアログ ボックスから近隣グループ名を選択できます。

Session Group Name

セッション グループ名を選択できます。 Session Group Name 省略ボタンをクリックして Select Session Group ダイアログボックスを開き、セッショングループ名を選択します。

Session Group Name フィールド

選択した近隣セッション グループ名を表示できます。

Session Group Name 省略ボタン

Select Session Group ダイアログ ボックスからセッション グループ名を選択できます。

Neighbor Details エリア

Ad. Interval(sec) フィールド

最小のアドバタイズメント期間を入力できます。

Description フィールド

近隣の説明を入力できます。

EBGP Multihop フィールド

最大のホップ カウントを入力できます。

ホップ カウントにより、ルータは、直接接続されていないネットワーク上の外部ピアとの BGP 接続を受け入れたり試行したりできます。

Local AS フィールド

ローカル AS 番号を割り当てることができます。

各 BGP ピアは、ピアリングの目的でローカル自律システム値が割り当てられます。近隣グループおよびセッショングループの場合、ローカル自律システム値は近隣グループのすべてのピアに対して有効です。

この機能はグループ内の個々のピアに対してカスタマイズすることはできません。

ローカル BGP 自律システム番号、またはリモート ピアの自律システム番号を使用することができます。

これは、ピアが真の eBGP ピアである場合にだけ有効です。1 つの連合内にある異なる準自律システム内の 2 つのピアに対しては機能しません。

Update Source

インターフェイス タイプとインスタンスを指定することにより、インターフェイス名を指定できます。

インターフェイス タイプ:近隣を使用して BGP セッションのローカル IP アドレスを取得するために使用するインターフェイス

インターフェイス番号:インターフェイス タイプ引数のインターフェイス番号

インターフェイスを選択すると、内部 iBGP セッションは、近隣との iBGP セッションを形成する際に、ローカル アドレスとして特定インターフェイスの IP アドレスを使用できます。

近隣に別のルートがある場合、このメカニズムにより、送信インターフェイスがダウンしても、BGP セッションをアップしておくことができます。

近隣グループまたはセッショングループの更新送信元を設定すると、グループを使用するすべての近隣は、 Update Source フィールドで設定した特性を継承します(「Neighbor Groups タブ」「Session Groups タブ」を参照)。近隣の更新送信元を直接設定すると、グループから継承した値は無効になります。

Update Source フィールド

選択したインターフェイス名を表示できます。

Update Source 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスからインターフェイス名を選択できます。

AF Mode

アドレス ファミリ モードを指定できます。 AF Mode 省略ボタンをクリックして Neighbor Address Family Configuration ウィンドウを開き、近隣アドレス ファミリを設定します(「Neighbor Address Family Configuration ウィンドウ」 を参照)。

AF Mode フィールド

選択したアドレス ファミリ モードを表示できます。

AF Mode 省略ボタン

Neighbor Address Family Configuration ウィンドウからアドレス ファミリ モードを設定できます。

Buffer Sizes - Receive and Send エリア

Socket Read(bytes) フィールド

受信ソケット バッファ サイズを入力できます。

BGP Read(bytes) フィールド

BGP 読み込みバッファ サイズを入力できます。

Socket Send(bytes) フィールド

送信ソケット バッファ サイズを入力できます。

BGP Send(bytes) フィールド

BGP 書き込みバッファ サイズを入力できます。

DMZLinkBw エリア

DmzLinkBw チェック ボックス

demilitarized zone(DMZ; 非武装地帯)リンク帯域幅を伝播できます。これにより、自律システムを終了するために使用するリンクの帯域幅がアドバタイズされます。

この機能は、iBGP 上の単一のホップ リンクだけをサポートします。BGP は、1 ホップ先の eBGP ピアにだけリンク帯域幅コミュニティを発信できます。

Enable Inheritance チェック ボックス

継承される DMZ リンク帯域幅を有効にして、親からの伝播および継承を許可できます。

Password エリア

Password フィールド

近隣パスワードを入力できます。パスワードを入力すると、2 つの BGP 近隣間の TCP 接続で Message Digest 5(MD5)認証が可能になります。

2 つの BGP 近隣間の認証を呼び出すことができ、これによってこの間にある TCP 接続で送信される各セグメントが確認されます。パスワードは両方の BGP 近隣で同じに設定されている必要があります。そうでない場合は、接続されません。認証機能では MD5 アルゴリズムを使用します。パスワードを指定すると、TCP 接続で送信される各セグメント上の MD5 要約が生成および確認されます。

近隣用のパスワードを設定すると、既存のセッションは削除され、新規のセッションが接続されます。

BGP 近隣グループまたはセッション グループを指定する場合、グループの全メンバーがパスワードの特性を継承します。

近隣グループまたはセッション グループから継承されたパスワードの設定を無効にするには、近隣のパスワードを無効にします。

Encryption Type リスト

パスワード暗号化タイプを選択できます。次のオプションがあります。

None

Cisco Proprietary

Password Disable チェック ボックス

親が自分のパスワードを持っていても、パスワードを無効にできます。 Password Disable チェックボックスにチェックを付けると近隣のパスワードが無効になり、チェックを外すと有効になります。

Shutdown エリア

Shutdown チェック ボックス

近隣をシャットダウンすることができます。 Shutdown チェックボックスにチェックを付けるとシャットダウンが有効になり、チェックを外すと無効になります。

Enable Inheritance チェック ボックス

親から近隣をシャットダウンできます。

Timers エリア

Keepalive(sec) フィールド

キープアライブ インターバル タイマーを入力できます。これは、近隣へキープアライブ メッセージを送信する秒単位の時間間隔です。

近隣グループの接続で実際に使用されるタイマーは、実際のタイマーがセッションの接続時に近隣とネゴシエートされるため、設定したタイマーと同じでないことがあります。ネゴシエートされた保留時間は、設定した時間と近隣から受信した時間のうち小さい方になります。ネゴシエートされた保留時間が 0 の場合は、キープアライブが無効になり、キープアライブを受信しないのにセッションが終了することはありません。

キープアライブがネゴシエートされた保留時間の 3 分の 1 を超えない場合は、設定したキープアライブ時間の値が使用されます。超過した場合は、ネゴシエートされた保留時間の 3 分の 1 の値が使用されます。

Holdtime(sec) フィールド

保留時間タイマーを入力できます。この値は秒単位の時間間隔で、近隣からキープアライブ メッセージを受信しなくなってから、近隣の BGP セッションを終了するまでの時間です。

キープアライブと保留時間タイマーを無効にするには、 Holdtime(sec) フィールドに 0 を入力します。

最小の許容キープアライブ時間は保留時間の 3 分の 1 であるため、1 と 2 の値は許可されないことに注意してください。

TTL Security エリア

TTL Security チェック ボックス

BGP TTL セキュリティを有効にできます。

Enable Inheritance チェック ボックス

親からの継承を有効にできます。

5.4.11.6 Neighbor Address Family Configuration ウィンドウ

Neighbor Address Family Configuration ウィンドウは、 Neighbor タブの AF Mode 省略ボタンをクリックすると開きます。

Neighbor Address Family Configuration ウィンドウでは、アドレス ファミリ グループおよびモードを指定できます。

表5-72 で、 Neighbor Address Family Configuration ウィンドウのフィールドについて説明します。

 

表5-72 Neighbor Address Family Configuration ウィンドウのフィールド

フィールド
説明
AF Group エリア

AF Mode リスト

アドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

IPv4Unicast

IPv4Multicast

IPv6Unicast

AF Group

アドレス ファミリ グループを選択できます。

AF Group フィールド

選択したアドレス ファミリ グループを表示できます。

AF Group 省略ボタン

Select AF Group ダイアログ ボックスからアドレス グループを選択できます。

5.4.11.6.1  Generic Config サブタブ

Generic Config サブタブでは、次の操作を実行できます。

最大プレフィックス数としきい値の指定

デフォルト発信元の設定

ルート リフレクタ クライアントの設定

ネクストホップ計算の無効化

プライベート AS 更新の削除

eBGP グループへのコミュニティの送信

ソフト再構成の設定

表5-73 で、 Generic Config サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-73 Generic Config サブタブのフィールド

フィールド
説明

Advertise Map

このフィールドと省略ボタンを使えば、アドバタイズ マップの選択と条件付きアドバタイズができます。

Advertise Map フィールド

アドバタイズ マップを表示できます。

Advertise Map 省略ボタン

Select routemap ダイアログ ボックスからアドバタイズ マップを選択できます。

Conditional Map

このフィールドと省略ボタンにより、条件付きマップを選択できます。

Conditional Map フィールド

条件付きマップを表示できます。

Conditional Map 省略ボタン

Select routemap ダイアログ ボックスからマップを選択できます。

Condition Type リスト

条件タイプを選択できます。次のオプションがあります。

ConditionMatch :マップが一致する場合のアドバタイズ

ConditionNoMatch :マップが一致しない場合のアドバタイズ

ORF Capability リスト

Outbound Route Filter(ORF; 送信ルート フィルタ)の機能を選択できます。次のオプションがあります。

Receive

Send

Both

None

Max Prefix フィールド

最大のプレフィックス数を入力できます。 Max Prefix フィールドには、BGP ネットワーキング デバイスが近隣から受信できる最大プレフィックス数が設定されます。これは、ピアから受信するプレフィックスを制御するもう 1 つのメカニズム(ルーティング ポリシーに加え)です。

受信したプレフィックス数が設定した最大数を超えた場合、ピアリングは終了します(デフォルト)。ただし、 Enable Warning チェックボックスがオンの場合は、ログ メッセージだけが送信され、センダとのピアリングは継続されます。

Threshold フィールド

Max Prefix フィールドの最大値を基準にして、しきい値を入力できます。しきい値(最大受信プレフィックスの指定されたパーセンテージ)に達すると、警告が生成されます。

Enable Warning チェック ボックス

最大引数値(しきい値)を超えたときに、ピアリングを終了せずに、ログ メッセージを生成するように設定できます。

Weight フィールド

デフォルトの重みを指定できます。

Default Originate エリア

Default Originate チェック ボックス

デフォルト発信元を有効にできます。デフォルト発信元により、BGP テーブルにネットワーク 0.0.0.0 を発信できます。

Enable Inheritance チェック ボックス

デフォルト発信元が親(セッショングループまたは近隣グループ)から継承されないようにします。

Route Reflector Client エリア

RR Client チェック ボックス

クライアント間の反映を有効にできます。

クライアント間の反映が有効なときは、ルート リフレクタのクライアントはピア グループのメンバーになることはできません。

近隣がフル メッシュ構造の場合、クライアント間の反映は必要ありません。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが、 RR Client チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Send Extended Community EBGP エリア

Send Ext Comm チェック ボックス

拡張コミュニティ アトリビュートが eBGP 近隣に送信され、iBGP 近隣には設定されないように指定できます。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが Send Ext Comm チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Next Hop Self エリア

Next Hop Self チェック ボックス

ネットワーキング デバイスからアドバタイズされる BGP 更新のためのネクストホップ計算を無効にできます。これにより、すべてのルートがネクストホップとしてこのネットワーク デバイスでアドバタイズされます。

ネクストホップ計算の無効化は、BGP 近隣が同じ IP サブセット上の他のすべての近隣に直接アクセスしなくてもかまわない、非メッシュ構造のネットワーク(フレームリレー、または X.25)では便利です。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが、 Next Hop Self チェックボックスで設定された特性を継承するように指定できます。

Remove Private AS エリア

Remove Private AS チェック ボックス

プライベート自律システム番号を削除できます。更新が外部の近隣へ渡されると、AS パスのプライベート自律システム番号はどれもドロップされます。この機能は eBGP 近隣だけで利用できます。

AS パスにプライベートとパブリック両方の自律システム番号が含まれる場合、2 つの番号は設定エラーとみなされ、プライベート自律システム番号は削除されません。

AS パスに eBGP 近隣の自律システム番号が含まれる場合は、プライベート自律システム番号は削除されません。

この機能が連合と一緒に使用される場合(「Confederation サブタブ」を参照)、プライベート自律システム番号が AS パスの連合部分の後に来る限りこの機能は機能します。

このコマンドを近隣グループまたはアドレス ファミリー グループに対して設定する場合、このグループを使用するすべての近隣は特性を継承します。近隣に対してプライベート AS の削除を直接設定すると、グループから継承した値は無効になります。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが、 Remove Private AS チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Send Community EBGP エリア

Send Community チェック ボックス

コミュニティ アトリビュートを eBGP 近隣には送信するが、iBGP 近隣には送信しないように指定できます。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが、 Send Community チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Soft Reconfig Inbound エリア

Soft Reconfigurationチェック ボックス

ソフト再構成を可能にし、近隣から受信した更新を保存できるようにします。

受信ポリシーを使用して近隣から受信した更新の一部をフィルタリング、または修正するときに、この機能では、変更またはフィルタリングするルートの他に、元の修正されていないルートを保存します。この機能により、受信ポリシーが変更された後で ソフト解除が実行されます。次に、元のルートが新規のポリシーに渡されてから、使用するルートのセットが更新されます。

Soft Reconfiguration チェックボックスがオンの場合、次のオプション ボタンが利用できます。

Enable :受信ソフト再構成の許可。近隣がルートのリフレッシュ機能をサポートしている場合、元のルートはルート リフレッシュ要求を作成して近隣から取得できるので、保存されません。受信ソフト再構成を許可するには、 Enable オプション ボタンをクリックします。

Disable :受信ソフト再構成の非許可。近隣がルートのリフレッシュ機能をサポートしない場合は、受信ソフト解除は利用できません。その場合、受信ポリシーに戻る唯一の方法は ハード解除 を実行することです。これで近隣の BGP セッションがリセットされます。受信ソフト再構成を拒否するには、 Disable オプション ボタンをクリックします。

Soft Always :ルート リフレッシュがサポートされている場合でもソフト再構成を常時使用します。 Soft Always チェックボックスをオンにすると、近隣でルート リフレッシュ機能がサポートされている場合でも受信した更新は保存されます。ソフト再構成を常に使用するには、 Soft Always オプション ボタンをクリックします。

5.4.11.6.2  Filtering Policy サブタブ

Filtering Policy サブタブでは、次の操作を実行できます。

プレフィックス リストの指定

ポリシーの指定

送信ルート フィルタの設定

表5-74 で、 Filtering Policy サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-74 Filtering Policy サブタブのフィールド

フィールド
説明

Prefix List (in)

プレフィックス リストを選択して、近隣にアドバタイズしたり、近隣から受信した更新をフィルタリングできます。プレフィックス リストを選択すると、その近隣への着信アドバタイズメントにプレフィックス リストを適用します。

このグループを使用している近隣はすべて、 Prefix List (in) フィールドで構成される特性を継承します。

Prefix List (in) フィールド

プレフィックス リストを表示できます。

Prefix List (in) 省略ボタン

Select prefix ダイアログ ボックスからプレフィックス リストを選択できます。

Policy (in) フィールド

受信ルートに適用するポリシーの名前を入力できます。

Prefix List (out)

近隣からアドバタイズ、または近隣に送信された更新のフィルタリング用にプレフィックス リストを選択します。プレフィックス リストを選択すると、その近隣からの送信アドバタイズメントにプレフィックス リストを適用します。

このグループを使用している近隣はすべて、 Prefix List (Out) フィールドで構成される特性を継承します。

Prefix List (out) フィールド

選択したプレフィックス リストを表示できます。

Prefix List (out) 省略ボタン

Select prefix list ダイアログ ボックスからプレフィックス リストを選択できます。

Policy (out) フィールド

送信ルートに適用するポリシーの名前を入力できます。

5.4.11.7  Neighbor Groups タブ

Neighbor Groups タブでは、次の操作を実行できます。

近隣グループ名および AS 番号の指定

近隣グループ継承の設定

DMZ リンク帯域幅、パスワード、送受信バッファ サイズ、シャットダウン、タイマー、およびアドレス ファミリ モードを含む近隣グループ アドレス(ファミリに依存しない)、およびアドレス ファミリ固有の情報の設定

表5-75 で、 Neighbor Groups タブのフィールドについて説明します。

 

表5-75 Neighbor Groups タブのフィールド

フィールド
説明
Neighbor Group Specific エリア

Neighbor Group Name フィールド

近隣グループ名を入力できます。

AS Number フィールド

リモート近隣にリモート AS 番号を割り当てることができます。

Neighbor Group Inheritance エリア

Parent

継承のために近隣グループの親を指定できます。 Parent 省略ボタンをクリックして Select Neighbor Group ダイアログボックスを開き、近隣グループを選択します。

Parent フィールド

近隣グループの親を表示できます。

Parent 省略ボタン

Select Neighbor Group ダイアログ ボックスから近隣グループの親を選択できます。

Session Group Name

このフィールドと省略ボタンにより、継承のためのセッション グループ名を指定できます。 Session Group Name 省略ボタンをクリックして Select Session Group ダイアログボックスを開き、セッショングループ名を選択します。

Session Group Name フィールド

選択した近隣セッション グループ名を表示できます。

Session Group Name 省略ボタン

セッション グループ名を選択できます。

Neighbor Group Details エリア

Ad. Interval(sec) フィールド

最小のアドバタイズメント時間間隔を入力できます。

Description フィールド

近隣グループの説明を入力できます。

EBGP Multihop フィールド

最大のホップ カウントを入力できます。

ホップ カウントにより、ルータは、直接接続されていないネットワーク上の外部ピアとの BGP 接続を受け入れたり試行したりできます。

Local AS フィールド

ローカル AS 番号を割り当てることができます。

各 BGP ピアは、ピアリングの目的でローカル自律システム値が割り当てられます。近隣グループおよびセッショングループの場合、ローカル自律システム値は近隣グループのすべてのピアに対して有効です。

Update Source

インターフェイス タイプとインスタンスを指定することにより、インターフェイス名を指定できます。

インターフェイス タイプ:BGP セッションのローカル IP アドレスの取得に使用する近隣とのインターフェイス

インターフェイス番号:インターフェイス タイプ引数のインターフェイス番号

Update Source 省略ボタンをクリックして Select Interfaces ダイアログボックスを開き、インターフェイスを選択します。

Update Source フィールド

選択したインターフェイス名を表示できます。

Update Source 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスからインターフェイス名を選択できます。

AF Mode

アドレス ファミリ モードを指定できます。

AF Mode フィールド

選択したアドレス ファミリ モードを表示できます。

AF Mode 省略ボタン

Neighbor Group Address Family Configuration ウィンドウからアドレス ファミリ モードを設定できます(「Neighbor Groupe Address Family Configuration ウィンドウ」 参照)。

Buffer Sizes - Receive and Send エリア

Socket Read(bytes) フィールド

受信ソケット バッファ サイズを入力できます。

BGP Read(bytes) フィールド

BGP 読み込みバッファ サイズを入力できます。

Socket Send(bytes) フィールド

送信ソケット バッファ サイズを入力できます。

BGP Send(bytes) フィールド

BGP 書き込みバッファ サイズを入力できます。

DMZLinkBw エリア

DmzLinkBw チェック ボックス

DMZ リンク帯域幅を伝播できます。これにより、自律システムの終了に使用されるリンクの帯域幅がアドバタイズされます。

この機能は、iBGP 上の単一のホップ リンクだけをサポートします。BGP は、1 ホップ先の eBGP ピアにだけリンク帯域幅コミュニティを発信できます。

Enable Inheritance チェック ボックス

継承される DMZ リンク帯域幅を有効にして、親からの伝播および継承を許可できます。

Password エリア

Password フィールド

近隣パスワードを入力できます。パスワードを入力すると、2 つの BGP 近隣間の TCP 接続で MD5 認証が可能になります。

2 つの BGP 近隣間の認証を呼び出すことができ、これによってこの間にある TCP 接続で送信される各セグメントが確認されます。パスワードは両方の BGP 近隣で同じに設定されている必要があります。そうでない場合は、接続されません。認証機能では MD5 アルゴリズムを使用します。パスワードを指定すると、TCP 接続で送信される各セグメント上の MD5 要約が生成され確認されます。

