Cisco VFrame Third Party インテグレーション ガイド Release 3.1.1
設置環境の概要
設置環境の概要
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

設置環境の概要

概要

必要なマニュアル

プロジェクト プランニング

環境要件の評価

電源要件および冷却要件

VFrame 関連デバイスの電源および冷却要件

物理要件

外形寸法および重量

温度および湿度要件

VFrame ネットワーク通信のプランニング

ネットワーク接続プランの作成

VFrame ネットワーク要件

必要なネットワーク データの収集

設置場所にある既存機器の評価

ストレージ要件

VFrame がストレージ デバイスをサポートしていることの確認

ストレージの適切な使用状況の確認

管理リソースの確認

SAN ツールの確認

物理サーバの要件

仮想サーバの要件

概要

必要なマニュアル

このマニュアルでは VFrame をインストレーションする前の、インストレーションを適切に行うためのプランニングのガイドラインおよび推奨事項の概要について説明します。

詳細については、次の URL にある『 Cisco VFrame Site Planning and Preparation Guide 』および『 VFrame Evaluation Test Plan 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps6429/products_implementation_design_guides_list.html

プロジェクト プランニング

VFrame のインストレーションを計画する場合は、一人の人がエンドツーエンドの導入全体について責任を持つ必要があります。この責任者はリソースの明確化、進捗の把握、役割と責任の定義と委任、およびリスクの特定と軽減を担います。このマニュアルは、これらの範囲の定義に必要な情報を収集する際に役立ちます。

機器が到着する前に適切なプランニングを行うと、インストレーション作業の迅速化が図れます。これには、接続する機器の妥当性の確認、ネットワーク ニーズおよびその他の技術的な要件の評価などがあります。

環境要件の評価

電源要件および冷却要件

インストレーションの前に、設置場所に必要なすべての機器にとって十分な電力容量と冷却能力を備えているか確認します。

Cisco SFS 7000、Cisco SFS 7008、および Cisco SFS 3012R には、それぞれにホット プラグ対応のデュアル電源装置が含まれています。これらの電源装置はスイッチ間で互換性がありません。次の表に、シスコ サーバ スイッチがフル実装されたときの詳しい電源要件および冷却要件を示します。

すべてのサーバおよびストレージの電源要件および冷却要件を収集し、各施設で全面導入に向けた設置場所の準備が整っていることを確認します。

VFrame 関連デバイスの電源および冷却要件

次の表を使用し、VFrame 関連デバイスの電源要件および冷却要件に、設置場所が対応するかどうか確認します。

 

表1-1 VFrame デバイスの電源および冷却要件

製品
最大消費電力(W)
最大発熱量(kJ/時)
風量(m3/分)
電力容量(A@120 V)

Cisco SFS 7000

65

234

1.4

0.54

Cisco SFS 7008

600

2880

4.7

5.00

Cisco SFS 3012R

650

2340

4.1

5.42

ファイバ チャネル ゲートウェイ(2 ポート)

25

90

該当しません

0.21

イーサネット ゲートウェイ
(6 ポート)

26

93.6

該当しません

22

物理要件

次の表を使用して、VFrame 関連デバイスの物理要件に、設置場所が対応するかどうかを確認します。

外形寸法および重量

 

表1-2 外形寸法および重量要件

製品
外形寸法
最大重量
奥行き
高さ
Lbs
Kg
インチ
cm
インチ
cm
インチ
cm

Cisco SFS 7000

17”

43.2

22”

55.9

1.75”

4.5

30

13.6

Cisco SFS 7008

17”

43.2

24”

61.0

10.3”

26.2

110

50.0

Cisco SFS 3012R

17”

43.2

24”

61.0

7”

17.8

95

43.1

温度および湿度要件

 

表1-3 温度および湿度要件

製品
温度
湿度
動作時
非動作時
動作時
非動作時

Cisco SFS 7000

32 ~ 113°F

(0 ~ 45°C)

-40 ~ 158°F

(-40 ~ 70°C)

20% ~ 80%

5% ~ 90%

Cisco SFS 7008

0 ~ 108°F

(0 ~ 42°C)

-40 ~ 158°F

(-40 ~ 70°C)

20% ~ 80%

5% ~ 90%

Cisco SFS 3012R

32 ~ 95°F

(0 ~ 35°C)

-13 ~ 158°F

(-25 ~ 70°C)

20% ~ 80%

5% ~ 95%

VFrame ネットワーク通信のプランニング

ここでは、一般的なプランニングの作業について説明します。このマニュアルでは、アプリケーション固有の要件やプライベート IPC アドレス、その他のカスタム環境については扱いません。

ネットワーク接続プランの作成

ネットワークの接続要件を作成する場合は、次の点に考慮してください。

今回のインストレーションと既存の LAN または WAN との接続方法について

すべての仮想サーバに対応できるだけの IP 接続があるかどうか

このクラスタの管理者について(サーバ管理者あるいはネットワーク管理者)

