Cisco MDS 9000 Family Fabric Manager コンフィ ギュレーション ガイド 、Release 4.x
コンフィギュレーション ファイルの 管理
コンフィギュレーション ファイルの管理
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2009/03/02 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 42MB) | フィードバック

目次

コンフィギュレーション ファイルの管理

フラッシュ デバイスの概要

内蔵 bootflash:

フラッシュ デバイスおよびファイル システムのフォーマット

ファイル システムの使用

フラッシュ ファイル

ディレクトリの作成

既存のファイルまたはディレクトリの削除

ファイルのコピー

その他のファイル操作の実行

コンフィギュレーション ファイルの使用

スイッチへのコンフィギュレーション ファイルのダウンロード

コンフィギュレーションの保存

実行コンフィギュレーションの保存

ファブリックへのスタートアップ コンフィギュレーションの保存

現在のコンフィギュレーションのバックアップ

コンフィギュレーション ファイルの管理

この章では、他のデバイスからアクセスできるように、コンフィギュレーション ファイルを使用してスイッチを初期設定する方法について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

「フラッシュ デバイスの概要」

「フラッシュ デバイスおよびファイル システムのフォーマット」

「ファイル システムの使用」

「スイッチへのコンフィギュレーション ファイルのダウンロード」

フラッシュ デバイスの概要

Cisco MDS 9000 ファミリの各スイッチには、内蔵ブートフラッシュが 1 つ装備されています(図 16-1 を参照)。Cisco MDS 9500 シリーズでは、slot0 という外部 CompactFlash がさらに 1 つ装備されています(図 16-1 および図 16-2 を参照)。

図 16-1 Cisco MDS 9000 スーパーバイザ モジュールのフラッシュ デバイス

 

図 16-2 Cisco MDS 9000 スーパーバイザ モジュールの外部 CompactFlash

 

内蔵 bootflash:

Cisco MDS 9000 ファミリの全スイッチには内蔵 bootflash: が 1 つ装備されており、これはスーパーバイザ モジュールまたはスイッチング モジュール内にあります。内蔵 bootflash: ファイル システム内では、2 つの場所にアクセスできます。

volatile: ファイル システムは、一時的なストレージとして使用します。ファイル システム コマンドは、デフォルトでこの場所に格納されています。一時的なストレージ(volatile:)内に保存されたファイルは、スイッチを再起動すると消去されます。

bootflash:(不揮発性ストレージ)ファイル システムは、永続的ストレージとして使用します。bootflash: 内に保存されたファイルは、再起動または停電が発生しても保持されます。

フラッシュ デバイスおよびファイル システムのフォーマット

フラッシュ デバイスまたはファイル システムをフォーマットすると、そのデバイスまたはファイル システムの内容がクリアされ、工場出荷時の状態に戻されます。

「フラッシュ デバイスの概要」および「ファイル システムの使用」を参照してください。

ファイル システムの使用

Cisco MDS 9000 ファミリの全スイッチには内蔵 bootflash: が 1 つ装備されており、これはスーパーバイザ モジュールまたはスイッチング モジュール内にあります。内蔵 bootflash: ファイル システム内では、2 つのディレクトリにアクセスできます。

volatile: ディレクトリは、一時的なストレージとして使用します。このディレクトリがデフォルトのディレクトリです。一時的なストレージ(volatile:)内に保存されたファイルは、スイッチを再起動すると消去されます。

bootflash:(不揮発性ストレージ)ディレクトリは、永続的ストレージとして使用します。永続的ストレージ(bootflash:)内に保存されたファイルは、再起動または停電が発生しても保持されます。

Cisco MDS 9500 シリーズのディレクタには、slot0: ディレクトリと呼ばれる追加の外部 CompactFlash が格納されています。外部 CompactFlash(MDS 9500 シリーズ ディレクタのオプション デバイス)は、ソフトウェア イメージ、ログ、およびコア ダンプを格納する場合に使用できます。

Device Manager を使用して次の機能を実行すると、ソフトウェア イメージ ファイルおよびコンフィギュレーション ファイルを管理できます。

「フラッシュ ファイル」

「ディレクトリの作成」

「既存のファイルまたはディレクトリの削除」

「ファイルのコピー」

「その他のファイル操作の実行」

フラッシュ ファイル

Device Manager を使用してディレクトリ内のファイルを一覧表示する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Admin] > [Flash Files] をクリックします。

