Cisco MDS 9000 ファミリ Fabric Manager コンフィギュレーション ガイド Release 3.x Cisco MDS SAN-OS Release 3.0(3) ~ 3.3(3) Cisco MDS 9000 FabricWare Release 2.x
第 2 世代スイッチおよびモジュールの設定
第 2 世代スイッチおよびモジュールの設定
発行日;2013/09/18 | 英語版ドキュメント(2009/04/06 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 39MB) | フィードバック

目次

第 2 世代スイッチおよびモジュールの設定

第 2 世代モジュールおよびスイッチの概要

ポート グループ

ポート レート モード

専用モード

共有モード

ダイナミック帯域幅管理

アウトオブサービス インターフェイス

バッファ クレジット割り当て

バッファ プール

スイッチング モジュールの BB_credit バッファ

48 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル モジュールの BB_credit バッファ

24 ポート 4 Gbps ファイバ チャネル モジュールの BB_credit バッファ

18 ポート ファイバ チャネル/4 ポート ギガビットイーサネット マルチサービス モジュールの BB_credit バッファ

12 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールの BB_credit バッファ

4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュールの BB_credit バッファ

ファブリック スイッチの BB_credit バッファ

Cisco MDS 9134 ファブリック スイッチの BB_credit バッファ

Cisco MDS 9124 ファブリック スイッチの BB_credit バッファ

Cisco MDS 9222i マルチサービス モジュラ スイッチの BB_credit バッファ

拡張 BB_credit

第 1 世代および第 2 世代のスイッチング モジュールの組み合わせについて

ポート インデックス

PortChannel

第 2 世代モジュール インターフェイスの共有リソースの設定

48 ポートおよび 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールの設定ガイドライン

共有モードから専用モードへの移行

専用モードから共有モードへの移行

12 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール インターフェイスの設定ガイドライン

4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュール インターフェイスの設定ガイドライン

ポート速度の設定

レート モードの設定

オーバーサブスクライブ率の制限の設定

オーバーサブスクライブ比率の制限のディセーブル化

オーバーサブスクライブ比率の制限のイネーブル化

帯域幅の公平割り当ての設定

帯域幅の公平割り当てのイネーブル化

帯域幅の公平割り当てのディセーブル化

アップグレードまたはダウングレードのシナリオ

インターフェイスのアウトオブサービス化

ポート グループの共有リソースの解放

SFP 診断情報の表示

デフォルト設定値

第 2 世代スイッチおよびモジュールの設定

Cisco MDS 9500 シリーズ スイッチ、Cisco MDS 9216A スイッチ、Cisco MDS 9216i スイッチは、第 2 世代モジュールと呼ばれる一連のモジュールをサポートしています。この章では、これらのモジュールおよび第 2 世代マルチレイヤ ファブリック スイッチを設定する方法について説明します。

この章は、次の項で構成されています。

第 2 世代モジュールおよびスイッチの概要

「バッファ クレジット割り当て」

「第 1 世代および第 2 世代のスイッチング モジュールの組み合わせについて」

「第 2 世代モジュール インターフェイスの共有リソースの設定」

「SFP 診断情報の表示」

「デフォルト設定値」

第 2 世代モジュールおよびスイッチの概要

表 22-1 は、Cisco MDS 9500 シリーズ スイッチ、Cisco MDS 9216A スイッチ、Cisco MDS 9216i スイッチ、ファブリック スイッチでサポートされるモジュールを示しています。

 

表 22-1 第 2 世代ファイバ チャネル モジュールおよびファブリック スイッチ

製品番号
製品名/説明
モジュール

DS-X9148

48 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール

DS-X9134

34 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール

DS-X9124

24 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール

DS-X9304-18K9

ギガビットイーサネット ポートを 4 個搭載した、18 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール

DS-X9112

12 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール

DS-X9704

4 ポート、10 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール

DS-X9530-SF2-K9

スーパーバイザ 2 モジュール(Cisco MDS 9500 シリーズ スイッチのみ)

スイッチ

DS-C9134-K9

Cisco MDS 9134 ファブリック スイッチ

10 Gbps ポートをさらに 2 個搭載した、32 ポートの 4 Gbps ファブリック スイッチ

DS-C9124

Cisco MDS 9124 ファブリック スイッチ

24 ポートの 4 Gbps ファブリック スイッチ

DS-C9222i-K9

Cisco MDS 9222i マルチサービス モジュラ スイッチ

4 個のギガビットイーサネット IP ストレージ サービス ポート、および Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチング モジュールとサービス モジュールをホストするモジュラ拡張スロットを搭載した、18 ポートの 4 Gbps スイッチ


) 第 2 世代ファイバ チャネル スイッチング モジュールは Cisco MDS 9216 スイッチでサポートされませんが、スーパーバイザ 1 モジュールおよびスーパーバイザ 2 モジュールの両方でサポートされます。


このモジュールおよびスイッチの設置と仕様の詳細については、スイッチのハードウェア インストール ガイドを参照してください。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

ポート グループ

「ポート レート モード」

「ダイナミック帯域幅管理」

「アウトオブサービス インターフェイス」

「バッファ プール」

「拡張 BB_credit」

ポート グループ

各モジュールまたはスイッチでは、ポート グループに 1 つまたは複数のポートが含まれることがあり、共通リソース(帯域幅やバッファ クレジットなど)が共有されます。 表 22-2 は第 2 世代ファイバ チャネル スイッチおよびモジュールのポート グループを示しています。

 

表 22-2 第 2 世代 FC モジュールおよびファブリック スイッチの帯域幅とポート グループ

製品番号
製品名/説明
ポート グループごとのポート数
ポート グループごとの帯域幅
ポートごとの最大帯域幅
モジュール

DS-X9148

Cisco 48 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル モジュール

48 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール1

12

12.8

4 Gbps

DS-X9124

Cisco 24 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル モジュール

24 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール

6

12.8

4

DS-X9304-18K9

Cisco 18 ポート ファイバ チャネル/4 ポート ギガビットイーサネット マルチサービス(MSM-18/4)モジュール

ギガビットイーサネット ポートを 4 個搭載した、18 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール

6

12.8

4 Gbps

DS-X9112

Cisco 12 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル モジュール

12 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール

3

12.8

4 Gbps

DS-X9704

Cisco 4 ポート、10 Gbps のファイバ チャネル モジュール

4 ポート、10 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール

1

10

10 Gbps

スイッチ

DS-C9134-K9

Cisco MDS 9134 ファブリック スイッチ

32 ポートの 4 Gbps ファブリック スイッチ

4

16

4 Gbps

2 ポートの 10 Gbps ファブリック スイッチ

1

10

10 Gbps

DS-C9124K9

Cisco MDS 9124 ファブリック スイッチ

24 ポートの 4 Gbps

4

16

4 Gbps

DS-C9222i-K9

Cisco MDS 9222i マルチサービス モジュラ スイッチ

18 ポートの 4 Gbps

6

12.8

4 Gbps

1.デフォルトでは、48 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールのすべてのポートは、管理の動作速度が auto に設定された共有モードで動作します。48 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールのすべてのポートは、動作速度が 1 Gbps の専用モードで動作できます。ただし、2 Gbps または 4 Gbps の専用モードで動作するように 1 つまたは複数のポートを設定すると、モジュールのその他のポートは共有モードで動作することが必要となる場合があります。


) ポート グループは、ハードウェアによって定義され、連続するポートで構成されます。たとえば、48 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでは、ポート 1 ~ 12、ポート 13 ~ 24、ポート 25 ~ 36、ポート 37 ~ 48 がポート グループです。


