CiscoWorks Network Compliance Manager 1.8 インストレーション アップグレード ガイド
異なるシステムからの NCM 1.8 へのアップグレード
異なるシステムからの NCM 1.8 へのアップグレード
発行日;2012/09/26 | 英語版ドキュメント(2012/07/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

異なるシステムからの NCM 1.8 へのアップグレード

アップグレードとインストールに関する警告

以前のカスタマイズの復元

アップグレード手順

Service Portal インストーラの実行

Windows オペレーティング システムでのサービス パック インストーラの実行

Linux オペレーティング システムでのサービス パック インストーラの実行

Solaris オペレーティング システムでのサービス パック インストーラの実行

MySQL 設定の確認

データ プルーニング

その他の CiscoWorks NCM コンポーネントのアップグレード

CiscoWorks NCM AAA Log Reader

CiscoWorks NCM Syslog Reader

異なるシステムからの NCM 1.8 へのアップグレード

NCM 1.8 は、64 ビットのオペレーティング システムで動作する必要があります。

本章では、スタンドアロンの NCM アプリケーション サーバで動作するNCM 1.4x、1.5x、または 1.6x を、別のスタンドアロン NCM アプリケーション サーバで動作する NCM 1.8 にアップグレードする方法について説明します。NCM アプリケーション サーバが現在 NCM1.3x を実行している場合は、「 「CiscoWorks NCM 1.8 へのアップグレード」 」を参照してください。

別の NCM 環境をアップグレードする方法については、適切なマニュアルを参照してください。

NCM マルチマスター分散システム

分散システム環境で NCM をアップグレードする方法については、『Configuration Guide for High Availability Distributed System on Oracle』または『Configuration Guide for High Availability Distributed System on Microsoft SQL Server』の「Upgrade the NCM Mesh」を参照してください。アップグレード手順で指示されたら、本章に戻ります。

NCM 水平スケーラビリティ

水平スケーラビリティ環境で NCM をアップグレードする方法については、『Horizontal Scalability User Guide for CiscoWorks Network Compliance Manager 1.8』の「Upgrading Horizontal Scalability」を参照してください。アップグレード手順で指示されたら、本章に戻ります。

NCM サテライト

NCM サテライトを使用する場合、NCM 最新バージョンをインストール後に「Deploy Remote Agent」タスクを実行し、アップグレードされたサテライト エージェントをすべてのリモート ゲートウェイに再インストールします。詳細については、『Satellite User Guide for CiscoWorks Network Compliance Manager 1.8』の「Upgrading the Satellite」のセクションを参照してください。

アップグレードの実行中は、NCM サービスを使用できません。さらに、NCM Service Pack Installer を実行した後は、以前のバージョンの NCM にロールバックできません。

この章の内容は、次のとおりです。

アップグレードとインストールに関する警告

以前のカスタマイズの復元

アップグレード手順

1.8NCM Service Portal インストーラの実行

MySQL 設定の確認

データ プルーニング

その他の CiscoWorks NCM コンポーネントのアップグレード

アップグレードとインストールに関する警告

NCM のインストールまたはアップグレードの際は、次の点に注意してください。

本書では、同一タイプのオペレーティング システムでの NCM のアップグレードのみをサポートしています。NCM を別のオペレーティング システムに移動するには、HP Professional Services にお問い合わせください。

NCM Installer ではどのような種類のバージョン確認も実行しません。そのため、サポートされないプラットフォーム上でもインストールやアップグレードを実行できます。

32 ビットのプラットフォームで 64 ビットの NCM のフル インストールまたは Service Pack のインストールを実行すると、NCM Installer が起動し、エラー メッセージが表示されることなく終了します。

Windows バージョンの NCM Installer では、バックグラウンドで実行する黒い CLI ウィンドウが表示されます。このウィンドウを閉じないでください。閉じると、メッセージが表示されることなくインストールが終了します。さらに、ネットワーク上で NCM のインストールを行うと(たとえば、リモート共有から hpna_win.exe インストーラを実行するなど)、黒い CLI ウィンドウが数分間表示されます。

