Cisco Unified Service Statistics Manager ユーザ ガイド Cisco Unified Communications Management Suite ソフトウェア リリース 8.6
Service Statistics Manager を使用する前に
Service Statistics Manager を使用する前に
発行日;2012/05/08 | 英語版ドキュメント(2011/12/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Service Statistics Manager を使用する前に

Service Statistics Manager の概要

Service Statistics Manager の起動

初回ログインの実行

製品ライセンスとバージョンの表示

Service Statistics Manager のユーザ インターフェイスの使用方法

ビュー、レポート、グラフ、および SLA の名前に対する特殊文字の使用方法

データの収集に関する重要な概念

モニタとは

モニタ タイプとは

モニタ タイプと属性セットの比較方法

Service Statistics Manager の概要

Cisco Unified Service Statistics Manager(Service Statistics Manager)は、Cisco Unified Communications Management Suite の製品で、スイート内の他の製品が収集した短期間の運用データに基づいて、長期的な分析とレポートを実行します。Service Statistics Manager 製品には、次の 3 つのコンポーネントが含まれています。このオンライン ヘルプ システムでは、これらのコンポーネントについて説明します。

Service Statistics Manager:次の両方のコンポーネントを指しています。

データベースとバックエンド プロセスを備えるアプリケーション サーバ。このプロセスは、データを保存して分析し、レポートとグラフを作成します。

ユーザがユーザ インターフェイスにアクセスして、レポートとグラフを閲覧するときに使用される Web サーバ。

詳細については、「Service Statistics Manager のユーザ インターフェイスの使用方法」を参照してください。

SSM Agent:このコンポーネントがインストールされた Cisco Unified Operations Manager(Operations Manager)システムと Cisco Unified Service Monitor(Service Monitor)システム上に、モニタ(データ コレクタ)を作成します。また、Operations Manager システムと Service Monitor システム上でのデータのポーリングと Service Statistics Manager へのデータの配信を調整します。詳細については、「Operations Manager と Service Monitor の統合」を参照してください。

SSM Administration Console:グループ、ユーザ、ロール、および SSM Agent を管理します。Service Statistics Manager の Administrator ロールを持つユーザのみがこのコンソールにログを記録できます。詳細については、「SSM Administration Console の使用方法」を参照してください。

関連トピック

「Service Statistics Manager の起動」

「製品ライセンスとバージョンの表示」

Service Statistics Manager の起動


) Administrator ロールを持つユーザに Service Statistics Manager の設定とアクセス制御を可能にする SSM Administration Console の詳細については、「SSM Administration Console の使用方法」を参照してください。


Administrator ロールを持つユーザが初期設定を実施してユーザ名とパスワードを発行したら、Service Statistics Manager サーバに接続できるようになります。接続する前に、「初回ログインの実行」を参照してください。

手順


ステップ 1 ブラウザを開いて、該当するアドレスを入力します。

Service Statistics Manager をセキュア モードで実行するには、次のどちらかを入力します。

https://servername または IP address:48443
 

Service Statistics Manager をセキュア モードで実行する必要がない場合は、次のどちらかを入力します。

http://servername または IP address:48101

) ログイン ウィンドウが表示されない場合は、管理者に問い合わせてください。


ステップ 2 Service Statistics Manager のログイン ウィンドウで、管理者から付与されたユーザ名とパスワードを入力します。(インストール時の)デフォルトのユーザ名とパスワードは、admin です(詳細については、「初回ログインの実行」を参照してください)。

ステップ 3 [Login] をクリックします。Service Statistics Manager の評価ライセンスを使用している場合は、リマインダ メッセージに評価期間の残りの日数が表示されます。詳細については、「評価ライセンスの使用法」を参照してください。


注意 同じブラウザ、ユーザ名、およびパスワードを使用した複数ログインは避けてください。そうしなかった場合の結果は予測できません。複数ログインする場合は、それぞれ別のブラウザ インスタンスを開いてください。

ログイン セッションは、処理を何も実行しないと 2 時間後にタイムアウトします。セッションが 2 時間使用されなかった場合は、ログインをやり直すように求められます。


 