ポート レート モード

ポート グループのポートの帯域割り当てを決めるには、 ポート レート モード 設定を使用します。2 つのポート レート モード( 専用モードおよび 共有モード)がサポートされています。第 1 世代のモジュールでは、ポート レート モードはユーザが設定できるものではなく、ポート モードおよびラインカードのタイプに基づいて暗黙的に定められます。第 2 世代のモジュールでは、ポート レート モードは、ユーザが設定します。

 

表 22-3 第 2 世代のモジュールおよびスイッチでのポート レート モードのサポート

製品番号
製品名/
説明
専用レート モードのサポート
共有レート モードのサポート
モジュール

DS-X9148

Cisco 48 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル モジュール

48 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール2

Yes

Yes

DS-X9124

Cisco 24 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル モジュール

24 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール

Yes

Yes

DS-X9304-18K9

Cisco 18 ポート ファイバ チャネル/4 ポート ギガビットイーサネット マルチサービス(MSM-18/4)モジュール

ギガビットイーサネット ポートを 4 個搭載した、18 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール

Yes

Yes

DS-X9112

12 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル モジュール

12 ポート、4 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール

Yes

No

DS-X9704

4 ポートの 10 Gbps ファイバ チャネル モジュール

4 ポート、10 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュール

Yes

No

スイッチ

DS-C9134-K9

Cisco MDS 9134 ファブリック スイッチ

32 ポートの 4 Gbps ファブリック スイッチ

Yes

Yes

2 ポートの 10 Gbps ファブリック スイッチ

Yes

No

DS-C9124

Cisco MDS 9124 ファブリック スイッチ

24 ポートの 4 Gbps ファブリック スイッチ 3

Yes

No

DS-C9222i-K9

Cisco MDS 9222i マルチサービス モジュラ スイッチ

4 個のギガビットイーサネット IP ストレージ サービス ポート、および Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチング モジュールとサービス モジュールをホストするモジュラ拡張スロットを搭載した、18 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチ

Yes

Yes

2.デフォルトでは、48 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールのすべてのポートは、管理の動作速度が auto に設定された共有モードで動作します。48 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールのすべてのポートは、動作速度が 1 Gbps の専用モードで動作できます。ただし、2 Gbps または 4 Gbps の専用モードで動作するように 1 つまたは複数のポートを設定すると、モジュールのその他のポートは共有モードで動作することが必要となる場合があります。

3.デフォルトでは、24 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールのすべてのポートは、管理の動作速度が auto に設定された共有モードで動作します。24 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールのすべてのポートは、動作速度が 2 Gbps の専用モードで動作できます。ただし、4 Gbps の専用モードで動作するように 1 つまたは複数のポートを設定すると、モジュールのその他のポートは共有モードで動作することが必要となる場合があります。


) ポート レート モードはすべての第 2 世代のモジュールおよびファブリック スイッチでサポートされます。Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem および Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter では、ポート レート モードがサポートされません。


専用モード

ポート レート モードを専用として設定すると、必要なファブリック帯域幅および関連リソースがポートに割り当てられて、そのポートに設定された最高動作速度で回線レート トラフィックが維持されます。このモードではローカル バッファリングがポートで使用されず、すべての受信バッファはグローバル バッファ プールから割り当てられます(「バッファ プール」を参照)。

表 22-4 は、4 Gbps スイッチング モジュールで設定されているポート速度用に予約されている帯域幅を示しています。

 

表 22-4 4 Gbps スイッチング モジュールでポート速度用に予約されている帯域幅

設定速度
予約帯域幅

Auto

4 Gbps

4 Gbps

最大 2 Gbps で自動

2 Gbps

2 Gbps

1 Gbps

1 Gbps


) 自動モードの 10 Gbps ポートでは 10 Gbps の自動速度モードだけがサポートされます。


共有モード

ポート レート モードを共有として設定すると、ポート グループ内の複数のポートでスイッチ ファブリックへのデータ パスが共有されるため、ファブリックの帯域幅と関連リソースが共有されます。多くの場合、スイッチ ファブリックで使用可能な帯域幅は、ポートのネゴシエーション済み動作速度よりも小さくなります。このモードのポートでは、BB_credit バッファのローカル バッファリングが使用されます。

帯域幅が共有されるスイッチング モジュールのすべてのポートでは、1 Gbps、2 Gbps、4 Gbps のトラフィックがサポートされます。ただし、動作速度を 1 Gbps、2 Gbps、4 Gbps のいずれかにした専用モードで動作するように、ポート グループの 1 つまたは複数のポートを設定できます。

ダイナミック帯域幅管理

帯域幅が共有されるポート スイッチング モジュールでは、ポート レート モードおよび速度の設定に基づいて、ポート グループ内の各ポートで使用できる帯域幅を設定できます。ポート グループ内では、一部のポートを専用モードに設定でき、その他のポートは共有モードで動作します。

専用モードで設定されたポートには必要な帯域幅が割り当てられて、設定されている最高動作速度でトラフィックの回線レートが維持されます。共有モードで設定されているポートは、残りの使用可能帯域幅をポート グループ内で共有します。ポート グループ内での帯域幅の公平な割り当ては、レート モードおよび速度の設定によって、ある程度決まります。たとえば、モジュールの一連のポートを同じレート モードと速度(4 Gbps の共有帯域幅など)で設定した場合、そのすべてのポートには、帯域幅が公平に割り当てられ、最終的には、スループットが同じになります。帯域幅の公平割り当てをイネーブルにすると、イネーブルにしなかった場合に同様の設定で発生する可能性がある不均衡が緩和されるはずです。

共有モードのポートにおける帯域幅割り当ては、ポートの動作速度に基づいて行われます。たとえば、1 Gbps、1 Gbps、2 Gbps、4 Gbps の速度で動作する 4 つのポートで 8 Gbps の帯域幅を共有する場合、割り当ての割合は 1:1:2:4 になります。


) 専用ポートで割り当て帯域幅の一部を使用しない場合は、未使用の帯域幅は共有帯域幅モード用に設定されたすべてのポートで利用可能になります。



ヒント 2 Gbps までのトラフィックをサポートする(つまり自動検知機能がある 4 Gbps ではない)ホストを 4 Gbps スイッチング モジュールに移行するときは、最大帯域幅を 2 Gbps にして自動検知を使用します。


) 最大帯域幅を 2 Gbps にして速度を自動検知するインターフェイスを設定し、デフォルトの 4 Gbps に変更する場合は、モジュールでその設定をサポートするのに十分な共有リソースが利用可能であることを確認します。


アウトオブサービス インターフェイス

サポートされているモジュールおよびファブリック スイッチでは、1 つまたは複数のインターフェイスのすべての共有リソースをポート グループまたはモジュールの別のインターフェイスに割り当てることが必要となる場合があります。インターフェイスをアウトオブサービスにして、専用帯域幅に必要となる共有リソースを解放できます。インターフェイスをアウトオブサービスにすると、すべての共有リソースは解放され、ポート グループまたはモジュールの別のインターフェイスで使用可能になります。この共有リソースには、帯域幅、レート モード、BB_credit、拡張 BB_credit が含まれます。インターフェイスをサービスに戻すと、すべての共有リソース設定はデフォルト値に戻ります。ポートをサービスに正常に戻すには、対応するリソースが使用可能である必要があります。


注意 インターフェイスをサービスに戻す必要がある場合、同一ポート グループの別のインターフェイスから共有リソースを解放する必要があると、トラフィックが混乱することがあります。

