Cisco DCNM Fundamentals コンフィギュレーション ガイドRelease 4.0
トポロジの作業
トポロジの作業
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

トポロジの作業

トポロジの概要

トポロジのライセンス要件

トポロジ機能の前提条件

注意事項および制約事項

トポロジ機能の使用方法

トポロジ マップの表示

その他のビューの表示/非表示

トポロジ マップからの他の DCNM 機能へのアクセス

トポロジ マップ上のデバイスの移動

保存したレイアウトのリロード

JPG イメージでのトポロジのエクスポート

アカウンティングおよびシステム ログのポーリング頻度の設定

トポロジのフィールドの説明

トポロジ ツールバー

関連資料

トポロジの作業

この章では、Cisco Data Center Network Manager(DCNM)のトポロジ機能の使用方法について説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

「トポロジの概要」

「トポロジのライセンス要件」

「トポロジ機能の前提条件」

「注意事項および制約事項」

「トポロジ機能の使用方法」

「トポロジのフィールドの説明」

「関連資料」

トポロジの概要

トロポジ機能では、Cisco Discovery Protocol(CDP)によってリンクされた Cisco Nexus 7000 シリーズのデバイス、および Catalyst 6500 シリーズ スイッチなどの Cisco IOS ソフトウェア実装スイッチのトポロジ マップを表示できます。Nexus デバイスの場合、マップに Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)の詳細が表示されます。

DCNM は新しい情報を受信すると、DCNM クライアントのマップをダイナミックにアップデートします。デフォルトでは、1 分間に 1 回、アップデートが実行されます。リンク ダウン、または VDC の作成、削除、変更など、リンクおよびデバイスのステータスの変更を確認できます。

マップには最新情報が表示されるので、この情報を使用して、進行中のネットワーク管理の問題についてトラブルシューティングを行うことができます。

デバイス アイコンのレイアウトは、変更および保存できます。また、マップを使用して、管理対象デバイスの機能を迅速に設定することもできます。

トポロジのライセンス要件

次の表に、この機能のライセンス要件を示します。

 

製品
ライセンス要件

DCNM

トポロジ機能にライセンスは不要です。ライセンス パッケージに含まれていない機能は、Cisco DCNM にバンドルされているので、追加料金なしで利用できます。DCNM のライセンス スキームに関する詳細は、『 Cisco DCNM Licensing Guide 』を参照してください。

トポロジ機能の前提条件

トポロジ機能の前提条件は、次のとおりです。

次の内容について熟知している必要があります。

Cisco NX-OS

VDC

Cisco Nexus 7000 シリーズ

CDP

トポロジ マップに表示するデバイスは、デバイス上で CDP がグローバルでイネーブルに設定されているとともに、デバイス ディスカバリに使用するインターフェイス上でもイネーブルに設定されている必要があります。

注意事項および制約事項

トポロジ機能には、次の構成に関する注意事項と制限事項があります。

トポロジ機能にはライセンスは不要ですが、トポロジに表示されるデフォルト以外の VDC を管理するには、LAN エンタープライズ ライセンスが必要です。

トポロジ機能によるトポロジ変更は、アカウンティングおよびシステム ログのポーリング頻度で実行されます。デフォルトのポーリング頻度は、1 分です。

トポロジ機能の使用方法

図6-1に、トポロジ機能の Contents ペインを示します。

図6-1 トポロジの Contents ペイン

 

ここでは、次の内容について説明します。

「トポロジ マップの表示」

「その他のビューの表示/非表示」

「トポロジ マップからの他の DCNM 機能へのアクセス」

「トポロジ マップ上のデバイスの移動」

「保存したレイアウトのリロード」

「JPG イメージでのトポロジのエクスポート」

「アカウンティングおよびシステム ログのポーリング頻度の設定」

トポロジ マップの表示

トポロジ マップを表示できます。DCNM クライアントには、マップを拡大およびパン操作するツールがあります。

マップには、Nexus 7000 シリーズ デバイス、Cisco IOS ソフトウェア実装スイッチ、およびデバイス間の CDP リンクが表示されます。リンクの色には、次の意味があります。

