クラウドおよびシステム管理 : Cisco Prime Collaboration Manager 1.2

Video SLA Assessment Agent 3.1 インストレーション ガイド

Video SLA Assessment Agent 3.1 インストレーション ガイド
発行日;2012/08/21 | 英語版ドキュメント(2012/07/09 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Video SLA Assessment Agent 3.1

VSA Agent の概要

システムと USB ドライブの要件

ポート要件

USB ドライブへの VSA Agent のインストール

VSA Agent 用のブート可能 USB フラッシュ ドライブの作成

USB ドライブからのブート

VSA Agent システムの IP アドレスの設定

VSA Agent のインストールのトラブルシューティング

付録:テスト済みのシステムおよび USB ドライブ

テスト済みのシステム

テスト済み USB ドライブ

関連資料

Video SLA Assessment Agent 3.1
インストレーション ガイド

 

このマニュアルは、Cisco Prime Collaboration Manager(Prime CM)1.2 のユーザを対象にしています。

Video SLA Assessment Agent(VSAA または VSA Agent)をネットワーク上で動作させる前に、『 Cisco Prime Collaboration Manager 1.2 User Guide 』の「Proactively Troubleshooting the Network」を一読して、潜在的な問題がないか確認することを推奨します。

VSA Agent の概要

Prime CM は、Cisco TelePresence システムを導入またはアップグレードする際に、VSA Agent を使用してネットワークの対応状況を評価します。VSA Agent により、ネットワーク パス特性(遅延、ジッター、パケット損失などの測定値)が導入前に得られます。VSA Agent では、評価プロセスの自動化により、導入に要する時間が短縮され、導入作業が簡素化されます。

VSA Agent テストは、送信元と宛先の 2 つのシステム間で実行されます。これらのシステムは、送信元および宛先のビデオ フィード(Cisco TelePresence System)と同じトポロジ上に存在している必要があります。VSA Agent は、送信元システムと宛先システムの両方に導入する必要があります(導入トポロジについては、図 1 を参照してください)。

図 1 VSA Agent の導入トポロジ

 

システムと USB ドライブの要件

VSA Agent 3.1 は、USB ドライブ上にのみインストールできます。 表 1 に、VSA Agent ソフトウェアを実行するために必要なシステムと USB ドライブの要件を示します。

 

表 1 システムと USB ドライブの要件

パラメータ
要件

プロセッサ

Intel Pentium 4 以上

CPU の速度

2 GHz 以上

RAM サイズ

2 GB 以上

イーサネット

1 Gig

スワップ サイズ

不要。

ディスク容量

不要。VSA Agent は USB ドライブから実行されます。

USB フラッシュ ドライブ

16 ~ 32 GB

(注) 32 GB を超えるメモリの USB ドライブは使用しないでください。

USB バージョン

2.0

システムの USB ポート

2.0

推奨 USB メーカー

Kingston

Patriot

(注) VSA Agent のインストールには、パーティションのある USB ドライブ(SanDisk USB ドライブなど)を使用しないでください。


) システム上のディスプレイ ドライバ、USB ドライバ、および Intel Chipset Device Software は、Fedora Linux オペレーティング システムをサポートしている必要があります。テスト済みのシステムおよび USB ドライブについては、「付録:テスト済みのシステムおよび USB ドライブ」を参照してください。


ポート要件

表 2 に、VSA Agent が使用するポートを示します。これらのポートは、VSA Agent がインストールされている送信元システムと宛先システムにおいて、双方向で開いている必要があります。

 