以前のカスタマイズの復元

NCM のアップグレード時に、NCM セットアップ プログラムは重要な NA ファイルを自動的にバックアップします。

NCM をアップグレード後、インストーラは次のファイルを自動的に復元します。

バックアップ ディレクトリからデバイス ソフトウェア イメージが $NCM_HOME/server/images にコピーされます。

バックアップ ディレクトリから要約レポートが $NCM_HOME/addins にコピーされます。

NCM LiveNetwork のコンテンツ ファイルが $NCM_HOME/content にコピーされます。

インストール時に [ use the previous administrative settings ] オプションを選択した場合は、バックアップ ディレクトリの site_options.rcx および adjustable_options.rcx ファイルが $NCM_HOME/jre にコピーされます。

SecurID トークン ファイルが復元されます。

Gateway の暗号キーが復元されます。

SSL 公開キー証明書が復元されます。

新しいライセンス ファイルがない場合は、license.dat ファイルが復元されます。

次のファイルがバックアップされます。ただし、次のファイルは NCM のアップグレード時には復元されません。

$NCM_HOME/jre フォルダ内の大半の .rcx ファイル。

site_options.rcx adjustable_options.rcx ファイル以外の他の .rcx ファイルへの変更は、保持されません。

NCM サマリー レポートのテンプレートまたは仕様をカスタマイズした場合(追加レポート タブの追加など)は、カスタマイズした設定を reporting.rcx ファイルのバックアップ済みバージョンから、新しくインストールした reporting.rcx ファイルのバージョンに手動で更新する必要があります。

以前のインストールで他の .rcx ファイルを変更していて、アップグレード後もその変更を維持したい場合は、新しい adjustable_options.rcx ファイルに変更内容を追加してください。以前の .rcx ファイルを使用して新しいバージョンを上書きできません。そのようにすると、アプリケーションでエラーが発生することがあります。

$NCM_HOME/server/ext/jboss/server/default/conf/log4j.xml ファイル。

NCM 1.8 以降、 log4j.xml ファイルは使用されません。これに相当するファイルは $NCM_HOME/server/ext/jboss/server/default/deploy/jboss-logging.xml です。

以前の設定を復元するには、 log4j.xml ファイルのカスタマイズを使用し、 jboss-logging.xml ファイルを手動で編集します。これら 2 つのファイルは、コンフィギュレーション フォーマットが異なるので注意してください。

$NCM_HOME/server/ext/wrapper/conf のラッパー コンフィギュレーション ファイル。

インストール時に [ use the previous administrative settings ] オプションを選択した場合、アップグレード インストーラは、 jboss.conf ファイルのバックアップ済みバージョンの設定を、新しい jboss.conf ファイルにマージしようとします。新しいファイルの設定を検証します。

他の .conf ファイルの以前の設定を復元するには、アップグレード後に対応するファイルを手動で編集します。以前のファイルを使用して新しいバージョンを上書きできません。そのようにすると、アプリケーションでエラーが発生することがあります。

アップグレード手順

以下の手順では、スタンドアロンの NCM アプリケーション サーバから別の NCM アプリケーション サーバに、NCM をアップグレードする方法の概要を示します。この手順では、サーバ X はソース(既存)の NCM アプリケーション サーバ、サーバ Y はターゲット(新規)の NCM アプリケーション サーバです。


注意 アプリケーション サーバで NCM をアップグレード中に、Oracle または SQL Server をアップグレードしないでください。スタンドアロンの NCM アプリケーション サーバのデータベース製品をアップグレードするには、に示すように、この手順を完了してからデータベース製品をアップグレードしてください。


ステップ 1 現在の NCM のバージョンを確認します。

NCM アプリケーション サーバが現在 NCM 1.3x を実行している場合は、この手順を完了する前に「 「CiscoWorks NCM 1.8 へのアップグレード」 」のアップグレード手順を実行してください。

