Cisco Prime Collaboration Manager 1.0 ユーザ ガイド
セッションのモニタリング
セッションのモニタリング
発行日;2012/05/09 | 英語版ドキュメント(2011/12/16 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

セッションのモニタリング

[Session Monitoring] ダッシュボードの使用

セッション ダッシュボードの詳細について

セッションのモニタリング

Cisco Prime Collaboration Manager は、ご使用のネットワーク内のビデオ コラボレーションを監視します。セッションには、次のような状態があります。

In-progress:進行中のセッション。

Scheduled:まだ開始していないセッション。Cisco Prime CM は、開始するセッションの使用可能な時間を表示します。

Completed:完了したセッション。

No show:参加者がまだ参加していない、スケジュール済みセッション。

Cisco Prime CM はセッションを次のように分類します。

Ad hoc:エンド ユーザは、他端にある TelePresence システムの内線番号に、TelePresence システムへのユーザ インターフェイスとして機能する IP Phone を介してダイヤルします。スケジューリングは関係しません。

Scheduled:企業のグループウェア アプリケーション(Microsoft Exchange や Outlook など)によって事前にスケジュール済みセッションです。

Static:いつでも利用可能な、設定済みの TelePresesnce セッションです。

進行中のセッションの一部であるエンドポイントの Quality of Service(QoS; サービス品質)を監視できます。Cisco Prime CM は、次のビデオ サービス インフラストラクチャ デバイスに定期的にポーリングを行い、セッション情報を取得します。

アプリケーション マネージャ(CTS-Manager):Cisco Prime CM は、アプリケーション マネージャを使用している、スケジュール済みポイントツーポイント セッションとマルチポイント セッションの情報を取得します。

Cisco Prime CM は、デフォルトでは 6 時間ごとにアプリケーション マネージャにポーリングを行います。5 日分のスケジュール済みセッションのデータを収集します(前日、当日および今後 3 日)。

セッション データを最初にポールした場合、Cisco Prime CM にはいかなるセッションや、データベース内の過去のセッションのペリフェラル アラームも含まれません。つまり、2011 年 3 月 30 日 10:00:00 AM IST に初めてセッションのポーリングを行った場合、Cisco Prime CM は 2011 年 3 月 29 日から 4 月 2 日にかけてのセッションの詳細をポーリングします。しかし、2011 年 3 月 29 日に発生したセッションやペリフェラル アラーム、および 2011 年 3 月 30 日 011 10:00:00 IST 以前のセッションは含まれません。

マルチポイント スイッチ(CTMS):Cisco Prime CMマルチポイント スイッチを使用しているマルチポイント セッションの情報を取得します。Cisco Prime CM はカスケード マルチポイント スイッチを管理しません。

Cisco Prime CM は、デフォルトでは 5 分ごとにマルチポイント スイッチをポーリングします。アドホックおよびスタティック マルチポイント セッションの情報が収集されます。

コール プロセッサ(Cisco Unified CM):Cisco Prime CM はコール プロセッサを使用している参加者の情報を取得します。ユーザのセッションへの加入時間や切断時間といった詳細事項が収集されます。

すべてのエンドポイントが Cisco Unified CM に制御対象デバイスとして追加されている必要があります。それ以外の場合、Cisco Prime CM でエンドポイントの通話検出は発生しません。Cisco Prime CM は、デフォルトでは 15 分ごとにコール プロセッサをポーリングします。コール プロセッサからの JTAPI イベントがリッスンされます。設定された JTAPI ユーザは、Cisco Prime CM で管理されるエンドポイントすべてへのアクセスが許可されている必要があります。

ポイントツーポイント セッションの場合、JTAPI イベントは両方のエンドポイントが参加したときに、コール プロセッサによってトリガーされます。

マルチポイント セッションの場合、JTAPI イベントはエンドポイントがセッションに参加したときにトリガーされます。マルチポイント スイッチには JTAPI イベントはトリガーされません。マルチポイント セッションの詳細は、Cisco Prime CM データベースが CTS-Manager および CTMS と同期している場合にだけ、Cisco Prime CM に表示されます。

Cisco Prime CM は、JTAPI イベントに依存してセッションを完了ステータスへ移動します。

Cisco Prime CM は、複数のコール プロセッサ クラスタを管理します。クラスタ内のセッションを監視します。クラスタ間のセッションは監視しません(クラスタ内の通話だけを監視)。クラスタ ID が固有であることを確認する必要があります。

