Cisco MDS 9000 Family Fabric Manager コンフィ ギュレーション ガイド 、Release 4.x
Cisco MDS NX-OS および Fabric Manager のインストール
Cisco MDS NX-OS および Fabric Manager のインストール
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2010/04/12 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 42MB) | フィードバック

目次

Cisco MDS NX-OS および Fabric Manager のインストール

Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチの始動

初回のセットアップ ルーチン

スイッチを設定するための準備

デフォルト ログイン

セットアップ オプション

セットアップ情報の指定

帯域外管理の設定

帯域内管理の設定

setup コマンドの使用方法

スイッチへのアクセス

次の作業

Cisco Fabric Manager の概要

Fabric Manager Server

Fabric Manager Client

Fabric Manager Server プロキシ サービス

Device Manager

Performance Manager

Fabric Manager Web Server

Cisco MDS 9000 スイッチの管理

ストレージ管理ソリューションのアーキテクチャ

帯域内管理および帯域外管理

mgmt0

IPFC

管理ソフトウェアのインストール

インストールを開始する前に

サポート対象のソフトウェア

Java Database Connectivity

最小限のハードウェア要件

Cisco SAN-OS Releases Prior to 3.1(2b) での Fabric Manager のアップグレード

Cisco SAN-OS Releases 3.1(2b) 以降の Fabric Manager から 3.2(1) へのアップグレード

データベースのインストール

ディレクトリ構造

Cisco MDS NX-OS および Fabric Manager のインストール

Cisco Fabric Manager は、Secure Simple Network Management Protocol version 3(SNMPv3)をサポートする一連のネットワーク管理ツールです。ネットワーク ファブリックをリアルタイムに表示する GUI(グラフィカル ユーザ インターフェイス)を通じて、ユーザは Cisco MDS 9000 ファミリ デバイスおよびサードパーティ製スイッチの設定を管理できます。

この章では、Cisco Fabric Manager のインストール方法について説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

「Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチの始動」

「初回のセットアップ ルーチン」

「スイッチへのアクセス」

「次の作業」

「Cisco Fabric Manager の概要」

「管理ソフトウェアのインストール」

「管理ソフトウェアのアップグレード」

「Fabric Manager Update Installer を使用した Fabric Manager Server および Fabric Manager Standalone バージョンのアップグレード」

「Cisco Fabric Manager とその他の管理ツールとの統合」

「ファイアウォールの背後での Fabric Manager の稼動」

「管理ソフトウェアのアンインストール」

Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチの始動

ここでは、スイッチの始動など、ハードウェア インストレーション時に完了しておく必要のある作業手順をまとめます。スイッチを設定するためには、事前にこれらの作業を完了しておく必要があります。


) 初回のスイッチ始動時には CLI を使用する必要があります。


スイッチを設定する前に必要な手順は次のとおりです。


ステップ 1 新しい Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチの物理的な接続を確認します。次の接続を確認してください。

コンソール ポートがコンピュータ ターミナル(またはターミナル サーバ)に物理的に接続されている。

管理 10/100 イーサネット ポート(mgmt0)が外部ハブ、スイッチ、またはルータに接続されている。

詳細は、(該当製品の)『 Cisco MDS 9000 Family Hardware Installation Guide 』を参照してください。


ヒント あとで使用できるように(ライセンスが必要な機能のイネーブル化などで)、ホスト ID 情報を保管しておきます。ホスト ID 情報はスイッチに付属している『Proof of Purchase』という文書に記載されています。


ステップ 2 デフォルトのコンソール ポート パラメータが、スイッチのコンソール ポートに接続されているコンピュータ ターミナル(またはターミナル サーバ)の値を同じであることを確認します。

9600 ボー

8 データ ビット

1 ストップ ビット

パリティなし

ステップ 3 スイッチの電源をオンにします。スイッチは自動的にブートし、ターミナル ウィンドウに switch# プロンプトが表示されます。


 

初回のセットアップ ルーチン

CLI を使用して Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチに初めてアクセスすると、セットアップ プログラムが実行され、スイッチがスーパーバイザ モジュールのイーサネット インターフェイスを通じて通信するために必要な、IP アドレスやその他の設定情報を求めるプロンプトが表示されます。この情報はスイッチの設定および管理に必要です。


) IP アドレスの設定には、CLI を使用する必要があります。初回のスイッチ始動時に、IP アドレスを割り当ててください。この手順を実行すると、Cisco MDS 9000 ファミリ Fabric Manager は管理ポートを通じてスイッチに到達できるようになります。


スイッチを設定するための準備

Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチを始めて設定する際には、事前に次の情報を用意しておく必要があります。

次に示す管理者パスワード

管理者パスワードの作成(必須)

その他のログイン アカウントおよびパスワードの作成(任意)

スイッチ管理インターフェイスの IP アドレス:管理インターフェイスには、帯域外イーサネット インターフェイスまたは帯域内のファイバ チャネル インターフェイス(推奨)を使用できます。

スイッチ管理インターフェイスのサブネット マスク(任意)

次の IP アドレス

送信先プレフィクス、送信先プレフィクスのサブネット マスク、およびネクスト ホップの IP アドレス(IP ルーティングをイネーブルにする場合) さらに、デフォルト ネットワークの IP アドレスも用意します(任意)。

あるいは、デフォルト ゲートウェイの IP アドレスも用意します(任意)。

スイッチの SSH サービス:このオプション サービスをイネーブルにする場合は、SSH キーのタイプ(dsa/rsa/rsa1)とキー ビット数(768 ~ 2048)を選択します。

DNS IP アドレス(任意)

デフォルト ドメイン名(任意)

NTP サーバの IP アドレス(任意)

SNMP コミュニティ ストリング(任意)

スイッチ名:これは、スイッチ プロンプトに使用されます(任意)。


) SNMP アクセスをイネーブルにする場合は、必ず IP ルート、IP デフォルト ネットワーク アドレス、および IP デフォルト ゲートウェイ アドレスを設定してください。IP ルーティングがイネーブルの場合、スイッチは IP ルートとデフォルト ネットワーク IP アドレスを使用します。IP ルーティングがディセーブルの場合、スイッチはデフォルト ゲートウェイ IP アドレスを使用します。



) Fabric Manager Server がインストール中に特定のインターフェイスにバインドされるように設定されていないかぎり、Fabric Manager Server ホスト名エントリが DNS サーバに存在することを確認する必要があります。


デフォルト ログイン

すべての Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチにおいて、ネットワーク管理者はデフォルト ユーザ(admin)です。デフォルト ユーザはいかなる場合も変更できません(「ロール ベースの許可」を参照)。

Cisco MDS 9000 ファミリの任意のスイッチに安全なパスワードを強制できます。パスワードが簡潔である場合(短く、解読しやすい場合)、パスワード設定は拒否されます。安全なパスワードを設定するようにしてください(「ユーザ アカウント」を参照)。設定した新しいパスワードを忘れた場合に、パスワードを回復する方法があります(「管理者パスワードの回復」を参照)。


) NX-OS Release 4.x 以降では、安全なパスワードはユーザがディセーブルにしないかぎり、すべての Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチで強制されます。


セットアップ オプション

セットアップ方法は、新しいスイッチを追加するサブネットによって異なります。スイッチ外からの管理接続をイネーブルにするには、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチに IP アドレスを設定する必要があります。


) ここでは、帯域外管理や帯域内管理など、いくつかの概念について簡単に説明します。これらの概念については、以降の章でも詳しく説明します。


帯域外管理:スーパーバイザ モジュールの前面パネルのイーサネット ポートを通じたネットワーク接続を提供します(図 2-1 を参照)。

帯域内管理:スイッチ管理用の IP over Fibre Channel(IPFC)を提供します。帯域内管理機能は Network Management System(NMS; ネットワーク管理システム)に対して透過的です。Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチは、従来のイーサネット物理メディアの代わりに、トランスポート メカニズムとして IPFC を使用します(図 2-1 および 第 51 章「IP サービスの設定」 を参照)。

図 2-1 スイッチへの管理アクセス

 

セットアップ情報の指定

ここでは、帯域外と帯域内の両方の管理について、初回のスイッチ設定方法を説明します。


) 任意のプロンプトで Ctrl+C キーを押すと、残りの設定オプションを飛ばして、設定手順を先に進めることができます。管理者用の新しいパスワードの入力は必須の手順であり、飛ばすことはできません。



ヒント 以前に設定した項目の値を再度入力しない場合や、入力を省略する場合は、Enter キーを押します。デフォルトの値を利用できない場合(スイッチ名など)、スイッチは以前に設定された値を使用して、次の設定項目に進みます。


帯域外管理の設定


) 以降に説明する手順のステップ 11cステップ 11d の両方に Yes を入力すると、帯域内管理と帯域外管理の両方を設定できます。


スイッチに初めて帯域外アクセスを設定する場合の手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチの電源をオンにします。Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチは自動的にブートします。

Do you want to enforce secure password standard (Yes/No)?

ステップ 2 Yes を入力して、安全なパスワードを強制します。

a. 管理者パスワードを入力します。

Enter the password for admin: 2008asdf*lkjh17

b. 管理者パスワードを確認します。

Confirm the password for admin: 2008asdf*lkjh17

ヒント パスワードが簡潔である場合(短く、解読しやすい場合)、パスワード設定は拒否されます。サンプル設定のように、安全なパスワードを設定してください。パスワードでは大文字と小文字が区別されます。「ユーザ アカウント」に示されている要件を満たすパスワードを明示的に設定する必要があります。


ステップ 3 yes を入力すると、セットアップ モードが開始されます。


) このセットアップ ユーティリティは、システムの基本的なコンフィギュレーションをガイドします。セットアップでは、システム管理の接続に十分な設定だけを行います。


 
Please register Cisco MDS 9000 Family devices promptly with your supplier.Failure to register may affect response times for initial service calls.MDS devices must be registered to receive entitled support services.
 
Press Enter anytime you want to skip any dialog.Use ctrl-c at anytime to skip away remaining dialogs.
 
Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no): yes
 

セットアップ ユーティリティでは、基本設定のプロセス全体を実行できます。どのプロンプトでも、 Ctrl+C キーを押せば設定プロセスを終了できます。

ステップ 4 管理者用の新しいパスワードを入力します(admin がデフォルト)。

Enter the password for admin: admin
 

ステップ 5 yes を入力して、追加のアカウントを作成します(no がデフォルト)。

Create another login account (yes/no) [n]: yes
 

初回のセットアップ中に、管理者アカウント以外のユーザ アカウント(network-admin ロールで)を追加できます。デフォルト ロールと権限については、「ロール ベースの許可」を参照してください。


) ユーザ ログイン ID には、数字以外の文字を含める必要があります。


a. ユーザ ログイン ID を入力します(管理者)。

Enter the user login ID: user_name

b. ユーザ パスワードを入力します。

Enter the password for user_name: user-password

c. ユーザ パスワードを確認します。

Confirm the password for user_name: user-password
 

ステップ 6 yes を入力して SNMPv3 アカウントを作成します(no がデフォルト)。

Configure read-only SNMP community string (yes/no) [n]: yes
 

a. ユーザ名を入力します(admin がデフォルト)。

SNMPv3 user name [admin]: admin
 

b. SNMPv3 パスワードを入力します(8 文字以上)。デフォルトは admin123 です。

SNMPv3 user authentication password: admin_pass
 

ステップ 7 yes を入力して、読み取り専用または読み取り書き込みの SNMP コミュニティ ストリングを設定します(no がデフォルト)。

Configure read-write SNMP community string (yes/no) [n]: yes
 

a. SNMP コミュニティ ストリングを入力します。

SNMP community string: snmp_community
 

ステップ 8 スイッチの名前を入力します。


) スイッチの名前は 32 文字以内の英数字に制限されています。デフォルトは switch です。


Enter the switch name: switch_name
 

ステップ 9 yes を入力して帯域外管理を設定します(yes がデフォルト)。

Continue with Out-of-band (mgmt0) management configuration?[yes/no]: yes
 

a. mgmt0 IP アドレスを入力します。

Mgmt0 IPv4 address: ip_address
 

b. mgmt0 サブネット マスクを入力します。

Mgmt0 IPv4 netmask: subnet_mask
 

ステップ 10 yes を入力して、デフォルト ゲートウェイを設定します(推奨)(yes がデフォルト)。

Configure the default-gateway: (yes/no) [y]: yes
 

a. デフォルト ゲートウェイ IP アドレスを入力します。

IPv4 address of the default gateway: default_gateway
 

ステップ 11 yes を入力して、帯域内管理、スタティック ルート、デフォルト ネットワーク、DNS、ドメイン名などの拡張 IP オプションを設定します( no がデフォルト)。

Configure Advanced IP options (yes/no)?[n]: yes
 

a. 帯域内管理の設定プロンプトに no を入力します(no がデフォルト)。

Continue with in-band (VSAN1) management configuration?(yes/no) [no]: no
 

b. yes を入力して、IP ルーティング機能をイネーブルにします(yes がデフォルト)。

Enable the ip routing?(yes/no) [n]: yes
 

c. yes を入力して、スタティック ルートを設定します(推奨)(no がデフォルト)。

Configure static route: (yes/no) [n]: yes
 

送信先プレフィクスを入力します。

Destination prefix: dest_prefix
 

送信先プレフィクス マスクを入力します。

Destination prefix mask: dest_mask
 

ネクストホップ IP アドレスを入力します。

Next hop ip address: next_hop_address
 

) SNMP アクセスをイネーブルにする場合は、必ず IP ルート、デフォルト ネットワーク IP アドレス、およびデフォルト ゲートウェイ IP アドレスを設定してください。IP ルーティングがイネーブルの場合、スイッチは IP ルートとデフォルト ネットワーク IP アドレスを使用します。IP ルーティングがディセーブルの場合、スイッチはデフォルト ゲートウェイ IP アドレスを使用します。


d. yes を入力して、デフォルト ネットワークを設定します(推奨)(no がデフォルト)。

Configure the default network: (yes/no) [n]: yes
 

デフォルト ネットワーク IP アドレスを入力します。


) デフォルト ネットワーク IP アドレスは、ステップ 11c で入力した送信先プレフィクスです。


Default network IP address [dest_prefix]: dest_prefix
 

e. yes を入力して、DNS IP アドレスを設定します(no がデフォルト)。

Configure the DNS IPv4 address?(yes/no) [n]: yes
 

DNS IP アドレスを入力します。

DNS IPv4 address: name_server
 

f. yes を入力して、デフォルト ドメイン名を設定します(no がデフォルト)。

Configure the default domain name?(yes/no) [n]: yes
 

デフォルト ドメイン名を入力します。

Default domain name: domain_name
 

ステップ 12 yes を入力して、Telnet サービスをイネーブルにします(no がデフォルト)。

Enable the telnet server?(yes/no) [n]: yes
 

ステップ 13 yes を入力して、SSH サービスをイネーブルにします(no がデフォルト)。

Enabled SSH server?(yes/no) [n]: yes
 

ステップ 14 生成する SSH キーのタイプを入力します(「SSH サーバ キー ペアの生成」を参照)。

Type the SSH key you would like to generate (dsa/rsa)?dsa
 

ステップ 15 指定範囲内のキー ビット数を入力します。

Enter the number of key bits?(768 to 2048): 768
 

ステップ 16 yes を入力して、NTP サーバを設定します(no がデフォルト)。

Configure NTP server?(yes/no) [n]: yes
Configure clock? (yes/no) [n] :yes
Configure clock? (yes/no) [n] :yes
Configure timezone? (yes/no) [n] :yes
Configure summertime? (yes/no) [n] :yes
Configure the ntp server? (yes/no) [n] : yes
 

a. NTP サーバの IP アドレスを入力します。

NTP server IP address: ntp_server_IP_address
 

ステップ 17 noshut を入力して、デフォルト スイッチ ポート インターフェイスを noshut 状態にします(shut がデフォルト)。

Configure default switchport interface state (shut/noshut) [shut]: noshut
 

ステップ 18 on を入力して、スイッチ ポート トランク モードを設定します(on がデフォルト)。

Configure default switchport trunk mode (on/off/auto) [on]: on
 

ステップ 19 no を入力して、スイッチポート ポート モード F を設定します(no がデフォルト)。

Configure default switchport port mode F (yes/no) [n] : no
 

ステップ 20 permit を入力して、デフォルト ゾーン ポリシーの設定を許可します(deny がデフォルト)。

Configure default zone policy (permit/deny) [deny]: permit
 

デフォルト ゾーンのすべてのメンバへのトラフィック フローを許可します。

ステップ 21 yes を入力して、フル ゾーン セットの配信をディセーブルにします(no がデフォルト)。「ゾーン セット配信」を参照してください。フル ゾーン セット配信機能について、スイッチ全体のデフォルトをディセーブルにします。

Enable full zoneset distribution (yes/no) [n]: yes
 

新しい設定が表示されます。入力した設定を見直し、修正します。

ステップ 22 設定に問題がなければ no を入力します(no がデフォルト)。

The following configuration will be applied:
username admin password admin_pass role network-admin
username user_name password user_pass role network-admin
snmp-server community snmp_community ro
switchname switch
interface mgmt0
ip address ip_address subnet_mask
no shutdown
ip routing
ip route dest_prefix dest_mask dest_address
ip default-network dest_prefix
ip default-gateway default_gateway
ip name-server name_server
ip domain-name domain_name
telnet server enable
ssh key dsa 768 force
ssh server enable
ntp server ipaddr ntp_server
system default switchport shutdown
system default switchport trunk mode on
system default port-channel auto-create
zone default-zone permit vsan 1-4093
zoneset distribute full vsan 1-4093
 
Would you like to edit the configuration?(yes/no) [n]: no
 

ステップ 23 この設定を使用して保存するために yes を入力します(yes がデフォルト)。

Use this configuration and save it?(yes/no) [y]: yes
 

注意 ここで設定を保存しないと、設定に加えた変更は、次回のスイッチ リブート時に反映されません。新しい設定を保存するには、Yes を入力します。これによって、キックスタート イメージとシステム イメージも自動的に設定されます(第 15 章「ソフトウェア イメージ」を参照)。


 

帯域内管理の設定

帯域内管理論理インターフェイスは VSAN 1 です。この管理インターフェイスはファイバ チャネル インフラストラクチャを使用して IP トラフィックを伝送します。VSAN 1 のインターフェイスはファブリック内のすべてのスイッチで作成されます。各スイッチの VSAN 1 インターフェイスは、同じサブネットワーク内の IP アドレスを使用して設定する必要があります。ファイバ チャネル ファブリック内の各スイッチに、IP ネットワークへのアクセスを提供するスイッチへのデフォルト ルートを設定する必要があります( 第 26 章「VSAN の設定と管理」 を参照)。


) 以降に説明する手順のステップ 9cステップ 9d の両方に Yes を入力すると、帯域内管理と帯域外管理の両方を設定できます。


スイッチに初めて帯域内アクセスを設定する場合の手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチの電源をオンにします。Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチは自動的にブートします。

ステップ 2 管理者用の新しいパスワードを入力します。

Enter the password for admin: 2004asdf*lkjh18
 

ヒント パスワードが簡潔である場合(短く、解読しやすい場合)、パスワード設定は拒否されます。サンプル設定のように、強力なパスワードを設定してください。パスワードでは大文字と小文字が区別されます。「ユーザ アカウント」に示されている要件を満たすパスワードを明示的に設定する必要があります。


ステップ 3 yes を入力すると、セットアップ モードが開始されます。

This setup utility will guide you through the basic configuration of the system.Setup configures only enough connectivity for management of the system.
 
Please register Cisco MDS 9000 Family devices promptly with your supplier.Failure to register may affect response times for initial service calls.MDS devices must be registered to receive entitled support services.
 
Press Enter incase you want to skip any dialog.Use ctrl-c at anytime to skip away remaining dialogs.
 
Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no): yes
 

セットアップ ユーティリティでは、基本設定のプロセス全体を実行できます。どのプロンプトでも、 Ctrl+C キーを押せば設定プロセスを終了できます。

ステップ 4 追加のアカウントを作成しない場合は、 no を入力します(no がデフォルト)。

Create another login account (yes/no) [no]: no
 

ステップ 5 読み取り専用または読み取り書き込みの SNMP コミュニティ ストリングを設定します。

a. 読み取り専用の SNMP コミュニティ ストリングの設定を回避するには、 no を入力します(no がデフォルト)。

Configure read-only SNMP community string (yes/no) [n]: no

ステップ 6 スイッチの名前を入力します。


) スイッチの名前は 32 文字以内の英数字に制限されています。デフォルトは switch です。


Enter the switch name: switch_name
 

ステップ 7 帯域外管理を設定する設定プロンプトに no を入力します(yes がデフォルト)。

Continue with Out-of-band (mgmt0) management configuration?[yes/no]: no
 

ステップ 8 yes を入力して、デフォルト ゲートウェイを設定します(yes がデフォルト)。

Configure the default-gateway: (yes/no) [y]: yes
 

a. デフォルト ゲートウェイ IP アドレスを入力します。

IP address of the default gateway: default_gateway
 

ステップ 9 yes を入力して、帯域内管理、スタティック ルート、デフォルト ネットワーク、DNS、ドメイン名などの拡張 IP オプションを設定します( no がデフォルト)。

Configure Advanced IP options (yes/no)?[n]: yes
 

a. 帯域内管理の設定プロンプトに yes を入力します(no がデフォルト)。

Continue with in-band (VSAN1) management configuration?(yes/no) [no]: yes
 

VSAN 1 IP アドレスを入力します。

VSAN1 IP address: ip_address
 

サブネット マスクを入力します。

VSAN1 IP net mask: subnet_mask
 

b. IP ルーティング機能のイネーブル化に no を入力します(yes がデフォルト)。

Enable ip routing capabilities?(yes/no) [y]: no
 

c. スタティック ルートの設定に no を入力します(yes がデフォルト)。

Configure static route: (yes/no) [y]: no
 

d. デフォルト ネットワークの設定に、 no を入力します(yes がデフォルト)。

Configure the default-network: (yes/no) [y]: no
 

e. DNS IP アドレスの設定に no を入力します(yes がデフォルト)。

Configure the DNS IP address?(yes/no) [y]: no
 

f. no を入力して、デフォルト ドメイン名の設定を省略します(no がデフォルト)。

Configure the default domain name?(yes/no) [n]: no
 

ステップ 10 no を入力して、Telnet サービスをディセーブルにします(yes がデフォルト)。

Enable the telnet service?(yes/no) [y]: no
 

ステップ 11 yes を入力して、SSH サービスをイネーブルにします(no がデフォルト)。

Enabled SSH service?(yes/no) [n]: yes
 

ステップ 12 生成する SSH キーのタイプを入力します(「SSH サーバ キー ペアの生成」を参照)。

Type the SSH key you would like to generate (dsa/rsa/rsa1)?rsa
 

ステップ 13 指定範囲内のキー ビット数を入力します。

Enter the number of key bits?(768 to 1024): 1024
 

ステップ 14 NTP サーバの設定に no を入力します(no がデフォルト)。

Configure NTP server?(yes/no) [n]: no
 

ステップ 15 shut を入力して、デフォルト スイッチ ポート インターフェイスを shut 状態にします(shut がデフォルト)。

Configure default switchport interface state (shut/noshut) [shut]: shut
 

) 管理イーサネット インターフェイスはこの時点ではシャットダウンされません。シャットダウンされるのはファイバ チャネル、iSCSI、FCIP、およびギガビット イーサネット インターフェイスだけです。


ステップ 16 auto を入力して、スイッチ ポート トランク モードを設定します(off がデフォルト)。

Configure default switchport trunk mode (on/off/auto) [off]: auto
 

ステップ 17 deny を入力して、デフォルト ゾーン ポリシーの設定を拒否します(deny がデフォルト)。

Configure default zone policy (permit/deny) [deny]: deny
 

デフォルト ゾーンのすべてのメンバへのトラフィック フローを拒否します。

ステップ 18 no を入力して、フル ゾーン セットの配信をディセーブルにします(no がデフォルト)。「ゾーン セット配信」を参照してください。

Enable full zoneset distribution (yes/no) [n]: no
 

フル ゾーン セット配信機能について、スイッチ全体のデフォルトをディセーブルにします。

新しい設定が表示されます。入力した設定を見直し、修正します。

ステップ 19 設定に問題がなければ no を入力します(no がデフォルト)。

The following configuration will be applied:
username admin password admin_pass role network-admin
snmp-server community snmp_community rw
switchname switch
interface vsan1
ip address ip_address subnet_mask
no shutdown
ip default-gateway default_gateway
no telnet server enable
ssh key rsa 1024 force
ssh server enable
no system default switchport shutdown
system default switchport trunk mode auto
no zone default-zone permit vsan 1-4093
no zoneset distribute full vsan 1-4093
 
Would you like to edit the configuration?(yes/no) [n]: no
 

ステップ 20 この設定を使用し保存するために yes を入力します(yes がデフォルト)。

Use this configuration and save it?(yes/no) [y]: yes
 

注意 ここで設定を保存しないと、設定に加えた変更は、次回のスイッチ リブート時に反映されません。新しい設定を保存するには、Yes を入力します。これによって、キックスタート イメージとシステム イメージも自動的に設定されます(第 15 章「ソフトウェア イメージ」を参照)。


 

setup コマンドの使用方法

あとで初回の設定を変更する場合は、EXEC モードで setup コマンドを実行します。

switch# setup
---- Basic System Configuration Dialog ----
This setup utility will guide you through the basic configuration of
the system.Setup configures only enough connectivity for management
of the system.
*Note: setup always assumes a predefined defaults irrespective
of the current system configuration when invoked from CLI.
 
Press Enter incase you want to skip any dialog.Use ctrl-c at anytime
to skip away remaining dialogs.
 
Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no): yes
 

セットアップ ユーティリティでは、基本設定のプロセス全体を実行できます。

スイッチへのアクセス

初回の設定後は、次の 3 つのいずれかの方法でスイッチにアクセスできます(図 2-2 を参照)。

シリアル コンソール アクセス:シリアル ポート接続を使用して CLI にアクセスできます。

帯域内 IP(IPFC)アクセス:Telnet または SSH を使用して Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチにアクセスできます。または Cisco MDS 9000 Fabric Manager を使用してスイッチにアクセスできます。

帯域外(10/100 BASE-T イーサネット)アクセス:Telnet または SSH を使用して Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチにアクセスできます。または Cisco MDS 9000 Fabric Manager を使用してスイッチにアクセスできます。

図 2-2 スイッチ アクセスのオプション

 

次の作業

デフォルト設定の検討後、その設定の変更や、他の設定または管理作業を実行できます。初回の設定に使用できるのは、CLI だけです。ただし、CLI または Device Manager および Fabric Manager アプリケーションを使用することによって、引き続き他のソフトウェア機能を設定したり、初回の設定後にスイッチにアクセスしたりできます。

CLI の使用方法は、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide』を参照してください。

Cisco Fabric Manager の概要

Cisco Fabric Manager を使用すると、Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を使用しなくても、一般的なスイッチ コンフィギュレーション コマンドの機能を実行できます。CLI を使用して Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチを設定する方法については、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』または『 Cisco MDS 9020 Switch Configuration Guide and Command Reference Guide 』を参照してください 。Cisco FabricWare が稼動しているスイッチの管理に関する詳細は、 「Fabric Manager で管理する Cisco FabricWare」を参照してください。

Fabric Manager には、Cisco MDS 9000 スイッチの完全な設定機能およびステータス モニタリング機能以外に、強力なファイバ チャネル トラブルシューティング ツールも備えられています。これらの詳細な状況分析機能および設定分析機能には、固有の MDS 9000 スイッチ機能であるファイバ チャネル ping および traceroute が利用されます。

Cisco Fabric Manager は次に示す管理アプリケーションで構成されます。

Fabric Manager(Client および Server)

Device Manager

Performance Manager

Fabric Manager Web Server

Fabric Manager Server

Fabric Manager Server コンポーネントは、Fabric Manager を実行する前に起動しておく必要があります。Windows PC では、Fabric Manager Server はサービスとしてインストールされます。このサービスを管理するには、コントロール パネルの Windows サービスを使用します。Fabric Manager Server は物理および論理ファブリックの検出や、SNMP トラップ、Syslog メッセージ、および Performance Manager しきい値イベントの待ち受けを行います。詳細については、 第 3 章「Fabric Manager Server」 を参照してください。

Fabric Manager Client

Fabric Manager Client コンポーネントでは、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチ、サードパーティ製スイッチ、ホスト、ストレージ デバイスなど、ネットワーク ファブリックのマップが表示されます。Fabric Manager Client には、Fabric Manager Server の機能にアクセスするためのメニューが複数用意されています。詳細については、 第 5 章「Fabric Manager Client」 を参照してください。

Fabric Manager Server プロキシ サービス

Fabric Manager Client および Device Manager は、SNMP を使用して Fabric Manager Server と通信します。通常の設定では、Fabric Manager Server がファイアウォールの背後にインストールされることがあります。Cisco Fabric Manager Release 2.1(1a) 以降で使用可能な SNMP プロキシ サービスは、これらの SNMP 要求に対して、TCP ベースのトランスポート プロキシを提供します。SNMP プロキシ サービスを使用すると、ファイアウォールで UDP トラフィックをすべてブロックしたり、設定された TCP ポートを介して通信するように Fabric Manager Client を設定したりできます。

Fabric Manager は、スイッチ上の一部の機能の管理に CLI を使用します。これらの管理作業は、Fabric Manager で使用され、プロキシ サービスは使用されません。次の CLI アクセスに対して、ご使用のファイアウォールが開かれている必要があります。

外部および内部のループバック テスト

ファイルの消去

CLI ユーザの作成

セキュリティ:ISCSI ユーザ

イメージのバージョンの表示

tech の表示

スイッチ保管レポート(Syslog、アカウンティング)

ゾーンの移行

コアの表示

SNMP プロキシ サービスを使用しており、かつ、サーバ上の別のアプリケーションがポート 9198 を使用している場合は、ワークステーションの設定値を変更する必要があります。


) MDS スイッチは CLI とは異なり、常に、リモート AAA ユーザよりも先にローカル SNMP ユーザを確認します。


Windows ワークステーションを変更する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Internet Explorer を開き、[Tools] > [Internet Options] を選択します。

[Internet Options] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 [Connections] タブを選択し、[LAN Settings] をクリックします。

[LAN Settings] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 3 [Use a Proxy Server for your LAN] チェックボックスをオンにして、[Advanced] をクリックします。

ステップ 4 [Exceptions] セクションに、サーバ IP アドレスまたはローカル ホストを追加します。

ステップ 5 [OK] をクリックして、変更を保存します。


 

「ファイアウォールの背後での Fabric Manager の稼動」を参照してください。

Device Manager

Device Manager では、1 台のスイッチが 2 つのビューで表示されます。

Device View:スイッチ コンフィギュレーションがグラフィック表示され、統計情報および設定情報にアクセスできます。

Summary View:スイッチの xE ポート(スイッチ間リンク)、Fx ポート(ファブリック ポート)、Nx ポート(接続先ホストおよびストレージ)や、ファイバ チャネルおよび IP ネイバー デバイスのサマリーが表示されます。サマリーまたは詳細統計情報は図示したり、印刷したり、タブ区切りフォーマットでファイルに保存したりできます。 第 6 章「Device Manager」 を参照してください。

Performance Manager

Performance Manager は SNMP を使用してデータを取り込み、詳細なトラフィック分析を行います。このデータはさまざまなグラフおよびチャートに変換され、任意のブラウザで表示できます。 第 58 章「パフォーマンス モニタリング」 を参照してください。