NCM アプリケーション サーバが現在 NCM 1.4x、1.5x、または 1.6.x を実行している場合は、手順を続行してください。

ステップ 2 NCM データベース名とデータベース ユーザ名を決定します。

NCM コンソール の[Admin] > [System Status] ページで DatabaseMonitor 行を探し、その行の [Run Now] をクリックします。

[Monitor Results] ページで Database catalog (データベース名)と Database user name の値を探します。

ステップ 3 サーバ X ですべての NA サービスを停止します。

Windows の場合 :コントロール パネルの [Services] を開きます。サービス一覧で次のサービスをそれぞれ右クリックし、[Stop] をクリックします。

TrueControl ManagementEngine

TrueControl FTP Server

TrueControl SWIM Server

TrueControl Syslog Server

TrueControl TFTP Server

UNIX の場合 :次のコマンドを実行します。

/etc/init.d/truecontrol stop

ステップ 4 サーバ X で、ゲートウェイが NCM アプリケーション サーバにインストールされている場合は、そのゲートウェイを停止します。

/etc/init.d/opswgw-<gatewayName> stop

ステップ 5 サーバ X で NCM ディレクトリ全体を、転送中にファイル許可を保持する 1 つのファイルにパッケージ化します(zip または tar)。

Windows の場合 :たとえば、NCM のインストール ディレクトリが C:\NCM の場合、 C: NCM フォルダを NCM.zip というファイルに圧縮します。

Linux の場合 :たとえば、NCM のインストール ディレクトリが /opt/NCM の場合、次のコマンドを実行し、 /opt NCM ディレクトリを NCM.tar に tar で圧縮します。

tar -cpf NCM.tar NCM

ステップ 6 データベースのすべてのデータをバックアップします。手順については、データベースのマニュアルを参照するか、データベース管理者(DBA)にお問い合わせください。

MySQL で、次の例のようなコマンドを実行します。

mysqldump -u root -p -h 127.0.0.1 --database NCM > NAdump.sql

この手順の MySQL の例では、データベース ユーザ名は root で、データベース名は NA です。

ステップ 7 サーバ X で使用されているオペレーティング システムのサポート バージョンを、サーバ Y に用意します。

ステップ 8 サーバ X から、サーバ Y の同じ場所に NCM ディレクトリ全体をコピーします。ファイルのアクセス許可は保持しておきます。

Windows の場合 :たとえば、WinSCP などのアプリケーションを使用して、サーバ X からサーバ Y に NCM.zip ファイルを転送し、サーバ Y の C:\ にファイルを解凍します。

Linux の場合 :たとえば、scp コマンド( scp -rp NCM.tar root@ServerY:/opt )を実行して NCM.tar ファイルをサーバ X からサーバ Y に転送し、ファイルを /opt に解凍します。

この時点で、新しいサーバに古い NCM クライアントがあります。

ステップ 9 UNIX のみ。 サーバ X の NCM 起動ファイル( /etc/truecontrol および /etc/init.d/truecontrol )を、サーバ Y の同じ場所にコピーします。ファイルのアクセス許可は保持しておきます。次に、例を示します。

scp -rp /etc/truecontrol root@ServerY:/etc

scp -rp /etc/init.d/truecontrol root@ServerY:/etc/init.d

ステップ 10 埋め込みデータベースを使用する場合は、次の手順を実行します。

a. NCM Service Pack Installer DVD のインストーラを使用し、サーバ Y に MySQL をインストールします。オペレーティング システムの種類に適したインストーラを実行してください。

b. サーバ Y の MySQL でデータベースに接続し、サーバ X の NCM データベースと同じ名前とユーザを持つ、新しいデータベース インスタンスを作成します。次に、例を示します。

mysqldump -u root -p -h 127.0.0.1
CREATE DATABASE NCM

c. サーバ X で NCM データベースの MySQL のコンフィギュレーションが変わった場合は、同じ変更をサーバ Y にも反映する必要があります。

MySQL には、複数のレベルにコンフィギュレーション ファイルがあります。どれが変更されたのかを把握しておく必要があります。グローバル コンフィギュレーション ファイルは、通常は次の場所にあります。