Cisco Prime CM は、クラスタを監視するためにクラスタ パブリッシャを管理する必要があります。JTAPI は、クラスタ パブリッシャで設定する必要があり、すべてのサブスクライバで Computer Telephony Integration(CTI; コンピュータ テレフォニー インテグレーション)サービスが実行されている必要があります。

これらのデバイスから Cisco Prime CM がセッションの詳細をインポートし、Cisco Prime CM データベース内でセッションの詳細が最新のものに保たれるよう、定期的なポーリングをスケジューリングする必要があります。定期的なポーリングがスケジュールされていない場合、Cisco Prime CM にセッションの詳細のすべてが含まれない可能性があります。

図 13-1 は、エンドツーエンドのスケジュール済みセッションを表示します。

図 13-1 スケジュール済みセッションのワークフロー

 

アプリケーション マネージャ、コール プロセッサ、マルチポイント スイッチが Cisco Prime CM と同期していない場合に、Cisco Prime CM にセッションの最新の詳細情報が含まれなくなるシナリオのいくつかを次に説明します。

Cisco Prime CM には、CTS-Manager がポーリングされる前に終了するようスケジュール済みセッションの詳細を含まない場合があります。

スケジュール済みポイントツーポイント セッションの場合、アプリケーション マネージャが Cisco Prime CM と同期していないと、スケジュール済みポイントツーポイントセッションが進行中のアドホック ポイントツーポイントとして表示されます。これは、ポイントツーポイント セッション開始時に Cisco Prime CM がコールプロセッサから JTAPI イベントを受信するからです。

スケジュール済みマルチポイント セッションの場合、アプリケーション マネージャが Cisco Prime CM と同期していないと、マルチポイント セッションの詳細情報が表示されません。これは、マルチポイント セッション開始時に Cisco Prime CM がすべてのエンドポイントからのイベントを受信したものの、CTMS からのイベントを受信していないからです。

スタティック セッションの場合、マルチポイント スイッチがセッション前にポーリングされると、Cisco Prime CM はセッションの詳細を表示しません。マルチポイント スイッチはセッションが進行中のときにポーリングされる必要があります。

CTS-Manager 1.7 をご使用の場合、API のレポート機能を設定することを推奨します。この機能が設定されていないと、一部のセッション モニタリング機能が動作しません。たとえば、あるセッションに 3 つを超える部屋が関係する場合、Cisco Prime CM は 2 つの部屋だけを表示します。

[Session Monitoring] ダッシュボードの使用

[Monitoring] > [Session Monitoring] タブを使用して、[Session Monitoring] ダッシュボードにアクセスできます。

[Session Monitoring] ダッシュボードでは、セッションについて、およびセッションに関係するエンドポイントについての詳細を知ることができます。セッションを監視するだけでなく、ネットワーク セグメントの障害のトラブルシューティングと識別が行えます。

図 13-2 が [Session Monitoring] ダッシュボードです。

図 13-2 [Session Monitoring] ダッシュボード

 

 

1

アラームとセッションのクイック サマリー ペイン。これらのアイコンで、[Video Collaboration Sessions] テーブルすべてのフィルタも実行できます。

2

カレンダーの起動ポイント。デフォルトでは、[Video Collaboration Sessions] テーブルには、現在の日付(24 時間)の情報がすべて含まれます。

7 日前からのセッションと今後 3 日間のセッションを表示できます。

3

[Video Collaboration Sessions]

4

進行中のセッション(ノーマルまたはアラーム)の総数と、進行中のアラーム付きセッションの総数。

5

セッション トポロジ ペイン。

6

セッションの統計情報ペイン。

7

エンドポイントの詳細ペイン。このペインには、ペリフェラル、システム、セッションの詳細情報が含まれます。

8

セッションのインポート タスクの起動ポイント。

アプリケーション マネージャとマルチポイント スイッチからのセッションのインポート

アプリケーション マネージャとマルチポイント スイッチは、それぞれスケジュール済みセッションとマルチポイント セッションについての詳細情報を含んでいます。CTS-Manager と CTMS は、セッション詳細を取得するために定期的にポーリングされます。定期的なポーリングの頻度は、ビジネスのニーズに合わせて設定できます。

定期的なポーリングに加えて、[Import Sessions] リンクをクリックすることで、セッションの詳細をすぐにインポートできます。Cisco Prime CMは 5 日分のスケジュール済みセッションのデータをインポートします(前日、当日および今後 3 日)。