初回ログインの実行

初回ログイン時は、予約された「admin」ユーザ名とパスワードを使用できます。


) 初回ログインでは、次の手順に従って、admin(予約されたユーザ名)に対応するパスワードを変更し、適切な特権を持つ追加のユーザを作成します。



ステップ 1 ブラウザを開いて、該当するアドレスを入力します。

Service Statistics Manager をセキュア モードで実行するには、次のどちらかを入力します。

https://servername または IP address:48443
 

Service Statistics Manager をセキュア モードで実行する必要がない場合は、次のどちらかを入力します。

http://servername または IP address:48101
 

) ログイン ウィンドウが表示されない場合は、管理者に問い合わせてください。


ステップ 2 [User Name] フィールドに admin と入力し、admin に対して設定されているパスワードを [Password] フィールドに入力します。


) admin 用のパスワードが不明の場合、または、ユーザ名とパスワードが必要な場合は、Administrator ロールを持つ Service Statistics Manager ユーザにお問い合わせください。


ステップ 3 [Login] をクリックするか、 Enter キーを押します。これで、ログインした状態になります。


) ログイン セッションは、処理を何も実行しないと 2 時間後にタイムアウトします。セッションが 2 時間使用されなかった場合は、ログインをやり直すように求められます。


ステップ 4 [Administration] > [User ID and Password] を選択して、admin のパスワードを変更します。

ステップ 5 SSM Administration Console にログインします(Administrator ロールを持つユーザだけがログインできます。予約されたユーザの admin がこれに相当します。Administrator ロールを持つその他のユーザを作成できます)。「SSM Administration Console の使用方法」「ユーザの管理」、および「ユーザのロールと特権の管理」を参照してください。


 

製品ライセンスとバージョンの表示


) SSM Agent と SSM Administration Console のソフトウェア バージョンを表示するには、「SSM Agent と SSM Administration Console のソフトウェア バージョンの確認」を参照してください。


Service Statistics Manager のソフトウェア バージョンを表示し、製品ライセンスの詳細を取得するには、次の手順を使用します。

手順


ステップ 1 Service Statistics Manager ウィンドウの右上にある [About] をクリックします。[About Cisco Unified Service Statistics Manager] ウィンドウが開いて、次の情報が表示されます。

[Version]:製品のバージョン番号

[License Type]:次のいずれか

[Evaluation]:90 日間は製品のすべての機能にアクセスできます。

[Premium]:製品のすべての機能にアクセスできます。

[Number of Phones Licensed]:Service Statistics Manager で統計情報を収集可能な電話機の台数。

[License Expiration Date]:評価ライセンスの有効期限。(ライセンス タイプが Premium の場合は表示されません)。

ステップ 2 [Close] をクリックします。


 

関連トピック

「Service Statistics Manager のユーザ インターフェイスの使用方法」

Service Statistics Manager のユーザ インターフェイスの使用方法

この項では、Service Statistics Manager のユーザ インターフェイスおよびその各タブで実行できる作業について、概要を示します。ログインすると、Cisco Unified Service Statistics Manager ウィンドウの [Views] タブが表示されます(ビューは、レポートまたはグラフの名前付き集合です)。Service Statistics Manager には最大 5 つのタブを表示できます。

[Views]:一連のサムネールが順に表示されます。それぞれのサムネールには、完全なレポートまたは詳細なグラフへのリンクが張られています。サムネールをクリックすると、レポートまたはグラフを閲覧できます。各レポートまたはグラフからドリル ダウンを実行すると、付随するレポートまたはグラフの詳細情報を表示できます。表示する詳細情報がなくなるまで、さらに詳細な情報にドリル ダウンしていくことができます。

ログインすると、デフォルトのホーム ビューが表示されます。このビューでは、次の操作を実行できます。

別のビューをホーム ビューとして設定する。

アクセス可能な他のビューを選択する。Service Statistics Manager には、一連のデフォルト ビューが用意されており、それらのビューへのアクセスはセキュリティ制御されています。

ビューの管理特権を持っている場合は、ビューを作成、編集、および削除することもできます。詳細については、「ユーザのロールと特権の管理」「ビューの使用方法」を参照してください。

