Cisco Prime Collaboration Manager 1.2 ユーザ ガイド
トラブルシューティング データの分析
トラブルシューティング データの分析
発行日;2012/08/29 | 英語版ドキュメント(2012/08/17 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

トラブルシューティング データの分析

トラブルシューティング データの分析

トラブルシューティング ジョブでは、エンドポイント間のパスが検出されます。パスが検出されると、ネットワーク デバイスの詳細情報が収集されます。検出されたネットワーク デバイスの詳細情報に基づいて、Prime CM インベントリが更新されます。

トラブルシューティング ジョブが完了すると、次のデータが表示されます。

「トラブルシューティング」

「Logs」

「Medianet Path View」

「診断」

トラブルシューティング

[Troubleshooting] タブでは、エンドポイント間で選択した方向のトポロジ(レイヤ 2 とレイヤ 3)を表示できます(図 25-1 を参照)。

デバイス間の直線は、それらのデバイスが直接相互に接続されていて、Prime CM がデバイスを検出できることを示します。

デバイス間の点線は、それらのデバイスが接続されていない可能性があり、Prime CM が CDP リンク詳細情報をもとにデバイスを検出できないことを示します。

図 25-1 トラブルシューティング結果

 

 

1

トラブルシューティング結果のタブ。デバイスの設定(Mediatrace、Performance Monitor)によっては、一部のタブが表示されない場合があります。

2

NAM アプリケーションを含むデバイスについては、各デバイス上に表示が追加されます。

3

Mediatrace がイネーブルになっているデバイスには、デバイス上に表示が追加されます。

4

アクセス不能なデバイスは、グレー表示になります。

5

エンドポイントに対するアラーム表示は、そのエンドポイントに障害があることを表します。

6

検出されたデバイスに対する情報表示は、QoS、メモリ使用率、CPU 使用率に問題があることを表します。Qos([Rx Packet Loss]、[Average Period Jitter]、および [DSCP])および使用率(メモリおよび CPU)のしきい値は、[Device Monitoring Configuration] ページ([Administration])で定義されます。

トラブルシューティング ワークフローの中で検出できるデバイスのリストについては、『 Cisco Prime Collaboration Manager 1.2 Supported Devices Table 』を参照してください。

デバイスがアクセス可能な場合は、マウスをそのデバイス上に移動してクイック ビュー アイコンをクリックすることで、システム、インターフェイス、ネットワーク診断、および Mediatrace フローの詳細を表示することができます。


) トラブルシューティングの間にデバイスにアクセスできない場合、トラブルシューティング ワークフローはそのデバイスをスキップします。クレデンシャルを更新し(「クレデンシャルの管理」を参照)、デバイスを再検出して、トラブルシューティングを続行する必要があります。


表 25-1 は、クイック ビューにリスト表示されるシステム、インターフェイス、およびフローの詳細をまとめたものです。

 

表 25-1 システム、インターフェイス、およびフローの詳細

フィールド
説明
Hostname

デバイスに設定されたホスト名。

IP Address

デバイスを管理するために使用される IP アドレス。リンクを使用して、ページ内のエンドポイントまたはインフラストラクチャ デバイス ログを起動できます。

Mediatrace Capable

この情報は、デバイスで Mediatrace がイネーブルになっている場合にだけ表示されます。

Mediatrace Role

デバイス上の設定された Cisco Mediatrace ロール:Responder、Initiator、Initiator/Responder、Unsupported、Transparent。

IP SLA Role

デバイス上で設定された IP SLA ロール:Responder、Not Configured、Unsupported。

Performance Monitor

設定された Performance Monitor:Configured、Not Configured、Unsupported。

System Status

Physical Memory Utilization (in%)

物理メモリ使用率(パーセンテージ)。

Swap Memory Utilization (in%)

スワップ メモリ使用率(パーセンテージ)。

CPU Utilization (in%)

