Cisco DCNM Fundamentals コンフィギュレーション ガイドRelease 4.0
DCNM のトラブルシューティング
DCNM のトラブルシューティング
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

DCNM のトラブルシューティング

ライセンス要件

初期トラブルシューティング チェックリスト

DCNM を使用するときのヒント

Events タブに表示されるイベント数がイベント ブラウザに表示されるイベント数よりも少ない

イベント ブラウザの円グラフの表示が小さな数値に関して不正確である

DCNM サーバのインストールに関する問題

Postgres データベースのインストールが失敗する

存在しないはずの古いインストールが見つかった

DCNM サーバの起動に関する問題

DCNM サーバを起動できない

DCNM クライアントに関する問題

サーバから DCNM クライアントをダウンロードできない

DCNM クライアントを起動できない

DCNM クライアントにログインできない

クライアントと DCNM サーバとの接続が失われる

デバイス ディスカバリまたはデバイス スタータスに関する問題

デバイス管理に関する問題

イベント ブラジングに関する問題

ライセンス要件

一部の DCNM 機能はライセンスによってイネーブルになります。詳細については、『 Cisco DCNM Licensing Guide 』を参照してください。

次の各機能は、LAN Enterprise ライセンスがインストールされている場合のみ、DCNM 内でイネーブルになります。

802.1x

Gateway Load Balancing Protocol(GLBP; ゲートウェイ ロード バランシング プロトコル)

オブジェクト トラッキング

キーチェーン管理

DHCP スヌーピング

Dynamic ARP Inspection(DAI; ダイナミック ARP インスペクション)

ARP アクセス コントロール リスト(ACL)

IPソース ガード

トラフィック ストーム制御

ポート セキュリティ

IP トンネル

Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)

Nexus シャーシ内 VDC のトポロジー ビュー

履歴統計データの表示

初期トラブルシューティング チェックリスト

DCNM で発生した問題のトラブルシューティングを開始するには、まず次の点を確認します。

 

チェックリスト
確認

互換性のある Java バージョンがインストールされている。Java 1.5.0 を推奨します。

 

DCNM がファイアウォールの背後にインストールされている場合、ファイアウォール内の必要なポートが開いている。

 

DCNM クライアントと DCNM サーバで同じバージョンがインストールされている。

 

DCNM を使用するときのヒント

このセクションでは、次の内容について説明します。

「Events タブに表示されるイベント数がイベント ブラウザに表示されるイベント数よりも少ない」

「イベント ブラウザの円グラフの表示が小さな数値に関して不正確である」

Events タブに表示されるイベント数がイベント ブラウザに表示されるイベント数よりも少ない

イベント ブラウザ機能は DCNM が受信したすべてのメッセージを表示します。これには、DCNM によってサポートされていない機能に属するメッセージも含まれます。

[Events] タブには、現在選択されている機能のステータスを反映するメッセージだけが表示されます。これは、一部の機能では、その機能に関して発生する可能性のあるメッセージのサブセットになります。

イベント ブラウザの円グラフの表示が小さな数値に関して不正確である

イベント ブラウザの円グラフでは、円全体の 5% に満たない扇形のサイズが正しく表示されないことがあります(数値は正しく表示されます)。

DCNM サーバのインストールに関する問題

ここでは、次の内容について説明します。

「Postgres データベースのインストールが失敗する」

「存在しないはずの古いインストールが見つかった」

Postgres データベースのインストールが失敗する

Postgres のインストール失敗に関する現象については、 表10-1 を確認してください。問題を説明する各症状について、どの原因が当てはまるかを決定し、対応する解決策に従ってください。

 

表10-1 Postgres データベースのインストールが失敗する

症状
考えられる原因
解決策

Postgres データベースのインストールが失敗する

Postgres サービスの実行用に指定したユーザ名がサーバ上に既に存在している。

異なるユーザ名を指定するか、サーバの既存のユーザ名を削除します。

Cisco Security Agent などの侵入検知ソフトウェアによってインストールがブロックされている。

侵入検知ソフトウェアを一時的にディセーブルにして、DCNM を再インストールします。

存在しないはずの古いインストールが見つかった

インストール時に、古いインストールが存在しているという間違ったメッセージが表示されることがあります。

これは、次のファイルがサーバ上で見つかると起こります

C:\Program Files\Zero G Registry\.com.zerog.registry.xml
 

上のファイルを削除して、DCNM のインストールを再起動します。

DCNM サーバの起動に関する問題

ここでは、次の内容について説明します。

「DCNM サーバを起動できない」

DCNM サーバを起動できない

表10-2 をチェックして、DCNM クライアントのダウンロードに関する症状が出ていないか確認してください。問題を説明する各症状について、どの原因が当てはまるかを決定し、対応する解決策に従ってください。