バッファ クレジット割り当て

ここでは、バッファ クレジットをスイッチおよびモジュールに割り当てる方法について説明します。ここで説明する内容は、次のとおりです。

バッファ プール

「スイッチング モジュールの BB_credit バッファ」

「ファブリック スイッチの BB_credit バッファ」

バッファ プール

第 2 世代のモジュールのアーキテクチャでは、一連のポートで共有される受信バッファを バッファ グループ と呼びます。受信バッファ グループは、 グローバル バッファ プールおよび ローカル バッファ プールに編成されています。

グローバル バッファ プールから割り当てられてポート グループで共有される受信バッファは、 グローバル バッファ プール と呼ばれます。グローバル受信バッファ プールには次のバッファ グループが含まれます。

予約済み内部バッファ

ファイバ チャネル インターフェイスごとに割り当てられた BB_credit バッファ(ユーザ定義またはデフォルト割り当て)

必要に応じて別の BB_credit に使用される、BB_credit 用の共通未割り当てバッファ プール(存在する場合)

パフォーマンス バッファ(12 ポートの 4 Gbps および 4 ポートの 10 Gbps のスイッチング モジュールだけで使用)

図 22-1 は、ラインカード(24 ポートおよび 48 ポートのラインカード)の BB_credit バッファの割り当てを示しています。


) 一部のモジュールでは、パフォーマンス バッファがサポートされません。


図 22-1 グローバル バッファ プールにおけるファイバ チャネル ポートの受信バッファ

 

 

図 22-2 は、24 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールのデフォルト BB_credit バッファ割り当てモデルを示しています。ポートをアップさせるために必要となる最低 BB_credit は 2 バッファです。

図 22-2 24 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールの BB_credit バッファ割り当て

 

 


) デフォルトの BB_credit バッファ割り当ては、すべてのポート速度で同じです。


スイッチング モジュールの BB_credit バッファ

ここでは、バッファ クレジットを Cisco MDS 9000 スイッチング モジュールに割り当てる方法について説明します。ここで説明する内容は次のとおりです。

48 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル モジュールの BB_credit バッファ

「24 ポート 4 Gbps ファイバ チャネル モジュールの BB_credit バッファ」

「18 ポート ファイバ チャネル/4 ポート ギガビットイーサネット マルチサービス モジュールの BB_credit バッファ」

「24 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールにおける速度とレートの設定例」

「4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュールの BB_credit バッファ」

48 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル モジュールの BB_credit バッファ

表 22-5 は、48 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールの BB_credit バッファ割り当てを示しています。

 

表 22-5 48 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール BB_credit バッファ割り当てのデフォルト

BB_credit バッファの割り当てタイプ
モジュールごとの BB_credit バッファ
ポートごとの BB_credit バッファのデフォルト
専用レート モード
4 Gbps スピード
共有レート モード
4 Gbps スピード
ISL4
Fx ポート
ISL 1
Fx ポート

ユーザ設定可能 BB_credit バッファ

6000

125

16

16

16

4.ISL = E ポートまたは TE ポート。

48 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールの BB_credit バッファには、次の考慮事項が適用されます。

ISL 接続の BB_credit バッファは、専用レート モードの場合、最低 2 バッファから最大 250 バッファで、共有レート モードの場合、16 バッファで設定できます。

Fx ポート モード接続の BB_credit バッファを設定できます。専用レート モードの場合は、最低 2 バッファ、最大 250 バッファ、共有レート モードの場合は 16 バッファです。

このモジュールではパフォーマンス バッファがサポートされません。

48 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールの各ポート グループは、12 ポートから構成されます。共有レート モードのポートの帯域幅オーバーサブスクライブは、デフォルトで 4:1 です。ただし、ポート グループの共有ポートの設定では、最大帯域幅オーバーサブスクライブが 5:1 になっていることがあります(各ポート グループの帯域幅が 12.8 Gbps であることを考慮)。

48 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでは、次の設定例がサポートされます。

共有レート モードで速度が 4 Gbps であるポート× 12(4:1 のオーバーサブスクライブ)(デフォルト)

専用レート モードで速度が 4 Gbps であるポート× 1
共有レート モードで速度が 4 Gbps であるポート× 11(5:1 のオーバーサブスクリプション)

専用レート モードで速度が 4 Gbps であるポート× 1
共有レート モードで速度が 2 Gbps であるポート× 11(2.5:1 のオーバーサブスクリプション)

専用レート モードで速度が 2 Gbps であるポート× 2
共有レート モードで速度が 4 Gbps であるポート× 10(5:1 のオーバーサブスクリプション)

専用レート モードで速度が 2 Gbps であるポート× 2
共有レート モードで速度が 2 Gbps であるポート× 10(2.5:1 のオーバーサブスクリプション)

専用レート モードで速度が 1 Gbps であるポート× 12

専用レート モードで速度が 4 Gbps であるポート× 3
共有レート モードで速度が 1 Gbps であるポート× 4
アウトオブサービスになったポート X 5(図 22-3 を参照)

図 22-3 48 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールにおける速度とレートの設定例

 

 

専用レート モードで速度が 2 Gbps であるポート× 6
共有レート モードで速度が 1 Gbps であるポート× 4
アウトオブサービスになったポート X 2(図 22-4 を参照)

図 22-4 48 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールにおける速度とレートの設定例

 

24 ポート 4 Gbps ファイバ チャネル モジュールの BB_credit バッファ

表 22-7 は、24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールの BB_credit バッファ割り当てを示しています。

 

表 22-6 24 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール BB_credit バッファ割り当てのデフォルト

BB_credit バッファの割り当てタイプ
モジュールごとの BB_credit バッファ
ポートごとの BB_credit バッファのデフォルト
専用レート モード
4 Gbps スピード
共有レート モード
4 Gbps スピード
ISL5
Fx ポート
ISL 1
Fx ポート

ユーザ設定可能 BB_credit バッファ

6000

250

16

16

16

5.ISL = E ポートまたは TE ポート。

24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールの BB_credit バッファには、次の考慮事項が適用されます。

ISL 接続の BB_credit バッファは、専用レート モードの場合、最低 2 バッファから最大 250 バッファで、共有レート モードの場合、16 バッファで設定できます。

Fx ポート モード接続の BB_credit バッファを設定できます。専用レート モードの場合は、最低 2 バッファ、最大 250 バッファ、共有レート モードの場合は 16 バッファです。

このモジュールではパフォーマンス バッファがサポートされません。

24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールの各ポート グループは、6 ポートから構成されます。共有レート モードのポートの帯域幅オーバーサブスクライブは、デフォルトで 2:1 です。ただし、ポート グループの共有ポートの設定では、最大帯域幅オーバーサブスクライブが 4:1 になっていることがあります(各ポート グループの帯域幅が 12.8 Gbps であることを考慮)。24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでは、次の設定例がサポートされます。

共有レート モードで速度が 4 Gbps であるポート× 6(2:1 のオーバーサブスクリプション)(デフォルト)

専用レート モードで速度が 4 Gbps であるポート× 2
共有レート モードで速度が 4 Gbps であるポート× 4(4:1 のオーバーサブスクリプション)

専用レート モードで速度が 4 Gbps であるポート× 1
専用レート モードで速度が 2 Gbps であるポート× 3
共有レート モードで速度が 4 Gbps であるポート× 2(4:1 のオーバーサブスクリプション)