CPU 使用率(パーセンテージ)。

System Status Multipoint Switch

Number of Active Meetings

マルチポイント スイッチに定義されたアクティブ セッションの数。

Number of Segments Used

使用されているセグメント(個々のビデオ ディスプレイ)の数。

Interface Details

Speed

インターフェイスのスピード。単位は Mbps、 snmpifSpeed オブジェクトで指定。

Administrative Status

インターフェイスの動作ステータス。 ifAdminStatus オブジェクトで指定。

Operation Status

インターフェイスの管理ステータス。 ifOperStatus オブジェクトで指定。

Input Metrics

表示されるデータは RFC1213 MIB 属性に基づく。

Output Metrics

表示されるデータは RFC1213 MIB 属性に基づく。

Network Diagnosis
これが表示されるのは、Cisco Prime NAM および Cisco Prime LMS でこれらのデバイスを管理している場合のみです。「ネットワーク診断の実行」を参照してください。
Mediatrace Flow Information

次の情報はデバイスのすべての管理対象コーデックの統合レポートです。この情報は、デバイスで Mediatrace がイネーブルになっている場合にだけ表示されます。詳細については、「Cisco Mediatrace」を参照してください。

DSCP

デバイス上に設定された DSCP 値。

IP Packet Drop Count

ドロップされた IP パケットの数。

RTP Packet Loss

リアルタイム転送プロトコル(RTP)が示すパケット損失。

RTP Packet Jitter (RFC 3550)

リアルタイム転送プロトコル(RTP)が示すジッター。

Ingress Interface

入力インターフェイスの詳細。

Egress Interface

出力インターフェイスの詳細。

View All Flows

このフロー情報は、デバイス上で Cisco IOS Performance Monitor 設定されている 場合にのみ表示されます。詳細については、「Cisco Performance Monitor」を参照してください。

Prime CM がまだデバイスをポーリング中の場合は、「No Recent Data」というメッセージを受け取ることがあります。その場合は、しばらく待ってからそのデバイスにアクセスしてください。

Prime CM がデバイスから必要な詳細情報を取得できない場合は、「Data not available for this endpoint」というメッセージが表示されることがあります。このメッセージは、Cisco C シリーズ/Ex シリーズ、Cisco VCS、および Cisco TS に対して表示されます。

TC 5.0 が稼働している Cisco C シリーズ/Ex シリーズに対しては、Mediatrace フロー情報が表示されます。

Logs

[Log] タブを使用して、トラブルシューティング ワークフロー ステータスの詳細を表示できます。ログ ファイルには、次の情報が含まれます。

トラブルシューティング ワークフローの開始時間と終了時間。

トラブルシューティングの開始方法、および自動と手動のどちらによるものか。

エンドポイント システムの詳細情報の取得時間。

パス検出の開始時間と終了時間。

パス トポロジの詳細の取得で問題が発生したかどうか。

ポーリングの開始時間。

パス トポロジ内のデバイスのいずれかで発生した障害。

Medianet Path View

Medianet Path View には、Mediatrace がイネーブルになっている各デバイスからの出力が含まれます。Prime CM は分析を行い、Mediatrace セッション(ビデオ フロー)のホップと統計情報を表示します。

Medianet Path View では、次のグラフが表示されます。

CPU and Memory

このグラフではすべてのデバイスが表示され、次の情報を含んでいます(図 25-2 を参照)。

縦軸(Y 軸)は、1 分間の CPU 使用率をパーセンテージで表します。

横軸(X 軸)にはパス トレースで検出されたネットワーク デバイスすべてがリストされます。グレーで表示されたデバイスには、Cisco Mediatrace が設定されていません。

グラフ内の球体は、プロセッサ メモリ使用率の詳細をパーセンテージで表します。球体のツールチップには、メモリ使用率の正確な値が表示されます。

球体の大きさは、プロセッサ メモリ使用率によって変化します。球体のサイズが小さい場合、プロセッサ メモリ使用率が低いことを示します。

図 25-2 CPU and Memory グラフ

 