濃いグレー ― 2 つのデバイス間の物理リンクはアクティブです。

薄いグレー ― 一方のデバイスが到達不能です。

レッド ― 2 つのデバイス間のすべての物理リンクがダウンしています。

また、リンクがシングル ポート リンクであるかマルチ ポート リンクであるかは、次のように示されます。

シングル ポート リンク ― 2 つのデバイスが単一リンクで接続している場合、マップ上の 2 つのデバイスは細いラインで接続されます。ラインの両端のポート アイコンは、シングル ポートです。

マルチ ポート リンク ― 2 つのデバイスが複数のリンクで接続している場合、マップ上の 2 つのデバイスは太いラインで接続されます。ラインの両端のポート アイコンは、2 ポートです。

手順の詳細

トポロジを表示する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Feature Selector(機能選択)] ペインで、[ Topology > Topology View ] を選択します。

[Contents(コンテンツ)] ペインに、トポロジ マップが表示されます。トポロジ マップの左側には、トポロジ ツールバーが表示されます。


) トポロジ ツールバーのアイコンの名前を表示するには、マウス ポインタをアイコンに移動します。しばらくすると、アイコンの名前が表示されます。


ステップ 2 トポロジ ツールバーからマップを移動またはパン操作するには、 アイコンをクリックし、トポロジ マップ上の任意の場所をクリックします。マウス ボタンを押したまま、マップを任意の方向にドラッグし、マウス ボタンを放します。

ステップ 3 拡大表示を制御するには、次のいずれかを実行します。

マップの特定の領域を拡大表示するには、トポロジ ツールバーで アイコンをクリックし、マップ上をクリックしてドラッグし、拡大表示したい領域を選択して、マウス ボタンを放します。

トポロジ ツールバーから拡大表示するには、 アイコンをクリックします。

トポロジ ツールバーから縮小表示するには、 アイコンをクリックします。

トポロジ マップ全体を[Contents] ペインのサイズで表示するには、 アイコンをクリックします。

デフォルトの拡大表示にリセットするには、 アイコンをクリックします。

ステップ 4 すべての Nexus デバイスの VDC を表示、または非表示にするには、マップ上の空白部分を右クリックして、[ Show All VDC ] または[ Hide All VDC ] を選択します。

ステップ 5 1 つの Nexus デバイスの VDC を表示、または非表示にするには、Nexus デバイスのアイコンを右クリックして、[ Show VDC ] または[ Hide VDC ] を選択します。


 

その他のビューの表示/非表示

次の 3 つのトポロジ ビューを、追加で表示または非表示に設定できます。

トポロジ ツリー

デバイス プロパティ

デバイス概要

これらの各ビューは、トポロジ ツールバーのアイコンをクリックすることによって、表示と非表示を切り換えることができます。

手順の詳細

他のビューを表示または非表示にする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Feature Selector] ペインで、[ Topology > Topology View ] を選択します。

[Contents] ペインに、トポロジ マップが表示されます。トポロジ マップの左側には、トポロジ ツールバーが表示されます。


) トポロジ ツールバーのアイコンの名前を表示するには、マウス ポインタをアイコンに移動します。しばらくすると、アイコンの名前が表示されます。


ステップ 2 トポロジ ツリーを表示または非表示にするには、 アイコンをクリックします。

トポロジ ツールバーとマップの中間に、[Topology Tree(トポロジ ツリー)] ペインが表示されます。

ステップ 3 デバイス プロパティを表示または非表示にするには、 アイコンをクリックします。

トポロジ ツールバーとマップの中間に、[Device Properties(デバイス プロパティ)] ペインが表示されます。

ステップ 4 デバイス概要を表示または非表示にするには、 アイコンをクリックします。

トポロジ ツールバーとマップの中間に、[Device Overview(デバイス概要)] ペインが表示されます。


 

トポロジ マップからの他の DCNM 機能へのアクセス

トポロジ マップを使用して、管理対象デバイス用の DCNM 機能にアクセスできます。アクセスできる機能または機能グループは、次のとおりです。

Inventory(コンポーネント)

VDC

Interfaces(インターフェイス)

Switching(スイッチング)