専用レート モードで速度が 2 Gbps であるポート× 6

専用レート モードで速度が 4 Gbps であるポート× 3
共有レート モードで速度が 1 Gbps であるポート X 3(図 22-5 を参照)

図 22-5 24 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールにおける速度とレートの設定例

 

18 ポート ファイバ チャネル/4 ポート ギガビットイーサネット マルチサービス モジュールの BB_credit バッファ

表 22-7 は、18 ポートの 4 Gbps マルチサービス モジュールの BB_credit バッファ割り当てを示しています。

 

表 22-7 18 ポートの 4 Gbps マルチサービス モジュール BB_credit バッファ割り当てのデフォルト

BB_credit バッファの割り当てタイプ
モジュールごとの BB_credit バッファ
ポートごとの BB_credit バッファのデフォルト
専用レート モード
4 Gbps スピード
共有レート モード
4 Gbps スピード
ISL6
Fx ポート
ISL 1
Fx ポート

ユーザ設定可能 BB_credit バッファ

4509

250

16

16

16

6.ISL = E ポートまたは TE ポート。

18 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールの BB_credit バッファには、次の考慮事項が適用されます。

ISL 接続の BB_credit バッファは、専用レート モードの場合、最低 2 バッファから最大 250 バッファで、共有レート モードの場合、16 バッファで設定できます。

Fx ポート モード接続の BB_credit バッファを設定できます。専用レート モードの場合は、最低 2 バッファ、最大 250 バッファ、共有レート モードの場合は 16 バッファです。

このモジュールではパフォーマンス バッファがサポートされません。

12 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールの BB_credit バッファ

表 22-8 は、12 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールの BB_credit バッファ割り当てを示しています。

 

表 22-8 12 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール BB_credit バッファ割り当てのデフォルト

BB_credit バッファの割り当てタイプ
モジュールごとの BB_credit バッファ
ポートごとの BB_credit バッファのデフォルト
専用レート モード
4 Gbps スピード
ISL 7
Fx ポート

ユーザ設定可能 BB_credit バッファ

5488

250

16

パフォーマンス バッファ

512(共有)

145

12

7.ISL = E ポートまたは TE ポート。

12 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールの BB_credit バッファには、次の考慮事項が適用されます。

ISL 接続の BB_credit バッファは、最低 2 バッファから最大 250 バッファで設定できます。

Fx ポート モード接続の BB_credit バッファは、最低 2 バッファから最大 250 バッファで設定できます。

デフォルトでは 512 のパフォーマンス バッファが事前に割り当てられ、すべてのポートで共有されます。このバッファは設定可能であり、バッファは共有プールでのバッファの可用性に基づいてポートに割り当てられます。

ISL モードのすべてのポートにすべてのデフォルト BB_credit バッファを割り当てたあと、拡張 BB_credit バッファとして 2488 のバッファがさらに使用可能です(5488 - (250 * 12))。


) 拡張 BB_credit はスイッチのすべてのポートに割り当てられます。つまり、ポート グループごとには割り当てられません。



) デフォルトの場合、12 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールのポートは 4 Gbps 専用レート モードになりますが、1 Gbps および 2 Gbps の専用レート モードとして設定できます。共有モードはサポートされません。


4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュールの BB_credit バッファ

表 22-9 は、4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュールの BB_credit バッファ割り当てを示しています。

 

表 22-9 4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュール BB_credit バッファ割り当てのデフォルト

BB_credit バッファの割り当てタイプ
モジュールごとの BB_credit バッファ
ポートごとの BB_credit バッファのデフォルト
専用レート モード
4 Gbps スピード
ISL8
F ポート9

ユーザ設定可能 BB_credit バッファ

5488

250

16

パフォーマンス バッファ

512(共有)

145

12

8.ISL = E ポートまたは TE ポート。

9.4 ポートの 10 Gbps のポートは FL ポート モードで動作できません。


) 4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュールのポートでは、10 Gbps 専用レート モードだけがサポートされています。FL ポート モードおよび共有レート モードはサポートされていません。


4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュールの BB_credit バッファには、次の考慮事項が適用されます。

ISL 接続の BB_credit バッファは、最低 2 バッファから最大 250 バッファで設定できます。

Fx ポート モード接続の BB_credit バッファは、最低 2 バッファから最大 250 バッファで設定できます。

デフォルトでは 512 のパフォーマンス バッファが事前に割り当てられ、すべてのポートで共有されます。このバッファは設定可能であり、バッファは共有プールでのバッファの可用性に基づいてポートに割り当てられます。

ISL モードのすべてのポートにすべてのデフォルト BB_credit バッファを割り当てたあと、拡張 BB_credit として 4488 のバッファがさらに使用可能です(5488 - (250 * 4))。


) 拡張 BB_credit はスイッチのすべてのポートに割り当てられます。つまり、ポート グループごとには割り当てられません。


ファブリック スイッチの BB_credit バッファ

ここでは、バッファ クレジットを Cisco MDS 9000 ファブリック スイッチに割り当てる方法について説明します。ここで説明する内容は次のとおりです。

Cisco MDS 9134 ファブリック スイッチの BB_credit バッファ

「Cisco MDS 9124 ファブリック スイッチの BB_credit バッファ」

「Cisco MDS 9222i マルチサービス モジュラ スイッチの BB_credit バッファ」

Cisco MDS 9134 ファブリック スイッチの BB_credit バッファ

表 22-10 は、32 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチの BB_credit バッファ割り当てを示しています。

 

表 22-10 32 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール BB_credit バッファ割り当てのデフォルト

BB_credit バッファの割り当てタイプ
ポート グループごとの BB_credit バッファ
ポートごとの BB_credit バッファのデフォルト
ISL10
Fx ポート

ユーザ設定可能 BB_credit バッファ

64

64

64

10.ISL = E ポートまたは TE ポート。

32 ポートの 4 Gbps スイッチの BB_credit バッファには、次の考慮事項が適用されます。

接続の BB_credit バッファは、ポートごとに最低 2 バッファから最大 250 バッファで設定できます。

Fx ポート モード接続の BB_credit バッファは、最低 2 バッファから最大 250 バッファで設定できます。

Cisco MDS 9124 ファブリック スイッチの BB_credit バッファ

表 22-11 は、24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチの BB_credit バッファ割り当てを示しています。

 

表 22-11 24 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール BB_credit バッファ割り当てのデフォルト

BB_credit バッファの割り当てタイプ
ポート グループごとの BB_credit バッファ
ポートごとの BB_credit バッファのデフォルト
ISL11
Fx ポート

ユーザ設定可能 BB_credit バッファ

64

16

16

11.ISL = E ポートまたは TE ポート。

Cisco MDS 9222i マルチサービス モジュラ スイッチの BB_credit バッファ

表 22-12 は、18 ポートの 4 Gbps マルチサービス モジュラ スイッチの BB_credit バッファ割り当てを示しています。

 

表 22-12 18 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール BB_credit バッファ割り当てのデフォルト

BB_credit バッファの割り当てタイプ
ポート グループごとの BB_credit バッファ
ポートごとの BB_credit バッファのデフォルト
ISL12
Fx ポート

ユーザ設定可能 BB_credit バッファ

4509

250

16

12.ISL = E ポートまたは TE ポート。

拡張 BB_credit


) Cisco MDS 9124 Fabric Switch、Cisco MDS 9134 Fabric Switch、Cisco MDS 9222i Fabric Switch、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter では、拡張 BB_credit がサポートされません。