Windows の場合 <Drive> :\MySQL\my.ini

UNIX の場合 /etc/my.cnf

NCM データベースで、どの MySQL コンフィギュレーション ファイルが変更されたかを判別するには、次のいずれかを実行します。

サーバ X から、サーバ Y の同じ場所に、これらのファイルをコピーします。ファイルのアクセス許可は保持しておきます。

サーバ X に一致するよう、サーバ Y の MySQL コンフィギュレーション ファイルを編集します。

d. データベースのバックアップ ファイルをサーバ X からサーバ Y にコピーします。

データベースのバックアップ ファイルへの読み取り許可が、データベース ユーザに与えられていることを確認します。

e. サーバ Y で NCM データベースのバックアップから、 手順 b で作成された新しいデータベース インスタンスにデータをインポートします。次に、例を示します。

mysql -u root -p NA < NAdump.sql

f. サーバ Y で、 $NCM_HOME/server/lib/scripts/Database/Truecontrol ディレクトリから既存の *.backup ファイルを削除します。

g. データベース サーバが動作していることを確認します。

h. サーバ Y で、「」に示すように NCM 1.8 Service Pack Installer を実行します。


) アップグレードに失敗した場合は、アップグレードを再実行する前に、NCM ディレクトリ構造以外の場所にすべてのログ ファイルを保存してください。


i. サーバ Y で NCM が MySQL データベースを使用する場合、「 」に示すように MySQL の設定を確認します。

ステップ 11 サーバ Y が Linux オペレーティング システムを実行しており、NCM が MySQL データベースを使用する場合、 /etc/hosts ファイルに次の行が含まれていることを確認します。

127.0.0.1 localhost

NCM がインストールされた MySQL には、これとまったく同じ localhost 行が必要です。hosts ファイルの情報を拡張するには、追加の定義を含む新しい行を追加します。

ステップ 12 オプション データ プルーニング」に示すように、最適化されたデータの排除タスクを実行します。

ステップ 13 」に示すように、サーバ Y に最新の NCM Driver Pack をインストールします。

ステップ 14 」に示すように、サーバ Y の追加の NA コンポーネントをアップグレードします。

ステップ 15 サーバ X にゲートウェイがインストールされている場合は、『 The Satellite User Guide for CiscoWorks Network Compliance Manager 1.8 』に示すように、サーバ Y にもゲートウェイをインストールします。


 

1.8NCM Service Portal インストーラの実行

NCM Service Pack インストーラを実行する前に、データベース サーバが実行されていることを確認します。

NCM Service Pack インストーラは、システムの RAM およびプロセッサ数に対して相対的に、Java 仮想マシン(JVM)のヒープ サイズを設定します。一般的には、RAM の半分の JVM ヒープ サイズが設定されます (NCM インストーラは、若い世代のサイズを明示的に設定しないので、この値はデフォルトで JVM ヒープ サイズの 3 分の 1 になります)。ただし、次の例外があります。

ヒープ サイズが、NCM Service Pack インストーラが設定するサイズよりも大きい値にすでに設定されている場合は、NCM Service Pack インストーラはその値を変更しません。

NCM アプリケーション サーバに 64GB 以上の RAM がある場合、NCMインストーラは JVM ヒープ サイズを 32GB に設定します。

HP Network Node Manager i Software が NCM アプリケーション サーバにすでにインストールされている場合、NCM は、システム RAM サイズにかかわらず、JVM ヒープ サイズを 512MB に設定します。この場合、NCM インストーラは JVM の永続的世代ガベージ コレクション(PermGen)を 128MB に設定します。

このセクションでは、さまざまな種類のオペレーティング システムで NCM 1.8 サービス パック インストーラを実行する方法を説明します。

Windows オペレーティング システムでのサービス パック インストーラの実行

Linux オペレーティング システムでのサービス パック インストーラの実行

Solaris オペレーティング システムでのサービス パック インストーラの実行

Windows オペレーティング システムでのサービス パック インストーラの実行

Windows プラットフォームでアップグレードするには、NCM Service Pack Installer DVD を DVD ドライブに挿入し、次の手順を実行します。


