Cisco Prime Collaboration Manager 1.0 ユーザ ガイド
デバイスの検出
デバイスの検出
発行日;2012/05/09 | 英語版ドキュメント(2011/04/26 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

デバイスの検出

デバイスを検出するための順序

デバイスの検出

デバイスの検出

Cisco Prime Collaboration Manager ディスカバリ プロセスには、次の 3 つのフェーズが含まれます。

アクセス レベル ディスカバリ:Cisco Prime CM は、デバイスで SNMP、HTTP、CLI、および JTAPI クレデンシャルを検査します。

エンドポイント(CTS)では、SNMP および CLI クレデンシャルが検証されます。

アプリケーション マネージャ(CTS-Manager)とマルチポイント スイッチ(CTMS)では、SNMP および HTTP が検証されます。

コール プロセッサ(Cisco Unified CM)では、SNMP、HTTP、および JTAPI クレデンシャルが検証されます。

ネットワーク デバイス(ルータとスイッチ)では、SNMP が検証されます。

インベントリ ディスカバリ:Cisco Prime CM は、MIB-II とその他のデバイスの MIB をポーリングして、デバイス インベントリ、ネイバー スイッチ、およびデフォルト ゲートウェイに関する情報を収集します。また、ポーリングされたデバイスが Cisco Prime CM でサポートされるかどうかを検査します。

トポロジ ディスカバリ:Cisco Prime CM は、CDP がデバイスでイネーブルになっているかどうかを検査し、CDP に基づいてトポロジを検出します。

Cisco Prime CM は、レイヤ 2 とレイヤ 3 の両方のパスを検出します。最初のエンドポイント ディスカバリは、レイヤ 2 パス ディスカバリで終了します。レイヤ 2 パス ディスカバリでは、Cisco Prime CM は、エンドポイント、スイッチ、およびデフォルト ゲートウェイを検出します。

レイヤ 3 パスは、トラブルシューティング ワークフローが手動で起動されるか自動的に起動されると検出されます。トラブルシューティング ワークフローの詳細については、「セッションのトラブルシューティング」を参照してください。

図 11-1 に、デバイス ディスカバリのライフ サイクルを示します。

図 11-1 デバイス ディスカバリのライフ サイクル

 

デバイスの状態

デバイスの状態は、Cisco Prime CM がデバイスにアクセスでき、インベントリを収集できることを示しています。デバイスの状態は、ディスカバリまたはインベントリの更新タスクのいずれかを実行した後に限り更新されます。

Cisco Prime CM には、次のデバイスの状態を表示します。

[Unknown]:これは、デバイスが最初に追加されたときの事前の状態です。

[Unreachable]:Cisco Prime CM は、ICMP を使用してデバイスを ping できません。

ICMP がデバイスでイネーブルになっていない場合は、デバイスは [Unreachable] 状態に移行されます。ICMP ping の検査をディセーブルにするには、emsam.properties ファイルを更新する必要があります。emsam.properties ファイルは、ディレクトリ /opt/emms/emsam/conf にあります。

emsam.properties ファイルを編集するには、次のようにします。

a. Cisco Prime CM サーバに cmuser としてログインします。

b. cd /opt/emms/emsam/conf コマンドを使用して /opt/emms/emsam/conf に移動します。

c. 任意の UNIX エディタを使用して emsam.properties ファイルを開きます。

d. ICMP ping - Enable/Disable の下にある行でストリングを true から false に変更します。

com.cisco.nm.emms.discovery.icmp.ping = false

e. ファイルを保存します。

デバイスを検出するには、検出ジョブを再開します。

[Unsupported]:Cisco Prime CM は、デバイスをデバイス カタログと比較します。デバイスが一致しないか、SysObjectID が不明な場合は、デバイスはこの状態に移行されます。

[Accessible]:Cisco Prime CM は、要求されたすべてのクレデンシャルからデバイスにアクセスできます。これは、デバイス ディスカバリ中の中間状態である、アクセス レベル ディスカバリの一部です。