表 2 ポート要件

ポート番号
プロトコル

22

TCP

80

TCP

123

UDP

5060

TCP

8080

TCP

8081

TCP

8090

TCP

16384 ~ 16788

UDP

ICMP ping コマンドと traceroute コマンドを次の間で使用できることを確認してください。

VSA Agent システム間

VSA Agent システムと Prime CM サーバの間

USB ドライブへの VSA Agent のインストール

VSA Agent のインストールは、次の 2 つの手順で構成されます。

1. VSA Agent 用のブート可能 USB フラッシュ ドライブの作成

2. USB ドライブからのブート

VSA Agent は、実稼働環境でテストする前に、ラボ環境にイストールしてテストすることを推奨します。

VSA Agent 3.1 ソフトウェアを複数の USB ドライブにインストールする場合は、すべてのシステムに同じ VSA Agent バージョンがインストールされるようにしてください。

はじめる前に

1. 次の点を確認します。

インストール用に少なくとも 16 GB の USB ドライブを使用できる。


注意 32 GB を超えるメモリの USB フラッシュ ドライブは使用しないでください。

インストール用に USB 2.0 ポートを使用できる。USB 3.0 ポートでは、VSA Agent をインストールできません。

USB ドライブを使用するシステム上で管理者権限を使用できる。

2. VSA Agent をインストールする Windows システムに、Cisco Prime Collaboration Manager の ソフトウェア ダウンロード サイトから次のイメージをダウンロードします。

vsaa-creator-3.1.0-FC14.zip

Fedora-14-i686-Live-Desktop.iso


) これらのファイルをダウンロードするには、有効な Cisco.com ユーザ アカウントが必要です。


VSA Agent 用のブート可能 USB フラッシュ ドライブの作成

ブート可能 USB フラッシュ ドライブを作成するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ソフトウェア ダウンロード サイトの zip ファイルをダウンロードしたシステムに、管理者としてログインします。

ステップ 2 vsaa-creator-3.1.0-FC14.zip ファイルを解凍します。

ステップ 3 USB ドライブを挿入します。

ステップ 4 コマンド プロンプトを開き、vsaa-creator-3.1.0-FC14.zip ファイルを展開したディレクトリに移動します。

ステップ 5 コマンド プロンプトから buildkey と入力して、USB ドライブをフォーマットします。

ステップ 6 [Buildkey] ウィンドウで、USB デバイスを選択し、[Browse for Fedora 14] をクリックします。

ステップ 7 Fedora-14-i686-Live-Desktop.iso ファイルをダウンロードしたディレクトリに移動します。

ステップ 8 Fedora-14-i686-Live-Desktop.iso ファイルを選択し、[Accept] をクリックします。

ステップ 9 [Install VSAA] をクリックします。

ステップ 10 y を入力してインストールを開始します。

ステップ 11 インストールが完了したら、任意のキーを押して先に進みます。


 

USB ドライブからのブート

VSA Agent を USB ドライブにインストールしたら、次に USB ドライブからシステムをブートする必要があります。

USB ドライブからシステムをブートするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 システムをリブートし、リブート中に F12 キーを押します。

ステップ 2 ブート可能なデバイスのリストから、USB ドライブを選択します。

USB ドライブからのブート中、ログイン クレデンシャルの入力を求められるまで、表示されるすべてのウィンドウを無視します。

ステップ 3 ユーザ名 liveuser を入力します。

ステップ 4 次のコマンドを使用して、ユーザを root に切り替えます。

su -

ステップ 5 端末アイコンをクリックし、次のコマンドを使用して VSA Agent のインストールを確認します。

ps -ef | grep mtaa
 

次に、コマンドの出力例を示します。

root 6996 1 0 May22 pts/3 00:00:00 /usr/local/mtaa/bin/vsaaTrouteSvc
root 9276 1 0 May23 pts/3 00:00:05 bin/mtaaSoapServer
root 9281 1 0 May23 pts/3 00:00:00 bin/mtaaHttpServer
root 9286 1 0 May23 pts/3 00:16:59 bin/mtaaSipServer
root 9291 1 0 May23 pts/3 00:22:47 bin/mtaaActiveqos
root 9295 1 0 May23 pts/3 01:42:03 bin/mtaaPassiveqos
root 14004 13987 0 11:50 pts/1 00:00:00 grep --color=auto mtaa
 

