Cisco Network Analysis Module アプライアンス インストレーション/コンフィギュレーション ノート 5.1(2220)
Cisco NAM 2220 アプライアンスの取り付け準備
Cisco NAM 2220 アプライアンスの取り付け準備
発行日;2012/07/23 | 英語版ドキュメント(2011/08/04 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

Cisco NAM 2220 アプライアンスの取り付け準備

安全に関する注意事項

一般的な注意事項

機器を扱う場合の注意

電気製品を扱う場合の注意

静電放電破壊の防止

持ち上げ時の注意事項

設置場所の準備

設置場所の計画

ラックへの設置の安全に関する推奨事項

設置場所の環境

通気に関する推奨事項

温度と湿度に関する推奨事項

電源に関する考慮事項

実施手順

出荷内容の開梱と確認

『Cisco Information Packet』と保証

必要な工具と部品

インストレーション チェックリスト

サイト ログの作成

管理ポートとコンソール ポートに関する考慮事項

NIC 1(RJ-45)イーサネット接続

シリアル(コンソール)ポートの接続

Cisco NAM 2220 アプライアンスの取り付け準備

この章では、Cisco NAM 2220 アプライアンスを設置する前に必要なタスクについて説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

「安全に関する注意事項」

「設置場所の準備」

「管理ポートとコンソール ポートに関する考慮事項」


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。この装置には感電のおそれがあります。メンテナンスを行う前にシステムの電源コードを外してください。ステートメント 186



警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 10



) 設置を開始する前に、Cisco NAM 2220 アプライアンスの『Regulatory Compliance and Safety Information』(http://www.cisco.com/en/US/products/ps10113/prod_installation_guides_list.html)、および Cisco NAM 2220 アプライアンス に付属の『Site Preparation and Safety Guide』をお読みください。


安全に関する注意事項

Cisco NAM 2220 アプライアンス の設置を開始する前に、人身事故または機器の損傷を防ぐために、この章の安全に関する注意事項「ラックマウント構成時の注意事項」を確認してください。

さらに、アプライアンスの交換、構成、またはメンテナンスを行う前に、「安全上の警告」とマニュアル『 Cisco Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco NAM 2220 Appliance 』に記載されている安全上の警告を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10113/prod_installation_guides_list.html

一般的な注意事項

アプライアンスの使用および取り扱いには、次の一般的な注意事項を守ってください。

サービスに関するマーキングに従ってください。アプライアンス マニュアルで説明されている場合を除き、シスコ製品のメンテナンスを行わないでください。稲妻が示された三角形のシンボルのマークが付いたカバーを開けたり取り外したりすると、感電するおそれがあります。このような区画内のコンポーネントの修理は、認定されたサービス技術者だけが行う必要があります。

次の条件のいずれかに該当する場合は、製品を電源コンセントから外し、部品を交換するか、お客様の認定サービス プロバイダーにお問い合わせください。

電源コードまたはプラグが破損している。

何かの物体が製品に入り込んだ。

製品に水がかかった。

製品が落下または損傷した。

操作指示に従っているのに、製品が正しく動作しない。

アプライアンスをラジエータや熱源の近くに置かないでください。また、通気口を塞がないでください。

アプライアンスの上に食べ物や液体をこぼさないでください。また、水気のある環境で本製品を操作しないでください。

アプライアンスの開口部に物を押し込まないでください。内部コンポーネントがショートして火災や感電の原因となる可能性があります。

本製品を他の装置と組み合わせる場合は、シスコの認定を受けたものだけを使用してください。

カバーを取り外す場合や、内部のコンポーネントに触れる場合は、本製品の温度が下がってから行ってください。

適切な外部電源を使用してください。製品を動作する電源については、電気定格ラベルに記載された種類の電源だけを使用してください。必要な電源のタイプが不明の場合には、サービス担当者または電力会社にお問い合わせください。

承認された電源コードだけを使用してください。ご使用のアプライアンス用、またはご使用のアプライアンス向けの AC 電源オプション用の電源コードが付属していない場合は、国で使用が承認された電源コードを購入してください。電源コードが、製品と、製品の電気定格ラベルに記載された電圧および電流に適合することを確認してください。電源コードの電圧および電流定格は、製品に記載された定格を上回るものでなければなりません。

感電事故を予防するため、アプライアンスおよび電源コードは、適正にアースされたコンセントに接続してください。これらの電源コードには三つ又のプラグが備わっていて、適正なアースを確保できるようになっています。アダプタ プラグを使用したり、ケーブルからアース突起を取り除いたりしないでください。