球体(赤いアイコン)をクリックすると、システム、インターフェイス、場合によっては Mediatrace フローの詳細が表示されます( 表 25-1 を参照)。

CPU and Packet Loss

このグラフは、 Cisco Mediatrace が設定された デバイスについてのみ表示されます。次の情報が表示されます(図 25-3 を参照)。

縦軸(Y 軸)は、1 分間の CPU 使用率をパーセンテージで表します。

横軸(X 軸)にはパス トレースで検出されたネットワーク デバイスすべてがリストされます。グレーで表示されたデバイスには、Cisco Mediatrace が設定されていません。

グラフ内の球体は、ビデオ パケット損失の詳細をパーセンテージで表します。

グリーンの球体は、ビデオ パケット損失がゼロであることを示します。

オレンジの球体は、ビデオ パケット損失が 1 % を超えることを示します。球体の大きさは、ビデオ パケット損失によって変化します。球体のサイズが小さい場合、ビデオ パケット損失が少ないことを示します。

球体をクリックすると、インターフェイス レベルでのパケット損失をより詳細に分析することができます( View All Flowsを参照)。

ブルーの四角は、そのデバイスに Mediatrace が設定されておらず、利用できるビデオ パケット損失データがないことを示します。

図 25-3 CPU and Packet Loss グラフ

 

球体または四角(赤いアイコン)をクリックすると、システム、インターフェイス、Mediatrace フローの詳細が表示されます( 表 25-1 を参照)。

Video IP Bit Rate and Packet Loss

このグラフは、 Cisco Mediatrace が設定された デバイスについてのみ表示されます。次の情報が表示されます(図 25-4 を参照)。

縦軸(Y 軸)には、ビデオ IP ビット レートがキロビット毎秒(kbps)で表示されます。

横軸(X 軸)にはパス トレースで検出されたネットワーク デバイスすべてがリストされます。グレーで表示されたデバイスには、Cisco Mediatrace が設定されていません。

グラフ内の球体は、ビデオ パケット損失の詳細をパーセンテージで表します。

グリーンの球体は、ビデオ パケット損失がゼロであることを示します。

オレンジの球体は、ビデオ パケット損失が 1 % を超えることを示します。球体の大きさは、ビデオ パケット損失によって変化します。球体のサイズが小さい場合、ビデオ パケット損失が少ないことを示します。

球体をクリックすると、インターフェイス レベルでのパケット損失をより詳細に分析することができます( View All Flowsを参照)。

球体がない場合、そのデバイスに Cisco Mediatrace が設定されておらず、利用できるビデオ パケット損失データがないことを示します。

図 25-4 Video IP Bit Rate and Packet Loss グラフ

 

球体(赤いアイコン)をクリックすると、システム、インターフェイス、Mediatrace フローの詳細が表示されます( 表 25-1 を参照)。

Video Interarrival Jitter and Packet Loss

このグラフは、 Cisco Mediatrace が設定された デバイスについてのみ表示されます。次の情報が表示されます(図 25-5 を参照)。

縦軸(Y 軸)は平均ビデオ到着時間間隔ジッター値を示します(ミリ秒単位)。

横軸(X 軸)にはパス トレースで検出されたネットワーク デバイスすべてがリストされます。グレーで表示されたデバイスには、Cisco Mediatrace が設定されていません。

グラフ内の球体は、ビデオ パケット損失の詳細をパーセンテージで表します。

グリーンの球体は、ビデオ パケット損失がゼロであることを示します。

オレンジの球体は、ビデオ パケット損失が 1 % を超えることを示します。球体の大きさは、ビデオ パケット損失によって変化します。球体のサイズが小さい場合、ビデオ パケット損失が少ないことを示します。

球体をクリックすると、インターフェイス レベルでのパケット損失をより詳細に分析することができます( View All Flowsを参照)。

球体がない場合、そのデバイスに Cisco Mediatrace が設定されておらず、利用できるビデオ パケット損失データがないことを示します。

図 25-5 Video Interarrival Jitter and Packet Loss グラフ

 