VSA Agent プロセスのステータスは、Web ブラウザに VSA Agent システムの IP アドレスを入力して確認することもできます。

http://localhost

または

http:// Agent_IP_Address

プロセスが動作していない場合は、「VSA Agent のインストールのトラブルシューティング」を参照してください。

ステップ 6 VSA Agent の IP アドレスを設定します(「VSA Agent システムの IP アドレスの設定」を参照)。


 


注意 USB ドライブにはライブ ファイル システムが格納されます。データの破損を防ぐために、VSA Agent システムは必ず正しい方法でシャットダウンしてください。

VSA Agent システムの IP アドレスの設定

VSA Agent システムの IP アドレスは、次の 2 つの方法のいずれかで設定できます。

DHCP IP アドレス:VSA Agent システムの IP アドレスは自動的に取得されます。VSA Agent システムの IP アドレスを確認するには、 ifconfig コマンドを使用します。VSA Agent システムには、SSH を使用してユーザ名 root とパスワード tpc1sc0 でログインできます。

スタティック IP アドレス:VSA Agent システムの IP アドレスを手動で設定する必要があります。

VSA Agent システムでスタティック IP アドレスを設定するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 USB ドライブを使用して VSA Agent システムをブートします。「USB ドライブからのブート」を参照してください。

ステップ 2 [System] > [Administration] > [Network] を選択します。

ステップ 3 [Query] ダイアログボックスで、root パスワード tpc1sco を入力し、[OK] をクリックします。

ステップ 4 [Network Configuration properties] ウィンドウで、デバイス名をダブルクリックします。

ステップ 5 [Ethernet Device properties] ウィンドウで、インターフェイスを [DHCP] から [STATIC] に変更し、必要なデータを入力します。

設定をリモートで変更する場合は、値を慎重に入力してください。誤った値を入力した場合、VSA Agent システムに対して物理的なアクセスが必要になります。

ステップ 6 設定が完了したら、システムをリブートし、 ifconfig コマンドを使用して IP アドレス設定を確認します。


 

これで、Prime CM 1.2 を使用して、ネットワークの対応状況評価を実行する準備が整いました。手順については、『 Cisco Prime Collaboration Manager 1.2 User Guide 』の「Proactively Troubleshooting the Network」を参照してください。

VSA Agent のインストールのトラブルシューティング

 

表 3 VSA Agent のインストールのトラブルシューティング

問題
説明/回避策

VSA Agent のプロセスが動作していない

1. SSH を使用して、パスワード tpc1sc0 root で VSA Agent システムにログインします。

2. 次のコマンドを使用して VSA Agent を再起動します。

/usr/local/mtaa/bin/restart --ip localhost --force

別の VSA Agent システムを再起動するには、次のコマンドを使用します。

/usr/local/mtaa/bin/restart --ip Agent_IP_Adress --force

USB の作成に失敗する

USB ドライブに VSA Agent をインストールしているとき、次のメッセージが表示されます。

Fedora-14-i686-Live.iso selected
Verifying filesystem...
Verifying SHA1 of LiveCD image...
Extracting live image to USB device...
There was a problem executing the following command: `tools\7z.exe x ""C:/installs/VSAA/liveusb-creator-2.7.15/liveusb-creator-2.7.15/Fedora-9-i686-Live.iso"" -x![BOOT] -y -oE:`
A more detailed error log has been written to 'liveusb-creator.log'
LiveUSB creation failed!"
 