アプライアンス、またはアプライアンス用に販売されている電圧変変換器やキットを、製品とともに使用しないでください。

一時的に急激に起こる電源電圧の上昇または下降からアプライアンスを保護するには、サージ抑制装置、電力コンディショナ、または無停電電源装置(UPS)を使用してください。

ケーブルおよび電源コードの配置に注意してください。ケーブル、電源コード、およびプラグを踏んだり、これらにつまずいたりすることのないように配慮してください。また、アプライアンスのケーブルまたは電源コードの上に物を置かないように注意してください。

電源コードまたはプラグを改造しないでください。設置場所に変更を加える場合には、資格のある電気技術者または電力会社に相談してください。電気配線に関する一般規定および地域の規定に必ず従ってください。

機器を扱う場合の注意

安全を確保して、機器を保護するため、次の注意事項に従ってください。次のリストは、生じる可能性のある危険な状況をすべて網羅しているわけではありません。十分に注意して作業を行うようにしてください。


警告 取り付け手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004


アプライアンスを移動する前に、必ずすべての電源コードおよびインターフェイス ケーブルを外してください。

回路の電源が切断されていると思い込まないで、必ず確認してください。

設置作業前および作業後は、アプライアンスのシャーシの設置場所を整理し、埃のない状態に保ってください。

工具とアセンブリ コンポーネントは、通行の邪魔にならない場所に保管してください。

危険を伴う作業は、1 人では行わないでください。

人を危険にさらしたり、装置の安全性を損なったりする可能性のある行為は、一切行わないでください。

ゆったりとした衣服は身につけず、アプライアンスのシャーシに引っかかることがないようにしてください。

目を負傷する可能性がある状況で作業する場合は、保護眼鏡を着用してください。

電気製品を扱う場合の注意


警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。
ステートメント 1017



警告 感電を防ぐため、安全超低電圧(SELV)回路を電話網電圧(TNV)回路に接続しないでください。LAN ポートには SELV 回路が、WAN ポートには TNV 回路が組み込まれています。一部の LAN ポートおよび WAN ポートは、どちらも RJ-45 コネクタを使用しています。ステートメント 1021



警告 電源コードが接続されている場合は、電源に触れないでください。電源スイッチがあるシステムでは、電源スイッチがオフになっている場合でも、電源コードが接続されていれば、電源の内部に入力電圧が印加されています。電源スイッチのないシステムでは、電源コードが接続されていれば、電源の内部に入力電圧が印加されています。ステートメント 4



警告 電力系統に接続された装置で作業する場合は、事前に、指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外してください。金属は電源やアースに接触すると、過熱して重度のやけどを引き起こしたり、金属類が端子に焼き付いたりすることがあります。ステートメント 43



警告 シャーシの作業や電源モジュール周辺の作業を行う前に、AC 電源装置の電源コードを外し、DC 電源装置の回路ブレーカーの電源を切ってください。ステートメント 12



警告 シャーシでの作業または電源モジュールの近くでの作業の前に、AC 電源装置から電源コードを抜いてください。ステートメント 246



警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。ステートメント 1019



警告 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001



警告 この機器はアースを接続することを前提にしています。通常の使用時にホストが接地されていることを確認してください。ステートメント 39



警告 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046


電気製品を取り扱うときは、次の注意事項に従ってください。

部屋の緊急電源遮断スイッチを確認します。これにより、電気事故が発生した場合に、ただちに電源をオフにすることができます。

次の作業を行う前に、すべての電源をオフにしてください。

電源付近で作業する場合

アプライアンスの取り付けまたは取り外しを行う場合

ほとんどのハードウェア アップグレードを行う場合

損傷を受けているように見える機器は決して設置しないでください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