球体(赤いアイコン)をクリックすると、システム、インターフェイス、Mediatrace フローの詳細が表示されます( 表 25-1 を参照)。

IP DSCP and Packet Loss

このグラフは、 Cisco Mediatrace が設定された デバイスについてのみ表示されます。次の情報を表示します。

縦軸(Y 軸)は、平均 IP Differentiated Service Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)を示します。この値は、デバイスで事前に設定されています。

横軸(X 軸)にはパス トレースで検出されたネットワーク デバイスすべてがリストされます。グレーで表示されたデバイスには、Cisco Mediatrace が設定されていません。

グラフ内の球体は、ビデオ パケット損失の詳細をパーセンテージで表します。

グリーンの球体は、ビデオ パケット損失がゼロであることを示します。

オレンジの球体は、ビデオ パケット損失が 1 % を超えることを示します。球体の大きさは、ビデオ パケット損失によって変化します。球体のサイズが小さい場合、ビデオ パケット損失が少ないことを示します。

球体をクリックすると、インターフェイス レベルでのパケット損失をより詳細に分析することができます( View All Flowsを参照)。

球体がない場合、そのデバイスに Mediatrace が設定されておらず、利用できるビデオ パケット損失データがないことを示します。

図 25-6 IP DSCP and Packet Loss グラフ

 

球体(赤いアイコン)をクリックすると、システム、インターフェイス、Mediatrace フローの詳細が表示されます( 表 25-1 を参照)。

メディアネットが有効なネットワーク

メディアネットはネットワークの可視性を拡大して、トラブルシューティングを簡略化し、よりすばやく行えるようにします。Prime CM におけるメディアネットが有効なネットワークと、メディアネットが無効なネットワークの間の主な相違は以下のとおりです。

 

詳細
メディアネットが有効なネットワーク
メディアネットが無効なネットワーク

Path Topology

Yes

Yes

System Statistics

Yes

Yes

Interface Statistics

Yes

Yes

Medianet Flow Information(DSCP、IP Packet Drop Count、RTP Packet Loss、RTP Packet Jitter(RFC 3550)、Ingress Interface、Egress Interface)

Yes

No

View All Flows

Yes

No

Network Diagnostics

Yes

Yes

Mediatrace 診断

この情報は、デバイスで Mediatrace がイネーブルになっている場合にだけ表示されます。詳細については、「Cisco Mediatrace」を参照してください。Mediatrace 統計が無効になっている場合、つまり、Mediatrace フロー情報がクイック ビューに表示されない場合、Prime CM はアプリケーション診断をサポートし、表示されない理由を認識します。

クイック ビューから [Run Diagnostics] をクリックして、根本原因と推奨事項を確認する必要があります。

図 25-7 Mediatrace 診断

 

Mediatrace 診断の中では、次の診断テストが実行されます。

Prime CM は、次を確認します。

Prime CM で、CLI を使用してデバイスにアクセスできる。

Mediatrace Initiator ロールがデバイスに設定されている。

Mediatrace Responder ロールがデバイスに設定されている。

WSMA が設定されている。

HTTP サーバが設定されている。

エンドポイントのバージョンが 5 タプルをサポートしている。

セッション用に Mediatrace が設定されている。

Mediatrace のライセンスがデバイスにインストールされている。

コールが保留状態である(CTS のみ該当)。

テストが実行された後、根本原因と推奨事項が表示されます。

View All Flows

この情報は、デバイス上で Cisco IOS Performance Monitor が設定されている場合にのみ表示されます。次のグラフが [View All Flows] に表示されます。

ネットワーク内のパケット フローを表示する手順は次のとおりです。


ステップ 1 トラブルシューティング トポロジ([Troubleshooting] タブ)でデバイスを選択します。

[Performance Monitor] フィールドに [Configured] が表示されていることを確認します(図 25-8 を参照)。

図 25-8 [Configured] と表示された Performance Monitor の状態

 