近隣用のパスワードを設定すると、既存のセッションが削除され、新規のセッションが確立されます。

BGP 近隣グループを指定する場合は、グループの全メンバーがパスワードの特性を継承します。

Encryption Type リスト

パスワードの暗号化タイプを選択できます。次のオプションがあります。

None

Cisco Proprietary

Password Disable チェック ボックス

親が自分のパスワードを持っていても、近隣グループのパスワードを無効にできます。

Shutdown エリア

Shutdown チェック ボックス

近隣グループをシャットダウンすることができます。 Shutdown チェックボックスにチェックを付けるとシャットダウンが有効になり、チェックを外すと無効になります。

Enable Inheritance チェック ボックス

親とは独立に近隣グループをシャットダウンすることができます。

Timers エリア

Keepalive(sec) フィールド

キープアライブ インターバル タイマーを入力できます。これは、近隣へキープアライブ メッセージを送信する秒単位の時間間隔です。

近隣グループの接続で実際に使用されるタイマーは、実際のタイマーがセッションの接続時に近隣グループとネゴシエートされるため、設定したタイマーと同じでないことがあります。ネゴシエートされた保留時間は、設定した時間と近隣から受信した時間のうち小さい方になります。ネゴシエートされた保留時間が 0 の場合は、キープアライブは無効になり、キープアライブを受信しないのにセッションが終了することはありません。

キープアライブがネゴシエートされた保留時間の 3 分の 1 を超えない場合は、設定したキープアライブ時間の値が使用されます。超過した場合は、ネゴシエートされた保留時間の 3 分の 1 の値が使用されます。

Holdtime(sec) フィールド

保留時間タイマーを入力できます。この値は秒単位の時間間隔で、近隣からキープアライブ メッセージを受信しなくなってから、近隣の BGP セッションを終了するまでの時間です。

キープアライブおよび保留時間タイマーを無効にするには、 Holdtime(sec) フィールドに 0 を入力します。

TTL Security エリア

TTL Security チェック ボックス

BGP TTL セキュリティを有効にできます。

Enable Inheritance チェック ボックス

親からの継承を有効にできます。

5.4.11.8 Neighbor Groupe Address Family Configuration ウィンドウ

Neighbor Address Family Configuration ウィンドウは、 Neighbor Groups タブの AF Mode 省略ボタンをクリックすると開きます。

Neighbor Group Address Family Configuration ウィンドウでは、アドレス ファミリ グループおよびモードを指定できます。

表5-76 で、 Neighbor Address Family Configuration ウィンドウ フィールドについて説明します。

 

表5-76 Neighbor Group Address Family Configuration ウィンドウのフィールド

フィールド
説明
AF Group エリア

AF Mode list

アドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

IPv4Unicast

IPv4Multicast

IPv6Unicast

AF Group

アドレス ファミリ グループを選択できます。

AF Group フィールド

選択したアドレス ファミリ グループを表示できます。

AF Group 省略ボタン

Select AF Group ダイアログ ボックスからアドレス グループを選択できます。

5.4.11.8.1  Generic Config サブタブ

Generic Config サブタブでは、次の操作を実行できます。

最大プレフィックス数としきい値の指定

デフォルト発信元の設定

ルート リフレクタ クライアントの設定

ネクストホップ計算の無効化

プライベート AS 更新の削除

eBGP グループへのコミュニティの送信

ソフト再構成の設定

表5-77 で、 Generic Config サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-77 Generic Config サブタブのフィールド

フィールド
説明

Advertise Map

このフィールドと省略ボタンにより、条件付きでアドバタイズするマップを選択できます。

Advertise Map フィールド

アドバタイズ マップを表示できます。

Advertise Map 省略ボタン

条件付きマップを選択できます。

Conditional Map

このフィールドと省略ボタンにより、条件付きマップを選択できます。

Conditional Map フィールド

条件付きマップを表示できます。

Conditional Map 省略ボタン

Select routemap ダイアログ ボックスからマップを選択できます。

Condition Type リスト

条件タイプを選択できます。次のオプションがあります。

ConditionMatch :マップが一致する場合のアドバタイズ

ConditionNoMatch :マップが一致しない場合のアドバタイズ

ORF Capability リスト

Outbound Route Filter(ORF; 送信ルート フィルタ)の機能を選択できます。次のオプションがあります。

Receive

Send

Both

None

Max Prefix フィールド

最大のプレフィックス数を入力できます。 Max Prefix フィールドには、BGP ネットワーキング デバイスが近隣から受信できる最大プレフィックス数が設定されます。これは、ピアから受信するプレフィックスを制御するもう 1 つのメカニズム(ルーティング ポリシーに加え)です。

受信したプレフィックス数が設定した最大数を超えた場合、ピアリングは終了します(デフォルト)。ただし、 Enable Warning チェックボックスがオンの場合、ログ メッセージだけが送信され、センダとのピアリングは継続されます。

Threshold フィールド

Max Prefix フィールドの最大値を基準にして、しきい値を入力できます。しきい値(最大受信プレフィックスの指定されたパーセンテージ)に達すると、警告が生成されます。

Enable Warning チェック ボックス

最大引数値(しきい値)を超えたときに、ピアリングを終了せずに、ログ メッセージを生成するように設定できます。

Weight フィールド

デフォルトの重みを指定できます。

Default Originate エリア

Default Originate チェック ボックス

デフォルト発信元を有効にできます。デフォルト発信元により、BGP テーブルにネットワーク 0.0.0.0 を発信できます。

Enable Inheritance チェック ボックス

デフォルト発信元が親(セッショングループまたは近隣グループ)から継承されないようにします。

Route Reflector Client エリア

RR Client チェック ボックス

クライアント間の反映を有効にできます。

近隣がフル メッシュ構造の場合、クライアント間の反映は必要ありません。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが、 RR Client チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Send Extended Community EBGP エリア

Send Ext Comm チェック ボックス

拡張コミュニティ アトリビュートが eBGP 近隣に送信され、iBGP 近隣には設定されないように指定できます。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが Send Ext Comm チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Next Hop Self エリア

Next Hop Self チェック ボックス

ネットワーキング デバイスがアドバタイズする、BGP 更新のネクストホップ計算を無効にできます。これにより、すべてのルートがネクストホップとしてこのネットワーク デバイスでアドバタイズされます。

ネクストホップ計算の無効化は、BGP 近隣が同じ IP サブセット上の他の近隣に直接アクセスしなくてもかまわない、非メッシュ構造のネットワーク(フレームリレー、または X.25)では便利です。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが、 Next Hop Self チェックボックスで設定された特性を継承するように指定できます。

Remove Private AS エリア

Remove Private AS チェック ボックス

プライベート自律システム番号を削除できます。更新が外部の近隣に渡されると、AS パスのプライベート自律システム番号はどれもドロップされます。この機能は eBGP 近隣だけで利用できます。

AS パスにプライベートとパブリック両方の自律システム番号が含まれる場合、2 つの番号は設定エラーとみなされ、プライベート自律システム番号は削除されません。

AS パスに eBGP 近隣の自律システム番号が含まれる場合は、プライベート自律システム番号は削除されません。

この機能が連合と一緒に使用される場合(「Confederation サブタブ」を参照)、プライベート自律システム番号が AS パスの連合部分の後に来る限りこの機能は機能します。

このコマンドを近隣グループまたはアドレス ファミリー グループに対して設定する場合、このグループを使用するすべての近隣は特性を継承します。直接近隣に対してプライベート AS の削除を設定すると、グループから継承した値は無効になります。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが、 Remove Private AS チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Send Community EBGP エリア

Send Community チェック ボックス

コミュニティ アトリビュートを eBGP 近隣には送信するが、iBGP 近隣には送信しないように指定できます。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが、 Send Community チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Soft Reconfig Inbound エリア

Soft Reconfiguration チェック ボックス

ソフト再構成を可能にし、近隣から受信した更新を保存できるようにします。

受信ポリシーを使用して近隣から受信した更新の一部をフィルタリング、または修正するときに、この機能では、変更またはフィルタリングするルートの他に、元の修正されていないルートを保存します。この機能により、受信ポリシーの変更後に「ソフト解除」が実行されます。次に、元のルートは新規のポリシーに渡されてから、使用するルートのセットが更新されます。

Soft Reconfiguration チェックボックスがオンの場合、次のオプション ボタンが利用できます。

Enable :受信ソフト再構成を許可します。近隣がルートのリフレッシュ機能をサポートする場合、元のルートは、ルート リフレッシュ要求を作成して近隣から取得できるので、保存されません。受信ソフト再構成を許可するには、 Enable オプション ボタンをクリックします。

Disable :受信ソフト再構成を許可しません。近隣がルートのリフレッシュ機能をサポートしない場合は、受信ソフト解除は利用できません。その場合、受信ポリシーに戻る唯一の方法は ハード解除 を実行することです。これで近隣の BGP セッションがリセットされます。受信ソフト再構成を拒否するには、 Disable オプション ボタンをクリックします。

Soft Always :ルート リフレッシュがサポートされていている場合でもソフト再構成を必ず使用します。 Soft Always チェックボックスをオンにすると、近隣でルート リフレッシュ機能がサポートされている場合でも受信した更新は保存されます。ソフト再構成を常に使用するには、 Soft Always オプション ボタンをクリックします。

5.4.11.8.2  Filtering Policy サブタブ

Filtering Policy サブタブでは、次の操作を実行できます。

プレフィックス リストの指定

ポリシーの指定

表5-78 で、 Filtering Policy サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-78 Filtering Policy サブタブのフィールド

フィールド
説明

Prefix List (in)

プレフィックス リストを選択して、近隣にアドバタイズしたり近隣から受信した更新をフィルタリングできます。プレフィックス リストを選択すると、その近隣への着信アドバタイズメントにプレフィックス リストを適用できます。

このグループを使用するすべての近隣は、 Prefix List (in) フィールドで構成される特性を継承します。

Prefix List (in) フィールド

プレフィックス リストを表示できます。

Prefix List (in) 省略ボタン

Select prefix ダイアログ ボックスからプレフィックス リストを選択できます。

Policy (in) フィールド

受信ルートに適用するポリシーの名前を入力できます。

Prefix List (out)

近隣からアドバタイズ、または近隣に送信された更新のフィルタリング用にプレフィックス リストを選択します。プレフィックス リストを選択すると、その近隣からの送信アドバタイズメントにプレフィックス リストを適用できます。

このグループを使用する近隣はすべて、 Prefix List (Out) フィールドで構成される特性を継承します。

Prefix List (out) フィールド

選択したプレフィックス リストを表示できます。

Prefix List (out) 省略ボタン

Select prefix list ダイアログ ボックスからプレフィックス リストを選択できます。

Policy (out) フィールド

送信ルートに適用するポリシーの名前を入力できます。

5.4.11.9  Session Groups タブ

Session Groups タブでは、次の操作を実行できます。

セッション グループ名および AS 番号の指定

セッション グループ継承の設定

DMZ リンク帯域幅、パスワード、送受信バッファ サイズ、シャットダウン、およびタイマーを含むセッション グループ アドレス(ファミリに依存しない)情報の設定

表5-79 で、 Session Groups タブのフィールドについて説明します。

 

表5-79 Session Groups タブのフィールド

フィールド
説明
Session Group Specific エリア

Session Group Name フィールド

セッション グループ名を入力できます。

AS Number フィールド

セッション グループにリモート AS 番号を割り当てることができます。

Session Group Inheritance エリア

Parent

継承のためにセッション グループの親を指定できます。

Parent フィールド

セッション グループの親を表示できます。

Parent 省略ボタン

Select Session Group ダイアログ ボックスからセッション グループの親を選択できます。

Session Group Details エリア

Ad. Interval(sec) フィールド

最小のアドバタイズメント時間間隔を秒単位で入力できます。

Description フィールド

セッション グループの説明を入力できます。

EBGP Multihop フィールド

最大のホップ カウントを入力できます。

ホップ カウントにより、ルータは、直接接続されていないネットワーク上の外部ピアとの BGP 接続を受け入れたり試行したりできます。

Local AS フィールド

ローカル AS 番号を割り当てることができます。

各 BGP 近隣には、ピアリングの目的でローカル自律システム値が割り当てられます。近隣グループおよび近隣の場合、ローカル自律システム値はセッション グループのすべての近隣に対して有効です。

Update Source

インターフェイス タイプとインスタンスを指定することにより、インターフェイス名を指定できます。

インターフェイス タイプ:BGP セッションのローカル IP アドレスの取得に使用する近隣とのインターフェイス

インターフェイス番号:インターフェイス タイプ引数のインターフェイス番号

Update Source フィールド

インターフェイス名を表示できます。

Update Source 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスからインターフェイス名を選択できます。

Buffer Sizes - Receive and Send エリア

Socket Read(bytes) フィールド

受信ソケット バッファ サイズを入力できます。

BGP Read(bytes) フィールド

BGP 読み込みバッファ サイズを入力できます。

Socket Send(bytes) フィールド

送信ソケット バッファ サイズを入力できます。

BGP Send(bytes) フィールド

BGP 書き込みバッファ サイズを入力できます。

DmzLinkBw チェック ボックス

DMZ リンク帯域幅を伝播できます。これにより、自律システムを終了するために使用するリンクの帯域幅がアドバタイズされます。

この機能は、内部 iBGP 上の単一のホップ リンクだけをサポートします。BGP は、1 ホップ先の eBGP ピアにだけリンク帯域幅コミュニティを発信できます。

Enable Inheritance チェック ボックス

継承される DMZ リンク帯域幅を有効にして、親からの伝播および継承を許可できます。

Password エリア

Password フィールド

セッション パスワードを入力できます。パスワードを入力すると、2 つの BGP 近隣間の TCP 接続で MD5 認証が可能になります。

2 つの BGP ピア間の認証を呼び出すことができ、これによってこの間にある TCP 接続で送信される各セグメントが確認されます。パスワードは両方の BGP ピアで同じに設定される必要があります。そうでない場合は、接続されません。認証機能では MD5 アルゴリズムを使用します。パスワードを指定すると、TCP 接続で送信される各セグメント上の MD5 要約が生成および確認されます。

BGP セッション グループを指定する場合は、グループの全メンバーがパスワードの特性を継承します。

近隣または近隣グループから継承されたパスワードの設定を無効にするには、近隣または近隣グループのパスワードを無効にします。

Encryption Type リスト

パスワード暗号化タイプを選択できます。次のオプションがあります。

None

Cisco Proprietary

Password Disable チェック ボックス

親が自分のパスワードを持っていても、パスワードを無効にできます。

Shutdown エリア

Shutdown チェック ボックス

セッション グループをシャットダウンすることができます。

Enable Inheritance チェック ボックス

親からセッション グループをシャットダウンできます。

Timers エリア

Keepalive(sec) フィールド

キープアライブ インターバル タイマーを入力できます。これは、近隣へキープアライブ メッセージを送信する秒単位の時間間隔です。

セッション グループの接続で実際に使用されタイマーは、実際のタイマーがセッションの接続時にセッション グループとネゴシエートされるため、設定したタイマーと同じでないことがあります。ネゴシエートされた保留時間は、設定した時間とセッション グループから受信した時間のうち小さい方になります。ネゴシエートされた保留時間が 0 の場合、キープアライブは無効になり、キープアライブを受信しないのにセッションが終了することはありません。

キープアライブがネゴシエートされた保留時間の 3 分の 1 を超えない場合は、設定したキープアライブ時間の値が使用されます。超過した場合は、ネゴシエートされた保留時間の 3 分の 1 の値が使用されます。

Holdtime(sec) フィールド

保留時間タイマーを入力できます。この値は、セッション グループからキープアライブ メッセージを受信しなくなってから、セッション グループの BGP セッションが終了するまでの秒単位の時間間隔です。

キープアライブおよび保留時間タイマーを無効にするには、 Holdtime(sec) フィールドに 0 を入力します。

TTL Security エリア

TTL Security チェック ボックス

BGP TTL セキュリティを有効にできます。

Enable Inheritance チェック ボックス

親からの継承を有効にできます。

5.4.11.10  AF Groups タブ

AF Groups タブには、 Generic Config および Filtering Policy の 2 つのサブタブがあります。 Generic Config サブタブは、 AF Groups タブをクリックするとデフォルトで表示されます。

AF Groups タブでは、次の操作を実行できます。

アドレス ファミリ グループ名とモードの指定

継承のためのアドレス グループの親の指定

表5-80 では、 AF Groups タブのフィールドについて説明します。

 

表5-80 AF Groups タブのフィールド

フィールド
説明
AF Group エリア

AF Group Name フィールド

BGP アドレス ファミリ グループ名を入力できます。

AF Mode リスト

アドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

IPv4Unicast

IPv4Multicast

IPv6Unicast

AF Group Inheritance エリア

Parent

このフィールドと省略ボタンにより、継承のためのアドレス グループの親を指定できます。

Parent フィールド

選択したアドレス グループの親を表示できます。

Parent 省略ボタン

Select AF Group ダイアログ ボックスからアドレス グループの親を選択できます。

5.4.11.10.1  Generic Config サブタブ

Generic Config サブタブでは、次の操作を実行できます。

最大プレフィックス数としきい値の指定

デフォルト発信元の設定

ルート リフレクタ クライアントの設定

ネクストホップ計算の無効化

送信更新からの AS 更新の削除

eBGP グループへのコミュニティの送信

ソフト再構成の設定

表5-81 で、 Generic Config サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-81 Generic Config サブタブのフィールド

フィールド
説明

Capability ORF リスト

機能 ORF を選択できます。次のオプションがあります。

Receive

Send

Both

None

Max Prefix フィールド

最大のプレフィックス数を入力できます。 Max Prefix フィールドでは、BGP ネットワーキング デバイスが近隣から受信できる最大プレフィックス数が設定されます。これは、ピアから受信するプレフィックスを制御するもう 1 つのメカニズム(ルーティング ポリシーに加え)です。

受信したプレフィックス数が設定した最大数を超えた場合、ピアリングが終了します(デフォルト)。ただし、 Enable Warning チェックボックスがオンの場合、ログ メッセージだけが送信され、センダとのピアリングは継続されます。

Threshold フィールド

Max Prefix フィールドの最大値を基準にして、しきい値を入力できます。しきい値に達すると(最大受信プレフィックスの指定パーセンテージ)、警告が生成されます。

Enable Warning チェック ボックス

最大引数値(しきい値)を超えたとき、ピアリングを終了せずに、ログ メッセージを生成するように設定できます。

Weight フィールド

デフォルトの重みを指定できます。

Default Originate エリア

Default Originate チェック ボックス

デフォルト発信元を有効にできます。デフォルト発信元により、BGP テーブルにネットワーク 0.0.0.0 を発信できます。

Enable Inheritance チェック ボックス

デフォルト発信元が親(セッショングループまたは近隣グループ)から継承されないようにします。

Route Policy フィールド

デフォルト発信元に対する基準を指定するために、ルート ポリシー名を入力できます。

Route Reflector Client エリア

RR Client チェック ボックス

クライアント間の反映を有効にできます。

クライアント間の反映が有効なときは、ルート リフレクタのクライアントはピア グループのメンバーになれません。

近隣がフル メッシュ構造の場合、クライアント間の反映は必要ありません。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが、 RR Client チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Send Extended Community EBGP エリア

Send Ext Comm チェック ボックス

拡張コミュニティ アトリビュートは eBGP 近隣に送信され、iBGP 近隣には設定できないように指定できます。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが Send Ext Comm チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Next Hop Self エリア

Next Hop Self チェック ボックス

ネットワーキング デバイスがアドバタイズする、BGP 更新のネクストホップ計算を無効にできます。これにより、すべてのルートがネクストホップとしてこのネットワーク デバイスでアドバタイズされます。

ネクストホップ計算の無効化は、BGP 近隣が同じ IP サブセット上の他の近隣に直接アクセスしなくてもかまわない、非メッシュ構造のネットワーク(フレームリレー、または X.25)では便利です。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが、 Next Hop Self チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Remove Private AS エリア

