Cisco Prime Collaboration Manager 1.1 ユーザ ガイド
Cisco Prime Collaboration Manager の概要
Cisco Prime Collaboration Manager の概要
発行日;2012/07/30 | 英語版ドキュメント(2011/11/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco Prime Collaboration Manager の概要

主な機能

本リリースの新機能

Cisco Prime Collaboration Manager の概要

Cisco Prime Collaboration Manager は、Cisco TelePresence セッションのモニタ、トラブルシューティング、およびレポートを支援するビデオ サービス保証および管理システムです。このシステムは、サービスおよびネットワーク オペレータに、すべての Cisco TelePresence セッションを統合したリアルタイムのビューを提供します。

Cisco Prime CM は、各セッションの関連付けられたメディア パスをすぐに表示し、問題の原因を隔離します。Mediatrace 対応デバイスがネットワークに導入されている場合、Cisco Prime CM は、ネットワーク パスを可視化し、ビデオ フロー統計情報の詳細を示します。

Cisco Prime CM:

タイムリーなエンドツーエンド可視性をサポートし、セッション、エンドポイントおよびネットワークのビデオ関連の問題を隔離します。

サービスに影響を与える問題をトラブルシューティングし回復するまでの時間を短縮します。

重要な傷害およびパフォーマンス統計情報によりメディア パスの詳細な分析を提供します。これにより、サービス低下の原因となるネットワーク デバイスを隔離できます。

Cisco TelePresence エンドポイントおよびサービスとネットワーク インフラストラクチャ デバイスの包括的なインベントリ、状態、ステータスを介して、大規模な導入を検証します。

オペレータが使用率および問題履歴を追跡できるレポートを配信します。

ビデオ コラボレーション サマリー ダッシュボード

Cisco Prime CM ビデオ コラボレーション サマリー ダッシュボードは、ビデオ コラボレーション ネットワークのワンストップ モニタリング ページです。次の項目に関して簡単に要約しています。

セッション モニタリング:日、週、および月ごとのセッション数です。

エンドポイント モニタリング:日、週、および月ごとの最も使用率が高いエンドポイント、エンドポイント タイプ、および上位 10 個の no show エンドポイントです。

障害管理:日、週、および月ごとのネットワークで最もアラームが多いエンドポイントおよびトップ 10 のアラーム タイプです。また、アラームが設定されたエンドポイントの数とアラームが設定されていないエンドポイントの数を表示できます。

エンドポイント タイプのインベントリ

ビデオ コラボレーション リソース(会議デバイス、コール プロセッサ、アプリケーション マネージャなど)の使用率統計情報。

サマリー ダッシュボードに表示されるさまざまなフィールドについては、「ビデオ コラボレーション ダッシュボードについて」を参照してください。

デバイス インベントリ管理

ビデオ コラボレーション ネットワークの一部である、すべてのビデオ コラボレーション エンドポイント、マルチポイント スイッチ、アプリケーション マネージャ、コール プロセッサ、ルータ、スイッチを検出および管理できます。

シングル IP アドレスまたは複数の IP アドレスのいずれかを指定して、検出をスケジュールできます。Cisco Prime CM は、アプリケーション マネージャで管理されるすべてのビデオ エンドポイントおよびコールおよびセッション制御デバイスを検出します。検出の一部として、デバイス インターフェイスおよびペリフェラルの詳細も取得され、Cisco Prime CM データベースに保存されます。

検出が完了したら、次のデバイス管理タスクを実行できます。

管理対象デバイスのインベントリを更新します。

管理対象デバイスの管理を一時停止およびレジュームします。

デバイス アクセス クレデンシャルを管理します。

管理対象エンドポイントおよびサービス インフラストラクチャ デバイス インベントリをエクスポートします。

エンドポイント インベントリ データの収集方法については、「デバイスの検出」を参照してください。Cisco Prime CM により収集されるインベントリ データについては、「インベントリの管理」を参照してください。

セッション モニタリング

ビデオ コラボレーション サービス オペレータは、企業のすべてのビデオ セッションにおけるサービス低下の原因を迅速に隔離する必要があります。Cisco Prime CM は、エンドポイント、サービス インフラストラクチャ、およびネットワーク関連問題の具体的な情報など、エンドツーエンド メディア パスを詳細に分析します。