長距離リンクの BB_credit を容易にするため、ユーザは拡張 BB_credit 機能により、すべての第 2 世代スイッチング モジュールで最大値を超えて受信バッファを設定できます(「バッファ クレジット割り当て」を参照)。必要である場合は、あるポートでバッファを減らし、デフォルトの最大値を超えて別のポートにそのバッファを割り当てることができます。ポートごとの最低拡張 BB_credit は 256、最大は 4095 です。

一般的にユーザは、ポート グループのどのポートでも専用モードに設定できます。専用レート モードに設定するには、別のポートからバッファを解放してから、より大きい拡張 BB_credit をポート用に設定する必要があります。


) 第 2 世代スイッチング モジュールで拡張 BB_credit を使用するには、ENTERPRISE_PKG ライセンスが必要です。また、拡張 BB_credit は共有レート モードのポートではサポートされません。

第 2 世代スイッチング モジュールのすべてのポートでは、拡張 BB_credit がサポートされます。ポートに割り当てることができる拡張 BB_credit の数に制限はありません(最低と最大の制限を除く)。必要である場合は、インターフェイスをアウトオブサービスにして、より多くの拡張 BB_credit をその他のポートで使用可能にできます。


第 1 世代および第 2 世代のスイッチング モジュールの組み合わせについて

第 1 世代および第 2 世代のスイッチング モジュールをスーパーバイザ 1 モジュールまたはスーパーバイザ 2 モジュールと組み合わせることができます。ただし、スイッチング モジュールとスーパーバイザ モジュールを組み合わせると、ポート インデックスが次のように制限されます。

スーパーバイザ 1 モジュールでは、スイッチング モジュールのタイプに関係なく、最大 252 のポート インデックスだけがサポートされます。

スーパーバイザ 2 モジュールでは、シャーシのすべてのスイッチング モジュールが第 2 世代の場合、最大 1020 のポート インデックスがサポートされます。

スーパーバイザ 2 モジュールでは、第 1 世代スイッチング モジュールだけをシャーシに設置しているか、または第 1 世代、第 2 世代のスイッチング モジュールを組み合わせてシャーシに設置している場合は、最大 252 のポート インデックスだけがサポートされます。

ポート インデックス

Cisco MDS 9000 スイッチでは、モジュールのポートにインデックス識別子が割り当てられます。このポート インデックスは設定できません。第 1 世代および第 2 世代のスイッチング モジュールをスーパーバイザ 1 モジュールまたはスーパーバイザ 2 モジュールと組み合わせることができます。ただし、スイッチング モジュールとスーパーバイザ モジュールを組み合わせると、ポート インデックスが次のように制限されます。

スーパーバイザ 1 モジュールでは、スイッチング モジュールのタイプに関係なく、最大 252 のポート インデックスだけがサポートされます。

スーパーバイザ 2 モジュールでは、シャーシのすべてのスイッチング モジュールが第 2 世代の場合、最大 1020 のポート インデックスがサポートされます。

スーパーバイザ 2 モジュールでは、第 1 世代スイッチング モジュールだけをシャーシに設置しているか、または第 1 世代、第 2 世代のスイッチング モジュールを組み合わせてシャーシに設置している場合は、最大 252 のポート インデックスだけがサポートされます。


) ポート インデックスの最大制限が 252 であるスイッチでは、この制限を超える新しいモジュールをインストールしても電源が入りません。


第 1 世代スイッチング モジュールには固有の番号要件があります。この要件を満たさないモジュールの電源は入りません。ポート インデックスの番号要件は次のとおりです。

256 ~ 1020 の範囲のポート インデックスが動作ポートに割り当てられている場合、第 1 世代スイッチング モジュールの電源は入りません。

連続ポート インデックスのブロックが使用可能です。ポート インデックスのこのようなブロックが使用できない場合、第 1 世代モジュールの電源は入りません。 表 22-13 は、第 1 世代モジュールのポート インデックス要件を示しています。


) スイッチにスーパーバイザ 1 モジュールがある場合は、32 の連続ポート インデックスのブロックがスロット境界で始まる必要があります。スロット 1 のスロット境界は 0、スロット 2 のスロット境界は 32 というようになっています。スーパーバイザ 2 モジュールの場合、連続ブロックは任意の場所から開始できます。


 

表 22-13 第 1 世代モジュールのポート インデックス境界

第 1 世代モジュール
必要なポート インデックス数
スーパーバイザ 1 モジュール
スーパーバイザ 2 モジュール

16 ポートの 2 Gbps ファイバ チャネル モジュール

16

16

32 ポートの 2 Gbps ファイバ チャネル モジュール

32

32

8 ポート ギガビット イーサネット IP ストレージ サービス モジュール

32

32

4 ポート ギガビット イーサネット IP ストレージ サービス モジュール

32

16

32 ポートの 2 Gbps ファイバ チャネル ストレージ サービス モジュール(SSM)

32

32

14 ポート ファイバ チャネル/2 ポート ギガビット イーサネット マルチプロトコル サービス(MPS-14/2)モジュール。

32

22

1 つのシャーシに第 1 世代と第 2 世代のスイッチング モジュールが混在できるかどうかは、ランタイム、つまりスイッチのブート時かモジュールのインストール時に決まります。場合によっては、スイッチング モジュールをシャーシに挿入する順序によって、1 つまたは複数のモジュールの電源が入るかどうかが決まります。リソース制限のためにモジュールの電源が入らない場合は、 [Information] ペインのモジュール情報を表示して理由を確認できます。

ポート インデックスが使用できないためにダウンしたモジュールの回復については、『 Cisco MDS 9000 Family Troubleshooting Guide, Release 3.x 』を参照してください。

PortChannel

PortChannel には次の制限があります。

すべてのスイッチング モジュールが第 2 世代である場合に許容される PortChannel の最大数は 256 です。

スイッチング モジュールが第 1 世代または第 1 世代と第 2 世代の両方である場合に許容される PortChannel の最大数は 128 です。

PortChannel で使用するリソースは、第 2 世代スイッチング モジュール インターフェイスで予約する必要があります。


) スーパーバイザ モジュールのタイプによって、許容される PortChannel 数が決まることはありません。


第 1 世代および第 2 世代両方のスイッチング モジュールが搭載されたスイッチで PortChannel を設定する場合、PortChannel および第 2 世代スイッチング モジュール インターフェイスを最大 2 Gbps の自動に設定するか、第 2 世代スイッチング モジュールの後に第 1 世代スイッチング モジュールを設定します。


) 第 1 世代スイッチング モジュール インターフェイスでは最大 2 Gbps の自動速度がサポートされません。また、十分なリソースが使用できない場合、第 2 世代スイッチング モジュール インターフェイスを PortChannel に強制的に追加できません。


表 22-14 は、さまざまな設定で PortChannel にメンバを追加した場合の結果を示しています。

 

