Cisco DCNM Layer 2 Switching コンフィギュレーション ガイド Release 4.0
MST の設定
MST の設定
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

MST の設定

MST について

MST の概要

MST 領域

MST BPDU

MST コンフィギュレーション情報

IST、CIST、および CST

IST、CIST、および CST の概要

MST 領域内のスパニング ツリー動作

MST 領域間のスパニング ツリー動作

MST 用語

ホップ カウント

境界ポート

単一方向リンク障害の検出

ポート コストおよびポート プライオリティ

IEEE 802.1D との相互運用性

ハイ アベイラビリティ

バーチャライゼーションのサポート

MST のライセンス要件

MST の前提条件

注意事項および制約事項

MST の設定

MST のイネーブル化

MST 名およびリビジョンの指定

MST のデフォルト値への設定

MST インスタンスの追加およびインスタンスと VLAN のマッピング

MST インスタンスの削除

VLAN と MSTI のマッピングおよびマッピング解除

プライマリおよびセカンダリ ルートとスイッチ プライオリティの設定

ポート プライオリティおよび MST ポートのコストの設定

ポートごとのデフォルト MST 値の設定

hello タイム、転送遅延時間、最大エージング タイム、最大ホップ カウントの設定

リンク タイプの指定

統計情報の表示

MST のフィールドの説明

Device ビュー:インスタンス:Details:MST Settings セクション

Device ビュー:インスタンス:Details:Access Ports セクション

Device ビュー:インスタンス:Details:Trunk Ports セクション

Network ビュー:デバイス:Details:MST Settings セクション

Network ビュー:デバイス:Details:Access Ports セクション

Network ビュー:デバイス:Details:Trunk Ports セクション

追加情報

関連資料

標準規格

MIB

MST の設定

この章では、NX-OS デバイスに Multiple Spanning Tree(MST)を設定する方法について説明します。

Data Center Network Manager の機能の詳細については、『 Cisco DCNM Fundamentals Configuration Guide 』を参照してください。


) Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)パラメータの設定に DCNM を使用する前に、使用しているデバイスのコマンドラインに NX-OS グローバル コマンドを入力してログレベルを設定する必要があります。
--logging-level spanning-tree 6
--logging logfile messages 6
--logging event link-status default
ログレベルについては、『Cisco NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。



) レイヤ 2 インターフェイスの作成方法については、『Cisco DCNM Interface Configuration Guide』を参照してください。


IEEE 802.1s 標準の MST を使用すると、スパニング ツリー インスタンスに複数の VLAN(仮想 LAN)を割り当てることができます。MST はデフォルトのスパニング ツリー モードではありません。Rapid PVST+ がデフォルト モードです。名前、リビジョン番号、および VLAN/インスタンス間マッピングが同じ MSTI が組み合わされて、MST 領域を形成します。MST 領域は、領域外のスパニング ツリー構成からは、単一ブリッジとして認識されます。MST が隣接デバイスから IEEE 802.1D Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)メッセージを受信すると、該当するインターフェイスとの境界が形成されます。

VLAN 3968 ~ 4047 または VLAN 4094 を MST インスタンスにマッピングすることはできません。これらの VLAN は、デバイスによる内部使用のために予約されています。


) スパニング ツリーは、IEEE 802.1w および IEEE 802.1s の規格を意味します。IEEE 802.1D STP について説明している場合は、802.1D であることを明記します。


ここでは、次の内容を説明します。

「MST について」

「MST のライセンス要件」

「MST の前提条件」

「注意事項および制約事項」

「MST の設定」

「統計情報の表示」

「MST のフィールドの説明」

「追加情報」


) STP および Rapid PVST+ の詳細については、「Rapid PVST+ の設定」、STP 拡張機能の詳細については、「STP 拡張機能の設定」を参照してください。


MST について


) STP パラメータの設定に DCNM を使用する前に、使用しているデバイスのコマンドラインに logging-level spanning-tree 6 および logging logfile messages 6 NX-OS グローバル コマンドを入力してログレベルを設定する必要があります。ログレベルの情報については、『Cisco NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。



) レイヤ 2 インターフェイスの作成方法については、『Cisco DCNM Interface Configuration Guide』を参照してください。


IEEE 802.1s 標準の MST を使用すると、スパニング ツリー インスタンスに複数の VLAN を割り当てることができます。MST はデフォルトのスパニング ツリー モードではありません。Rapid PVST+ がデフォルト モードです。名前、リビジョン番号、および VLAN/インスタンス間マッピングが同じ MSTI が組み合わされて、MST 領域を形成します。MST 領域は、領域外のスパニング ツリー構成からは、単一ブリッジとして認識されます。MST が隣接デバイスから IEEE 802.1D Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)メッセージを受信すると、該当するインターフェイスとの境界が形成されます。


) スパニング ツリーは、IEEE 802.1w および IEEE 802.1s の規格を意味します。このマニュアルで IEEE 802.1D STP に関して説明する場合は、具体的に 802.1D と表記されます。


ここでは、次の内容について説明します。

「MST の概要」

「MST 領域」

「MST BPDU」

「MST コンフィギュレーション情報」

「IST、CIST、および CST」

「ホップ カウント」

「境界ポート」

「単一方向リンク障害の検出」

「ポート コストおよびポート プライオリティ」

「IEEE 802.1D との相互運用性」

「ハイ アベイラビリティ」

「バーチャライゼーションのサポート」

MST の概要


) MST をイネーブルにする必要があります。デフォルトのスパニング ツリー モードは、Rapid PVST+ です。


MST は、複数の VLAN をスパニング ツリー インスタンスにマッピングします。各インスタンスには他のスパニング ツリー インスタンスとは別のスパニング ツリー トポロジがあります。このアーキテクチャにより、データ トラフィック用に複数の転送パスが提供され、ロード バランスが有効化され、多くの VLAN をサポートするために必要な STP インスタンスの数を軽減します。MST では、1 つのインスタンス(転送パス)で障害が発生しても他のインスタンス(転送パス)に影響しないので、ネットワークの耐障害性が向上します。

各 MSTI で IEEE 802.1w 標準が使用されるため、明示的なハンドシェイクを通して高速コンバージェンスを実現することができます。これによって、IEEE 802.1D 転送遅延がなくなり、ルート ブリッジ ポートと指定ポートが迅速にフォワーディング ステートへ移行します(明示的なハンドシェイク合意については、「Rapid PVST+ の設定」を参照)。

デバイス上では、常に MAC アドレス リダクションがイネーブルです(MAC アドレス リダクションの詳細については、「Rapid PVST+ の設定」を参照)。この機能をディセーブルにすることはできません。