Fabric Manager Web Server

Fabric Manager Web Server を使用すると、オペレータはブラウザを使用して、離れた場所から MDS イベント、パフォーマンス、およびインベントリを監視したり、レポートを取得したりできます。Fabric Manager Web Server のインストール方法および使用方法については、 第 7 章「Fabric Manager Web Client」 を参照してください。

Cisco MDS 9000 スイッチの管理

Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチはさまざまな方法でアクセスおよび設定でき、標準管理プロトコルをサポートしています。 表 2-1 に、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチに対するアクセス、モニタリング、および設定用に Fabric Manager がサポートしている管理プロトコルを示します。

 

表 2-1 サポート対象の管理プロトコル

管理プロトコル
目的

Telnet/SSH

Cisco MDS 9000 スイッチの CLI へのリモート アクセスを実現します。

FTP/SFTP/TFTP、SCP

コンフィギュレーション イメージおよびソフトウェア イメージをデバイス間でコピーします。

SNMPv1、v2c、および v3

80 個を超える異なる Management Information Base(MIB; 管理情報ベース)を含みます。Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチは SNMP バージョン 1、2、3、および RMON V1 や V2 をサポートします。RMON は、デバイスまたはネットワーク動作の変化に基づいて、しきい値の設定や通知の送信を含む、高度なアラームおよびイベント管理を行います。

デフォルトでは、Cisco Fabric Manager は Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチとの通信に SNMPv3 を使用します。SNMPv3 は暗号化されたユーザ名およびパスワードを使用して、安全な認証を実現します。SNMPv3 にはすべての管理トラフィックを暗号化する機能もあります。

HTTP/HTTPS

Fabric Manager Web Services との通信や、Cisco Fabric Manager ソフトウェアの配信およびインストールをブラウザで実行するために、HTTP および HTTPS が含まれています。Cisco Fabric Manager Server と Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチ間の通信には使用されません。

XML/CIM over HTTP/HTTPS

Cisco SAN-OS および NX-OS で稼動するストレージ エリア ネットワーク管理アプリケーションの設計に対する CIM サーバのサポートが含まれています。

ANSI T11 FC-GS-3

Fabric Configuration Server(FCS)で管理サーバを定義する際に、Fibre Channel-Generic Services(FC-GS-3)を提供します。Fabric Manager は、ネーム サーバ データベースおよび Fibre Channel Shortest Path First(FSPF)トポロジ データベースに格納された情報に加えて FCS が提供する情報を使用して、詳細なトポロジ ビューを作成し、ファブリックを構成するすべてのデバイスの情報を収集します。

ストレージ管理ソリューションのアーキテクチャ

ストレージ環境に必要な管理サービスは 5 つのレイヤで構成され、下部レイヤは物理ストレージ ネットワーク デバイスに最も近く、上部レイヤはアプリケーションとストレージ リソース間のインターフェイスを管理します。

ストレージ ネットワーク管理の 5 つのレイヤのうち、Cisco Fabric Manager が提供するツールは、デバイス(エレメント)管理およびファブリック管理に対応します。一般に、デバイス管理(1 台のスイッチの管理)には Device Manager が便利です。一方、複数のスイッチが関連するファブリック管理処理を実行するには Fabric Manager の方が効率的です。

上位レイヤ管理タスクには、シスコ製またはサードパーティ製のストレージ/ネットワーク管理アプリケーションが提供するツールを使用できます。ストレージ ネットワーク管理の各レイヤの目的および機能の概要を次に示します。

デバイス管理:システムまたはファブリック内のデバイスを設定および管理するためのツールを提供します。デバイス管理ツールは、初期デバイス設定、しきい値の設定やモニタリング、およびデバイス システムのイメージまたはファームウェアの管理などの作業を、一度に 1 台のデバイスで実行する場合に使用します。

ファブリック管理:ファブリック全体およびデバイスを表示します。ファブリック管理アプリケーションは、ファブリックの検出、モニタリング、レポート、設定を行います。

リソース管理:ファブリック帯域幅、接続パス、ディスク、I/O Operations Per Second(IOPS)、CPU、メモリなどのリソース管理ツールを提供します。Fabric Manager を使用すると、これらのタスクの一部を実行できます。

データ管理:データの完全性、アベイラビリティ、およびパフォーマンスを確保するためのツールを提供します。データ管理サービスには、Redundant Array of Independent Disks(RAID)方式、データ レプリケーション方式、バックアップまたはリカバリ要件、およびデータ マイグレーションなどがあります。データ管理機能には、サードパーティ製ツールを使用してください。

アプリケーション管理:デバイス、ファブリック、リソース、およびアプリケーションからのデータを含むシステム全体の管理ツールを提供します。アプリケーション管理は上記のすべてのコンポーネントを、ストレージ ネットワークを使用するアプリケーションと統合します。アプリケーション管理機能には、サードパーティ製ツールを使用してください。

帯域内管理および帯域外管理

Cisco Fabric Manager を使用するには、少なくとも 1 つの Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチに帯域外(イーサネット)接続を行う必要があります。ファブリックを管理するには、mgmt0 または IP over Fibre Channel(IPFC)のいずれかが必要です。

mgmt0

スーパーバイザ モジュールの 10/100 Mbps イーサネット インターフェイス(mgmt0 のラベル)は、帯域外管理接続です。mgmt0 インターフェイスを管理ネットワークに接続すると、イーサネット上で IP を介してスイッチにアクセスできます。そのためには、ファブリック内の少なくとも 1 台の Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチに、イーサネット管理ポートを通して接続する必要があります。その後は、この接続を使用して、帯域内(ファイバ チャネル)接続によるその他のスイッチの管理を実行できます。この接続を使用しない場合は、各スイッチの mgmt0 ポートをイーサネット ネットワークに接続する必要があります。

各スーパーバイザ モジュールは独自にイーサネット接続されますが、冗長スーパーバイザ システム内の 2 つのイーサネット接続は、アクティブまたはスタンバイ モードで動作します。アクティブ スーパーバイザ モジュールは、アクティブな mgmt0 接続のホストとしても機能します。スタンバイ スーパーバイザ モジュールへのフェールオーバー イベントが発生すると、アクティブ イーサネット接続の IP アドレスおよび Media Access Control(MAC; メディア アクセス制御)アドレスがスタンバイ イーサネット接続に移動します。

IPFC

帯域内 IP 接続を使用して、ファイバ チャネル ネットワーク上のスイッチを管理することもできます。Cisco MDS 9000 ファミリでは、RFC 2625 IP over Fibre Channel(IP over Fibre Channel ネットワークをトランスポートするためのカプセル化方式が定義されています)がサポートされています。

IPFC は IP パケットをファイバ チャネル フレームにカプセル化します。これにより、スイッチごとに専用のイーサネット接続を確立しなくても、ファイバ チャネル ネットワーク上で管理情報を伝達できるようになります。この機能を使用すると、帯域内管理ソリューションを完全に構築できます。

管理ソフトウェアのインストール

ソフトウェアを最初にインストールする場合、またはソフトウェアを更新あるいは再インストールする場合は、ブラウザを介してスーパーバイザ モジュールにアクセスします。表示された Web ページの [Install] リンクをクリックします。ワークステーションで稼動しているソフトウェアが、最新バージョンであるかどうかが確認されます。最新バージョンでない場合は、最新バージョンがダウンロードされて、ワークステーションにインストールされます。


) Fabric Manager または Device Manager をアップグレードまたはアンインストールする前に、これらのアプリケーションのインスタンスがシャットダウンしているかどうかを確認します。


インストール オプションは次のとおりです。

Upgrade:インストーラは Fabric Manager および Device Manager の最新バージョンを検出し、アップグレードを選択するオプションを表示します。デフォルトでは Fabric Manager または Device Manager の最新バージョンにアップグレードします。

Uninstall:Fabric Manager 2.x 以降から Fabric Manager 1.3x 以前にダウングレードする場合は、Uninstall バッチ ファイルまたはシェル スクリプトを使用します。インストールの今後のアップグレードが妨げられる可能性があるため、MDS 9000 フォルダは削除しないでください。


) 最新バージョンの Fabric Manager アプリケーションをインストールすることを推奨します。Fabric Manager はスイッチで稼動する Cisco MDS SAN-OS および Cisco FabricWare ソフトウェアと下位互換性があります。アップグレードするときは、まず Fabric Manager ソフトウェアをアップグレードしてから、スイッチの Cisco MDS SAN-OS、NX-OS、または Cisco FabricWare ソフトウェアをアップグレードします。


インストールを開始する前に

Cisco Fabric Manager にアクセスする前に、次の作業を実行する必要があります。

管理するスイッチごとに、スーパーバイザ モジュールを搭載します。

スーパーバイザ モジュールには、セットアップ ルーチンまたは CLI を使用して次の値を設定します。

mgmt0 インターフェイスに割り当てられる IP アドレス

SNMP Credentials(v3 ユーザ名およびパスワードまたは v1/v2 コミュニティ):ファブリック内のすべてのスイッチに対して同じユーザ名およびパスワードを維持します。

Cisco MDS SAN-OS Release 2.x、3.x、および NX-OS 4.1(3a) は、RADIUS、TACACS、またはローカル SNMP ユーザを使用した AAA 認証をサポートします。

Cisco Device Manager ソフトウェアの実行可能ファイルは、ネットワーク内の Cisco MDS SAN-OS または NX-OS ソフトウェアが稼動している各 Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチのスーパーバイザ モジュールごとに配置されます。スーパーバイザ モジュールは、ブラウザ要求への応答、および Windows または UNIX ネットワーク管理ステーションへのソフトウェア配信を行う HTTP サーバを提供します。Cisco.com の次の Web サイトにも Cisco Fabric Manager ソフトウェアがあります。

http://cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/mds-fm

サポート対象のソフトウェア


) ソフトウェア サポートに関する最新情報は、『Cisco MDS 9000 Family Release Notes for Cisco MDS NX-OS Release 4.1(3a)』を参照してください。


Cisco Fabric Manager および Cisco Device Manager との併用がテスト済みのソフトウェアは、次のとおりです。

OS(オペレーティング システム)

Windows 2003 SP2、Windows XP SP2、Windows XP SP3、Windows Vista SP1(Enterprise edition)

Red Hat Enterprise Linux AS Release 4

Solaris(SPARC)8、9 および 10

VMWare ESX Server 3.5


) VMWare ESX Server 3.5 上で作成された Windows 2003 SP2 VM だけがサポートされています。


 

