Cisco Configuration Assistant クイック スタート ガイド 1.9
コミュニティの計画と作成
コミュニティの計画と作成
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

コミュニティの計画と作成

コミュニティの計画

メンバおよび候補の特性

コミュニティ デバイスの制限

候補とメンバの自動検出

コミュニティ名

ホスト名

パスワード

通信プロトコル

コミュニティの情報

コミュニティの作成

デバイスのグループの追加

一度に 1 つのデバイスの追加

コミュニティの確認

コミュニティの計画と作成

この章では、Configuration Assistant を使用してコミュニティを計画および作成する概念と手順について説明します。Configuration Assistant を使用してコミュニティを設定する方法の詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。

コミュニティの計画

このセクションでは、コミュニティを作成するにあたって理解しておく必要のあるガイドライン、要件、および注意事項について説明します。

メンバおよび候補の特性

メンバとは、コミュニティに属するネットワーク デバイスを指します。 候補 は、コミュニティに属さないネットワーク デバイスです。

コミュニティに加入するには、候補が次の条件を満たす必要があります。

Configuration Assistant でサポートされている。

Cisco Configuration Assistant から到達可能な IP アドレスが設定されている。

デフォルト ポートで HTTP または HTTPS に対応している。

デバイスがファイアウォールの内側にある場合、これらのポートにアクセスできなければなりません。

コミュニティ デバイスの制限

次のデバイス タイプを組み合わせた数が 25 を超えることはできません。

Catalyst Express スイッチ

Cisco 800 シリーズ ルータ

Cisco 870 シリーズ ルータ

UC500 シリーズ プラットフォーム

SR520 シリーズ ルータ

Cisco 526 Wireless Express コントローラ

Cisco 521 Wireless Express 自律型アクセスポイント。これは、動作する際に Cisco 526 モビリティ コントローラを必要としない、完全な機能が搭載されたスタンドアロンのアクセスポイントです。

1 つのコミュニティで管理可能な IP フォンやライトウェイト アクセスポイント(WLAN コントローラによって管理されるアクセスポイント)の数には制限はありません。また、Configuration Assistant で管理可能なコミュニティの数にも制限はありません。

全体のデバイス数 25 台の制限に加えて、次のデバイス タイプごとの制限があります。

Catalyst Express スイッチ:15 台以下

Cisco 800 シリーズ ルータと UC500 シリーズ プラットフォーム:5 台以下

Cisco 526 Wireless Express コントローラ:2 台以下

Cisco 521 自律型アクセスポイントと HWIC アクセスポイント:3 台以下

Cisco SPA525G:お客様のサイトで導入されるリファレンス デザインに応じて、16 台以下の無線 G モードで作動する Cisco SPA525G 電話 詳細については、『 Cisco SPA525G Wireless Deployment Guide for Cisco SBCS 』を参照してください。

全体の制限またはデバイス タイプの制限を超えると、コミュニティを管理できません。制限を超過しないよう、デバイスを削除する必要があります。

候補とメンバの自動検出

Configuration Assistant は、まず最初に開始デバイスの IP アドレスと HTTPS/HTTP ポート番号、続いてCDP 開始デバイスの 4 CDP ホップ以内に存在するコミュニティ候補のリストを作成します。Configuration Assistant は、デバイスに有効な IP アドレスがある限り、複数のネットワークおよび VLAN の中から、候補デバイスとメンバ デバイスを検出できます。検出対象となるためにネットワーク デバイスが満たす必要のある要件のリストについては、「メンバおよび候補の特性」を参照してください。


) 候補、メンバ、および Configuration Assistant が検出対象とするすべてのネットワーク デバイスにおいて、CDP をディセーブルにしないでください。


検出されたデバイスのリストを必要に応じて編集し、デバイスをコミュニティに追加できます。Configuration Assistant がネットワーク デバイスを検出しなかった場合、ユーザは手動でデバイスを追加できます。

検出されたデバイスをコミュニティに追加する方法、またはデバイスをコミュニティに手動で追加する方法の詳細については、「一度に 1 つのデバイスの追加」を参照してください。

コミュニティ名

コミュニティを作成したら、名前を割り当てる必要があります。名前には、最大 64 文字の英数字を使用できます。大文字と小文字は区別されません。

ホスト名

コミュニティ メンバに対してユーザがホスト名を割り当てる必要はありません。また、Configuration Assistant によりデフォルトで名前が割り当てられることもありません。ただし、Cisco IOS は、ホスト名のないスイッチに「 Switch 」というホスト名を割り当てます。したがって、混乱を避けるため、スイッチにホスト名を割り当てることが望ましい場合もあります。