Remove Private AS チェック ボックス

プライベート自律システム番号を削除できます。更新が外部の近隣へ渡されると、AS パスのプライベート自律システム番号はどれもドロップされます。この機能は eBGP 近隣だけで利用できます。

AS パスにプライベートとパブリックの両方の自律システム番号が含まれる場合、2 つの番号は設定エラーとみなされ、プライベート自律システム番号は削除されません。

AS パスに eBGP 近隣の自律システム番号が含まれる場合は、プライベート自律システム番号は削除されません。

この機能が連合と一緒に使用される場合(「Confederation サブタブ」を参照)、プライベート自律システム番号が AS パスの連合部分の後に来る限りこの機能は機能します。

このコマンドを近隣グループまたはアドレス ファミリー グループに対して設定する場合、このグループを使用しているすべての近隣は特性を継承します。近隣に対して直接 Remove Private AS  を設定すると、グループから継承した値は無効になります。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが、 Remove Private AS チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Send Community EBGP エリア

Send Community チェック ボックス

コミュニティ アトリビュートを eBGP 近隣に送信し、 iBGP 近隣には送信しないように指定できます。

Enable Inheritance チェック ボックス

アドレス ファミリ グループを使用する近隣すべてが、 Send Community チェックボックスで設定した特性を継承するように指定できます。

Soft Reconfig Inbound エリア

Soft Reconfiguration チェック ボックス

ソフト再構成を有効にし、近隣から受信した更新を保存できるようにします。

受信ポリシーを使用して近隣から受信した更新の一部をフィルタリング、または修正するときに、この機能では、変更またはフィルタリングするルートの他に、元の修正されていないルートを保存します。この機能により、受信ポリシーの変更後に 「ソフト解除」が実行されます。次に、元のルートは新規のポリシーに渡されてから、使用するルートのセットが更新されます。

Soft Reconfiguration チェックボックスがオンの場合、次のオプション ボタンが利用できます。

Enable :受信ソフト再構成の許可。近隣がルートのリフレッシュ機能をサポートする場合、元のルートは、ルート リフレッシュ要求を作成して近隣から取得できるので、保存されません。 Enable オプション ボタンをクリックして、受信ソフト再構成を許可します。

Disable :受信ソフト再構成を許可しません。近隣がルートのリフレッシュ機能をサポートしない場合は、受信ソフト解除は利用できません。その場合、受信ポリシーに戻る唯一の方法は ハード解除 を実行することです。これで近隣の BGP セッションがリセットされます。受信ソフト再構成を拒否するには、 Disable オプション ボタンをクリックします。

Soft Always :ルート リフレッシュがサポートされていている場合でもソフト再構成を必ず使用します。 Soft Always チェックボックスをオンにすると、近隣でルート リフレッシュ機能がサポートされている場合でも受信した更新は保存されます。ソフト再構成を常に使用するには、 Soft Always オプション ボタンをクリックします。

5.4.11.10.2  Filtering Policy サブタブ

Filtering Policy サブタブでは、次の操作を実行できます。

プレフィックス リストの指定

ポリシーの指定

表5-82 では、 Filtering Policy サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-82 Filtering Policy サブタブのフィールド

フィールド
説明

Prefix List (in)

プレフィックス リストを選択して、近隣にアドバタイズ、または近隣から受信した更新をフィルタリングできます。プレフィックス リストを選択すると、その近隣への着信アドバタイズメントにプレフィックス リストを適用できます。

このグループを使用しているすべての近隣は、 Prefix List (in) フィールドで構成される特性を継承します。

Prefix List (in) フィールド

プレフィックス リストを表示できます。

Prefix List (in) 省略ボタン

Select prefix ダイアログ ボックスからプレフィックス リストを選択できます。

Policy (in) フィールド

受信ルートに適用するポリシーの名前を入力できます。

Prefix List (out)

近隣からのアドバタイズ、または近隣に送信した更新に対してプレフィックス リストを選択します。プレフィックス リストを選択すると、その近隣からの送信アドバタイズメントにプレフィックス リストを適用できます。

このグループを使用するすべての近隣は、 Prefix List (Out) フィールドで構成される特性を継承します。

Prefix List (out) フィールド

選択したプレフィックス リストを表示できます。

Prefix List (out) 省略ボタン

Select prefix list ダイアログ ボックスからプレフィックス リストを選択できます。

Policy (out) フィールド

送信ルートへ適用するポリシーの名前を入力できます。

5.4.11.11  Operations タブ

Operations タブでは、次の操作を実行できます。

クリア BGP パラメータの指定および操作の実行

クリア BGP ダンぺニング パラメータの指定および操作の実行

クリア BGP フラップ統計パラメータの指定および操作の実行

クリア BGP ピア ドロップ パラメータの指定および操作の実行

BGP パフォーマンス統計のクリア

BGP 自動送信ルートの解除

表5-83 で、 Operations タブのフィールドについて説明します。

 

表5-83 Operations タブのフィールド

フィールド
説明
Clear BGP エリア

All オプション ボタン

BGP の近隣すべてをリセットできます。

External Peers オプション ボタン

外部の近隣すべてをリセットできます。

Neighbor

IP アドレスに基づいて近隣をリセットできます。

Neighbor オプション ボタン

IP アドレスに基づいて近隣のリセットを有効にできます。

Neighbor フィールド

選択した近隣を表示できます。

このフィールドは、 Neighbor オプション ボタンが有効なときに有効になります。

Neighbor 省略ボタン

Select Neighbor ダイアログ ボックスから近隣を選択できます。

Interface Name オプション ボタンが有効なときにこの省略ボタンが有効になります。

Peers in AS

AS 番号に基づいて近隣をリセットできます。

Peers in AS オプション ボタン

AS 番号に基づいて近隣のリセットを有効にできます。

Peers in AS フィールド

AS 番号を入力できます。

Peers in AS オプション ボタンが有効な時にこのフィールドが有効になります。

Official AF リスト

正式なアドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

IPv4

IPv6

All

Subsequent AF リスト

次のアドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

Unicast

Multicast

All

Clear Direction リスト

解除方向を選択できます。次のオプションがあります。

SoftInbound :ルータではソフト受信またはルート リフレッシュ再構成を使用します(キャッシュ ルート)。

SoftOutbound :Cisco CRS-1 Series routerルータではソフト送信再構成を使用します(キャッシュ ルート)。

Both :ルータは、ソフト受信再構成およびソフト送信再構成を使用します。

Hard :ルータはハード リセットでクリアします。このオプションは、 Official AF and Subsequent AF All に設定されているときだけ選択できます(Official AF リストSubsequent AF リストを参照)。

Hard (Graceful) :ルータはハード リセット(たとえば、TCP 接続の終了)およびグレースフル リスタートでクリアします。このオプションは、 Official AF and Subsequent AF All に設定されているときだけ選択できます(Official AF リストSubsequent AF リストを参照)。

Prefix ORF チェック ボックス

近隣に新規の ORF を送信できます。BGP 近隣により新たな ORF がインストールされ、そのルートが再送信されます。

Clear ボタン

Clear BGP エリアで構成された基準に基づいてクリア操作を実行します。このボタンをクリックすると、確認ダイアログボックスが開きます。クリア操作を続行する場合は Yes をクリックし、操作を取り消す場合は No をクリックします。

デフォルトでは、この Clear ボタンは無効に設定されています。エリアでオプション ボタンを選択して Clear ボタンを有効にする必要があります。

Clear BGP Dampening エリア

All オプション ボタン

BGP ルート ダンぺニング情報をクリアし、AS 近隣すべての抑制されている指定ルートについてその抑制を解除できます。

Network

IP アドレス ネットワーク プレフィックスに基づいて BGP ダンぺニング情報をクリアできます。

Network オプション ボタン

IP アドレス ネットワーク プレフィックスに基づいて BGP ダンぺニング情報のクリアを有効にできます。

Network フィールド

IP アドレスを入力できます。

Network オプション ボタンが有効なときにこのフィールドが有効になります。

Mask フィールド

IP アドレスに適用されるプレフィックス マスクを入力できます。 Network オプション ボタンをクリックすると、このフィールドが有効になります。

Official AF list

正式なアドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

IPv4

IPv6

All

Subsequent AF リスト

次のアドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

Unicast

Multicast

All

Clear ボタン

Clear BGP Dampening エリアで構成された基準に基づいてクリア操作を実行します。このボタンをクリックすると、確認ダイアログボックスが開きます。クリア操作を続行する場合は Yes をクリックし、操作を取り消す場合は No をクリックします。

デフォルトでは、この Clear ボタンは無効に設定されています。エリアでオプション ボタンを選択して Clear ボタンを有効にする必要があります。

Clear BGP Flap Statistics エリア

Filter リスト

フィルタ リストに基づいて、指定したルートのグループに対して BGP フラップ カウントをクリアできます。フィルタ リストを指定すると、指定したルートのグループに対して選択したアドレス ファミリのフラップ カウントをクリアします。

Filter List オプション ボタン

フィルタ リストに基づいて BGP フラップ カウントのクリアを有効にできます。

Filter List フィールド

選択したフィルタ リストを表示できます。

このフィールドは、 Filter List オプション ボタンが有効なときに有効になります。

Filter List 省略ボタン

Select AS path ACL ダイアログ ボックスからプレフィックス リストを選択できます。

Filter List オプション ボタンが有効なときにこの省略ボタンが有効になります。

Neighbor

近隣アドレスに基づいて、指定したグループの BGP フラップ カウントをクリアできます。

Neighbor オプション ボタン

近隣アドレスに基づいて BGP フラップ カウントのクリアを有効にできます。

Neighbor フィールド

選択した近隣アドレスを表示できます。

このフィールドは、 Neighbor オプション ボタンが有効なときに有効になります。

Neighbor 省略ボタン

Select Neighbor ダイアログ ボックスから近隣アドレスを選択できます。

Interface Name オプション ボタンが有効なときにこの省略ボタンが有効になります。

Network

IP アドレス ネットワーク プレフィックスに基づいてフラップ カウントをクリアできます。

Network オプション ボタン

ネットワーク プレフィックスに基づいて BGP フラップ カウントのクリアを有効にできます。

Network フィールド

IP アドレス ネットワーク プレフィックスを入力できます。

Network オプション ボタンが有効なときにこのフィールドが有効になります。

Mask フィールド

IP アドレスに適用されるプレフィックス マスクを入力できます。 Network オプション ボタンをクリックすると、このフィールドが有効になります。 Mask フィールドにネットワーク マスクを入力します。

Regular Exp

正規表現を入力できます。

Regular Exp オプション ボタン

正規表現に基づいて BGP フラップ カウントのクリアを有効にできます。

Regular Exp フィールド

正規表現を入力できます。

Regular Exp オプション ボタンが有効な時にこのフィールドが有効になります。

Official AF list

正式なアドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

IPv4

IPv6

All

Subsequent AF リスト

次のアドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

Unicast

Multicast

All

Clear ボタン

Clear BGP Flap Statistics エリアで構成された基準に基づいてクリア操作を実行します。このボタンをクリックすると、確認ダイアログボックスが開きます。クリア操作で続行する場合は Yes をクリックし、操作を取り消す場合は No をクリックします。

デフォルトでは、この Clear ボタンは無効に設定されています。エリアでオプション ボタンを選択して Clear ボタンを有効にする必要があります。

Clear BGP Peer Drops エリア

All オプション ボタン

近隣すべてに対して接続をドロップしたカウンタをクリアすることができます。

Neighbor

近隣アドレスに基づいて、指定したグループに対して BGP 近隣ドロップを解除できます。

Neighbor オプション ボタン

近隣アドレスに基づいて BGP ピアのドロップの解除を有効にできます。

Neighbor フィールド

選択した近隣アドレスを表示できます。

このフィールドは、 Neighbor オプション ボタンが有効なときに有効になります。

Neighbor 省略ボタン

Select Neighbor ダイアログ ボックスから近隣アドレスを選択できます。

Interface Name オプション ボタンが有効なときにこの省略ボタンが有効になります。

Clear ボタン

Clear BGP Peer Drops エリアで構成された基準に基づいてクリア操作を実行します。このボタンをクリックすると、確認ダイアログボックスが開きます。クリア操作を続行する場合は Yesr をクリックし、操作を取り消す場合は No をクリックします。

デフォルトでは、この Clear ボタンは無効に設定されています。エリアでオプション ボタンを選択して Clear ボタンを有効にする必要があります。

Clear BGP Performance Statistics エリア

Clear BGP Performance Statistics ボタン

すべてのアドレス ファミリにおけるパフォーマンス統計をクリアすることができます。このボタンをクリックすると、確認ダイアログボックスが開きます。クリア操作を続行する場合は Yes をクリックし、操作を取り消す場合は No をクリックします。

Clear BGP Self Originated エリア

Clear Self Originated Routes ボタン

自動送信の BGP ルート(ローカル システムによって発信された再配布ネットワークおよび集約ルート)を解除できます。このボタンをクリックすると、確認ダイアログボックスが開きます。クリア操作で続行する場合は Yes をクリックし、操作を取り消す場合は No をクリックします。

Official AF list

正式なアドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

IPv4

IPv6

All

Subsequent AF リスト

次のアドレス ファミリ モードを選択できます。次のオプションがあります。

Unicast

Multicast

All

5.4.12 ISIS Configuration アプリケーション

ISIS Configuration アプリケーションには次のタブがあります。

「Router Operations タブ」

「Creating an ISIS Process」

「Logical Router プロセス ツリー」

「Process タブ」

「General タブ」

「LSP Settings タブ」

「Advanced タブ」

「Address Family タブ」

「Interfaces タブ」

ISIS Configuration アプリケーションの IS プロセス作成についての詳細は、「Creating an ISIS Process」 を、プロセス ツリーについては 「Logical Router プロセス ツリー」 を参照してください。

ISIS Configuration アプリケーションでは、ルータ上に Integrated Intermediate System-to-Intermediate System(ISIS; 統合中継システム間ルーティング プロトコル)を設定できます。

ISIS、Internet Protocol Version 4(IPv4; インターネット プロトコル バージョン 4)は Interior Gateway Protocol(IGP; 内部ゲートウェイ プロトコル)であり、リンクステートの情報をアドバタイズしてネットワーク トポロジの全体像を作成します。ISIS は、中継システムをレベル 1、またはレベル 2 のデバイスとして指定する Open Systems Interconnection(OSI; オープン システム相互接続)の階層型ルーティング プロトコルです。レベル 2 デバイスは、レベル 1 のエリア間でルーティングし、イントラドメイン ルーティング バックボーンを作成します。

ISIS、Internet Protocol Version 6(IPv6; インターネット プロトコル バージョン 6)は、IPv4 の ISIS と同じように機能し、IPv4 と同じ多くの利点があります。IPv6 の ISIS への機能拡張では、ISIS により IPv4 ルートだけでなく、IPv6 プレフィックスがアドバタイズされるようになります。IPv6 は、ISIS でサポートされるアドレス ファミリを IPv4 に追加する形で拡張されています。

ISIS では、各エリアに対して ISIS ルーティング インスタンスを作成してネットワークに割り当てるのではなく、特定のインターフェイスに割り当てる必要があります。ISIS ルーティング インスタンスは、ISIS プロセスとして知られており、物理ルータで ISIS を実行する logical router(LR; 論理ルータ)です。

5.4.12.1  Router Operations タブ

Router Operations タブは、 ISIS プロセス ツリーで LR が選択されているときに利用可能です。

Router Operations タブでは、次の操作を実行できます。

ISIS データベースと隣接データベースのクリア

ISIS トポロジ テーブルのクリア

表5-84 で、 Router Operations タブのフィールドについて説明します。

 

表5-84 Router Operations タブのフィールド

フィールド
説明
Clear Process エリア

Process ID フィールド

インスタンス識別子を指定できます。

Clear IS-IS Database & Adjacency Database ボタン

ISIS データベース、および選択した LR の隣接データベースをクリアできます。

このボタンをクリックすると、Link-state Packet(LSP; リンクステート パケット)データベース、および LR ISIS インスタンスの隣接データベース セッションがクリアされます。

Clear Routes エリア

Process ID フィールド

インスタンス識別子を指定できます。

Clear All Routes ボタン

選択した LR のすべてのルートを解除できます。

このボタンをクリックすると、指定した LR トポロジのルートすべてが解除されます。

5.4.12.2 Creating an ISIS Process

ISIS プロセスを作成して ISIS を設定する必要があります。


ステップ 1 ISIS プロセス ツリーで LR を右クリックし、 Create a new ISIS process を選択します。 Add Process ダイアログボックスが開きます。

ステップ 2 Process ID フィールドでプロセス ID を入力し、 OK をクリックします。

新しいプロセスを作成すると、ISIS プロセス ツリーの LR の下に表示されます。


 

5.4.12.3 Logical Router プロセス ツリー

ISIS プロセス ツリーでは、LR のプロセスが表示されます。ISIS プロセス ツリーの各プロセスには、 Address Family および Interfaces アイコンがあります。アイコンをクリックすると、アプリケーション ペインの該当タブが表示されます。

5.4.12.4  Process タブ

ISIS プロセス ツリーのプロセスをクリックすると Process タブが表示されます。

5.4.12.5  General タブ

General タブにより、Network Entity Title(NET; ネットワーク エンティティ タイトル)を追加し、ルーティング レベルおよびダイナミックなホスト名を選択できます。

表5-85 で、 General タブのフィールドについて説明します。

 

表5-85 General タブのフィールド

フィールド
説明

Network Entity Title フィールド

Network Entity Title(NET)を入力できます。 Add ボタン、次にテーブルの新しい行をクリックし、名前を入力します。

NET とは、最後のバイトが常にゼロである、Network Service Access Point(NSAP; ネットワーク サービス アクセスポイント)です。ISIS を実行するルータ上で、NET の長さは、8~20 バイトです。最後のバイトは常に n セレクタであり、ゼロでなければなりません。n セレクタは、パケットの送信先のトランスポート エンティティを示します。ゼロの n セレクタはトランスポート エンティティを示し、これは、パケットがシステムのルーティング ソフトウェア用であることを示します。n セレクタに直接先行する 6 バイトはシステム ID です。システム ID の長さは、固定されており、変更できません。システム ID は、各エリア(レベル 1)およびバックボーン全体(レベル 2)を通して一意である必要があります。システム ID に直接先行するバイトはすべて、エリア ID です。

ルータにつき最大 3 つの NET が許可されています。複数エリアが結合されていて、1 つのエリアが複数のエリアに分割されているネットワーク構成の場合、複数の NET を設定すると一時的に有用なことがあります。複数のエリア アドレスを使えば、必要に応じてエリアの番号を個別に割り当て直すことができます。

次の例では、エリア ID 47.0004.004d.0001、およびシステム ID 0001.0c11.1110 を持つルータを設定します。

47.0004.004d.0001.0001.0c11.1110.00

Routing Level リスト

ISIS プロセスのルーティング レベルを選択できます。次のオプションがあります。

Level 1 :ルータはレベル 1(エリア内)ルーティングだけを実行します。このルータは、このエリア内の宛先についてだけが習得します。レベル 2(エリア間)ルーティングは、最も近くのレベル 1-2 ルータにより実行されます。

Level 2 :ルータはレベル 2(エリア間)ルーティングだけを実行します。このルータはバックボーンの一部であり、自分のエリア内にあるレベル 1 のみを持つルータとは通信しません。

Level 1-2 :ルータはレベル 1 と レベル 2 のルーティングを実行します。このルータは、ルーティング プロセスの 2 つのインスタンスを実行します。このルータは、エリア内(レベル 1 ルーティング)の宛先について 1 つの Link-state Packet Database(LSDB; リンクステート パケット データベース)を持っており、Shortest Path First(SPF; 最短パス最初)の計算を行ってエリア トポロジを検出します。これには、他のすべてのバックボーン(レベル 2)ルータの LSP を持つ別の LSDB があり、バックボーンのトポロジと他のすべてのエリアの存在を検出するために別の SPF 計算を実行します。