 

表10-2 DCNM サーバを起動できない

症状
考えられる原因
解決策

DCNM サーバを起動できない。

Postgres データベースがインストールされていない。

「Postgres データベースのインストールが失敗する」を参照してください。

Postgres サービスが実行されていない。

Postgres サービスを起動します。[ スタート > プログラム > Postgres 8.2 > Start Service ] の順に選択してください。

Postgres のユーザ証明書に誤りがある。

Postgres のユーザ証明書を修正して、DCNM サーバを再起動します。

サーバが使用するポートが既に使用されている。

1. サーバ ログをチェックして、「ポート port-number が使用中です」などのメッセージが出力されていないか確認します。サーバ ログは次のファイルに記録されます。

Installation_directory \jboss-4.2.2.GA\server\dcnm\server.log

2. 当該ポートを使用しているアプリケーションを調べて、アプリケーションを停止または再構成します。

3. DCNM サーバを再起動します。

DCNM クライアントに関する問題

ここでは、次の内容について説明します。

「サーバから DCNM クライアントをダウンロードできない」

「DCNM クライアントを起動できない」

「DCNM クライアントにログインできない」

「クライアントと DCNM サーバとの接続が失われる」

サーバから DCNM クライアントをダウンロードできない

表10-3 をチェックして、DCNM クライアントのダウンロードに関する症状が出ていないか確認してください。問題を説明する各症状について、どの原因が当てはまるかを決定し、対応する解決策に従ってください。

 

表10-3 サーバから DCNM クライアントをダウンロードできない

症状
考えられる原因
解決策

サーバから DCNM クライアントをダウンロードできない。

URL または Web サーバ ポートが間違っている。

ポート番号も含め、正しい URL を使用していることを確認します。

TCP ポートがゲートウェイ デバイスによってブロックされている。

ファイアウォール内の TCP ポートを開きます。

DCNM クライアントを起動できない

表10-4 をチェックして、DCNM クライアントの起動に関する症状が出ていないか確認してください。問題を説明する各症状について、どの原因が当てはまるかを決定し、対応する解決策に従ってください。

 

表10-4 DCNM クライアントを起動できない

症状
考えられる原因
解決策

DCNM クライアントを起動できない

Java の適切なバージョンがインストールされていない。

Java Runtime Environment(JRE; Java ランタイム環境)のサポートされているバージョンをインストールします。サポートされている Java のバージョンに関する最新情報については、次の Web サイトで公開されている『 Cisco DCNM Release, Notes, Release 4.0 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/datacenter/sw/4_0/dcnm/release/notes/dcnm_4_0_relnotes.html

DCNM クライアントにログインできない

表10-5 をチェックして、DCNM クライアントのログインに関する症状が出ていないか確認してください。問題を説明する各症状について、どの原因が当てはまるかを決定し、対応する解決策に従ってください。

 

表10-5 DCNM クライアントにログインできない

症状
考えられる原因
解決策

DCNM クライアントにログインできない

パスワードを忘れた。

DCNM 管理者にパスワードのリセットを依頼します。

DCNM への管理アクセスが可能なユーザがいない場合は、DCNM サーバを停止し、データベースをクリーンアップしてから、DCNM サーバを再起動します。その後、デフォルトの管理者アカウントを使用して、DCNM にアクセスします。

DCNM サーバがダウンしている。

DCNM サーバを再起動します。「DCNMサーバの起動」を参照してください。

DCNM サーバが到達不能である。

DCNM クライアントを実行しているコンピュータが、DCNM クライアントをリモート コンピュータから使用するためのネットワーク要件を満たしていることを確認します。

DCNM クライアントにログインしようとすると、「DCNM サーバ hostname を DNS で解決できません。DCNM サーバの有効な DNS エントリが存在することを確認してください」というエラー メッセージが表示される。

ログイン時にあるホスト名を使用して DCNM サーバを指定したが、その DCNM サーバのエントリが DNS に存在しない。

自社ネットワーク上の DNS に、DCNM サーバ ホスト名のエントリが存在することを確認してください。

クライアントと DCNM サーバとの接続が失われる

表10-6 をチェックして、DCNM クライアントとサーバとの接続性の喪失に関する症状が出ていないか確認してください。問題を説明する各症状について、どの原因が当てはまるかを決定し、対応する解決策に従ってください。

 