Security(セキュリティ)

また、トポロジ マップを使用して Device Discovery(デバイス ディスカバリ)機能にアクセスすることもできます。

手順の詳細

トポロジ マップから機能にアクセスする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Feature Selector] ペインで、[ Topology > Topology View ] を選択します。

[Contents] ペインに、トポロジ マップが表示されます。トポロジ マップの左側には、トポロジ ツールバーが表示されます。


) トポロジ ツールバーのアイコンの名前を表示するには、マウス ポインタをアイコンに移動します。しばらくすると、アイコンの名前が表示されます。


ステップ 2 特定の管理対象デバイス用の DCNM 機能にアクセスするには、次の作業を行います。

a. トポロジ マップでデバイスを検索します。詳細については、「トポロジ マップの表示」を参照してください。

b. デバイスを右クリックして、設定したい機能を選択します。

[Contents] ペインに、選択した機能が表示されます。トポロジ マップで選択したデバイスが、[Summary] テーブルの機能で選択されます。

c. (オプション)選択した機能の状況依存ヘルプを表示するには、 F1 を押します。

ステップ 3 (オプション)デバイス ディスカバリ機能にアクセスするには、マップ上の空白部分を右クリックして、[ Discover Device ] を選択します。

[Contents] ペインに、デバイス ディスカバリ機能が表示されます。


 

トポロジ マップ上のデバイスの移動

トポロジ マップに表示されているデバイス アイコンを移動できます。

また、レイアウトを保存しておいて、以降でリロードして変更したり、最後に保存したレイアウトに戻すことができます。詳細については、「保存したレイアウトのリロード」を参照してください。

保存したレイアウトは、DCNM クライアントの起動時にトポロジ マップに表示されるデフォルトのレイアウトになります。


) DCNM クライアントは、クライアントを実行しているコンピュータ上に、レイアウトをローカル ユーザ データとして保存します。DCNM クライアントを使用する場合は、他のコンピュータ上に保存したトポロジ レイアウトや、別のユーザ名でログインして保存したトポロジ レイアウトにアクセスする必要はありません。


手順の詳細

トポロジ マップ上のデバイスを移動する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Feature Selector] ペインで、[ Topology > Topology View ] を選択します。

[Contents] ペインに、トポロジ マップが表示されます。トポロジ マップの左側には、トポロジ ツールバーが表示されます。


) トポロジ ツールバーのアイコンの名前を表示するには、マウス ポインタをアイコンに移動します。しばらくすると、アイコンの名前が表示されます。


ステップ 2 トポロジ ツールバーで、 アイコンを選択します。

ステップ 3 必要に応じて、デバイス アイコンを検索して、移動します。アイコンを移動するには、デバイス アイコン上をクリックし、マウス ボタンを押しながら、アイコンを移動先までドラッグして、マウス ボタンを放します。

必要に応じて、ズームおよびパン操作を使用して、アイコンを検索できます。詳細については、「トポロジ マップの表示」を参照してください。

ステップ 4 (オプション)デバイス アイコンのレイアウト変更を保存する場合は、 アイコンをクリックします。


 

保存したレイアウトのリロード

最後に保存したレイアウトをロードできます。この機能により、レイアウトの最後の保存後に行ったデバイス配置の変更を取り消すことができます。


) DCNM クライアントは、クライアントを実行しているコンピュータ上に、レイアウトをローカル ユーザ データとして保存します。DCNM クライアントを使用する場合は、他のコンピュータ上に保存したトポロジ レイアウトや、別のユーザ名でログインして保存したトポロジ レイアウトにアクセスする必要はありません。


手順の詳細

保存したレイアウトをリロードする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Feature Selector] ペインで、[ Topology > Topology View ] を選択します。

[Contents] ペインに、トポロジ マップが表示されます。トポロジ マップの左側には、トポロジ ツールバーが表示されます。


) トポロジ ツールバーのアイコンの名前を表示するには、マウス ポインタをアイコンに移動します。しばらくすると、アイコンの名前が表示されます。


ステップ 2 トポロジ ツールバーで、 アイコンを選択します。

トポロジ マップが変更され、最後に保存したレイアウトに戻ります。


 