USB ドライブに VSA Agent をインストールするシステムに対して管理者権限を持っていることを確認します。

付録:テスト済みのシステムおよび USB ドライブ

テスト済みのシステム

表 4 に、Fedora Linux 14 に対応していて、VSA Agent 3.1 についてテスト済みのシステムを示します。

 

表 4 VSA Agent 3.1 の推奨システム モデル

メーカー
推奨されるシステム モデル
推奨されないシステム モデル

ASUS

--

ASUS K50IJ-BNC5

Dell

Inspiron 1000、1100、1420、1501、1520、1525、1526、4150、5100、510M、150、5160、6000、600M、630M、6400、640M、700M、8100、8200、8500、8600、9100、9200、9300、9400、B130

Precision M60、M65、M6300、M6400

Latitude C610、C800、C840、CSx

Latitude D400、D420、D505、D510、D600、D610、D620、D800、D810、D820、D830

Latitude X1、X300

Vostro 1310

XPS gen 2、M1210、M1330、M1530

Studio Laptop S15Z-2249CPN

Studio Laptop S1558-5691MSL

Inspiron Laptop IM501R-1212PBL

Gateway

--

Gateway ID49C07u

Gateway NV53A24u

HP Compaq

Compaq R3240US

Compaq Presario X1400、X1010AL

Compaq Presario V2000、V2617LA、v2335us、V3018cl

HP Compaq 6510b

HP Compaq 8510w

HP Compaq nc4200、nc6000、nc6120、nc6120、nc8230、NC8000

HP G62-225DX

HP L2000

HP Compaq nw8000、nw8440

HP Compaq nx6110、nx7300、nx9030

HP nx6110、nx6125、nx7010、nx7400、nx9010

HP DV1000、dv1170ca、dv1227us、dv2000、DV2118la、dv2125、DV8000、dv8491ea、DV9000t、dv9013z、HDX X18-1180US、dv9500t

HP Pavilion dv1000、dv6000z、dv6636nr、dv6650ee、dv8040、dv9010us、DV9225US、dv9310us、DV9375eu

HP Pavilion tx1000z

HP Pavilion ZE1230、ZE2315us、ZE4430US、ZE4805us、zx5030EA、zv5340us、ZV6015us、zd8000

HP Pavilion Laptop(SKU:9999133100050009 および 9983204)

Compaq Presario Laptop CQ62-215DX

HP Pavilion Laptop dv4-2145dx

IBM および Lenovo

Thinkpad R30、R31、R40、R50、R52

Thinkpad X20、X21、X24、X30、X31、X40、X61

Thinkpad Z60

Thinkpad T23、T30、T40、T40P、T41、T41P、T42、T42P、T43、T60、T60P、T61P

--

ソニー

Vaio VGN-FS790B

Sony Vaio PCG-FJ-170、PCG-FVR28、PCG-FX310、PCG-FX702、PCG-GRT896HP、

PCG-GRX520、PCG-GRX616MP、PCG-K315S、PCG-N505VE、PCG-TR2A、PCG-TR3A、PCG-TR5F、PCG-V505ECP、PCG-VGN-A170P、PCG-VGN-B1XP、PCG-VGN-C140G、PCG-VGN-CR11z7R、PCG-VGN-fe11s、PCG-VGN-FE21S、PCG-VGN-FE31Z、PCG-VGN-FS315H、PCG-VGN-FS315H、PCG-VGN-FS640/W、PCG-VGN-FW11ZRU、PCG-VGN-S3HP、PCG-VGN-S3XP、PCG-VGN S580、PCG-Z505C/BP、PCG-Z600NEK

VAIO Laptop VPCS111FM/S

VAIO Laptop VPCEB23FM/BI

東芝

Toshiba Satellite C655-S5049(高速ブートローダ F-12)

Toshiba Satellite U505-S2008

Toshiba Satellite L645D-S4030

テスト済み USB ドライブ

表 5 に、VSA Agent 3.1 についてテスト済みの USB ドライブを示します。

 

表 5 VSA Agent 3.1 の推奨 USB ドライブ

推奨されるメーカー
推奨されないメーカー

Kingston

Patriot

SanDisk

関連資料

Cisco Prime Collaboration Manager 1.2 のすべてのガイドが『 Cisco Prime Collaboration Manager 1.2 Documentation Overview 』に一覧されています。