回路の電源が切断されていると思い込まないで、必ず確認してください。

人を危険にさらしたり、装置の安全性を損なったりする可能性のある行為は、一切行わないでください。

危険を伴う作業は、1 人では行わないでください。

電気事故が発生した場合は、次の手順に従ってください。

十分注意して、自分自身が被害者にならないようにしてください。

アプライアンスの電源を切ってください。

可能であれば、医療を受けるために別の人を呼びます。それができないときは、被害者の状態を判別してから助けを呼んでください。

被害者が人工呼吸、心臓マッサージ、またはその他の治療を必要としているかどうか判断して、適切な処置を施してください。

さらに、電源は切断されているが、電話回線またはネットワーク ケーブルにはまだ接続されている機器を取り扱う場合は、次の注意事項に従ってください。

雷が発生しているときは、電話線の接続を行わないでください。

ジャックが特別に設計されている場合を除き、電話のジャックを水気のある場所では設置しないでください。

電話回線がネットワーク インターフェイスから切り離されていない限り、絶縁されていない電話ケーブルや端子には、触れないでください。

電話回線の設置または変更は、十分注意して行ってください。

静電放電破壊の防止

静電放電(ESD)によって機器が損傷し、電子回路に不具合が生じる可能性があります。ESD は、電気プリント基板の取り扱いが不適切な場合に生じ、障害あるいは断続的障害を引き起こします。部品の取り外しまたは交換を行うときは、必ず静電気防止手順に従ってください。

静電放電を受けやすいコンポーネントを輸送用ボックスから取り出すときは、アプライアンスにそのコンポーネントを取り付ける準備が整うまで、静電気防止用パッケージからコンポーネントを取り出さないでください。静電気防止用パッケージを開く直前に、身体の静電気を取り除いてください。

静電放電を受けやすいコンポーネントを輸送するときは、必ず静電気防止用容器またはパッケージに入れてください。

静電放電を受けやすいコンポーネントの取り扱いは、静電気対策を講じた場所で行うようにしてください。静電気防止用フロア パッドまたはワークベンチ パッドをできるだけ使用してください。

Cisco NAM 2220 アプライアンスが電気的にアースに接続されていることを確認してください。

静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。静電気防止用リスト ストラップを着用して、アプライアンス前面の左側上部にある ESD ソケットにコードを接続し、不要な静電気を安全にアースに流します。ESD による損傷や衝撃を防ぐには、リスト ストラップとコードが効果的に機能している必要があります。リスト ストラップを利用できない場合は、アプライアンスの金属部分に触れて身体をアースさせてください。


注意 機器の安全を確保するために、静電気防止用リスト ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は、1 ~ 10 MΩ の範囲にあることが必要です。

持ち上げ時の注意事項

Cisco NAM 2220 アプライアンスの重量は 44.7 ポンド(20.3 kg)です。アプライアンスは、頻繁に移動されることを想定していません。アプライアンスを設置する前に、設置場所が適切に準備されており、後でアプライアンスを移動しなくても電源やネットワークに接続できることを確認してください。

アプライアンスまたは重い物を持ち上げる場合は、次の注意事項に従ってください。

アプライアンスを持ち上げたり移動したりする前に、必ずすべての外部ケーブルを外してください。

足場がしっかりしていることを確認し、両足で物体の重量のバランスを取るようにしてください。

アプライアンスをゆっくり持ち上げます。突然移動したり、持ち上げるときに身体をひねったりしないでください。

背中をまっすぐにし、腰ではなく脚に力を入れて持ち上げるようにします。アプライアンスを持ち上げるためにかがむ必要がある場合は、腰ではなく膝を曲げて、腰部の筋肉への負担を軽減してください。

アプライアンスは下部から持ち上げてください。両方の手でアプライアンス外部の下側をつかみます。

設置場所の準備

Cisco NAM 2220 アプライアンスを設置する前に、次の設置の準備が重要です。

設置場所(設置場所の計画)の準備と、設置計画または実施手順(MOP)の確認

アプライアンスの開梱と点検

アプライアンスを正しく設置するために必要な工具とテスト機器を収集

設置場所の計画


警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。
ステートメント 1017


通常、設置場所を事前に準備しておく必要があります。準備の一環として、設置場所のフロア図面および Cisco NAM 2220 アプライアンスが収容される装置ラックを取得します。既存のアプライアンスの場所、および通信と電源を含む相互接続を判別します。通気の注意事項(「通気に関する推奨事項」を参照)に従って、冷却用空気がアプライアンスに十分に行き渡るようにします。

アプライアンスの設置に関与するすべての担当者(設置担当者、エンジニア、監督者)が、お客様による承認のために MOP の準備に参加する必要があります。(「実施手順」を参照)。