JPG イメージでのトポロジのエクスポート

トポロジ マップの JPG イメージをエクスポートまたは保存できます。JPG イメージとして作成できるのは、JPG ファイルの保存時に DCNM クライアントに表示されていたトポロジだけです。

手順の詳細

トポロジ マップの表示部分を JPG イメージとしてエクスポートする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 [Feature Selector] ペインで、[ Topology > Topology View ] を選択します。

[Contents] ペインに、トポロジ マップが表示されます。トポロジ マップの左側には、トポロジ ツールバーが表示されます。


) トポロジ ツールバーのアイコンの名前を表示するには、マウス ポインタをアイコンに移動します。しばらくすると、アイコンの名前が表示されます。


ステップ 2 トポロジ マップを、保存したい状態で表示します。詳細については、「トポロジ マップの表示」を参照してください。

ステップ 3 必要に応じて、デバイス アイコンを配置します。詳細については、「トポロジ マップ上のデバイスの移動」を参照してください。

ステップ 4 トポロジ ツールバーで、 アイコンを選択します。

ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 5 JPG イメージの保存先とファイル名を指定して、[ Save ] をクリックします。

トポロジ マップの表示部分が、JPG イメージとして保存されます。


 

アカウンティングおよびシステム ログのポーリング頻度の設定

DCNM サーバが管理対象デバイスからアカウンティングおよびシステム ログを取得する頻度を設定できます。この設定により、トポロジの変更によって、DCNM クライアントのトポロジ機能が更新される頻度が決まります。

手順の詳細

アカウンティングおよびシステム ログのポーリング頻度を設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 メニュー バーで、[ Tools > Preferences ] を選択します。

[Global Preferences] ダイアログボックスが表示されます。[Administration] セクションの[Polling Frequency for Accounting and System Log] ドロップダウン リストに、現在のポーリング頻度が表示されます。

デフォルトのポーリング頻度は、1 分です。

ステップ 2 [Polling Frequency for Accounting and System Log] ドロップダウン リストから、新しいポーリング頻度を選択します。

ステップ 3 OK ] をクリックします。


 

トポロジのフィールドの説明

ここでは、トポロジの次のフィールドについて説明します。

「トポロジ ツールバー」

トポロジ ツールバー

 

表6-1 トポロジ ツールバー

フィールド
説明

Pan(パン)

トポロジ マップをクリックしてドラッグできます。

Select(選択)

ネットワーク デバイスを選択できます。

Zoom in Rect(領域を拡大)

トポロジ マップ上でマウス ポインタをクリックしてドラッグし、領域を選択して、拡大表示します。

Zoom In(拡大)

トポロジ マップを拡大表示します。

Zoom Out(縮小)

トポロジ マップを縮小表示します。

Fit to View(全体を表示)

トポロジ マップ全体を、[Contents] ペインのサイズで表示します。

Reset Zoom(ズーム リセット)

トポロジ マップの拡大表示を、デフォルトのサイズに戻します。

Hide/Show Overview(概要の表示/非表示)

[Overview] ペインの表示/非表示を切り換えます。

Reload Previous Layout(保存レイアウトのリロード)

最後に保存したトポロジ レイアウトをリロードします。

Save Layout(レイアウトの保存)

トポロジ マップのネットワーク デバイスのレイアウトを保存します。

Hide/Show Topology Tree(トポロジ ツリーの表示/非表示)

[Topology Tree] ペインの表示/非表示を切り換えます。

Hide/Show Properties(プロパティの表示/非表示)

[Properties] ペインの表示/非表示を切り換えます。

Export as JPG(JPG 形式でエクスポート)

トポロジ マップの表示部分を JPG イメージ ファイルとしてエクスポートします。

関連資料

トポロジの実装に関連する補足情報については、次を参照してください。

 

関連事項
タイトル

VDC

Cisco DCNM Virtual Device Context Configuration Guide

Cisco Nexus 7000 シリーズ デバイス

Cisco Nexus 7000 Series Hardware Installation and Reference Guide

デバイス ディスカバリ

「デバイス ディスカバリの管理」