デフォルトでは、スーパーバイザのローカル パーティションのブートフラッシュ ディレクトリが一覧表示されます(図 16-3 を参照)。

図 16-3 [Flash Files] ダイアログボックス

 

ステップ 2 表示するディレクトリのドロップダウン リストで、デバイスおよびパーティションを選択します。

ファイルおよびディレクトリのリストが表示されます。


 

ディレクトリの作成

Device Manager を使用してディレクトリを作成する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Admin] > [Flash Files] をクリックします。

デフォルトでは、スーパーバイザのローカル パーティションのブートフラッシュ ディレクトリが一覧表示されます(図 16-4 を参照)。

図 16-4 [Flash Files] ダイアログボックス

 

ステップ 2 ディレクトリを作成するディレクトリのドロップダウン リストで、デバイスおよびパーティションを選択します。

ステップ 3 [Create Directory] アイコンをクリックして、ディレクトリを作成します。

[Create New Directory] ダイアログボックスが表示されます(図 16-5 を参照)。

図 16-5 [New Directory] ダイアログボックス

 

ステップ 4 新規ディレクトリの名前を入力し、[OK] を入力します。

ディレクトリ一覧に新規ディレクトリが表示されます。


ヒント volatile: ファイル システムに保存されたすべてのディレクトリは、スイッチを再起動すると消去されます。



 

既存のファイルまたはディレクトリの削除

Device Manager を使用してファイルまたはディレクトリを削除する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Admin] > [Flash Files] をクリックします。

デフォルトでは、スーパーバイザのローカル パーティションの bootflash: ディレクトリが一覧表示されます(図 16-6 を参照)。

図 16-6 [Flash Files] ダイアログボックス

 

ステップ 2 ドロップダウン リストから、デバイスおよびパーティションを選択します。

ステップ 3 削除するファイルまたはディレクトリをクリックします。

ステップ 4 [Delete] をクリックして、ファイルまたはディレクトリを削除します。


注意 ディレクトリを指定した場合は、ディレクトリ全体およびその内容がすべて削除されます。


 

ファイルのコピー

Device Manager を使用してファイルをコピーする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Admin] > [Flash Files] を選択します。

デフォルトでは、スーパーバイザのローカル パーティションの bootflash: ディレクトリが一覧表示されます(図 16-7 を参照)。

図 16-7 [Flash Files] ダイアログボックス

 

ステップ 2 コピーするファイルが格納されたディレクトリのドロップダウン リストで、デバイスおよびパーティションを選択します。

ステップ 3 [Copy] をクリックします。

[Copy] ダイアログボックスが表示されます(図 16-8 を参照)。

図 16-8 Device Manager でのフラッシュ ファイルのコピー

 

ステップ 4 [tftp]、[ftp]、[scp]、または [flashToFlash] から、コピーに使用するプロトコルを選択します。

ステップ 5 コピー元サーバのアドレスを入力します(フラッシュ間コピーの場合にかぎる)。

ステップ 6 [...] ボタンをクリックして、コピー タイプに応じてローカル PC またはサーバ上でソース ファイルを参照します。


) フラッシュからコピーする場合、ファイル名は次の形式で指定する必要があります。
[device>:][<partition>:]<file>

device は FlashDeviceName から取得した値、partition は FlashPartitionName から取得した値、および file はフラッシュ内のファイル名です。


ステップ 7 [Switch Destination File] 名を入力します(ステップ 6 の注を参照)。

ステップ 8 [Apply] をクリックします。


 

その他のファイル操作の実行

次の CLI 固有の作業を実行するには、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。

ファイル内容の表示

ファイルの最終行の表示

出力のファイルへの保存

ファイルの移動

ファイルの圧縮および圧縮解除

スクリプトで指定されたコマンドの実行

遅延時間の設定

コンフィギュレーション ファイルの使用

コンフィギュレーション ファイルには、1 つまたは複数のスイッチの設定に必要なコマンドの、一部またはすべてを定義できます。たとえば、同一のコンフィギュレーション ファイルを同一のハードウェア構成を持つ複数のスイッチにダウンロードし、同一のモジュールおよびポート構成を持つようにする場合などです。

ここでは、コンフィギュレーション ファイルの使用方法および次の内容について説明します。

「スイッチへのコンフィギュレーション ファイルのダウンロード」

「コンフィギュレーションの保存」

「現在のコンフィギュレーションのバックアップ」

スイッチへのコンフィギュレーション ファイルのダウンロード

別のスイッチから作成またはダウンロードされたコンフィギュレーション ファイルを使用して、Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチを設定できます。さらに、スーパーバイザ モジュール上のブートフラッシュ デバイスにコンフィギュレーション ファイルを保存し、外部の CompactFlash ディスクに保存されたコンフィギュレーションを使用してスイッチを設定できます。