パスワード

コミュニティに接続すると、Configuration Assistant は、そのコミュニティのメンバにすでに割り当てられている一意のパスワードを入力するようにプロンプトを表示します。Configuration Assistant は、これらのパスワードを使用して他のデバイスへの接続を試行します。パスワードの入力を求められるのは、前回入力したパスワードがデバイスで使用できない場合だけです。

たとえば、コミュニティに 10 のメンバがあり、そのうち 5 つのメンバが 1 つのパスワードを共有していて、残りの 5 つのメンバで別のパスワードを共有しているとします。この場合、それぞれを 1 回ずつ、合計 2 回パスワードを入力するように求められます。Configuration Assistant では、パスワードは PC に保存されません。そのため、コミュニティへの接続を試行するたびに、パスワードの入力が求められます。

通信プロトコル

Configuration Assistant では、デバイスとの通信に HTTPS、HTTP、および Telnet を使用します。隣接デバイスが検出された場合、およびデバイスが手動でコミュニティに追加された場合、HTTPS の使用が試行されます。HTTPS が失敗した場合、HTTP が試行されます。

HTTPS ポートは 443 に固定されており、HTTP ポートはデフォルトで 80 に設定されています。コミュニティを作成する際には、別の HTTP ポートを指定できます。その後は、HTTP ウィンドウを使用して HTTP ポートを変更できます。HTTPS と HTTP のポート設定はいずれも、同一コミュニティのメンバすべてに対して同じである必要があります。

コミュニティの情報

Configuration Assistant では、IP アドレス、ホスト名、通信プロトコルなど、個々のデバイスの情報がすべてローカル PC に保存されます。コミュニティへの接続時には、ローカルに保存されたデータによって、メンバ デバイスの再検出が行われます。

別の PC を使用して既存のコミュニティを管理しようとしても、メンバ デバイスの情報はいずれも使用できません。そのコミュニティを再び作成し、同じメンバ デバイスを追加する必要があります。

コミュニティの作成

次の方法でコミュニティを作成できます。

コミュニティにデバイスのグループを追加する。

一度に 1 つのデバイスを追加する。

デバイスがコミュニティに適切に含まれていることを確認する必要があります。このセクションでは、これらのタスクを実行する方法を説明します。

デバイスのグループの追加

候補デバイスのリストを作成し、それらのデバイスをコミュニティに追加するには、次の手順に従います。

1. Configuration Assistant を起動し、[接続(Connect)] ウィンドウで [コミュニティの作成(Create community)] を選択します。[接続(Connect)] をクリックします。

2. [コミュニティの作成(Create Community)] ウィンドウで、コミュニティの名前を入力します。

3. HTTP ポートをデフォルトの 80 以外に設定するには、[詳細(Advanced)] ボタンをクリックします。使用する HTTP ポート番号を入力します。[OK] をクリックします。

4. 起点 デバイスの IP アドレス、アドレス範囲の開始 IP アドレスと終了 IP アドレス、またはサブネットの IP アドレスを入力します(起点 IP アドレスを使用した場合、そのアドレスを持つデバイスの検出と、接続されたデバイスの検出を暗黙的に実行します)。

5. 検出プロセスを開始します。

6. デバイス リストで、削除する候補デバイスの選択を解除し、[削除(Remove)] をクリックします。

一度に 1 つのデバイスの追加

一度に 1 つのデバイスを追加するには、次のいずれかの方法を使用します。

[コミュニティの作成(Create Community)] ウィンドウで、単一のデバイスの IP アドレスを入力し、検出プロセスを開始します。

トポロジ ビューで、候補アイコンを右クリックし、[コミュニティに追加(Add to Community)] を選択します。

コミュニティの確認

コミュニティを確認するには、次の手順に従います。

1. [モニタ(Monitor)] > [ビュー(View)] > [トポロジ(Topology)] を選択し、トポロジ ビューを表示します。

2. [モニタ(Monitor)] > [レポート(Reports)] > [インベントリ(Inventory)] を選択し、トポロジ ビューを表示します。

デバイスの型番、シリアル番号、ソフトウェア バージョン、IP 情報、位置といった情報が要約されています。

3. [モニタ(Monitor)] > [ビュー(View)] > [前面パネル(Front Panel)] を選択し、前面パネル ビューを表示します。