Cisco Network Analysis Module アプライアンス インストレーション/コンフィギュレーション ノート 5.1(2220)
トラブルシューティング
トラブルシューティング
発行日;2012/07/23 | 英語版ドキュメント(2011/08/04 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

トラブルシューティング

トラブルシューティングの概要

問題解決

電源および冷却システムのトラブルシューティング

環境レポート機能

アダプタ カード、ケーブル、接続のトラブルシューティング

LED の読み取り方

前面パネルの LED

NIC LED

製品のシリアル番号の場所

Cisco Product Identification ツール

トラブルシューティング

Cisco 2220 NAM アプライアンスは出荷前に精密なテストを実施しています。問題が発生した場合は、この付録を使用して問題を特定するか、問題の原因であるアプライアンスの使用を停止してください。

初期起動時に過熱または過電圧の状態になることはまれですが、環境の温度や電圧のモニタリング機能については「環境モニタリング」で解説します。


) この章の手順では、Cisco 2220 NAM アプライアンスの初期起動時におけるトラブルシューティングについて、アプライアンスが工場出荷時の設定のままであることを前提に解説します。コンポーネントの取り外しまたは取り付けを行ったり、デフォルトの設定を変更したりした場合は、この章の推奨事項が当てはまらないこともあります。


この付録では、アプライアンスに起こりうるトラブル イベントすべてを網羅するのではなく、お客様で頻繁に確認されているイベントを中心に取り上げます。

この付録の内容は、次のとおりです。

「トラブルシューティングの概要」

「問題解決」

「LED の読み取り方」

「製品のシリアル番号の場所」

トラブルシューティングの概要

初期システムの起動前に、次の項目を確認する必要があります。

外部電源コードが接続されており、正しい電源が供給されている。(「電源に関する考慮事項」「Cisco NAM 2220 アプライアンスの電源投入」、および「電源および冷却システムのトラブルシューティング」を参照)。

アプライアンスのファンとブロワーが稼働している。(「通気に関する推奨事項」および「電源および冷却システムのトラブルシューティング」を参照)。

アプライアンスのソフトウェアが正常に起動している。

アダプタ カード(設置されている場合)がスロット内に正しく設置されており、それぞれが問題なく初期設定(アプライアンス ソフトウェアによって有効化)されている。

これらの各条件を満たせば、ハードウェアの設置は完了です。続いて基本的な設定を行ってください(正しい設定手順については、アプライアンスに付属のソフトウェア インストール ガイドまたはユーザ ガイドを参照してください)。

問題を特定できない場合は、手順についてカスタマー サービス担当者にお問い合わせください。テクニカル サポートについては、アプライアンスに付属の『Cisco Information Packet』を参照してください。ご連絡の前に、次の情報を揃えておいてください。

アプライアンスのシャーシ タイプとシリアル番号(詳細については「Cisco Product Identification ツール」、または「Cisco Product Identification ツール」を参照してください)

メンテナンス契約または保証書(『Cisco Information Packet』を参照)

ソフトウェアのタイプおよびバージョン番号(該当する場合)

新規アプライアンスの入手日

生じている問題の簡単な説明と、問題の特定と解決の手順


) カスタマー サービス担当者には、必ず Cisco 2220 NAM アプライアンスの初期インストール後に行ったアップグレードまたはメンテナンスの情報をすべてお伝えください。(サイト ログの情報については付録 D「サイト ログ」および「サイト ログの作成」を参照してください)。


問題解決

問題解決のキーは、Cisco NAM 2220 アプライアンスの動作と実行されるべき動作とを比較し、問題を特定の箇所に絞り込むことです。

つまり、トラブルシューティングの際は、症状を明確にし、症状を引き起こしうる問題すべてを洗い出してから、症状が消えるまで、その潜在的な問題を(最も起こりやすいものから最も起こりにくいものまで)それぞれ体系的に排除します。

次の手順は、問題解決プロセスで使用するガイドラインを示しています。


ステップ 1 問題を分析し、明確に問題を記述したものを作成します。症状と考えられる原因を定義します。

ステップ 2 考えられる原因の特定に役立つ事実を収集します。

ステップ 3 収集した事実に基づいて考えられる原因を検討します。

ステップ 4 それらの原因に基づいて処置プランを作成します。最も可能性の高い問題から始め、単一の変数だけを操作するプランを考案します。

ステップ 5 処置プランを実施します。各手順を慎重に実行し、症状が消えたか確かめます。

ステップ 6 結果を分析し、問題が解決したかどうかを確認します。問題が解決している場合、プロセスは完了です。

ステップ 7 問題が解決していない場合は、リストで次に可能性の高い原因に基づいて処置プランを作成します。ステップ 4 に戻り、問題が解決するまで手順を繰り返します。

ステップ 8 処置プランの実施中に行った変更は、必ず元に戻してください。変数は一度に 1 つだけ変更します。


 


) アプライアンスの前面パネルの LED によって、アプライアンスのパフォーマンスと動作を確認できます。これらの LED の詳細については、「LED の読み取り方」を参照してください。