[Inaccessible]:Cisco Prime CM は、要求されたいずれのクレデンシャルからもデバイスにアクセスできません( クレデンシャルの管理を参照)。クレデンシャルを確認して、デバイスを再度検出する必要があります。

[Inventory Collected]:Cisco Prime CM は、要求されたデータ コレクタを使用して、必要なデータを収集できます。これは、デバイス ディスカバリ中の中間状態である、インベントリ ディスカバリの一部です。

[Undiscoverable]:Cisco Prime CM は、要求されたデータ コレクタを使用して、必要なデータを収集できません。

[CTS-Manager]:Cisco Prime CM は、CTS-Manager からエンドポイント データを収集する必要があります。収集されない場合は、CTS-Manager は [Undiscovered] 状態に移行されます。Cisco Unified CM、CTS、CTMS、およびその他のネットワーク デバイスで要求されるデータ収集はありません。

SNMP や HTTP(HTTPS)のタイムアウトが原因で接続の問題が発生することがあります。また、HTTP(HTTPS)を使用してデータを収集する場合は、一度に 1 人の HTTP(HTTPS)ユーザだけがログインできます。Cisco Prime CM でこれらのいずれかの問題が発生した場合は、デバイスの状態が [Undiscoverable] 状態に移行されます。接続を確認して、デバイスを再度検出する必要があります。

[Managed]:Cisco Prime CM は、必要なデバイス データをインベントリ データベースに正常にインポートしました。この状態のデバイスでは、すべてのセッション、エンドポイント、およびインベントリ データを使用できます。この状態になっているデバイスだけをトラブルシューティングできます。

[Suspended]:ユーザは、デバイスの監視を一時停止しました。この状態のデバイスでは、セッションとエンドポイント データは表示されません。この状態のデバイスでは、定期的なポーリングも実行されません。これらのデバイスのインベントリは更新できません。

このデバイスのインベントリを更新するには、[Resume management] を実行する必要があります。デバイスが再度検出されます。一時停止されたデバイスの詳細については、「管理対象デバイスの一時停止およびレジューム」を参照してください。

デバイスを検出するための順序

Cisco Prime CM でデバイスを検出するには、次の順序に従う必要があります。

1. [Manage Credentials] ページ([Inventory] > [Device Inventory] > [Manage Credentials])を使用して、デバイスのクレデンシャルを入力します。

Cisco Prime CM を使用して監視するすべてのビデオ コラボレーション デバイスについてクレデンシャルを入力する必要があります。つまり、次の項目のクレデンシャルを入力する必要があります。

アプリケーション マネージャ(CTS-Manager)

コール プロセッサ(Cisco Unified CM)

マルチポイント スイッチ(CTMS)

エンドポイント(CTS)

ネットワーク デバイス(ルータとスイッチ)。

2. [Inventory] ページ([Inventory] > [Device Inventory] > [Discover Devices])を使用して、デバイスを検出します。

最初にアプリケーション マネージャ(たとえば、CTS-Manager)を検出する必要があります。Cisco Unified CM、CTMS、および CTS、デフォルト ゲートウェイ、およびスイッチは、CTS-Manager とともに検出されます。

Cisco Prime CM では、コール プロセッサ クラスタがサポートされます。クラスタ ID が固有であることを確認する必要があります。Cisco Prime CM は、クラスタを管理するために、コール プロセッサ パブリッシャだけを検出して管理する必要があります。すべてのサブスクライバは、パブリッシャを経由した場合だけ検出できます。サブスクライバは直接検出できません。

Cisco Prime CM は、クラスタを監視するためにクラスタ パブリッシャを管理する必要があります。JTAPI は、クラスタ パブリッシャで設定する必要があり、すべてのサブスクライバで Computer Telephony Integration(CTI; コンピュータ テレフォニー インテグレーション)サービスが実行されている必要があります。

