Oracle ハイ アベイラビリティ分散システム コンフィギュレーション ガイド
5 トラブルシューティング
5 トラブルシューティング
発行日;2012/11/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

トラブルシューティング

この章は、次の内容で構成されています。

NCM コンソール の RMI エラー

NCM コンソール へのログインを防止、または NCM コンソール の使用を禁止する RMI エラーは、NCMが localhost を識別できないことを意味します。

RMI Error(RMI エラー)

イベントの形式:

Local Core: <hostname>

Remote Core: <hostname>

Error: <Exception text>

このエラーは通常、NCM サーバ間にネットワークの問題がある場合に発生します。この問題を解決するには、以下を確認します。

サーバが接続できないホストが稼働中であること。
  1. そのホストの NCM インスタンスが動作していること。
  2. サーバ間のネットワーク接続を確認するため、コマンド ラインから ping <host> と入力します。
  3. RMI 接続が許可されていることを確認するため、コマンド ラインからポート 1099(または RMI リッスン ポートが設定されているポート)に telnet <host> を入力します。正常に動作している場合、テキスト文字列 java.rmi.MarshalledObject を含むデータが返されます。

これらの手順のいずれかが失敗する場合、[Edit NCM Core] ページで使用されている RMI ポートを更新する、または NCM を再起動して、RMI ポートが正しくバインドされかつ別のアプリケーションで使用されていないことを確認するなど、対処が必要であることを示しています。

問題を修正するには、次のようにして各 NCM アプリケーション サーバの hosts ファイルの localhost のセクションを更新します。

 

この解決方法は、スタティック IP 環境専用です。

ワードパッドまたは vi などのテキスト エディタで、次のファイルを開きます。
  • Windows < Drive >:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
  • UNIX /etc/hosts
  • 次のように localhost 行を設定します。
127.0.0.1 localhost
  1. NCM アプリケーション サーバごとに、次の形式の行を追加します。
< xx.xx.xx.xx > < NCM.example.com > < NCM >
  • < xx.xx.xx.xx > は、NCM アプリケーション サーバの IP アドレスで置き換えます。
  • < NCM.example.com > は、NCM アプリケーション サーバの完全修飾ドメイン名で置き換えます。
  • < NCM > は、NCM アプリケーション サーバの短いホスト名と置き換えます。
  • hosts ファイルに分散処理システム環境内のすべての NCM アプリケーション サーバが含まれるまで、 NCM アプリケーション サーバごとに、次の形式の行を追加します。 を繰り返します。
  • 更新されたホストの情報を使用するには、NCM アプリケーション サーバを再起動します。

Oracle レプリケーションのセットアップ

Oracle レプリケーションのセットアップ プロセスは複雑です。次のガイドラインで、複製の設定の問題を防ぐことができます。

  • tnsnames.ora ファイルが各システムで正しく設定されていることを確認します。各システムの SQLPlus を実行して他のデータベースに接続できることを確認して、設定が正しいことを確認します。たとえば、2 台のシステム(A および B)がある場合は、A で SQLPlus を実行し、次のコマンドを使用して B のデータベースに接続します。
    sqlplus USER/PWD@DATABASE_B
  • 適切な接続が機能するには sqlnet.ora ファイルから NAMES.DEFAULT_DOMAIN プロパティ エントリを削除またはコメント アウトする必要がある場合があります。質問がある場合は、Oracle DBA に相談してください。
  • 複製のセットアップ プロセスがいずれかのステップで失敗した場合は、NCM メッシュ全体から複製を削除するプロセス(を参照)に従い、複製のセットアップ設定(を参照)に再度従うことが推奨されます。

複製ツールおよびコマンド

次のツールおよびコマンドは、複製の設定の問題を特定できます。

データベースのリンクが機能していることを確認するには:

  • SQLPlus を使用して、次のように入力します。SELECT CURRENT_TIMESTAMP FROM DUAL@<OTHER_SID>;
  • SQLPlus を使用して、次のように入力します。SELECT DBLINK FROM DBA_REPSITES;
  • コマンド ラインから、次のように入力します。tnsping <OTHER_SID>
  • コマンド ラインから、次のように入力します。ping <HOST>

複製グループが機能していることを確認するには:

  • SQLPlus を使用して、次のように入力します。SELECT GNAME,STATUS FROM DBA_REPGROUP;

複製の管理要求のエラーがないことを確認するには:

  • SQLPlus を使用して、次のように入力します。SELECT STATUS,REQUEST,ONAME FROM DBA_REPCATLOG;

一般的なエラー

一部のエラーは、複製の設定中に発生します。報告されたことがあるエラーと、推奨される修正処置を以下に示します。場合によっては、NCM メッシュ全体での複製の削除と、複製の再設定が必要になる場合があります。詳細については、を参照してください。

エラー

SQL> EXEC DBMS_REPCAT.RESUME_MASTER_ACTIVITY(gname=>' <REPGROUP_NAME>');BEGIN DBMS_REPCAT.RESUME_MASTER_ACTIVITY (gname=>'<REPGROUP_NAME>'); END;

*

ERROR at line 1:

ORA-23419: regenerate replication support before resuming master activity

...

修正措置

Oracle の内部エラーにより、複製のサポートが、1 つまたは複数のオブジェクトに対して正しく生成されませんでした。これを修正するには、NCM メッシュで複製を削除し、再設定する必要があります。

エラー

ORA-23374: object group "PUBLIC"."REPLNA" already exists
ORA-06512: at "SYS.DBMS_SYS_ERROR", line 95
ORA-06512: at "SYS.DBMS_REPCAT_MAS", line 798
ORA-06512: at "SYS.DBMS_REPCAT", line 548

修正措置

Oracle の内部エラーにより、複製のサポートが、1 つまたは複数のオブジェクトに対して正しく生成されませんでした。これを修正するには、NCM メッシュで複製を削除し、再設定する必要があります。詳細については、を参照してください。

エラー

BEGIN DBMS_REPCAT.DROP_MASTER_REPOBJECT('SYSTEM', 'RN_DEVICE_VIEW','TABLE',FALSE)
; END;

*

ERROR at line 1:

ORA-00060: deadlock detected while waiting for resource

...

修正措置

これが発生したときに実行していた削除スクリプトを再実行します。すでに実行された特定のアクションによって他のエラーが表示される場合がありますが、これは予期される動作です。

エラー

BEGIN DBMS_REPCAT.DROP_MASTER_REPOBJECT('SYSTEM',' RN_DEVICE_VIEW','TABLE',FALSE)
; END;

*

ERROR at line 1:

ORA-23308: object SYSTEM.RN_DEVICE_VIEW does not exist or is invalid

...

修正措置

これが発生したときに実行していた削除スクリプトを再実行します。すでに実行された特定のアクションによって他のエラーが表示される場合がありますが、これは予期される動作です。