次の項では、アプライアンスを設置する前に考慮する必要がある設置場所の要件に関する推奨事項について説明します。

「ラックへの設置の安全に関する推奨事項」

「設置場所の環境」

「通気に関する推奨事項」

「温度と湿度に関する推奨事項」

「電源に関する考慮事項」

「実施手順」

ラックへの設置の安全に関する推奨事項

Cisco NAM 2220 アプライアンスは、装置ラックに関する米国電子工業会(EIA)規格(EIA-310-D)に準拠しているほとんどの 4 支柱装置ラックに取り付けることができます。アプライアンスを設置するには、取り付けフランジ付きで少なくとも 2 本の支柱があるラックが必要です。2 つの支柱にある取り付け穴の中心線間の距離は、18.31 インチ +/- 0.06 インチ(46.50 cm +/- 0.15 cm)でなければなりません。アプライアンスに付属しているラックマウント金具は、大部分の 19 インチ装置ラックに適しています。

図 2-1 に、閉鎖型ラック(使用しません)および 4 支柱(オープン タイプ)装置ラックの例をそれぞれ示します。

図 2-1 機器ラックのタイプ

 

閉鎖型ラック(使用しません)

図 2-1 a は、前面に 2 本の支柱がある自立式の閉鎖型ラックを示しています。Cisco NAM 2220 アプライアンスは、このタイプの閉鎖型ラックには取り付けないでください。これは、アプライアンスでは、内部コンポーネントの正常な動作温度を維持するために、冷気の流れが妨げられないようにする必要があるためです。どのようなタイプの閉鎖型ラック(前面扉と背面扉が取り外されているラックであっても)でもアプライアンスを設置すると、通気が妨げられて、アプライアンスの横に熱が閉じこめられ、アプライアンス内で適正温度を超えた状態が発生する可能性があります。

4 支柱(開放型)ラック

図 2-1b は、前面に 2 つの支柱があり、背面に 2 つの支柱がある、自立式の 4 支柱の開放型ラックを示しています。このタイプのラックの支柱は、多くの場合調整可能であるため、ラックの前面と面一に取り付けるのではなく、ラックの奥にラック取り付け型の装置を配置できます。

Cisco NAM 2220 アプライアンスをラックに設置する前に、次の注意事項を確認してください。

ラックにアプライアンスを設置するときは、2 人以上で行ってください。

室温が 95 °F(35 °C)を下回っていることを確認してください。

通気孔を塞がないでください。通常、適切なエアーフローを確保するには 6 インチ(15 cm)のスペースが必要です。

アプライアンスの設置は、ラックの一番下から順に行うように計画してください。

ラックから複数のアプライアンスを同時に引き出さないでください。

アプライアンスは、正しくアースされたコンセントに接続してください。

ラックに複数のデバイスを設置する場合は、電源コンセントのオーバーロードが発生しないようにしてください。

110 ポンド(50 kg)を超える重さの物をラック取り付け型デバイスの上部に置かないでください。

設置場所の環境

正常に動作させるには、アプライアンスの配置、機器ラックまたは配線室のレイアウトが非常に重要です。配置が近すぎる機器、不適切な通気、およびアクセスできないパネルによって、誤動作やシャットダウンが生じ、メンテナンスが困難になる可能性があります。アプライアンスの前面パネルと背面パネルへのアクセスを計画します。

次の注意事項を考慮することで、アプライアンスに適した動作環境を確保し、環境による装置の故障を防ぐことができます。

アプライアンスを使用する室内で、十分な換気が可能であることを確認してください。電子機器は放熱します。十分に空気循環されていないと、周囲温度により、許容可能な動作温度まで機器が冷えない可能性があります(「通気に関する推奨事項」を参照)。

ラックの設置場所に、AC 電源コンセント、アース、およびネットワーク ケーブルの設備があることを確認してください。

十分なスペースを確保して、設置中にラックの周囲で作業できるようにします。次のスペースが必要です。

アプライアンスを移動、位置合わせ、および挿入するために、ラックの周囲に少なくとも 3 フィート(9.14 m)。

設置後のメンテナンスのために、アプライアンスの前面と背面に少なくとも 24 インチ(61 cm)の空間。

2 つの支柱またはレールの間にアプライアンスを取り付けるには、使用可能な開口(2 つのマウント フランジの内端間の幅)は少なくとも 17.7 インチ(45.0 cm)でなければなりません。

ケーブルと機器の接続を保護するには、適切なストレインレリーフ方法を使用してください。

ネットワーク インターフェイス ケーブルへのノイズ干渉を防止するために、ケーブルが電源コードと交差または平行にならないように配線します。

機器の損傷を防ぐために、必ず「静電放電破壊の防止」に書かれている静電気防止の手順に従ってください。静電放電による損傷によって、即時または断続的な機器障害が発生する可能性があります。