Cisco Prime CM により、すべてのポイントツーポイント、マルチサイト、およびマルチポイント ビデオ コラボレーション セッションをモニタできます。これらのセッションは、次のいずれかのステータスのアドホック、スタティックまたはスケジュール済みセッションです。

In-progress:進行中のセッション。

Scheduled:まだ開始していないセッション。Cisco Prime CM は、セッションのスケジュール済み開始時刻および終了時刻を示します。

Completed:完了したセッション。

No Show:終了時間までセッションへの参加者がいないスケジュール済みセッションです。

Cisco Prime CM は、定期的に次の情報をインポートします。

スケジュール済みセッションの管理アプリケーション(CTS-Manager および Cisco TMS)および会議デバイス(CTMS、Cisco MCU、および Cisco TS)です。

ビデオ コラボレーション エンドポイントの登録ステータスのコールおよびセッション制御デバイス(Cisco Unified CM および Cisco VCS)です。

Cisco Prime CM は、複数のコールおよびセッション制御クラスタを管理します。クラスタ内およびクラスタ間のセッション(クラスタ内およびクラスタ間セッション)をモニタします。クラスタ ID またはクラスタ名が一意になるようにします。

次のセッション管理タスクを実行できます。

セッションを監視リストに追加します。Cisco Prime CM は、セッションが監視リストに追加されると、自動的にトラブルシューティングを実行します。

アプリケーション マネージャおよびマルチポイント スイッチからのセッションのオンデマンド インポート。スケジュール済みセッションの最新の詳細を取得します。

進行中のセッションをトラブルシューティングします。

進行中のセッションの一部であるエンドポイントの Quality of Service をモニタします。

セッション トポロジと参加者ステータスを表示します。セッション トポロジには、ビデオ コラボレーション エンドポイントまたはコールおよびセッション制御デバイス、あるいはこれら両方の詳細情報が含まれます。

セッションに関連付けられているアラームを表示します。

進行中および過去のセッションのスタティック セッション(ビデオおよびオーディオ)を表示します。

ペリフェラル、セッションおよびインベントリなど、エンドポイント詳細を表示します。

最新のセッション詳細を表示する方法、セッション障害をモニタする方法、セッションをトラブルシューティングする方法については、「セッションのモニタリング」を参照してください。

エンドポイント モニタリング

Cisco Prime CM では、ビデオ コラボレーション エンドポイント、会議デバイス、管理アプリケーション、コールおよびセッション制御をモニタできます。Cisco Prime CM は、管理対象エンドポイントに対して次の情報を表示します。

スケジュール済みセッション。

アラーム(重大、やや重大、比較的重大ではないなど)。

ステータス(使用中、未使用など)。

システム詳細(ソフトウェア バージョン、CPU 使用率、物理メモリ使用率など)。

ペリフェラル詳細(IP Phone、カメラ、マイクなど)。

Cisco Prime CM サーバにより収集されるエンドポイント データについては、「エンドポイントのモニタリング」を参照してください。

障害管理

Cisco Prime CM は、ほぼリアルタイムで、迅速かつ正確な障害検出を実現します。Cisco Prime CM は、次の障害情報を検出および保持します。

アクティブ モニタリング:管理対象デバイスの継続的なポーリング中、Cisco Prime CM は、障害または不正なネットワーク シナリオを示す、動作ステータスの変化を検出します。

パッシブ モニタリング:さまざまな未承諾のイベントおよび通知を受け取ります。たとえば、管理対象デバイスから SNMP トラップおよび syslog を受け取ります。

Cisco Prime CM は、イベント通知を受け取ると、ポーリングをトリガーし、新しいアラームを作成、または既存のアラームを更新します。すべてのイベントおよびアラームには、重大度(重大、やや重大、比較的重大ではないなど)が関連付けられています。

Cisco Prime CM では、自分にとり重要でないイベントを無効にし、そのイベント重大度を変更することでイベント モニタリングをカスタマイズできます。

Cisco Prime CM による障害のモニタ方法については、 障害管理についてを参照してください。

セッションのトラブルシューティング

Cisco Prime CM では、進行中のセッションをトラブルシューティングできます。また、やや重大アラームが発生した場合(パケット損失、ジッター、遅延)、またはスケジュール済みセッションが監視リストの一部として追加された場合、自動トラブルシューティングをトリガーします。