) ルーティング レベル パラメータの設定時に、パラメータが、レベル 1 とレベル 1-2 の両方に対して、あるいはレベル 2 とレベル 1-2 の両方に対して設定される場合、レベル 1-2 のパラメータの代わりに、レベル 1 とレベル 2 のパラメータが使用されます。


Dynamic host name リスト

ダイナミック ホスト名の解決を有効または無効にできます。オプションは、有効化と無効化です。

ネットワーク管理者がネットワーキング デバイスの保守とトラブルシューティングを行う場合、ネットワーキング デバイス名および該当のシステム ID が分かっている必要があります。このリストにより、ネットワーキング デバイス名とシステム ID とのマッピングが可能になります。

ISIS では、すべてのログ メッセージ、および回線インターフェイス出力には、システム ID ではなくてホスト名を使用します。LSP のフラッディングが発生すると、type, length, and value(TLV; タイプ、長さ、および値)オブジェクト パラメータにより、マッピング情報がネットワーク全体に伝達されます。ネットワーク上のすべてのネットワーキング デバイスは、LSP から TLV を受信すると、これをマッピング テーブルにインストールします。ネットワーキング デバイスは、システム ID をネットワーキング デバイス名に変換する際にマッピング テーブルを使用します。ネットワーク上のネットワーキング デバイスが TLV でダイナミック名をアドバタイズし、その後このアドバタイズメントを停止する場合、ダイナミック名は最大 1 時間、マッピング テーブルに残ります。この動作によって、ネットワークに問題がある場合でも、ネットワーク管理者はマッピングのエントリを使用できます。

5.4.12.6  LSP Settings タブ

LSP Settings タブでは、ISIS ネットワークの LSP フラッティングを制限できます。Non-Broadcast Multi-Access(NBMA; 非ブロードキャスト マルチアクセス)転送によるフル メッシュ構造のポイントツーポイントのリンク セットのような、冗長度の高いネットワークでは、LSP のフラッディングによりネットワークのスケーラビリティが制限されます。LSP フラッディングは次の 2 つの方法で低減することができます。

特定インターフェイス上でのフラッディングのブロッキング:フルブロッキングを行う方がメッシュ グループよりも有利な点は、設定が容易で分かり易いことであり、さらに LSP のフラッディングが少なくなることです。すべてのリンクでフラッディングをブロックすれば、最高のスケーリング パフォーマンスが得られますが、ネットワーク構造が不安定になりがちです。すべてのリンクでフラッディングを許容すると、スケーリング パフォーマンスは低下します。

メッシュ グループの設定:メッシュ グループがフルブロッキングよりも有利な点は、メッシュ グループでは、1 つのホップで LSP をメッシュ上のすべてのルータにフラッディングするのに対し、フルブロッキングでは、いくつかのルータが複数のホップで LSP を受信することです。このフラッディングにおける比較的短い遅延でも、コンバージェンスの時間に影響を与えますが、コンバージェンス時間全体と比較するとこの遅延はごくわずかです。

デフォルトでは、Cisco CRS-1 Series routerにより、定期的に LSP のリフレッシュが 15 分ごとに送信されます。デフォルトでは、LSP は 20 分間データベースに残ります。この時間内にリフレッシュされない場合は、削除されます。LSP のリフレッシュ間隔または LSP 継続時間は変更できます。LSP 間隔は、LSP 継続時間より短い必要があります。そうでない場合、LSP はリフレッシュの実行前に時間切れになります。LSP の時間切れを防止するために、ソフトウェアは必要に応じて LSP のリフレッシュ間隔は調整します。

LSP Settings タブでは、次の操作を実行できます。

LSP Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)の設定

一般、リフレッシュ、および継続時間の設定

レベル 1、レベル 2、レベル 1-2 のための LSP パスワードの設定


) ルーティング レベル パラメータを設定するとき、パラメータが、レベル 1 とレベル 1-2 の両方に対して、あるいはレベル 2 とレベル 1-2 の両方に対して設定される場合、レベル 1-2 のパラメータの代わりに、レベル 1 とレベル 2 のパラメータが使用されます。


表5-86 で、 LSP Settings タブのフィールドについて説明します。

 

表5-86 LSP Settings タブのフィールド

フィールド
説明
LSP Settings エリア

LSP MTU フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 の Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)を入力できます。一般的な状況下では、デフォルトの MTU のサイズで十分です。ただし、リンクの MTU が 1500 バイトに満たない場合は、ネットワークの各ルータに応じて LSP MTU を低くする必要があります。このように設定しない場合は、ルーティングは予測不可能になります。このフィールドでは、MTU を指定できます。

ネットワークのいずれかのリンクの MTU を低く設定している場合、このリンクに直接接続されているデバイスだけでなく、すべてのデバイスを変更する必要があります。

Generate Interval (secs) フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 に対し、ISIS LSP を継続的に伝送するとき、その間隔を設定できます。

ISIS 近隣およびインターフェイスが多数あるトポロジでは、LSP の送受信によりルータの CPU 負荷が過大になる場合があります。このフィールドにより、ISIS 近隣の LSP 送信速度および受信速度を低くするように指定できます。

Refresh Interval (secs) フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 のリフレッシュ間隔を設定できます。これにより、ルート トポロジ情報を発信する周期が決まります。これは、情報が古くならないように実行されます。

LSP の継続時間は、リフレッシュされないと期限切れになります。リフレッシュ間隔は、 Maximum Lifetime (secs) フィールドに指定された LSP 継続時間未満でなければなりません。リフレッシュ間隔を短くすると、リンクの利用率の増加とひきかえに、リンクステートのデータベースの破壊を短時間で検出できます(ただし、他に保護手段があるため、このイベントの発生確率は非常に低い)。間隔を長くすると、リフレッシュされたパケットのフラッディングによりリンクの利用率は減少します。

Maximum Lifetime (secs) フィールド

LSP リフレッシュ間隔を変更した場合、レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 に対し、最大 LSP 継続時間を調整できます。

最大 LSP 継続時間は LSP リフレッシュ間隔より大きい必要があります。

LSP Password エリア

Encryption Type リスト

パスワード暗号化タイプを選択できます。次のオプションがあります。

None :暗号化を使いません。

Cisco Proprietary :暗号化を使います。

Password フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 のパスワードを入力できます。これらのフィールドにより、権限のないネットワーキング デバイスからリンクステートのデータベースに、不正なルーティング情報が挿入されないようにします。設定されたパスワードは、設定されたレベルで、すべての LSP および sequence number protocol(SNP; 順序番号プロトコル)に挿入されます。

SNP Authentication Mode リスト

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 の SNP データ ユニットを選択できます。次のオプションがあります。

Validate :送信時に SNP にパスワードを追加します。受信した SNP に対して認証チェックを行います。SNP オプションを指定しない場合は、これがデフォルトです。

Send only :送信時に SNP にパスワードに追加します。受信した SNP に対して認証チェックを行いません。

5.4.12.7  Advanced タブ

Advanced タブでは、次の操作を実行できます。

nonstop forwarding(NSF; ノンストップ転送)の設定

レベル 1、レベル 2、レベル 1-2 用オーバーヘッド ビット パラメータの設定

ドロップのログがあり Protocol Data Unit(PDU; プロトコル データ ユニット)および隣接変更の設定

LSP エラーの無視


) ルーティング レベル パラメータの設定時に、パラメータが、レベル 1 とレベル 1-2 の両方に対して、あるいはレベル 2 とレベル 1-2 の両方に対して設定される場合、レベル 1-2 のパラメータの代わりに、レベル 1 とレベル 2 のパラメータが使用されます。


表5-87 で、 Advanced タブのフィールドについて説明します。

 

表5-87 Advanced タブのフィールド

フィールド
説明
Non-Stop Forwarding エリア

NSF Type リスト

NSF タイプを選択できます。次のオプションがあります。

Cisco-proprietary NSF :シスコ専用の NSF リスタートの指定

IETF-standard NSF :Internet Engineering Task Force(IETF; インターネット技術特別調査委員会)NSF リスタートの指定

NSF では、ISIS プロセスを、チェックポイントにしている隣接と LSP 情報を使用して、近隣ルータに影響を与えずにリスタートさせることができます。つまり、NSF が有効になっていると、隣接およびシステム LSP に破壊や再作成があっても、ネットワーク上の他のルータに影響を与えることはありません。

Min. restart interval (secs) フィールド

NSF をリスタートする最小時間間隔を入力できます。

ISIS インスタンスが繰り返してリスタートする場合、これは重大な(回復不可能な)問題を示している場合があります。この場合、ネットワークの他のルータが、リスタートするルータを、NSF で言う安定と見なすのは望ましくありません。リスタートの間隔が NSF 間隔を超過しない場合、2 番目のリスタートは非 NSF になるので、他のすべてのルータからはネットワーク トポロジの変更と見えます。

Max. route lifetime (secs) フィールド

リスタートの次に最大継続時間の値を入力できます。この値は最大利用可能時間で、シスコ独自の NSF リスタート中にチェックポイントにする隣接および LSP を再取得するために、この時間を利用できます。この最大利用可能時間の間に回復されなかった LSP および隣接は廃棄され、その結果ネットワーク トポロジが変更されます。

このフィールドはシスコ独自の NSF に対してだけ適用されます。IETF 型 NSF が設定されている場合は、何ら影響を受けません。

Interface timer (secs) フィールド

IETF NSF リスタート中にリスタートの確認応答を待っている時間を、インターフェイスごとに入力できます。インターフェイス タイマーを指定すると、hello パケットを送信した後からリスタートの間隔が制御されます。リスタートの間隔は hello 間隔と一致する必要はありません。IETF NSF リスタート プロセスが開始すると、hello パケットによってリスタート フラグが送信され、近隣ルータはこのフラグに対して確認応答を行います。

このフィールドはシスコ独自の NSF ではなく、IETF 型の NSFに適用されます。

Interface-expires number フィールド

NSF リスタート フラグを設定して送信された hello パケットが確認されなかった場合は、再送信されます。

NSF リスタート打ち切り用のインターフェイス タイマーであって、タイマーが IETF NSF リスタート中に期限切れになるまでの最大回数の値を入力できます。インターフェイスの期限切れ回数の指定により、NSF hello の送信回数が制御されます。インターフェイスでこの限度に達すると、その他の必要条件がすべて満たされている場合、このインターフェイス上にある既知の近隣はダウン状態と見なされ、初期 SPF 計算が許可されます。

隣接の再確立に利用できる合計時間(インターフェイス タイマー、インターフェイスの期限切れ)は、予想される合計 NSF リスタート時間より大きい必要があります。

このフィールドはシスコ独自 NSF ではなく、IETF 型の NSFに適用されます。

Overload Bit エリア

Set overload bit

Level 1 リスト

Level 2 リスト

Level 1 & 2 リスト

ルータの nonpseudonode LSP に過負荷ビットを強制的に設定させるオプションを選択できます。次のオプションがあります。

Permanently : リブート後に過負荷ビットを永久的に設定します。

Delay on startup :リブート後にルータが過負荷になったときに、アドバタイズする時間。このオプションにより、 Delay (secs) フィールドが有効になり、遅延時間を入力できます。

Wait for BGP on startup :BGP 信号がコンバージまたはタイムアウトするまで待たせるために、スタートアップの過負荷ビットを設定します。

過負荷ビットの設定は、通常、ルータに問題が発生したときのみ可能です。たとえば、ルータのメモリが不足したときです。原因としては、リンクステートのデータベースが完全でないことが考えられ、その結果、ルーティング テーブルが不完全になったり不正確になったような場合です。

信頼性の低いルータの LSP に過負荷ビッドが設定されている場合、問題が回復するまで、その他のルータは、SPF 計算でそのルータを無視することができます。その結果、信頼性の低いルータ経由のパスは、ISIS エリアの他のルータからは見えなくなります。ただし、このルータに直接接続している IP プレフィックスには依然として到達できます。

過負荷ビット設定の便利な使い方として、ISIS ネットワークにルータを接続したいが、いかなる状況になっても実際のトラフィックは流したくない場合があります。

過負荷ビットを設定するルータには、次のものが考えられます。

生産ネットワークに接続されているラボ内のテスト ルータ

LSP フラッディング サーバとして設定されているルータ

ネットワーク管理にだけ使用する仮想回線を集約するルータ。この場合、ネットワーク管理ステーションは、過負荷ビットが設定されているルータに直接接続されているネットワーク上になければなりません。

Delay (secs)

Level 1 フィールド

Level 2 フィールド

Level 1 & 2 リスト

設定過負荷ビットの遅延時間を入力できます。

このフィールドは、スタートアップ オプションの Delay Set overhead bit フィールドから選択されている場合にのみ利用できます。

Other エリア

Log dropped PDUs チェックボックス

ISIS PDU がドロップされている疑いのある場合に、ネットワークのモニタリング(ロギング)を有効にできます。PDU がドロップされている理由、および現在の PDU ドロップ統計が記録されます。

Log adjacency changes チェックボックス

ISIS 隣接状態の変更のモニタリングを有効にできます。大規模ネットワークのモニタリングに便利です。メッセージは、システム エラー メッセージ ファシリティを使用してログされます。

Ignore LSP errors リスト

LSP を除去せずに不正チェックサムの LSP を無視できます。オプションは Enable Disable です。不正チェックサムの LSP を無視するには Enable を選択し、除去するには Disable を選択します。

不正確なデータリンク チェックサムを持つ LSP は、受信者が除去する必要があります。そうすれば、パケットの発信側はこれを再生成することになります。ただし、正しいデータリンク チェックサムを持つ LSP を出しているのに、ネットワークにデータを破壊するリンクがある場合、多数のパケットの除去と再生成のサイクルが継続して発生することがあります。この状況によってネットワークの運用が停止することがあるので、パケットを除去するのではなくて、このフィールドを使用してこれらの LSP を無視してください。

LSP(リンクステート パケット)は、ルーティング テーブルを保持するために受信ネットワーキング デバイスが使用します。

5.4.12.8  Address Family タブ

ISIS プロセス ツリーのプロセスの下にあるアドレス ファミリをクリックすると Address Families タブが表示されます。

5.4.12.8.1  General サブタブ

General サブタブでは、次の操作を実行できます。

アドレス ファミリ タイプの指定

アドレス ファミリにおけるデフォルトのリンク トポロジの使用

隣接チェックの有効化

デフォルト ルートの設定

平行ルートの設定

レベル 1、レベル 2、レベル 1-2 用にメトリック型を設定


) ルーティング レベル パラメータを設定するときに、パラメータが、レベル 1 とレベル 1-2 の両方に対して、あるいはレベル 2 とレベル 1-2 の両方に対して設定される場合、レベル 1-2 のパラメータの代わりに、レベル 1 とレベル 2 のパラメータが使用されます。


表5-88 で、 General サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-88 General サブタブのフィールド

フィールド
説明

Address Family Type リスト

プロセス アドレス ファミリ設定モードを選択できます。ここから、ルーティング セッションを設定して標準 IPv4 または IPv6 アドレス プレフィックスを使用したり、IPv4 または IPv6 のインターフェイス パラメータを変更できます。次のオプションがあります。

ipv4 unicast

ipv6 unicast

Basics エリア

Use IPv4 Unicast topology チェックボックス

デフォルトのリンク トポロジを使用できます。デフォルト トポロジは IPv4 ユニキャストです。

Enable Adjacency Check チェックボックス

受信した ISIS hello(IIH)パケットのマルチトポロジ モード チェックを有効にできます。

ISIS は、hello パケットの整合性チェックを実行し、同じプロトコル セットをサポートしている近隣ルータとだけ隣接を形成します。

Default Route エリア

Generate default route information チェックボックス

このチェックボックスでは、デフォルトのルート情報の生成を有効にします。

Parallel Routes エリア

Maximum parallel routes フィールド

ISIS プロトコルでサポート可能なアクティブ平行ルートの最大数を指定できます。

Metric Style エリア

Generate TLV Style

Level 1 リスト

Level 2 リスト

Level 1 & 2 リスト

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 に対して従来型、新型、または両方の TLV オブジェクトを生成するかどうかを選択できます。次のオプションがあります。

old-style (metric style narrow):新型よりも狭いメトリック フィールド

new-style (metric style wide):ISIS トラフィック エンジニアリング拡張には、従来型 TLV オブジェクトよりも広いメトリック フィールドを持つ新型 TLV オブジェクトが含まれます。Multiprotocol Label Switching Traffic Engineering(MLPLS-TE; マルチプロトコル ラベル スイッチング トラフィック エンジニアリング [MPLS TE とも言う])を実行するには、ルータは新型 TLV オブジェクトを生成する必要があります。新型が選択されると、ルータは新型 TLV オブジェクトだけを生成および受け入れます。したがって、ルータが使用するメモリおよびその他のリソースの量は、従来型および新型の TLV オブジェクトの両方を生成するときよりも、少なくなります。

both (metric style transition):従来型および新型 TLV オブジェクトの両方を生成および受け入れます。

Accept TLV Style

Level 1 リスト

Level 2 リスト

Level 1 & 2 リスト

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 に対して従来型、新型、または両方の TLV オブジェクトを受け入れるどうかを選択できます。次のオプションがあります。

old-style (metric style narrow):新型よりも狭いメトリック フィールド

new-style (metric style wide):ISIS トラフィック エンジニアリング拡張には、従来型 TLV オブジェクトよりも広いメトリック フィールドを持つ新型 TLV オブジェクトが含まれます。MLPLS-TE を実行するには、ルータは新型 TLV オブジェクトを生成する必要があります。新型が選択されると、ルータは新型 TLV オブジェクトだけを生成および受け入れます。したがって、ルータが使用するメモリおよびその他のリソースの量は、従来型および新型の TLV オブジェクトの両方を生成するときよりも、少なくなります。

both (metric style transition):従来型および新型 TLV オブジェクトの両方を生成および受け入れます。

5.4.12.8.2  Advanced サブタブ

Advanced サブタブでは、次の操作を実行できます。

レベル 1、レベル 2、レベル 1-2 用に SPF 計算を設定

レベル 1、レベル 2、レベル 1-2 用に増分 SPF 計算を設定

付属ビットの設定


) ルーティング レベル パラメータを設定するときに、パラメータが、レベル 1 とレベル 1-2 の両方に対して、あるいはレベル 2 とレベル 1-2 の両方に対して設定される場合、レベル 1-2 のパラメータの代わりに、レベル 1 とレベル 2 のパラメータが使用されます。


表5-89 で、 Advanced サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-89 Advanced サブタブのフィールド

フィールド
説明
SPF Calculation エリア

SPF interval (secs) フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 に対して SPF 計算間の間隔を設定できます。マイナーな変更後 ISIS でトポロジ再計算が必要になったときに、SPF 間隔を使用してプロセッサの負荷を軽減します。

PRC interval (secs) フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 の partial route calculation(PRC; 部分的なルート計算)間の最小間隔を設定できます。RRC 間隔により PRC 間のホールドダウン周期が制御されます。

ISPF エリア

ISPF-Enable チェックボックス

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 に対し増分 SPF(ISPF)を有効にできます。ISPF を使用して、ネットワーク トポロジの計算に ISPF アルゴリズムを設定できます。

Startup delay (secs) フィールド

ISIS インスタンスを起動してから ISPF アルゴリズムをアクティブ化するまでの遅延時間を設定できます。

ISIS ネットワークが安定する前に ISPF アルゴリズムを実行するのは、ネットワークが完全にはコンバージしていないので、CPU リソースを浪費することになり効率的ではありません。

大規模またはコンバージが遅いネットワークでは、ISPF がトポロジ変更の処理を開始するまで遅延時間を増やさなければならない場合があります。逆に、小規模またはコンバージが速いネットワークでは、遅延時間を短くすることができます。