入力したデバイスのクレデンシャルが正しいことを確認する必要があります。Cisco Prime CM は、ディスカバリ プロセス中に、検出するデバイスに基づいて、CLI、HTTP(HTTPS)、または SNMP を使用してデバイスに接続します。デバイスで CDP もイネーブルにする必要があります。

図 11-2 に、Cisco TelePresence Manager(CTS-Manager)のディスカバリ ライフ サイクルを示します。

図 11-2 CTS-Manager のディスカバリ ライフ サイクル

 

デバイスの検出

Cisco Prime CM データベースに新しいデバイスを追加する場合は、ディスカバリ タスクを実行する必要があります。デバイスを即時に検出するか、検出ジョブをスケジューリングできます。

デバイスを検出するには、次のようにします。


ステップ 1 [Inventory] > [Device Inventory] を選択します。

[Inventory] ページが表示されます。

ステップ 2 [Discover Devices] をクリックします。

[Discovery Setup] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 ジョブ名を入力します。

ステップ 4 [True] をクリックして、デバイスの検出中にデバイスのアクセシビリティ検査をイネーブルにします。

Cisco Prime CM は、SNMP、CLI、HTTP(HTTPS)、および JTAPI を使用して、デバイスのアクセシビリティを検査します。

ステップ 5 デバイスの IP アドレスを入力します。

サポートされるいずれかの区切り文字(コンマ、コロン、またはブランク スペース)のいずれかを使用して、複数の IP アドレスを入力できます。

クラスタを管理するには、コール プロセッサ パブリッシャの IP アドレスだけを入力します。すべてのサブスクライバは、パブリッシャを経由した場合だけ検出できます。サブスクライバは直接検出できません。

定期的な検出ジョブをスケジューリングするか、検出ジョブを即時に実行できます。ジョブを即時に実行するには、ステップ 8 に進みます。

ステップ 6 スケジューリングの詳細を入力して、検出ジョブをスケジュールします。

[Start Date]:期間の開始日を MM/DD/YYYY 形式で入力するか、ドロップダウン リストをクリックしてカレンダーから開始日を選択します。

[Start Time]:ドロップダウン リストをクリックして、開始時刻を選択します。表示される時刻は、クライアント ブラウザの時刻です。スケジューリングされた定期的ジョブは、この指定時刻に実行されます。

[End Date]:期間の終了日を MM/DD/YYYY 形式で入力するか、ドロップダウン リストをクリックしてカレンダーから終了日を選択します。

終了日を指定しない場合は、[No Date] をクリックします。

ステップ 7 [Daily] または [Weekly] をクリックして、定期的なジョブを毎日実行するのか、週に 1 回実行するのかを指定します。

ステップ 8 [Run Now] をクリックして、検出ジョブをすぐに実行するか、[Schedule] をクリックして、定期的な検出ジョブを後でスケジューリングします。

デバイスのディスカバリは、入力したデバイスに基づいて、[Current Inventory] テーブルに表示されるまで数分かかることがあります。

[Inventory] ページの [List Discovery Jobs] ボタンを使用して、ジョブのステータスを確認できます。[Job Management] ページに、検出ジョブのリストが表示されます。

検出ジョブの完了後に、[Inventory] > [Device Inventory] を使用して、[Current Inventory] テーブル( [Access Information])で入力したクレデンシャルを確認できます。クレデンシャルが表示されない場合は、クレデンシャル プロファイルを更新して(「デバイス クレデンシャルの更新」を参照)、ディスカバリを再実行します。

デバイスを初めて検出する場合は、検出ジョブの完了後に、[Sessions Monitoring]([Monitoring] > [Session Monitoring])ページの [Import Sessions] リンクを使用して、セッションをインポートする必要があります。

詳細については、「アプリケーション マネージャとマルチポイント スイッチからのセッションのインポート」 を参照してください。