通気に関する推奨事項


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉 EMI の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをスロットに正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。ステートメント 1029


機器ラック内で十分な通気を確保するには、ラックの前面と背面に少なくとも 6 インチ(15.24 cm)の空間を維持することを推奨します。

機器ラックと、ラックに配置されているアプライアンス内の通気がブロックまたは制限されている場合、またはラックに流れる換気の温度が高いと、ラックと、ラックに配置されているアプライアンス内で適正温度を超えた状態が発生する可能性があります。

また、設置場所では、可能な限り埃のない状態にする必要があります。埃はアプライアンスのファンに詰まる傾向があり、機器ラックと、ラックに配置されているアプライアンス内で冷気の流れが低下します。この低下によって、適正温度を超えた状態が発生するリスクが高まります。

さらに、次の推奨事項は、機器ラックの構成を計画する場合に役立ちます。

通気のほかに、ラックの周囲に、メンテナンスに必要な空間を確保する必要があります。

開放型ラックにアプライアンスを設置する場合、ラックのフレームで前面の吸気口や背面の排気口を塞がないように注意してください。

温度と湿度に関する推奨事項

表 2-1 に、Cisco NAM 2220 アプライアンスの動作時および停止時の設置環境条件を示します。アプライアンスは通常、リストに記載されている範囲内で稼働します。ただし、最小パラメータまたは最大パラメータに近い温度が測定された場合は、問題の可能性を示しています。アプライアンスを設置する前に設置場所を正しく計画して準備し、臨界値に近づく前に、環境の異常を予期して修正することで、正常な動作を維持してください。


警告 システムの過熱を防ぐため、推奨される最大周囲温度 95 °F(35 °C)を超える場所ではシステムを操作しないでください。ステートメント 1047


 

表 2-1 動作環境仕様と非動作環境仕様

仕様
最小値
最大値

温度、動作時

50 °F(10 °C)

95 °F(35 °C)

非動作時および保管時の温度

-40 °F(-40 °C)

158 °F(70 °C)

動作時の湿度(結露しないこと)

5 %

85 %

非動作時および保管時の湿度(結露しないこと)

50%

90 %

動作時の振動

5 ~ 500 Hz、2.20 g RMS ランダム

--

電源に関する考慮事項

Cisco NAM 2220 アプライアンスに、110-V または 220-V の AC 入力が設定できます。(電源のピン割り当ての説明については、「AC 電源装置」を参照してください)。電源装置はホット スワップ可能です。また、冗長性を確保するために、アプライアンスにオプションで 2 台目の電源装置を設定できます。


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉 EMI の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをスロットに正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。ステートメント 1029


アプライアンスに 2 台の電源モジュールが設定されている場合、ホット スワップ機能により、アプライアンスの動作を中断せずに故障した電源装置を交換することができます。ホット スワップの交換に推奨される、最大時間は 2 分です。


注意 電源装置を 1 台だけ取り付ける場合は、適切な冷却効果を得るために、電源装置は右側のスロットに、電源ブランク フィラー パネルは左側のスロットに取り付ける必要があります。(図 3-8 の 10 番 Cisco NAM 2220 アプライアンスの背面パネル を参照)。

AC 電源装置の安全性に関する事項

すべての電源接続が National Electrical Code(NEC)の規則と規制、および地域の規定に準拠していることを確認します。アプライアンスの電源接続を検討するときは、次の注意事項および推奨事項に従ってください。

設置する前と、設置後に定期的に、設置場所の電源を調べ、質の良い(スパイクやノイズのない)電力が供給されていることを確認してください。必要に応じて、電力調整器を設置してください。

AC 電源装置には次の機能があります。

110 V または 220 V の動作を自動選択します。

すべてのアプライアンスには、電源コードが付属します(電源コードの近くにあるラベルは、アプライアンスの正しい電圧、周波数、電流引き込み、および消費電力を示しています)。


警告 この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。ヒューズまたは回路ブレーカーが 120 VAC、15A(米国)以下であることを確認してください。240 VAC、10A(国際規格)は、位相導体(すべての電流導体)に使用されます。ステートメント 13


アプライアンスおよび機器ラックで適切にアースし、雷や電力サージによる損傷を防止してください。


警告 この装置は必ずアースを接続する必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024


AC 入力電源は、100 ~ 240 VRMS および 50/60 Hz の入力電圧および周波数の範囲内で動作し、オペレータによる調節を必要としません。

実施手順

以前に説明したように、準備には設置計画または実施手順(MOP)の確認が含まれますMOP(設置前の作業のチェックリストと、設置に進む前に対処して同意する必要がある考慮事項)の例は次のとおりです。