Attached bit エリア

Set attached bit チェックボックス

レベル 1 LSP の付属ビットで ISIS インスタンスを設定できます。

5.4.12.8.3  MPLS-TE サブタブ

MPLS-TE サブタブでは、次の操作を実行できます。

アドレス ファミリにおけるトラフィック エンジニアリングの有効化

ルータ ID の設定

表5-90 で、 MPLS-TE サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-90 MPLS-TE サブタブのフィールド

フィールド
説明
MPLS-TE Related Settings

Enable TE for list

レベル 1 またはレベル 2 の MPLS-TE を有効化できます。次のオプションがあります。

Level 1

Level 2

Route ID エリア

None オプション ボタン

IP アドレスを設定しないように指定できます。これにより、IP アドレスを指定せずにトンネルを設定できます。

Interface Name

ノードの MPLS-TE ルータ ID を、選択したインターフェイスに関連する IP アドレスとするように指定できます。

ルータの識別子は、トラフィック エンジニアリング構成のための安定 IP アドレスとして働きます。この IP アドレスは、すべてのノードに対してフラッディングされます。他のノードから発信され、このノードで終了するトラフィック エンジニアリングのトンネルでは、着信ノードのトラフィック エンジニアリングルータにトンネル宛先を設定する必要があります(これは、パス計算のトンネル ヘッドでトラフィック エンジニアリングトポロジ データベースが使用するアドレスであるためです)。

Interface Name オプション ボタン

インターフェイス名を指定できます。

Interface Name フィールド

インターフェイス名を入力できます。

このフィールドは、 Interface Name オプション ボタンが有効なときに有効になります。

Interface Name 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスからインターフェイス名を選択できます。

Interface Name オプション ボタンが有効なときにこの省略ボタンが有効になります。

IP Address

IP アドレスを入力して、これをノードの MPLS-TE ルータ ID とすることができます。

ルータの識別子は、トラフィック エンジニアリング構成のための安定 IP アドレスとして働きます。この IP アドレスは、すべてのノードに対してフラッディングされます。他のノードから発信され、このノードで終了するトラフィック エンジニアリングのトンネルでは、着信ノードのトラフィック エンジニアリングルータにトンネル宛先を設定する必要があります(これは、パス計算のトンネル ヘッドでトラフィック エンジニアリングトポロジ データベースが使用するアドレスであるためです)。

IP Address オプション ボタン

IP アドレスを指定できます。

IP Address フィールド

IP アドレスを入力できます。

IP Address オプション ボタンが有効なときにこのフィールドが有効になります。

5.4.12.8.4  Route Summarization サブタブ

Route Summarizatio サブタブには、ルート サマリー アドレスを追加できるテーブルがあります。複数のアドレス グループを指定のレベルで要約できます。他のルーティング プロトコルから習得したルートも要約できます。要約のアドバタイズに使用されるメトリックは、より特定なルートのうちで最も小さいメトリックです。ルート要約を設定すると、ルーティング テーブルのサイズを削減できます。さらに、LSP のサイズおよびリンクステート データベースも減少します。また、要約アドバタイズメントは、多数のより特定なルートに依存するため、安定性確保に役立ちます。より特定なルートの 1 つがフラップする場合、このフラップにより要約アドバタイズメントのフラップが発生することはまずありません。

サマリー アドレスの難点は、他のルートが持っている情報が、個々の宛先すべてに対して最も最適なルーティング テーブルを計算するには、不足する場合があることです。


) ISIS がサマリー プレフィックスをアドバタイズするとき、自動的に IP ルーティング テーブルにサマリー プレフィックスを挿入しますが、それを discard ルート エントリとしてラベル付けします。そのエントリに一致するパケットはすべて、ルーティング ループを防ぐために廃棄されます。ISIS がサマリ プレフィックスのアドバタイズを停止すると、ルーティング テーブルのエントリは削除されます。


表5-91 で、 Route Summarization サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-91 Route Summarization サブタブのフィールド

フィールド
説明
Route Summarization エリア

Prefix column

IPv4 または IPv6 プレフィックスの範囲に指定されているサマリ プレフィックスを入力できます。カラムをクリックしてから値を入力します。

Prefix Length カラム

IPv4 または IPv6 プレフィックスの長さを入力できます。カラムをクリックしてから値を入力します。

Level カラム

ルートを再配布するときのレベルを選択し、設定したアドレスとマスク値を使用してルートを要約できます。次のオプションがあります。

Level 1-2

Level 1

Level 2

カラムをダブルクリックしてリストを有効にしてから、レベルを選択します。

5.4.12.8.5  Route Propagation サブタブ

Route Propagation サブタブには、ルートを 1 つの ISIS レベルから別のレベルに伝搬できるテーブルがあります。

表5-92 では、 Route Propagation サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-92 Route Propagation サブタブのフィールド

フィールド
説明
Route Propagation エリア

From Level カラム

伝搬元のルートレベルを選択できます。カラムをダブルクリックしてから、レベルを選択します。次のオプションがあります。

Level 1

Level 2

Into Level カラム

伝搬先のルートレベルを選択できます。カラムをダブルクリックしてから、レベルを選択します。次のオプションがあります。

Level 1

Level 2

Distribute List カラム

伝播されるパケットを制御するためのアクセス リストの名前または番号を入力できます。カラムをクリックしてから、アクセス リストの名前または番号を入力します。

5.4.12.8.6  Admin Distance サブタブ

Admin Distance サブタブにはテーブルがあり、デフォルト ルートのソース管理距離の設定、およびデフォルト管理距離を無効にするルート ソースの指定ができます。

表5-93 で、 Admin Distance サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-93 Admin Distance サブタブのフィールド

フィールド
説明

Default admin distance for all route source フィールド

ISIS プロトコルで検出されるルートに割り当てられる管理距離を設定できます。

一般に、値が大きいほど信頼の評点は低くなります。管理距離が 255 の場合は、ルーティング情報の送信元がまったく信頼できず、無視する必要があります。

管理距離が Routing Information Base(RIB; ルーティング情報ベース)に挿入されるとき、ISIS ルートに適用される管理距離は、このフィールドを使用して設定されます。このフィールドは、これらのルートの優先度合(他のプロトコルで検出される同じ宛先アドレスへのルートよりも優先される)に影響を与えます。

デフォルトの管理距離は、ルート ソースが Override By Route Source テーブルにある値と一致すると、選択されたルート ソースに対しては無効になります。

Override By Route Source エリア

Source Prefix カラム

ソース プレフィックスを入力できます。カラムをクリックしてから値を入力します。

Prefix Length カラム

プレフィックスの長さを設定できます。カラムをクリックしてから値を入力します。

Admin Distance カラム

ISIS プロトコルによって検出され、 Source Prefix および Prefix Length の値に一致するルートに割り当てられる管理距離を設定できます。カラムをクリックしてから値を入力します。

Prefix List カラム

プレフィックス リストを入力できます。カラムをクリックしてからプレフィックス リストを入力します。

5.4.12.9  Interfaces タブ

ISIS プロセス ツリーのプロセスの下にあるインターフェイスをクリックすると Interfaces タブが表示されます。

5.4.12.9.1  General サブタブ

General サブタブでは、次の操作を実行できます。

インターフェイス名とタイプの指定

回線タイプの選択

表5-94 で、 General サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-94 General サブタブのフィールド

フィールド
説明

Interface name

インターフェイス名を入力できます。

Interface Name 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスからインターフェイス名を選択できます。

Circuit type リスト

インターフェイスの回線タイプを選択できます。次のオプションがあります。

Level 1

Level 2

Level 1-2

Interface state リスト

インターフェイスの状態を選択できます。次のオプションがあります。

Shutdown

Passive

5.4.12.9.2  Supported Address Families サブタブ

Supported Address Families サブタブには、ISIS IPv4 および IPv6 アドレス ファミリを設定できるテーブルがあります。


) インターフェイスすべてにメトリクスを設定するようお勧めします。そうしない場合は、ISIS メトリクスはホップカウント メトリクスと同じようになります。


表5-95 で、 Supported Address Families サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-95 Supported Address Families サブタブのフィールド

フィールド
説明
Supported Address Families エリア

AF Name カラム

アドレス ファミリ名を選択できます。カラムをダブルクリックして、アドレス ファミリ タイプを選択します。次のオプションがあります。

ipv4 unicast

ipv6 unicast

State カラム

アドレス ファミリの状態を選択できます。カラムをダブルクリックしてから、状態を選択します。次のオプションがあります。

Active :状態は有効です。

Disabled :状態は無効です。

Metric Level 1 カラム

レベル 1(エリア内)ルーティングに対する SPF 計算で使用するインターフェイスのメトリック レベルを設定できます。カラムをクリックして値を入力します。

このカラムではメトリックが指定できます。このメトリックは、ネットワーク内で他の宛先へのリンクを通じてリンクに割り当てられ、各ネットワーキング デバイスからのコストを計算するのに使用されます。

Metric Level 2 カラム

レベル 2(エリア間)ルーティングの SPF 計算で使用するインターフェイスのメトリック レベルを設定できます。カラムをクリックして値を入力します。

このカラムではメトリックが指定できます。このメトリックは、ネットワーク内で他の宛先へのリンクを通じてリンクに割り当てられ、他の各ネットワーキング デバイスからのコストを計算するのに使用されます。

Metric Level 1&2 カラム

レベル 1-2 ルーティングの SPF 計算で使用するインターフェイスのメトリック レベルを設定できます。カラムをクリックして値を入力します。

このカラムではメトリックが指定できます。このメトリックは、ネットワーク内で他の宛先へのリンクを通じてリンクに割り当てられ、他の各ネットワーキング デバイスからのコストを計算するのに使用されます。

5.4.12.9.3  PDU Settings サブタブ

PDU Settings サブタブでは、次の操作を実行できます。

レベル 1、レベル 2、レベル 1-2 用に hello 間隔、マルチプレクサ、パディング、およびパスワードを設定

レベル 1、レベル 2、レベル 1-2 用に Complete Sequence Number PDU(CSNP)を設定

レベル 1、レベル 2、レベル 1-2 用に LSP 間隔および再送間隔を設定


) ルーティング レベル パラメータを設定するときに、パラメータが、レベル 1 とレベル 1-2 の両方に対して、あるいはレベル 2 とレベル 1-2 の両方に対して設定される場合、レベル 1-2 のパラメータの代わりに、レベル 1 とレベル 2 のパラメータが使用されます。


表5-96 で、 PDU Settings サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-96 PDU Settings サブタブのフィールド

フィールド
説明

Hello interval (secs) フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 に対し hello 間隔を設定できます。この値は、ISIS hello(IIH)パケットが送信される間隔です。

hello 間隔が短いほどトポロジの変更はすばやく検出されますが、ルーティング トラフィックは増加します。


注意 hello 間隔が短いほど早くコンバージェンスしますが、帯域幅および CPU の使用率は増加します。また、ネットワークは不安定になり易くなります。

hello 間隔が短いほど帯域幅と CPU 時間が節約できます。特に高 hello 係数と組み合せて使用すると、ネットワーク全体の安定性が増すことがあります。

hello 間隔および hello 係数を調整するときは、LAN インターフェイスではなく、ポイントツーポイント インターフェイスで行うようお勧めします。

Hello multiplier フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 に対し hello 係数を設定できます。この値は連続する IHH パケット数で、ネットワーキング デバイスが ISIS 隣接をダウンと宣言するまでは、近隣はこの IHH パケットを無視しなければなりません。

ISIS hello パケットで運ばれる holding time により、近隣のダウンを宣言する前に、近隣は次の hello が来るまでの待時間を決めることができます。この時間により、失敗したリンクまたは近隣がいつ検出されたかが分かるので、ルートの再計算ができます。

この機能は、hello パケットが頻繁に失われるため ISIS 隣接が無駄に失敗するような環境で使用されます。このような環境に応じて hello 係数を大きくして hello 間隔を短くすることができるので、リンク失敗の検出時間を増加させることなく、hello プロトコルの信頼性を高めることができます。

ポイントツーポイントリンクでは、レベル 1 とレベル 2 の両者に対し hello は 1 つだけあります。個別のレベル 1 およびレベル 2 の hello パケットは、X.25、フレーム リレー、および ATM のようなマルチポイント モードで NBMA ネットワーク上に送信されます。ただし、WAN NBMA メディア上のポイントツーポイントのサブインターフェイスで ISIS を実行するようお勧めします。

Encryption Type リスト

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 の暗号化タイプを選択できます。次のオプションがあります。

None

Cisco Proprietary

Hello Password- Password フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 の認証パスワードを設定できます。パスワードにより、権限のないネットワーキング デバイスが不正なルーティング情報をリンクステートのデータベースに挿入するのを防止します。

設定されたパスワード引数は、設定されたレベルで、すべての LSP および SNP に挿入されます。設定されたパスワード引数は平文として交換されるので、このコマンドによるセキュリティは限定的です。

パスワードは、着信および発信 SNP の両方で認証することをお勧めします。

Hello padding リスト

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 の hello パディングを選択できます。次のオプションがあります。

Disable :hello パディングの抑制

Sometimes Enable :隣接の形成中にだけ hello パディングを有効化

Always Enable :helo パディングの設定

これにより、ISIS インターフェイスの ISIS hello PDU にパディングを設定することができます。

ネットワーク リソースを節約するために、hello パディングを抑制したい場合があります。回線の速度が遅いほど、パディング オーバーヘッドの割合は高くなります。hello パディングを抑制する前に、自分の物理およびデータ リンク層の設定を把握してから制御する必要があります。また、ネットワーク層のルータ設定を把握する必要もあります。

また、PDU の認証に関するリソースを節約するために、hello パディングを抑制したい場合があります。PDU の暗号化の値は、パディング部分を含む hello PDU 全体の長さについて計算されます。ネットワーキング デバイス上で認証される ISIS 隣接の数が多い場合は、hello パディングがネットワーキング デバイスの CPU に悪影響を与えることがあります。

CSNP interval (secs) フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 に対し Complete Sequence Number PDU(CSNP)を設定できます。CSNP 間隔を指定すると、CSNP パケットをブロードキャスト インターフェイスで周期的に送信するように設定されます。

CSNP 間隔は、指定インターフェイスの designated router(DR; 指定ルータ)にだけ適用されます。データベースの同期を維持するために CSNP パケットを送信するのは、DR だけです。CSNP 間隔は、レベル 1 と レベル 2 に個別に設定できます。

ポイントツーポイント サブインターフェイスの機能は、ISIS メッシュグループ機能と組み合せて使用するときにのみ意味があります。

このフィールドのデフォルトを変更する必要はほとんどありません。

LSP interval (ms) フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 に対して LSP を設定できます。LSP 間隔を指定すると、ISIS LSP を継続的に伝送する間隔を設定できます。

ISIS 近隣およびインターフェイスが多数あるトポロジでは、LSP の送受信によりルータの CPU 負荷が過大になる場合があります。

間隔を指定すると、ルータの LSP 伝送速度および ISIS 近隣の受信速度は遅くなります。

LSP retransmit interval (secs) フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 に対し LSP 再送を設定できます。LSP 再送間隔を指定することにより、同じ LSP の再送間の間隔を設定できます。

秒単位の引数の値は控えめ(大きめ)に設定します。そうしないと不必要な再送が発生します。

LSP retransmit interval フィールドで指定した値は、LAN(マルチポイント)インターフェイスには影響を与えません。ポイントツーポイントのリンクでは、値を増やしてネットワークの安定性を高めることができます。

再送は、LSP がドロップするときだけに実行されるので、値を大きく設定しても再収束にはほとんど影響しません。ネットワーキング デバイスの近隣の数が多いほど、LSP がフラッディングされるパスが増えるので、それだけこの値を大きくすることができます。

シリアル回線に対しては、値をより大きくする必要があります。

LSP retransmit throttle interval (ms) フィールド

レベル 1、レベル 2、およびレベル 1-2 に対し LSP 再送スロットルの間隔を設定できます。LSP 再送スロットルを指定するとにより、異なる LSP の再送間の最小間隔を設定できます。

LSP retransmit throttle interval フィールドで指定した値は、LSP 再送トラフィックの制御方法として、LSP とインターフェースを多数使用する大規模ネットワークの場合には、有用なことがあります。この場合、インターフェイスで LSP を再送する速度が制御されます。

LSP 再送スロットル間隔は、LSP がインターフェイスで送信される速度、および単一 LSP の再送間の周期とは異なります。1 つのネットワーキング デバイスからその近隣へのルーティング トラフィック負荷を制御するにあたっては、すべての LSP 再送パラメータを組み合わせて使用することができます。

5.4.12.9.4  Advanced サブタブ

Advanced サブタブでは、次の操作を実行できます。

レベル 1、レベル 2、レベル 1-2 用に指定ルータを設定

メッシュ グループの設定


) ルーティング レベル パラメータを設定するときに、パラメータが、レベル 1 とレベル 1-2 の両方に対して、あるいはレベル 2 とレベル 1-2 の両方に対して設定される場合、レベル 1-2 のパラメータの代わりに、レベル 1 とレベル 2 のパラメータが使用されます。


表5-97 で、 Advanced サブタブのフィールドについて説明します。

 

表5-97 Advanced サブタブのフィールド

フィールド
説明
DR Election エリア

Priority フィールド

レベル 1、レベル 2、レベル 1-2 用に DR の優先順位を設定することができます。

LAN 上のどのネットワーキング デバイスが、指定ルータまたは Designated Intermediate System(DIS; 指定中継システム)になるかは、優先順位を使用して決定されます。優先順位は、hello パケットでアドバタイズされます。最も高い優先順位を持つネットワーキング デバイスが DIS になります。

ISIS プロトコルでは、バックアップ用の指定ルータはありません。優先順位を 0 に設定すると、このシステムが DIS になるチャンスは低くなりますが、なれないわけではありません。現在の DIS より高い優先順位を持つネットワーキング デバイスがオンラインになると、現在の DIS から役割を引き継ぎます。優先順位が同じ場合は、最も高い MAC アドレスのデバイスが引き継ぎます。

Mesh Group エリア

Default オプション ボタン

デフォルトのメッシュ グループを選択できます。

メッシュ グループでは、高度にメッシュ化された、ポイントツーポイントのトポロジを持つ NBMA ネットワークにおいて LSP フラッディングが最適化されます。

メッシュ グループの一部ではないサブインターフェイスで受信した最初の LSP は、通常の方法で他のすべてのサブインターフェイスへフラッディングされます。

メッシュ グループの一部であるサブインターフェイスで受信した最初の LSP は、同じメッシュ グループ内のインターフェイスを除くすべてのインターフェイスへフラッディングされます。メッシュ グループがサブインターフェイスでブロックされている場合、新たに受信した LSP は、このインターフェイスにはフラッディングされません。

不完全なフラッディングの発生を最小限にするため、メッシュ内に少なくとも最小限のリンク セットに対して無制限のフラッディングを許可する必要があります。最小セットの論理リンクを選択して、それですべての物理パスをカバーすると、フラッディングは非常に低くなりますが、ロバストネスが低くなります。理想的には、LSP フラッディングによりスケーリング パフォーマンスが劣化しない程度にリンクを確保し、しかも考えられるほとんどの障害に対してネットワーキング デバイスが残りのネットワークから論理的に切断されないだけの十分なリンクを確保する必要があります。言い換えると、すべてのリンクでフラッディングをブロックして最高のスケーリング パフォーマンスを実現しつつ、フラッディングをなくすことです。すべてのリンクでフラッディングを許可すると、スケーリング パフォーマンスは極端に低下します。