セッションを最初にインポートした場合、Cisco Prime CM にはいかなるセッションや、データベース内の過去のセッションのペリフェラル アラームも含まれません。つまり、2011 年 3 月 30 日 10:00:00 AM IST に初めてセッションのインポートを行った場合、Cisco Prime CM は 2011 年 3 月 29 日から 4 月 2 日にかけてのセッションの詳細をインポートします。しかし、2011 年 3 月 29 日に発生したセッションやペリフェラル アラーム、および 2011 年 3 月 30 日 10:00:00 AM IST 以前のセッションは含まれません。

[Import Sessions] タスクは、Cisco Prime CM のシステム パフォーマンスに影響を与えます。[Import Sessions] リンクは、必要な場合に限り使用してください。

このタスクのためのジョブが作成されます。[Administration] > [Job Management] ページで、セッションのインポート ジョブを監視できます。[Job Management] ページでは、ジョブ タイプが Synch_CtsMAN-MEETING_UniqueJobID および Synch_CTMS-MULTIPOINT_MEETING_UniqueJobID として表示されます。

CTS-Manager 1.7 をご使用の場合、セッションのインポート タスクの間隔を最低 5 分以上確保することを推奨します。

[Quick Session Monitoring Summary] ペイン(アイコンベース フィルタ)

サマリー ペインには、現在の日付(00:00:00 時から 23:59:00 時)のセッションの詳細を表示します。[Video Collaboration Sessions] テーブルで使用可能なデータにフィルタが適用されます。

表 13-1 でアイコンベースのフィルタについて示します。

 

表 13-1 セッション アイコン

アイコン
説明

 

重大なアラームのあるセッションの数。

 

やや重大なアラームのあるセッションの数。

 

それほど重大でないアラームのあるセッションの数。

 

監視リストに含まれるセッションの数。

 

進行中のセッションの数。このフィルタは、[Sessions Monitoring] ページでデフォルトでイネーブルにされています。

 

アドホック セッションの数。

 

スタティック セッションの数。

 

スケジュール済みセッションの数。

 

ポイントツーポイント セッションの数。

 

マルチポイント セッションの数。

 

すべてのセッションを表示するようフィルタをリセットします。

カレンダーを使用して、7 日前からのセッションと今後 3 日間のセッションを表示できます。

アイコンベース フィルタの動作について、詳しくは 「アイコンベース フィルタ」 を参照してください。

Video Collaboration Sessions

Cisco Prime CM は現在の日付の直前の 7 日間と次の 3 日間のセッションの詳細を保持します。このテーブルは、デフォルトでは進行中のセッションの現在の日付(00:00:00 時から 23:59:59 時)の詳細を表示します。最も古いセッションの詳細がテーブルの先頭にリストされます。

前日または翌日の詳細を表示するには、カレンダーを使用して日付を選択します。アイコン フィルタのいずれかを選択して、セッションの他の詳細を表示できます。進行中のセッションは、いつでもテーブルの先頭にリストされます。

たとえば、現在の日付が 2010 年 11 月 7 日であれば、Cisco Prime CM は 2010 年 11 月 1 日から 2010 年 11 月 10 日までの詳細を含みます。テーブルには 2010 年 11 月 7 日のセッションの詳細を表示します。2010 年 11 月 5 日や 2010 年 11 月 9 日のセッションの詳細を表示するには、カレンダーから日付を選択できます。

表 13-2 に、[Session Monitoring] テーブルに表示される詳細をリストします。最新情報を取得するには、[Refresh] アイコンをクリックします( ツールバー アイコンを参照)。

 

表 13-2 [Session Monitoring] テーブル

アイコン/フィールド
アクション

 

アラームの重大度の詳細を表示します。アラームには、ネットワークの問題によるもの(パケット損失、ジッター、遅延)や、エンドポイントの問題によるもの(インターフェイス、ペリフェラル)があります。最大の重大度レベルのアラームが表示されます。

進行中のセッションの場合、ネットワーク アラームとエンドポイント アラームの両方を表示できます。

過去のセッションの場合、そのセッションによってトリガーされたネットワーク アラーム(パケット損失、ジッター、遅延)、およびエンドポイント アラームを表示できます。そのセッションに関連付けられたネットワーク アラームは、セッション完了後にクリアされます。ただし、エンドポイント アラームはアラームがクリアされるまでクリアされません。

今後のセッションの場合、表示できるのはエンドポイント アラームだけです。

[Session Subject] 列にマウスを移動し、[Quick View] アイコンをクリックします。[Alarm] ブラウザを表示するには、クイック ビューで [See Alarms] をクリックします。[Alarm] ブラウザには、セッション アラームとエンドポイント アラームの現在のステータスを表示します。たとえば、過去のセッションのセッション アラームのステータスは [Cleared] になります。

