Cisco VFrame Third Party インテグレーション ガイド Release 3.1.1
Brocade ゾーン分割
Brocade ゾーン分割
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Brocade ゾーン分割

概要

ゾーン分割の準備

ディレクタ ホストの WWN の検索

仮想サーバの WWN の記録

ファイバ チャネル ゲートウェイの WWN の記録

ストレージ デバイスの WWN の記録

VFrame の Brocade ゾーン分割設定

WWN ごとのエイリアスの作成

エイリアスのリストの確認

すべてのエイリアスに対するゾーンの作成

コンフィギュレーションへのゾーンの追加

コンフィギュレーションの保存

コンフィギュレーションのイネーブル化

Brocade ゾーン分割

この章の内容は次のとおりです。

「概要」

「ゾーン分割の準備」

「VFrame の Brocade ゾーン分割設定」

概要

VFrame システムを Brocade ゾーン分割環境に追加する前に、他の VFrame サイトのハードウェアからすべてのストレージを分離する必要があります。

ゾーン分割の準備

Brocade ゾーン分割を設定する前に、次のデバイスの WWNN および WWPN を記録します。

「ディレクタ ホストの WWN の検索」

「仮想サーバの WWN の記録」

「ファイバ チャネル ゲートウェイの WWN の記録」

「ストレージ デバイスの WWN の記録」

これらの識別情報をゾーン分割コンフィギュレーションに追加する必要があります。

ディレクタ ホストの WWN の検索

ディレクタ ホストの WWN を検索する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 VFrame ディレクタを起動していない場合は起動します。

ステップ 2 ナビゲーション ツリーで VFrame Directors をクリックします。

ステップ 3 メイン ウィンドウで Instances タブをクリックします。

ステップ 4 表示したいディレクタのハイパーリンク名をクリックします。

ステップ 5 WWNs サブタブをクリックします(図7-1 を参照)。

図7-1 単一ディレクタの WWNN と WWPN

 

ステップ 6 VFrame を HA モードで使用している場合は、スタンバイ ディレクタであるディレクタを記録します。


 

仮想サーバの WWN の記録

仮想サーバの WWNN を記録する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 仮想サーバの WWNN を検索します。

a. VFrame ウィンドウに戻ります。WWNN は仮想サーバが作成されると VFrame により割り当てられます。

b. ナビゲーション ツリーで Virtual Server Groups をクリックします。

c. メイン ウィンドウで仮想サーバ名をクリックします。

d. WWNs サブタブをクリックします(図7-2 を参照)。

ノード全体をゾーン分割するには、仮想サーバの WWNN だけをゾーンに追加する必要があります。「仮想 HCA」の単一ポートをゾーン分割したい場合は、WWPN をゾーンに追加します。

図7-2 仮想サーバの WWNN

 

ステップ 2 手順を繰り返して、すべての仮想サーバの WWN を記録します。


 

ファイバ チャネル ゲートウェイの WWN の記録

サーバ スイッチの WWN を検索する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 VFrame 環境にあるサーバ スイッチの Element Manager を起動します。

ステップ 2 ファイバ チャネルのゲートウェイ ポートを右クリックし、右クリックメニューから Properties を選択します。Properties ウィンドウが開きます。

ステップ 3 1 つの FC ゲートウェイの WWNN フィールドの内容を記録します(図7-3 を参照)。

図7-3 ファイバ チャネル ゲートウェイの WWNN

 

この WWNN はすべての FC ゲートウェイで同じ値です。そのため同じシャーシの他の FC ゲートウェイの WWNN を記録する必要はありません。

ステップ 4 他のサーバ スイッチにある FC ゲートウェイの WWNN を記録します。


 

ストレージ デバイスの WWN の記録

次の例では、ストレージ デバイスに対して Navisphere GUI を使用していることを想定しています。


ステップ 1 Navisphere を起動します。

ステップ 2 ストレージ デバイスを右クリックし、Properties を選択します(図7-4 を参照)。

図7-4 ストレージの Properties ウィンドウの表示

 

Storage System Properties ウィンドウが開きます。

ステップ 3 Unique ID フィールドにストレージ デバイスのノード名を表示します。このデバイスの WWN を追加することで SP A と SP B の両方をゾーンに追加できるようになります(図7-5 を参照)。

図7-5 ストレージの WWN の表示

 

特定のポートのみをゾーン分割する場合を除き、デバイス全体に対しては WWN を追加するだけです。


 

VFrame の Brocade ゾーン分割設定

VFrame で Brocade ゾーン分割を設定する作業は、次のとおりです。

「WWN ごとのエイリアスの作成」

「すべてのエイリアスに対するゾーンの作成」

「コンフィギュレーションへのゾーンの追加」

「コンフィギュレーションの保存」

「コンフィギュレーションのイネーブル化」

WWN ごとのエイリアスの作成

次の各要素のエイリアスを作成し WWN を追加します。

シスコ サーバ スイッチ

ディレクタ ホスト(プライマリ)

(任意)冗長ディレクタ ホスト

各仮想サーバ

ストレージ デバイス


) 記録しておいた WWPN を使用してこれらのエイリアスをセットアップします。


エイリアスを作成する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Brocade Web Tools に移動し Zone Administration を開きます。

ステップ 2 Alias タブをクリックします(図7-6 を参照)。

図7-6 Web Tools でのエイリアスの作成

 