ハイ アベイラビリティ プランについて

VFrame ネットワーク要件

一般に VFrame のインストレーションで必要になるものは次のとおりです。

Virtual Server Group(VSG)のパブリック サブネット

このサブネットは VSG 単位になる場合がありますが、デモ環境ではすべての VSG が同じパブリック サブネットを使用できます。通常はローカルのイントラネットにブリッジングされます。

ディレクタと仮想サーバ間の通信に使用する VFrame 管理サブネット

これはプライベート サブネットで、ブリッジングされません。管理パーティションを利用できます。

シャーシ管理サブネット

IPoIB またはイーサネットに使用できます。ブリッジングしないことを推奨します。

(任意)追加の IP アドレスを 1 つ

HA ディレクタを実行する場合には、アクティブなディレクタに割り当てる仮想 IP アドレス用のパブリック IP アドレスが余分に必要になります。

競合しない SRP LUN

ローカル デバイスのラベルが使用中の SRP LUN のものと競合しないようにする必要があります。

必要なネットワーク データの収集

インストレーションの前に、次のネットワーク情報を収集します。

必要なサブネットのすべての IP アドレス(必要ならば VLAN も)(VFrame ネットワーク要件を参照)

SNMP モニタリングに必要な情報(イベント モニタ IP アドレスおよびコミュニティ ストリング、SNMP OID など)

NTP サーバ アドレス(1 つまたは複数)

DNS サーバ アドレス(1 つまたは複数)

DHCP サーバ情報(必要な場合)

スイッチおよび仮想サーバのホスト名アドレス方式

RADIUS サーバ情報(任意)

リモートの syslog サーバ情報(任意)

ファームウェア イメージ用の FTP サーバ情報(任意)

ネットワーク アクセス ポリシーおよびセキュリティ ポリシー(必要な場合)(例:ノンセキュア ポートのディセーブル、HTTP ソケット ポート番号の非標準インターフェイスへの変更など)

設置場所にある既存機器の評価

ストレージ要件

VFrame がストレージ デバイスをサポートしていることの確認

ストレージ アレイのメーカーおよびモデル名は何か。このデバイスは VFrame 環境でサポートされているのか。

Direct Attached Storage(DAS)または SAN FC スイッチを使用する予定か。ストレージ スイッチのメーカーおよびモデル名は何か。このスイッチは VFrame 環境のサポート対象デバイス リストに記載があるか(DAS は VFrame 環境で使用できません。FC ゲートウェイとストレージ デバイスの間に FC スイッチを使用する必要があります)。

ストレージの適切な使用状況の確認

仮想サーバ、OS、およびアプリケーション要件に基づいて作成する LUN の数およびサイズ。

IB スイッチまたは FC スイッチと接続する予定のターゲット上の FC ポートの数。

必要な WWN の登録数。ターゲット ポート上で使用できる数。ポート 1 つ当たりの制限数。

次の一般的なガイドラインを使用して、ストレージ デバイス上で使用する必要のあるイニシエータ数を決めます。

Service Processor(SP) 1 つ当たりの登録数 = SP ポートを認識できるポート プール内の、仮想サーバ 1 台当たり ゲートウェイ ポート数

図1-1 イニシエータの登録数のプランニング

 

必要な FC ゲートウェイ数。

分割ファブリックで使用するかどうか(つまり、FC ゲートウェイのポートを 2 つの異なる FC スイッチに接続することを意味します。例:スロット 1 ~ n のポート 1 が FC スイッチ 1 に接続され、スロット 1 ~ n のポート 2 が FC スイッチ 2 に接続される)。

管理リソースの確認

この構成の管理には相応の資格のある SAN 管理者が必要です。

SAN ツールの確認

LUN のサイズ変更、LUN ベースのアクセス コントロールの設定(EMC Navisphere など)、またはゾーン分割プラン(Brocade Webtool など)に必要な SAN 管理ツールを使用することが可能で、そのための適切な権限を有している必要があります。

物理サーバの要件

接続するサーバを準備する場合は、次の点を考慮してください。

この導入で使用されるサーバの種類について

それらのサーバはサポート対象サーバ リストに記載があるかどうか

サーバの BIOS のレベルは InfiniBand 経由で起動することが証明されているかどうか

これらのサーバの管理方式は何か(アウトオブバンドなど)

これらのサーバの電源管理方式は何かVFrame はこれらのサーバのリモート電源管理をサポートしているかどうか

これらのサーバの設備要件および環境要件は何か

これらの要件はサーバ管理ソフトウェアと対応しているかどうか

仮想サーバの要件

仮想サーバの準備をする場合は、次の点に考慮してください。

作成する仮想サーバ数

インストールするオペレーティング システムは何かVFrame はこれらをサポートしているか

インストールするアプリケーションは何かこれらの仮想サーバのストレージ要件およびネットワーク要件は何か

VFrame を使用する具体的なプランはあるかどうか作成する業務ポリシー(フェールオーバー、容量の追加、新規サーバの迅速な追加など)は何か。

上記検討項目の回答を基に、インストレーションの前にパーティション作業を行う必要のあるストレージ容量と LUN の数について詳細については、「ストレージ要件」を参照してください。