ステップ 2 [View All Flows] をクリックします。

ステップ 3 パケット フローをモニタするインターフェイスを選択します。

ステップ 4 トラフィックのタイプを選択します。

ステップ 5 [Start] をクリックします。

次の詳細情報が表示されます。

図 25-9 Performance Monitor

 

 

表 25-2 インターフェイスに関するフローの詳細情報

フィールド
説明

Current Selection

選択したデバイスの詳細情報。

Interface

デバイス上で選択したインターフェイス。

Type of Traffic Selected

選択したトラフィックのタイプが [All] か [RTP] かを示します。

Maximum Bandwidth

インターフェイスに対して使用できる最大帯域幅(単位は Mbps)。

Interface Usage / Interface Utilization Bar Chart

選択したインターフェイスの使用量(単位は Kbps)。

Flow Usage / Flow Usage Pie Chart

設定された Performance Monitor のフローに基づいて算出した、インターフェイスで使用される帯域幅(単位は Kbps)。

また、ビデオや音声など、転送するリアルタイム データの詳細も示されます。

この値は、選択したインターフェイスにおいて個々のフローに使用される帯域幅の合計を表しています( 表 25-3 を参照)。

選択したインターフェイスは、入力または出力のいずれかとして表示されます。Prime CM では、選択したインターフェイスに関するフローの詳細情報がすべて表示されます。

 

表 25-3 インターフェイスに関する個々のフローの詳細情報

フィールド
説明

Ingress

入力インターフェイスの詳細。

Source

パケット フローの起点となる発信元デバイスの名前。

Egress

出力インターフェイスの詳細。

Destination

パケット フローの終点となる宛先デバイスの名前。

Protocol

パケット フローに使用されるプロトコル。

Source and Destination Port

フローに使用されるポート。

Application

アプリケーションのタイプ。

Application Category

パケット フローがオーディオか、ビデオか、それ以外のカテゴリかが示されます。

Bandwidth (bps)

アプリケーションで使用される帯域幅。

Packet Loss (%)

パケット損失率(単位は %)。

Jitter (ms)

パケットのペアについて送信側と比較した受信側のパケット間隔の差に関する最大偏差。


 

診断

ビデオ セッションの場合、診断機能を使用して、ビデオ フロー パスのすべてのノードの情報を収集し、Qos の設定に誤りがないかスキャンできます。トラブルシューティングで判別されたデバイスに対して、一連のテストが実行されます。これにより、トラブルシューティングで特定されたコール品質の問題の根本原因を見つけ、シスコが推奨するベストプラクティスと、ユーザが設定した内容の相違点を含むレポートを表示することができます。

診断は、セッション モニタリングをベースにしたトラブルシューティングに対してのみサポートされます。IP SLA やメディア パス分析(VSA エージェント)ベースのトラブルシューティングには使用できません。

診断テストは、[Managed] 状態となり、CLI アクセス レベル(RW/RO)を持つ中間点でのみ実行できます。診断テストをエンドポイントで実行することはできません。

一般情報を表示してテストを実行するには、[Diagnostics] タブをクリックする必要があります。

一般情報

デバイスの合計数、テスト可能なデバイス、テスト不可能なデバイス、Mediatrace が有効になっているデバイス、パケット ロスしきい値違反のデバイス、ジッターしきい値違反のデバイス、および DSCP 違反のデバイスに関するトラブルシューティングの概要が提供されます。

テスト

トラブルシューティングで判別されたデバイスに対して、一連のテストが実行されます。診断テストを開始するには、セッションでトラブルシューティングが完了した後に、[Run Diagnostics Tests] をクリックします。進捗バーにテストの進捗状況(%)と、テストされたデバイスの数が表示されます。

テストには 5 つのカテゴリがあります。

次の表に、それらのカテゴリとテストの内容を示します。

図 25-10 診断カテゴリとテストの詳細

 