ステップ 1 Windows のタスクバーで、[Start]、[Run] の順にクリックします。

ステップ 2 [drive]:\windows_[nnnn]-[mmddyy]_spi_setup.exe と入力します。ここで、[drive] は DVD ドライブ、[nnnn] はビルド番号、[mmddyy] はビルド日です。

ステップ 3 [OK] をクリックします。

ステップ 4 画面に表示される指示に従います。


 

Linux オペレーティング システムでのサービス パック インストーラの実行

NCM Linux サーバに NCM Service Pack Installer をインストールするには、DVD ドライブに DVD を挿入し、マウントします。NCM Service Pack Installer を実行するには、ルート権限が必要です。


ステップ 1 cd /[DVD_MOUNT_POINT], と入力します。ここで、[DVD_MOUNT_POINT] は DVD ドライブの場所です。

ステップ 2 cd linux

ステップ 3 TZ=UTC コマンドと export TZ コマンドを使用して環境変数を設定します。

ステップ 4 sh linux_[nnnn]-[mmddyy]_spi_setup_64.bin と入力します。ここで、[nnnn] はビルド番号、[mmddyy] はビルド日です。

ステップ 5 画面に表示される指示に従います。

ログ ファイルに次のエラーが表示されると、 TZ 環境変数の値を確認し、NCM Service Pack Installer を再起動します。

SQLException while trying to connect to the database.
java.sql.SQLException: ORA-00604: error occurred at recursive SQL level 1
RA-01882: timezone region not found


 

Solaris オペレーティング システムでのサービス パック インストーラの実行

NCM Solaris サーバに NCM Service Pack Installer をインストールするには、DVD ドライブに DVD を挿入し、マウントします。NCM Service Pack Installer を実行するには、ルート権限が必要です。


ヒント Solaris では、NCM Service Pack Installer は 64 ビットをサポートしています。そのため、64 ビットのオペレーティング システムでは、インストーラは自動的に 64 ビットの NCM をインストールします。また、32 ビットの NCM は 64 ビットの NCM にアップグレードされます。


ステップ 1 cd /[DVD_MOUNT_POINT] と入力します。ここで、[DVD_MOUNT_POINT] は DVD ドライブの場所です。

ステップ 2 cd solaris

ステップ 3 TZ=UTC コマンドと export TZ コマンドを使用して環境変数を設定します。

ステップ 4 sh solaris_[nnnn]-[mmddyy]_spi_setup_64.bin と入力します。ここで、[nnnn] はビルド番号、[mmddyy] はビルド日です。

ステップ 5 画面に表示される指示に従います。

ログ ファイルに次のエラーが表示されると、 TZ 環境変数の値を確認し、NCM Service Pack Installer を再起動します。

SQLException while trying to connect to the database.
java.sql.SQLException: ORA-00604: error occurred at recursive SQL level 1
RA-01882: timezone region not found


 

MySQL 設定の確認

次の MySQL 設定オプションは、NCM のパフォーマンスに影響します。

大きいデバイス設定は、MySQL に対して設定されたデフォルトのパケット サイズを超えることがあり、次の例のようなエラーが発生します。

DeviceDataManagementEJB: Exception in addDeviceData - com.mysql.jdbc.PacketTooBigException: Packet for query is too large.

この問題を回避するには、MySQL が受け入れる最大パケット サイズを 16MB 以上に増やしてください。この値を調整してもエラーが発生する場合は、さらに値を増やしてください(最大で 1GB)。

MySQL を少数の同時実行スレッドに制限すると、NCM のパフォーマンスが低下することがあります (以前のバージョンの NCM では、デフォルト値は 10 でした)。この問題を回避するには、MySQL のコンフィギュレーション ファイルで、同時実行スレッド数を 20 に設定します。これにより、NCM がインストールされた MySQL では「無限のスレッド」として解釈されます。