MST は、スパニング ツリー動作を改善し、以下の STP バージョンと後方互換性を維持しています。

元の 802.1D スパニング ツリー

Rapid PVST+


) • IEEE 802.1w は Rapid Spanning Tree Protocol(RSTP)を定義し、IEEE 802.1D に組み込まれています。

IEEE 802.1s は MST を定義し、IEEE 802.1Q に組み込まれています。


 

MST 領域

MSTI にデバイスを参加させるには、常に同じ MST コンフィギュレーション情報を使用してスイッチを設定する必要があります(MST コンフィギュレーション情報を参照)。

同じ MST コンフィギュレーションを持つ、相互接続されたデバイスの集合を MST 領域といいます。MST 領域は、同じ MST コンフィギュレーションを持つ、リンクされた MST ブリッジのグループです。

MST コンフィギュレーションは、各デバイスが属する MST 領域を制御します。このコンフィギュレーションには、領域名、リビジョン番号、VLAN/MSTI 割り当てマッピングが含まれます。

領域には、同じ MST コンフィギュレーションを持つメンバーを 1 つ以上格納できます。各メンバーには、802.1w Bridge Protocol Data Unit(BPDU; ブリッジ プロトコル データ ユニット)を処理する機能が必要です。ネットワーク内の MST 領域数に制限はありません。

各デバイスは、単一の MST 領域内で、インスタンス 0 を含む最大 65 個の MSTI をサポートできます。インスタンスは 1 ~ 4094 の任意の番号で識別されます。インスタンス 0 は、Internal Spanning Tree(IST; 内部スパニング ツリー)という特殊なインスタンス専用です。1 つの VLAN を同時に 2 つの MSTI に割り当てることはできません。(IST の詳細については、IST、CIST、および CSTを参照)。

MST 領域は、隣接 MST 領域やその他の Rapid PVST+ 領域、および 802.1D STP からは、単一ブリッジとして認識されます。


) ネットワークを多数の領域に分割することは推奨できません。


MST BPDU

各デバイスで使用できる MST BPDU は、インターフェイスごとに 1 つのみです。この BPDU が、デバイス上の各 MSTI の M レコードを伝達します(図5-1 を参照)。MST 領域の BPDU を送信するのは、IST のみです。すべての M レコードは、IST から伝送される、この特定の BPDU にカプセル化されます(IST の詳細については、IST、CIST、および CST の概要を参照)。MST BPDU はすべてのインスタンスの情報を伝送するため、MST をサポートするために処理しなければならない BPDU の数は、Rapid PVST+ と比べて大幅に削減されます。

図5-1 MSTI の M レコードを含む MST BPDU

 

MST コンフィギュレーション情報

単一の MST 領域内にあるすべてのデバイスで MST コンフィギュレーションを同一にする必要がある場合は、ユーザ側で設定します。

設定できる MST コンフィギュレーションのパラメータは、次の 3 つです。

名前 ― MST 領域を識別する 32 文字のストリング(ヌル パディング、ヌルで終了)

リビジョン番号 ― 現在の MST コンフィギュレーションのリビジョンを識別する、符号なし 16 ビット数


) MST コンフィギュレーションの一部としてリビジョン番号が必要な場合は、リビジョン番号を設定する必要があります。リビジョン番号は、MST コンフィギュレーションをコミットするたびに、自動的に増えるわけではありません。


VLAN/MSTI マッピング ― 各 Virtual Device Context(VDC)でサポートされる 4094 個の各 VLAN を指定インスタンスに対応付ける、4094 個のエレメントを含むテーブル。先頭エレメント(0)および最終エレメント(4095)は 0 に設定されています。エレメント番号 X の値は、VLAN X のマッピング先インスタンスを表します。


) VLAN/MSTI マッピングを変更すると、MST が再コンバージェンスされます。


MST BPDU には、上記の 3 つのコンフィギュレーション パラメータが含まれています。MST ブリッジが自身の領域に MST BPDU を受け入れるのは、これらの 3 つのコンフィギュレーション パラメータが完全に一致する場合のみです。特定のコンフィギュレーション属性が異なる場合、MST ブリッジはこの BPDU が別の MST 領域から伝送されたとみなします。

IST、CIST、および CST

ここでは、IST、Common and Internal Spanning-Tree(CIST)、および Common Spanning Tree(CST)について説明します。

「IST、CIST、および CST の概要」

「MST 領域内のスパニング ツリー動作」

「MST 領域間のスパニング ツリー動作」

「MST 用語」

IST、CIST、および CST の概要

すべての STP インスタンスが独立している Rapid PVST+(詳細については 「Rapid PVST+ の設定」を参照)と異なり、MST は IST、CIST、および CST スパニング ツリーを次のように確立して、維持します。

IST は 1 つの MST 領域で稼働するスパニング ツリーです。

MST は各 MST 領域内でその他のスパニング ツリーを確立して、維持します。これらのスパニング ツリーは、MSTI といいます。

インスタンス 0 は領域の特殊インスタンスで、IST と呼ばれています。IST は必ずすべてのポート上にあります。IST(インスタンス 0)は削除できません。デフォルトでは、すべての VLAN が IST に割り当てられています。他のすべての MSTI には 1 ~ 4094 の番号が割り当てられます。

IST は BPDU を送受信する唯一の STP インスタンスです。他のすべての MSTI 情報は、MST レコード(M レコード)内に含まれ、MST BPDU 内でカプセル化されています。

同じ領域内にあるすべての MSTI は同じプロトコル タイマーを共有しますが、各 MSTI にはルート ブリッジ ID、ルート パス コストなどの独自のトポロジ パラメータがあります。

MSTI は領域に対してローカルです。たとえば、領域 A と B が相互接続されている場合でも、領域 A の MSTI 9 は 領域 B の MSTI 9 から独立しています。領域の境界をまたいで使用されるのは、CST 情報のみです。

CST は MST 領域と、ネットワーク上で稼働できる 802.1D および 802.1w STP の任意のインスタンスを相互接続します。CST はブリッジ型ネットワークの STP インスタンスの 1 つです。すべての MST 領域と、802.1w および 802.1D インスタンスが含まれます。

CIST は、各 MST 領域にある IST の集合です。CIST は、MST 領域の内部では IST と同じであり、MST 領域の外部では CST と同じです。

MST 領域内で計算されたスパニング ツリーは、スイッチド ドメイン全体を含む CST のサブツリーとみなされます。CIST は 802.1w、802.1s、802.1D 標準をサポートするスイッチ間で動作するスパニング ツリー アルゴリズムによって形成されます。MST 領域内にある CIST は領域外にある CST と同じです。

詳細については、「MST 領域内のスパニング ツリー動作」および「MST 領域間のスパニング ツリー動作」を参照してください。

MST 領域内のスパニング ツリー動作

IST は領域内のすべての MST のスイッチを接続します。IST が収束すると、IST のルートが CIST 領域のルートになります(MST 領域、CIST リージョナル ルート、および CST ルートを参照)。CIST リージョナル ルートは、ネットワーク内に領域が 1 つしかない場合は CIST ルートでもあります。CIST ルートが領域外にある場合、領域の境界にある MST デバイスの 1 つが CIST リージョナル ルートとして選択されます。