Block mesh group オプション ボタン

選択したインターフェイスで LSP フラッディングが発生しないように指定できます。

Mesh group number

メッシュ グループ(選択したインターフェイスはこのメンバーになっている)を識別する番号を入力できます。

Mesh group number オプション ボタン

メッシュ グループを識別する番号を指定できます。

Mesh group number フィールド

メッシュ グループ番号を入力できます。

Mesh group number オプション ボタンが有効なときにこのフィールドが有効になります。

5.4.13 LDP Configuration アプリケーション

LDP Configuration アプリケーションには次のタブがあります。

「Interfaces タブ」

「General タブ」

「Neighbors タブ」

「Operations タブ」

LDP Configuration アプリケーションは、Label Distribution Protocol(LDP; ラベル配布プロトコル)を設定し、Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)の環境でラベルの配布を実行することができます。LDP は、ホップバイホップまたはダイナミックなパス設定を実行しますが、エンドツーエンドのスイッチング サービスは行いません。LDP は、トラフィック エンジニアリングの LDP 拡張を使用して制約ベースのルーティングも行います。

LDP は、ネットワークのピア ルータに対してラベル プレフィックス バインディング情報を要求、配布、および解放するための、Label Switching Router(LSR; ラベル スイッチング ルータ)の手段を提供します。LDP は、LSR がピア候補を検出できるようにするとともに、ピアと一緒になって LDP セッションを確立してラベル バインディング情報を交換します。

LDP は、Cisco CRS-1 Series routerのコアで展開され、レイヤ 2 の Virtual Private Networks(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)で使用される基本プロトコルの 1 つです。LDP は、基本的な Interior Gateway Protocol(IGP; 内部ゲートウェイ プロトコル) ルーティングを使用してルータにラベルを割り当てます。

5.4.13.1  Interfaces タブ

Interfaces タブでは、次の操作を実行できます。

LDP インターフェイス名の指定

ディスカバリ転送アドレスの設定

表5-98 で、 Interfaces タブのフィールドについて説明します。

 

表5-98 Interfaces タブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Name

インターフェイス名を選択きます。

Name フィールド

名前を入力できます。

Name 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスから名前を選択できます。

Discovery Transportation Address エリア

Default オプション ボタン

LDP がピアとの TCP 接続設定のソース アドレスとしてルータ ID を使用するように指定できます。このアドレスは、hello メセージの転送アドレス TLV(タイプ、長さ、および値)オブジェクトに入っています。

This interface’s IP オプション ボタン

TCP 接続の代替アドレスをインターフェイスの IP アドレスにするよう指定できます。このアドレスは、hello メセージの転送アドレス TLV オブジェクトに入っています。

Specific IP

TCP 接続の代替アドレスを指定できます。このアドレスは、hello メセージの転送アドレス TLV オブジェクトに入っています。

Specific IP オプション ボタン

TCP 接続の代替アドレスを有効にできます。

Specific IP フィールド

アドレスを入力できます。

5.4.13.2  General タブ

General タブでは、次の操作を実行できます。

ルータ ID の設定

リンクされ対象が決まった hello 保留時間および間隔の設定

セッション保留時間の設定

Explicit Null ラベルのアドバタイジングの有効化

バックオフ タイムのパラメータの設定

グレースフル リスタート パラメータの設定

近隣変更のロギングの有効化

表5-99 で、 General タブのフィールドについて説明します。

 

表5-99 General タブのフィールド

フィールド
説明
Router ID エリア

Default オプション ボタン

LDP が、全体のルータ ID 設定からルータ ID を取得するよう指定できます(該当する場合)。

Use Loopback Interface

ルータ ID にループバック インターフェイス名を指定できます。

Use Loopback Interface オプション ボタン

ルータ ID に対してループバック インターフェイスの使用を有効にします。

Use Loopback Interface フィールド

ループバック インターフェイス名を入力できます。

このフィールドは、 Use Loopback Interface オプション ボタンが有効なときに有効になります。

Use Loopback Interface 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスからループバック インターフェイス名を選択できます。

このフィールドは、 Use Loopback Interface オプション ボタンが有効なときに有効になります。

Use IP Address

ルータ ID にルーティング可能な IP アドレスを指定できます。

Use IP Address オプション ボタン

ルータ ID に対して IP アドレスの使用を有効にします。

Use IP Address フィールド

IP アドレスを入力できます。

このフィールドは、 Use IP Address オプション ボタンが有効なときに有効になります。

Discovery エリア

Linked Hello Hold time (sec) フィールド

リンクされている hello 保留時間を設定できます。これは、検出された LDP 近隣の保留時間です。

このフィールドは、ディスカバリ メッセージがないときに、検出された近隣が存在するものとして時間長を指定します。

Linked Hello Interval (sec) フィールド

リンクされている hello 間隔を設定できます。これは、連続的な LDP ディスカバリ メッセージの伝送間の間隔です。

Targeted Hello Hold time (sec) フィールド

対象の hello 保留時間を設定できます。これは、対象としている近隣の保留時間です。

このフィールドは、ディスカバリ メッセージがないときに、検出された近隣が存在するものとして時間長を指定します。

Targeted Hello Interval (sec) フィールド

対象の hello 間隔を設定できます。これは、連続的な LDP ディスカバリ メッセージの伝送間の間隔です。

Accept Targeted Hellos チェックボックス

インターフェイスから対象の hello を受け入れ、それに応答することができます。

Session エリア

Hold time (sec) フィールド

セッション ピアから LDP メッセージが来ないときに、LDP セッションを維持しておく時間を指定できます。

Label Advertisement エリア

Advertise Explicit Null labels チェックボックス

通常は Implicit Nullラベルをアドバタイズする状況で、Explicit Nullラベルをアドバタイズするようにルータを設定できます。

通常、LDP は直接接続されているルートに対して Implicit Nullラベルをアドバタイズします。Implicit Nullラベルでは、前のホップ(最後から 2 番目)のルータが最後から 2 番目のホップをポッピングします。最後から 2 番目のルータに対して、最後から 2 番目のホップをポッピングさせず、入ラベルを Explicit Nullラベルと置き換えさせるのが望ましい場合があります。

Backoff Time エリア

Hold time (sec) フィールド

LDP バックオフの最初のセッション時間を指定できます。LDP バックオフ メカニズムは、非互換に設定されている 2 つの LSR が、セッション セットアップの失敗を無制限に繰り返すのを防止します。セッション セットアップの試行がこのような非互換により失敗した場合、各 LSR は次回の試行(バックオフ)を遅延します。このため、連続して失敗するとその遅延は、最大のバックオフ遅延に達するまで急激に増加します。

Maximum (sec) フィールド

LDP バックオフの最大セッション時間を指定できます。LDP バックオフ メカニズムは、非互換に設定されている 2 つの LSR が、セッション セットアップの失敗を無制限に繰り返すのを防止します。セッション セットアップの試行がこのような非互換により失敗した場合、各 LSR は次回の試行(バックオフ)を遅延します。このため、連続して失敗するとその遅延は、最大のバックオフ遅延に達するまで急激に増加します。

Logging エリア

Log Neighbor Changes チェックボックス

近隣セッションの変更をロギングできます。近隣がアップまたはダウンしたとき、メッセージが送られて来ます。

Graceful Restart エリア

Enable チェックボックス

グレースフル リスタートの機能を有効にできます。

グレースフル リスタートの設定を有効にするには、LDP プロセスをリスタートする必要があります。

Forwarding State Holdtime (sec) フィールド

ピア ラベル マッピング エントリを保持し、再要求ができる時間長を指定できます。

Forwarding State 保留時間は、リスタートする LSR が、リスタート後も転送ステートの古いエントリを保持している時間です。リスタートし、保持されている転送エントリが回復してから、LSR は Forwarding State 保留タイマーを起動して、ピアが LSR と再同期するのを待ちます。

リスタートまたは再接続をした後、別のピアに回復する時間(フォールト トレラント(FT)セッション TLV(INIT メッセージ)に指定されている)は、INIT メッセージの時点で計算され、 Forwarding State 保留タイマー値になります。

Reconnection timeout (sec) フィールド

ピアが接続を再確立できるまでの時間を指定できます。この時間内に、ピアは永久的に接続された近隣になった、とみなされます。

Reconnection timeout の値は再接続タイムアウトで、FT セッション TLV(INIT メッセージ)で別のピアに送信されます。

5.4.13.3  Neighbors タブ

Neighbors タブでは、次の操作を実行できます。

パスワードおよび暗号化タイプを設定する LDP 近隣の IP アドレスの提供

LDP 近隣のパスワードおよびパスワード暗号化タイプの設定

表5-100 で、 Neighbors タブのフィールドについて説明します。

 

表5-100 Neighbors タブのフィールド

フィールド
説明

Neighbor IP Address フィールド

LDP 近隣 IP アドレスを入力できます。

Password フィールド

パスワード入力が可能になり、パスワードの一致が設定されているときだけ、2 つの LDP ピア間のセッション確立を試行できます。

Encryption Type リスト

パスワード暗号化タイプを選択できます。次のオプションがあります。

None

Cisco Proprietary

5.4.13.4  Operations タブ

Operations タブでは、次の操作を実行できます。

すべてのメッセージ カウンタまたは特定の近隣 IP アドレスのカウンタのクリア

すべての LDP セッションまたは特定の近隣セッションのリスタート


) セッションをリスタートすると、ノングレースフル リスタート モードでの転送に影響が出ることがあります。


表5-101 で、 Operations タブのフィールドについて説明します。

 

表5-101 Operations タブのフィールド

フィールド
説明
Clear Counters エリア

All Message Counters オプション ボタン

すべての近隣の統計情報メッセージ カウンタをクリアすることができます。

Specify Neighbor IP Address

特定の近隣の統計情報メッセージ カウンタをクリアすることができます。これで、指定の近隣だけを対象にして Clear Counters オプションによりカウンタをクリアできます。

Specify Neighbor IP Address オプション ボタン

特定の近隣の統計情報メッセージ カウンタのクリアを有効にできます。

Specify Neighbor IP Address フィールド

近隣 IP アドレスを入力できます。

Specify Neighbor IP Address オプション ボタンが有効なときにこのフィールドが有効になります。

Clear Counters ボタン

Clear Counters エリアで設定した基準に基づいてカウンタのクリアを実行します。このボタンをクリックすると、確認ダイアログボックスが開きます。Clear Counters 操作を続行する場合は Yes をクリックし、操作を取り消す場合は No をクリックします。

Restart Sessions エリア

Restart all LDP Sessions オプション ボタン

LDP 自体はリスタートせずに、すべての LDP セッションをリスタートできます。

By Neighbor Session IP Address

LDP 自体はリスタートせずに、単一の LDP セッションをリスタートできます。

By Neighbor Session IP Address オプション ボタン

LDP 自体はリスタートせずに、単一の LDP セッションを有効にできます。

By Neighbor Session IP Address フィールド

IP アドレスを入力できます。

Restart Sessions ボタン

Restart Sessions エリアで設定した基準に基づいてセッションのリスタートを実行します(1 つ、またはすべての LDP セッションをリスタート)。このボタンをクリックすると、確認ダイアログボックスが開きます。操作を続行する場合は Yes をクリックし、操作を取り消す場合は No をクリックします。

5.4.14 OSPF Configuration アプリケーション

OSPF Configuration アプリケーションには次のタブがあります。

「General タブ」

「Operations タブ」

OSPF Configuration アプリケーションでの Open Shortest Path First(OSPF)インスタンスの作成についての詳細は、「OSPF インスタンスの作成」を、インスタンス ツリーについては「論理ルータのインスタンス ツリー」を、OSPF エリアの作成については 、「OSPF エリアの作成」を参照してください。

OSPF Configuration アプリケーションでは、Cisco CRS-1 Series router に OSPF プロトコルを実装することができます。

OSPF は、Internet Engineering Task Force (IETF; Iインターネット技術特別調査委員会)が開発した Interior Gateway Protocol(IGP; 内部ゲートウェイ プロトコル)です。OSPF は、明らかに IP ネットワーク用に設計されており、外部由来のルーティング情報について IP サブネット化とタギングをサポートしています。OSPF では、パケット認証が可能で、パケットの送受信には IP マルチキャストを使用します。

OSPF バージョン 3(OSPFv3)は OSPF バージョン 2(OSPFv2)を拡張したもので、IPv6 ルーティング プレフィックスをサポートします。OSPFv3 は、Craft Works Interface (CWI)では現在サポートされていません。OSPFv3 を構成するための CLI コマンドの使用方法については、シスコ IOS-XR コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

5.4.14.1  General タブ

General タブは、OSPF インスタンス ツリーで論理ルータが選択されているときに利用できます。

General タブでは、Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)名のルックアップを有効にできます。

表5-102 で、 General タブのフィールドについて説明します。

 

表5-102 General タブのフィールド

フィールド
説明

DNS lookup for show commands チェックボックス

OSPF プロトコルで DNS 名がルックアップできます。DNS ルックアップを使用すれば、全 OSPF 表示のコマンドを実行したときに表示されるルータを容易に識別できます。ルータは、ルータ ID または近隣 ID ごとではなく、名前ごとに表示されます。

5.4.14.2  Operations タブ

Operations タブは、OSPF インスタンス ツリーで LR が選択されており、 Operations tab がクリックされている場合に利用できます。

Operations タブでは、次の操作を実行できます。

OSPF インスタンスのリセット

ルーティング テーブルのクリア

再配布されたルート エントリのクリア

近隣の状態遷移カウントのクリア

表5-103 で、 Operations タブのフィールドについて説明します。

 

表5-103 Operations タブのフィールド

フィールド
説明
Reset Commands エリア

Reset OSPF processes ボタン

OSPF プロセスを停止およびリスタートすることなく、リセットできます。

このボタンをクリックすると、割り当てられているすべての OSPF リソースのリリース、内部データベースのクリーン アップ、およびこのプロセスに属するすべてのインターフェイスのシャットダウンとリスタートが実行されます。このボタンをクリックすると、確認ダイアログボックスが開きます。操作を続行する場合は Yes をクリックし、操作を取り消す場合は No をクリックします。

Clear routing table エリア

Clear OSPF routing tables ボタン

OSPF ルーティング テーブルから OSPF ルートを解除できます。

このボタンをクリックすると、OSPF ルーティング テーブルから OSPF ルートが解除され、有効なルートが再計算されます。OSPF ルーティング テーブルがクリアされると、グローバル ルーティング テーブルの OSPF ルートも再計算されます。

Clear redistributed route entries ボタン

OSPF ルーティング テーブルから、他のプロトコルで再配布されたルートを解除できます。このボタンをクリックすると、確認ダイアログボックスが開きます。操作を続行する場合は Yes をクリックし、操作を取り消す場合は No をクリックします。

このボタンをクリックすると、ルーティング テーブルが再び読み込まれます。予期しないルートが OSPF 再配布にない場合、OSPF 再配布を解除すると、OSPF は、ルーティング テーブルで使用されるタイプ 5 とタイプ 7 の Link-state Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)を再送信します。


注意 このコマンドにより、かなりの数の LSA がネットワークをフラッディングすることがあります。このコマンドは注意して使用するようお勧めします。
Clear neighbor state transition count エリア

Interface name

状態遷移カウンタをクリアする対象のインターフェイス名を指定することができます。

Interface name フィールド

システム名を入力できます。

Interface Name 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログ ボックスからインターフェイス名を選択できます。

Neighbor IP フィールド

状態遷移カウンタをクリアする対象の近隣 IP アドレスを入力できます。

Clear ボタン

近隣の状態遷移の OSPF 統計情報をクリアすることができます。このボタンをクリックすると、確認ダイアログボックスが開きます。操作を続行する場合は Yes をクリックし、操作を取り消す場合は No をクリックします。


 

5.4.15 OSPF インスタンスの作成

OSPF のインスタンスは、 OSPF v2 RFC 2328 で説明しているように、ルータと 1 対 1 で対応しています。RFC 2328 では、個々の物理ルータに OSPF インスタンスが 1 つ存在することが前提になっています。ルータのオペレーティング システムは OSPF のインスタンスを複数、同時に実行できますが、 どのインスタンスも Autonomous System(AS; 自律システム)のインターフェイスを他のインスタンスと共有することはなく、複数のインスタンスが同じ AS に常駐することもありません。

OSPF を設定するには、その前に OSPF インスタンスを作成する必要があります。


ステップ 1 OSPF Instance ツリー の LR を右クリックして、 Create a new OSPF instance を選択します。 Add Instance ダイアログボックスが開きます。

ステップ 2 Instance ID フィールドにインスタンス ID を入力して OK をクリックします。

新しいプロセスが生成され、 OSPF Instance ツリーの LR の下に表示されます。


 

5.4.16 論理ルータのインスタンス ツリー

OSPF Instance ツリーに LR のインスタンスが表示されます。 OSPF Instance ツリーの各プロセスには複数のエリア アイコンを含めることができますが、それらのアイコンは手動で作成する必要があります。「OSPF エリアの作成」を参照してください。アイコンをクリックすると、 Application ペインに対応するタブが表示されます。

5.4.16.1  Instance タブ

OSPF Instance ツリーでインスタンスをクリックすると、そのインスタンスに関する一連のタブが表示されます。

5.4.16.2  General タブ

General タブでは、次の作業を実行できます。

ルータ ID とパスの最大数の設定

リンク メトリックの設定

SPF アルゴリズムの設定

リンク コストと LSA タイマーの設定

デフォルトの外部ルート パラメータの設定

表5-104 General タブの各フィールドと、その説明を示します。

 

表5-104 General タブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Router ID

OSPF インスタンスのルータ ID を指定します。インターフェイス名または IPv4 アドレスを指定できます。

ルータ ID は 32 ビットの文字列で指定します。この値は、ルータのインターフェイスに割り当てられている IPv4 アドレスだけに限定されません。また、ルーティング可能な IPv4 アドレスにする必要もありません。

ルータ ID として、次のいずれかを指定できます。

OSPF Router ID フィールドで指定されたインターフェイスのプライマリ IPv4 アドレス

OSPF で指定されたインターフェイスのプライマリ IPv4 アドレス。このアドレスは、このルータのインターフェイスに実際に割り当てられている IPv4 アドレスと一致させる必要があります。

グローバル ルータ ID で指定されたインターフェイスのプライマリ IPv4 アドレス

ループバック インターフェイスに割り当てられている最も大きな IPv4 アドレス

この OSPF インスタンスが実行されるインターフェイスのプライマリ IPv4 アドレス

Router ID フィールド

ルータ ID を入力します。

Router ID 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログボックスが開き、ルータ ID を選択できます。

Max number of paths フィールド

インストールする等価コスト パスの最大数を指定します。この指定によって、ルーティング テーブルに登録できる OSPF プロトコルのパラレル ルートの最大数が決まります。

Default Link Metrics エリア

Reference BW (Mbps)

基準帯域を有効にして指定します。

この指定によって、OSPF プロトコルでのインターフェイスのデフォルト メトリックの計算方法が調整されます。デフォルトでは、インターフェイスの OSPF メトリックは、そのインターフェイスの帯域幅に基づいて計算されます。

Reference BW (Mbps) チェックボックス

基準帯域を有効にします。

Reference BW (Mbps) フィールド

帯域幅の値を入力します。

このフィールドは Reference BW (Mbps) チェックボックスがオンの場合に有効になります。

Administrative distance フィールド

OSPF の管理距離を指定します。

通常、値が高いほど信頼性は低くなります。管理距離が 255 の場合、ルーティング情報の送信元はまったく信頼できず、無視すべきです。重み値は主観的なものであり、値を定量化して選択することはできません。

Shortest Path First Algorithm エリア

Initial delay (ms) フィールド

最初の Shortest Path First(SPF; 最短パス優先)が実行されるまでの時間を指定できます(SPF スロットリングとも呼ばれます)。

Backoff increment (ms) フィールド

1 回目の SPF 計算から 2 回目の SPF 計算までの初期待機間隔を指定します。以降の待機間隔は、いずれも直前の待機間隔の 2 倍になります。SPF 計算が実行されないまま最大遅延時間が経過すると、後続の待機間隔は初期値にリセットされます。

Max delay time (ms) フィールド

SPF 計算から次の SPF 計算までの待機間隔の最大値を指定します。

最初の SPF 計算から 2 回目の SPF 計算までの待機間隔は、 Initial delay で指定したミリ秒単位の時間になります。2 回目以降の待機間隔は、 Max delay time フィールドで指定したミリ秒単位の最大値に達するまで、いずれも前回の待機間隔の 2 倍になります。待機間隔の最大値に達した後は、値がリセットされるか LSA が SPF 計算間の間隔で受信されるまで、最大値のまま変化しません。

