Cisco DCNM for LAN Release 6.x FabricPath コンフィギュレーション ガイド
FabricPath 機能の詳細設定
FabricPath 機能の詳細設定
発行日;2012/09/27 | 英語版ドキュメント(2012/06/28 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

FabricPath 機能の詳細設定

FabricPath の詳細機能について

FabricPath レイヤ 2 IS-IS の詳細設定について

ハイ アベイラビリティ

FabricPath の詳細機能のライセンス要件

プラットフォーム サポート

FabricPath の詳細機能の設定

IS-IS プロセスの設定

IS-IS プロセスのオプション設定のための統計情報表示

IS-IS インターフェイスの設定

FabricPath オプション設定のフィールド説明

[ISIS Processes]:[ISIS Process Settings]:[Basic Settings] セクション

[ISIS Processes]:[ISIS Process Settings]:[LSP/SPF Settings] セクション

[ISIS Interfaces]:[ISIS Interface Settings]:[Basic Settings] セクション

[ISIS Interfaces]:[ISIS Interface Settings]:[Adjacency Status] セクション

DCNM を使用した FabricPath の詳細機能の設定に関する機能の履歴

FabricPath 機能の詳細設定

FabricPath を使用して、FabricPath Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコルの詳細設定が可能です。

この章の内容は、次のとおりです。

「FabricPath の詳細機能について」

「FabricPath の詳細機能のライセンス要件」

「プラットフォーム サポート」

「FabricPath の詳細機能の設定」

「FabricPath オプション設定のフィールド説明」

「DCNM を使用した FabricPath の詳細機能の設定に関する機能の履歴」

FabricPath の詳細機能について


) FabricPath を実行するには、シャーシに F シリーズ モジュールを取り付けている必要があります。


この項の内容は、次のとおりです。

「FabricPath レイヤ 2 IS-IS の詳細設定について」

「ハイ アベイラビリティ」

FabricPath レイヤ 2 IS-IS の詳細設定について


) FabricPath のレイヤ 2 IS-IS のデフォルト動作については、「FabricPath スイッチングの設定」を参照してください。


レイヤ 2 IS-IS のデフォルト設定を使用して FabricPath ネットワークを実行することを推奨します。

IS-IS 設定の多くは、任意で変更することもできます。次の設定を変更できます。

デバイス全体および FabricPath ネットワーク内の各デバイスでグローバルに変更

FabricPath ネットワーク内の指定の FabricPath インターフェイスで変更

FabricPath レイヤ 2 IS-IS 設定のいずれかを変更した場合は、FabricPath ネットワーク内のすべてのデバイスのグローバル パラメータに対して、また、ネットワーク内の適用可能なすべての FabricPath インターフェイスのインターフェイス パラメータに対して、確実に同じ変更を加えます。

レイヤ 2 IS-IS は、レイヤ 3 IS-IS に基づいており、レイヤ 2 で実行できるように拡張されています。レイヤ 2 IS-IS のコマンドとレイヤ 3 IS-IS のコマンドは異なります。レイヤ 2 IS-IS は、FabricPath のコントロール プレーンであり、単一のプロトコルにより、すべてのユニキャスト、およびマルチキャスト トラフィックを制御します。転送に関しては、FabricPath レイヤ 2 IS-IS では、ユニキャスト、未知のユニキャスト、ブロードキャスト、およびマルチキャスト フレームのトラフィックが転送されます。システムはレイヤ 2 IS-IS を使用して、FabricPath ネットワーク全体にわたるループフリー パスを維持します (FabricPath レイヤ 2 IS-IS のデフォルト動作については、「FabricPath スイッチングの設定」を参照してください。また、FabricPath フォワーディングについては、「FabricPath フォワーディング」を参照してください)。

これらの詳細な FabricPath レイヤ 2 IS-IS の設定によって、FabricPath ネットワークの動作を微調整することができます。

ハイ アベイラビリティ

FabricPath トポロジでは、ISSU を介して設定が保持されます。

ハイ アベイラビリティの詳細については、『 Cisco Nexus 7000 Series NX-OS High Availability and Redundancy Guide, Release 6.x 』を参照してください。

FabricPath の詳細機能のライセンス要件

次の表に、この機能のライセンス要件を示します。

 

