Oracle ハイ アベイラビリティ分散システム コンフィギュレーション ガイド
A Oracle 11g へのアップグレード後に NCM の複製を復元
A Oracle 11g へのアップグレード後に NCM の複製を復元
発行日;2012/11/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

Oracle 11g へのアップグレード後に NCM の複製を復元

この付録では、CiscoWorks Network Compliance Manager ソフトウェア(NCM)マルチマスター分散システム データベースを Oracle 10g から Oracle 11g にアップグレードするプロセスを、アップグレード後に NCM の複製を復元する方法を含めて説明します。高レベルでは、プロセスには次の手順が含まれます。

複製を削除します。スタンドアロン NCM コアが作成されます。
  1. データベースをアップグレードします。
  2. 1 個の NCM コアのデータベースだけを使用して複製をセットアップします。
  3.  

    NCM ソフトウェアもアップグレードする場合は、データベースのアップグレードとソフトウェアのアップグレードを混在させないでください。データベースをアップグレードする前に、NCM をバージョン NCM 1.8 にアップグレードし、複製が正常に機能することを確認します。

前提条件

NCM マルチマスター分散システムの Oracle データベースをアップグレードする前に、次の前提条件が満たされていることを確認してください。

  • 既存の NCM データベース ユーザ名がカスタム値である(SYSTEM でない)。NCM スキーマが SYSTEM ユーザによって現在所有されている場合は、Oracle 11g NCM マルチマスター分散システムの新規インストールを実行することを検討してください。
  • NCM メッシュのすべてのコアで、Oracle 10g を使用して NCM データベース複製が正しく設定され、機能している。
  • ReplicationScriptTool バンドル ファイルが Java 対応システムにインストールされている。
  • に記載されている情報を使用できます。NCM メッシュが 2 コアを超える場合、追加のコアの情報を収集します。

データベースのアップグレード プロセス

Oracle 10g から Oracle 11g へ NCM メッシュ内のデータベースをアップグレードするには、次のプロセスを実行します。

すべての NCM アプリケーション サーバで、NCM Management Engine を停止します。
  • Windows :[Services] コントロール パネルを開きます。サービスのリストで、[TrueControl ManagementEngine] を右クリックし、[Stop] をクリックします。
  • UNIX :次のコマンドを実行します。

/etc/init.d/truecontrol stop

  1. NCM メッシュからすべての複製を削除します。
  2. NCM メッシュが 3 台以上のコアで構成されている場合は、追加のコアを削除します(を参照)。

次の点に注意してください。

  • 各 NCM アプリケーション サーバで、 <NCM_HOME> 外の場所に distributed.rcx ファイルを移動します。
  • NCM アプリケーションをアンインストールしないでください。
  • NCM メッシュの最終 2 コアから複製を削除します(を参照)。

次の点に注意してください。

  • 各 NCM アプリケーション サーバで、 <NCM_HOME> 外の場所に distributed.rcx ファイルを移動します。
  • NCM アプリケーションをアンインストールしないでください。
  • 各 NCM コアが NCM のスタンドアロン インスタンスとして動作することを確認します。

次のコマンドを入力します。

CONNECT <USER>/<PASSWORD>@<MASTER1_SID>;
UPDATE RN_CORE SET COMMENTS = 'Test2 from sid1' where CoreID=1;
COMMIT;

10~30 秒待機

CONNECT <USER>/<PASSWORD>@<MASTER2_SID>;
SELECT Comments from RN_CORE where CoreID=1;

NCM メッシュ内の各 NCM コアからこれを入力します。前にシステムにあったデータベース間の複製が存在しないことを確認するために、他の NCM コアすべての値を常にチェックします。

  1. Oracle 11g のサポートされるバージョンに各データベース サーバをアップグレードします。
  2. で説明されているように、マスター 1 で複製の準備を行います。
  3. 次のようにマスター 2 で複製の準備を行います。
  4. NCM2 の NCM Management Engine をシャット ダウンし、SYS ユーザとしてマスター 2 にログインして、NCM テーブルスペースを維持しながら、NCM データベース ユーザを削除します。

たとえば、Oracle Enterprise Manager で nauser を削除するか(推奨)、または sqlplus プロンプトで次のコマンドを入力します。

DROP USER nauser CASCADE;

 

完全にユーザを削除し、テーブルスペースを空にするために、cascade delete オプションを使用します。

  1. マスター 2 で、NCM テーブルスペースが現在空であることを確認します。
  2. から、に記載された手順を実行します。
  3.  