MST の デバイスは初期化時に、自身を CIST ルートおよび CIST リージョナル ルートとして識別する BPDU を送信します。その際、CIST ルートへのパス コストと CIST リージョナル ルートへのパス コストは 0 に設定されています。また、デバイスは、すべての MSTI を初期化し、自身がこれらすべてのルートであることを示します。デバイスが現在ポートに格納されているものよりも上位の MSTI ルート情報(小さいスイッチ ID、低いパス コストなど)を受信すると、CIST リージョナル ルートとしての主張を撤回します。

初期化中に、MST 領域内に独自の CIST リージョナル ルートを持つ多くのサブ領域が形成される場合があります。スイッチは、同じ領域内のネイバーから上位の IST 情報を受信すると、古いサブ領域を脱退して、真の CIST リージョナル ルートが含まれている新しいサブ領域に加入します。このようにして、真の CIST リージョナル ルートが含まれているサブ領域以外のサブ領域はすべて縮小します。

MST 領域内のすべてのスイッチが同じ CIST リージョナル ルートを承認する必要があります。領域内にある任意の 2 つのスイッチは、共通 CIST リージョナル ルートに収束する場合、MSTI に対するポート ロールのみを同期します。

MST 領域間のスパニング ツリー動作

ネットワーク内に複数の領域、または 802.1 w や 802.1D STP インスタンスがある場合、MST はネットワーク内のすべての MST 領域、およびすべての 802.1w と 802.1D STP スイッチを含む CST を確立して、維持します。MSTI は領域の境界で IST と結合して CST になります。

IST は領域内のすべての MST のスイッチを接続し、スイッチ ドメイン全体を含んだ CIST 内のサブツリーとして認識されます。サブツリーのルートは CIST リージョナル ルートです。MST 領域は、隣接する STP のスイッチおよび MST 領域からは仮想デバイスとして認識されます。

図5-2 に、3 つの MST 領域および 802.1D デバイス(D)があるネットワークを示します。領域 1 の CIST リージョナル ルート(A)は CIST ルートでもあります。領域 2 の CIST リージョナル ルート(B)および領域 3 の CIST リージョナル ルート(C)は、CIST 内の各サブツリーのルートです。

図5-2 MST 領域、CIST リージョナル ルート、および CST ルート

 

BPDU を送受信するのは CST インスタンスのみです。MSTI は自身のスパニング ツリー情報を BPDU に(M レコードとして)追加し、同じ MST 領域内の隣接スイッチと相互作用して、最終的なスパニング ツリー トポロジを計算します。そのため、BPDU 送信に関連したスパニング ツリー パラメータ(たとえば hello タイム、転送時間、最大エージング タイム、最大ホップ数など)は、CST インスタンスにのみ設定されますが、すべての MSTI に影響します。スパニング ツリー トポロジに関連するパラメータ(スイッチ プライオリティ、ポート VLAN コスト、ポート VLAN プライオリティなど)は CST インスタンスと MSTI の両方で設定できます。

MST デバイスは、バージョン 3 BPDU を使用します。802.1D STP にフォール バックした MST デバイスは、802.1D 専用デバイスと通信する場合、802.1D BPDU のみを使用します。MST デバイスは、MST デバイスと通信する場合、MST BPDU を使用します。

MST 用語

MST の命名規則には、一部の内部パラメータまたはリージョナル パラメータの識別情報が含まれています。これらのパラメータは、ネットワーク全体で使用されている外部パラメータとは違い、MST 領域のみで使用されます。CIST はネットワーク全体にまたがる唯一のスパニング ツリー インスタンスなので、CIST パラメータでは、内部修飾子や領域の修飾子ではなく、外部修飾子が必要です。MST 用語を次に示します。

CIST ルートは CIST のルート ブリッジで、ネットワーク全体にまたがる一意のインスタンスです。

CIST 外部ルート パス コストは、CIST ルートのコストです。このコストは、MST 領域内では変化しません。MST 領域は CIST に対して単一のデバイスのように見えます。CIST 外部ルート パス コストは、これらの仮想スイッチとどの領域にも属さないスイッチとの間で計算されたルート パス コストです。

CIST ルートが領域内にある場合、CIST リージョナル ルートは CIST ルートです。それ以外の場合は、領域内で CIST ルートに最も近いデバイスが CIST リージョナル ルートです。CIST リージョナル ルートは IST のルート ブリッジとして動作します。

CIST 内部ルート パス コストは、領域内の CIST リージョナル ルートのコストです。このコストは、IST(インスタンス 0)にのみ関連します。

ホップ カウント

MST 領域内の STP トポロジを計算する場合、MST はコンフィギュレーション BPDU のメッセージ有効期間および最大エージング タイムの情報を使用しません。その代わりに、ルートへのパス コストおよび IP Time to Live(TTL; 存続可能時間)メカニズムに似たホップカウント メカニズムを使用します。

ホップ カウントは、メッセージ有効期間情報と同じ結果(再設定の開始)となります。インスタンスのルート ブリッジは、常にコスト 0 でホップ カウントが最大値に設定されている BPDU(または M レコード)を送信します。デバイスがこの BPDU を受信すると、受信 BPDU の残存ホップ カウントから 1 だけ差し引いた値を残存ホップ カウントとする BPDU を生成し、これを伝播します。ホップ カウントが 0 になると、デバイスは BPDU を廃棄して、ポートに維持された情報を期限切れにします。

BPDU の 802,1w 部分に格納されているメッセージ有効期間および最大エージング タイムの情報は、領域全体で同じです(IST の場合のみ)。同じ値が、境界にある領域の指定ポートによって伝播されます。

最大エージング タイムは、デバイスがスパニング ツリー設定メッセージを受信せずに再設定を試行するまで待機する秒数です。

境界ポート

境界ポートは LAN に接続されたポートです。この LAN の代表ブリッジは、MST コンフィギュレーションが異なる(したがって、MST 領域が異なる)ブリッジ、または Rapid PVST+ や 802.1D STP ブリッジです。指定ポートは、STP ブリッジを検出した場合、またはコンフィギュレーションの異なる MST ブリッジや Rapid PVST+ ブリッジから合意メッセージを受信した場合に、自身が境界上にあることを認識します。この定義により、領域の内側にある 2 つのポートが異なる領域に属するポートとセグメントを共有することができるので、内部メッセージと外部メッセージの両方をポートで受信できる可能性があります(図5-3 を参照)。

図5-3 MST 境界ポート

 