製品
ライセンス要件

Cisco NX-OS

FabricPath には、拡張レイヤ 2 ライセンスが必要です。Cisco NX-OS のライセンス スキームの詳細については、『 Cisco Nexus 7000 Series Licensing Guide 』を参照してください。

Cisco DCNM

FabricPath にはライセンスは不要です。ライセンス パッケージに含まれていない機能は Cisco DCNM にバンドルされており、無料で提供されます。Cisco DCNM ライセンス スキームについては、『 Cisco DCNM Installation and Licensing Guide 』を参照してください。

プラットフォーム サポート

この機能は、次のプラットフォームでサポートされています。注意事項や制約事項、システムのデフォルト値、コンフィギュレーションの制限などに関するプラットフォーム固有の情報については、対応するマニュアルを参照してください。

プラットフォーム
マニュアル

Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチ

Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチのマニュアル

FabricPath の詳細機能の設定


) デバイスで FabricPath をイネーブルにする必要があります。
FabricPath ネットワークに参加させる各スイッチに対して、これらの設定を行う必要があります


この項では、FabricPath レイヤ 2 IS-IS のオプション パラメータの設定方法、および次の内容について説明します。

「IS-IS プロセスの設定」

「IS-IS インターフェイスの設定」

IS-IS プロセスの設定

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセス値のデフォルト設定を変更できます。

はじめる前に

FabricPath をイネーブルにしていることを確認します。

F シリーズ モジュールで作業していることを確認します。

手順の詳細


ステップ 1 [Feature Selector] ペインで、[Switching] > [Fabricpath] > [ISIS Processes] の順に選択して、[ISIS Processes] ペインを開きます。

ステップ 2 [Summary] ペイン内の [Contents] ペインで、IS-IS プロセス値を設定するデバイスをクリックします。

[Summary] ペインのデバイスが強調表示され、[Details] ペインにタブが表示されます。

ステップ 3 [Details] ペインで、[ISIS Process Settings] タブをクリックします。

ステップ 4 [Basic Settings] セクションをクリックします。

a. [Switch Id] フィールドに、スイッチ ID の値を入力します。

b. [Authentication Settings] エリアで、認証をイネーブルまたはディセーブルにして、種類を選択し、キーチェーン情報を入力します。

c. [Other Settings] エリアで、ルート優先順位、参照帯域幅、および最大パスの値を入力します。また、グレースフル リスタート、隣接チェック ロギング、およびダイナミック ホスト名がイネーブルかどうかをチェックします。

ステップ 5 [LSP/SPF Settings] セクションをクリックします。

a. [LSP Settings] エリアで、[MTU]、[Initial Wait]、[Second Wait]、および [Maximum Wait] の値を入力します。

b. [SPF Settings] エリアで、[Initial Wait]、[Second Wait]、および [Maximum Wait] の値を入力します。

ステップ 6 (任意)メニューバーで [File] > [Deploy] の順に選択して、変更内容をデバイスに適用します。


 

IS-IS プロセスのオプション設定のための統計情報表示

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスの統計情報を表示します。

はじめる前に

FabricPath をイネーブルにしていることを確認します。

N7K-F132XP-15 モジュールで作業していることを確認します。

手順の詳細


ステップ 1 [Feature Selector] ペインで、[Switching] > [Fabricpath] > [ISIS Processes] の順に選択して、[ISIS Processes] ペインを開きます。

ステップ 2 [Summary] ペイン内の [Contents] ペインで、統計情報を表示するデバイスをクリックします。

[Summary] ペインのデバイスが強調表示され、[Details] ペインにタブが表示されます。

ステップ 3 [Details] ペインで、[Statistics] タブをクリックします。

ステップ 4 メニューバーで [New Chart] > [Fabricpath ISIS Traffic Statistics Chart] の順に選択します。

a. [Fabricpath ISIS Traffic Statistics] エリアで、[Select Parameters] をクリックします。

b. CSNP PDU、LAN PDU、LSP PDu、P2P PDU、および PSNP PDU に必要な受信カウント、送信カウント、再送信カウント、およびエラー カウントを選択します。

統計情報が表示されます。

ステップ 5 メニューバーで [New Chart] > [Fabricpath ISIS Process Statistics Chart] の順に選択します。

a. [Fabricpath ISIS Process Statistics] エリアで、[Select Parameters] をクリックします。

b. LSP およびその他で表示するパラメータを選択します。

統計情報が表示されます。


 

