Cisco MDS 9000 ファミリ Fabric Manager コンフィギュレーション ガイド Release 3.x Cisco MDS SAN-OS Release 3.0(3) ~ 3.3(3) Cisco MDS 9000 FabricWare Release 2.x
ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションの設定
ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションの設定
発行日;2013/09/18 | 英語版ドキュメント(2009/04/06 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 39MB) | フィードバック

目次

ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションの設定

ファイバ チャネル書き込みアクセラレーション

ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションの概要

ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションのイネーブル化

デフォルト設定

ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションの設定

ストレージ サービス モジュール(SSM)は、Cisco MDS SAN-OS Release 2.0(2b) 以降が稼働する Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチ上で、ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションをサポートします。

この章は、次の項で構成されています。

「ファイバ チャネル書き込みアクセラレーション」

「デフォルト設定」

ファイバ チャネル書き込みアクセラレーション

ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションは、アプリケーション遅延を最小にしたり、長距離間の 1 秒間のトランザクション数を削減します。同期データ レプリケーションを行う場合にファイバ チャネル書き込みアクセラレーションを使用すると、レプリケーション距離が伸び、有効遅延が短縮されて、パフォーマンスが向上します。この機能を利用するには、発信側およびターゲット デバイスを SSM に直接接続する必要があります。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションの概要」

「ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションのイネーブル化」

ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションの概要

ファイバ チャネル書き込みアクセラレーション機能では、バッファ数の設定も可能です。SCSI フローのターゲット側 DPP に予約されたバッファ数(2 KB)を変更できます。

設定するバッファ数を見積もるには、次の式を使用します。

(同時 SCSI 書き込み数 * SCSI 書き込みサイズ(バイト))/FCP データ フレーム サイズ(バイト)

たとえば、HDS 9970 間で HDS TrueCopy を実行すると 1 KB の FCP データ フレームを使用します。15 トラックがある 16-LUN TrueCopy グループ、または LUN あたり 768 KB の初期同期には、約 16*(768*1024)/1024 または 12248 の書き込みバッファが必要です。


) ファイバ チャネルの書き込みアクセラレーション機能を使用するには、発信側およびターゲット スイッチの両方に Enterprise Package ライセンスをインストールする必要があります。



) 発信側およびターゲットは、同一の Cisco MDS スイッチには接続できません。ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションでは、発信側とターゲットを異なる Cisco MDS スイッチの SSM モジュールに接続する必要があります。


ファイバ チャネル書き込みアクセラレーションのイネーブル化

Fabric Manager でファイバ チャネル書き込みアクセラレーションをイネーブルにして、オプションとして Fabric Manager で書き込みアクセラレーション バッファ数を変更する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Physical Attributes] ペインで [End Devices] を展開し、[SSM Features] を選択します。

[Information] ペインにインテリジェント ストレージ サービス設定が表示され、[FCWA] タブが表示されます(図 56-1 を参照)。

図 56-1 [FCWA] タブ

 

ステップ 2 [Information] ペインで [Create Row] をクリックして SCSI フローを作成するか、または [FCWA] テーブル内の行をクリックして既存の SCSI フローを変更します。

図 56-2 に示すように、[FC Write Acceleration] ダイアログボックスが表示されます。

図 56-2 [FC Write Acceleration] ダイアログボックス

 

ステップ 3 発信側およびターゲットの WWN および VSAN ID を選択して、[WriteAcc] チェックボックスをオンにし、現在の SCSI フローのファイバ チャネル書き込みアクセラレーションをイネーブルにします。

ステップ 4 任意で、[Enable Statistics] チェックボックスをオンにして、この時点で現在の SCSI フローに関する SCSI フロー統計情報をイネーブルにできます。

ステップ 5 任意で、[BufCount] 値を設定して、SCSI ターゲットで使用されるバッファ数を 2K に設定します。

ステップ 6 [Create] をクリックして、この SCSI フローにファイバ チャネル書き込みアクセラレーションを作成します。


 

デフォルト設定

表 56-1 に、ファイバ チャネル書き込みアクセラレーション パラメータのデフォルト設定を示します。

 

表 56-1 ファイバ チャネル書き込みアクセラレーション パラメータのデフォルト値

パラメータ
デフォルト

ファイバ チャネル書き込みアクセラレーション

ディセーブル

ファイバ チャネル書き込みアクセラレーション バッファ

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