ポイントツーポイントおよびマルチサイト セッションでは、トラブルシューティングはエンドポイント間で実行されます。マルチポイント セッションでは、トラブルシューティングは、アクティブ エンドポイントおよび会議デバイス間で実行されます。

Cisco Prime CM は、トラブルシューティング ワークフロー中、エンドポイント間の完全なパス トレースを検出します。

セッションのトラブルシューティング データは、Cisco Prime CM データベースで維持されます。このデータはエクスポートできます。エンドポイントのトラブルシューティング データは保持されません。

Cisco メディアネットによるトラブルシューティング

Cisco Prime CM は Cisco メディアネットを使用して、拡張パス計算、統計情報収集、および合成トラフィックの生成を行います。ネットワーク デバイスが Mediatrace 対応の場合、Cisco Prime CM は次を提供します。

Mediatrace を使用したビデオ パスに加えて詳細なフロー関連情報。

Performance Monitor を使用したネットワーク ノードのすべてのトラフィックのスナップショット ビュー。

ネットワーク デバイスからの合成ビデオ トラフィックの開始機能。IP サービス レベル契約(IP SLA)ビデオ操作を使用してネットワーク上のビデオ パフォーマンスを評価します。

セッションのトラブルシューティングを行いながら、Cisco Prime Network Analysis Module(NAM)および Cisco Prime LAN Management Solutions(LMS)アプリケーションを相互起動して、エンドポイント間で接続されているネットワーク デバイスの問題をさらに詳しく分析できます。

セッションおよびネットワークのトラブルシューティング方法については、 セッションのトラブルシューティングを参照してください。

レポート

Cisco Prime CM は、サービス管理者がそのビデオ コラボレーションの導入の際にエンドポイント使用率を迅速に表示できるよう定義済みレポートを提供しています。これらのレポートは、ビデオ コラボレーション リソースを効果的に割り当て、ROI を上げるのに役立ちます。

レポートを生成する方法については、 レポートの生成を参照してください。

主な機能

次の表に、Cisco Prime CM の主な機能の詳細を示します。

 

機能
動作
利点
ビデオ コラボレーション サマリー ダッシュボード

ビジネスに影響するメトリックの要約(使用率、問題領域)。

ひと目で確認できる、すべてのビデオ コラボレーション リソースの状態と使用率のステータス。

日次、週次、および月次ビュー。

データを CSV 形式にエクスポートする機能。

進行中のセッション、エンドポイント、サービス インフラストラクチャ デバイスに影響を与える問題の概要を一式入手するのに必要な時間と努力を節約します。

空間およびエンドポイント モデルの使用率における傾向を表示することによって、最適なリソースの割り当てを支援します。

システム コンポーネントの低下を瞬時に可視化することにより、システム稼働時間の向上を支援します。

セッション モニタリング

進行中のセッション、最近完了したセッション、およびスケジュール済みセッション、no show セッションのトポロジとステータスを可視化します。

Cisco TelePresence セッション(スケジュール、アドホック、スタティック)およびエンドポイントの重要な傷害および品質メトリックを提供します。

セッション モニタリングおよびトラブルシューティングの運用コストを削減します。

非常に重要なセッションおよび非常に重要な問題を抱えているセッションを特定します。

問題がエンドポイントにあるか、ネットワークにあるかを判別します。

エンドポイントおよびネットワークの診断

エンドポイント、サービス インフラストラクチャ、ネットワーク デバイスの詳細を含むエンドツーエンド ビューを生成し、欠陥の可能性がある場所を強調表示します。

ネットワーク パスを可視化します。Mediatrace 対応デバイスがネットワークに導入されている場合、ビデオ フロー統計情報を詳細に示します。

トラブルシューティングを簡素化し、ビデオ品質に影響を与える根本的な原因を識別する時間を短縮します。

ビデオ関連問題の平均修復時間を短縮します。

エンドポイント ダッシュボード

エンドポイントが現在セッションにあるかどうか、Cisco TelePresence エンドポイントのアラーム、状態の統計情報、およびスケジューリング ステータスのトラッキングを可能にします。