1. 担当者を割り当てます。

2. 担当者、機器、および工具の保護要件を決定します。

3. 保守に影響する可能性がある事故を評価します。

4. 設置の時期をスケジュールします。

5. スペースの要件を決定します。

6. 所要電力を決定します。

7. 必要な手順またはテストを特定します。

8. 機器の計画時に、設置を計画している各 Cisco NAM 2220 アプライアンスを配置する暫定的な決定を行います。

9. このハードウェア設置ガイドを確認します。

10. 設置のために交換可能なパーツ(ネジ、ボルト、ワッシャなど)のリストを確認して、特定します。

11. 必要な工具とテスト機器が使用可能であることを確認するために、必要な工具リストを調べます。(「必要な工具と部品」を参照)。

12. 設置を実行します。

出荷内容の開梱と確認

Cisco NAM 2220 アプライアンス輸送中の通常の取り扱いによって製品が損傷する可能性を低減するように梱包されています。製品の損傷の可能性を減らすには、アプライアンスを元のシスコの梱包材で移送してください。そうしないと、アプライアンスが損傷を受ける可能性があります。また、設置の準備ができるまでは、アプライアンスを出荷容器から出さないでください。

アプライアンス、ケーブル、および注文したオプションの機器は、複数の容器で出荷されることがあります。開梱したら、梱包リストを参照し、次のものがすべて揃っていることを確認してください。 表 2-2 に、アプライアンスに付属する部品および一部のオプション部品の品目を示します。破損または欠落している品目があれば、メモ欄に記録します。


) Cisco NAM 2220 アプライアンス出荷時の梱包材は廃棄しないでください。将来、アプライアンスを移動または輸送する場合に、梱包材料が必要になります。


 

表 2-2 梱包明細書Cisco NAM 2220 アプライアンス

 

品目
シスコの部品番号

 

Cisco NAM 2220 アプライアンス

NAM2220
NAM2220-HDD-6X146G
NAM2220-DIMM-16GB

 

Cisco NAM ソフトウェア(リカバリ CD 付き)

NAM-APPL-SW-5.1

 

電源コード(次のいずれか)

CAB-AC(デフォルト)

CAB-ACA

CAB-ACE

CAB-ACI

CAB-ACR

CAB-ACS

CAB-ACU

CAB-JPN

 

ケーブル アセンブリ、RJ45 ロール型、モジュラ、コンソール/コンフィギュレーション、Lt.

72-1259-01

 

ケーブル アセンブリ、イーサネット、RJ45-RJ45、黄、6 フィート

72-1482-01

 

ケーブル アセンブリ、クロス、RJ45-RJ45、オレンジ、6 フィート

72-3515-01

 

シスコ製品(ハードウェア)に関する 90 日間の限定保証規定

83-1294-01

 

ソフトウェア使用ライセンス

90-0031-01

 

4 支柱のサーバのラック マウント キット(キットの内容については、「4 支柱ラックマウント ハードウェア キット」を参照してください)。

NAM2220-RAILS

 

『Quick Start and Documentation Guide for the Cisco NAM 2200 Series Appliance』

78-18440-01

 

『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco NAM 2200 Series Appliance』

78-18787-01

メモ

 

表 2-3 Cisco NAM 2220 アプライアンス オプションおよび予備部品

 

品目
シスコの部品番号

 

10 GB ショートレンジ XFP トランシーバ モジュール1

(最大 2 個 + 予備)

XFP-10GBASE-SR

 

10 GB ロングレンジ XFP トランシーバ モジュール1

(最大 2 個 + 予備)

XFP-10GBASE-LR

 

オプションの冗長電源装置

NAM2220-AC-PS

 

4 支柱のサーバのラック マウント キット(キットの内容については、「4 支柱ラックマウント ハードウェア キット」を参照してください)。

NAM2220-RAILS

メモ

1.アプライアンスを使用するには、リスト表示されている XFP トランシーバ モジュール(または同等品)を少なくとも 1 つ使用する必要があります。

出荷時の損傷がないかどうか、すべての項目を調べます。損傷を受けている物がある場合、またはアプライアンスの設置または設定の問題が発生した場合は、カスタマー サービス担当者にお問い合わせください。

