Cisco Prime Collaboration Manager 1.0 ユーザ ガイド
ネットワークの事前トラブルシューティング
ネットワークの事前トラブルシューティング
発行日;2012/05/09 | 英語版ドキュメント(2011/04/26 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

ネットワークの事前トラブルシューティング

IP SLA テスト結果について

ネットワークの事前トラブルシューティング

Cisco Prime Collaboration Manager では、ネットワークのパフォーマンスおよび状態を事前に測定できます。この機能を使用すると、次の作業を実行できます。

エンドツーエンド IP レイヤ ネットワークの測定。

安心して行える、新しいアプリケーションとサービスの新規導入。

Quality of Service(QoS; サービス品質)と差別化サービスの確認と監視。

エンドユーザの安心と満足度の向上。

SLA 測定メトリックの実装。

ネットワークの問題について事前にユーザに通知。

ネットワーク パフォーマンスを継続的、確実、また事前に測定。

この機能が使用できるのは、ご使用のネットワーク デバイスで Cisco IOS IP Service Level Agreements(SLA; サービス レベル契約)がイネーブルにされている場合だけです。

Cisco IOS IP Service Level Agreements(SLA; サービス レベル契約)を使用して、Cisco ルータ間または Cisco ルータからリモート IP デバイスへのネットワーク パフォーマンスをモニタできます。Cisco IOS IP SLA のソースとレスポンダをネットワークに設定する必要があります。IP SLA レスポンダ機能がデバイスでイネーブルになっているか、Cisco Prime CM インベントリ([Inventory] > [Device Inventory](IP SLA ロール))を使用して確認できます。

IP SLA について理解し、ネットワーク デバイスに導入するには、Cisco.com の『 IP Service Level Agreements (IP SLAs) 』のテクノロジー ページを参照してください。

事前トラブルシューティング ワークフローを開始するには、次の操作を実行します。


ステップ 1 [Monitoring] > [Proactive Troubleshooting] と選択します。

[Proactive Troubleshooting] ページが開きます。

[From Device] ドロップダウン リストには、IP SLA ソース ルータだけを表示します。[To Device] と [To IP Address] ドロップダウンには、IP SLA レスポンダ IP デバイスだけを表示します。

ステップ 2 次の手順を実行します。

IP SLA テストを開始する IP SLA ソース ルータを選択します。

IP SLA レスポンダ IP デバイスを選択します。IP SLA の宛先です。

レスポンダ IP デバイスの特定の IP アドレスを選択します。IP SLA の宛先 IP デバイスに複数の IP アドレスが設定されている場合に適用されます。

ネットワーク パフォーマンスをテストするアプリケーションを選択します。サポートされているアプリケーション タイプは TelePresence、IPTV、IPVSC です。IP SLA ツールは、ネットワーク トラフィックのテストのため、指定の帯域幅用のサンプル パケットを生成します。

[IP SLA test life] を分数で入力します。IP SLA ツールは、指定された期間サンプル パケットを送信します。

ステップ 3 [Start] をクリックします。

ソースと宛先のデバイスは、[Troubleshooting Status] ペインにリストされます。

[Stop] をクリックすると、トラブルシューティングを停止できます。


 

IP SLA テスト結果について

入力した [IP SLA test life](分)の値をもとに、IP SLA ツールがその期間中トラフィックを生成します。IP SLA テスト結果では、次のデータを表示します。

[Latest result]:操作がモニタされた最後の間隔。これはデバイスでのモニタリング頻度の設定により変わります。Cisco IOS IP SLA は CPU とメモリを消費します。ほとんどの導入では 5 分間隔を使用しますが、1 分間隔や 15 分間隔のものもあります。

[Last one hour aggregated result]:ここ 1 時間のモニタリング頻度。

IP SLA テスト結果には、次の内容が含まれます。

[Test Duration]:パケットがモニタされる時間の間隔(秒数)。

[Number of Tests Run]:IP SLA 操作の実行回数。デバイスに設定したモニタリングの頻度に基づきます。

[One Way Latency]:遅延の平均値、最小値、最大値。これらの値は、RTP パケットを IP SLA レスポンダに送ることで測定されます。Real-Time Transport Protocol(RTP; リアルタイム転送プロトコル)データ ストリームは宛先からソース ゲートウェイへループバックされます。

[Packets Lost]:損失パケット数。ソースから宛先への値は、RTP パケットを IP SLA レスポンダに送ることで測定されます。この測定では、Digital Signal Processors(DSP; デジタル信号処理)から取得する値はありません。

[Inter-Packet Delay Variation (IPDV) (RFC 5481) Positive and Negative Jitter]:RFC 5481 で計算されるジッター値の平均値、最小値、最大値です。

Last Updated:データの最終更新時刻。

IP SLA テスト結果とともに、Mediatrace Path ビュー、ログ、トラブルシューティング トポロジが表示されます。詳細については、「トラブルシュート データについて」を参照してください。