境界では、MST ポートの役割は重要でありません。MSTポート ステートは強制的に IST ポート ステートと同じに設定されます。ポートに境界フラグが設定されている場合、MST ポートのロール選択プロセスによって、境界にポート ロールが割り当てられ、IST ポートと同じステートが割り当てられます。境界の IST ポートは、バックアップ ポート ロール以外のあらゆるポート ロールを担うことができます(境界ポートのステートおよびロード バランシングに関する重要な情報については、注意事項および制約事項を参照)。

単一方向リンク障害の検出

現在、IEEE MST 標準に単一方向リンク障害の検出機能はありませんが、標準に準拠した実装には組み込まれています。この機能のベースとなるのは、異議メカニズムです。ソフトウェアは、受信した BPDU のポート ロールとステートの一貫性をチェックして、ブリッジング ループが発生する可能性のある単一方向リンク障害を検出します。


) Unidirectional Link Detection(UDLD; 単方向リンク検出)の詳細については、『Cisco DCNM Interface Configuration Guide』を参照してください。


指定ポートが矛盾を検出するとロールは維持されますが、状態は廃棄ステートに戻ります。これは、接続に矛盾が生じた場合、ブリッジング ループを開始するよりも接続を中断する方が好ましいためです。

図5-4 に、ブリッジング ループの一般的な原因となる単一方向リンク障害を示します。スイッチ A はルート ブリッジで、その BPDU はデバイス B へのリンクで損失されます。Rapid PVST+(802.1w)および MST BPDU には、送信ポートのロールとステートが含まれます。デバイス A はこの情報を使用して、デバイス B が A の送信した上位 BPDU に反応せず、デバイス B がルート ポートではなく、指定ポートであることを検出できます。その結果、デバイス A は B のポートをブロックする(またはブロックし続ける)ので、ブリッジング ループが回避されます。

図5-4 単一方向リンク障害の検出

 


) ブリッジ保証機能の詳細については、「STP 拡張機能の設定」も参照してください。


ポート コストおよびポート プライオリティ

スパニング ツリーはポート コストを使用して、指定ポートを決定します。値が低いほど、ポート コストは小さくなります。スパニング ツリーはコストが最小のパスを選択します。デフォルト ポート コストは、次のように、インターフェイスの帯域幅から取得されます。

10 Mbps ― 2,000,000

100 Mbps ― 200,000

1 ギガビット イーサネット ― 20,000

10 ギガビット イーサネット ― 2,000

ポート コストを設定すると、選択されるポートが影響を受けます。


) MST では常にロング パスコスト計算方式が使用されるため、有効値は 1 ~ 200,000,000 です。


コストが同じポートを差別化するために、ポート プライオリティが使用されます。値が小さいほど、プライオリティは高くなります。デフォルトのポート プライオリティは 128 です。プライオリティに設定できる値は、0 ~ 224 です(32 単位で増分)。

IEEE 802.1D との相互運用性

MST が稼働しているデバイスは、802.1D STP スイッチと相互運用できるようにする内蔵プロトコル移行機能をサポートします。このデバイスが 802.1D コンフィギュレーション BPDU(プロトコル バージョンが 0 に設定されている BPDU)を受信すると、そのポートからは 802.1D BPDU のみを送信します。また、MST デバイスは、802.1D BPDU、異なる領域と関連する MST BPDU(バージョン 3)、または 802.1w BPDU(バージョン 2)を受信するときに、ポートが領域の境界にあることを検出できます。

ただし、デバイスが 802.1D BPDU を受信しなくなっても、自動的に MST モードに戻ることはありません。これは、802.1D デバイスが指定デバイスでない場合、802.1D デバイスがリンクから削除されているかどうかを検出できないためです。また、デバイスは、このデバイスに接続されているデバイスがその領域に加入した場合、引き続きポートに境界ロールを割り当てる可能性もあります。

プロトコル移行プロセスを再起動する(隣接スイッチと強制的に再ネゴシエーションする)には、 clear spanning-tree detected-protocols コマンドを入力します。

リンク上のすべての Rapid PVST+ スイッチ(およびすべての 8021.D STP スイッチ)は、802.1w BPDU の場合と同様に、MST BPDU を処理できます。MST スイッチは、境界ポートでバージョン 0 コンフィギュレーションと Topology Change Notification(TCN; トポロジ変更通知)BPDU、またはバージョン 3 MST BPDU のいずれかを送信できます。境界ポートは、指定デバイスが単一のスパニング ツリー デバイスであるか、または異なる MST コンフィギュレーションを持つデバイスである LAN に接続されます。

MST は、MST ポートでシスコの先行標準 MSTP を受信した場合、必ず先行標準 MSTP と相互運用されます。明示的な設定は不要です。Cisco NX-OS Release 4.0(2) 以降のリリースでは、指定したインターフェイスから先行標準の MSTP メッセージを常時送信するよう設定できます。先行標準 MST メッセージを受信するまで待機せずに、先行標準 MST メッセージの送信を開始できます。

インターフェイスによるプロアクティブな先行標準 MSTP メッセージの送信の設定に関する詳細については、『 Cisco NX-OS Layer 2 Configuration Guide 』を参照してください。

ハイ アベイラビリティ

ソフトウェアは MST に対してハイ アベイラビリティをサポートしています。ただし、MST を再起動した場合、統計情報およびタイマーは復元されません。タイマーは最初から開始され、統計情報は 0 にリセットされます。


) ハイ アベイラビリティ機能の詳細については、『Cisco NX-OS High Availability and Redundancy Configuration Guide』を参照してください。


バーチャライゼーションのサポート

システムでは VDC がサポートされ、VDC ごとに個別の STP が実行されます(図5-5 を参照)。

図5-5 VDC ごとに個別の STP

 

特定の VDC で Rapid PVST+ を実行し、別の VDC で MST を実行することができます。VDC ごとに独自の MST があります。作業している VDC が正しいことを確認してください。


) VDC およびリソースの割り当ての詳細については、『Cisco DCNM Virtual Device Context Configuration Guide』を参照してください。


MST のライセンス要件

次の表に、この機能に関するライセンス要件を示します。

 

製品
ライセンス要件

DCNM

MST のライセンスは不要です。ライセンス パッケージに含まれていない機能は Cisco DCNM に組み込まれており、無料で提供されます。DCNM ライセンス スキームの詳細については、『 Cisco DCNM Licensing Guide 』を参照してください。

NX-OS

MST のライセンスは不要です。ライセンス パッケージに含まれていない機能は Cisco NX-OS システム イメージにバンドルされ、無料で提供されます。NX-OS ライセンス機構の詳細については、『 Cisco NX-OS Licensing Guide 』を参照してください。

ただし、VDC を使用する場合は Advanced Services ライセンスが必要です。

MST の前提条件

MST には次の前提条件があります。

デバイスにログオンしている必要があります。

DCNM を使用して STP パラメータを設定する前に、デバイスのコマンド ラインに NX-OS グローバル コマンドの logging-level spanning-tree 6 を入力して、ログレベルを設定する必要があります。ログレベルの情報については、『 Cisco NX-OS System Management Configuration Guide 』を参照してください。