[Reports]:生成されたレポートを起動可能なリンクが張られた使用可能なレポートのリストを表示します。レポートからドリル ダウンを実行すると、付随するレポートまたはグラフの詳細情報を表示できます。表示する詳細情報がなくなるまで、さらに詳細な情報にドリル ダウンしていくことができます。

Service Statistics Manager には、一連のデフォルト レポートが用意されています。レポートの管理特権を持っている場合は、レポートを作成、編集、および削除することもできます。

詳細については、「レポートの使用方法」を参照してください。

[Custom Graphs]:選択条件を指定して、必要なグラフ形式を使用した個別のグラフまたは複数のグラフを生成します。

[SLAs (Service Level Agreements)]:サービス レベル契約(SLA)を定義して、SLA の順守を評価できます。SLA を定義すると、モニタ対象になっている任意の属性を評価できます。たとえば、Cisco Unity システムのポート使用率とユーザ定義の目標値を比較できます。SLA 順守は 1 日の終わり以降に計算され、順守マトリクスにサマリー形式で表示されます。順守マトリクスでは、順守に関するしきい値を超えていないかどうかをすぐに確認し、ドリル ダウンを実行して、その根拠となった詳細情報を取得することができます。

SLA の管理特権を持っている場合は、SLA を作成、編集、および削除することもできます。

詳細については、「SLA の管理と順守の監視」を参照してください。

[Administration]:ユーザ プリファレンスを設定したり(たとえば、ホーム ビューを選択したり、パスワードを変更したり)、Service Statistics Manager とデータ ソースを統合したり(たとえば、1 つのシステムと Operations Manager を統合したり、1 つ以上のシステムと Service Monitor を統合したり)、SSM Agent と SSM Administration Console をインストールしたりできます。

詳細については、「Administration の使用方法」を参照してください。

[Service Statistics Manager] ウィンドウの右上に、次のオプションがあります。

[Logout]:クリックすると、Service Statistics Manager からログアウトします。

[Help]:クリックすると、オンライン ヘルプが開きます。

[About]:クリックすると、Service Statistics Manager のソフトウェア バージョン番号とライセンス情報が表示されます。

Service Statistics Manager の多くのユーザ インターフェイスでは、次のボタンが表示されます。

[Next]:クリックすると、ページ上またはウィザード内の次のステップに移動します。


) 前のページに戻るには、ブラウザの [Back] 機能を使用します。


[Cancel]:クリックすると、データを保存せずに、複数ステップ ページまたはウィザードを終了します。

:クリックすると、ウィンドウまたはペインに関する状況依存のオンライン ヘルプが表示されます。

関連トピック

「データの収集に関する重要な概念」

「ビュー、レポート、グラフ、および SLA の名前に対する特殊文字の使用方法」

「Service Statistics Manager の起動」

ビュー、レポート、グラフ、および SLA の名前に対する特殊文字の使用方法

表 1-1 に、ビュー、レポート、グラフ、または SLA に名前を付ける場合に使用できない特殊文字を示します。

 

表 1-1 特殊文字

命名の対象
使用できない特殊文字

ビュー、レポート、SLA

` \ ” ’ < > /

グラフ

` ” ’ < > #

データの収集に関する重要な概念

Service Statistics Manager を最大限に活用する方法を理解するには、モニタ、モニタ タイプ、および属性セットを理解しておくことが重要です。これらの概念について、次の各項で説明します。

「モニタとは」

「モニタ タイプとは」

「モニタ タイプと属性セットの比較方法」

モニタとは

Service Statistics Manager は、Operations Manager システムおよびサポートされる関連 Service Monitor システム上で、SSM Agent が作成したモニタ(データ コレクタ)からデータを受信します。

モニタは、音声ゲートウェイや Cisco Unified Communications Manager(Unified Communications Manager)などの特定の管理対象要素に関するデータを収集します。各管理対象要素には、さまざまなタイプのデータを収集する複数のモニタを割り当てることができます。たとえば、Unified Communications Manager の場合は、Operations Manager システム上に次の 2 つのモニタが割り当てられます。