ここに示すように MySQL の設定を行うには、次の手順を実行します。


ステップ 1 変更するファイルを決定します。

他のアプリケーションが MySQL のこのインストールを使用しない場合は、一般的に次の場所にあるグローバル コンフィギュレーション ファイルを変更できます。

Windows の場合 <Drive> :\MySQL\my.ini

UNIX の場合 /etc/my.cnf

他のアプリケーションが MySQL のこのインストールを使用する場合は、グローバル コンフィギュレーション ファイルを変更するか、固有の設定を変更するかを決定します。

ステップ 2 手順 1 で識別されたファイルをバックアップします。

ステップ 3 ワードパッドや vi などのテキスト エディタでコンフィギュレーション ファイルを開きます。

ステップ 4 MySQL で許可されるパケット サイズを 16MB に設定するには、次のようにコンフィギュレーション ファイルを編集します。

a. string max_allowed_packet= を含む行を探します。

この行がない場合は、次の手順で作成します。

b. この行を次のように更新し、割り当てを増やします。

max_allowed_packet=16776192

ステップ 5 無限のスレッド同時実行を設定するには、次のようにコンフィギュレーション ファイルを編集します。

a. innodb_thread_concurrency= を含む行を探します。

b. この行を次のように更新し、無限のスレッド同時実行を設定します。

innodb_thread_concurrency=20

ステップ 6 コンフィギュレーション ファイルを保存します。

ステップ 7 すべての NCM サービスを停止します。

Windows の場合 :コントロール パネルの [Services] を開きます。サービス一覧で次のサービスをそれぞれ右クリックし、[Stop] をクリックします。

TrueControl ManagementEngine

TrueControl FTP Server

TrueControl SWIM Server

TrueControl Syslog Server

TrueControl TFTP Server

UNIX の場合 :次のコマンドを実行します。

/etc/init.d/truecontrol stop

ステップ 8 MySQL を再起動します。

Windows の場合 :コントロール パネルの [Services] を開きます。サービスの一覧で MySQL サービスを右クリックし、[Restart] をクリックします。

UNIX の場合 :次のコマンドを実行します。

/etc/init.d/mysql restart

ステップ 9 すべての NCM サービスを起動します。

Windows の場合 :コントロール パネルの [Services] を開きます。サービス一覧で次のサービスをそれぞれ右クリックし、[Start] をクリックします。

TrueControl ManagementEngine

TrueControl FTP Server

TrueControl SWIM Server

TrueControl Syslog Server

TrueControl TFTP Server

UNIX の場合 :次のコマンドを実行します。

/etc/init.d/truecontrol restart


 

データ プルーニング

NCM 1.8 のデータ プルーニング タスクは、以前のバージョンの NCM から最適化されています。この最適化を活かすために、データ プルーニング タスクが少なくとも週に 1 度実行されるようスケジュールを設定してください。


) 分散システムまたは水平スケーラビリティ環境では、警告メッセージが表示されなくなるまで、いずれかの NCM アプリケーション サーバでデータ プルーニング タスクを手動で実行するよう推奨します。その時点で、データ プルーニング タスクが各コアで少なくとも週に 1 度実行されるようスケジュール設定されているか確認します。


NCM をアップグレード後、最初の数回のデータ プルーニング タスクは、設定された最長タスク時間を超えることがあります。その場合は、次の警告メッセージが表示されます。

com.rendition.pruner.ConfigPruner: The task thread was interrupted.Pruning partially completed.