必要に応じて、Advanced Services ライセンスをインストールし、特定の VDC を開始します。

デフォルト以外の VDC で作業する場合は、目的の VDC を作成しておく必要があります。

注意事項および制約事項


) VLAN/MSTI マッピングを変更すると、MST が再コンバージェンスされます。


MST を使用する場合は、次の注意事項に従ってください。

MST をイネーブルにする必要があります。デフォルトのスパニング ツリー モードは、Rapid PVST+ です。

1 つの VLAN を同時に 2 つの MSTI に割り当てることはできません。

VLAN 3968 ~ 4047 または VLAN 4094 を MST インスタンスにマッピングすることはできません。これらの VLAN は、デバイスによる内部使用のために予約されています。

1 つのデバイスに最大 65 個の MSTI を設定できます。

VLAN およびポートの最大数は 75,000 です。

デフォルトでは、すべての VLANが MSTI 0(IST)にマッピングされます(VLAN を特定の MSTI にマッピングする方法については、VLAN と MSTI のマッピングおよびマッピング解除を参照)。

ロード バランスは、MST 領域の 内部 でのみ実行できます。

MSTI にマッピングされたすべての VLAN が、トランクによって伝送されているか、または伝送から除外されていることを確認します。

STP は常にイネーブルのままにしておきます。

タイマーは変更しないでください。安定性が低下することがあります。

ユーザ トラフィックが管理 VLAN に流れないようにして、管理 VLAN とユーザ データを常に分離するようにしてください。

プライマリおよびセカンダリ ルート スイッチの場所として、ディストリビューション レイヤおよびコア レイヤを選択します。

ポート チャネリング ― ポート チャネル バンドルは、単一ポートとみなされます。ポート コストは、このチャネルに割り当てられたすべての設定済みポート コストの合計値です。


) ソフトウェアは、MST に対して中断のない完全アップグレードをサポートします。中断のないアップグレードの詳細については、『Cisco NX-OS High Availability and Redundancy Configuration Guide』を参照してください。


VLAN を MSTI にマッピングすると、この VLAN が以前の MSTI から自動的に削除されます。

1 つの MSTI に任意の個数の VLAN をマッピングできます。

Rapid PVST+ と MST クラウド、または PVST+ と MST クラウドとの間でロード バランスを実現するには、すべての MST 境界ポートがフォワーディング ステートでなければなりません。MST クラウドの CIST リージョナル ルートが CST のルートでなければなりません。MST クラウドが複数の MST 領域で構成されている場合、MST 領域の 1 つに CST ルートが含まれていなければならず、その他のすべての MST 領域では MST クラウド内に含まれるルートへのパスが、Rapid PVST+ または PVST+ クラウドよりも良好なものでなければなりません。

ネットワークを多数の領域に分割しないでください。ただし、そのような状況が避けられないような場合には、スイッチド LAN を非レイヤ 2 装置と相互接続された小規模な LAN に分割することを推奨します。

MST の設定


) デバイスで Rapid PVST+ を実行している場合、MST のプリプロビジョニングを行うことができます。メイン メニューで、Tools > Global Preferences > Pre Provisioning を選択し、この機能の有効化と表示を行う画面にアクセスしたり、画面を非表示にしたりできます。プリプロビジョニングについては、『Cisco DCNM Fundamentals Configuration Guide』を参照してください。


ここでは、次の内容について説明します。

「MST のイネーブル化」

「MST 名およびリビジョンの指定」

「MST のデフォルト値への設定」

「MST インスタンスの追加およびインスタンスと VLAN のマッピング」

「MST インスタンスの削除」

「VLAN と MSTI のマッピングおよびマッピング解除」

「プライマリおよびセカンダリ ルートとスイッチ プライオリティの設定」

「ポート プライオリティおよび MST ポートのコストの設定」

「ポートごとのデフォルト MST 値の設定」

「hello タイム、転送遅延時間、最大エージング タイム、最大ホップ カウントの設定」

「リンク タイプの指定」

MST のイネーブル化

MST をイネーブルにできます。デフォルトは、Rapid PVST+ です。


) スパニング ツリー モードを変更すると、すべてのスパニング ツリー インスタンスが前のモードで停止して新規モードで再開されるため、トラフィックは中断されます。


Spanning Tree ペインを使用して MST をイネーブルにします(図5-6 を参照)。

図5-6 MST のイネーブル化

 

手順の詳細

デバイスで MST をイネーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree を選択して、Spanning Tree ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、MST をイネーブルにするデバイスをクリックします。

Rapid PVST+ はすべての VLAN でデフォルトでイネーブルです。

ステップ 3 Protocol フィールドで、ドロップダウン リストをクリックして MST を選択します。

ステップ 4 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 


) スパニング ツリー モードを変更すると、すべてのスパニング ツリー インスタンスが前のモードで停止して新規モードで再開されるため、トラフィックは中断されます。


MST 名およびリビジョンの指定

ブリッジに名前とリビジョン番号を設定します。複数のブリッジが同じ MST 領域内にある場合は、これらのブリッジの MST 名、VLAN/インスタンス間マッピング、および MST リビジョン番号を 同一 にする必要があります。

Spanning Tree ペインを使用して MST 名およびリビジョン番号を設定します(図5-6 を参照)。

手順の詳細

MST 名とリビジョン番号を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree を選択して、Spanning Tree ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、MST 名とリビジョン番号を指定するデバイスをクリックします。

Summary ペインでデバイスが強調表示され、Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 3 Details ペインで、 Configuration タブをクリックします。

ステップ 4 Global Setting セクションをクリックします。

ステップ 5 MST Setting エリアの Name フィールドに、ブリッジの MST 名を入力します。

デフォルトは、ブランクです。

ステップ 6 MST Setting エリアの Revision Number フィールドに、MST リビジョン番号を入力します。

デフォルトは、0 です。

ステップ 7 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

MST のデフォルト値への設定

Spanning Tree ペインを使用して MST をデフォルト値に設定します(図5-6 を参照)。

手順の詳細

MST をデフォルト値に設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree を選択して、Spanning Tree ペインを表示します。

ステップ 2 MST をデフォルト値に設定するデバイスを選択します。

ステップ 3 メニューバーで Spanning Tree > Set to default を選択します。

この操作によって名前とリビジョン番号が削除され、すべての VLAN が MST インスタンス 0 に戻されます。

ステップ 4 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

MST インスタンスの追加およびインスタンスと VLAN のマッピング

VLAN 3968 ~ 4047 または VLAN 4094 を MST インスタンスにマッピングすることはできません。これらの VLAN は、デバイスによる内部使用のために予約されています。


) すべてのデバイスが同じ MST 領域に含まれるよう、すべてのデバイスで MST 名とリビジョン番号に同一の内容を指定し、すべてのデバイスで VLAN/MST インスタンス間マッピングが同一になるようにします。


MST ペインを使用して MST を追加し、VLAN をインスタンスにマッピングします(図5-7 を参照)。

図5-7 MST の設定

 

手順の詳細

MST インスタンスを追加するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree > MST を選択して、MST ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、 Device View タブをクリックします。

ステップ 3 Summary ペインで、MST インスタンスを追加または削除するデバイスをクリックします。

Summary ペインが展開し、デバイスに現在設定されている MST インスタンスが表示されます。

ステップ 4 メニューバーで MST > Add MST Instance を選択します。

システムによってインスタンスが追加されます。MST ID と VLAN フィールドはブランクのままです。

ステップ 5 MST ID フィールドに新しい MST 用の番号を入力します。

ステップ 6 VLANs フィールドに、新しい MST にマッピングする VLAN を入力します。


) 新しく作成した MST インスタンスには、VLAN を最低 1 つ追加する必要があります。


ステップ 7 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

MST インスタンスの削除

MST ペインを使用して MST インスタンスを削除します(図5-8 を参照)。

図5-8 MST インスタンスの削除

 

手順の詳細

MST インスタンスを削除するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree > MST を選択して、MST ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、 Network View タブをクリックします。

ステップ 3 Summary ペインで、 MST instance をクリックします。

Summary ペインが展開し、その MST インスタンスが現在設定されているデバイスが表示されます。

ステップ 4 メニューバーで MST > Delete MST Instance を選択します。

ステップ 5 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

VLAN と MSTI のマッピングおよびマッピング解除

複数のブリッジが同じ MST 領域内にある場合は、これらのブリッジの MST 名、VLAN/インスタンス間マッピング、および MST リビジョン番号を 同一 にする必要があります。

VLAN 3968 ~ 4047 または VLAN 4094 を MST インスタンスにマッピングすることはできません。これらの VLAN は、デバイスによる内部使用のために予約されています。


) VLAN/MSTI マッピングを変更すると、MST が再コンバージェンスされます。



) MSTI はディセーブルにできません。


MST ペインを使用して VLAN/MST インスタンス間マッピングを作成します(図5-7 を参照)。

手順の詳細

VLAN と MST インスタンスのマッピングおよびマッピング解除を行うには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree > MST を選択して、MST ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、 Device View タブをクリックします。

ステップ 3 Summary ペインで、MST インスタンスを追加または削除するデバイスをクリックします。

Summary ペインが展開し、デバイスに現在設定されている MST インスタンスが表示されます。

ステップ 4 VLAN を追加または削除する MST をクリックします。

ステップ 5 メニューバーで MST > Add VLAN to MST Instance を選択します。

ステップ 6 新しい MST に VLAN を追加します。

ステップ 7 (任意)メニューバーで MST Remove VLAN を選択し、MST インスタンスから VLAN を削除してマッピングを解除します。

ステップ 8 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

プライマリおよびセカンダリ ルートとスイッチ プライオリティの設定

指定されたデバイスがルート ブリッジとして選択される可能性が高くなるように、プライマリおよびセカンダリ ルートまたは MST インスタンスのスイッチ プライオリティを設定できます。この設定では、直径と hello タイムの選択も行うことができます。


) 特定のスイッチ プライオリティ値を設定するよりも、プライマリおよびセカンダリ ルートを指定することを推奨します。


複数のバックアップ ルート ブリッジを設定する場合は、複数のデバイスをセカンダリ ルートとして指定する必要があります。プライマリ ルート ブリッジを設定するときに使用したものと同じネットワーク直径および hello タイムをセカンダリ ルートに使用してください。

MST ペインを使用して、デバイスをプライマリまたはセカンダリ ルートに設定し、スイッチ プライオリティを設定します(図5-8 を参照)。

手順の詳細

プライマリおよびセカンダリ ルートの設定またはスイッチ プライオリティの設定を行うには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > MST を選択して、MST ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、設定するデバイスをクリックします。

Summary ペインが展開し、MST インスタンスが表示されます。

ステップ 3 Summary ペインで、プライマリおよびセカンダリ ルート、またはスイッチ プライオリティを指定するMST インスタンスをクリックします。

Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 4 Details ペインで、 Details タブをクリックします。

ステップ 5 Details タブで、 MST Setting セクションをクリックします。

ステップ 6 (任意)Switch Priority エリアの Root フィールドでドロップダウン リストをクリックし、 primary をクリックしてデバイスをプライマリ ルートに設定します。

ステップ 7 (任意)Switch Priority エリアの Root フィールドでドロップダウン リストをクリックし、 secondary をクリックしてデバイスをセカンダリ ルートに設定します。

ステップ 8 (任意)Switch Priority エリアの Switch Priority フィールドでドロップダウン リストをクリックし、スイッチ プライオリティ値をクリックしてスイッチ プライオリティを特定の値に設定します。

ステップ 9 Diameter フィールドでドロップダウン リストをクリックし、直径に設定する値をクリックします。

直径のデフォルト値は 7 です。

ステップ 10 Hello Time フィールドでドロップダウン リストをクリックし、hello タイム メッセージの間隔(秒数)に設定する値をクリックします。

hello タイムのデフォルト値は 2 秒です。

ステップ 11 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

ポート プライオリティおよび MST ポートのコストの設定

ループが発生すると、MST はポート プライオリティとコストを使用して、フォワーディング ステートにするインターフェイスを選択します。MST パス コストのデフォルト値は、インターフェイスのメディア速度から取得されます。最初に選択させたいインターフェイスには低いプライオリティ値およびコスト値を、最後に選択させたいインターフェイスには高い値を割り当てることができます。すべてのインターフェイスが同じプライオリティ値およびコスト値を使用している場合には、MST はインターフェイス番号が最も小さいインターフェイスをフォワーディング ステートにして、残りのインターフェイスをブロックします。

MST ペインを使用して、MST アクセス ポートおよびトランク ポート別にポート プライオリティおよびポート コスト値を設定します(図5-8 を参照)。

手順の詳細

ポート プライオリティおよびポート コストを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > MST を選択して、MST ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、設定するデバイスをクリックします。

Summary ペインが展開し、MST インスタンスが表示されます。

ステップ 3 Summary ペインで、ポート プライオリティおよびポート コストを設定するMST インスタンスをクリックします。

Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 4 Details ペインで、 Details タブをクリックします。

ステップ 5 Details タブで、 Access Ports セクションをクリックしてアクセス ポートを設定するか、 Trunk Ports セクションをクリックしてトランク ポートを設定します。