『Cisco Information Packet』と保証

『Cisco Information Packet』には、保証、保守、およびサポート情報が記載されています。

次の手順を実行して、Cisco.com から『Cisco Information Packet』、保証、およびライセンス契約書にアクセスし、これらをダウンロードしてください。


ステップ 1 インターネット ブラウザを起動し、次の URL にアクセスします。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/cetrans.htm

Warranties and License Agreements ページが表示されます。

ステップ 2 『Cisco Information Packet』を参照するには、次の手順を実行します。

a. [Information Packet Number] フィールドをクリックし、製品番号 78-5235-03D0 が選択されていることを確認します。

b. 文書を表示する言語を選択します。

c. [Go] をクリックします。

Information Packet の [Cisco Limited Warranty and Software License] ページが表示されます。

d. このページから文書をオンラインで見ることも、PDF アイコンをクリックして、文書をダウンロードし、印刷することもできます。


) PDF ファイルを表示し、印刷するには、Adobe Acrobat Reader が必要です。これは、Adobe の Web サイト http://www.adobe.com からダウンロードできます。


ステップ 3 お手持ちの製品について、翻訳またはローカライズされた保証情報を表示するには、次の手順を実行します。

a. [Warranty Document Number] フィールドに、次の製品番号を入力します。

78-5236-01C0

b. 文書を表示する言語を選択します。

c. [Go] をクリックします。

Cisco warranty ページが表示されます。

d. このページから文書をオンラインで見ることも、PDF アイコンをクリックして、文書を PDF 形式でダウンロードし、印刷することもできます。

ステップ 4 また、Cisco Service and Support の Web サイトにアクセスして、サポートを受けることもできます。

http://www.cisco.com/en/US/support/


 

ハードウェア保証期間

90 日間です。

ハードウェアに関する交換、修理、払い戻しの手順

シスコ、またはその代理店では、Return Materials Authorization(RMA)要求を受領してから、10 営業日以内に交換部品を出荷するように商業上合理的な努力を致します。お届け先により、実際の配達所要日数は異なります。

シスコは購入代金を払い戻すことにより一切の保証責任とさせて頂く権利を留保します。

Return Materials Authorization(RMA)番号の入手

製品を購入されたシスコの代理店にお問い合わせください。製品を直接シスコから購入された場合は、シスコの営業担当者にお問い合わせください。

次の項目を記入して、参照用に保管してください。

 

製品の購入先:

会社の電話番号および Web サイト

製品モデル番号:

製品シリアル番号:2

保守契約番号

2.詳細については、「製品のシリアル番号の場所」および「製品のシリアル番号の場所」を参照してください。

必要な工具と部品


注意 ラックマウント キットの固定器具パックには、8 個のラック用ネジが含まれています。これらのネジを調べて、ラックの穴に合った適切なサイズであることを確認する必要があります。ラックのネジ穴に誤ったサイズのネジを使用すると、ラックが損傷を受ける可能性があります。

2 または 4 支柱ラックに Cisco NAM 2220 アプライアンスを設置するために必要な工具および部品は、次のとおりです。


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。
ステートメント 1030


静電気防止用コードとリスト ストラップ。

No.2 プラス ドライバ。

マイナス ドライバ:小型 3/16 インチ(0.476 cm)、中型 1/4 インチ(0.625 cm)。

メモリや他のコンポーネントをアップグレードする場合に、カバーを取り外すために使用

ラック マウント キット(キットの内容については、「4 支柱ラックマウント ハードウェア キット」または「2 支柱ラックマウント ハードウェア キット」を参照してください)。

LAN ポートに接続するためのケーブル(構成によって異なる)。

イーサネット ハブ、または(イーサネット(LAN)ポートに接続するために)ネットワーク インターフェイス カードを搭載した PC。

9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット、およびハードウェア フロー制御なし用に構成されたコンソール端末(ASCII 端末、または端末エミュレーション ソフトウェアが実行されている PC)。

シリアル(コンソール)ポートに接続するためのコンソール ケーブル。

インストレーション チェックリスト

設置を支援し、行った作業の履歴レコードを提供するには、次のインストレーション チェックリストを使用してください。このチェックリストのコピーを作成し、各タスクの完了時にエントリにマーク付けします。チェックリストに入力したら、Cisco NAM 2220 アプライアンスごとにチェックリストのコピーを、新規アプライアンスの他のレコードとともにサイト ログ(サイト ログの作成については、「サイト ログの作成」を参照してください)に含めます。