Link Costs エリア

Inter-area フィールド

エリア間のすべてのルートに管理距離を指定できます。

Intra-area フィールド

エリア内のすべてのルートに管理距離を指定できます。

External フィールド

すべての外部ルート(タイプ 5 とタイプ 7)に、再配布によって他のルーティング ドメインから得た管理距離を指定できます。

Link State Advertisement Timers エリア

Min LSArrival rate (sec / LSA) フィールド

フラッディング中に OSPF LSA の新しいインスタンスを受け入れることが可能な最小時間間隔を、ここに値を指定して制限できます。

Min LSInterval rate (Sec / LSA) フィールド

このフィールドでは、同じ LSA の発信から次の発信までの最小時間を調整できます。この調整によって、LSA の過剰な生成を回避すれば、フラッディングと SPF オーバーヘッドの軽減につながります。

Maxage / Refresh rate (Sec / group LSA) フィールド

OSPF LSA がグループに収集されて、リフレッシュ、チェックサム、またはエージング(グループ ペーシングとも呼ばれます)される間隔を変更できます。

LSA グループ ペーシングの所要時間は、ルータが処理する LSA の数に反比例します。たとえば、約 10,000 個の LSA があるような環境では、ペーシングの実行間隔を短くすれば、処理を効率化できます。一方、データベースのサイズが非常に小さい(LSA 数が約 40~100)環境では、ペーシング間隔を 10~20 分まで長くすると、ある程度の効率化が期待できます。

Default External Route エリア

Enable チェックボックス

OSPF ルーティング ドメインへのデフォルト外部ルートの生成を有効にします。

OSPF ルーティング ドメインへのルートを再配布するとき、このソフトウェアは自動的に Autonomous System Boundary Router(ASBR; 自律システム境界ルータ)になります。デフォルトでは、ASBR は OSPF ルーティング ドメインへのデフォルト ルートを生成しません。 always キーワードを指定した場合を除き、ソフトウェアはデフォルト ルートを生成前に持っている必要があります。

Always チェックボックス

このチェックボックスを選択すると、ソフトウェアがデフォルト ルートを持っているかどうかに関係なく、デフォルト ルートが常にアドバタイズされます。

Use existing default route オプション ボタン

既存のデフォルト ルート(0.0.0.0/0)を使用するように指定します。

Route metric フィールド

デフォルト ルートの生成に使用するメトリックを指定します。使用する値はプロトコルに固有です。

Link state type リスト

OSPF ルーティング ドメインにアドバタイズされるデフォルト ルートに関連付ける外部リンク タイプを選択できます。次のタイプがあります。

Type 1

Type 2

Type 1&2

5.4.16.3  Route Summarization タブ

Route Summarization タブでは、次の作業を実行できます。

ルートの IP プレフィックスおよびマスクの設定

ルート サマリーのフィルタリング、マッチング、および抑止オプションの設定

表5-105 Route Summarization タブの各フィールドと、その説明を示します。

 

表5-105 Route Summarization タブのフィールド

フィールド
説明
Configuration エリア

IP Prefix / Mask

IP サマリー プレフィックスとサマリー マスクを指定して、別のルーティング プロトコルから OSPF プロトコルに再配布されるルートの集約アドレスを作成できます。

IP Prefix / Mask オプション ボタン

IP サマリー プレフィックスとマスクの使用を有効にします。

IP Prefix / Mask フィールド

IP サマリー プレフィックスとマスクを入力します。

このフィールドは IP Prefix / Mask オプション ボタンを選択した場合に有効になります。

No filter オプション ボタン

フィルタリングを選択します。

Match tag

再配布を制御するマッチングの基準として使用可能なタグの値を指定します。

Match tag オプション ボタン

マッチングに使用するタグの値を指定するオプションを有効にします。

Match tag フィールド

タグの値を入力します。

Suppress type-7 LSAs オプション ボタン

アドレスとマスクのペアに合致するサマリー ルートのアドバタイズを抑止するよう選択できます。

5.4.16.4  Admin Distance タブ

Admin Distance タブでは、次の作業を実行できます。

IP アドレスとワイルドカード ビットの設定

着信ルーティング アップデートに適用する、管理距離と IP アクセス リストの指定

表5-106 Admin Distance タブの各フィールドと、その説明を示します。

 

表5-106 Admin Distance タブのフィールド

フィールド
説明
Configuration エリア

IP / Wildcard bits フィールド

IP ソース アドレスと IP ワイルドカード ビット(または反転マスク)を指定して、別のルーティング プロトコルから OSPF プロトコルに再配布されるルートの集約アドレスを作成できます。

IP / Wildcard bits オプション ボタン

IP ソース アドレスとワイルドカード ビットの使用を有効にします。

IP / Wildcard bits フィールド

IP ソース アドレスとワイルドカード ビットを入力します。

このフィールドは IP / Wildcard bits オプション ボタンを選択した場合に有効になります。

Distance フィールド

OSPF の管理距離を指定します。

Access Control リスト

着信ルーティング アップデートに適用する、IP アクセス リストの名前を指定します。

Access Control List フィールド

ALC 名を入力します。

Access Control List 省略ボタン

Select Access Control List (ACL) ダイアログ ボックスから ACL を選択します。

5.4.16.5  Advanced タブ

Advanced タブでは、次の作業を実行できます。

nonstop forwarding(NSF)パラメータの設定

最大メトリック LSA パラメータの設定

再配布ルートのデフォルト メトリックの選択

syslog メッセージの設定

MPLS-TE パラメータの設定

発信ネットワーク フィルタリング パラメータの設定

表5-107 Advanced タブの各フィールドと、その説明を示します。

 

表5-107 Advanced タブのフィールド

フィールド
説明
Non Stop Forwarding エリア

Enable NSF リスト

OSPF プロトコルに NSF を設定するオプションを選択します。次のタイプがあります。

Yes

No

Only for NSF-aware neighbors(NSF に対応していないルータが検出された場合に NSF をキャンセル)

NSF を有効にすると、切り替え後のルーティング プロトコル情報(OSPFなど)の復元中に、既知のルータでデータ パケットの転送が継続されます。

この機能は、再起動中にルータで NSF の実行が予想される場合に使用します。この機能を最大限に活用するには、すべての近接ルータを NSF を使用して設定します。

Interval (sec) フィールド

OSPF プロトコルで NSF の再起動を試みる間隔の最小値を設定できます。

Lifetime (sec) フィールド

OSPF インスタンスの再起動後に、ルータが Routing Information Base(RIB)に保持される最大時間を設定します。

OSPF インスタンスは、設定された時間内に再収束される必要があります。時間内に再収束されない場合、ルートは RIB から除去され NSF は再起動されません。

Max-metric Link State Advertisements エリア

Send max-metric LSAs チェックボックス

SPF 計算の中間ホップとしてローカル ルータを優先しないように求める信号を、OSPF プロトコルで他のネットワーク デバイスに送信するように指定できます。

このチェックボックスを選択すると、ルータ リンク メトリックを LSInfinity (0XFFFF)に設定した状態で、ルータ LSA が発信されるようになります。この機能は、インターネットのバックボーン ルータに活用できます。ルータのリブート後に OSPF がすばやく収束すると、他のルータはリブートしたルータを介してトラフィックを転送できます。ところが、ネットワーク内には Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルーティング テーブルが作成中で、収束が完了していないルータがあるかも知れません。そのような場合、収束が完了していないルータでは、BGP 経由での検出が済んでいない送信先へのパケットが、大量にドロップされる可能性があります。

最大メトリック LSA を設定した場合、ルータはローカルで生成したルータ LSA を、0XFFFF のメトリックでアドバタイズします。その結果、このルータは収束されますが、より適切なパスが近辺にあれば、トラフィックが集まることはありません。その後、指定したアナウンス タイムが経過するか、BGP からの通知が行われると、このルータは通常のメトリック(インターフェイス コスト)でローカル ルータ LSA をアドバタイズするようになります。

この機能は、OSPF ネットワークにルータを接続しながら、より適切なパスが別に存在する場合には、そのルータにトラフィックが転送されないようにする手段として利用できます。別のパスがない場合は、このルータで通常どおりにトラフィックが転送されます。

具体的には、次に挙げるような場合です。

リロード中のルータに、転送トラフィックの受け入れ前に OSPF での BGP 収束を完了させたい場合。ただし、この場合も代替パスがなければ、リロード中のルータはトラフィック転送を受け入れます。

ルータがクリティカルな状態の場合(CPU の負荷が非常に高い場合や、メモリ不足のためすべての LSA を格納したりルーティング テーブルを構築することが不可能な場合など)。

ルータのネットワークへの追加やネットワークからの取り外しを、トラフィック転送に影響を与えずに行う必要がある場合。

実稼動ネットワークにテスト用のルータを接続する場合。

Always オプション ボタン

OSPF プロトコルでルータ LSA が、常に最大メトリックで発信されるように指定します。

Announce time (Sec)

このオプション ボタンとフィールドでは、ルータ LSA が 0XFFFF の最大メトリックで生成される時刻を指定できます。

Announce time (Sec) オプション ボタン

最大メトリックで LSA を生成する指定を有効にできます。

Announce time (Sec) フィールド

アナウンス タイムを入力します。

このフィールドは、 Announce time (Sec) オプション ボタンを選択した場合に有効になります。

Until BGP converges オプション ボタン

OSPF で最大メトリックの発信ルータ LSA を使用し、さらに BGP を通じて、適切なタイミングで最大メトリックではなく通常メトリックで、発信ルータのLSA を送信できるように指定します。

Redistributed Routes エリア

Default metric フィールド

再配布ルートのデフォルト メトリックを指定します。

Syslog Messages エリア

Ignore lsa mospf チェック ボックス

ルータで LSA Type 6(MOSPF)パケットを受信するときに、syslog メッセージの送信を抑止するオプションを有効にします。

シスコのルータは LSA Type 6(MOSPF)をサポートしておらず、そのようなパケットを受信すると syslog メッセージを生成します。ルータで大量のマルチキャスト OSPF(MOSPF)パケットを受信するようであれば、それらのパケットを無視して、大量の syslog メッセージの生成を回避するようにルータを設定できます。

Log adjacency changes リスト

OSPF 隣接ルータの状態が変わったときに syslog メッセージを送信するように、ルータを設定できます。次のタイプがあります。

Brief:隣接関係変更の概要を含むメッセージを送信する。

Detail:隣接関係変更に関する詳しいメッセージを送信する。

Suppress:隣接関係の変更をログに出力しない。

MPLS-TE エリア

Router ID

OSPF インスタンスに安定した MPLS-TE アドレスを指定できます。

Router ID フィールド

IPv4 アドレスのループバック名を入力します。

Router ID 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログボックスが表示され、インターフェイスを選択できます。

Opaque LSAs チェックボックス

OSPF プロトコルの Opaque LSA サポート機能を制御します。

OSPFで MPLS-TE を使用するには、この機能を有効にする必要があります。MPLS-TE トポロジ情報は、OSPF の Opaque LSA を通じてネットワークに大量に送信されます。

Enable MPLS-TE for Areas テーブル

MPLS-TE の OSPF エリアを設定します。 Add をクリックし、新しいカラムをダブルクリックしてエリア ID を入力します。

Filter outgoing network updates エリア

All

すべての発信ネットワーク アップデートをフィルタリングします。

All フィールド

ALC 名を入力します。

All 省略ボタン

Select ACL ダイアログボックスが開き、ACL を選択できます。

BGP AS

BGP AS アップデートをフィルタリングします。1 番目のフィールドに AS 番号を入力します。

BGP AS フィールド

1 番目のフィールドに AS 番号を、2 番目のフィールドに ACL 番号を入力します。

BGP AS 省略ボタン

Select ACL ダイアログボックスが開き、ACL を選択できます。

Connected

接続のアップデートをフィルタリングします。

Connected フィールド

ALC 名を入力します。

Connected 省略ボタン

Select ACL ダイアログボックスが開き、ACL を選択できます。

OSPF PID

OSPF インスタンス識別子のアップデートをフィルタリングします。最初のフィールドに OSPF インスタンス名を入力します。2 番目のフィールドに ACL 名を入力するか、省略ボタン( ? )をクリックして Select ACL ダイアログボックスを開き、ACL を選択します。

OSPF PID フィールド

1 番目のフィールドに OSPF インスタンス名を、2 番目のフィールドに ACL 名をそれぞれ入力します。

OSPF PID 省略ボタン

Select ACL ダイアログボックスが開き、ACL を選択できます。

Static

このフィールドと省略ボタンで、スタティックのアップデートをフィルタリングします。 Static フィールドに ACL 名を入力するか、省略ボタンをクリックして Select ACL ダイアログボックスを開き、ACL を選択します。

Static フィールド

ACL を入力します。

Static 省略ボタン

Select ACL ダイアログボックスが開き、ACL 名を選択できます。

5.4.16.6  Operations タブ

このタブは LR レベルでも利用できます。「Operations タブ」を参照してください。

Operations タブでは、次の作業を実行できます。

すべてのメッセージ カウンタや特定の隣接ルータの IP アドレスへの Clear Counters オプションの設定

クリア カウンタ操作の実行

すべての LDP セッションや特定の隣接ルータのセッションに Restart Session オプションを設定します。

Restart Session 操作の実行

表5-108 Operations タブの各フィールドと、その説明を示します。

 

表5-108 Operations タブのフィールド

フィールド
説明
Reset Commands エリア

Reset all OSPF processes ボタン

OSPF ルータ プロセスを、停止や再起動を行うことなくリセットできます。

このボタンをクリックすると、割り当て済みの OSPF リソースがすべて解放され、内部データベースのクリーンアップが行われ、プロセスに属するすべてのインターフェイスがシャットダウンして再起動します。ボタンをクリックすると Confirm ダイアログボックスが開きます。 Yes をクリックして操作を進めるか、 No をクリックして操作をキャンセルします。

Clear routing table エリア

Clear all OSPF routing tables ボタン

OSPF ルーティグ テーブル内のすべての OSPF ルートをクリアします。

このボタンをクリックすると、OSPF ルーティグ テーブル内の OSPF ルートがすべてクリアされ、有効なルートが再計算されます。OSPF ルーティング テーブルがクリアされると、グローバル ルーティング テーブル内の OSPF ルートも再計算されます。

Clear all redistributed route entries ボタン

他のプロトコルから再配布されたすべてのルートを、OSPF ルーティング テーブルからクリアします。ボタンをクリックすると Confirm ダイアログボックスが開きます。 Yes をクリックして操作を進めるか、 No をクリックして操作をキャンセルします。

このボタンをクリックすると、ルーティング テーブルが再度読み取られます。 OSPF redistribution に予想外のルートが表示されなかった場合、OSPF 再配布をクリアすると、ルーティング テーブルで使用可能なタイプ 5 とタイプ 7 の LSA が OSPF によって再送信されます。


注意 このコマンドを実行すると、膨大な量の LSA がネットワークに送信される可能性があるため、 注意して使用するようお勧めします。
Clear neighbor state transition count エリア

Interface name

状態遷移カウンタをクリアするインターフェイスの名前を指定できます。

Interface name フィールド

インターフェイス名を入力します。

Interface name 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログボックスが表示され、インターフェイス名を選択できます。

Neighbor IP フィールド

状態遷移カウンタをクリアする、特定の隣接ルータの IP アドレスを入力します。

Clear ボタン

隣接状態遷移の OSPF 統計をクリアします。ボタンをクリックすると Confirm ダイアログボックスが開きます。 Yes をクリックして操作を進めるか、 No をクリックして操作をキャンセルします。

インターフェイス名と隣接 IP を指定しない場合、このボタンをクリックすると、すべての統計がクリアされます。

5.4.16.7  Interface Settings タブ

Interface Settings タブには 2 つのサブタブがあります。 General サブタブと Authentication サブタブです。 General サブタブは、 Interface Settings タブをクリックしたときに、デフォルトで表示されます。

5.4.16.7.1  General サブタブ

General サブタブでは、次の作業を実行できます。

代表ルータの優先順位の設定

再送信間隔の設定

送信遅延の設定

リンク コスト、hello 間隔および dead 間隔の設定

着信ネットワークのフィルタリングの有効化

ネットワークのブロードキャスト動作の選択

処理設定の最適化

表5-109 General サブタブの各フィールドと、その説明を示します。

 

表5-109 General サブタブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Designated Router priority フィールド

DR および Backup Designated Router(BDR; バックアップ デジグネート ルータ)のルータ優先順位を指定できます。

同じネットワーク上の 2 台のルータが、どちらも代表ルータになろうとしている場合、優先順位の高いルータが選択されます。優先順位が同じ場合には、より大きなルータ ID を持つルータが選択されます。優先順位がゼロに設定されたルータは、DR や BDR になることはできません。ルータ優先順位はマルチアクセス ネットワークのインターフェイスだけに設定します(ポイントツーポイント ネットワークには設定しません)。

Retransmit Interval (sec) フィールド

同じインターフェイスに属する隣接ルータに LSA を再送信する時間間隔を指定できます。

ルータは隣接ルータに LSA を送信した後、確認応答メッセージを受信するまで LSA を保持します。指定された時間内に確認応答メッセージを受信しない場合、ルータは LSA を再送信します。

不必要な再送信を回避するためにも、このパラメータには過度に短い値は設定しないでください。シリアル回線や仮想リンクでは、より大きめの値を設定する必要があります。

Transmit Delay (sec) フィールド

インターフェイスでリンクステート アップデート パケットを送信するために必要と思われる時間を指定します。アップデート パケット内の LSA に含まれる経過時間には、ここで指定した時間が送信前に上乗せされます。

Link cost フィールド

リンクのコストを指定します。

Hello Interval (sec) フィールド

特定のインターフェイスで hello パケットを送信する間隔を指定します。ソフトウェアの hello パケットでアドバタイズされる値を、符号なしの整数で指定します。値は、同じネットワークに接続された各ルータで共通にする必要があります。

Dead Interval (sec) フィールド

hello パケット送信が中断されたまま回復せず、最終的に発信元ルータが近隣ルータによって、ダウンしていると宣言されるまでの時間を指定します。この値も hello 間隔と同様、同じネットワーク上のすべてのルータで共通にする必要があります。

Filter incoming network updates エリア

Distribute List ACL

チェックボックス、フィールド、省略ボタンを使って、着信ネットワーク アップデート フィルタを有効化し、指定できます。着信ネットワーク アップデート フィルタを有効にするには、 Distribute List ACL チェックボックスをオンにします。 Distribute List ACL フィールドに ACL 名を入力するか、省略ボタンをクリックして Select ACL ダイアログボックスを開き、ACL を選択します。

Distribute List ACL チェックボックス

着信ネットワーク アップデートのフィルタリングを有効にします。

Distribute List ACL フィールド

ALC 名を入力します。

Distribute List ACL 省略ボタン

Select ACL ダイアログボックスが開き、ACL 名を選択できます。

Network Broadcast Behavior エリア

Network broadcast behavior リスト

接続しているネットワークのタイプを選択します。このリストによって、OSPF ネットワークのタイプを、特定メディアのデフォルト以外のタイプに設定できます。次のタイプがあります。

デフォルトのインターフェイス タイプ

Broadcast:ネットワーク タイプをブロードキャストに設定します。

Non-broadcast:ネットワーク タイプを Nonbroadcast Multiaccess(NBMA)に設定します。

Point-to-point:ネットワーク タイプをポイントツーポイントに設定します。

Point-to-multipoint:ネットワークタイプをポイントツーマルチポイントに設定します。

Point-to-multipoint non-broadcast:ポイントツーマルチポイント ネットワークを非ブロードキャストに設定します。

たとえば、ネットワークのルータがマルチキャスト アドレッシングに対応していない場合は、ブロードキャスト ネットワークを NBMA ネットワークとして設定できます。