IS-IS インターフェイスの設定

FabricPath レイヤ 2 IS-IS の基本コンフィギュレーションのデフォルト設定の変更、および隣接情報の表示ができます。

はじめる前に

FabricPath をイネーブルにしていることを確認します。

N7K-F132XP-15 モジュールで作業していることを確認します。

手順の詳細


ステップ 1 [Feature Selector] ペインで、[Switching] > [Fabricpath] > [ISIS Interfaces] の順に選択して、[ISIS Interfaces] ペインを開きます。

ステップ 2 [Summary] ペイン内の [Contents] ペインで、IS-IS インターフェイス値を設定するデバイスをクリックします。

ステップ 3 次のいずれかをクリックして、インターフェイスの種類を選択します。

Physical Interfaces

Portchannels

ステップ 4 必要なモジュールとインターフェイスをクリックします。

[Summary] ペインのインターフェイスが強調表示され、[Details] ペインにタブが表示されます。

ステップ 5 [Details] ペインで、[Fabricpath ISIS Interface Settings] タブをクリックします。

ステップ 6 [Basic Settings] セクションをクリックします。

a. [Basic Settings] フィールドで、ドロップダウン メニューから Fabricpath トポロジを選択して、選択したインターフェイスのメトリックを入力します。

b. [Authentication Settings] エリアで、認証をイネーブルまたはディセーブルにして、種類を選択し、キーチェーン情報を入力します。

c. [Interval Settings] エリアで、CSNp インターバル、LSP インターバル、再送信インターバル。および再送信スロットル インターバルの値を入力します。

d. [Hello Packets] エリアで、hello パディングをイネーブルまたはディセーブルにして、hello インターバルおよび hello 乗数の値を入力します。

ステップ 7 [Adjacency Settings] セクションをクリックして、インターフェイスとネイバーのトポロジおよび隣接ステータスを表示します。

ステップ 8 (任意)メニューバーで [File] > [Deploy] の順に選択して、変更内容をデバイスに適用します。


 

FabricPath オプション設定のフィールド説明

これらのフィールド説明は、FabricPath を微調整する FabricPath オプション機能を設定するのに使用します。ここで説明する内容は、次のとおりです。

「[ISIS Processes]:[ISIS Process Settings]:[Basic Settings] セクション」

「[ISIS Processes]:[ISIS Process Settings]:[LSP/SPF Settings] セクション」

「[ISIS Interfaces]:[ISIS Interface Settings]:[Basic Settings] セクション」

「[ISIS Interfaces]:[ISIS Interface Settings]:[Adjacency Status] セクション」

[ISIS Processes]:[ISIS Process Settings]:[Basic Settings] セクション

 

表 5-1 [ISIS Processes]:[ISIS Processes Settings]:[Basic Settings] セクション

フィールド
説明

Fabricpath ISIS Process

表示専用 。FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスの名前。

Fabricpath Topology IDs

表示専用 。FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスに関連するトポロジ。

Switch ID

FabricPath トポロジ内のデバイスに対するスイッチ ID。

(注) FabricPath をイネーブルにすると、システムは自動的にスイッチ ID を割り当てます。手動でこの割り当てを無効にして、独自のスイッチ ID を割り当てられます。スイッチ ID は、FabricPath トポロジ内のデバイスで固有でなければなりません。

Authentication Setting

Auth.Check

認証チェックのステータス。イネーブルまたはディセーブル。

Type

認証のタイプ。次のいずれかを選択します。

None

Text authentication

Md5

Keychain

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスによる認証に使用されるキーチェーン。

Other Settings

Root Priority

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスのルート優先順位の値。範囲は 1 ~ 255 です。

Ref.Bandwidth (mbps)

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスの参照帯域幅の値。有効な範囲は 1 ~ 4000 です。

Maximum Paths

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスの最大パスの値。範囲は 1 ~ 16 です。

Graceful Restart

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスに対してグレースフル リスタートをイネーブルにします。

Log Adjacency Check

FabricPath レイヤ 2 IS-IS ネイバーの状態が変更された場合、ロング メッセージを送信します。

Dynamic Hostname

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスが、ホスト名を動的に設定できるようにします。

[ISIS Processes]:[ISIS Process Settings]:[LSP/SPF Settings] セクション

 