問題解決の際は、まず、次に示すアプライアンスのサブシステムを確認してください。

電源および冷却システム:外部電源装置、AC 電源ケーブルまたは DC 電源線、アプライアンスのファン。また、通気や換気、環境条件が不十分でないかも確認します。

アダプタ カード:アダプタ カードの LED を確認することで、障害を検知できます。

ケーブル:アプライアンスをネットワークに接続している外部ケーブルがすべてしっかり装着されているかを確認します。

電源および冷却システムのトラブルシューティング

電源 LED およびファンのいずれも、電源の問題のトラブルシューティングを行う際に役立ちます。次の項目を確認し、問題を特定します。

Cisco 2220 NAM アプライアンスが電源に接続されているとき、アプライアンスの前面パネルにある電源 LED が点灯しているかを確認します。

点灯していない場合、AC 電源コードまたは DC 電源線の接続を確認します。

それでも電源 LED が点灯しない場合は、電源に障害がある可能性があります。

アプライアンスがオンになっても、すぐにシャットダウンする場合は、

環境によって引き起こされるシャットダウンの可能性を検証します(このページの項「環境レポート機能」を参照)。

ファンを確認します。ファンが動作していない場合、アプライアンスは過熱されて自動的にシャットダウンします。

ファンが動作していないのであれば、ファンの電源接続を確認します。

アプライアンスの吸気口と排気口に何もないことを確認してください。

設置環境の条件を満たしているかどうかを確認します(「温度と湿度に関する推奨事項」を参照)。

アプライアンスの一部は起動しても、LED が点灯しない場合は、

アプライアンスの前面パネルにある電源 LED を確認して電源障害の有無を確認します。LED が点灯している場合は、電源は機能しています。

LED が点灯していない場合は、『Cisco Information Packet』で保証情報を確認するか、カスタマー サービス担当者にお問い合わせください。

環境レポート機能

Cisco 2220 NAM アプライアンスは、アプライアンス内部の過電流、過電圧、過熱の状態をモニタリングして検出する保護回線を備えています。電源がシャットダウンまたは停止状態になった場合、15 秒間のオフ状態と 1 秒間のオン状態からなる AC サイクルによって電源がリセットされます。詳細については、「環境モニタリング」を参照してください。

次の条件によって、アプライアンスが異常な高温状態になる可能性があります。

ファン障害

室内の空調機器の故障

冷却ベントへの通気の阻害

問題は手順を追って解決します。環境における動作条件の情報については、「温度と湿度に関する推奨事項」を参照してください。

アダプタ カード、ケーブル、接続のトラブルシューティング

ネットワーク障害は、アダプタ カード、ケーブルまたはケーブル接続、もしくはハブやウォール ジャック、WAN インターフェイス、ターミナルなどの外部デバイスが原因になることがあります。次の現象が生じていないかどうかを確認し、問題の特定に役立ててください。


) Cisco NAM 2220 アプライアンス モニタリング ポートを Xenpack などのスイッチまたはルータの 10 GE ポートに接続する場合は、接続の両端の XFP が同じタイプ(ロングレンジ(LR)またはショートレンジ(SR))であることを確認します。一端を LR、他の端を SR で接続すると機能しません。


アダプタ カードが、Cisco 2220 NAM アプライアンスで認識されない。

アダプタカードがスロットにきちんと装着されているかどうかを確認します。アダプタ カードの取り付けおよび取り外しについては、「交換の完了」を参照してください。

アダプタ カードの LED を確認します。各アダプタ カードにはそれぞれ固有の LED のセットが当てられています。これらの LED については、「LED の読み取り方」を参照してください。

使用しているソフトウェアがアダプタ カードをサポートするバージョンかどうかを確認します。アダプタ カード付属の資料を参照してください。

アダプタ カードは認識されるが、インターフェイス ポートが初期化されない。

アダプタカードがスロットにきちんと装着されているかどうかを確認します。アダプタ カードの取り付けおよび取り外しについては、「交換の完了」を参照してください。

外部ケーブルの接続を確認する。

使用しているソフトウェアがアダプタ カードをサポートするバージョンかどうかを確認します。アダプタ カード付属の資料を参照してください。

Cisco 2220 NAM アプライアンスが正常に起動しない、または常時もしくは断続的に再起動する。

アダプタカードがスロットにきちんと装着されているかどうかを確認します。アダプタ カードの取り付けおよび取り外しについては、「交換の完了」を参照してください。

アプライアンス シャーシまたはアプリケーション ソフトウェアを確認します。保証情報については、アプライアンス付属の『 Cisco Information Packet 』マニュアルを確認するか、カスタマー サービス担当者にお問い合わせください。

ターミナルでコンソール ポートを使用しており、Cisco 2220 NAM アプライアンスが起動してもコンソール ウィンドウがフリーズする。

外部コンソールの接続を確認する。

ターミナルのパラメータが次のとおり設定されていることを確認します。

(a)ターミナルとアプライアンスのデータ レートが同じに設定されている(デフォルトは 9600 bps)