NBMA ネットワークの設定では、ブロードキャスト、非ブロードキャストのどちらの場合も、個々のルータから他のすべてのルータ(またはフルメッシュ構造のすべてのネットワーク)への仮想回線が存在していることが前提になります。ただし、この前提は他のネットワーク設定にも当てはまるとは限りません。たとえば、部分的なメッシュ構造のネットワークで利用できる設定もあります。そのような場合は、OSPF ネットワークのタイプを、ポイントツーマルチポイント ネットワークに設定できます。直接的に接続されていない 2 つのルータ間のルーティングは、双方のルータへの仮想回線を持つルータを経由します。このオプションを使用する場合は、隣接ルータを設定する必要はありません。

OSPF のポイントツーマルチポイント ネットワークは、2 つの種類に分けられます。1 つはブロードキャスト ネットワーク、もう 1 つは非ブロードキャスト ネットワークです。

ポイントツーマルチポイントのブロードキャスト ネットワークでは、隣接ルータにコストを指定する必要があります。

ポイントツーマルチポイントの非ブロードキャスト ネットワークでは、隣接ルータを指定する必要があります。隣接ルータへのコスト指定は任意です。

Optimizations エリア

Flood reduction リスト

フラッディング軽減を有効化して、安定したトポロジに不要な LSA のフラッディングを抑止します。

OSPF 要求回線をサポートするすべてのルータは、フラッディング軽減に対応するルータと互換性があり、相互に対話できます。

Demand circuit リスト

要求回線を有効にして、OSPF 要求回線としてインターフェイスを処理するように OSPF プロトコルを設定します。

ポイントツーポイント インターフェイスでは、要求回線の一端だけで要求回線を有効にする必要があります。定期的な hello メッセージは抑止され、LSA の定期的なリフレッシュが要求回線に大量に送信されることはありません。要求回線を設定すると、トポロジが安定状態の場合、下層のデータリンク レイヤをクローズできます。ポイントツーマルチポイントのトポロジでは、マルチポイント エンドだけで要求回線を有効にする必要があります。

Ignore MTU setting リスト

Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)の設定を無視するオプションを有効または無効にします。 Enable または Disable を選択します。MTU 設定を無視するには Enable を選択します。

MTU 設定の無視を有効にすると、隣接ルータと database descriptor(DBD)パケットを交換するときに、共通のインターフェイスで使用されている MTU が同じかどうかが、OSPF でチェックされなくなります。このチェックは、隣接ルータが DBD パケットを交換する際に行われます。受信した DBD パケット内の MTU が着信インターフェイスに設定された MTU より大きい場合、OSPF の隣接関係は確立されません。

Database filtering リスト

フラッディングおよび同期が行われている間、データベース フィルタを有効にするか、無効するかを選択できます。 Enable または Disable を選択します。 Enable を選択すると、OSPF インターフェイスに向けて発信する LSA に、データベース フィルタリングが施されます。この機能はインターフェイス レベルだけで有効です。

Passive リスト

特定のインターフェイスで OSPF アップデートを送信するオプションを有効または無効にします。 Enable または Disable を選択します。OSPF アップデートを送信するには、 Enable を選択します。

この機能は、ISDN のような狭帯域、高コストの回線で、OSPF トラフィックによる負荷を軽減するために使用されます。

5.4.16.7.2  Authentication サブタブ

Authentication サブタブでは、次の作業を実行できます。

認証のタイプの選択

プレーンテキスト認証パラメータの設定

MD5 認証パラメータの設定

表5-110 Authentication サブタブの各フィールドと、その説明を示します。

 

表5-110 Authentication サブタブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Authentication Type リスト

認証のタイプを選択します。次のタイプがあります。

None:認証は使用されません。エリアに設定すると、個々のインターフェイスに設定したパスワード認証や MD5 認証を、一括してオーバーライドできます。

Plain:プレーンテキスト認証が使用されます。

MD5:Message Digest 5(MD5)認証が使用されます。

インターフェイスに設定した認証のタイプは、そのインターフェイスが属するエリアに指定した認証より優先されます。

認証のタイプとパスワードは、OSPF を通じて相互に通信するすべての OSPF インターフェイスで共通にする必要があります。プレーンテキスト認証を指定する場合は、プレーンテキストのパスワードの指定が必須です。

Plain Authentication エリア

Password

プレーンテキスト認証を有効にします。パスワードを指定すると、OSPF Simple Password 認証を用いる隣接ルータで使用されるように、パスワードが割り当てられます。

作成されたパスワードは、ソフトウェアがルーティング プロトコル パケットを発信する際に、OSPF ヘッダーに直接挿入される「鍵」として使用されます。それぞれのネットワークには、インターフェイスごとに異なるパスワードを割り当てることができます。同じネットワーク上のすべての近接ルータには、OSPF 情報を交換するために、共通のパスワードを指定する必要があります。

Password チェックボックス

プレーンテキスト認証を有効にします。

Password フィールド

パスワードを入力します。

Encryption Type リスト

パスワードの暗号化タイプを選択します。次のタイプがあります。

None(暗号化を使用しない)

Cisco Proprietary(シスコ独自の暗号化)

MD5 Authentication エリア

Key id カラム

インターフェイスの鍵 ID を指定します。 Add をクリックして 1 行追加し、 Key ID カラムをダブルクリックして鍵 ID を入力します。

通常、鍵はインターフェイスごとに使用されます。パケットの送信時に、鍵から認証情報が生成され、着信パケットが同じ鍵で認証されます。隣接ルータで使用する共通の鍵識別子は、鍵の値を同一にする必要があります。

Password カラム

インターフェイスのパスワードを指定します。 Password カラムをダブルクリックして、パスワードを入力します。

Encryption Type カラム

インターフェイスのパスワードの暗号化タイプを指定します。 Encryption Type カラムをダブルクリックして、リストから暗号化タイプを選択します。次のタイプがあります。

None(暗号化を使用しない)

Cisco Proprietary(シスコ独自の暗号化)

5.4.17 OSPF エリアの作成


ステップ 1 OSPF Instance ツリーでインスタンスを右クリックし、 Add area を選択します。 Add area ダイアログボックスが開きます。

ステップ 2 エリア タイプのオプション ボタンを選択します。オプションは Number または IP から選択します。 Area Type フィールドが入力可能になります。

ステップ 3 フィールドにエリア番号かエリア IP アドレスを入力します。

ステップ 4 OK をクリックします。新しいエリアが作成され、 OSPF Instance ツリーの選択したインスタンスの下に表示されます。


 

5.4.17.1  Area タブ

OSPF Instance ツリーのインスタンスの下にある Area をクリックすると、一連のエリア タブが表示されます。

5.4.17.2  General タブ

General タブでは、次の作業を実行できます。

エリア タイプの選択

サマリー ルート コストの指定

表5-111 General タブの各フィールドと、その説明を示します。

 

表5-111 General タブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Area Type リスト

エリア タイプを選択します。次のタイプがあります。

Normal :標準の OSPF エリアとしてエリアを設定します(すべての外部ルートがネットワークを通じてフラッディングします)。外部ルートは Area Border Router(ABR; エリア境界ルータ)を介して双方向にフラッディングします。

Stub :stubby area としてエリアを設定します。

NSSA :not-so-stubby area としてをエリアを設定します。

Totally stubby チェックボックス

エリアを totally stubby area として設定できます。このエリアではイントラ エリアおよび デフォルト ルートのみ設定できます。

このチェックボックスは、Area Type リストで Stub NSSA を選択すると有効になります。

Default information originate チェックボックス

NSSA エリアにタイプ 7 のデフォルトを生成できます。

このチェックボックスは、Area Type リストで NSSA を選択した場合に有効です。

Metric Type リスト

OSPF 外部メトリック タイプを選択します。次のタイプがあります。

type1

type2

Default Metric フィールド

OSPF のデフォルトのメトリックを入力します。

No redistribution チェックボックス

ルートを通常エリアだけにインポートできます。NSSA エリアにはインポートできません。

このチェックボックスは、Area Type リストで NSSA を選択した場合に有効です。

Summary Route Defaults エリア

Default summary route cost フィールド

stubby area に送信されるデフォルトのサマリー ルートのコストを指定します。

5.4.17.3  Inter-area Summary Routes タブ

Inter-area Summary Routes タブでは、次の作業を実行できます。

inter-area サマリー ルートの指定

タイプ 3 ラベルのアドバタイズの選択

表5-112 Inter-area Summary Routes タブの各フィールドと、その説明を示します。

 

表5-112 Inter-area Summary Routes タブのフィールド

フィールド
説明
Configuration エリア

IP / Mask フィールド

別のルーティング プロトコルから OSPF プロトコルに再配布されるルートの集約アドレスを作成できます。

Advertise type 3 labels

タイプ 3 ラベルを他のエリアにアドバタイズできます。

5.4.17.4  Virtual Links タブ

Virtual Links タブでは、次の作業を実行できます。

隣接ルータのパラメータの指定

認証パラメータの設定

5.4.17.4.1  General サブタブ

General サブタブでは、次の作業を実行できます。

隣接ルータの ID の指定

隣接ルータの hello 間隔、Dead 間隔、および再送間隔の指定

近隣ルータの送信遅延の指定

表5-113 General サブタブの各フィールドと、その説明を示します。

 

表5-113 General サブタブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Neighbor Router ID フィールド

仮想リンク隣接ルータのルータ ID を指定します。この ID は各ルータが、自身のインターフェイス IP アドレスから内部的に取得します。

Hello Interval (sec) フィールド

特定のインターフェイスで hello パケットを送信する間隔を指定します。ソフトウェアの hello パケットでアドバタイズされる値を、符号なしの整数で指定します。この値は、同じネットワーク上のすべてのルータで共通にする必要があります。

Dead Interval (sec) フィールド

OSPF が隣接ルータからの hello パケット送信を待ち、最終的に隣接ルータが使用不可であると宣言するまでの待機時間を指定できます。符号なしの整数を指定します。この値は、同じネットワーク上のすべてのルータで共通にする必要があります。

Retransmit Interval (sec) フィールド

同じインターフェイスに属する隣接ルータに LSA を再送信する時間間隔を指定できます。この値は、同じネットワークに接続されたあらゆる 2 台のルータ間のラウンドトリップ遅延の予想値に相当しますが、 実際にはラウンドトリップ遅延の予想値より大きな値を指定する必要があります。

Transmit Delay (sec) フィールド

インターフェイスでリンクステート アップデート パケットを送信するために必要と思われる時間を指定します。ゼロより大きな整数にする必要があります。アップデート パケット内の LSA に含まれる経過時間には、ここで指定した時間が送信前に上乗せされます。

5.4.17.4.2  Authentication サブタブ

Authentication サブタブでは、次の作業を実行できます。

隣接ルータの認証タイプの指定

隣接ルータで使用するパスワードの指定

表5-114 Authentication サブタブの各フィールドと、その説明を示します。

 

表5-114 Authentication サブタブのフィールド

フィールド
説明
Basics エリア

Authentication Type リスト

認証のタイプを選択します。次のタイプがあります。

None:認証は使用されません。エリアに設定すると、個々のインターフェイスに設定したパスワード認証や MD5 認証を、一括してオーバーライドできます。

Plain:プレーンテキスト認証が使用されます。

MD5:MD5 認証が使用されます。

インターフェイスに設定した認証のタイプは、そのインターフェイスが属するエリアに指定した認証より優先されます。

認証のタイプとパスワードは、OSPF を通じて相互に通信するすべての OSPF インターフェイスで共通にする必要があります。プレーンテキスト認証を指定する場合は、プレーンテキストのパスワードの指定が必須です。

Plain Authentication エリア

Password

隣接ルータで使用するパスワードを指定します。

パスワードは、認証手順による OSPF ヘッダー内の認証フィールドの生成と、認証フィールドの検証を可能にする鍵として機能します。ルーティング プロトコル パケットの発信時に、パスワードが OSPF ヘッダー内に直接挿入されます。それぞれのネットワークには、インターフェイスごとに異なるパスワードを割り当てることができます。同じネットワーク上のすべての近接ルータには、OSPF トラフィックをルーティングできるように、共通のパスワードを指定する必要があります。

Password チェックボックス

プレーンテキスト認証を有効にします。

Password フィールド

message-digest keys が設定されていない場合、パスワードを入力します。

このフィールドは、 Password チェックボックスがオンの場合に有効です。

Encryption Type リスト

暗号化タイプを選択します。次のタイプがあります。

None:暗号化されていないパスワードが続きます。

Cisco Proprietary:暗号化パスワードが続きます。

パスワードは暗号化されてルータに格納されます。

MD5 Authentication エリア

MD5 Authentication テーブル

MD5 認証の鍵識別子とパスワードを使って OSPF 仮想リンクを定義します。

テーブルに行を追加するには Add をクリックします。テーブルから行を削除するには、行を選択して Remove をクリックします。

Add ボタンをクリックして MD5 認証リンクを追加します。テーブルで1行選択して Remove をクリックすると、MD5 認証リンクが削除されます。

Key id カラム

鍵 ID を指定します。仮想リンクの両端のルータには、OSPF トラフィックをルーティングできるように、共通の鍵 ID を指定する必要があります。

Password カラム

パスワードを指定します。仮想リンクの両端のルータには、OSPF トラフィックをルーティングできるように、共通の鍵 ID を指定する必要があります。

Encryption Type カラム

暗号化タイプを選択します。次のタイプがあります。

None:暗号化されていないパスワードが続きます。

Cisco Proprietary:暗号化パスワードが続きます。

パスワードは暗号化されてルータに格納されます。

Encryption Type カラムのセルをダブルクリックして有効にし、暗号化タイプを選択します。

5.4.17.5  Interface Settings タブ

Interface Settings タブでは、次の作業を実行できます。

インターフェイスの名前の指定

インターフェイスのパラメータと最適化の設定

インターフェースの認証パラメータの設定

非ブロードキャスト ネットワークのパラメータの設定

5.4.17.5.1  General サブタブ

General サブタブでは、次の作業を実行できます。

インターフェイスの名前の指定

着信ネットワーク アップデートのフィルタリングの指定

代表ルータの優先順位、再送信間隔、hello 間隔、dead 間隔、送信遅延、リンクコストなどのインターフェイス パラメータの設定

インターフェイスの最適化の選択

General サブタブのパラメータには、常に最も低いレベルで指定した値が使用されます。たとえば、インターフェイス レベルのパラメータを指定した場合は、その値が使用され、同じパラメータにエリア レベルやプロセス レベルで指定した値は使用されません。

Process:エリア レベルにパラメータが指定されない場合、インターフェイスではプロセスに指定されたパラメータが適用されます。

Area:インターフェイス レベルにパラメータが指定されない場合、インターフェイスではエリアに指定されたパラメータが適用されます。

Interface:インターフェイスではそこで指定されたパラメータが適用されます。

表5-115 General サブタブの各フィールドと、その説明を示します。

 

表5-115 General サブタブのフィールド

フィールド
説明
Interface Name エリア

Name

インターフェイス名を指定します。次の3つのレベルがあります。

Process Level:ユーザ設定不可。プロセス レベルの設定内容を表示します。

Area Level:ユーザ設定不可。エリア レベルの設定内容を表示します。

Interface Level:インターフェイスをエリアに関連付けることができます。

Name フィールド

選択したインターフェイス名を表示します。

Process Level Area Level の名前は、 Interface Settings テーブルで選択した場合、フィールドに表示されます。どちらも変更できません。

OSPF Configuration ツールバーで Add Record tool をクリックして、インターフェイスをエリアに関連付けます。

Name 省略ボタン

Select Interfaces ダイアログボックスが表示され、インターフェイスを選択できます。

Interface Settings テーブルでインターフェイスを選択すると、この省略ボタンが有効になります。

Filter incoming network updates エリア

Distribute List ACL

OSPF アップデートで受信したネットワークをフィルタリングし、対象のルータに登録される OSPF ルートを制限できます。OSPF プロトコルそのものに影響はありません。

このパラメータがいずれのレベルでも指定されていない場合、配信リストは無効になります。

Distribute List ACL チェックボックス

選択したアクセス リストを着信ルーティング アップデートに適用して、着信ネットワーク アップデートのフィルタリングを有効にします。

Distribute List ACL フィールド

アクセス リストの名前を入力します。

アクセス リストによって、ルーティング アップデートで受信するネットワークと抑止対象のネットワークが定義されます。

このフィールドは Distribute ACL チェックボックスがオンの場合に有効です。

Distribute List ACL 省略ボタン

Select ACL ダイアログボックスでアクセス リストを選択します。

この省略ボタンは Distribute ACL チェックボックスがオンの場合に有効です。

Basics エリア

Designated Router priority フィールド

ルータの優先順位を設定します。この設定は、ネットワークの代表ルータの特定に役立ちます。

このパラメータがいずれのレベルでも指定されていない場合、代表ルータの優先順位は 1 です。

Retransmit Interval (sec) フィールド

同じインターフェイスに属する隣接ルータに LSA を再送信する時間間隔を指定できます。ルータは隣接ルータに LSA を送信した後、確認応答メッセージを受信するまで LSA を保持します。指定された時間内に確認応答メッセージを受信しない場合、ルータは LSA を再送信します。

不必要な再送信を回避するためにも、このパラメータには過度に短い値は設定しないでください。シリアル回線や仮想リンクでは、より大きめの値を設定する必要があります。

このパラメータがいずれのレベルでも指定されていない場合、再送信間隔は 5 です。

Transmit Delay (sec) フィールド

LSA の伝播遅延を指定します。

このパラメータがいずれのレベルでも指定されていない場合、伝播遅延は 1 です。

Link Cost フィールド

インターフェイスのパケット送信コストを指定できます。

パスのコストは通常、次の式で計算されます。

10 8 / 帯域幅

このパラメータがいずれのレベルでも指定されていない場合、リンク コストは自動的に計算されます。

Hello Interval (sec) フィールド

インターフェイスで hello パケットを送信する間隔を指定します。hello の送信間隔の値は、hello パケットの一部としてアドバタイズされます。この間隔が短いほどトポロジの変更は早く検出されますが、ルーティング トラフィックが増加します。この値は、特定のネットワークのすべてのルータとアクセス サーバで共通にする必要があります。

このパラメータがいずれのレベルでも指定されていない場合、hello 間隔はブロードキャストとポイントツーポイントでは 10 秒、非ブロードキャストでは 30 秒になります。

Dead Interval (sec) フィールド

hello パケット送信が中断されたまま回復せず、最終的に発信元ルータが近隣ルータによって、ダウンしていると宣言されるまでの時間を指定します。この値は、特定のネットワークのすべてのルータとアクセス サーバで共通にする必要があります。dead 間隔には hello 間隔よりも大きめの値を設定する必要があります。

このパラメータがいずれのレベルでも指定されていない場合、dead 間隔は hello 間隔の 4 倍になります。

Optimizations エリア

Flood reduction リスト

安定したトポロジで LSA の不要なフラッディングが発生しないように抑止します。OSPF 要求回線をサポートするすべてのルータは、フラッディング軽減に対応するルータと互換性があり、相互に対話できます。

このパラメータがいずれのレベルでも指定されていない場合、フラッディング軽減パラメータは無効になります。

Demand circuit リスト

OSPF 要求回線としてインターフェイスを扱うように OSPF プロトコルを設定します。

ポイントツーポイント インターフェイスでは、要求回線の一端だけを、このオプションで設定する必要があります。定期的な hello メッセージは抑止され、LSA の定期的なリフレッシュが要求回線に大量に送信されることはありません。トポロジが安定状態の場合、要求回線を有効にして下層のデータリンクレイヤをクローズできます。ポイントツーマルチポイントのトポロジでは、マルチポイント エンドだけを設定します。

このパラメータがいずれのレベルでも指定されていない場合、要求回線パラメータは無効になります。

Ignore MTU setting リスト

隣接ルータと DBD パケットを交換するときに、共通のインターフェイスで同じ MTU が使用されているかどうかを、OSPF でチェックしないように指定できます。