表 5-2 [ISIS Processes]:[ISIS Processes Settings]:[LSP/SPF Settings] セクション

フィールド
説明
LSP Settings (in Secs)

MTU

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスにおけるリンク ステート PDU の MTU。有効な範囲は 128 ~ 4352 です。

Initial Wait

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスにおけるリンク ステート PDU の初期待ち時間。指定できる範囲は、50 ~ 120,000 です。

Second Wait

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスにおけるリンク ステート PDU の第 2 待ち時間。指定できる範囲は、50 ~ 120,000 です。

Maximum Wait

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスにおけるリンク ステート PDU の最大待ち時間。指定できる範囲は、50 ~ 120,000 です。

SPF Settings (in Secs)

Initial Wait

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスにおける Shortest-Path First PDU の初期待ち時間。指定できる範囲は、50 ~ 120,000 です。

Second Wait

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスにおける Shortest-Path First PDU の第 2 待ち時間。指定できる範囲は、50 ~ 120,000 です。

Maximum Wait

FabricPath レイヤ 2 IS-IS プロセスにおける Shortest-Path First PDU の最大待ち時間。指定できる範囲は、50 ~ 120,000 です。

[ISIS Interfaces]:[ISIS Interface Settings]:[Basic Settings] セクション

 

表 5-3 [ISIS Interfaces]:[ISIS Interface Settings]:[Basic Settings] セクション

フィールド
説明
Basic Settings

Interface Name

表示専用 。FabricPath インターフェイス名。

Topology ID

トポロジ。必要なトポロジをここで追加または削除します。

Metric

FabricPath レイヤ 2 IS-IS にインターフェイスが参加する場合のインターフェイス メトリック。指定できる範囲は 0 ~ 16,777,215 です。

Fabricpath Mode

表示専用 。FabricPath。

Operational Status

表示専用 。次のいずれかの FabricPath インターフェイスの動作ステータス。

Up

Down

Authentication Settings

Auth.Check

選択したインターフェイスの認証ステータス。イネーブルまたはディセーブル。

Type

選択したインターフェイスの認証のタイプ。次の選択肢があります。

None

Md5 Authentication

Text Authentication

Keychain

選択したインターフェイスの認証に使用されるキーチェーン情報。

Interval Settings

CSNP Interval

Complete Sequence Number Packets のインターバル。範囲は 1 ~ 65535 です。

LSP Interval

リンクステート PDU のインターバル。有効な範囲は 10 ~ 65535 です。

Retransmit Interval

再送信が実行されるインターバル。範囲は 1 ~ 65535 です。

Retransmit Throttle Interval

再送信スロットルのインターバル。範囲は 20 ~ 65535 です。

Hello Packets

Hello Padding

選択したインターフェイスの hello パディング。イネーブルまたはディセーブル。

Hello Interval

hello パケットが送信されるインターバル。範囲は 1 ~ 65535 です。

Hello Multiplier

hello パケットの乗数値。有効な範囲は 3 ~ 1,000 です。

[ISIS Interfaces]:[ISIS Interface Settings]:[Adjacency Status] セクション

 

表 5-4 [ISIS Interfaces]:[ISIS Interface Settings]:[Adjacency Status] セクション

フィールド
説明

Topology ID

表示専用 。選択したインターフェイスのトポロジ ID。

Metric

表示専用 。選択したインターフェイスのトポロジ固有のメトリック値。

Adjacency Status

表示専用 。特定のトポロジの選択したインターフェイスの隣接ステータス。表示される値は次のとおりです。

Up

Down

Init

Fabricpath Topology Status

表示専用 。特定のトポロジの選択したインターフェイスのトポロジ ステータス。表示される値は次のとおりです。

Up

Down

Neighbour Details

Adjacency Status

表示専用 。選択したインターフェイスのネイバー インターフェイスの隣接ステータス。とり得る値は次のとおりです。

Up

Down

Init

L2 topology Status

表示専用 。選択したインターフェイスのネイバー インターフェイスのトポロジ ステータス。表示される値は次のとおりです。

Up

Down

DCNM を使用した FabricPath の詳細機能の設定に関する機能の履歴

表 5-5 にこれらの機能のリリース履歴を示します。

表 5-5 FabricPath 機能の履歴

機能名
リリース
機能情報

FabricPath

5.1(1)

これらの機能が導入されました。