Java

Sun JRE および JDK 1.5(x) および 1.6(x) がサポートされます。

Java Web Start 1.5 および 1.6


) Java 1.6 Update 13 は使用しないでください。


ブラウザ

Internet Explorer 6.x および 7.0


) Internet Explorer 7.0 は Windows 2000 SP4 ではサポートされていません。


Firefox 1.5 および 2.0

Mozilla 1.7(Solaris 9 のパッケージに含まれます)

データベース

Oracle Database 10g Express、Oracle 10g Enterprise Edition

Oracle 11g Enterprise Edition

PostgreSQL 8.2(Windows および Red Hat Enterprise Linux AS Release 4)

PostgreSQL 8.1(Solaris 8、9 および 10)

セキュリティ

Cisco ACS 3.1 および 4.0

PIX ファイアウォール

IP テーブル

SSH v2

Global Enforce SNMP Privacy Encryption

HTTPS

Java Database Connectivity

Java DataBase Connectivity(JDBC)は、Java プログラムがデータベース管理システムにアクセスできる、標準 Application Programming Interface(API; アプリケーション プログラミング インターフェイス)の JavaSoft 仕様です。

JDBC ドライバは、Java アプリケーションがデータベースと対話できるようにするソフトウェア コンポーネントです。Fabric Manager は、Oracle JDBC ドライバ ojdbc14.jar および ojdbc14.jar を使用して Oracle データベースにアクセスし、データを格納します。

ojdbc14.jar ファイルの推奨されるバージョン(10.2.0.1.0)は、次のリンクからダウンロードできます。

http://www.oracle.com/technology/software/tech/java/sqlj_jdbc/htdocs/jdbc_10201.html

また、使用する環境で Oracle がインストールされているシステムにアクセスできる場合、jar ファイルは ORACLE_HOME¥jdbc¥lib¥ の下の Oracle のインストール ディレクトリから見つけることができます。

最小限のハードウェア要件

大規模ファブリック(1000 以上のエンド デバイス)で Fabric Manager Server が稼動している PC では、2 GB の RAM および 10 GB の空きディスク容量を備えた Dual Core/Dual CPU 高速システムの使用を推奨します。

Cisco SAN-OS Releases Prior to 3.1(2b) での Fabric Manager のアップグレード

Cisco SAN-OS 3.2(1) をインストールすると、インストール中にデータが Hypersonic HSQL データベースから PostgreSQL データベースまたは Oracle Database 10g Express に移行されます。Windows に PostgreSQL データベースをインストールするには、CD の FM Installer リンクをクリックします。Oracle Database 10g Express のインストール手順は、「Oracle のインストール」を参照してください。


) すでにインストールされている Fabric Manager Server をアップグレードする場合は、以前にインストールしたデータベースが稼動していることを確認してください。以前のバージョンをアンインストールしないでください。以前のバージョンがアンインストールされると、データベースは移行されず、サーバの設定値が維持されません。以前インストールしたデータベースの稼動を確認後、「Fabric Manager のインストール」に示されている手順を実行します。アップグレードを開始する前に、Fabric Manager と Device Manager を閉じる必要があります。


Cisco SAN-OS Releases 3.1(2b) 以降の Fabric Manager から 3.2(1) へのアップグレード

Cisco SAN-OS 3.2(1) をインストールすると、インストール中にデータが Hypersonic HSQL データベースから PostgreSQL データベースまたは Oracle Database 10g Express に移行されます。また、Oracle から Oracle へもデータが移行されます。


) Oracle から Oracle へデータベースを移行した場合、Cisco SAN-OS 3.2(1) の必要に応じてスキーマがアップデートされます。


Windows に PostgreSQL データベースをインストールするには、CD の FM Installer リンクをクリックします。Oracle Database 10g Express のインストール手順は、「Oracle のインストール」を参照してください。

データベースのインストール

Fabric Manager をインストールする前に、データベースをインストールする必要があります。Cisco MDS NX-OS Release 4.1(1) 以降では、Fabric Manager は PostgreSQL および Oracle Database 10g Express データベースのパッケージに含まれています。Fabric Manager を使用して、選択したデータベースを CD-ROM または Cisco.com からインストールできます。データベースが存在する場合、データベースは Fabric Manager インストーラによって最新バージョンにアップグレードされます。


) Cisco SAN-OS Release 3.1(2b) 以降をインストールする場合、Oracle Database 10g Express も使用できます。また、PostgreSQL を使用することもできます。



) アップグレードする前に、$INSTALL/pm/db にあるすべての rrd ファイルを必ずバックアップしてください。


ディレクトリ構造

Cisco MDS NX-OS Release 4.1(3a) では、Nexus 5000 製品との将来の統合に対応して、ディレクトリ構造が変更されました。Fabric Manager のコンポーネントはデフォルトで、コンピュータのハード ドライブの C:¥Program Files¥ フォルダにインストールされます。インストール パスはコンピュータのルート ディレクトリで、C:¥Program Files¥Cisco Systems などです。Fabric Manager とデータベースは、C:¥Program Files¥Cisco Systems¥DCM¥FM などのアプリケーション ディレクトリにインストールされます。 表 2-2 および 表 2-3 に、Windows、UNIX、および Solaris オペレーティング システムでのディレクトリ構造を示します。

 

表 2-2 ディレクトリ構造(Windows)

ディレクトリ
説明

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥

Cisco 製品のホーム ディレクトリ。

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥DCM¥

Cisco データ センター管理製品のホーム ディレクトリ。

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥DCM¥FM

Fabric Manager および Device Manager のホーム ディレクトリ。

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥DCM¥JBOSS-4.2.2.GA

JBoss(Fabric Manager Server インフラストラクチャ)のホーム ディレクトリ。

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥DCM¥DB

データベースのホーム ディレクトリ(Oracle および PostgreSQL)。

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥DCM¥JRE

Java Runtime Environment のホーム ディレクトリ。

C:¥Program Files¥Cisco Systems¥DCM¥JBOSS-4.2.2.GA¥SERVER¥FM

Fabric Manager Server のホーム ディレクトリ。

 

 

表 2-3 ディレクトリ構造(Unix および Solaris)

ディレクトリ
説明

/usr/local/cisco

Cisco 製品のホーム ディレクトリ。

/usr/local/cisco/dcm/

Cisco データ センター管理製品のホーム ディレクトリ。

/usr/local/cisco/dcm/fm

Fabric Manager および Device Manager のホーム ディレクトリ。

/usr/local/cisco/dcm/jboss-4.2.2.GA

JBoss(Fabric Manager Server インフラストラクチャ)のホーム ディレクトリ。

/usr/local/cisco/dcm/db

データベースのホーム ディレクトリ(Oracle および PostgreSQL)。

/usr/local/cisco/dcm/jboss-4.2.2.GA/server/fm

Fabric Manager Server のホーム ディレクトリ。

Oracle のインストール


) 大規模ファブリック(1000 以上のエンド デバイス)で Performance Manager を実行するユーザの場合は、Oracle Database 10g Express オプションを推奨します。Oracle Database 10g Express を使用する場合は、Fabric Manager のインストールを続行する前に、データベースをインストールして、ユーザ名とパスワードを作成する必要があります。


Oracle Database 10g Express のインストール手順は、次のとおりです。


ステップ 1 次のリンクをクリックして、Oracle Database 10g Express をインストールします。

http://www.oracle.com/technology/software/products/database/xe/index.html


) PC にすでに別の Oracle インスタンスがインストールされている場合は、同じ PC に Oracle データベースをインストールしないことを推奨します。このような場合、Fabric Manager が使用できるのは PostgreSQL データベースだけになります。


ステップ 2 OracleXE.exe を実行して、Oracle データベースをインストールします。システム ユーザのパスワードを設定します。Oracle インストーラによって Oracle Database 10g Express サーバがインストールされますが、データベース管理者はこのサーバの管理にパスワードを使用します。

ステップ 3 インストールを完了し、[Services] ウィンドウで両方のサービス(OracleServiceXE および OracleXETNSListener)が稼動していることを確認します。

ステップ 4 次のスクリプトを実行することにより、デフォルトの Oracle admin ポートを変更し、データベース アカウントを作成します。

C:¥> cd c:¥oraclexe¥app¥oracle¥product¥10.2.0¥server¥bin
C:¥oraclexe¥app¥oracle¥product¥10.2.0¥server¥bin>sqlplus / as sysdba
SQL> exec dbms_xdb.sethttpport(8082);
SQL> GRANT CONNECT,RESOURCE,UNLIMITED TABLESPACE TO SCOTT IDENTIFIED BY
TIGER;
SQL> EXIT;
 

) Oracle Database 10g Express オプションを使用できるのは、Microsoft Windows の場合だけです。UNIX システムでは使用できません。



 


) Oracle データベースのバックアップについては、http://download.oracle.com/docs/cd/B25329_01/doc/admin.102/b25107/backrest.htm#i1004902 のロケーションに移動してください。または http://download.oracle.com/docs/cd/B25329_01/doc/admin.102/b25107/impexp.htm#BCEEDCIB のロケーションの exp/imp ユーティリティを使用することもできます。



) PostgreSQL データベースのバックアップには、pg_dump ユーティリティを使用します。詳細については、http://www.postgresql.org/docs/8.1/static/app-pgdump.html のロケーションに移動してください。



Oracle Database 10g および Oracle Database 11g Enterprise Editions のインストールについては、http://www.oracle.com/technology/software/products/database/index.html のロケーションに移動してください。


Oracle データベースを使用している場合、Fabric Manager がデータベースに接続するために、Oracle Java Database Connectivity(JDBC)コンポーネントをインストールする必要があります。詳細については、「Java Database Connectivity」を参照してください。

UDP バッファ サイズの拡大

Fabric Manager SNMP パケット ログに、SNMP VarBind デコード エラーが表示される場合、UDP バッファ サイズが小さいため、バッファ サイズを増やす必要があります。

UDP バッファ サイズを増やす手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Solaris 8 の場合、UDP バッファ サイズを最低 64 K にします。

ndd -set /dev/udp udp_recv_hiwat 65535
ndd -set /dev/udp udp_xmit_hiwat 65535
 

ステップ 2 次の設定を /etc/system に追加し、バッファ サイズがリブート後も有効になるようにします。

set ndd:udp_recv_hiwat=65535
set ndd:udp_xmit_hiwat=65535

) インストールを開始する前に、スーパーユーザとしてログインしていることを確認してください。


データベースのバックアップと復元:PostgresSQL

Fabric Manager は PostgresSQL データベースをデフォルト データベースとして使用します。Fabric Manager のバックアップ ユーティリティは PostgresSQL pg_dump ユーティリティを使用して、データベースのすべての内容を ASCII ダンプ ファイルにダンプします。復元ユーティリティは PostgresSQL を使用し、ダンプ ファイルを使用してデータを再作成します。

ダンプ ファイルは、バックアップ時のデータベースのスナップショットです。

バックアップ

Fabric Manager データベースのバックアップを実行するには、Linux/Solaris で次のコマンドを入力します。INSTALLDIR は Fabric Manager の最上位インストール ディレクトリと仮定します。

cd $INSTALLDIR/bin
/pgbackup.sh 02252008.data
 

バックアップ ファイル 02252008.data が $INSTALLDIR/bin ディレクトリに作成されます。このファイルを標準のバックアップ ディレクトリに作成する場合は、ダンプ ファイルのフル パス名を指定します。

復元

Fabric Manager データベースを復元するには、正常なバックアップ ファイルが必要で、復元前に Fabric Manager サーバを停止する必要があります。次のコマンドを Linux/Solaris で入力して復元を実行します。INSTALLDIR は Fabric Manager の最上位インストール ディレクトリと仮定します。

cd $INSTALLDIR/bin
./FMServer.sh stop
./pgrestore.sh 02252008.data
./FMServer.sh start

Fabric Manager への PM 統計データのインポート

既存の Performance Manager 統計データを Fabric Manager に手動でインポートする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Fabric Manager Server を停止します。

ステップ 2 既存の RRD ファイルを(以前のインストールから)$INSTALLDIR/pm/db にコピーします。

ステップ 3 $INSTALLDIR/bin/pm.bat を実行します。

ステップ 4 Fabric Manager Server を再起動します。

ステップ 5 Web Client を使用して、ファブリックを Performance Manager の収集に追加します。

アプリケーションが 1 時間実行されたあと、Performance Manager の統計情報の履歴が Web Client で使用できるようになります。

Fabric Manager のインストール

Cisco MDS NX-OS Release 4.1(3a) では、Fabric Manager は Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチのパッケージには含まれていません。CD-ROM または Cisco.com から Fabric Manager をインストールする必要があります。Fabric Manager ソフトウェアをインストールすると、Device がデフォルトでインストールされます。


) Fabric Manager をインストールするユーザには、ユーザ アカウントを作成し、サービスを起動するためのすべての管理権限が必要です。また、すべてのポートへのアクセス権も必要です。Fabric Manager Server と PostgreSQL データベースが使用するポートは、1098、1099、4444、4445、8009、8083、8090、8092、8093、514、5432 です。


Cisco MDS 9000 FabricWare が稼動しているスイッチの場合は、そのスイッチに付属している CD-ROM から Fabric Manager をインストールする必要があります。あるいは、Cisco.com から Fabric Manager をダウンロードすることもできます。

Cisco.com からソフトウェアをダウンロードする場合は、次の Web サイトにアクセスしてください。

http://cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/mds-fm

Solaris に Fabric Manager をインストールする手順は次のとおりです。


ステップ 1 Fabric Manager のインストールに使用するパスに Java 1.5 を設定します。

ステップ 2 Fabric Manager の jar ファイル、m9000-fm-3.2.0.136.jar を、CD-ROM から Solaris ワークステーション上のフォルダにコピーします。

ステップ 3 次のコマンドを使用して、インストーラを起動します。

java -Xms512m Xmx512m -jar m9000-fm-3.2.0.136
 

ステップ 4 Fabric Manager 管理ソフトウェア セットアップ ウィザードの画面に表示される指示に従います。


 

サーバの初回の接続時に、Fabric Manager はワークステーションにインストールされている Sun Java Virtual Machine バージョンが正しいかどうかを確認します。Fabric Manager はインストール中にバージョン 1.5(x) を検索します。必要な場合は、Sun Java Virtual Machine ソフトウェアをインストールしてください。


) Java 要件が異なっている場合でも、Fabric Manager と同じ PC 上で CiscoWorks を実行できます。Fabric Manager 用に新しい Java バージョンをインストールする場合は、CiscoWorks に必要な古い Java バージョンを上書きしないようにしてください。PC に両方の Java バージョンを共存できます。



) Windows において、Fabric Manager をリモートでインストールまたはアップグレードする場合、VNC を使用したコンソールか、Remote Desktop Client(RDC)のコンソール モードによって行う必要があります(RDC が /Console オプションで使用されていることを確認します)。このことは、デフォルトの PostgreSQL データベースが Fabric Manager で使用されている場合、非常に重要です。なぜなら、このデータベースではすべてのインストールおよびアップグレードにローカル コンソールが必要なためです。



) Cisco Fabric Manager を Windows Vista システムにインストールする前に、User Account Control(UAC; ユーザ アカウント制御)をオフにします。UAC をオフにするには、[Start] > [Control Panel] > [User Accounts] > [Turn User Account Control on or off] を選択し、[Use User Account Control (UAC) to help protect your computer] チェックボックスをオフにして、[OK] をクリックします。[Restart Now] をクリックして変更内容を適用します。



) Telnet Client アプリケーションは Microsoft Windows Vista にはデフォルトでインストールされていません。Telnet Client をインストールするには、[Start] > [Programs] > [Control Panel] > [Turn Windows features on or off] を選択します(UAC をオンにしている場合、続行するための権限を付与する必要があります)。[Telnet Client] チェックボックスをオンにして、[OK] をクリックします。


Cisco MDS NX-OS Release 4.1(3a) では、Fabric Manager の高速インストール オプションがあります。このオプションを選択すると、Fabric Manager は、一連のデフォルトのユーザ認定証を使用してコンピュータにインストールされます。コンピュータに PostgreSQL データベースがない場合、インストーラは PostgreSQL をインストールします。PostgreSQL データベースがある場合、インストーラはこのデータベースを最新バージョンにアップグレードします。デフォルトの認定証は、インストール完了後に変更できます。

Windows に Fabric Manager を(高速)インストールする手順は次のとおりです。


ステップ 1 [Install Management Software] リンクをクリックします。

ステップ 2 [Management Software] > [Cisco Fabric Manager] を選択します。

ステップ 3 [Installing Fabric Manager] リンクをクリックします。

ステップ 4 [FM Installer] リンクをクリックします。

初期メッセージが [Cisco Fabric Manager Installer] ウィンドウに表示されます(図 2-3 を参照)。

図 2-3 管理ソフトウェア セットアップ ウィザードへのウェルカム メッセージ

 

ステップ 5 [Express] オプション ボタンをクリックして、[Next] をクリックすると、 高速 インストールが開始します。

ステップ 6 [I accept the terms of the License Agreement] チェックボックスをオンにして、[Next] をクリックします。


) Fabric Manager の高速インストール オプションでは、ユーザ名に admin、ユーザ パスワードに password を使用します。ユーザはインストールが完了したあとにパスワードを変更できます。



) Fabric Manager の高速インストール オプションでは、PostgreSQL データベースをインストールする際、ユーザ名に admin、ユーザ パスワードに password_1_2_3 を使用します。ユーザはインストールが完了したあとにパスワードを変更できます。


デフォルトの認定証が [Cisco Fabric Manager Installer] ウィンドウに表示されます(図 2-4 を参照)。

図 2-4 デフォルトのユーザ認定証

ステップ 7 [Install] をクリックします。

インストールが完了すると、インストール完了メッセージが [Cisco Fabric Manager Installer] ウィンドウに表示されます(図 2-5 を参照)。

図 2-5 インストール完了メッセージ


) [Launch Fabric Manager] または [Launch Device Manager] のチェックボックスをオンにすることによって、Fabric Manager または Device Manager の起動を選択できます。Fabric Manager および Device Manager のアイコンがデスクトップに自動的に作成されます。


ステップ 8 [Finish] をクリックすると、[Cisco Fabric Manager Installer] ウィンドウが閉じます。

Windows に Fabric Manager を(カスタム)インストールする手順は次のとおりです。


ステップ 1 [Install Management Software] リンクをクリックします。

ステップ 2 [Management Software] > [Cisco Fabric Manager] を選択します。

ステップ 3 [Installing Fabric Manager] リンクをクリックします。

ステップ 4 [FM Installer] リンクをクリックします。

初期メッセージが [Cisco Fabric Manager Installer] ウィンドウに表示されます(図 2-6 を参照)。

図 2-6 管理ソフトウェア セットアップ ウィザードへのウェルカム メッセージ

 

ステップ 5 [Custom] オプション ボタンをクリックして、[Next] をクリックすると、インストールが開始します。

ステップ 6 [I accept the terms of the License Agreement] チェックボックスをオンにして、[Next] をクリックします。

[Install Options] ダイアログボックスが表示されます(図 2-7 を参照)。

図 2-7 [Install Options] ダイアログボックス

 

ステップ 7 次のいずれかのオプション ボタンをクリックします。

a. Fabric Manager Server (Licensed):Fabric Manager Server のサーバ コンポーネントをインストールします。

b. Fabric Manager Standalone:Fabric Manager のスタンドアロン バージョンをインストールします。


) Fabric Manager Server がインストール中に特定のインターフェイスにバインドされるように設定されていないかぎり、Fabric Manager Server ホスト名エントリが DNS サーバに存在することを確認する必要があります。



) Fabric Manager Standalone は、Fabric Manager Client およびこれにバンドルされているローカル バージョンの Fabric Manager Server からなる単一アプリケーションです。Fabric Manager Standalone では、すぐそばのファブリックの検出と監視を行うことができます。


ステップ 8 Fabric Manager のインストール用としてワークステーション上のフォルダを選択します。Windows の場合、デフォルト ロケーションは C:¥Program Files¥Cisco Systems¥MDS 9000 です。UNIX(Solaris または Linux)マシンの場合、インストール パス名は、インストールを実行するユーザの権限に応じて、 /usr/local/cisco_mds9000 または $HOME/cisco_mds9000 です。

ステップ 9 [Next] をクリックします。

[Database Options] ダイアログボックスが表示されます(図 2-8 を参照)。

図 2-8 [Database Options] ダイアログボックス

 

ステップ 10 [Install PostgreSQL] または [Use existing DB] のオプション ボタンをクリックして、使用するデータベースを指定します。

[Install PostgreSQL] を選択した場合は、デフォルトを受け入れ、パスワードを入力します。PostgreSQL データベースがインストールされます。


) PostgreSQL のインストールを選択した場合は、稼動中のすべてのセキュリティ ソフトウェアをディセーブルにする必要があります。そうしないと、一部のフォルダやユーザがインストールされないことがあります。



) ご使用のシステムで Cygwin が稼動している場合は、PostgreSQL をインストールする前に、環境変数パスから cygwin/bin を削除してください。


ステップ 11 [Use existing DB] を選択した場合は、[PostgreSQL 8.1/8.2] または [Oracle10g] のオプション ボタンをクリックします。

ステップ 12 [Database Options] ダイアログボックスで、[Next] をクリックします。

[User Options] ダイアログボックスが表示されます(図 2-9 を参照)。

図 2-9 [User Options] ダイアログボックス

 

ステップ 13 ユーザ名およびパスワードを入力し、[Next] をクリックします。

[Authentication Options] ダイアログボックスが表示されます(図 2-10 を参照)。

図 2-10 [Authentication Options] ダイアログボックス

 

ステップ 14 認証モード(Local、RADIUS、TACACS、または MDS)を選択して、[Next] をクリックします。


) MDS オプション ボタンを選択した場合、FM 認証ではスイッチ内のユーザ データベースを認証に使用します。


ステップ 15 [Verify] をクリックして、ログインをテストします。

Fabric Manager Standalone の場合は、図 2-11 のような [Configuration Options] ダイアログボックスが表示されます。

図 2-11 Fabric Manager Standalone の [Configuration Options] ダイアログボックス

 

ステップ 16 Fabric Manager Standalone をインストールする場合は、必要に応じて、FC Alias および SNMPv3 のチェックボックスをオンにしてから、[Install] をクリックします。

Fabric Manager Server の場合は、図 2-12 のような [Configuration Options] ダイアログボックスが表示されます。

図 2-12 Fabric Manager Server の [Configuration Options] ダイアログボックス

 

ステップ 17 ローカル インターフェイス、Web サーバ ポート、または Fabric Manager サーバ ポートを選択し、必要に応じて FC Alias および SNMPv3 のチェックボックスをオンにします。Fabric Manager Server をインストールする場合、 [Install] をクリックします。インストール の進行状況が [Cisco Fabric Manager Installer] ウィンドウに表示されます(図 2-13 を参照)。


) Fabric Manager Server のポート番号は、他のアプリケーションで使用されていないポートに変更できます。



) Fabric Manager Server がインストール中に特定のインターフェイスにバインドされるように設定されていないかぎり、Fabric Manager Server ホスト名エントリが DNS サーバに存在することを確認する必要があります。



) [Use HTTPS Web Server] チェックボックスをオンにした場合、[Web Server Port] フィールドはグレー表示になり、デフォルト ポートは 443 です。



) インストール中に特定の IP アドレスを指定し、サーバ ホストの IP アドレスを変更した場合は、次の 2 つのファイル(どちらも $INSTALL/conf ディレクトリにあります)を修正する必要があります。server.properties ファイルの server.bindaddrs を新しい IP アドレスに変更し、FMServer.conf ファイルの wrapper.app.parameter.4 を新しい IP アドレスに変更します。


図 2-13 インストールの進行状況

 

インストールが完了すると、インストール完了メッセージが [Cisco Fabric Manager Installer] ウィンドウに表示されます(図 2-14 を参照)。

図 2-14 インストール完了メッセージ

 


) Fabric Manager Standalone をインストールした場合は、[Launch Fabric Manager] または [Launch Device Manager] のチェックボックスをオンにすることによって、Fabric Manager または Device Manager の起動を選択できます。Fabric Manager および Device Manager のアイコンがデスクトップに自動的に作成されます。


ステップ 18 [Finish] をクリックすると、[Cisco Fabric Manager Installer] ウィンドウが閉じます。

Fabric Manager Server をインストールした場合、Fabric Manager Client を起動するまで、Fabric Manager と Device Manager のアイコンはデスクトップに作成されません。「Cisco SAN-OS Release 3.2(1) 以降での Fabric Manager Client の起動」の手順に従って、Fabric Manager Client を起動します。


 

Create shortcuts チェックボックスをオンにした場合は、Windows の Start > Programs に Cisco MDS 9000 プログラム グループが作成されます。このプログラム グループには、インストール ディレクトリ内のバッチ ファイルへのショートカットが格納されます。

UNIX(Solaris または Linux)マシンでは、インストール ディレクトリ内にシェル スクリプトが作成されます。Windows サービスと同等なプログラムを実行するシェル スクリプトは、FMServer.sh です。サーバ側のデータおよび Performance Manager データはすべてインストール ディレクトリに格納されます。

Fabric Manager Client は、Fabric Manager Server がないと実行できません。このサーバ コンポーネントは、Fabric Manager をダウンロードしてインストールするときに、同時にダウンロードおよびインストールされます。Windows マシンでは、Fabric Manager Server はサービスとしてインストールされます。このサービスを管理するには、Microsoft Windows のコントロール パネルのサービスを使用します。Fabric Manager Server サービスは、デフォルト設定では、マシンを再起動するときにサーバが自動的に起動されます。この動作を変更するには、サービスのプロパティを変更します。

Device Manager のインストール

ワークステーションに Device Manager をインストールする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ブラウザのアドレス フィールドにスイッチの IP アドレスを入力します。

Device Manager の [Installation] ウィンドウが表示されます(図 2-15 を参照)。

図 2-15 Device Manager の [Installation] ウィンドウ

 

ステップ 2 [Cisco Device Manager] リンクをクリックします。

[Cisco Device Manager Installer] ウィンドウに、管理ソフトウェア セットアップ ウィザードへのウェルカム メッセージが表示されます(図 2-16 を参照)。

図 2-16 管理ソフトウェア セットアップ ウィザードへのウェルカム メッセージ

 

ステップ 3 [Next] をクリックするとインストールが開始されます。

ステップ 4 [I accept the terms of the License Agreement] チェックボックスをオンにして、[Next] をクリックします。

ステップ 5 Device Manager のインストール用としてワークステーション上のフォルダを選択します。Windows の場合、デフォルト ロケーションは C:¥Program Files¥Cisco Systems¥MDS 9000 です。UNIX(Solaris または Linux)マシンの場合、インストール パス名は、インストールを実行するユーザの権限に応じて、/usr/local/cisco_mds9000 または $HOME/cisco_mds9000 です。

ステップ 6 [Install] をクリックします。

インストールが完了すると、インストール完了メッセージが [Cisco Device Manager Installer] ウィンドウに表示されます(図 2-17 を参照)。

図 2-17 インストール完了メッセージ

 

ステップ 7 [Finish] をクリックすると、[Cisco Device Manager Installer] ウィンドウが閉じます。


 

FM/DM ショートカットの手動作成

デスクトップの FM/DM ショートカットは、アプリケーションを初めて起動するときだけ使用できます。Fabric Manager を FM ダウンロード ページから起動するときは、ショートカットは提供されません。

FM/DM ショートカットをデスクトップに作成する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Control Panel] > [Java] に移動します。

[Java] をダブルクリックします。

[Java Control Panel] が表示されます(図 2-18 を参照)。

図 2-18 [Java Control Panel] ダイアログボックス

 

 

ステップ 2 [Temporary Internet Files] 領域で、[View] をクリックします。

[Java Cache Viewer] ダイアログボックスが表示されます(図 2-19 を参照)。

図 2-19 [Java Cache Viewer] ダイアログボックス


 

ステップ 3 ショートカットを再作成するために、アプリケーションを右クリックして、ショートカット メニューから [Install Shortcuts] を選択します(図 2-20 を参照)。

図 2-20 ショートカット メニュー

 


 

管理ソフトウェアのアップグレード

Cisco MDS SAN-OS と Device Manager が稼動しているスイッチにログインし、そのスイッチの方が管理ソフトウェアのバージョンが高い場合は、上位バージョンをインストールするように要求されます。Cisco MDS Fabric Manager ソフトウェアをアップグレードする場合は、「管理ソフトウェアのインストール」に記載された手順に従ってください。Device Manager は任意のタイミングでアップグレードすることもできます。その場合は、ブラウザのアドレス フィールドに、上位バージョンのソフトウェアがインストールされたスーパーバイザ モジュールの IP アドレスまたはホスト名を入力します。Fabric Manager のアップグレードには、新しい CD が必要です。


) Cisco MDS SAN-OS Release 3.x のインストーラは、ダウングレードをサポートしません。Fabric Manager または Device Manager を旧リリースにダウングレードするには、手動でアンインストールしてから、前のバージョンの Fabric Manager または Device Manager をインストールする必要があります。


Fabric Manager Update Installer を使用した Fabric Manager Server および Fabric Manager Standalone バージョンのアップグレード

Release 3.3(1a) では、Cisco MDS 9000 Fabric Manager Update Installer を使用して、次のソフトウェアをアップグレードできます。

Fabric Manager Server

Fabric Manager Standalone

Fabric Manager Update Installer は Fabric Manager インストーラよりもサイズが小さいため、ダウンロードが簡単です。Update Installer が Fabric Manager Server または Fabric Manager Standalone バージョンをアップグレードする機能は限定されており、データベースまたは Fabric Manager Server インフラストラクチャ(JBoss)をインストールする機能はありません。 表 2-4 に、Fabric Manager の推奨されるアップグレード パスを示します。

 

表 2-4 Update Installer を使用した Fabric Manager のアップグレード パス

現在のバージョン
アップグレード後のバージョン
アップグレード パス

3.0(x)1

3.3(1a) 以上

1. 3.1(x) にアップグレードします。

2. 3.2(x) にアップグレードします。

3. Update Installer { java -Xmx512m -jar jar_file_name } を起動して 3.3(x) 以上にアップグレードしたあと、Fabric Manager をアップグレードする手順を実行します。


) 手順 2 で Release 3.2(2c) からアップグレードしない場合、サーバ ポートを 9099 に変更します。


3.1(x) 1

3.3(1a) 以上

1. 3.2(x) にアップグレードします。

2. Update Installer { java -Xmx512m -jar jar_file_name } を起動して 3.3(x) 以上にアップグレードしたあと、Fabric Manager をアップグレードする手順を実行します。


) 手順 1 で Release 3.2(2c) からアップグレードしない場合、サーバ ポートを 9099 に変更します。


3.2(x)

3.3(1a) 以上

1. Update Installer { java -Xmx512m -jar jar_file_name } を起動して 3.3(x) 以上にアップグレードしたあと、Fabric Manager をアップグレードする手順を実行します。


) Release 3.2(2c) からアップグレードしない場合、サーバ ポートを 9099 に変更します。


3.3(x)

NX-OS 4.1(1b)

1. Update Installer { java -Xmx512m -jar jar_file_name } を起動して 4.1(x) 以上にアップグレードしたあと、Fabric Manager をアップグレードする手順を実行します。


) Release 3.4(x) からアップグレードしない場合、サーバ ポートを 9099 に変更します。


1.HSQL データベースのデータは新しいデータベースに以降できないため、ゲートウェイのアップグレードを実行する必要があります。

Cisco Fabric Manager とその他の管理ツールとの統合

Fabric Manager、Device Manager、および Performance Manager を次の管理ツールと併用できます。

Cisco Traffic Analyzer :VSAN およびプロトコル別にトラフィックを分類して、Logical Unit Number(LUN)レベルで SCSI トラフィックを調査できます。