カテゴリ
テスト
インターフェイス

 

インターフェイスのフラッピング。

 

デュプレックスの不一致

 

入力キューのドロップの増加。

 

出力キューのドロップ、バブル、衝突の増加。

 

イーサネット インターフェイスでの入力/出力エラー(スイッチ 3750 に適用可能)。

 

Tx/ Rx でのパケットのドロップ(Catalyst 6K に適用可能)。

 

シリアル インターフェイスでのスリップおよびライン エラー(T1/ E1/ T3)。

 

ポート ASIC レベルでの Tx/ Rx 入力のドロップ。

 

ポート基本レベルでの Tx 出力のドロップ。

分類/マーキング

 

DSCP CoS のマップ。

 

CoS DSCP のマップ。

信頼

 

信頼の設定。

 

入力/出力インターフェイス(スイッチ)での CoS/DSCP。

キューイング

 

出力プライオリティ キュー。

 

LLQ 低バースト値。

 

CBWFQ の上限。

 

デュアル LLQ。

ポリシング/シェーピング

 

シェーピングの適用禁止。

 

WRED の適用禁止。

 

ポリシー マップ スキャンによる一致トラフィックの確認。

 

出力ポリシーによるドロップ。

 

ポリシー チェック(入力ポリシー)によるドロップ。

テスト結果

テストの結果は、次のように表示されます。

 

表 25-4 診断テスト結果

アイコン
説明

 

合格を示します。デバイス/カテゴリに対するすべてのテストが合格した場合のみ、テスト結果は合格になります。

 

不合格を示します。デバイス/カテゴリに対して少なくとも 1 つのテストが不合格になると、テスト結果は不合格になります。

 

何らかの理由で、テストを実行できず、結果が不明であることを示します。たとえば、CDP が有効ではない場合、入力および出力インターフェイスは判別されません。このため、信頼 DSCP などのテストは実行できず、結果は不明になります。

テストが不合格になった場合 (アイコンで表示)、[Result Field] のクリック ビュー アイコンをクリックして、テストについての根本原因と推奨事項を表示します。

テスト結果はデバイス ビューまたはカテゴリ ビューで表示できます。

カテゴリ ビュー

カテゴリ ビューには、各カテゴリのテストに対する結果の概要が表示されます。カテゴリごとに、テストの合計数、合格したテスト数、不合格になったテスト数、失敗したデバイス数を表示できます。進捗バーにテストの進捗状況(%)と、テストされたデバイスの数が表示されます。

各カテゴリを展開して、そのカテゴリのすべてのテスト結果を表示できます。

図 25-11 カテゴリ ビュー

 

デバイス ビュー

このビューでは、個々のデバイスに実行されたすべてのテストが表示されます。対象のデバイスを選択して、そのデバイスの IP アドレスの横にある矢印をクリックし、そのデバイスに実行されたテスト詳細を表示します。

 

図 25-12 デバイス ビュー

 

Prime CM は、デバイス ビューに以下の詳細情報を表示します。

 

表 25-5 デバイス ビューのテスト詳細

フィールド
説明

IP Address

デバイスの IP アドレス。

Name

デバイスの名前。IP Address と同じ。

Device Type

デバイス タイプを表示します。たとえば、スイッチ、ルータなどです。

Failed Test

不合格になったテストの数。

Result

合格、不合格、または実行なしなどのテスト結果を表示します。

単一デバイスの詳細トラブルシューティングを行うには、不合格/不明テスト結果の結果列の上にマウスを移動して、クイック ビューをクリックし、根本原因と推奨事項を表示します。合格したテストに対しては、クイック ビューは使用できません。

 

単一デバイスに対して、次の詳細事項がデバイス ビューに表示されます。

 

表 25-6 単一デバイスのテスト詳細

フィールド
説明

Test Name

識別用のテスト名を表示します。

Category

デバイスが属するテスト カテゴリを表示します。

Result

合格、不合格、または実行なし/不明などのテスト結果が表示されます。