Oracle ハイ アベイラビリティ分散システム コンフィギュレーション ガイド
B Oracle 10g へのアップグレード後に NCM の複製を復元
B Oracle 10g へのアップグレード後に NCM の複製を復元
発行日;2012/11/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

Oracle 10g へのアップグレード後に NCM の複製を復元

この付録では、アップグレード後に NCM の複製を復元する方法を含めて、Oracle 9i(9.2.0.1)から Oracle 10g(10.2.0.4)へのアップグレード手順を説明します。

スタートアップ ガイド

Oracle 9i(9.2.0.1)から Oracle 10g(10.2.0.4)にアップグレードする前に、次の作業を実行します。

  1. 現行の NCM 1.3 Oracle 9i(9.2.0.1)データベースがすべてのマスター上で動作していることを確認します。
  2. ReplicationScriptTool バンドル ファイルが Java 対応システムにインストールされていることを確認します。
  3. 次の情報を入手します。
  4. NCM メッシュ内のすべてのデータベースに NCM がログインするためのログイン/パスワード/SID。
  5. 既存の 'repadmin' ユーザの複製パスワード。
  6. すべてのマスターのデータベース ID(SID)、NCM サーバのホスト名、NCM サーバ RMI リスニング ポート、データベース ホスト名、データベース リスニング ポート。
  7. NCM メッシュ全体の時間帯のオフセット(UTC からの整数)。これは NCM メッシュ全体の定数である必要があります。
  8. 既存の複製グループ名。

データベースをアップグレードする前に複製を削除

NCM メッシュ全体で複製を削除するには、次の手順を実行します。

  1. マスター定義サイトである NCM コアを指すようにすべての NCM サイトを変更します。
  2. NCM メッシュ全体で複製を削除するために、すべての NCM Management Engine をシャット ダウンします。
  3. ReplicationScriptTool.properties ファイルにあるすべてのマスターの変数を更新します。環境の適切な値で ReplicationScriptTool.properties ファイル内のすべての "REPLACEME" テキスト エントリを修正します。
  4.  

    マスター定義サイトは、最初のエントリである必要があります。また、必要に応じて複製ユーザ、パスワード、複製グループ名を更新してください。また、"mode" プロパティが "delete" に設定されていることを確認します。

  5. 次のコマンドを使用して、ReplicationScriptTool を実行します。
    java -classpath .ReplicationScriptTool
  6. NCM メッシュ内のすべての NCM コアにアクセスできる SQLPlus のコピーを実行できるサーバとディレクトリがあることを確認します(通常は、いずれかのデータベース システム上です)。これを確認するには、SQLPlus でデータベースに接続し、NCM メッシュ内の一意の SID ごとに CONNECT <USER>/<PASSWORD>@<SID> コマンドを発行します。これは、スクリプトが CONNECT コマンドを発行してプロシージャを実行する対象のデータベースを変更するために必要です。
  7. 新しく生成された SQLPlus ファイル(通常は ReplicationScript.sql ですが、ReplicationScriptTool.properties ファイルで設定されている値によって異なります)を ReplicationScriptTool の作業ディレクトリから SQLPlus を実行する予定のサーバおよびディレクトリにコピーします。
  8.  

    "*_spool.txt" という名前のファイルがディレクトリに存在しないことを確認します。実行すると、スクリプトはこのサフィックスのファイルにアクションを記録します。

  9. スクリプトを実行する前に 2 つの SQLPlus ウィンドウが開いていることを確認してください。一方は NCM ユーザとして接続されている SQLPlus ウィンドウで、もう一方はシステム ユーザとして接続されているウィンドウです。
  10. @ReplicationScript.sql を使用して、NCM ユーザとして接続されている SQLPlus ウィンドウで、上記のステップ 6 でコピーした複製スクリプトを実行します。
  11. 実行中にいくつかのポイントでスクリプトによって提供される指示に従います。これには、2 番目の SQLPlus ウィンドウで他のコマンドを実行し、スクリプトの後のステップに必要な特定の操作が完了したことを確認する操作が含まれます。
  12. スクリプトが完了したら、SQLPlus を終了します。これで、すべてのアクションがスプール ファイルに記録されます。
  13. 複製が正常に削除されたことを確認します。次のことを確認してください。
  14. 複製の SQLPlus スクリプトの実行によって生成されたスプール ファイルにエラーがないこと。
  15. NCM メッシュ内の各データベースに複製が設定されていないことを確認します(Oracle Enterprise Manager を使用)。必要に応じて、サポートについて Oracle DBA に問い合わせてください。
  16. 各 NCM サーバから distributed.rcx ファイルを削除します。
  17.  

    マスター定義サイト データベースだけ複製を復元するために使用されます。

  18. マスター定義サイトを指す NCM サーバを再起動します。NCM コアの変更がすべて完了していることを確認します。必要に応じて、NCM コアにマッピングされる NCM サイトにデバイスが関連付けられていることを確認します。
  19. 再度、マスター定義サイトを指す NCM Management Engine をシャット ダウンします。
  20. マスター定義サイトのデータベースを含めて、9i(9.2.0.1)から 10g(10.2.0.4)に Oracle データベースをアップグレードします。必要に応じて、サポートについて Oracle DBA に問い合わせてください。

Oracle 10g へのアップグレード後に NCM の複製を復元

NCM の複製を復元するには、次の手順を実行します。

  1. 次のコマンドを使用してマスター定義サイトのデータベースをダンプします。
    EXP <USER>/<PASSWORD>@<MASTER1_SID> TABLES=RN_% FILE=<filename>
    ここで、<USER>、<PASSWORD>、および <MASTER1_SID> は、「スタートアップ ガイド」のステップ 3 で収集した情報です。詳細については、 スタートアップ ガイドを参照してください。(データ ポンプ ユーティリティの詳細については、を参照してください)。
  2.  

    必要に応じて、後で検査するために、このコマンドの出力をファイルに記録します。

  3. 上記のステップ 1 で取得した既存のデータで複製を再度セットアップします。初期複製を設定する方法については、を参照してください。
  4.  

    複製に最新の NCM 1.3 データベースを使用できるように、Oracle 10g(10.2.0.4)で NCM 1.3 データベースを作成します。これは、に追加されたステップです。初期複製の設定中に RN_CORE テーブルに関連するエラー メッセージが表示されることがあります。このエラー メッセージは無視できます。ただし、複製を復元した後、手動で RN_CORE テーブルを更新する必要があります。

    Oracle 10g(10.2.0.4)で NCM 1.3 データベースを作成するには、次のコマンドを使用します。

    IMP <USER>/<PASSWORD>@<MASTER2_SID> TABLES=RN_% FILE=<filename>
    ここで、<USER>、<PASSWORD>、および <MASTER2_SID> は、初期複製の設定で収集された情報です。

  5. 初期複製の設定が終了したら、新しい複製システムに関連するすべてのカラムに正しい情報が含まれるように、いずれかの NCM コアの RN_CORE テーブルを更新します。必要に応じて、サポートについて Oracle DBA に問い合わせてください。