表10-6 クライアントと DCNM サーバとの接続が失われる

症状
考えられる原因
解決策

クライアントとサーバとの接続が失われる。

クライアントのウィンドウがピンクになる。

クライアントでエラーが発生している。

クライアントを再起動します。

DCNM サーバがダウンしている。

DCNM サーバを再起動します。「DCNMサーバの起動」を参照してください。

DCNM サーバが到達不能である。

ネットワークを調査して、DCNM クライアントをリモート コンピュータから使用するためのネットワーク要件を満たしているかどうか確認します。

デバイス ディスカバリまたはデバイス スタータスに関する問題

表10-7 をチェックして、デバイス ディスカバリまたはデバイス ステータスの問題に関する症状が出ていないか確認します。問題を説明する各症状について、どの原因が当てはまるかを決定し、対応する解決策に従ってください。

 

表10-7 デバイス ディスカバリまたはデバイス スタータスに関する問題

症状
考えられる原因
解決策

デバイス ディスカバリ タスクでエラーが発生する。

デバイス ステータスが「Unmanaged(管理対象外)」または「Unreachable(到達不能)」になる。

間違ったデバイス証明書が提出された。

ユーザ名とパスワードを再入力し、デバイスを再検出します。

シード デバイスの CDP ネイバーを検出する場合は、提出する証明書が検出対象のすべてのデバイスで有効であることを確認してください。

SSH サーバがデバイス上でディセーブルになっている。

デバイス上の SSH サーバを再度イネーブル化して、デバイスを再検出します。

デバイスがサポートしている SSH セッションの最大数に達した。

デバイス上のユーザ セッション数を確認します。少なくとも 1 つの接続を解放してから、デバイスを再検出します。

CDP が、デバイス上、または DCNM サーバが接続するデバイス インターフェイス上でディセーブルになっている。

CDP が、グローバル単位でも、DCNM サーバが接続する特定のインターフェイス上でもイネーブルになっていることを確認します。

DCNM サーバが接続するデバイス インターフェイスがシャットダウンされている。

DCNM サーバが接続するデバイス インターフェイスがアップ状態になっていることを確認します。

ディスカバリが完了する前にデバイスが再起動またはシャットダウンされた。

デバイスが動作していることを確認し、デバイスを再検出します。

DCNM サーバがデバイスに到達できない。

デバイス管理のためのネットワーク要件が満たされていることを確認します。「NX-OS デバイスの設定要件」を参照してください。

デバイス管理に関する問題

表10-8 をチェックして、デバイス管理に関する症状が出ていないか確認します。問題を説明する各症状について、どの原因が当てはまるかを決定し、対応する解決策に従ってください。

 

表10-8 デバイス管理に関する問題

症状
考えられる原因
解決策

クライアントに、デバイス設定情報が古いと表示される。

DCNM サーバがダウンした。

次のどちらかを実行します。

デバイスを再検出します。詳細については、「デバイスの検出」を参照してください。

DCNM サーバをクリーンなデータベースで再起動します。サーバが長期間に渡ってダウンしていた場合は、この解決策を推奨します。

イベント ブラジングに関する問題

表10-9 をチェックして、イベント ブラジングに関する症状が出ていないか確認します。問題を説明する各症状について、どの原因が当てはまるかを決定し、対応する解決策に従ってください。

 

表10-9 イベント ブラジングに関する問題

症状
考えられる原因
解決策

デバイスのコマンドラインで使用可能なイベントがクライアントに表示されない。

イベント ブラウザまたは[Events] タブに表示されるイベントの数が少なすぎる。

管理対象デバイスのログレベルが正しく設定されていない。

管理対象デバイスのログレベルの設定を確認します。「NX-OS システム メッセージ ロギング要件」を参照してください。

クライアントが取得対象期間の古いイベントを取得していない。

クライアントのイベント関連設定を確認します。詳細については、「サーバから取得するイベントの最大経過時間の設定」を参照してください。

イベント ブラウザまたは[Events] タブに表示されるイベントの数が多すぎる。

特定の管理対象デバイスで問題が発生し、多数のシステム ログ メッセージが生成されている。

問題が解決するまで当該デバイスを一時的に管理対象外にします。詳細については、「デバイスの非管理対象化」を参照してください。

管理対象デバイスのログレベルが正しく設定されていない。

管理対象デバイスのログレベルの設定を確認します。「NX-OS システム メッセージ ロギング要件」を参照してください。

イベント ブラウザには表示されるイベントが、特定の機能の[Events] タブに表示されない。

設計により、[Events] タブには現在選択されている機能に該当するメッセージだけが表示されます。このため、その機能に関して発生する可能性のあるメッセージのサブセットしか表示されないことがあります。詳細については、「Events タブに表示されるイベント数がイベント ブラウザに表示されるイベント数よりも少ない」を参照してください。

イベント ブラウザを使用して、DCNM がステータス関連のシステム メッセージを受信していることを確認します。詳細については、「イベント ブラウザでのイベントの表示」を参照してください。