Cisco Protocol Analyzer :ファイバ チャネルおよび Ethereal 用にシスコが開発した SCSI デコーダを使用して、ファイバ チャネル フレームの実際のシーケンスを簡単に調査できます。

Cisco Port Analyzer Adapter 2 :SPAN トラフィック(ファイバ チャネル制御とデータ プレーン トラフィックの両方)をイーサネット ヘッダーにカプセル化して、分析のために Windows PC またはワークステーションにトランスポートできます。Cisco Traffic Analyzer と Cisco Protocol Analyzer のどちらも、MDS SPAN トラフィックを Windows PC またはワークステーションにトランスポートするために PAA を必要とします。

これらのツールの詳細、および Cisco Fabric Manager 管理アプリケーションとの連携方法については、 第 66 章「ファブリックのトラブルシューティング」 を参照してください。

ファイアウォールの背後での Fabric Manager の稼動

Fabric Manager、Device Manager、および Performance Manager が稼動している Windows PC がファイアウォールの背後に置かれている場合は、特定のポートが使用可能でなければなりません。

デフォルトでは、Fabric Manager Client および Device Manager は、使用可能な最初の UDP ポートを使用して、SNMP 応答を送受信します。UDP SNMP トラップ ローカル ポートは、Fabric Manager の場合は 1162、Device Manager の場合は 1163 または 1164 です。Fabric Manager Server は TCP RMI ポート 9099 もオープンします。

Fabric Manager Release 2.1(2) 以降では、次のステートメントのアンコメントによって、Fabric Manager Client または Device Manager が SNMP 応答に使用する UDP ポートを選択できます。

Windows デスクトップでは、C:¥Program Files¥Cisco Systems¥MDS9000¥bin ディレクトリの FabricManager.bat ファイルまたは DeviceManager.bat ファイル内の次のステートメントをアンコメントします。

rem JVMARGS=%JVMARGS% -Dsnmp.localport=9001
 

UNIX デスクトップでは、$HOME/.cisco_mds9000/bin ディレクトリの FabricManager.sh ファイルまたは DeviceManager.sh ファイル内の次のステートメントをアンコメントします。

# JVMARGS=$JVMARGS -Dsnmp.localport=9001
 

Fabric Manager Release 3.2(1) 以降では、Fabric Manager Client は Java Naming Directory and Interface(JNDI)ルックアップのために、ポート 9099 で Fabric Manager Server との接続を開始します。Fabric Manager Server はクライアントを 1098 にリダイレクトし、JBoss は要求を適切なサービスに転送します。

Fabric Manager Server プロキシ サービスは、Fabric Manager Client または Device Manager と Fabric Manager Server の間の SNMP 通信に設定可能な TCP ポート(9198 がデフォルト)を使用します。

Fabric Manager Server コンポーネントの場合は、着信接続用に、ファイアウォール上で予測可能な 2 つの TCP ポートをオープンする必要があります。

server.port = 9099

server.data.port = 9100

これらの 2 つのポートがオープンしているかぎり、Fabric Manager Client はサーバに接続できます。Fabric Manager Client に接続されているその他の TCP ポートは、ファイアウォールの背後にあるサーバによって開始されます。

次の表に、Fabric Manager アプリケーションが使用するすべてのポートを示します。

通信 タイプ
使用ポート
すべてのアプリケーションが使用するポート

SSH

ポート 22(TCP)

Telnet

ポート 23(TCP)

HTTP

ポート 80(TCP)

TFTP

ポート 69(UDP)

SNMP

ポート 161(UDP)

Syslog

ポート 514(UDP)

Fabric Manager Server および Performance Manager が使用するポート

SNMP_TRAP

ポート 2162(UDP)

SNMP

SNMP プロキシが使用可能な場合は空いているローカル ポート(UDP)または 9198(TCP)をランダムに選択。server.properties で変更可能。

Java RMI

ポート 9099、9100(TCP)

Fabric Manager Client が使用するポート

SNMP

SNMP プロキシが使用可能な場合は空いているローカル ポート(UDP)をランダムに選択。クライアントの -Dsnmp.localport オプションで変更可能。

Java RMI

19199 ~ 19399(TCP)の空いているローカル ポートを選択。クライアントの -Dclient.portStart および -Dclient.portEnd オプションで変更可能。たとえば、-Dclient.portStart = 19199 -Dclient.portEnd = 19399。

Device Manager が使用

SNMP_TRAP

1163 ~ 1170(UDP)の空いているローカル ポートを選択。

SNMP

SNMP プロキシが使用可能な場合は空いているローカル ポート(UDP)または 9198(TCP)をランダムに選択。 server.properties で変更可能。

 

使用ポート/タイプ
サービス記述子
サービス名
アトリビュート名
説明

1098(TCP)

conf/jboss-service.xml

jboss:service=Naming

RMI Naming Service Port

このポートは JNDI ベースのネーミング サービス用です。クライアントはこのポートを参照して JNDI バインディング オブジェクトおよびリソースを確認します。

9099(TCP)

conf/jboss-service.xml

jboss:service=Naming

Bootstrap JNP Port(FM が 1099 から 9099 に変更されました)

このポートは JNDI ベースのネーミング サービス用です。クライアントはこのポートを参照して JNDI バインディング オブジェクトおよびリソースを確認します。

4444(TCP)

conf/jboss-service.xml

jboss:service=invoker,type=jrmp

RMI/JRMP ObjectPort

 

org.jboss.invocation.jrmp.server.JRMPInvoker クラスは、Invoker インターフェイスの RMI/JRMP 実装を提供する MBean サービスです。JRMPInvoker は RMI サーバとして自身をエクスポートするため、リモート クライアントで Invoker として使用されると、JRMPInvoker スタブが代わりにクライアントに送信されます。

4445(TCP)

conf/jboss-service.xml

jboss:service=invoker,type=pooled

Pooled Invoker

 

org.jboss.invocation.pooled.server.PooledInvoker は、Invoker インターフェイスのカスタム ソケット トランスポート実装全体にわたって RMI を提供する MBean サービスです。PooledInvoker は RMI サーバとして自身をエクスポートするため、リモート クライアントで Invoker として使用されると、PooledInvoker スタブが代わりにクライアントに送信され、呼び出しではカスタム ソケット プロトコルを使用します。

8009(TCP)

deploy/jbossweb-tomcat41.sar/META-INF/jboss-service.xml

jboss.web:service=WebServer?

AJP Connector

AJP Connector 要素は、AJP プロトコルを介して Web コネクタと通信する Connector コンポーネントを表します。これは、JBoss Web を既存または新規の Apache サーバに意識されずに統合するのに使用されます。

8083(TCP)

conf/jboss-service.xml

jboss:service=WebService

RMI dynamic class loader port

WebService MBean は、サーバ EJB への RMI アクセスのためのダイナミック クラス ロードを提供します。Web サービスに使用されます。

8092(TCP)

deploy/jms/oil2-service.xml

jboss.mq:service=InvocationLayer?,type=OIL2

Optimized Invocation Layer for JMS

このポートは JBossMQ サービスに使用されます。JBossMQ は、JMS API レベルのサービスをクライアント アプリケーションに提供するため連携して動作するいくつかのサービスから構成されます。最適化された呼び出しレイヤは JMS クライアントによって使用されるサービスです。

8093(TCP)

deploy/jms/uil2-service.xml

jboss.mq:service=InvocationLayer?,type=UIL2

Unified Invocation Layer for JMS

このポートは JBossMQ サービスに使用されます。JBossMQ は、JMS API レベルのサービスをクライアント アプリケーションに提供するため連携して動作するいくつかのサービスから構成されます。統合された呼び出しレイヤは JMS クライアントによって使用されるサービスです。

3873(TCP)

Service end point for EJB3 aspect service

JBoss EJB3 Aspect Service Deployer

JBoss EJB3 Invoker

このポートは、クライアントが JBoss Server の Enterprise JavaBean 3.0(EJB3)と通信するために使用されます。

管理ソフトウェアのアンインストール

Windows PC の Fabric Manager アプリケーションをアンインストールする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 稼動中の Fabric Manager および Device Manager のインスタンスをすべて閉じます。

ステップ 2 [Start] > [Programs] > [Cisco MDS 9000] > [Uninstall] を選択して、uninstall.bat スクリプトを実行します。

ステップ 3 次のメッセージを示すプロンプトが表示された場合は、Y を入力します。

Are you sure you want to Uninstall?Press 'Y' to uninstall, 'A' to remove all files or 'N' to exit.[Y/A/N]


) アプリケーションをアンインストールするとき、データベースは他の DCM アプリケーションと共有されているため、インストーラはデータベースを削除しません。「A」を選択すると、すべてのログ ファイルおよびクライアント設定が削除されます。「Y」を選択すると、ログ ファイルおよびクライアント設定が削除されません。



) NX-OS Release 4.1(3a) 以降では、Fabric Manager Server をアンインストールするとき、Fabric Manager だけが削除されます。Jboss と、PostgreSQL または Oracle のいずれかのデータベースは、Cisco DCNM などの他のアプリケーションと共有されている可能性があるため、削除されません。


コマンドラインからバッチ ファイル(デフォルトで C:¥Program Files¥Cisco Systems¥MDS 9000 フォルダ内に配置)を直接実行することもできます。


) 古いインストールの場合は、cisco_mds9000 フォルダを削除します。すべてのデスクトップ アイコンとプログラム メニュー項目を手動で削除します。

Windows PC の場合、このフォルダは Documents and Settings フォルダの下(ユーザ Administrator としてインストールした場合は、d:¥Documents and Settings¥Administrator¥.cisco_mds9000)に作成されています。UNIX マシンの場合、デフォルトのインストール フォルダは /usr/bin です。



 

UNIX マシンの Fabric Manager アプリケーションをアンインストールする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Release 2.x から始まるリリースでは、Fabric Manager のインストール場所に応じて次のシェル スクリプトを実行します。
$HOME/cisco_mds9000/Uninstall.sh または /usr/local/cisco_mds9000/uninstall.sh

ステップ 2 Release 1.3(1) から始まるすべてのリリースでは、Fabric Manager のインストール場所に応じて次のシェル スクリプトを実行します。
$HOME/.cisco_mds9000/Uninstall.sh または /usr/local/.cisco_mds9000/uninstall.sh

ステップ 3 古いインストールの場合は、$HOME/.cisco_mds9000 フォルダを削除します。