 

セッションがポイントツーポイントか、またはマルチポイントかを表示します。

 

セッションのステータス(進行中、完了など)を表示します。

 

セッションがアドホックか、スケジュール済みか、スタティックかを表示します。

 

 

監視リストに追加されるセッションを表示します。

 

トラブルシューティング セッションのステータスを表示します。

[Session Subject]

セッションのスケジューリング時点で設定されたセッションの詳細です。アドホックのポイントツーポイント セッションの場合は、エンドポイント名が表示されます。

この列にマウスを移動すると、セッションのクイック ビューが表示されます。

[Scheduler]

セッションをスケジューリングしたユーザの詳細を表示します。たとえば、john@cisco.com のように表示されます。アドホック セッションの場合は、スケジューラ情報は表示されません。

[Start time]

セッションの開始時刻。

セッション モニタリング クイック ビュー

セッション モニタリング クイック ビューから、他の Cisco Prime CM アプリケーションを起動できます。セッションのクイック ビューを起動するには、[Video Collaboration Sessions] テーブルの [Session Subject] 列にある [Quick View] アイコンにマウスを移動します。セッション クイック ビューのウィンドウには、セッションについて次のような詳細情報が含まれます。

[Session Subject]:セッションのスケジューリング時点で設定されたセッションの詳細です。アドホックのポイントツーポイント セッションの場合は、エンドポイント名が表示されます。

[Scheduler]:セッションをスケジューリングしたユーザの詳細を表示します。アドホック セッションの場合は、スケジューラ情報は表示されません。

[Session Status]:セッションのステータス(進行中、完了など)を表示します。

[Troubleshooting Status]:トラブルシューティング ステータス(トラブルシューティング進行中など)を表示します。

[Session Type]:セッションがアドホックか、スケジュール済みか、スタティック セッションかを表示します。

[Session Structure]:セッションがポイントツーポイントか、またはマルチポイントかを表示します。

[Start Time]:セッションが開始された日時。

[Start - End Time]:スケジュール済みセッションの開始日時と終了日時。スケジュール済みセッションにだけ表示されます。

[Elapsed Time]:セッションが開始してからの経過時間。経過時間は、エンドポイントが通話に参加したときから計算されます。ポイントツーポイントセッションでは、両方のエンドポイントがセッションに参加する必要があります。進行中のセッションにだけ表示されます。

[Session Duration]:セッションの合計経過時間。完了したセッションにだけ表示されます。エンドポイントが通話に参加したときから計算されます。ポイントツーポイントセッションでは、両方のエンドポイントがセッションに参加する必要があります。

[Scheduled Duration]:スケジュール済みセッションに定義された合計期間。スケジュール済みセッションと非表示セッションにだけ表示されます。

セッション クイック ビューでは次の動作を実行できます。

[Troubleshoot Session]:手動でトラブルシューティング ワークフローを開始できます。[Troubleshooting] ページには、トラブルシューティングの方向を選択可能なオプションがあります。このリンクは、進行中のセッションに対してイネーブルになっています。

[Add to Watch list]:監視リストにセッションを追加できます。これは、スケジュール済みのセッションと進行中のセッションに対してイネーブルになっています。

監視リストに進行中のセッションを加えると、ポイントツーポイント セッションの場合はエンドポイント間で、マルチポイント スイッチの場合はエンドポイントとマルチポイント スイッチ間で、ただちにトラブルシューティング ワークフローが開始されます。トラブルシューティング方向は、エンドポイントからマルチポイント スイッチとなり、反対方向では行われません。

スケジュール済みセッションを監視リストに加えた場合、トラブルシューティング ワークフローはセッション開始後にスタートします。

繰り返しセッションをスケジュールした場合、繰り返しセッションのそれぞれのインスタンスを監視リストに加える必要があります。たとえば、5 日間毎日繰り返すセッションをスケジュールした場合、毎日(5 日間)セッションを監視リストに加える必要があります。

トラブルシューティングを監視するには、クイック ビューで [Troubleshoot Session] リンクをクリックする必要があります。

監視リストからセッションを削除するには、[Remove from Watch List] リンクを使用します。

[Export Troubleshooting Data]:このリンクは、完了したセッションに手動または自動でトラブルシューティングを実行した場合にだけ表示されます。このリンクで、トラブルシューティング レポートを参照できます。