このメッセージは、追加レコードをプルーニングできることを示します。アクションは特に必要ありません。次回のデータ プルーニング タスクで、追加レコードが削除されます。


ヒント データベース コンフィギュレーションに再実行ログが含まれる場合、特に警告メッセージが表示される間は、これらのログに十分なディスク容量があることを確認します。必要なサイズは、データベースのコンフィギュレーションと、NCM データベースのサイズによって異なります。

データベースのクリーンアップをより短時間で完了するには、次のいずれか、または両方の手順を実行します。

[Max Task Length] の値を、18000(5 時間)などの値に一時的に増やします。この設定は、NA コンソールの [Admin]、[Administrative Settings]、[Server] ページの [Tasks] にあります。


ヒント 警告メッセージが表示されなくなると、[Max Task Length] を基の値にリセットします(デフォルトでは 3600)。

警告メッセージが表示されなくなるまで、データ プルーニング タスクを手動で実行します。

その他の CiscoWorks NCM コンポーネントのアップグレード

次の追加コンポーネントは、CiscoWorks NCM のアップグレード時にアップグレードする必要があります。

CiscoWorks NCM ハイ アベイラビリティ分散システム:CiscoWorks NCM 1.8 にアップグレードした後、ハイ アベイラビリティ分散システム環境をアップデートする必要があります。詳細については、『 High Availability Distributed System Configuration Guide for CiscoWorks Network Compliance Manager』を参照してください。

CiscoWorks NCM の水平のスケーラビリティ:CiscoWorks NCM の水平のスケーラビリティ機能を使用している場合、水平のスケーラビリティ ソフトウェアのインストールおよび設定の詳細については、『 Horizontal Scalability User Guide for CiscoWorks Network Compliance Manager』を参照してください。

CiscoWorks NCM Satellites:CiscoWorks NCM Satellite エージェントを使用している場合、CiscoWorks NCM 1.8 をインストールしたら、Deploy Remote Agent タスクを実行して、アップグレードされた Satellite エージェントをすべてのリモート ゲートウェイにインストールし直す必要があります。詳細については、『Satellite User Guide for CiscoWorks Network Compliance Manager』を参照してください。

CiscoWorks NCM AAA Log Reader

リアルタイムの変更検出を実現するために AAA サーバで AAA Log Reader を使用している場合は、CiscoWorks NCM 1.8 をインストールした後で、AAA Log Reader をアップデートする必要があります。次の手順を実行します。


ステップ 1 AAA サーバで AAA Log Reader ディレクトリをバックアップします。

ステップ 2 Install CD の AAA フォルダ内にある truecontrol-client.jar ファイルを AAA Log Reader ディレクトリにコピーします。既存のファイルを上書きします。

ステップ 3 agent.rcx ファイル内で次の 4 つのオプションを変更して、aaa_wrapper.log に正しいエラー ロギングが出力されるようにします。

変更

[option name="log/AAALogReader"]System.out[option]

[option name="log/AAALogReader/level"]0[ooption>

[option name="log/connect"]System.out[option]

[option name="log/connect/level"]75[option]

変更後:

[option name="log/External/AAALogReader"]System.out[option]

[option name="log/External/AAALogReader/level"]0[option]

[option name="log/System/Authenticate"]System.out[option]

[option name="log/System/Authenticate/level"]75[option]


) AAA サーバに JRE バージョン 1.6.0 をインストールすることを推奨します。CiscoWorks NCM Core Software DVD の /add-ons/jre/ にさまざまな JRE インストールがあります。



 

CiscoWorks NCM Syslog Reader

CiscoWorks NCM では Syslog メッセージを使用して、デバイスの変更をリアルタイムに検出します。一部の環境では Syslog Reader を使用して Syslog サーバから CiscoWorks NCM にメッセージを転送する必要があります。通常、Syslog Reader は、中央の Solaris Syslog サーバが使用中(Solaris が Syslog の RFC に準拠していないため)場合にだけ必要です。

Syslog Reader をアップグレードするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 /usr/local/CWNCM/syslogreader/probe.rcx に移動します。

ステップ 2 probe.rcx ファイルで、次の行を編集します。

[option name="connect/AppServerURL"]SERVERNAME:1099[/option]

[option name="SyslogReader/LogFile/FileName"]SOMEPATH/FILE[/option]

ステップ 3 Syslog Reader を停止します。

ステップ 4 /etc/init.d/truecontrol.syslogreader stop コマンドを実行します。

ステップ 5 /usr/local/CWNCM ディレクトリを削除します。

ステップ 6 ReadMe.txt ファイルに記載されたインストール手順に従います。