セクションが展開し、MST インスタンスのポートが表示されます。

ステップ 6 プライオリティおよびコストを設定するポートをクリックします。

ステップ 7 Priority フィールドでドロップダウン リストをクリックし、ポートの MST プライオリティとして設定する値を選択します。

デフォルト値は 128 です。

ステップ 8 Cost フィールドで、 auto をクリックしてポートのコストをディセーブルにします。

デフォルト値は 128 です。

ステップ 9 値を入力してポートのコストを設定します。

デフォルトのポート コストは、ポートの帯域幅から判別されます。

ステップ 10 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

ポートごとのデフォルト MST 値の設定

MST アクセス ポートおよびトランク ポート別にデフォルト値を設定します(図5-8 を参照)。

手順の詳細

特定のポートのデフォルト MST 値を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > MST を選択して、MST ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、設定するデバイスをクリックします。

Summary ペインが展開し、MST インスタンスが表示されます。

ステップ 3 Summary ペインで、ポート プライオリティおよびポート コストを設定するMST インスタンスをクリックします。

Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 4 Details ペインで、 Details タブをクリックします。

ステップ 5 Details タブで、 Access Ports セクションをクリックしてアクセス ポートを設定するか、 Trunk Ports セクションをクリックしてトランク ポートを設定します。

セクションが展開し、MST インスタンスのポートが表示されます。

ステップ 6 MST デフォルト値を設定するポートをクリックします。

ステップ 7 メニューバーで、 MST > Set to default for Access Port を選択してアクセス ポートのデフォルトを設定するか、 Set to default for Trunk Port を選択してトランク ポートのデフォルトを設定します。

ステップ 8 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

hello タイム、転送遅延時間、最大エージング タイム、最大ホップ カウントの設定

hello タイムは、デバイス上のすべてのインスタンスに対してルート ブリッジが生成する設定メッセージの間隔です。最大エージング タイマーは、デバイスがスパニング ツリー設定メッセージを受信せずに再設定を試行するまで待機する秒数です。領域内の最大ホップを設定し、それをその領域内にあるすべての MST インスタンスに適用できます。ホップ カウントは、メッセージ有効期間情報と同じ結果(再設定の開始)となります。

Spanning Tree ペインを使用して、hello タイム、転送遅延時間、最大エージング タイム、最大ホップ カウントを設定します(図5-6 を参照)。

手順の詳細

MST の hello タイム、転送遅延時間、最大エージング タイム、最大ホップ カウントを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree を選択して、Spanning Tree ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、MST 名とリビジョン番号を指定するデバイスをクリックします。

Summary ペインでデバイスが強調表示され、Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 3 Details ペインで、 Configuration タブをクリックします。

ステップ 4 Global Setting セクションをクリックします。

ステップ 5 MST Setting エリアの Hello Time フィールドでドロップダウン リストをクリックし、hello タイムに設定する値を選択します。

デフォルトは、2 秒です。

ステップ 6 MST Setting エリアの Forwarding Delay Time フィールドで、転送遅延時間に設定する値を入力します。

デフォルトは、15 秒です。

ステップ 7 MST Setting エリアの Max Age Time フィールドで、最大エージング タイムに設定する値を入力します。

デフォルトは、20 秒です。

ステップ 8 MST Setting エリアの Max Hop Count フィールドで、最大ホップ カウントに設定する値を入力します。

デフォルトは、20 です。

ステップ 9 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

リンク タイプの指定

高速接続(802.1w 標準)は、ポイントツーポイント リンク上にのみ確立されます。デフォルトでは、リンク タイプがインターフェイスのデュプレックス モードから制御されます。つまり、全二重ポートはポイントツーポイント接続とみなされ、半二重ポートは共有接続とみなされます。

リモート デバイスの単一ポートに、ポイントツーポイントで物理的に接続されている半二重リンクがある場合、リンク タイプのデフォルト設定を上書きして高速移行をイネーブルにできます。

リンクを共有に設定すると、STP は 802.1D にフォール バックします。

Spanning Tree ペインを使用してリンク タイプを設定します(図5-6 を参照)。

手順の詳細

リンク タイプを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree を選択して、Spanning Tree ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、デバイスをクリックします。

ステップ 3 Details ペインで、 Configuration タブをクリックします。

ステップ 4 Details ペインで、 Port Setting セクションをクリックします。

Port Setting セクションが展開します。

ステップ 5 Port Setting セクションで設定するインターフェイスをクリックします。

ステップ 6 Link Type カラムで、ドロップダウン リストをクリックしてリンク タイプを選択します。

Link Type のデフォルトは Auto です。

ステップ 7 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

統計情報の表示

Statistics タブに次のウィンドウが表示されます。

Spanning Tree Statistics ― 送受信した BPDU を含む Rapid PVST+ の情報を表示します。

MST のフィールドの説明

これらのフィールドの説明は、MST の設定に使用されます。ここでは、次の内容について説明します。

「Device ビュー:インスタンス:Details:MST Settings セクション」

「Device ビュー:インスタンス:Details:Access Ports セクション」

「Device ビュー:インスタンス:Details:Trunk Ports セクション」

「Network ビュー:デバイス:Details:MST Settings セクション」

「Network ビュー:デバイス:Details:Access Ports セクション」

「Network ビュー:デバイス:Details:Trunk Ports セクション」

Device ビュー:インスタンス:Details:MST Settings セクション

 

表5-1 Device ビュー:インスタンス:Details:MST Settings セクション

フィールド
説明

MST Instance

表示のみ 。MST インスタンスを一意に識別する番号

Device

表示のみ 。VLAN の設定対象デバイス名

VLANs

MST インスタンスに含まれる VLAN。デフォルトは、VLAN1 です。


) インスタンス 0 で作業する場合は、このフィールドを変更することはできません。


Switch Priority

Switch Priority

ブリッジのプライオリティ。デフォルト値は 32768 です。

Root

Rapid PVST+ のプライマリまたはセカンダリ ルート。デフォルトは、ブランクです。

Diameter

レイヤ 2 ネットワークにおいて任意の 2 つのエンド ステーション間で許可される最大ホップ数。デフォルトは、ブランクです。

Hello Time

hello メッセージのブロードキャスト間隔。デフォルトは、ブランクです。

Port Status

Total Ports

表示のみ 。MST インスタンスに含まれるポート数

Blocking Ports

表示のみ 。MST インスタンスに含まれるポートで STP ブロッキング ステートのポート数

Forwarding Ports

表示のみ 。MST インスタンスに含まれるポートで STP フォワーディング ステートのポート数

Device ビュー:インスタンス:Details:Access Ports セクション

 