[See Alarms]:セッション アラーム ブラウザを起動できます。アラーム ブラウザには、選択したセッションのアラームがすべて(セッション アラームとエンドポイント アラームの両方を含む)一覧表示されます。

[Monitor Endpoints]:エンドポイント モニタリング ダッシュボードを起動できます。

セッション トポロジ

セッション トポロジには、セッションの一部であるエンドポイントを表示します。マルチポイント セッションの場合、エンドポイントに加えてマルチポイント スイッチが表示されます。

セッション トポロジを起動するには、[Video Collaboration Sessions] テーブルでセッションを選択する必要があります。

セッションでの障害を示すアラーム表示が、リンクとエンドポイントのいずれかに表示されます。

図 13-3 に、セッション トポロジに表示されるさまざまなステータスを示します。

図 13-3 セッション トポロジ

 

 

1

エンドポイントに関連付けられた非参加者表示。

2

そのセッションに参加している、アラームのないエンドポイント。

3

エンドポイントとマルチポイント スイッチの間の、アラームのないアクティブ リンク。

4

そのセッションに参加している、重大なアラームがあるエンドポイント。ペリフェラル デバイスに問題があります。

5

エンドポイントとマルチポイント スイッチの間の、重大なアラームがあるアクティブ リンク。

ネットワークのパケット損失、遅延またはジッターが問題の原因である可能性があります。

ネットワークに障害がある場合、アラーム表示はネットワーク ライン上に表示されます。トポロジでクイック ビューを起動して、障害が発生したネットワーク リンクの方向を判別できます。

クイック ビューを起動するには、アラーム表示にマウスを移動し、[Quick View] アイコンをクリックします。ネットワーク リンク クイック ビューは、ポイントツーポイント セッションではエンドポイント間の、マルチポイント セッションではエンドポイントとマルチポイント スイッチ間のアラーム ステータスを表示します。

ネットワーク リンクのトラブルシューティングを行うには、[Troubleshoot Network Link] をクリックします。

ポイントツーポイントおよびマルチポイント セッションでサポートされているトラブルシューティング機能については、 セッションのトラブルシューティング を参照してください。

選択したエンドポイントのクイック ビューを起動できます。クイック ビューを起動するには、エンドポイントにマウスを移動し、[Quick View] アイコンをクリックします。エンドポイント クイック ビューには次の内容が含まれます。

[System Type]:Cisco TelePresence System 500 といった、デバイスのタイプ。

[IP Address]:エンドポイントを管理するために使用される IP アドレス。

[Physical Location]:エンドポイントのシステム ロケーション。

[Usage Status]:エンドポイントがセッションでアクティブになっているか([In Use])、なっていないか([Not In Use])。

クイック ビューから、エンドポイントの監視リストへの追加、[Endpoint Monitoring] ページの起動、選択したエンドポイントのアラーム表示が行えます。

マルチポイント スイッチからクイック ビューを起動することもできます。クイック ビューを起動するには、マルチポイント スイッチにマウスを移動し、[Quick View] アイコンをクリックします。マルチポイント スイッチ クイック ビューには次の内容が含まれます。

[Number of Segments Used]:マルチポイント スイッチに設定されたセグメントの数を表示します。

[Hostname]:マルチポイント スイッチに設定されたホスト名。

[IP Address]:マルチポイント スイッチの管理に使用される IP アドレス。

[Software Model]:現在インストールされているマルチポイント管理スイッチ管理ソフトウェアのバージョン。

[OS Version]:Operating System(OS; オペレーティング システム)のバージョン。

セッションの統計情報

エンドポイントの統計情報は、進行中のセッションの QoS を表示します(図 13-4 を参照)。

図 13-4 セッションの統計情報

 

黒の縦線はしきい値を示します。

グリーンは現在の値がしきい値以下であることを示します。この色はしきい値を持つパラメータだけに使用されます。

[Rx packet loss]、[average period jitter]、[average period latency] には、[Administration] > [Device Monitoring Configuration] タブを使用してしきい値を定義できます。

赤は値が定義されたしきい値を超えていることを示します。

グレーは現在の値です。この色はしきい値を持たないパラメータに使用されます。Cisco Prime CM でしきい値を定義できないということです。

アラーム表示はネットワーク内の実際の障害を示します。図 13-4 は、遅延によるネットワークの問題を示しています。

クイック ビュー ウィンドウに表示されるセッション統計情報の詳細については、「セッション ダッシュボードの詳細について」 を参照してください。

Endpoint

[endpoint details] ペインは、[session topology] ペインで選択されたエンドポイントのインベントリとセッションについての情報を表示します。統計情報データは進行中のセッションについてだけ表示されます。

クイック ビュー ウィンドウに表示されるエンドポイント統計情報の詳細については、「セッション ダッシュボードの詳細について」 を参照してください。

セッション ダッシュボードの詳細について

[Session Monitoring] ダッシュボードでは、[in-progress] セッションについて次の詳細情報が表示されます。

エンドポイント統計情報

セッションの統計情報

エンドポイント統計情報

 

フィールド
説明
[Peripherals (Left, Center, or Right Auxiliary)]

[Audio Expansion Unit]

オーディオ拡張ユニットのステータス。

[Camera]

メイン カメラのステータス。

[Display]

メイン ディスプレイのステータス。

[IP Phone]

IP Phone のステータス。

[Microphone]

マイクロフォンのステータス。

[Microphone Front]

フロント マイクロフォンのステータス。

[Up Link]

ペリフェラルのリンク ステータス。

[CTS Details]

[Location]

エンドポイントのシステム ロケーション。

[Platform]

エンドポイント モデル(ciscoCTS500 など)。

[IP Address]

エンドポイントを管理するために使用される IP アドレス。

[Hostname]

エンドポイントに設定されたホスト名。

[Software Type]

デバイスで実行中のソフトウェア(IOS、CatOS、CTS など)。

[Software Version]

デバイスで実行されているソフトウェア バージョン。

[Last Discovered]

エンドポイントが最後に検出された日時。

[Serial Number]

エンドポイントのシリアル番号。

[Session Information]

[Last updated]

セッションが最後に更新された日時。

[Remote DN]

ポイントツーポイント セッションの場合、宛先の電話番号が表示されます。

マルチポイント セッションの場合、マルチポイント スイッチ、Multipoint Control Unit(MCU; マルチポイント コントロール ユニット)または CTMS のアクセス番号が表示されます。

[Destination]

ポイントツーポイント セッションの場合、宛先の IP アドレスが表示されます。

マルチポイント セッションの場合、マルチポイント スイッチ、Multipoint Control Unit(MCU; マルチポイント コントロール ユニット)または CTMS の IP アドレスが表示されます

[State]

セッションのステータス(進行中、完了など)。

[Start]

セッションが開始された日時。

[Duration]

セッションが開始してからの経過時間。この時間はエンドポイントが通話に参加したときから計算されます。ポイントツーポイントセッションでは、両方のエンドポイントがセッションに参加する必要があります。

[Type]

セッションのタイプ(audiovideo など)。

[Direction]

セッション エンドポイントの方向(着信や発信など)。

マルチポイント セッションの場合、スケジュール済み、およびスタティック セッションには発信が、アドホック セッションには着信が表示されます。

[Security]

セッションがセキュリティ保護されているかを表示します。

セッションの統計情報

次の情報が表示されます。

[Audio]:プライマリ コーデック、セカンダリ コーデック 1 と 2、AUX およびプライマリ レガシー。

[Video]:プライマリ コーデック、セカンダリ コーデック 1 と 2。この情報はエンドポイント モデルによって異なります。

 

フィールド
説明

[Rx Packet Loss]

受信中のパケット損失率。

しきい値を [Administration] > [Device Monitoring Configuration] で定義できます。

[Avg Period Latency]

平均遅延期間(ミリ秒単位)。

しきい値を [Administration] > [Device Monitoring Configuration] で定義できます。

[Avg Period Jitter]

平均ジッター期間(ミリ秒単位)。

しきい値を [Administration] > [Device Monitoring Configuration] で定義できます。

[Rx Out of Order Packets]

発信された順序と異なる順序で受信されたデータ パケット。この値はパーセンテージで表されます。

[Tx Packet Loss]

伝送中のパケット損失率。

[Rx Duplicate Packet]

同一データ パケットの複数回受信。この値はパーセンテージで表されます。

[Rx Late Packet]

予測された時間内に受信しなかったデータ パケット。この値はパーセンテージで表されます。

[Avg Call Latency]

平均通話遅延値(ミリ秒単位)。

[Max Period Latency]

最大遅延期間(ミリ秒単位)。

[Max Call Latency]

最大通話遅延値(ミリ秒単位)。

[Max Call Latency Rec Time]

最大通話録音遅延値(ミリ秒単位)。

[Max Call Jitter]

最大通話ジッター値(ミリ秒単位)。