リモート サーバを使用してコンフィギュレーション ファイルのダウンロードを始める前に、次の作業を行います。

ダウンロードするコンフィギュレーション ファイルが、リモート サーバの正しいディレクトリにあることを確認します。

ファイル上の権限が正しく設定されていることを確認します。ファイル上の権限は、world-read に設定されている必要があります。

スイッチがリモート サーバへのルートを持つことを確認します。サブネット間でトラフィックをルーティングするルータまたはデフォルト ゲートウェイがない場合は、スイッチおよびリモート サーバは同一のサブネットワーク上にある必要があります。

ping コマンドを使用してリモート サーバへの接続を確認します。

コンフィギュレーションの保存

Device Manager を使用してコンフィギュレーション ファイルを保存する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Admin] > [Save Configuration] をクリックします。

次のメッセージが表示されます。
Really save running to startup configuration?

ステップ 2 コンフィギュレーションを保存するには、[Yes] をクリックします。コンフィギュレーションを保存しないでポップアップ ウィンドウを閉じるには、[No] をクリックします。


 

実行コンフィギュレーションの保存

システム メモリに実行コンフィギュレーションを作成したあと、スタートアップ コンフィギュレーションを NVRAM に保存できます。

Device Manager を使用してコンフィギュレーション ファイルを保存する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Admin] > [Copy Configuration] をクリックします。

[Copy Configuration] ダイアログボックスが表示されます(図 16-9 を参照)。

図 16-9 [Copy Configuration] ダイアログボックス

 

ステップ 2 ファイルのコピー元を選択します([serverFile]、[startupConfig]、[runningConfig])。

ステップ 3 ファイルのコピー先を選択します([serverFile]、[runningConfig]、[fabricStartupConfig])。


) ファイルをファブリック全体でコピーするには、Cisco MDS SAN-OS Release 2.1(1a) 以降で使用可能な fabricStartupConfig オプションを使用します。


ステップ 4 コピー元サーバのサーバ アドレスを入力します。

ステップ 5 [...] ボタンをクリックして、コピー タイプに応じてスイッチまたはサーバのコピー元ファイルを参照します。

ステップ 6 コピー手順を実行するために使用するプロトコル([tftp]、[ftp]、または [sftp])を選択します。

ステップ 7 スイッチまたはサーバへのアクセスに使用するユーザ名およびパスワードを入力します。

ステップ 8 [Apply] をクリックします。


 

ファブリックへのスタートアップ コンフィギュレーションの保存

Cisco Fabric Services(CFS)を使用して、ファブリック内の他のスイッチに、コンフィギュレーションをそのローカル NVRAM に保存するよう指示することができます。fabricStartupConfig オプションを使用して、ファブリック全体で実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーできます。これにより、ファブリック内のすべてのスイッチで、実行コンフィギュレーションがスタートアップ コンフィギュレーションにコピーされます。


) ファブリック全体のコピー中にいずれかのスイッチに障害が発生した場合は、該当スイッチおよびこのプロセスを開始するために使用されたスイッチでは、引き続き既存のスタートアップ コンフィギュレーションが使用されます。ファブリック内の他のスイッチには影響がありません。


現在のコンフィギュレーションのバックアップ

任意のソフトウェア コンフィギュレーションをインストール、または任意のソフトウェア コンフィギュレーションに移行する前に、スタートアップ コンフィギュレーションをバックアップします。Device Manager を使用してスタートアップ コンフィギュレーションをバックアップする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Admin] > [Copy Configuration] を選択します。

[Copy Configuration] ダイアログボックスが表示されます(図 16-10 を参照)。

図 16-10 [Copy Configuration] ダイアログボックス

 

ステップ 2 バックアップするファイルの場所を選択します([server file]、[startup configuration]、または [running configuration])。

ステップ 3 ファイルの宛先を選択します([server file]、[running configuration]、[fabric startup configuration])。

ステップ 4 サーバ アドレスを入力します。

ステップ 5 [...] ボタンをクリックして、ファイル名を選択します。

ステップ 6 ファイル転送プロトコルを選択します([tftp]、[ftp]、または [sftp])。

ステップ 7 ステップ 4 で指定したサーバのユーザ名とパスワードを入力します。

ステップ 8 [Apply] をクリックして、ファイルをコピーします。