    NCM テーブルスペースは前の複製の設定から作成されます。この時点で作成しないでください。

  4. NCM メッシュにあったデータベース サーバごとに 次のようにマスター 2 で複製の準備を行います。を繰り返すことによって、追加のデータベース サーバを準備します。
  5. マスター 1 とマスター 2 間の複製をに従って設定します。

ReplicationScriptTool.properties ファイルの mode は、 initial に設定されている必要があります。

 

NCM アプリケーションをインストール しないでください

  1. NCM1 および NCM2 の NCM Management Engine をシャット ダウンして、NCM1 と NCM2 のそれぞれで、 distributed.rcx ファイルを <NCM_HOME> 外の既知の場所から次のディレクトリに移動します。
  2. Windows <NCM_HOME>\jre
  3. UNIX <NCM_HOME>/jre
  4. 両方のアプリケーション サーバ、NCM1 および NCM2 の NCM Management Engine を開始します。
  5. Windows :[Services] コントロール パネルを開きます。サービスのリストで、[TrueControl ManagementEngine] を右クリックし、[Start] をクリックします。
  6. UNIX :次のコマンドを実行します。

/etc/init.d/truecontrol restart

  1. 両方のアプリケーション サーバ、NCM1 および NCM2 の NCM コンソールに(ユーザ nauser として)接続し、問題がないことを確認します。
  2.  

    この時点で NCM が localhost を識別できないという意味の RMI エラー メッセージが表示されることがあります。詳細については、を参照してください。

  3. NCM のインストールを確認します。
  4. いずれかの NCM サーバでオブジェクトを編集します(たとえば、デバイスの [Comments] フィールド)。
  5. 1 分間待機し、更新されたコメントが第 2 サーバにあることを確認します。
  6. NCM コンソールで Oracle Distributed Monitor のステータスをチェックして、問題が報告されていないことを確認します。(詳細については、を参照してください)。このモニタを最初に実行するときに、5 分ほどかかる場合があります。
  7. NCM メッシュにあったその他の各データベース サーバで、に従って複製を設定します。

次の違いに注意してください。

  • 「マスター 2」はすべて「マスター 3」に置き換えてください。
  • では、マスター 1 とマスター 2 との間の複製を設定するときに得られた ReplicationScriptTool.properties ファイルを使用します。
  • 最初のコアと 2 番目のマスター サイトのサーバ情報を確認します。
  • 追加マスター サイト設定領域をアンコメントして、テキスト README を変数の適切な値に置き換えます。完全修飾ホスト名を使用してデータベース サーバおよびアプリケーション サーバを識別します。次に例を示します。

db.server.1=Master3.example.com

db.port.1=1521

db.name.1=SID3

db.username.1=nauser

db.password.1=napass

app.server.1=NCM3.example.com

app.rmiport.1=1099

app.corename.1=Core 3

  • mode add_server に設定します。
  • で、スプール ファイルに DBMS_REPCAT.SUSPEND_MASTER_ACTIVITY コマンドの後で発生する次の警告が含まれますが、この警告は許容可能です。
    'ORA-23326: object group <yourgroup>.<your_replication_ group> is quiesced'
  • 新しく追加された NCM アプリケーション サーバの NCM Management Engine をシャット ダウンして、新しく追加された NCM アプリケーション サーバのそれぞれで、 distributed.rcx ファイルを <NCM_HOME> 外の既知の場所から次のディレクトリに移動します。
  • Windows <NCM_HOME>\jre
  • UNIX <NCM_HOME>/jre
  • 新しく追加された各 NCM アプリケーション サーバで NCM Management Engine を開始します。
  • Windows :[Services] コントロール パネルを開きます。サービスのリストで、[TrueControl ManagementEngine] を右クリックし、[Start] をクリックします。
  • UNIX :次のコマンドを実行します。

/etc/init.d/truecontrol restart

  1. 新しく追加された各アプリケーション サーバの NCM コンソールに(ユーザ nauser として)接続し、問題がないことを確認します。
  2.  

    この時点で NCM が localhost を識別できないという意味の RMI エラー メッセージが表示されることがあります。詳細については、を参照してください。

  3. NCM のインストールを確認します。
  4. いずれかの NCM サーバでオブジェクトを編集します(たとえば、デバイスの [Comments] フィールド)。
  5. 1 分間待機し、更新されたコメントが NCM メッシュ内の他のサーバにあることを確認します。
  6. NCM コンソールで Oracle Distributed Monitor のステータスをチェックして、問題が報告されていないことを確認します。(詳細については、を参照してください)。このモニタを最初に実行するときに、5 分ほどかかる場合があります。
  7. 任意。NCM メッシュに新しいコアを(サポートされる上限まで)、の説明に従って追加します。