ステップ 3 ディレクタのエイリアスを作成します。

a. Create ボタンをクリックします。Create New Alias ダイアログボックスが表示されます。

b. ディレクタの識別名を入力し、OK をクリックします(図7-7 を参照)。

図7-7 ディレクタの新しいエイリアスの作成

 

c. 新しいエイリアスにディレクタの WWN を割り当てます。

d. Zoning ウィンドウで Add Other ボタンをクリックします。Add Other ダイアログボックスが表示されます。

e. ディレクタの WWN を入力します(図7-8 を参照)。ディレクタの単一ポートをゾーン分割する場合を除いて、WWPN をゾーンに追加する必要はありません。入力する必要のある WWN を確認したい場合は、「ディレクタ ホストの WWN の検索」を参照してください。

図7-8 ディレクタの WWN の入力

 

f. OK ボタンをクリックします。

g. (任意)Add Other ボタンをクリックし、冗長ディレクタの WWN を追加します。

h. Member Selection List から新しい WWN を選択し、Add Member ボタンをクリックしてエイリアスに追加します(図7-9 を参照)。

図7-9 エイリアスの入力

 

ステップ 4 各仮想サーバ グループの新しいエイリアスを作成します。

a. ステップ 2 の手順に従い、Create ボタンをクリックします。

b. 仮想サーバのグループの識別名を入力し、OK をクリックします。

c. Add Other ボタンをクリックし、このグループの最初の仮想サーバの WWN を追加します。入力する必要のある WWN を確認したい場合は、「仮想サーバの WWN の記録」を参照してください。

d. OK ボタンをクリックします。

e. Add Other ボタンをクリックし、このグループの次の仮想サーバの WWN を追加します。

f. e. の手順を繰り返して、このグループのすべての仮想サーバの WWN を追加します。

g. Member Selection List から新しい WWN を選択し、Add Member ボタンをクリックしてエイリアスに追加します。

ステップ 5 各サーバ スイッチの新しいエイリアスを作成します。Member Selection List から選択する必要のある WWN を確認したい場合は、「ファイバ チャネル ゲートウェイの WWN の記録」を参照してください。

ステップ 6 ストレージ デバイスの新しいエイリアスを作成します(図7-10 を参照)。選択する必要のある WWN を確認したい場合は、「ストレージ デバイスの WWN の記録」を参照してください。

図7-10 作成したエイリアス

 


 

エイリアスのリストの確認

エイリアスを確認するには、各エイリアスのメンバーと WWN のリストを比較します。誤入力があるとポートやデバイスをゾーンに追加できなくなるので、これは重要な手順です。

すべてのエイリアスに対するゾーンの作成

ゾーン分割したいすべての項目のエイリアスを作成したあと、これらのエイリアスを 1 つのゾーンに追加します。

エイリアスを 1 つのゾーンに追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Web Tools Zone Administration ウィンドウで、Zone タブをクリックします。

ステップ 2 Create ボタンをクリックします。Create New Zone ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 3 新しいゾーンの名前を入力し、OK をクリックします(図7-11 を参照)。

図7-11 新しいゾーンの名前付け

 

ステップ 4 Member Selection List の Aliasesフォルダーをクリックして開きます。

ステップ 5 作成したすべてのエイリアスを、Ctrl キーを押しながらクリックし、次に Add Member ボタンをクリックします(図7-12 を参照)。

図7-12 新しいゾーンへのエイリアスの追加

 


 

コンフィギュレーションへのゾーンの追加

コンフィギュレーションが存在しない場合は、 Create ボタンをクリックして新しいコンフィギュレーションを作成します。次の手順は、ゾーン分割コンフィギュレーションが存在していることを想定しています。

ゾーンをコンフィギュレーションに追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Config タブをクリックします。

ステップ 2 Name プルダウン メニューから、ゾーンを追加したいゾーン コンフィギュレーションを選択します。

現在 FC スイッチでイネーブルになっているコンフィギュレーションがある場合、アクティブにできるのは一度に 1 つのコンフィギュレーションだけなので、そのコンフィギュレーションに新しいゾーンを追加します。

Web Tools の Zone Admin ウィンドウの右上隅を見て、イネーブルになっているコンフィギュレーションがあるかどうか確認してください。

ステップ 3 Member Selection List の Zone フォルダをクリックして開き、ゾーンを検索します。

ステップ 4 ゾーンをクリックし、次に Add Member ボタンをクリックします(図7-13 を参照)。

図7-13 新しいゾーンへのエイリアスの追加

 


 

コンフィギュレーションの保存


ステップ 1 Actions > Save Config Only を選択し、必要に応じて Yes をクリックします。

ステップ 2 コンフィギュレーションを保存しても、アクティブにする準備をしなければコンフィギュレーションはアクティブにならないので注意してください。


 

コンフィギュレーションのイネーブル化


ステップ 1 Actions > Enable Config を選択します。Enable Config ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 プルダウン メニューから目的のコンフィギュレーションを選択します。ほかのコンフィギュレーションが現在イネーブルになっている場合に選択すると、イネーブルになっているコンフィギュレーションが上書きされ、他のデバイスのストレージへのアクセスを妨害する可能性があるので注意してください。

ステップ 3 必要に応じてダイアログボックスの yes をクリックします。