非常に重要な問題を抱えたエンドポイントを評価するのに必要な時間を短縮します。

エンドポイント スケジューリング ステータスは、サービス オペレータが、解決する問題の優先順位を設定する場合に役立ちます。

インベントリ

導入されているすべての Cisco TelePresence エンドポイントや関連するサービスおよびネットワーク インフラストラクチャ デバイスのインベントリを検出し、作成する場合に役立ちます。また、ソフトウェア バージョンおよびすべてのデバイスのステータスの識別に役に立ちます。

ソフトウェア アップグレードの検証に必要な運営チーム リソースを軽減します。

大規模なビデオ コラボレーション導入で、素早い管理性および包括的なインベントリ詳細を提供します。

レポート

Cisco TelePresence の導入に関する重要な情報を表示します。

トラブルシューティング時のエンドポイントおよびネットワーク診断に関するレポートを作成します。

エンドポイント使用率履歴の詳細なアセスメントに基づく新しいエンドポイントの導入計画を改善できます。

将来の導入について最適な場所とデバイス タイプを判断するのに役立ちます。

将来の破壊を防ぐためのデータおよび対応する傾向の分析に役に立ちます。

特定の Cisco TelePresence エンドポイントおよびインフラストラクチャ システムの ROI を簡単に計算するのに役立ちます。

障害管理

エンドポイントおよびネットワーク レベルでセッションに関する重要な障害メトリックを提供します。

パケット損失、ジッター、遅延、CPU、およびメモリ使用状況のしきい値をカスタマイズできます。

モニタリング イベントおよびイベント重大度をカスタマイズできます。

サービスに影響する停止の通知を設定できます。

問題が発生した場合に、エンドユーザに予防的なサポートとタイムリーなサポートを提供するのに役立ちます。

特定のアラーム検出および通知を管理できます。

本リリースの新機能

Cisco Prime Collaboration Manager 1.1 では

使いやすい使用率レポートおよび診断レポートを提供します。

「ビデオ コラボレーション ダッシュボードについて」 レポートの生成を参照してください。

EX および C シリーズに加えて、Cisco MCU、Cisco MSE、Cisco TS のエンドツーエンド可視化、リアルタイム トラブルシューティング、およびインベントリ サポートを提供します。

「デバイスの検出」「インベントリの管理」を参照してください。

Cisco TMS のスケジュール済みセッションおよび Cisco VCS のアドホック マルチポイント セッションを管理します。

「セッションのモニタリング」を参照してください。

セッションのトラブルシューティングを行いながら、Cisco Prime Network Analysis Module(NAM)および Cisco Prime LAN Management Solutions(LMS)アプリケーションを相互起動して、エンドポイント間で接続されているネットワーク デバイスの問題を分析できます。

「ネットワーク診断の実行」を参照してください。

重要でないイベントを無効にし、そのイベント重大度を変更することでイベント モニタリングをカスタマイズできます。

「イベント管理のカスタマイズ」を参照してください。

ノースバウンド API:アラームおよびイベントのトラップを生成し、トラップ レシーバに通知を送信します。

「通知の設定」を参照してください。

最大ジッター、最大パケット損失、最大遅延など最大および平均の診断値を含む過去のセッション統計情報をサポートします。

「セッションのモニタリング」を参照してください。

[Video Collaboration dashboard]、[Device Inventory]、[Endpoint Monitoring] ページからすべての管理対象デバイスを相互起動できます。

「ビデオ コラボレーション ダッシュボードについて」を参照してください。

Performance Monitor を使用して、ネットワーク ノードのフロー関連統計情報に対する medianet 対応ネットワークの可視性をさらに深く追求します。

「セッションのトラブルシューティング」を参照してください。

クレデンシャルが正しくないためにデバイス検出に失敗した場合、クレデンシャルの確認をサポートします。

「クレデンシャルの管理」を参照してください。

既存のデバイス クレデンシャル プロファイルのコピーをサポートします。

「クレデンシャルの管理」を参照してください。

([Session Monitoring]、[Inventory]、[Alarm and Event browser] など)あらゆるページ(の定義済みフィルタのセットを提供します。

Internet Explorer および他のバージョンの FireFox ブラウザをサポートします。

Cisco Prime Collaboration Manager1.1 Quick Start Guid e 』を参照してください。

2 つの新しい項「 使用シナリオ 」および「 ベスト プラクティス 」がこのガイドに組み込まれています。これらの項は Cisco Prime CM を効果的に使用する場合に役立ちます。