Unified CM Performance モニタ:Unified Communications Manager を通して処理されたコール、Unified Communications Manager に登録された音声ゲートウェイ リソース、ハードウェア会議リソース、およびソフトウェア会議リソースに関する統計情報を収集します。

System Utilization for Unified CM モニタ:Unified Communications Manager がインストールされているシステムに関するデータを収集します。

管理対象要素ごとに、SSM Agent が、関連付けられたモニタ タイプごとに 1 つずつのモニタを作成します。SSM Agent は、データのポーリングおよび Service Statistics Manager へのデータの配信を制御します。

関連トピック

「モニタ タイプとは」

モニタ タイプとは

モニタ タイプは、管理対象要素に関して収集される一意の統計情報または 属性 のセットを定義したものです。モニタ タイプは、次の要素で構成されます。

通常、次のことを説明する記述名(例:Gatekeeper Performance)。

このモニタ タイプがデータを収集可能なデバイスのタイプ(この例では、ゲートキーパー)。詳細については、「デバイスと関連モニタ タイプ」を参照してください。

このモニタ タイプから予想できるデータのタイプ(この例では、パフォーマンス統計情報)。

デバイスのタイプに関して収集可能であり、予想されるデータのタイプと適合する属性のリスト。たとえば、Gatekeeper Performance モニタ タイプの場合、属性は次のようになります。

Admission Confirmations for Local Zone

Admission Rejections for Local Zone

Interzone Bandwidth Utilization

Local Zone Bandwidth Utilization

各モニタ タイプは、SSM Agent がモニタを作成するときに、モニタを作成するための定義(テンプレート)として機能します。Service Statistics Manager は、Service Monitor 用と Operations Manager 用として次のモニタ タイプを提供します。

Service Monitor モニタ タイプ:

Call Quality by Cluster

Call Quality by NAM

Call Quality by Sensor

Call Volume by Cluster

Call Volume by Device Pool

Route Group Utilization

Trunk Utilization

これらのモニタ タイプに関連付けられた 属性( 統計情報 については、 「Service Monitor のデータベース モニタ タイプ」 を参照してください。

Operations Manager モニタ タイプ:

CAC Location Bandwidth Utilization

CME Performance

CUE Performance

Gatekeeper Performance

IPSLA Data Jitter

IPSLA Gatekeeper Registration Delay

IPSLA Ping Echo

IPSLA Ping Path Echo

IPSLA UDP Echo

IPSLA Gatekeeper Regarding Delay

System Utilization for IOS Routers

System Utilization for Unified CCE

System Utilization for Unified Communications Manager

System Utilization for Unity

System Utilization for Unity Connection

Unified CCE Performance

Unified Communications Manager Performance

これらのモニタ タイプに関連付けられた属性については、 「Operations Manager のファイルベース モニタ タイプ」 を参照してください。

関連トピック

「モニタ タイプと属性セットの比較方法」

モニタ タイプと属性セットの比較方法

モニタ タイプは、特定のデバイス タイプに関係する属性をまとめて、名前を付けたものです。「デバイスと関連モニタ タイプ」を参照してください。モニタ タイプは、モニタを作成するためのテンプレートとして使用され、Service Statistics Manager で事前定義されます。

属性セットには、1 つ以上のモニタ タイプが含まれており、タイプごとに属性が選択されています。Service Statistics Manager には、レポートと SLA の定義で選択可能ないくつかの事前定義属性セットが含まれています。また、必要な特権を持っているユーザは、属性セットを定義できます。詳細については、「属性セットの設定」を参照してください。SLA タイプも属性セットの 1 つです。「SLA タイプの追加」を参照してください。


) タブにアクセスできるかどうかは、ライセンスのタイプによって決まります。


表 1-2 に、モニタ タイプと属性セットの比較を示します。

 

表 1-2 モニタ タイプと属性セット

項目
モニタ タイプ
属性セット

説明的名前

Service Statistics Manager で定義

ユーザ定義

収集する属性/統計情報

Service Statistics Manager で定義

ユーザ定義

モニタリング

関連する管理対象要素ごとに監視されます。

ユーザが選択した管理対象要素が監視されます。属性セットの設定時に関連する管理対象要素のリストから選択します。