表5-2 Device ビュー:インスタンス:Details:Access Ports セクション

フィールド
説明

Name

表示のみ 。ポート名

Mode

表示のみ 。ポート モード

Configuration

Priority

MST ポート プライオリティデフォルト値は 128 です。

Cost

Auto ― インターフェイスのメディア速度から得た STP ポート コスト

Value ― 手動で設定したポート コスト。有効値は 1 ~ 200000000 です。

Status

Role

表示のみ 。MST ポート ロール。有効な値は以下のとおりです。

Root port

Designated port

Alternate port

Backup port

Disabled

State

表示のみ 。MST ポート ステート。有効な値は以下のとおりです。

Blocking

Learning

Forwarding

Disabled

Priority

表示のみ 。MST ポート プライオリティ。デフォルト値は 128 です。

Cost

表示のみ 。MST ポート コスト。コスト値はインターフェイスのメディア スピードから取得します。有効値は 1 ~ 200000000 です。

Link Type

表示のみ 。リンク タイプ。デフォルトは自動です。

Boundary Port

表示のみ 。MST 領域間の境界ポートを表示します。

PreStd Port

表示のみ 。MST 領域間のポートおよび先行標準ポートを表示します。

Device ビュー:インスタンス:Details:Trunk Ports セクション

 

表5-3 Device ビュー:インスタンス:Details:Trunk Ports セクション

フィールド
説明

Name

表示のみ 。ポート名

Configuration

Priority

MST ポート プライオリティデフォルト値は 128 です。

Cost

Auto ― インターフェイスのメディア速度から得た STP ポート コスト

Value ― 手動で設定したポート コスト。有効値は 1 ~ 200000000 です。

Status

Role

表示のみ 。MST ポート ロール。有効な値は以下のとおりです。

Root port

Designated port

Alternate port

Backup port

Disabled

State

表示のみ 。MST ポート ステート。有効な値は以下のとおりです。

Blocking

Learning

Forwarding

Disabled

Priority

表示のみ 。MST ポート プライオリティ。デフォルト値は 128 です。

Cost

表示のみ 。MST ポート コスト。コスト値はインターフェイスのメディア スピードから取得します。有効値は 1 ~ 200000000 です。

Link Type

表示のみ 。リンク タイプ。デフォルトは自動です。

Boundary Port

表示のみ

PreStd Port

表示のみ

Network ビュー:デバイス:Details:MST Settings セクション

 

表5-4 Network ビュー:デバイス:Details:MST Settings セクション

フィールド
説明

MST Instance

表示のみ 。MST インスタンスを一意に識別する番号

Device

表示のみ 。VLAN の設定対象デバイス名

VLANs

MST インスタンスに含まれる VLAN。デフォルトは、VLAN1 です。


) インスタンス 0 で作業する場合は、このフィールドを変更することはできません。


Switch Priority

Switch Priority

ブリッジのプライオリティ。デフォルト値は 32768 です。

Root

Rapid PVST+ のプライマリまたはセカンダリ ルート。デフォルトは、ブランクです。

Diameter

レイヤ 2 ネットワークにおいて任意の 2 つのエンド ステーション間で許可される最大ホップ数。デフォルトは、ブランクです。

Hello Time

hello メッセージのブロードキャスト間隔。デフォルトは、ブランクです。

Port Status

Total Ports

表示のみ 。MST インスタンスに含まれるポート数

Blocking Ports

表示のみ 。MST インスタンスに含まれるポートで STP ブロッキング ステートのポート数

Forwarding Ports

表示のみ 。MST インスタンスに含まれるポートで STP フォワーディング ステートのポート数

Network ビュー:デバイス:Details:Access Ports セクション

 

表5-5 Network ビュー:デバイス:Details:Access Ports セクション

フィールド
説明

Name

表示のみ 。ポート名

Mode

表示のみ 。ポート モード

Configuration

Priority

MST ポート プライオリティデフォルト値は 128 です。

Cost

Auto ― インターフェイスのメディア速度から得た STP ポート コスト

Value ― 手動で設定したポート コスト。有効値は 1 ~ 200000000 です。

Status

Role

表示のみ 。MST ポート ロール。有効な値は以下のとおりです。

Root port

Designated port

Alternate port

Backup port

Disabled

State

表示のみ 。MST ポート ステート。有効な値は以下のとおりです。

Blocking

Learning

Forwarding

Disabled

Priority

表示のみ 。MST port priority.デフォルト値は 128 です。

Cost

表示のみ 。MST ポート コスト。コスト値はインターフェイスのメディア スピードから取得します。有効値は 1 ~ 200000000 です。

Link Type

表示のみ 。リンク タイプ。デフォルトは自動です。

Boundary Port

表示のみ

PreStd Port

表示のみ

Network ビュー:デバイス:Details:Trunk Ports セクション

 

表5-6 Network ビュー:デバイス:Details:Trunk Ports セクション

フィールド
説明

Name

表示のみ 。ポート名

Configuration

Priority

MST ポート プライオリティデフォルト値は 128 です。

Cost

Auto ― インターフェイスのメディア速度から得た STP ポート コスト

Value ― 手動で設定したポート コスト。有効値は 1 ~ 200000000 です。

Status

Role

表示のみ 。MST ポート ロール。有効な値は以下のとおりです。

Root port

Designated port

Alternate port

Backup port

Disabled

State

表示のみ 。MST ポート ステート。有効な値は以下のとおりです。

Blocking

Learning

Forwarding

Disabled

Priority

表示のみ 。MST ポート プライオリティ。デフォルト値は 128 です。

Cost

表示のみ。 MST ポート コスト。コスト値はインターフェイスのメディア スピードから取得します。有効値は 1 ~ 200000000 です。

Link Type

表示のみ 。リンク タイプ。デフォルトは自動です。

Boundary Port

表示のみ

PreStd Port

表示のみ

追加情報

MST の実装に関する情報については、次のセクションを参照してください。

「関連資料」

「標準規格」

「MIB」

関連資料

 

関連トピック
マニュアル名

Rapid PVST+

「Rapid PVST+ の設定」

STP 拡張機能

「STP 拡張機能の設定」

NX-OS レイヤ 2 スイッチングの設定

Cisco NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide

レイヤ 2 インターフェイス

Cisco DCNM Interfaces Configuration Guide

DCNM の基本

Cisco DCNM Fundamentals Configuration Guide

ハイ アベイラビリティ

Cisco NX-OS High Availability and Redundancy Guide

システム管理

Cisco NX-OS System Management Configuration Guide

VDC

Cisco DCNM Virtual Device Context Configuration Guide

ライセンス

Cisco DCNM Licensing Guide

リリース ノート

Cisco DCNM Release Notes, Release 4.0

標準規格

 

標準規格
タイトル

IEEE 802.1Q-2006(従来の IEEE 802.1s)、IEEE 802.1D-2004(従来の IEEE 802.1w)、IEEE 802.1D、IEEE 802.1t

--

MIB

 

MIB
MIB リンク

CISCO-STP-EXTENSION-MIB

BRIDGE-MIB

次の URL から、MIB の検索およびダウンロードができます。

http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml