Cisco DCNM Layer 2 Switching コンフィギュレーション ガイド Release 4.0
Rapid PVST+ の設定
Rapid PVST+ の設定
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Rapid PVST+ の設定

Rapid PVST+ について

STP

概要

トポロジの作成方法

ブリッジ ID

BPDU

ルート ブリッジの選定

スパニング ツリー トポロジの作成

Rapid PVST+

概要

Rapid PVST+ BPDU

提案合意ハンドシェイク

プロトコル タイマー

ポート ロール

ポート ステート

ポート ロールの同期化

単一方向リンク障害の検出

ポート コスト

ポート プライオリティ

Rapid PVST+ および IEEE 802.1Q トランク

Rapid PVST+ とレガシー 802.1D STP の相互運用性

Rapid PVST+ と 802.1s MST の相互運用性

ハイ アベイラビリティ

バーチャライゼーションのサポート

Rapid PVST+ のライセンス要件

Rapid PVST+ を設定するための前提条件

注意事項および制約事項

Rapid PVST+ の設定

Rapid PVST+ のイネーブル化

デバイスのすべての STP パラメータをデフォルト値に設定

Rapid PVST+ の VLAN 単位でのディセーブル化またはイネーブル化

プライマリおよびセカンダリ ルートとスイッチ プライオリティの設定

Rapid PVST+ ポート プライオリティの設定

Rapid PVST+ パスコスト方式およびポート コストの設定

インターフェイス別にすべての Rapid PVST+ パラメータをデフォルト値に設定

VLAN の Rapid PVST+ hello タイムの設定

VLAN の Rapid PVST+ 転送遅延時間の設定

VLAN の Rapid PVST+ 最大エージング タイムの設定

リンク タイプの指定

統計情報の表示

Rapid PVST+ のフィールドの説明

Device ビュー:VLAN:Details:VLAN Setting セクション

Device ビュー:VLAN:Details:Port Setting セクション

Network ビュー:デバイス:Details:VLAN Setting セクション

Network ビュー:デバイス:Details:Port Setting セクション

追加情報

関連資料

標準規格

MIB

Rapid PVST+ の設定

この章では、NX-OS デバイスに Rapid per VLAN Spanning Tree(Rapid PVST+)プロトコルを設定する方法について説明します。

Data Center Network Manager の機能の詳細については、『 Cisco DCNM Fundamentals Configuration Guide 』を参照してください。

この章で説明する内容は、次のとおりです。

「Rapid PVST+ について」

「Rapid PVST+ のライセンス要件」

「Rapid PVST+ を設定するための前提条件」

「注意事項および制約事項」

「Rapid PVST+ の設定」

「統計情報の表示」

「Rapid PVST+ のフィールドの説明」

「追加情報」


) Multiple Spanning Tree(MST)の詳細については、「MST の設定」、STP 拡張の詳細については、「STP 拡張機能の設定」を参照してください。


Rapid PVST+ について


) Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)パラメータの設定に DCNM を使用する前に、使用しているデバイスのコマンドラインに NX-OS グローバル コマンドを入力してログレベルを設定する必要があります。
--logging-level spanning-tree 6
--logging logfile messages 6
--logging event link-status default
ログレベルについては、『Cisco NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。



) レイヤ 2 インターフェイスの作成方法については、『Cisco DCNM Interfaces Configuration Guide』を参照してください。


Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)は、ネットワークのレイヤ 2 でループのないネットワークを実現するために実装されました。Rapid PVST+ は、VLAN(仮想 LAN)ごとにスパニング ツリー トポロジを 1 つ作成することができる、STP の更新版です。デバイスのデフォルト STP モードは Rapid PVST+ です。


) スパニング ツリーは、IEEE 802.1w および IEEE 802.1s を表す場合に使用されます。このマニュアルで IEEE 802.1D STP に関して説明する場合は、具体的に 802.1D と表記されます。


ここでは、VLAN 単位で実装される IEEE 802.1w 標準(Rapid Spanning Tree Protocol [RSTP; 高速スパニング ツリー プロトコル])である Rapid PVST+ プロトコルについて説明します。Rapid PVST+ は、個別の VLAN でなく、すべての VLAN に対応する単一の STP インスタンスが規定された IEEE 802.1Q VLAN 標準と相互運用されます(Rapid PVST+ および IEEE 802.1Q トランクを参照)。

デバイスのデフォルト VLAN(VLAN1)および新規作成されたすべての VLAN では、Rapid PVST+ がデフォルトでイネーブルです。Rapid PVST+ はレガシー IEEE 802.1D STP が稼働するデバイスと相互運用されます(Rapid PVST+ とレガシー 802.1D STP の相互運用性を参照)。

RSTP は元の STP 標準である 802.1D の改良版であり、高速コンバージェンスを実現します。

ここでは、Rapid PVST+ の概要を示します。内容は次のとおりです。

「STP」

「Rapid PVST+」

「Rapid PVST+ および IEEE 802.1Q トランク」

「Rapid PVST+ とレガシー 802.1D STP の相互運用性」

「Rapid PVST+ と 802.1s MST の相互運用性」

「ハイ アベイラビリティ」

「バーチャライゼーションのサポート」


) デバイスは、Rapid PVST+ に対して中断のない完全アップグレードをサポートしています。中断のないアップグレードの詳細については、『Cisco NX-OS High Availability and Redundancy Guide』を参照してください。


STP

STP は、ネットワークのループを排除しながらパスの冗長性を提供する、レイヤ 2 リンク管理プロトコルです。

ここでは、STP の基本情報を示します。内容は次のとおりです。

「概要」

「トポロジの作成方法」

「ブリッジ ID」

「BPDU」

「ルート ブリッジの選定」

「スパニング ツリー トポロジの作成」

概要

レイヤ 2 イーサネット ネットワークが正常に動作するには、2 つの端末間で存在できるアクティブ パスは 1 つだけです。STP の動作は透過的なので、端末が単一の LAN セグメントに接続されているのか、それとも複数セグメントからなるスイッチド LAN に接続されているのかを、端末が検知することはできません。

フォールトトレラントなインターネットワークを作成する場合、ネットワーク上のすべてのノード間にループフリー パスを形成する必要があります。STP アルゴリズムは、スイッチド レイヤ 2 ネットワーク上で最良のループフリー パスを算出します。レイヤ 2 LAN ポートは、Bridge Protocol Data Unit(BPDU; ブリッジ プロトコル データ ユニット)と呼ばれる STP フレームを定期的に送受信します。ネットワーク装置はこれらのフレームを転送しないで、フレームを使用してループフリー パスを構築します。

端末間に複数のアクティブ パスがあると、ネットワーク内でループが発生する原因になります。ネットワークにループが存在する場合、端末が重複したメッセージを受信したり、ネットワーク装置が複数のレイヤ 2 LAN ポート上の端末 MAC(メディア アクセス制御)アドレスを学習したりする可能性があります。

STP は、ルート ブリッジおよびそのルートからレイヤ 2 ネットワーク上のすべてのネットワーク装置へのループフリー パスを備えたツリーを定義します。STP は冗長データ パスを強制的にブロック ステートにします。スパニング ツリーの 1 つのネットワーク セグメントで障害が発生し、冗長パスが存在する場合、STP アルゴリズムはスパニング ツリー トポロジを再計算し、ブロック パスをアクティブにします。

ネットワーク装置上の 2 つのレイヤ 2 LAN ポートがループの一部になっている場合、デバイス上のどちらのポートがフォワーディング ステートになり、どちらのポートがブロッキング ステートになるかは、STP ポート プライオリティおよびポート パス コストの設定によって決まります。STP のポート プライオリティ値は、その場所でポートがトラフィックを送受信する場合の効率を示します。STP ポート パス コスト値は、メディア速度から算出されます。

トポロジの作成方法

スパニング ツリーに参加している LAN 内のすべてのデバイスは、BPDU を交換して、ネットワーク内の他のスイッチに関する情報を収集します。この BPDU 交換により、次の作業が行われます。

スパニング ツリー ネットワーク トポロジに対して一意のルート スイッチが選定されます。

LAN セグメントごとに代表スイッチが 1 つ選定されます。

冗長スイッチ ポートをバックアップ ステートにすることにより、スイッチド ネットワーク上のループが排除されます。スイッチド ネットワーク内のどの場所からも、ルート デバイスに到達するために必要でないパスは、すべて STP ブロック ステートになります。

アクティブなスイッチド ネットワークのトポロジは、次の要素によって決まります。

各デバイスに対応付けられた一意のデバイス ID(デバイスの MAC アドレス)

各スイッチ ポートに対応付けられたルートへのパス コスト

各スイッチ ポートに対応付けられたポート ID

スイッチド ネットワークでは、論理上、ルート スイッチがスパニング ツリー トポロジの中心です。STP は BPDU を使用して、スイッチド ネットワークのルート スイッチおよびルート ポートを選定します。

ブリッジ ID

各ネットワーク装置上の各 VLAN には、一意の 64 ビットブリッジ ID が設定されています。ブリッジ ID はブリッジ プライオリティ値、拡張システム ID(IEEE 802.1t)、および STP MAC アドレス割り当てで構成されています。

ここでは、次の内容について説明します。

「ブリッジ プライオリティ値」

「拡張システム ID」

「STP MAC アドレスの割り当て」

ブリッジ プライオリティ値

拡張システム ID がイネーブルの場合、ブリッジ プライオリティは 4 ビット値です。

「VLAN の Rapid PVST+ hello タイムの設定」を参照してください。デバイス ブリッジ ID(ルート ブリッジの ID を判別するためにスパニング ツリー アルゴリズムで使用され、最小値が優先される)に指定できるのは、4096 の倍数のみです。


) このデバイスでは、拡張システム ID は常にイネーブルです。拡張システム ID をディセーブルにすることはできません。


拡張システム ID

12 ビットの拡張システム ID フィールドは、ブリッジ ID の一部です(図4-1 を参照)。

図4-1 拡張システム ID を含むブリッジ ID

デバイスでは常に 12 ビット拡張システム ID が使用されます。

ブリッジ ID と統合することで、拡張システム ID は VLAN の一意の ID として機能します( 表4-1 を参照)。

 

表4-1 拡張システム ID がイネーブルの場合のブリッジ プライオリティ値および拡張システム ID

ブリッジ プライオリティ値
拡張システム ID(VLAN ID と同設定)
ビット 16
ビット 15
ビット 14
ビット 13
ビット 12
ビット 11
ビット 10
ビット 9
ビット 8
ビット 7
ビット 6
ビット 5
ビット 4
ビット 3
ビット 2
ビット 1

32768

16384

8192

4096

2048

1024

512

256

128

64

32

16

8

4

2

1

STP MAC アドレスの割り当て


) デバイスでは常に MAC アドレス リダクションがイネーブルです。


デバイスでは常に MAC アドレス リダクションがイネーブルであるため、不要なルート ブリッジの選定を防止して、スパニング ツリー トポロジの問題を防ぐには、その他のすべてのレイヤ 2 接続ネットワーク装置でも MAC アドレス リダクションをイネーブルにする必要があります。

MAC アドレス リダクションをイネーブルにすると、ルート ブリッジ プライオリティは、4096 の倍数に VLAN ID を加えた値となります。デバイス ブリッジ ID(ルート ブリッジの ID を判別するためにスパニング ツリー アルゴリズムで使用され、最小値が優先される)に指定できるのは、4096 の倍数のみです。指定できる値は、次のとおりです。

0

4096

8192

12288

16384

20480

24576

28672

32768

36864

40960

45056

49152

53248

57344

61440

STP は拡張システム ID と MAC アドレスを使用して、VLAN ごとに一意のブリッジ ID を作成します。


) 同じスパニング ツリー ドメイン内の別のブリッジで MAC アドレス リダクション機能が稼働していない場合、ブリッジ ID により細かい値を選択できるため、そのブリッジがルート ブリッジの所有権を取得する可能性があります。


BPDU

ネットワーク装置は STP インスタンス全体に BPDU を送信します。各ネットワーク装置はコンフィギュレーション BPDU を送信して、スパニング ツリー トポロジを伝達および計算します。各コンフィギュレーション BPDU に含まれる最小限の情報は、次のとおりです。

送信側ネットワーク装置がルート ブリッジとみなしているネットワーク装置の固有のブリッジ ID

ルートまでの STP パス コスト

送信側ブリッジのブリッジ ID

メッセージ エージ

送信側ポートの識別子

hello タイマー、転送遅延タイマー、および max-age プロトコル タイマーの値

STP 拡張プロトコルの追加情報

ネットワーク装置が Rapid PVST+ BPDU フレームを伝送すると、そのフレームが伝送される VLAN に接続されたすべてのネットワーク装置が BPDU を受信します。ネットワーク装置が BPDU を受信しても、フレームは転送されません。代わりに、フレームに含まれる情報を使用して BPDU が計算されます。トポロジが変更されると、ネットワーク装置は BPDU 交換を開始します。

BPDU 交換によって次の処理が行われます。

1 台のネットワーク装置がルート ブリッジとして選定されます。

パス コストに基づいて、各ネットワーク装置のルート ブリッジまでの最短距離が計算されます。

LAN セグメントごとに代表ブリッジが選択されます。このネットワーク装置はルート ブリッジに最も近いネットワーク装置であり、このネットワーク装置を経由してルートにフレームが転送されます。

ルート ポートが選定されます。このポートにより、ブリッジからルート ブリッジまでの最適パスが提供されます。

スパニング ツリーに含まれるポートが選択されます。

Rapid PVST+ によって BPDU に追加されるフィールドの詳細については、「Rapid PVST+ BPDU」を参照してください。

ルート ブリッジの選定

VLAN ごとに、最高のブリッジ ID(数値的に最小の ID 値)を持つネットワーク装置がルート ブリッジとして選定されます。すべてのネットワーク装置がデフォルト プライオリティ(32768)に設定されている場合は、VLAN 内で最小の MAC アドレスを持つネットワーク装置がルート ブリッジになります。ブリッジ プライオリティ値はブリッジ ID の最上位ビットを占めます。

ブリッジ プライオリティ値を変更すると、デバイスがルート ブリッジとして選定される確率が変わります。小さな値を設定するとその確率が高くなり、大きな値を設定すると低くなります。

STP ルート ブリッジは、レイヤ 2 ネットワークにおける各スパニング ツリー トポロジの論理上の中心です。レイヤ 2 ネットワーク内のどの場所からも、ルート ブリッジに到達するために必要とされないパスは、すべて STP ブロッキング モードになります。

BPDU には、送信側ブリッジおよびそのポートについて、ブリッジおよび MAC アドレス、ブリッジ プライオリティ、ポート プライオリティ、パス コストなどの情報が含まれます。STP はこの情報を使用して STP インスタンスのルート ブリッジを選定し、ルート ブリッジへのルート ポートを選定し、各レイヤ 2 セグメントの Designated Port(DP; 指定ポート)を判別します。

スパニング ツリー トポロジの作成

図4-2 では、スイッチ A がルート ブリッジに選定されます。これは、すべてのネットワーク装置でブリッジ プライオリティがデフォルト(32768)に設定されており、スイッチ A の MAC アドレスが最小であるためです。ただし、トラフィック パターン、転送ポートの数、またはリンク タイプによっては、スイッチ A が最適なルート ブリッジであるとはかぎりません。最適なネットワーク装置がルート ブリッジになるように、装置のプライオリティを上げる(数値を下げる)ことで、ルートとして最適なネットワーク装置を使用する、新しい STP トポロジを強制的に再計算させることができます。

図4-2 スパニング ツリー トポロジ

 

スパニング ツリー トポロジをデフォルトのパラメータに基づいて計算すると、スイッチド ネットワーク上の送信元から宛先端末までのパスが最適にならない可能性があります。たとえば、現在のルート ポートよりも数値の大きいポートに高速リンクを接続すると、ルート ポートが変更される場合があります。最高速のリンクをルート ポートにすることが重要です。

たとえば、スイッチ B の 1 つのポートが光ファイバ リンクであり、同じスイッチの別のポート(Unshielded Twisted-Pair [UTP; シールドなしツイストペア] リンク)がルート ポートになっていると仮定します。ネットワーク トラフィックを高速の光ファイバ リンクに流した方が効率的です。光ファイバ ポートの STP ポート プライオリティをルート ポートよりも上げると(数値を下げる)、光ファイバ ポートが新しいルート ポートになります。

概要

Rapid PVST+ は VLAN 単位で実装される IEEE 802.1w(RSTP)標準です。(STP を手動でディセーブルにしないかぎり)設定されている VLAN ごとに 1 つの STP インスタンスが動作します。VLAN 上の各 Rapid PVST+ インスタンスには、それぞれ 1 つのルート スイッチがあります。Rapid PVST+ が稼働している場合、STP は、VLAN 単位でイネーブルまたはディセーブルにできます。


) デバイスのデフォルト STP モードは Rapid PVST+ です。


Rapid PVST+ は、ポイントツーポイント配線を利用してスパニング ツリーの高速コンバージェンスを実現します。Rapid PVST+ を使用した場合、スパニング ツリーの再設定は 1 秒以内に実行できます(802.1D STP のデフォルト設定の場合は 50 秒かかります)。PVID は自動的にチェックされます。


) Rapid PVST+ は VLAN ごとに STP インスタンスを 1 つサポートします。


Rapid PVST+ を使用すると、STP コンバージェンス時間が短縮されます。デフォルトでは、STP 内の各指定ポートは 2 秒おきに BPDU を送信します。トポロジ内の指定ポートで、hello メッセージが 3 回連続して受信されない場合、または最大エージング タイムが満了した場合、ポートはテーブル内のすべてのプロトコル情報をただちにフラッシュします。ポートで BPDU が受信されなかった回数が 3 に達するか、または最大エージング タイムが満了した場合、ポートは直接接続されたネイバーの指定ポートとの接続が切断されているとみなします。このように、プロトコル情報を短時間で期限切れにすることによって、障害を短時間で検出できます。

Rapid PVST+ には、デバイス、デバイス ポート、または LAN に障害が発生したあとに、短時間で接続を回復する機能があります。エッジ ポート、新規ルート ポート、およびポイントツーポイント リンクで接続されたポートに対して、次のような高速コンバージェンス機能を提供します。

エッジ ポート ― RSTP デバイス上のポートをエッジ ポートに設定すると、そのエッジ ポートは即座にフォワーディング ステートになります(この短時間での移行は、従来は、PortFast というシスコ独自の機能で実現されていました)。単一の端末に接続されるポートのみをエッジ ポートとして設定してください。リンクが変更されても、エッジ ポートによるトポロジ変更は発生しません。


) レイヤ 2 ホストに接続されたすべてのポートをエッジ ポートとして設定することを推奨します。STP ポート タイプの詳細については、「STP 拡張機能の設定」を参照してください。


ルート ポート ― Rapid PVST+ が新規ルート ポートを選択した場合、古いルート ポートをブロックして、即座に新規ルート ポートをフォワーディング ステートに移行します。

ポイントツーポイント リンク ― ポイントツーポイント リンクを介してポートを別のポートに接続してローカル ポートが指定ポートになる場合、ループのないトポロジを実現するために、提案合意ハンドシェイクを使用して相手側ポートと高速移行をネゴシエーションします。

Rapid PVST+ がフォワーディング ステートへの高速移行を実現できるのは、エッジ ポートおよびポイントツーポイント リンク上のみです。リンク タイプを設定できますが、リンク タイプ情報はポートのデュプレックス設定から自動的に取得されます。全二重ポートはポイントツーポイント ポートであるとみなされ、半二重ポートは共有ポートであるとみなされます。

エッジ ポートでトポロジ変更は発生しませんが、その他のすべての指定ポートおよびルート ポートでは、直接接続されたネイバーからの BPDU 受信に 3 回連続で失敗するか、または最大エージング タイムが満了した場合、TC(トポロジ変更)BPDU が生成されます。この時点で、指定ポートまたはルート ポートは TC フラグが設定された BPDU を送信します。該当するポートで TC 時間タイマーが稼働しているかぎり、BPDU に TC フラグは設定されたままです。TC 時間タイマーの値は、hello タイムの設定値に 1 秒を加えた値です。トポロジ変更が最初に検出された場所から、即座にこの情報がトポロジ全体にフラッディングされます。

Rapid PVST+ がトポロジ変更を検出すると、以下の処理が実行されます。

必要に応じて、すべての非エッジ ルート ポートおよび指定ポートに対して、hello タイムの 2 倍の値に設定された TC 時間タイマーを開始します。

これらのすべてのポートに関連付けられた MAC アドレスをフラッシュします。

トポロジ変更通知はトポロジ全体に短時間でフラッディングされます。トポロジ変更が受信されると、ダイナミック エントリはポート単位ですぐに消去されます。


) TCA フラグが使用されるのは、そのデバイスが、レガシー 802.1D STP が稼働しているデバイスと相互作用している場合のみです。Rapid PVST+ と 802.1D STP の相互作用の詳細については、「Rapid PVST+ とレガシー 802.1D STP の相互運用性」を参照してください。


トポロジ変更後、提案合意シーケンスがネットワーク エッジ方向に迅速に伝播され、接続が迅速に復元されます(ポート ロールの同期化を参照)。

Rapid PVST+ BPDU

Rapid PVST+ および 802.1w では、次の情報を追加するために、フラグ バイトの 6 ビットをすべて使用しています。

BPDU の送信元ポートのロールおよびステート

提案合意ハンドシェイク

図4-3 に、Rapid PVST+ での BPDU フラグの使用方法を示します。

図4-3 BPDU 内の Rapid PVST+ フラグ バイト

 

もう 1 つの重要な変更点は、Rapid PVST+ BPDU がタイプ 2、バージョン 2 であるため、デバイスが接続先のレガシー(802.1D)ブリッジを検出できることです。802.1D の BPDU はタイプ 0、バージョン 0 です。

提案合意ハンドシェイク

スイッチ A はポイントツーポイント リンクを介してスイッチ B に接続されており、すべてのポートがブロッキング ステートになります(図4-4 を参照)。スイッチ A のプライオリティがスイッチ B のプライオリティよりも数値的に小さいと仮定します。

図4-4 高速コンバージェンスの提案合意ハンドシェイク

 

デバイス A は提案メッセージ(提案フラグが設定されたコンフィギュレーション BPDU)をデバイス B に送信して、自身を代表デバイスにするように提案します(図4-4 を参照)。

デバイス B が提案メッセージを受信すると、提案メッセージを受信したポートを新しいルート ポートとして選択し、すべての非エッジ ポートを強制的にブロッキング ステートにします。さらに、その新しいルート ポート経由で合意メッセージ(合意フラグが設定された BPDU)を送信します。

デバイス A は、スイッチ B から合意メッセージを受信すると、ただちに自身の指定ポートをフォワーディング ステートにします。デバイス B はすべての非エッジ ポートをブロックしており、さらにスイッチ A と B はポイントツーポイント リンクで接続されているため、ネットワークにループは形成されません(ポート ステートの詳細については、ポート ステートを参照)。

デバイス C がデバイス B に接続された場合も、同様の一連のハンドシェイク メッセージが交換されます。デバイス C はデバイス B に接続されたポートをルート ポートとして選択し、リンクの両端はすぐにフォワーディング ステートに移行します。このハンドシェイク プロセスを繰り返すたびに、もう 1 つのデバイスがアクティブ トポロジに追加されます。ネットワークが収束すると、この提案合意ハンドシェイクはルートからスパニング ツリーのリーフに進みます。

スイッチはポートのデュプレックス モードからリンク タイプを学習します。全二重ポートはポイントツーポイント接続とみなされ、半二重ポートは共有接続とみなされます。 spanning-tree link-type インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力すると、デュプレックス設定で制御されたデフォルト設定を上書きすることができます。

この提案合意ハンドシェイクが開始されるのは、非エッジ ポートがブロッキング ステートからフォワーディング ステートに移行した場合のみです。ハンドシェイク プロセスは、トポロジ全体に段階的に拡散します。

プロトコル タイマー

表4-2 に、Rapid PVST+ のパフォーマンスに影響するプロトコル タイマーを示します。

 

表4-2 Rapid PVST+ プロトコル タイマー

変数
説明

hello タイマー

ネットワーク装置間で BPDU をブロードキャストする頻度を決定します。デフォルトは 2 秒で、指定できる範囲は 1 ~ 10 です。

転送遅延タイマー

ポートが転送を開始するまでの、リスニング ステートおよびラーニング ステートが継続する時間を決定します。このタイマーは通常、プロトコルで使用されません。ただし、802.1D スパニング ツリーと相互運用する場合は、使用されます。デフォルトは 15 秒で、指定できる範囲は 4 ~ 30 秒です。

最大エージング タイマー

ポートで受信したプロトコル情報がネットワーク装置によって保管される時間を決定します。このタイマーは通常、プロトコルで使用されません。ただし、802.1D スパニング ツリーと相互運用する場合は、使用されます。デフォルトは 20 秒で、指定できる範囲は 6 ~ 40 秒です。

ポート ロール

Rapid PVST+ では、ポート ロールを割り当ててアクティブ トポロジを学習することで、スパニング ツリーの高速コンバージェンスを実現します。「ルート ブリッジの選定」で説明しているように、Rapid PVST+ は、802.1D STP を利用して、最も高いスイッチ プライオリティ(最小プライオリティ値)を持つデバイスをルート ブリッジとして選択します。Rapid PVST+ は、次に示すポート ロールの 1 つを各ポートに割り当てます。

ルート ポート ― デバイスがルート ブリッジにパケットを転送する際に最適なパス(最小コスト)を提供します。

指定ポート ― LAN からルート ブリッジにパケットを転送する際に最小パス コストになる指定デバイスに接続します。指定デバイスが LAN に接続されるポートを指定ポートと呼びます。

代替ポート ― 現在のルート ポートが提供するルート ブリッジへの代替パスを提供します。また、トポロジ内の別のデバイスへのパスを提供します。

バックアップ ポート ― 指定ポートが提供する、スパニング ツリーのリーフへのパスのバックアップとして機能します。バックアップ ポートは、2 つのポートがループバック内でポイントツーポイント リンクで接続されている場合、または 1 つのデバイスに共有 LAN セグメントへの接続が複数ある場合のみ、使用できます。バックアップ ポートは、トポロジ内のデバイスに対する別のパスを提供します。

ディセーブル ポート ― スパニング ツリーの処理における役割が指定されていないポートです。

ネットワーク全体で一貫したポート ロールがある安定したトポロジでは、Rapid PVST+ により各ルート ポートおよび指定ポートは即座にフォワーディング ステートに移行し、すべての代替ポートおよびバックアップ ポートは常にブロッキング ステートになります。指定ポートは、ブロッキング ステートから開始します。ポート ステートにより、フォワーディング プロセスおよびラーニング プロセスの動作が制御されます。

ルート ポートまたは指定ポートのロールが割り当てられたポートは、アクティブ トポロジに含まれます。代替ポートまたはバックアップ ポートのロールが割り当てられたポートは、アクティブ トポロジから除外されます(図4-5 を参照)。

図4-5 ポート ロールを示すトポロジ例

 

ポート ステート

ここでは、Rapid PVST+ および MST のポート ステートについて説明します。内容は次のとおりです。

「Rapid PVST+ のポート ステートの概要」

「ブロッキング ステート」

「ラーニング ステート」

「フォワーディング ステート」

「ディセーブル ステート」

「ポート ステートの概要」

Rapid PVST+ のポート ステートの概要

プロトコル情報がスイッチド LAN を通過するとき、伝播遅延が生じることがあります。その結果、スイッチド ネットワークのさまざまな時点および場所でトポロジの変化が発生します。レイヤ 2 LAN ポートがスパニング ツリー トポロジに含まれていない状態からフォワーディング ステートに直接移行すると、一時的にデータ ループが形成される可能性があります。ポートは新しいトポロジ情報がスイッチド LAN 経由で伝播されるまで待機し、それからフレーム転送を開始する必要があります。

Rapid PVST+ または MST を使用する NX-OS の各レイヤ 2 LAN ポートは、次の 4 つのステートのいずれかになります。

ブロッキング ― レイヤ 2 LAN ポートがフレーム転送に参加していない状態です。

ラーニング ― レイヤ 2 LAN ポートがフレーム転送に参加する準備をしている状態です。

フォワーディング ― レイヤ 2 LAN ポートはフレームを転送します。

ディセーブル ― レイヤ 2 LAN ポートが STP に参加せず、フレームを転送していない状態です。

Rapid PVST+ をイネーブルにすると、デバイス上のすべてのポート、VLAN、およびネットワークは、電源投入時に必ずブロッキング ステートを経て、それからラーニングという移行ステートに進みます。設定が適切であれば、各レイヤ 2 LAN ポートはフォワーディング ステートまたはブロッキング ステートで安定します。

STP アルゴリズムによってレイヤ 2 LAN ポートがフォワーディング ステートになると、次の処理が行われます。

1. レイヤ 2 LAN ポートがブロッキング ステートになり、ラーニング ステートに移行するように指示するプロトコル情報を待ちます。

2. レイヤ 2 LAN ポートが転送遅延タイマーの満了を待ち、満了した時点でラーニング ステートになり、転送遅延タイマーをリセットします。

3. ラーニング ステートで、レイヤ 2 LAN ポートはフレーム転送を引き続きブロックしながら、転送データベースの端末のロケーション情報を学習します。

4. レイヤ 2 LAN ポートは、転送遅延タイマーの終了とともにフォワーディング ステートになり、学習およびフレーム転送が両方ともイネーブルになります。

ブロッキング ステート

ブロッキング ステートのレイヤ 2 LAN ポートは、フレーム転送に参加しません。

ブロッキング ステートのレイヤ 2 LAN ポートの動作は、次のとおりです。

接続セグメントから受信したフレームを廃棄します。

転送用に他のポートからスイッチングされたフレームを廃棄します。

アドレス データベースに、端末のロケーション情報は組み込みません(ブロッキング状態のレイヤ 2 LAN ポートに関する学習は行われないため、アドレス データベースは更新されません)。

BPDU を受信し、それをシステム モジュールに転送します。

システム モジュールから送られた BPDU を受信し、処理して送信します。

コントロール プレーン メッセージを受信して応答します。

ラーニング ステート

ラーニング ステートのレイヤ 2 LAN ポートは、フレームの MAC アドレスを学習して、フレーム転送に参加するための準備を行います。レイヤ 2 LAN ポートは、ブロッキング ステートからラーニング ステートを開始します。

ラーニング ステートのレイヤ 2 LAN ポートの動作は、次のとおりです。

接続セグメントから受信したフレームを廃棄します。

転送用に他のポートからスイッチングされたフレームを廃棄します。

端末のロケーション情報をアドレス データベースに組み込みます。

BPDU を受信し、それをシステム モジュールに転送します。

システム モジュールから送られた BPDU を受信し、処理して送信します。

コントロール プレーン メッセージを受信して応答します。

フォワーディング ステート

フォワーディング ステートのレイヤ 2 LAN ポートはフレームを転送します。レイヤ 2 LAN ポートは、ラーニング ステートからフォワーディング ステートを開始します。

フォワーディング ステートのレイヤ 2 LAN ポートの動作は、次のとおりです。

接続セグメントから受信したフレームを転送します。

転送用に他のポートからスイッチングされたフレームを転送します。

端末のロケーション情報をアドレス データベースに組み込みます。

BPDU を受信し、それをシステム モジュールに転送します。

システム モジュールから受信した BPDU を処理します。

コントロール プレーン メッセージを受信して応答します。

ディセーブル ステート

ディセーブル ステートのレイヤ 2 LAN ポートは、フレーム転送または STP に参加しません。ディセーブル ステートのレイヤ 2 LAN ポートは事実上、動作することはありません。

ディセーブル ステートのレイヤ 2 LAN ポートの動作は、次のとおりです。

接続セグメントから受信したフレームを廃棄します。

転送用に他のポートからスイッチングされたフレームを廃棄します。

アドレス データベースに、端末のロケーション情報は組み込みません(学習は行われないため、アドレス データベースは更新されません)。

ネイバーから BPDU を受信しません。

システム モジュールから送信用の BPDU を受信しません。

ポート ステートの概要

表4-3 に、ポートの有効な動作ステートと Rapid PVST+ ステート、およびポートがアクティブ トポロジに含まれるかどうかを示します。

 

表4-3 ポート ステートとアクティブ トポロジ

動作ステータス
ポート ステート
アクティブ トポロジ内のポートの有無

イネーブル

ブロッキング

なし

イネーブル

ラーニング

あり

イネーブル

フォワーディング

あり

ディセーブル

ディセーブル

なし

ポート ロールの同期化

デバイスのポートの 1 つが提案メッセージを受信し、そのポートが新しいルート ポートとして選択されると、Rapid PVST+ は他のすべてのポートを新しいルート情報に強制的に同期化させます。

他のポートがすべて同期化されると、デバイスはルート ポートで受信した上位のルート情報と同期化されます。次のいずれかの場合は、デバイスの個別のポートが同期されます。

ポートがブロッキング ステートの場合

エッジ ポート(ネットワークのエッジ上に設定されているポート)の場合

指定ポートがフォワーディング ステートであり、エッジ ポートとして設定されていない場合、Rapid PVST+ によって新しいルート情報に強制的に同期化されると、その指定ポートはブロッキング ステートに移行します。一般に、Rapid PVST+ がポートをルート情報に強制的に同期させ、ポートが上記のいずれの条件も満たしていない場合、そのポートのステートはブロッキングに設定されます。

デバイスはすべてのポートが同期されたことを確認すると、そのルート ポートに対応する指定デバイスに合意メッセージを送信します。ポイントツーポイント リンクによって接続されたスイッチがそれぞれのポート ロールについて合意すると、Rapid PVST+ はポートのステートを即座にフォワーディング ステートに移行させます。図4-6 に、このイベント シーケンスを示します。

図4-6 高速コンバージェンス時のイベント シーケンス

 

ここでは、次の内容について説明します。

「上位 BPDU 情報の処理」

「不良 BPDU 情報の処理」

上位 BPDU 情報の処理

上位 BPDU は、現在ポートに格納されているものよりも上位のルート情報(小さいスイッチ ID、低いパス コストなど)を持つ BPDU です。

ポートが上位 BPDU を受信すると、Rapid PVST+ は再構成を開始します。そのポートが新しいルート ポートとして提案され選択されると、Rapid PVST+ はすべての非エッジ、指定ポートを強制的に同期化します。

受信した BPDU が提案フラグの設定された Rapid PVST+ BPDU である場合、デバイスは他のすべてのポートを同期化してから合意メッセージを送信します。以前のポートがブロッキング ステートになるとすぐに、新しいルート ポートがフォワーディング ステートに移行します。

ポートで上位の情報が受信されたために、そのポートがバックアップ ポートまたは代替ポートになる場合、Rapid PVST+ によりポートはブロッキング ステートに設定され、合意メッセージが送信されます。指定ポートは、転送遅延タイマーが満了するまで、提案フラグが設定された BPDU を送信し続けます。転送遅延タイマーが満了すると、指定ポートはフォワーディング ステートに移行します。

不良 BPDU 情報の処理

不良 BPDU は、現在ポートに格納されているものよりも下位のルート情報(大きいスイッチ ID、高いパス コストなど)を持つ BPDU です。

指定ポートが不良 BPDU を受信すると、その指定ポートは自身の情報を即座に応答します。

単一方向リンク障害の検出

ソフトウェアは、受信した BPDU のポート ロールとステートの一貫性をチェックし、Unidirectional Link Detection(UDLD; 単一方向リンク検出)機能を使用して、ブリッジング ループが発生する可能性のある単一方向リンク障害を検出します。この機能は、異議メカニズムに基づいています。

UDLD の詳細については、『 Cisco DCNM Interface Configuration Guide 』を参照してください。

指定ポートが矛盾を検出するとロールは維持されますが、状態は廃棄ステートに戻ります。これは、接続に矛盾が生じた場合、ブリッジング ループを開始するよりも接続を中断する方が好ましいためです。

図4-7 に、ブリッジング ループの一般的な原因となる単一方向リンク障害を示します。スイッチ A はルート ブリッジで、その BPDU はデバイス B へのリンクで損失されます。802.1w 標準の BPDU には、送信ポートのロールとステートが含まれます。スイッチ A はこの情報を使用して、スイッチ B がスイッチ A の送信した上位 BPDU に反応せず、スイッチ B がルート ポートではなく、指定ポートであることを検出できます。その結果、スイッチ A はスイッチ B のポートをブロックする(またはブロックし続ける)ので、ブリッジング ループが回避されます。

図4-7 単一方向リンク障害の検出

 


) ブリッジ保証機能の詳細については、「STP 拡張機能の設定」も参照してください。


ポート コスト


) Rapid PVST+ はデフォルトで、ショート(16 ビット)パスコスト方式を使用してコストを計算します。ショート パスコスト方式の場合は、1 ~ 65535 の任意の値を割り当てることができます。ただし、ロング(32 ビット)パスコスト方式を使用するようにデバイスを設定すると、1 ~ 200,000,000 の任意の値を割り当てることができます。パスコスト計算方式はグローバルに設定されます。


STP ポート パスコストのデフォルト値は、LAN インターフェイスのメディア速度およびパスコスト計算方式から決定されます( 表4-4 を参照)。ループが発生すると、STP はポート コストを考慮して、フォワーディング ステートにする LAN インターフェイスを選択します。

 

表4-4 デフォルトのポート コスト

帯域幅
ポート コストのショート パスコスト方式
ポート コストのロング パスコスト方式

10 Mbps

100

2,000,000

100 Mbps

19

200,000

1 ギガビット イーサネット

4

20,000

10 ギガビット イーサネット

2

2,000

STP に最初に選択させたい LAN インターフェイスには低いコスト値を、最後に選択させたい LAN インターフェイスには高いコスト値を割り当てることができます。すべての LAN インターフェイスが同じコスト値を使用している場合には、STP は LAN インターフェイス番号が最も小さい LAN インターフェイスをフォワーディング ステートにして、残りの LAN インターフェイスをブロックします。

アクセス ポートでは、ポート単位でポート コストを割り当てます。トランク ポートでは、VLAN 単位でポート コストを割り当てます。トランク ポートのすべての VLAN に同じポート コストを設定できます。

ポート プライオリティ

複数のポートのパス コストが同じである場合に、冗長パスが発生すると、Rapid PVST+ はポート プライオリティを考慮して、フォワーディング ステートにする LAN ポートを選択します。Rapid PVST+ に最初に選択させたい LAN ポートには低いプライオリティ値を、最後に選択させたい LAN ポートには最も高いプライオリティ値を割り当てることができます。

すべての LAN ポートが同じプライオリティ値を使用している場合には、Rapid PVST+ は LAN ポート番号が最も小さい LAN ポートをフォワーディング ステートにして、残りの LAN ポートをブロックします。プライオリティの有効範囲は 0 ~ 224 (デフォルトは 128)で、32 単位で設定できます。NX-OS デバイスは LAN ポートがアクセス ポートとして設定されている場合にはポート プライオリティ値を使用し、LAN ポートがトランク ポートとして設定されている場合には VLAN ポート プライオリティ値を使用します。

Rapid PVST+ および IEEE 802.1Q トランク

802.1Q トランクによって、ネットワークの STP の構築方法に、いくつかの制約が課されます。802.1Q トランクを使用して接続しているシスコのネットワーク装置では、トランク上で許容される VLAN ごとに 1 つの STP インスタンスが維持されます。しかし、他社製の 802.1Q ネットワーク装置では、トランク上で許容されるすべての VLAN に対して 1 つの STP インスタンス(Common Spanning Tree [CST])しか維持されません。

802.1Q トランクを使用してシスコのネットワーク装置を他社製のネットワーク装置に接続する場合、シスコのネットワーク装置は、トランクの 802.1Q VLAN の STP インスタンスを、他社製の 802.1Q ネットワーク装置の STP インスタンスと統合します。ただし、シスコのネットワーク装置によって維持される VLAN 別の STP 情報はすべて、他社製の 802.1Q ネットワーク装置のクラウドによって切り離されます。シスコのネットワーク装置を隔てている他社製の 802.1Q 装置のクラウドは、ネットワーク装置間の単一トランク リンクとして処理されます。

802.1Q トランクの詳細については、『 Cisco NX-OS Interface Configuration Guide 』を参照してください。

Rapid PVST+ とレガシー 802.1D STP の相互運用性

Rapid PVST+ は、レガシー 802.1D プロトコルが稼働しているデバイスと相互運用できます。BPDU バージョン 0 を受信したデバイスは、802.1D が稼働している装置と相互運用していることを認識します。Rapid PVST+ の BPDU はバージョン 2 です。受信した BPDU が 802.1w BPDU バージョン 2 であり、提案フラグが設定されている場合、デバイスはその他のすべてのポートが同期化されたあとに、合意メッセージを送信します。BPDU が 802.1D BPDU バージョン 0 の場合、デバイスは提案フラグを設定せずにポートの転送遅延タイマーを開始します。新しいルート ポートは、フォワーディング ステートに移行するために 2 倍の転送遅延時間を必要とします。

デバイスは、次のように、レガシー 802.1D デバイスと相互運用します。

通知 ― 802.1D BPDU と異なり、802.1w は TCN BPDU を使用しません。ただし、802.1D スイッチと相互運用性を保つために、NX-OS デバイスは TCN BPDU の処理と生成を行います。

確認 ― 802.1w デバイスは、指定ポートで 802.1D デバイスから TCN メッセージを受信すると、TCA ビットが設定された 802.1D コンフィギュレーション BPDUで応答します。ただし、802.1D デバイスに接続されたルート ポートで TC 時間タイマー(802.1D のトポロジ変更タイマーと同じ)がアクティブであり、TCA が設定されたコンフィギュレーション BPDU を受信した場合、TC 時間タイマーがリセットされます。

この処理方法は、802.1D スイッチにのみ必要です。802.1w BPDU には TCA ビットが設定されません。

プロトコルの移行 ― 802.1D スイッチとの下位互換性を保つために、802.1w は 802.1D コンフィギュレーション BPDU と TCN BPDU をポート単位で選択的に送信します。

ポートが初期化されると、移行遅延タイマーが開始され(802.1w BPDU を送信する最短時間を指定)、802.1w BPDU が送信されます。このタイマーがアクティブの間、デバイスは目的のポートで受信されたすべての BPDU を処理し、プロトコル タイプは無視します。

ポートの移行遅延タイマーの期限が切れたあとに、デバイスが 802.1D BPDU を受信した場合、デバイスは 802.1D デバイスに接続されたと認識し、802.1D BPDU のみの使用を開始します。ただし、802.1w デバイスがポートで 802.1D BPDU を使用している場合、タイマー満了後に 802.1w BPDU を受信すると、デバイスはタイマーを再起動し、そのポートで 802.1w BPDU の使用を開始します。

Rapid PVST+ と 802.1s MST の相互運用性

Rapid PVST+ は IEEE 802.1s MST 標準とシームレスに相互運用されます。ユーザ設定は不要です。このシームレスな相互運用性をディセーブルにするための PVST シミュレーションの詳細については、「STP 拡張機能の設定」を参照してください。

ハイ アベイラビリティ

ソフトウェアは Rapid PVST+ に対してハイ アベイラビリティをサポートしています。ただし、Rapid PVST+ を再起動した場合、統計情報およびタイマーは復元されません。タイマーは最初から開始され、統計情報は 0 にリセットされます。


) ハイ アベイラビリティ機能の詳細については、『Cisco NX-OS High Availability and Redundancy Configuration Guide』を参照してください。


バーチャライゼーションのサポート


) VDC およびリソースの割り当ての詳細については、『Cisco DCNM Virtual Device Context Configuration Guide』を参照してください。


システムでは VDC をサポートしています。VDC を使用すると、VDC ごとに独立したレイヤ 2 バーチャライゼーションが実現し、VDC ごとに独立した STP 2 が実行されます(図4-8 を参照)。

図4-8 VDC ごとに個別の STP

 

VDC ごとに独自の Rapid PVST+ が使用されます。NX-OS ソフトウェアを使用している場合、複数の VDC に渡って Rapid PVST+ を設定することはできません。ただし、1 つの VDC で Rapid PVST+ を実行し、別の VDC で MST を実行することはできます。正しい VDC を開始していることを確認してから、Rapid PVST+ または MST パラメータを設定してください。

たとえば、VDC1 で MST、VDC2 で Rapid PVST+、VDC3 で MST を稼働させることができます。

Rapid PVST+ のライセンス要件

次の表に、この機能に関するライセンス要件を示します。

 

製品
ライセンス要件

DCNM

Rapid PVST+ にライセンスは不要です。ライセンス パッケージに含まれていない機能は Cisco DCNM に組み込まれており、無料で提供されます。DCNM ライセンス スキームの詳細については、『 Cisco DCNM Licensing Guide 』を参照してください。

NX-OS

Rapid PVST+ にライセンスは不要です。ライセンス パッケージに含まれていない機能は Cisco NX-OS システム イメージにバンドルされ、無料で提供されます。NX-OS ライセンス機構の詳細については、『 Cisco NX-OS Licensing Guide 』を参照してください。

ただし、VDC を使用する場合は Advanced Services ライセンスが必要です。

Rapid PVST+ を設定するための前提条件

Rapid PVST+ には次の前提条件があります。

デバイスにログオンしている必要があります。

STP パラメータの設定に DCNM を使用する前に、使用しているデバイスのコマンドラインに logging-level spanning-tree 6 NX-OS グローバル コマンドを入力してログレベルを設定する必要があります。ログレベルの情報については、『 Cisco NX-OS System Management Configuration Guide 』を参照してください。

注意事項および制約事項

Rapid PVST を設定する場合は、次の制限および制約事項に従ってください。

VLAN およびポートの最大数は 75,000 です。

各 VDC で一度にアクティブにできるのは、Rapid PVST+ または MST のいずれか 1 つのみです。

ポート チャネリング ― ポート チャネル バンドルは、単一ポートとみなされます。ポート コストは、このチャネルに割り当てられたすべての設定済みポート コストの合計値です。

プライベート VLAN:

トランク ポートでは、プライマリおよびセカンダリ プライベート VLAN は 2 つの異なる論理ポートです。両方の VLAN に、まったく同じ STP トポロジが 必要です

アクセス ポートでは、STP はプライマリ VLAN のみを認識します。

レイヤ 2 ホストに接続されたすべてのポートを STP エッジ ポートとして設定することを推奨します。STP ポート タイプの詳細については、「STP 拡張機能の設定」 を参照してください。

STP は常にイネーブルのままにしておきます。

タイマーは変更しないでください。安定性が低下することがあります。

ユーザ トラフィックが管理 VLAN に流れないようにして、管理 VLAN とユーザ データを常に分離するようにしてください。

プライマリおよびセカンダリ ルート スイッチの場所として、ディストリビューション レイヤおよびコア レイヤを選択します。

802.1Q トランクを介して 2 台のシスコ製デバイスを接続すると、トランク上で許容される VLAN ごとにスパニング ツリー BPDU が交換されます。トランクのネイティブ VLAN 上の BPDU は、タグなしの状態で、予約済み 802.1D スパニング ツリー マルチキャスト MAC アドレス(01-80-C2-00-00-00)に送信されます。トランクのすべての VLAN 上の BPDU は、タグ付きの状態で、予約済み Cisco Shared Spanning Tree Protocol(SSTP)マルチキャスト MAC アドレス(01-00-0c-cc-cc-cd)に送信されます。

Rapid PVST+ の設定

PVST+ プロトコルに 802.1 w 標準を適用した Rapid PVST+ が、デバイスのデフォルトの STP 設定です。

Rapid PVST+ は VLAN 単位でイネーブルになります。デバイスは VLAN ごとに個別の STP インスタンスを維持します(STP をディセーブルに設定した VLAN を除きます)。デフォルト VLAN、およびユーザが作成した各 VLAN では、Rapid PVST+ がデフォルトでイネーブルです。


) デバイスで Rapid PVST+ を実行している場合、MST のプリプロビジョニングを行うことができます。メイン メニューで、Tools > Global Preferences > Pre Provisioning を選択し、この機能の有効化と表示を行う画面にアクセスしたり、画面を非表示にしたりできます。プリプロビジョニングについては、『Cisco DCNM Fundamentals Configuration Guide』を参照してください。


ここでは、次の内容について説明します。

「Rapid PVST+ のイネーブル化」

「デバイスのすべての STP パラメータをデフォルト値に設定」

「Rapid PVST+ の VLAN 単位でのディセーブル化またはイネーブル化」

「プライマリおよびセカンダリ ルートとスイッチ プライオリティの設定」

「Rapid PVST+ ポート プライオリティの設定」

「Rapid PVST+ パスコスト方式およびポート コストの設定」

「インターフェイス別にすべての Rapid PVST+ パラメータをデフォルト値に設定」

「VLAN の Rapid PVST+ hello タイムの設定」

「VLAN の Rapid PVST+ 転送遅延時間の設定」

「VLAN の Rapid PVST+ 最大エージング タイムの設定」

「リンク タイプの指定」

Rapid PVST+ のイネーブル化

Rapid PVST+ をディセーブル化した VLAN がある場合は、指定した VLAN で Rapid PVST+ を再度イネーブルにする必要があります。デバイスで MST がイネーブルな場合に、Rapid PVST+ を使用するには、そのデバイスで Rapid PVST+ をイネーブルにする必要があります。

「Rapid PVST+ の VLAN 単位でのディセーブル化またはイネーブル化」を参照してください。

デフォルトの STP モードは Rapid PVST+ です。同じ VDC 上で MST と Rapid PVST+ を同時に実行することはできません。


) スパニング ツリー モードを変更すると、すべてのスパニング ツリー インスタンスが前のモードで停止して新規モードで再開されるため、トラフィックが中断されます。


Spanning Tree ペインを使用して Rapid PVST+ をイネーブルにします(図4-9 を参照)。

図4-9 Rapid PVST+ のイネーブル化

 

手順の詳細


) デフォルトの STP モードは Rapid PVST+ です。Rapid PVST+ はデフォルトでイネーブルです。以前にデバイスのモードを MST に変更し、デバイスの STP モードを Rapid PVST+ に戻す場合にこの手順を使用します。


デバイスで Rapid PVST+ をイネーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree を選択して、Spanning Tree ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、Rapid PVST+ をイネーブルにするデバイスをクリックします。

Rapid PVST+ はすべての VLAN でデフォルトでイネーブルです。

ステップ 3 Protocol フィールドで、ドロップダウン リストをクリックして Rapid-PVST+ を選択します。

ステップ 4 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

デバイスのすべての STP パラメータをデフォルト値に設定

デバイスのすべての STP パラメータをデフォルト値に設定できます。これによって STP モードは Rapid PVST+ になります。

Spanning Tree ペインを使用してデバイスのすべての STP パラメータをデフォルト値に設定します(図4-9 を参照)。

手順の詳細

デバイスのすべての STP パラメータをデフォルト値に設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree を選択して、Spanning Tree ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、STP のデフォルト値に設定するデバイスをクリックします。

デフォルトの STP モードは Rapid PVST+ です。

ステップ 3 メニューバーで Spanning Tree > Set to default を選択します。

ステップ 4 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

Rapid PVST+ の VLAN 単位でのディセーブル化またはイネーブル化

Rapid PVST+ は VLAN 単位でイネーブルまたはディセーブルにできます。


) デフォルト VLAN、およびユーザが作成したすべての VLAN では、Rapid PVST+ がデフォルトでイネーブルです。


Rapid-PVST+ ペインを使用して VLAN 別に Rapid PVST+ をイネーブルまたはディセーブルにします(図4-10 を参照)。

図4-10 Rapid PVST+ の設定

 

手順の詳細

VLAN 別に Rapid PVST+ をイネーブルまたはディセーブルにするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree > Rapid-PVST+ を選択して、Rapid-PVST+ ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、 Device View タブをクリックします。

ステップ 3 Summary ペインで、イネーブルまたはディセーブルにする VLAN をクリックします。

Rapid PVST+ はすべての VLAN でデフォルトでイネーブルです。

ステップ 4 メニューバーで Rapid-PVST+ > Enable STP を選択します。


Rapid-PVST+ > Manage VLAN を選択すると、VLAN ペインに戻ります。


ステップ 5 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 


) VLAN 内のすべてのスイッチおよびブリッジでスパニング ツリーがディセーブルになっている場合以外は、VLAN 上でスパニング ツリーをディセーブルにしないでください。VLAN 内の一部のスイッチおよびブリッジでスパニング ツリーをディセーブルに設定し、同じ VLAN 内の残りのスイッチおよびブリッジではイネーブルのままにしておくことはできません。このような設定にすると、スパニング ツリーがイネーブルのスイッチおよびブリッジが、ネットワークの物理的トポロジに関して不完全な情報を得るので、予想外の結果が生じる可能性があります。



注意 物理的なループの存在しないトポロジであっても、スパニング ツリーをディセーブルにすることは推奨できません。スパニング ツリーは、設定およびケーブル接続の誤りに対するセーフガードの役割を果たします。VLAN 内に物理的なループが存在しないことを保証できる場合以外は、VLAN でスパニング ツリーをディセーブルにしないでください。

プライマリおよびセカンダリ ルートとスイッチ プライオリティの設定

ソフトウェアは、Rapid PVST+ が有効なアクティブ VLAN ごとに、STP インスタンスを個別に維持します。VLAN ごとに、最小のブリッジ ID を持つネットワーク装置が、その VLAN のルート ブリッジになります。

指定されたデバイスがルート ブリッジとして選択される可能性が高くなるように、プライマリおよびセカンダリ ルートまたは指定された VLAN のスイッチ プライオリティを設定できます。


) 特定のスイッチ プライオリティ値を設定するよりも、プライマリおよびセカンダリ ルートを指定することを推奨します。


複数のバックアップ ルート ブリッジを設定する場合は、複数のデバイスをセカンダリ ルートとして指定する必要があります。プライマリ ルート ブリッジを設定するときに使用したものと同じネットワーク直径および hello タイムをセカンダリ ルートに使用してください。

Rapid-PVST+ ペインを使用してデバイスを VLAN のプライマリ ルート ブリッジに設定します(図4-10 を参照)。

手順の詳細

Rapid PVST+ が有効な VLANで、デバイスがプライマリまたはセカンダリ ルート ブリッジになるよう設定する、あるいはスイッチ プライオリティを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree > Rapid-PVST+ を選択して、Rapid-PVST+ ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、 Device View タブをクリックします。

ステップ 3 Summary ペインで、デバイスをプライマリ ルートに設定する VLAN をクリックします。

Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 4 Details タブをクリックします。

ステップ 5 VLAN Setting セクションをクリックします。

VLAN Setting セクションの Switch Priority エリアでは、デバイスを特定の VLAN のプライマリまたはセカンダリ ルートに設定したり、スイッチ プライオリティを設定したりできます。

ステップ 6 (任意)Root フィールドでドロップダウン リストをクリックし、 primary をクリックしてデバイスを VLAN のプライマリ ルートに設定します。

ステップ 7 (任意)Root フィールドでドロップダウン リストをクリックし、 secondary をクリックしてデバイスを VLAN のセカンダリ ルートに設定します。

ステップ 8 (任意)Switch Priority エリアの Switch Priority フィールドでドロップダウン リストをクリックし、デバイスを VLAN のルート スイッチとして設定するための値を選択します。

デフォルト値は 32768 です。

ステップ 9 (任意)Diameter フィールドでドロップダウン リストをクリックし、直径に設定する値を選択します。

直径のデフォルト値は 7 です。

ステップ 10 (任意)Hello Time フィールドでドロップダウン リストをクリックし、hello メッセージの間に設定する秒数を選択します。

hello タイムのデフォルトは 2 秒です。

ステップ 11 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

Rapid PVST+ ポート プライオリティの設定

Rapid PVST+ に最初に選択させたい LAN ポートには低いプライオリティ値を、最後に選択させたい LAN ポートには最も高いプライオリティ値を割り当てることができます。すべての LAN ポートが同じプライオリティ値を使用している場合には、Rapid PVST+ は LAN ポート番号が最も小さい LAN ポートをフォワーディング ステートにして、残りの LAN ポートをブロックします。

デバイスは LAN ポートがアクセス ポートとして設定されている場合にはポート プライオリティ値を使用し、LAN ポートがトランク ポートとして設定されている場合には VLAN ポート プライオリティ値を使用します。

Rapid-PVST+ ペインを使用して Rapid PVST+ のポート プライオリティ値を割り当てます(図4-10 を参照)。

手順の詳細

個々のポートに Rapid PVST+ ポート プライオリティを割り当てるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree > Rapid-PVST+ を選択して、Rapid-PVST+ ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、 Device View タブをクリックします。

ステップ 3 Summary ペインで、ポート プライオリティを設定する VLAN をクリックします。

Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 4 Details タブをクリックします。

ステップ 5 Port Setting セクションをクリックします。

ステップ 6 プライオリティを設定するポートをクリックします。

ステップ 7 Priority フィールドでドロップダウン リストをクリックし、ポートの Rapid PVST+ プライオリティとして設定する値を選択します。

デフォルト値は 128 です。

ステップ 8 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

Rapid PVST+ パスコスト方式およびポート コストの設定

アクセス ポートでは、ポートごとにポート コストを割り当てることができます。トランク ポートでは、VLAN ごとにポート コストを割り当てることができます。トランク上のすべての VLAN に同じポート コストを設定できます。


) Rapid PVST+ モードでは、ショートまたはロング パスコスト方式を使用できます。パスコスト方式の設定は、インターフェイス サブモードまたはコンフィギュレーション サブモードで行います。デフォルト パスコスト方式はショートです。


Spanning Tree ペインを使用して Rapid PVST+ のパスコスト方式号を設定します(図4-9 を参照)。

Rapid-PVST+ ペインを使用してポートの Rapid PVST+ コストを設定します(図4-10 を参照)。

手順の詳細

Rapid PVST+ のパスコスト方式およびポート コストを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree を選択して、Spanning Tree ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、設定するデバイスをクリックします。

Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 3 Configuration タブをクリックします。

ステップ 4 Global Setting セクションをクリックします。

ステップ 5 Path Cost フィールドで、パスコスト方式としてロングまたはショートを選択します。

デフォルト パスコスト方式はショートです。

ステップ 6 メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。

ステップ 7 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree > Rapid-PVST+ を選択して、Rapid-PVST+ ペインを表示します。

ステップ 8 Summary ペインで、 Device View タブをクリックします。

ステップ 9 Summary ペインで、ポート プライオリティを設定する VLAN をクリックします。

Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 10 Details タブをクリックします。

ステップ 11 Port Setting セクションをクリックします。

ステップ 12 コストを設定するポートをクリックします。

ステップ 13 Cost フィールドで、 auto をクリックしてポートのコストをディセーブルにします。

デフォルト値は 128 です。

ステップ 14 値を入力してポートのコストを設定します。

デフォルト方式であるショート パスコスト方式で有効な値は 1 ~ 65535 です。ロング パスコスト方式で有効な値は 1 ~ 200000000 です。デフォルトのポート コストはポートの帯域幅によって決定されます。

ステップ 15 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

インターフェイス別にすべての Rapid PVST+ パラメータをデフォルト値に設定

Rapid-PVST+ ペインを使用して、デバイスで特定の VLAN の特定のインターフェイスに設定されたすべての STP パラメータをデフォルトの Rapid PVST+ 値にリセットします(図4-11 を参照)。

図4-11 Rapid PVST+ 値の設定

 

手順の詳細

デバイスで特定の VLAN のインターフェイスに設定されたすべての STP パラメータをデフォルト値に設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree > Rapid-PVST+ を選択して、Rapid-PVST+ ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、 Network View タブをクリックします。

ステップ 3 Summary ペインで、設定するデバイスをクリックします。

VLAN が含まれるデバイスが表示されます。

ステップ 4 デバイスをクリックします。

Summary ペインでデバイスが強調表示され、Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 5 Details ペインで、 Details タブをクリックします。

ステップ 6 Details タブで、 Port Setting セクションをクリックします。

選択したデバイスの VLAN のインターフェイスが表示されます。

ステップ 7 インターフェイスをクリックします。

選択したインターフェイスが強調表示されます。

ステップ 8 メニューバーで Rapid PVST+ > Set to default を選択します。

ステップ 9 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

VLAN の Rapid PVST+ hello タイムの設定

VLAN の Rapid PVST+ hello タイムを設定できます。


) この設定を使用する場合は、注意してください。スパニング ツリーが中断されることがあります。hello タイムを変更するには、通常、プライマリ ルートおよびセカンダリ ルートを設定することを推奨します。


Rapid-PVST+ ペインを使用して VLAN の hello タイムを設定します(図4-10 を参照)。

手順の詳細

Rapid PVST+ が有効な VLAN の hello タイムを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree > Rapid-PVST+ を選択して、Rapid-PVST+ ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、 Device View タブをクリックします。

ステップ 3 Summary ペインで、hello タイムを設定する VLAN をクリックします。

Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 4 Details タブをクリックします。

ステップ 5 VLAN Settings セクションをクリックします。

ステップ 6 Hello Time フィールドでドロップダウン リストをクリックし、hello メッセージの間に設定する秒数を選択します。

hello タイムのデフォルトは 2 秒です。

ステップ 7 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

VLAN の Rapid PVST+ 転送遅延時間の設定

Rapid PVST+ を使用している場合は、転送遅延時間を VLAN 単位で設定できます。

Rapid-PVST+ ペインを使用して VLAN の転送遅延時間を設定します(図4-10 を参照)。

手順の詳細

Rapid PVST+ が有効な VLAN の転送遅延時間を設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree > Rapid-PVST+ を選択して、Rapid-PVST+ ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、 Device View タブをクリックします。

ステップ 3 Summary ペインで、hello タイムを設定する VLAN をクリックします。

Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 4 Details タブをクリックします。

ステップ 5 VLAN Setting セクションをクリックします。

ステップ 6 Forward Delay Time フィールドで、転送遅延値に設定する秒数を入力します。

転送遅延時間のデフォルトは 15 秒です。

ステップ 7 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

VLAN の Rapid PVST+ 最大エージング タイムの設定

Rapid PVST+ を使用している場合は、最大エージング タイムを VLAN 単位で設定できます。

Rapid-PVST+ ペインを使用して VLAN の最大エージング タイムを設定します(図4-10 を参照)。

手順の詳細

Rapid PVST+ が有効な VLAN の最大エージング タイムを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree > Rapid-PVST+ を選択して、Rapid-PVST+ ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、 Device View タブをクリックします。

ステップ 3 Summary ペインで、hello タイムを設定する VLAN をクリックします。

Details ペインにタブが表示されます。

ステップ 4 Details タブをクリックします。

ステップ 5 VLAN Setting セクションをクリックします。

ステップ 6 Max Age Time フィールドで、BPDU が期限切れになるまでに必要な秒数を入力します。

最大エージング タイムのデフォルトは 20 秒です。

ステップ 7 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

リンク タイプの指定

高速接続(802.1w 標準)は、ポイントツーポイント リンク上にのみ確立されます。デフォルトでは、リンク タイプがインターフェイスのデュプレックス モードから制御されます。つまり、全二重ポートはポイントツーポイント接続とみなされ、半二重ポートは共有接続とみなされます。

リモート デバイスの単一ポートに、ポイントツーポイントで物理的に接続されている半二重リンクがある場合、リンク タイプのデフォルト設定を上書きして高速移行をイネーブルにできます。

リンクを共有に設定すると、STP は 802.1D にフォール バックします。

Spanning Tree ペインを使用してリンク タイプを設定します(図4-9 を参照)。

手順の詳細

リンク タイプを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 Feature Selector ペインで、 Switching > Spanning Tree を選択して、Spanning Tree ペインを表示します。

ステップ 2 Summary ペインで、デバイスをクリックします。

ステップ 3 Details ペインで、 Configuration タブをクリックします。

ステップ 4 Details ペインで、 Port Setting セクションをクリックします。

Port Setting セクションが展開します。

ステップ 5 Port Setting セクションで設定するインターフェイスをクリックします。

ステップ 6 Link Type カラムで、ドロップダウン リストをクリックしてリンク タイプを選択します。

Link Type のデフォルトは Auto です。

ステップ 7 (任意)メニューバーで File > Deploy を選択し、デバイスに変更を適用します。


 

統計情報の表示

Statistics タブに次のウィンドウが表示されます。

Spanning Tree Statistics ― 送受信した BPDU を含む Rapid PVST+ の情報を表示します。

Rapid PVST+ のフィールドの説明

これらのフィールドの説明は、Rapid PVST+ の設定に使用されます。ここでは、次の内容について説明します。

「Device ビュー:VLAN:Details:VLAN Setting セクション」

「Device ビュー:VLAN:Details:Port Setting セクション」

「Network ビュー:デバイス:Details:VLAN Setting セクション」

「Network ビュー:デバイス:Details:Port Setting セクション」

Device ビュー:VLAN:Details:VLAN Setting セクション

 

表4-5 Device ビュー:VLAN:Details:VLAN Setting セクション

フィールド
説明

VLAN

表示のみ 。VLAN を一意に識別する番号

Device

表示のみ 。デバイス名

Name

表示のみ 。VLAN 名。デフォルトの名前は VLANXXXX です。

Type

表示のみ 。VLAN のタイプ。有効な値は以下のとおりです。

Normal

Primary

Secondary

Status

表示のみ 。VLAN の STP の動作ステータス

Root Bridge MAC Address

表示のみ 。ルート ブリッジの MAC アドレス

Hello Time

デバイスでの hello メッセージのブロードキャスト間隔。デフォルト値は、2 秒です。

Forward Delay Time

ポートが転送を開始する前にラーニング ステートでいる期間。デフォルト値は、15 秒です。

Max Age Time

プロトコル情報がポートに保管される期間。デフォルト値は、20 秒です。

STP

VLAN で STP がイネーブル/ディセーブルかのステータス。デフォルト値は Enabled です。

Switch Priority

Switch Priority

ブリッジのプライオリティ。デフォルト値は 32768 です。

Root

Rapid PVST+ のプライマリまたはセカンダリ ルート。デフォルトは、ブランクです。

Diameter

レイヤ 2 ネットワークにおいて任意の 2 つのエンド ステーション間で許可される最大ホップ数。デフォルトは、ブランクです。

Hello Time

hello メッセージのブロードキャスト間隔。デフォルトは、ブランクです。

Port Status

Total Ports

表示のみ 。VLAN に含まれるポート数

Blocking Ports

表示のみ 。VLAN に含まれるポートで STP ブロッキング ステートのポート数

Forwarding Ports

表示のみ 。VLAN に含まれるポートで STP フォワーディング ステートのポート数

Device ビュー:VLAN:Details:Port Setting セクション

 

表4-6 Device ビュー:VLAN:Details:Port Setting セクション

フィールド
説明

Name

表示のみ 。ポート名

Mode

表示のみ 。ポート モード

Configuration

Priority

STP ポート プライオリティ。デフォルト値は 128 です。

Cost

Auto ― インターフェイスのメディア速度から得た STP ポート コスト

Value ― 手動で設定したポート コスト。有効値は 1 ~ 200000000 です。

Status

Role

表示のみ 。Rapid PVST+ ポート ロール。有効な値は以下のとおりです。

Root port

Designated port

Alternate port

Backup port

Disabled

State

表示のみ 。Rapid PVST+ ポート ステート。有効な値は以下のとおりです。

Blocking

Learning

Forwarding

Disabled

Priority

表示のみ 。STP ポート プライオリティ。デフォルト値は 128 です。

Cost

表示のみ 。STP ポート コスト。コスト値はインターフェイスのメディア スピードから取得します。有効値は 1 ~ 200000000 です。

Link Type

表示のみ 。リンク タイプ。デフォルトは自動です。

Network ビュー:デバイス:Details:VLAN Setting セクション

 

表4-7 Network ビュー:デバイス:Details:VLAN Setting セクション

フィールド
説明

VLAN

表示のみ 。VLAN を一意に識別する番号

Device

表示のみ 。デバイス名

Name

表示のみ 。VLAN 名。デフォルトの名前は VLANXXXX です。

Type

表示のみ 。VLAN のタイプ。有効な値は以下のとおりです。

Normal

Primary

Secondary

Status

表示のみ 。VLAN の STP の動作ステータス

Root Bridge MAC Address

表示のみ 。ルート ブリッジの MAC アドレス

Hello Time

デバイスでの hello メッセージのブロードキャスト間隔。デフォルト値は、2 秒です。

Forward Delay Time

ポートが転送を開始する前にラーニング ステートでいる期間。デフォルト値は、15 秒です。

Max Age Time

プロトコル情報がポートに保管される期間。デフォルト値は、20 秒です。

STP

VLAN で STP がイネーブル/ディセーブルかのステータス。デフォルト値は Enabled です。

Switch Priority

Switch Priority

ブリッジのプライオリティ。デフォルト値は 32768 です。

Root

Rapid PVST+ のプライマリまたはセカンダリ ルート。デフォルトは、ブランクです。

Diameter

レイヤ 2 ネットワークにおいて任意の 2 つのエンド ステーション間で許可される最大ホップ数。デフォルトは、ブランクです。

Hello Time

hello メッセージのブロードキャスト間隔。デフォルトは、ブランクです。

Port Status

Total Ports

表示のみ 。VLAN に含まれるポート数

Blocking Ports

表示のみ 。VLAN に含まれるポートで STP ブロッキング ステートのポート数

Forwarding Ports

表示のみ 。VLAN に含まれるポートで STP フォワーディング ステートのポート数

Network ビュー:デバイス:Details:Port Setting セクション

 

表4-8 Network ビュー:デバイス:Details:Port Setting セクション

フィールド
説明

Name

表示のみ 。ポート名

Mode

表示のみ 。ポート モード

Configuration

Priority

STP ポート プライオリティ。デフォルト値は 128 です。

Cost

Auto ― インターフェイスのメディア速度から得た STP ポート コスト

Value ― 手動で設定したポート コスト。有効値は 1 ~ 200000000 です。

Status

Role

表示のみ 。Rapid PVST+ ポート ロール。有効な値は以下のとおりです。

Root port

Designated port

Alternate port

Backup port

Disabled

State

表示のみ 。Rapid PVST+ ポート ステート。有効な値は以下のとおりです。

Blocking

Learning

Forwarding

Disabled

Priority

表示のみ 。STP ポート プライオリティ。デフォルト値は 128 です。

Cost

表示のみ 。STP ポート コスト。コスト値はインターフェイスのメディア スピードから取得します。有効値は 1 ~ 200000000 です。

Link Type

表示のみ 。リンク タイプ。有効値は shared と point-to-point です。

追加情報

Rapid PVST+ の実装に関する追加情報は、次のセクションを参照してください。

「関連資料」

「標準規格」

「MIB」

関連資料

 

関連トピック
マニュアル名

すべての VLAN

「VLAN の設定」

MST

「MST の設定」

STP 拡張機能

「STP 拡張機能の設定」

NX-OS レイヤ 2 スイッチングの設定

Cisco NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide

レイヤ 2 インターフェイス

Cisco DCNM Interfaces Configuration Guide

DCNM の基本

Cisco DCNM Fundamentals Configuration Guide

ハイ アベイラビリティ

Cisco NX-OS High Availability and Redundancy Guide

システム管理

Cisco NX-OS System Management Configuration Guide

VDC

Cisco DCNM Virtual Device Context Configuration Guide

ライセンス

Cisco DCNM Licensing Guide

リリース ノート

Cisco DCNM Release Notes, Release 4.0

標準規格

 

標準規格
タイトル

IEEE 802.1Q-2006(従来の IEEE 802.1s)、IEEE 802.1D-2004(従来の IEEE 802.1w)、IEEE 802.1D、IEEE 802.1t

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MIB

 

MIB
MIB リンク

CISCO-STP-EXTENSION-MIB

BRIDGE-MIB

次の URL から、MIB の検索およびダウンロードができます。

http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml