Cisco DCNM for SAN ハイ アベイラビリティ/冗長性コンフィギュレーション ガイド リリース 5.x
ハイ アベイラビリティの概要
ハイ アベイラビリティの概要
発行日;2012/03/27 | 英語版ドキュメント(2011/07/18 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 493KB) | フィードバック

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ハイ アベイラビリティの概要

ハイ アベイラビリティの概要

Cisco DCNM for SAN を使用して、ハイ アベイラビリティ(HA)ソフトウェアのフレームワーク機能および冗長性機能を設定できます。これらの機能には、アプリケーションの再起動性、中断を伴わないスーパーバイザのスイッチ機能性が含まれます。Cisco ハイ アベイラビリティは、ネットワーク全体の復元力により IP ネットワーク可用性を高められるようにする、Cisco NX-OS ソフトウェアで配信されるテクノロジーです。

マルチレイヤ ディレクタおよびスイッチの Cisco MDS 9500 シリーズは、アプリケーションの再起動性および中断を伴わないスーパーバイザ スイッチ機能性をサポートしています。スイッチは、冗長ハードウェア コンポーネントおよびハイ アベイラビリティ ソフトウェア フレームワークによって、システム障害から保護されます。

ハイ アベイラビリティ(HA)ソフトウェア フレームワークを使用すると、次の機能が可能になります。

スムーズなソフトウェア アップグレード機能を保証します。

デュアル スーパーバイザ モジュールを使用することによって、スーパーバイザ モジュール障害に対して冗長性を提供します。

同一のスーパーバイザ モジュールで障害が発生したプロセスをスムーズに再開させます。スーパーバイザ モジュール上およびスイッチング モジュール上で稼動しているサービスは、設定で定義された HA ポリシーをトラッキングして、このポリシーに基づいてアクションを実行します この機能は、Cisco MDS 9200 シリーズと Cisco MDS 9100 シリーズのスイッチでも利用できます。

PortChannel(ポート集約)機能を使用してリンク障害から保護します。この機能は、Cisco MDS 9200 シリーズおよび Cisco MDS 9100 シリーズでも使用可能です。

Virtual Router Redundancy Protocol(VRRP; 仮想ルータ冗長プロトコル)を使用して冗長性を管理します。この機能は、Cisco MDS 9200 シリーズおよび Cisco MDS 9100 シリーズでも使用可能です。

アクティブ スーパーバイザが故障した場合にスイッチオーバーを提供します。スタンバイ スーパーバイザが存在する場合は、ストレージまたはホスト トラフィックを中断することなく、そのスーパーバイザに切り替わります。

Cisco MDS 9500 シリーズのディレクタには、スロット 5 および 6(Cisco MDS 9509 および 9506 スイッチ)またはスロット 7 および 8(Cisco MDS 9513 スイッチ)に 2 つのスーパーバイザ モジュール(スーパーバイザ 1 およびスーパーバイザ 2)があります。スイッチが起動した時点で両方のスーパーバイザ モジュールが存在する場合は、最初に起動するスーパーバイザ モジュールがアクティブ モードになり、2 番目に起動するスーパーバイザ モジュールがスタンバイ モードになります。両方のスーパーバイザ モジュールが同時に起動する場合は、スーパーバイザ 1 がアクティブになります。スタンバイ スーパーバイザ モジュールは、アクティブなスーパーバイザ モジュールを常に監視します。アクティブなスーパーバイザ モジュールに障害が発生すると、ユーザ トラフィックに影響を与えることなくスタンバイ スーパーバイザ モジュールに切り替わります。


) ハイ アベイラビリティを維持するためには、アクティブ スーパーバイザとスタンバイ スーパーバイザの両方のイーサネット ポートを同一のネットワークまたは仮想 LAN に接続する必要があります。アクティブ スーパーバイザは、これらのイーサネット接続が使用する 1 つの IP アドレスを所有しています。スイッチオーバーでは、新しくアクティブになったスーパーバイザがこの IP アドレスを継承します。


ハイ アベイラビリティの設定方法は、第 2 章の「ハイ アベイラビリティの設定」を参照してください。