表 22-14 PortChannel 設定および追加の結果

PortChannel のメンバ
設定速度
新しいメンバのタイプ
追加のタイプ
結果
PortChannel
新しいメンバ

メンバなし

Any

Any

第 1 世代または第 2 世代

Force

Pass

Auto

Auto

第 1 世代または第 2 世代

Normal または Force

Pass

最大 2000 の自動

Auto

第 1 世代

Normal または Force

Pass

最大 2000 の自動

Auto

第 2 世代

Normal

Fail

Force

Pass

Auto

最大 2000 の自動

第 2 世代

Normal

Fail

Force

OK または NG13

第 1 世代インターフェイス

Auto

Auto

第 2 世代

Normal

Fail

Force

Pass

最大 2000 の自動

Auto

第 1 世代

Normal または Force

Pass

最大 2000 の自動

Auto

第 2 世代

Normal

Fail

Force

OK または NG 1

第 2 世代インターフェイス

Auto

Auto

第 1 世代

Normal または Force

Fail

最大 2000 の自動

Auto

第 1 世代

Normal または Force

Pass

最大 2000 の自動

Auto

第 2 世代

Normal

Fail

Force

Pass

Auto

最大 2000 の自動

第 2 世代

Normal

Fail

Force

Pass

13.リソースが使用できない場合。

第 2 世代モジュール インターフェイスの共有リソースの設定

ここでは、第 2 世代モジュール インターフェイスの共有リソースの設定方法について説明します。次の項があります。

「48 ポートおよび 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールの設定ガイドライン」

「12 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール インターフェイスの設定ガイドライン」

「4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュール インターフェイスの設定ガイドライン」

「ポート速度の設定」

「レート モードの設定」

「オーバーサブスクライブ率の制限の設定」

「帯域幅の公平割り当ての設定」

「インターフェイスのアウトオブサービス化」

「ポート グループの共有リソースの解放」

48 ポートおよび 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールの設定ガイドライン

48 ポートおよび 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでは、次の機能がサポートされます。

1 Gbps、2 Gbps、4 Gbps という速度のトラフィック

共有および専用のレート モード

ISL(E または TE)および Fx(F または FL)のポート モード

拡張 BB_credit

共有モードから専用モードへの移行

デフォルト設定で開始するか、共有レート モードから専用レート モードに移行する、48 ポートおよび 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールを設定するには、次のガイドラインに従ってください。

1. 必要に応じて未使用インターフェイスをアウトオブサービスにして、その他のインターフェイス用にリソースを解放します。

「インターフェイスのアウトオブサービス化」を参照してください。

2. 使用するトラフィック速度を設定します(1 Gbps、2 Gbps、4 Gbps、または最大 2 Gbps か 4 Gbps の自動検知)。

「ポート速度の設定」を参照してください。

3. 使用するレート モード(専用または共有)を設定します。

「レート モードの設定」を参照してください。

4. ポート モードを設定します。

「インターフェイス モードの概要」を参照してください。


) ISL ポートは共有レート モードで動作できません。


5. 必要に応じて、BB_credit および拡張 BB_credit を設定します。

「拡張 BB_credit」を参照してください。

専用モードから共有モードへの移行

専用レート モードから共有レート モードに移行する、48 ポートおよび 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールを設定するには、次のガイドラインに従ってください。

1. 必要に応じて未使用インターフェイスをアウトオブサービスにして、その他のインターフェイス用にリソースを解放します。

「インターフェイスのアウトオブサービス化」を参照してください。

2. 必要に応じて、BB_credit および拡張 BB_credit を設定します。

「スイッチング モジュールの BB_credit バッファ」「ファブリック スイッチの BB_credit バッファ」、および「拡張 BB_credit」を参照してください。

3. ポート モードを設定します。

「インターフェイス モードの概要」を参照してください。


) ISL ポートは共有レート モードで動作できません。


4. 使用するレート モード(専用または共有)を設定します。

「レート モードの設定」を参照してください。

5. 使用するトラフィック速度を設定します(1 Gbps、2 Gbps、4 Gbps、または最大 2 Gbps か 4 Gbps の自動検知)。

「ポート速度の設定」を参照してください。

12 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール インターフェイスの設定ガイドライン

12 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュールでは、次の機能がサポートされます。

1 Gbps、2 Gbps、4 Gbps という速度のトラフィック

専用レート モードだけ

ISL(E または TE)および Fx(F または FL)のポート モード

拡張 BB_credit

パフォーマンス バッファ

デフォルト設定で開始する、4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュールを設定するには、次のガイドラインに従ってください。

1. 使用するトラフィック速度を設定します(1 Gbps、2 Gbps、4 Gbps、または最大 2 Gbps か 4 Gbps の自動検知)。

「ポート速度の設定」を参照してください。

2. ポート モードを設定します。

「インターフェイス モードの概要」を参照してください。

3. 必要に応じて、BB_credit、パフォーマンス バッファ、拡張 BB_credit を設定します。

「スイッチング モジュールの BB_credit バッファ」「ファブリック スイッチの BB_credit バッファ」、および「拡張 BB_credit」を参照してください。


) 48 ポート モジュールまたは 24 ポート モジュールでポート帯域幅予約パラメータを変更した場合、変更内容は変更したポートだけに影響します。ポート グループのその他のポートは影響されません。


4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュール インターフェイスの設定ガイドライン

4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュールでは、次の機能がサポートされます。

10 Gbps の速度のトラフィックだけ

専用レート モードだけ

ISL(E または TE)および F ポート モード

拡張 BB_credit

パフォーマンス バッファ

デフォルト設定で開始する、4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュールを設定するには、次のガイドラインに従ってください。

1. ポート モードを設定します。

「インターフェイス モードの概要」を参照してください。

2. 必要に応じて、BB_credit、パフォーマンス バッファ、拡張 BB_credit を設定します。

「スイッチング モジュールの BB_credit バッファ」「ファブリック スイッチの BB_credit バッファ」、および「拡張 BB_credit」を参照してください。

ポート速度の設定

インターフェイスのポート速度およびレート モードにより、48 ポート、24 ポートの 4 Gbps のファイバ チャネル スイッチング モジュールのポート グループに含まれるポートで使用可能な共有リソースの量が決まります。特に、専用レート モードの場合、ポート グループのリソースは、帯域幅が使用されなくても予約されます。たとえば、インターフェイスが自動検知( auto )と専用レート モードに設定されている場合は、最大動作速度が 2 Gbps でも、4 Gbps の帯域幅が予約されます。同じインターフェイスで、最大速度 2 Gbps( auto max 2000 )の自動感知が設定されている場合は 2 Gbps の帯域だけが予約され、使用されない 2 Gbps の帯域は、ポート グループの他のインターフェイスにより共有されます。


注意 ポート速度およびレート モードを変更すると、ポートでトラフィックが混乱します。ポート グループのその他のポートにおけるトラフィックは影響されません。


) 4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュールでは 10 Gbps トラフィックだけがサポートされています。


Fabric Manager を使用してインターフェイスで専用帯域幅を設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Fabric] ペインからスイッチを選択するか、[Logical Domains] ペインからスイッチのグループ(SAN、ファブリック、VSAN)を選択します。

ステップ 2 [Physical Attributes] ペインから [Switches]、[Interfaces] と展開し、[FC Physical] を選択します。

[Interfaces] ペインに [FC Physical > [General] タブが表示されます。

ステップ 3 設定するスイッチおよびポートを含む行が表示されるまでスクロールします。

ステップ 4 auto 1Gb 4Gb autoMax2G のうちいずれかを [Speed Admin] カラムから選択します(図 22-6 を参照)。

図 22-6 ポート設定の [Speed Admin] カラム

 

auto パラメータでは、インターフェイスで自動検知がイネーブルになります。autoMax2G パラメータでは、最大速度が 2 Gbps の自動検知がインターフェイスでイネーブルになります。


) 48 ポートまたは 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでポート帯域幅予約パラメータを変更した場合、変更内容は変更したポートだけに影響します。ポート グループのその他のポートは影響されません。


ステップ 5 [Apply Changes] アイコンをクリックします。


 

レート モードの設定

Fabric Manager を使用して、48 ポートまたは 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールのインターフェイスでレート モード(専用または共有)を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Fabric] ペインからスイッチを選択するか、[Logical Domains] ペインからスイッチのグループ(SAN、ファブリック、VSAN)を選択します。

ステップ 2 [Physical Attributes] ペインで [Switches] > [Interfaces] と展開し、[FC Physical] を選択します。

[Interfaces] ペインに [FC Physical > [General] タブが表示されます。

ステップ 3 設定するスイッチおよびポートを含む行が表示されるまでスクロールします。

ステップ 4 [dedicated] または [shared] を [Rate Mode] カラムから選択します(図 22-7 を参照)。

図 22-7 ポート レート モードの設定

 

ステップ 5 [Apply Changes] アイコンをクリックします。


 


注意 ポート速度およびレート モードを変更すると、ポートでトラフィックが混乱します。

オーバーサブスクライブ率の制限の設定

48 ポートおよび 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでは、共有レート モード設定のスイッチでオーバーサブスクライブがサポートされます。 表 22-15 は、共有モードで設定したオーバーサブスクライブ インターフェイスの帯域割り当てを示しています。

 

表 22-15 オーバーサブスクライブ インターフェイスの帯域幅割り当て

スイッチング モジュールのタイプ
設定速度
予約帯域幅(Gbps)
最大帯域幅(Gbps)
イネーブル比率
ディセーブル比率

48 ポート

4 Gbps の自動

0.8

0.09

4

(最大 2 Gbps)2 Gbps の自動

0.4

0.045

2

1 Gbps

0.2

0.0225

1

24 ポート

4 Gbps の自動

1

0.27

4

(最大 2 Gbps)2 Gbps の自動

0.5

0.135

2

1 Gbps

0.25

0.067

1

デフォルトでは、すべての 48 ポートおよび 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでは、オーバーサブスクリプション比の制限がイネーブルになっています。

Cisco SAN-OS Release 3.1(1) 以降では、オーバーサブスクリプション比の制限をディセーブルにできます。48 ポートおよび 24 ポート モジュールのすべてのポートは、ポート グループ内の他のポートが専用モードに設定されている場合であっても、使用可能な帯域幅に関係なく、4 Gbps の共有モードで動作するように設定できます。ただし、オーバーサブスクリプション比の制限がイネーブルである場合、共有されているポートの一部が 4 Gbps で動作しないことがあります。たとえば、オーバーサブスクリプション比をイネーブルにして、あるポート グループで 3 つの 4 Gbps 専用ポートを設定した場合、そのポート グループのその他のポートは 4 Gbps で動作するように設定できません。

専用ポートの場合、オーバーサブスクライブ比率の制限は、ポート グループの共有プールに適用されません。オーバーサブスクリプション比の制限をディセーブルにして、あるポート グループで 3 つの 4 Gbps 専用ポートを設定した場合、そのポート グループのその他すべてのポートを 4 Gbps の共有レートで動作するように設定できます。

オーバーサブスクリプション比の制限をディセーブルにするときは、48 ポートおよび 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールで共有モードのすべてのポートをシャットダウンする必要があります。オーバーサブスクライブ比率に制限を適用するときは、共有ポートをアウトオブサービスにする必要があります。


) オーバーサブスクライブ比率の制限をディセーブルにすると、帯域幅は、設定速度に比例して共有ポート間で割り当てられます。(設定速度が自動である場合、速度が 4 Gbps であると仮定して帯域幅が割り当てられます)。たとえば、3 つの共有ポートを 1 Gbps、2 Gbps、4 Gbps で設定した場合、帯域幅の割り当て率は 1:2:4 です。Cisco SAN-OS Release 3.0 以降では(またはオーバーサブスクリプション比の制限がイネーブルである場合)、ポート帯域幅はポート速度に関係なく均等割合で割り当てられるため、この例の 3 つのポートには 1:1:1 で帯域幅が割り当てられます。


オーバーサブスクライブ比率の制限のディセーブル化

オーバーサブスクライブ比率の制限をディセーブルにする前に、共有ポートを明示的にシャットダウンしてください。Device Manager を使用し、48 ポートまたは 24 ポートの複数の 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでオーバーサブスクリプション比の制限をディセーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Physical] > [Modules] と選択します。

図 22-8 に示す [Module] ダイアログボックスが表示されます。

図 22-8 [Module] ダイアログボックス

 


注意 この機能は、48 ポートおよび 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールだけでサポートされています。

ステップ 2 オーバーサブスクライブ比率の制限をディセーブルにするモジュールごとに、[RateModeOversubscriptionLimit] ドロップダウン リストから [disabled] を選択します。

ステップ 3 [Apply] をクリックして、変更内容を保存します。


 

Device Manager を使用し、48 ポートまたは 24 ポートの単一の 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでオーバーサブスクリプション比の制限をディセーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールを右クリックし、[Configure] を選択します。

図 22-9 に示す [Module] ダイアログボックスが表示されます。

図 22-9 [Module] ダイアログボックス

 

ステップ 2 オーバーサブスクライブ比率の制限をディセーブルにするには、[disabled] オプション ボタンをクリックします。

ステップ 3 [Apply] をクリックして、変更内容を保存します。


 

オーバーサブスクライブ比率の制限のイネーブル化


注意 前リリースにモジュールをダウングレードする前に、オーバーサブスクライブ比率の制限をイネーブルにする必要があります。

オーバーサブスクライブ比率の制限をイネーブルにする前に、共有ポートを明示的にアウトオブサービス モードに設定してください。Device Manager を使用し、48 ポートまたは 24 ポートの複数の 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでオーバーサブスクリプション比の制限をイネーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Physical] > [Modules] と選択します。

図 22-8 に示す [Module] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 オーバーサブスクライブ比率の制限をイネーブルにするモジュールごとに、[RateModeOversubscriptionLimit] ドロップダウン リストから [enabled] を選択します。

ステップ 3 [Apply] をクリックして、変更内容を保存します。


 

Device Manager を使用し、48 ポートまたは 24 ポートの単一の 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールでオーバーサブスクリプション比の制限をイネーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールを右クリックし、[Configure] を選択します。

図 22-9 に示す [Module] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 オーバーサブスクライブ比率の制限をイネーブルにするには、[enabled] オプション ボタンをクリックします。

ステップ 3 [Apply] をクリックして、変更内容を保存します。

帯域幅の公平割り当ての設定

Cisco SAN-OS Release 3.1(2) 以降では、すべての 48 ポートおよび 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュール、および 18 ポート ファイバ チャネル/4 ポート ギガビットイーサネット マルチサービス モジュールでは、帯域幅の公平割り当てがデフォルトでイネーブルになっています。これにより、すべてのポート間で帯域幅が公平に割り当てられて、それぞれのデータ ストリームの平均スループットが改善されます。帯域幅の公平割り当てはモジュールごとに設定できます。


注意 帯域幅の公平割り当てのディセーブル化またはイネーブル化を行っても、モジュールをリロードするまで変更内容は有効になりません。


) この機能は、48 ポートおよび 24 ポートの 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールおよび 18 ポート ファイバ チャネル/4 ポート ギガビットイーサネット マルチサービス モジュールだけでサポートされています。


帯域幅の公平割り当てのイネーブル化

Device Manager を使用し、48 ポートまたは 24 ポートの複数の 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールで帯域幅の公平割り当てをイネーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Physical] > [Modules] と選択します。

図 22-10 に示す [Module] ダイアログボックスが表示されます。

図 22-10 [Module] ダイアログボックス

 

ステップ 2 帯域幅の公平割り当てをイネーブルにするモジュールごとに、[BandwidthFairnessConfig] ドロップダウン リストから [enable] を選択します。

ステップ 3 [Apply] をクリックして、変更内容を保存します。


 

Device Manager を使用し、48 ポートまたは 24 ポートの単一の 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールで帯域幅の公平割り当てをイネーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールを右クリックし、[Configure] を選択します。

図 22-11 に示す [Module] ダイアログボックスが表示されます。

図 22-11 [Module] ダイアログボックス

 

ステップ 2 帯域幅の公平割り当てをイネーブルにするには、[enable] オプション ボタンをクリックします。

ステップ 3 [Apply] をクリックして、変更内容を保存します。


 

帯域幅の公平割り当てのディセーブル化


) 帯域幅の公平割り当てをディセーブルにすると、ポート グループごとに内部帯域幅割り当てが最大 20%上昇しますが、同一ポート グループに共有ポートとフルレート ポートが混在する場合、帯域幅の公平な割り当ては保証されません。


Device Manager を使用し、48 ポートまたは 24 ポートの複数の 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールで帯域幅の公平割り当てをディセーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Physical] > [Modules] と選択します。

図 22-10 に示す [Module] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 帯域幅の公平割り当てをディセーブルにするモジュールごとに、[BandwidthFairnessConfig] ドロップダウン リストから [disable] を選択します。

ステップ 3 [Apply] をクリックして、変更内容を保存します。


 

Device Manager を使用し、48 ポートまたは 24 ポートの単一の 4 Gbps ファイバ チャネル スイッチング モジュールで帯域幅の公平割り当てをディセーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 モジュールを右クリックし、[Configure] を選択します。

図 22-11 に示す [Module] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 帯域幅の公平割り当てをディセーブルにするには、[disable] オプション ボタンをクリックします。

ステップ 3 [Apply] をクリックして、変更内容を保存します。


 

アップグレードまたはダウングレードのシナリオ

Cisco SAN-OS Release 3.1(2) よりも前のリリースからアップグレードした場合、モジュールを次回リロードするまで、すべてのモジュールは帯域幅の公平割り当てがディセーブルになった状態で動作します。アップグレード後、挿入された新しいモジュールでは帯域幅の公平割り当てがイネーブルになっています。

Cisco SAN-OS Release 3.1(2) よりも前のリリースにダウングレードした場合、すべてのモジュールはダウングレード前と同じ帯域幅の公平割り当て設定で動作します。ダウングレード後、挿入された新しいモジュールでは帯域幅の公平割り当てがディセーブルになっています。

インターフェイスのアウトオブサービス化

第 2 世代スイッチング モジュールでは、インターフェイスをアウトオブサービスにできます。インターフェイスをアウトオブサービスにすると、そのインターフェイスのすべての共有リソース、およびそのリソースに関連する設定は解放されます。


) インターフェイスは、アウトオブサービスにする前にディセーブルにする必要があります。



注意 インターフェイスをアウトオブサービスにすると、すべての共有リソースが解放され、その他のインターフェイスで使用可能になります。インターフェイスをサービスに戻すと、共有リソースの設定はデフォルトに戻ります。ポートのデフォルト共有リソースが使用可能でない場合、インターフェイスをサービスに戻すことはできません。別のポートから共有リソースを解放すると、混乱が生じます。


) インターフェイスを PortChannel のメンバにできません。


Fabric Manager を使用してインターフェイスをアウトオブサービスにする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Fabric] ペインからスイッチを選択するか、[Logical Domains] ペインからスイッチのグループ(SAN、ファブリック、VSAN)を選択します。

ステップ 2 [Physical Attributes] ペインから [Switches]、[Interfaces] と展開し、[FC Physical] を選択します。

[Information] ペインに [FC Physical > [General] タブが表示されます。

ステップ 3 設定するスイッチおよびポートを含む行が表示されるまで下にスクロールします。

ステップ 4 [Status Service] カラムが表示されるまで、必要に応じて右にスクロールします。

ステップ 5 [Status Service] カラムから [in] または [out] を選択します。

ステップ 6 [Apply Changes] アイコンをクリックします。


 

ポート グループの共有リソースの解放

第 2 世代モジュールのポート グループのインターフェイスを再設定する場合は、ポート グループをデフォルト設定に戻すことによって、共有リソースの割り当ての問題を回避できます。


) インターフェイスを PortChannel のメンバにできません。



注意 共有リソースを解放すると、ポートのトラフィックは混乱します。ポート グループのその他のポートにおけるトラフィックは影響されません。

Fabric Manager を使用してポート グループの共有リソースを解放する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Fabric] ペインからスイッチを選択するか、[Logical Domains] ペインからスイッチのグループ(SAN、ファブリック、VSAN)を選択します。

ステップ 2 [Physical Attributes] ペインで [Switches] > [Interfaces] と展開し、[FC Physical] を選択します。

[Information] ペインに [FC Physical > [General] タブが表示されます。

ステップ 3 設定するスイッチおよびポートを含む行が表示されるまで下にスクロールします。

ステップ 4 [Status Service] カラムが表示されるまで、必要に応じて右にスクロールします(図 22-12 を参照)。

図 22-12 FC Physical の [Status Service] カラム

 

ステップ 5 [Status Service] カラムから [out] ステータスを選択します。

ステップ 6 [Apply Changes] アイコンをクリックします。

ステップ 7 [Status Service] カラムから [in] ステータスを選択します。

ステップ 8 [Apply Changes] アイコンをクリックします。


 

SFP 診断情報の表示

Device Manager を使用して複数のポートの診断情報を表示する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Interface] > [FC All] と選択して [Diagnostics] タブをクリックするか、 Ctrl キーを押したまま、診断情報を表示する各ポートをクリックします。

ステップ 2 選択したポートを右クリックして [Configure] を選択し、[Diagnostics] タブをクリックします。

図 22-13 に示す [FC Interfaces] ダイアログボックスが表示されます。

図 22-13 [FC Interfaces] ダイアログボックス

 

ステップ 3 最新診断情報を表示するには、[Refresh] をクリックします。


 

Device Manager を使用して単一のポートの診断情報を表示する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ポートを右クリックして [Configure] を選択し、[Diagnostics] タブをクリックします。

図 22-14 のように、選択したポートのポート ライセンス オプションが表示されます。

図 22-14 選択したポートの [Diagnostics] タブ

 

ステップ 2 最新診断情報を表示するには、[Refresh] をクリックします。


 

デフォルト設定値

表 22-16 は、第 2 世代インターフェイス パラメータのデフォルト設定です。

 

表 22-16 第 2 世代インターフェイスのデフォルト パラメータ

パラメータ
デフォルト
48 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール
24 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール
12 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール
4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュール

速度モード

auto14

auto 1

auto 1

auto15

レート モード

shared

shared

dedicated

dedicated

ポート モード

Fx

Fx

auto16

auto 17

BB_credit バッファ

16

16

250

250

パフォーマンス バッファ

-

-

145 18

145 5

14.4 Gbps スイッチング モジュールの自動速度モードでは、1 Gbps、2 Gbps、4 Gbps をネゴシエートします。

15.4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュールでは 10 Gbps トラフィックだけがサポートされています。

16.12 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール インターフェイスの自動ポート モードは、E ポート モード、TE ポート モード、Fx ポート モードで動作できます。

17.4 ポートの 10 Gbps スイッチング モジュール インターフェイスの自動ポート モードは、E ポート モード、TE ポート モード、F ポート モードで動作できます。

18.パフォーマンス バッファはモジュールのすべてのポート間で共有されます。