 

設置場所のインストレーション チェックリスト:
Cisco NAM 2220 アプライアンス:

作業
確認者
日付

インストレーション チェックリストをコピーしました

サイト ログに背景説明を記載しました

設置場所の電源電圧を確認しました

設置場所の電源チェックを完了しました

必要な工具を入手しました

追加の機器を用意しました

Cisco NAM 2220 アプライアンスを受領しました

資料『Cisco Information Packet』を受領しました

アプライアンス コンポーネントを確認しました

最初の電源投入に成功しました

ASCII 端末(ローカル設定の場合)

信号の距離制限を確認しました

起動シーケンス手順を完了しました

初期動作を確認しました

サイト ログの作成

サイト ログ(サイト ログのサンプルについては、 付録 D「サイト ログ」 を参照してください)は、Cisco NAM 2220 アプライアンスの設置とメンテナンスに関連するすべてのアクションを記録します。ログは、アプライアンスの近くの場所で利用できる状態にして、作業を実行する人すべてがアクセスできるようにします。インストレーション チェックリスト(前の項、「インストレーション チェックリスト」を参照)を使用して、アプライアンスの設置とメンテナンスの手順を確認します。サイト ログ エントリには、次のような項目が含まれます。

設置の進行:アプライアンスのインストレーション チェックリストのコピーを作成して、サイト ログに挿入します。各タスクの完了時に、エントリを作成します。

アップグレード、取り外し、およびメンテナンス手順:進行中のアプライアンスのメンテナンスと拡張履歴のレコードとして、サイト ログを使用します。アプライアンスでタスクを実行するたびに、サイト ログを更新して、次の情報を反映させます。

新規アダプタ カードの取り付け

アダプタ カードの取り外しまたは交換と、その他のアップグレード

設定変更

メンテナンスのスケジュールと要件

実行したメンテナンス手順

断続的な問題

コメントと注意事項

管理ポートとコンソール ポートに関する考慮事項

管理ポートと、Cisco NAM 2220 アプライアンスの背面パネルにある(NIC 1)ネットワーク インターフェイス コネクタには、シールドなしツイスト ペア(UTP)ケーブルを使用します。カテゴリ 5E または 6 以上の UTP ケーブルを推奨します。セグメントの最大距離は 328 フィート(100 m)です。UTP ケーブルは、通常の電話に使用されるケーブルと似ています。ただし、UTP ケーブルは、電話ケーブルでは満たされない特定の電気規格を満たしています。(UTP ケーブル仕様については、「管理ポート(NIC 1)」を参照してください)。

アプライアンスには、(コンソール端末を使用して)アプライアンスにローカルでアクセスを提供する非同期シリアル コンソール ポートが含まれています。次の項では、コンソール端末(ASCII 端末、または端末エミュレーション ソフトウェアが稼働している PC)をコンソール ポートに接続する前に考慮すべき重要なケーブル接続情報について説明します。(シリアル(コンソール)ケーブル仕様については、「シリアル(コンソール)ポート」を参照してください)。

NIC 1(RJ-45)イーサネット接続

NIC 1 管理ポート接続は、10BASE-T、100BASE-TX、および 1000BASE-T 規格をサポートしています。イーサネット ポートの伝送速度は、デフォルトでは自動検知ですが、ユーザ設定が可能です。図 1-4 および Cisco NAM 2220 アプライアンスの背面図の 3 番を参照してください。図 1-6 は、RJ-45 イーサネット ポートとそれに対応するモジュラ ケーブル プラグのピン配置を示しています。

シリアル(コンソール)ポートの接続

Cisco NAM 2220 アプライアンスのコンソール ポートには、EIA/TIA-232 非同期シリアル(RJ-45)コネクタが含まれています。このシリアル コンソール コネクタ(ポート)を使用することで、端末(ASCII 端末、または端末エミュレーション ソフトウェアが稼働している PC)をコンソール ポートに接続し、アプライアンスにローカルにアクセスできます。

端末エミュレーション ソフトウェアが動作する PC をコンソール ポートに接続するには、RJ-45-to-RJ-45 ロールオーバー ケーブル、および RJ-45-to-DB-9 メス型 DTE アダプタ(TERMINAL のラベル付き)を使用します。(詳細については、「シリアル(コンソール)ポート」を参照してください)。

コンソール ポートのデフォルト パラメータは、9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット、およびハードウェア フロー制御なしです。