(b)8 データ ビット

(c)パリティ生成またはパリティ チェックを実行していない

(d)1 ストップ ビット

アダプタ カードを取り外した場合のみ、Cisco 2220 NAM アプライアンスの電源が入り、起動する。

アダプタ カードを確認してください。アダプタ カードに問題がある可能性があります。アダプタ カード付属の資料を参照してください。

保証情報については、アプライアンス付属の『Cisco Information Packet』マニュアルを確認するか、カスタマー サービス担当者にお問い合わせください。

特定のケーブルを取り外した場合のみ、Cisco 2220 NAM アプライアンスの電源が入り、起動する。

ケーブルに問題がある可能性があります。保証情報については、アプライアンス付属の『Cisco Information Packet』マニュアルを確認するか、カスタマー サービス担当者にお問い合わせください。

LED の読み取り方

Cisco 2220 NAM アプライアンスには、いくつかの LED があります。LED は、次の役割を果たします。

アプライアンスで利用可能な基本電源を示す

アダプタ カードの故障、または診断に失敗したことを示す

トラフィックがアダプタ カードを通過してアプライアンスに流れていることを示す

Cisco 2220 NAM アプライアンスの前面パネルの LED および対応するアダプタ カードは、アプライアンスおよびアダプタのパフォーマンスと動作の確認に役立ちます。

前面パネルの LED

図 C-1 に、アプライアンスの前面パネルの LED を示します。 表 C-1 では、これらの LED について説明します。

図 C-1 前面パネルの LED

 

 

表 C-1 前面パネルの LED

位置
LED
状態
説明

1

アプライアンスの電源

グリーン

On

電源オン

Off

Off

電源オフ

2

アプライアンスのステータス

グリーン

On

スタンバイまたは動作可能な状態

グリーン

点滅

縮退運転(電源非冗長やシステム メモリの一部が BIOS 以外にマップされるなど)

オレンジ

On

1 つ以上の重大な障害状態

オレンジ

点滅

1 つ以上の重大でない障害状態

3

ハードディスク ドライブ

グリーン

On

HDD アクティビティ

オレンジ

On

HDD 障害

(注) これはすべてのハード ディスク ドライブを集約した表示です。各ハード ディスク ドライブには、アクティビティと障害の独自の LED があります。

4

NIC

グリーン

On

NIC アクティビティ

5

システム ID

ブルー

 

システム ID

(注) LED は、リモートでまたは前面パネル ID のスイッチによって、システムの識別情報を取得するために切り替えることができます。

 

NIC LED

図 C-2 に、アプライアンスの背面にある NIC 1 の LED を示します。これらの LED は NIC ポートの接続のアクティビティおよび速度を示します。表 C-2 に、各 LED の状態に関連するアクティビティおよび接続速度について示します。

図 C-2 NIC 1 LED

 

 

表 C-2 NIC 1 LED の説明

位置
LED
状態
説明

1

 

Off

ネットワーク接続が存在しない

グリーン

点灯

ネットワーク接続

グリーン

点滅

送信/受信アクティビティ

2

 

Off

10-Mb/秒接続(左側の LED が点灯または点滅している場合)

グリーン

点灯

100-Mb/秒接続

オレンジ

点灯

1000-Mb/秒(または 1-Gb/秒)接続

製品のシリアル番号の場所

Cisco 2220 NAM アプライアンスのシリアル番号ラベルは、アプライアンス前面右隅の RJ-45 シリアル コネクタの上にあります。(図 C-3を参照)。

図 C-3 Cisco 2220 NAM アプライアンスのシリアル番号の位置

 


) Cisco 2220 NAM アプライアンスのシリアル番号の長さは、11 文字です。


Cisco Product Identification ツール

Cisco Product Identification(CPI)ツールは、シスコ製品のシリアル番号を取得する際に役立ちます。

オンラインまたは電話でサービスのリクエスト要求をする前に、CPI ツールを使用して製品のシリアル番号を確認してください。このツールにアクセスするには、Cisco Support Web サイトの [Get Tools & Resources] リンク、[All Tools (A-Z)] タブをクリックし、アルファベット順の一覧から [Cisco Product Identification Tool] を選択します。

このツールには、3 つの検索オプションがあります。

製品 ID またはモデル名による検索

シスコ モデルの参照

show コマンドで出力をコピー アンド ペーストして製品を特定

検索結果には、シリアル番号ラベルの位置を強調表示した製品の図が示されます。製品のシリアル番号ラベルのある場所を探し、サービスに問い合わせる前にその情報を記録します。

CPI ツールは、次の URL の Cisco.com で入手できます。

http://tools.cisco.com/Support/CPI/index.do

シスコ サポートの Web サイトから CPI ツールにアクセスするには、Cisco.com のユーザ ID とパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ユーザ ID またはパスワードを取得していない場合は、次の URL で登録手続きを行ってください。

http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do