Cisco Prime Central for Hosted Collaboration Solution Assurance ユーザ ガイド リリース 1.0.1
イベントについて
イベントについて
発行日;2012/12/19 | 英語版ドキュメント(2012/08/16 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

イベントについて

イベントのライフサイクルについて

イベントの正規化と強化

Event Deduplication

イベントの非表示

イベントのフィルタリング

イベントのフラッピング

イベントのクリア

イベントのパーシステンス

根本原因の分析

サービスへの影響の分析

Alarm Browser を使用した、影響を受けたサービスおよびカスタマーの表示

イベントの確認応答および確認応答解除

イベントの優先順位の設定

イベントの抑止または昇格

イベントの削除

イベントの情報の表示

イベントへのジャーナル メモの追加

カラムのソート

データのリフレッシュ

データの検索

表示されるイベント情報の変更

クイック フィルタの使用

拡張フィルタの使用

ビューの作成および編集

Alarm Browser のフリーズおよびフリーズ解除

プリファレンスの変更

イベントについて

障害管理は、ネットワークの障害の特定、診断、および報告のプロセスです。これは、ネットワークの信頼性および効率性を向上させたり、ネットワーク ユーザの生産性を向上させる場合に重要です。障害管理は、単なる緊急処理ではありません。サービスの問題を管理し、カスタマー側のサービスの問題を処理する機能を提供します。

効率的な障害管理では、次のことを行うことができます。

効率的な検出、ロケーション、および修正による修復コストの節約

効率的なトラブル管理によるカスタマー ケアの向上

プロアクティブなメンテナンス、および測定、レビュー、修正処置によるサービスの可用性と装置の信頼性の向上

障害管理の役割の 1 つは、障害を検出することです。目的とする機能を実行できず、その機能に課されるすべての要件を満たすことができない場合、装置の一部、伝送メディア、ソフトウェア モジュール、またはデータベースが障害状態であると言えます。障害の発生は、 障害イベント と呼ばれ、通常、1 つ以上のイベント レポートによって通知されます。障害状態の終了は、 クリア イベント と呼ばれます。

障害管理は、さまざまな情報源から、障害の根本原因を判断して修復を行います。障害の根本原因がネットワークの接続である場合があります。この場合、障害管理は、適切なチャネルを通じて問題の報告を行います。

正常な障害管理の手順は、次のとおりです。

1. ネットワークの状態のデータを収集することにより、問題を特定します(ポーリングおよびトラップ生成)。

2. 失われたサービスを復元します。

3. 原因を特定し、障害を管理する必要があるかどうかを決定します。

4. 障害を修正します。

Prime Central for HCS 用語では、障害をイベントと呼んでいます。Prime Central for HCS は、ドメイン マネージャによって報告されたすべてのイベントを処理し、イベントの強化、イベントの正規化、根本原因の分析、およびサービスの影響の分析などの、サービス保証機能を実行します。イベントは、[Alarm Browser - All Events] ポートレットに報告されます。Prime Central for HCS は、次のドメイン マネージャからのすべてのイベントをサポートしています。

CUOM/CUSM 8.6(マルチテナント OM)

Infrastructure Monitor

UCS Manager v1.4.2b

DCNM SAN 5.2

DCNM LAN 5.2

この章は、次の内容で構成されています。

「イベントのライフサイクルについて」

「イベントの正規化と強化」

「イベントの正規化と強化」

イベントのライフサイクルについて

管理対象のドメイン マネージャは、ネットワーク要素からイベント(Syslog およびトラップ)を受信し、イベント相関の第 1 レベルを実行します。Prime Central for HCS は、ドメイン マネージャから相関イベントを受信し、第 2 レベルのドメイン間イベントの相関および重複排除を実行します。これにより、次に相関および重複排除されたイベントの集約ビューがネットワーク オペレーション センターのオペレータに提供されます。

Prime Central for HCS は次の主な機能を実行します。

ドメイン マネージャからイベントを受信します。

イベントを共通イベント表現に正規化し、集約、重複排除、相関および強化を実行します。

Prime Central for HCS で受信するイベントは、まず、これらのイベント クラスの識別子として使用される EventTypeID で分類およびマーキングされます。イベントのセットは、同じ規則を使用して処理でき、同じ種類のサービスへの影響があります。EventTypeID は、それぞれを同じ方法で処理できるイベントのイベント カテゴリ内でサポートされているすべてのイベントをグループ化します。同一の EventTypeID を持つイベントは、EventTypeID 用に生成された Synthetic イベントを受信します。相関規則はこれらの Synthetic イベント間でのみ書き込まれます。

イベントが生成されると、まず、Prime Central for HCS は、ドメイン マネージャ、イベント タイプ、デバイスなどのいくつかのパラメータに基づいて、イベントに分類されます。その後、推定に基づいて、サポートされていないイベントをノースバウンド インターフェイスに渡すか、または次の処理段階を実行するか、いずれかを行います。

サポートされているイベントは、カスタマー詳細などでより多くのデータで強化され、再び分類されます。

イベントは、次に、問題の根本原因について分析されるか、イベントのサービスへの影響が分析されます。

Prime Central for HCS では、さまざまなタイプのイベントがあります。

Normalized-Only イベント:Prime Central for HCS が受信および正規化するイベント。これらのイベントは、これ以上強化されません。イベントは、さらに処理を行わずに、ノースバウンド システムに直接渡されます。これらのイベントは、EventTypeID=default でマーキングされます。

Enriched イベント:正規化の後、一部のイベントは追加の情報で強化します。たとえば、CUOM イベントは CustomerName、UC アプリケーションを実行中の VM Name、およびその他で強化されます。強化されたイベントの一部は、サービスへの影響のツリーでこれらを重ねることによるカスタマー サービスへの影響の判断に使用されます。

Root-Cause イベント:障害の根本原因であると判断された Synthetic イベント。

Symptomatic イベント:イベント相関の一部であったが、障害の根本原因であると判断されなかった Synthetic イベント。

Synthetic イベント:これらは内部生成されたイベントであり、イベントのカテゴリを示します。たとえば、CUCM ノード上のすべての Service Down イベントは、CUCM ノードで実行しているサービスがダウンしていることを示し、OM_CUCM_Processes という名前の Synthetic イベントの下でグループ化されます。Synthetic イベントは、根本原因の分析に使用する相関ツリーの構築に使用されます。Synthetic イベントの詳細については、『 Programmer's Guide for Prime Central for HCS 』を参照してください。

Service-Impact イベント:Service-Impact イベントは、サービスの状態を記述します。これは、サービスへの影響のツリーの最上位ノードの状態を通知するために生成されたイベントです。

基礎となるドメイン マネージャから報告されるイベントは、[Alarm Browser - All Events] ポートレットに表示されます。

図 5-1 [Alarm Browse - All Events] ページ

 

ここでは、イベント処理のさまざまな段階を説明します。

[Alarm Browser] で、[Event Details] > [Description] をクリックし、ドメイン マネージャにより提供されたイベントの説明を表示します。イベントを選択してから、右クリックして [Event Details] > [Next steps] をクリックし、ドメイン マネージャにより提供された推奨処置を表示することもできます。

イベントの正規化と強化

ドメイン マネージャから報告されるすべてのイベントは、共通フォーマットに正規化されます。[Alarm Browser - All Events] ポートレットは、イベント、および関連する詳細を、共通フォーマットで表示します。イベント タイプに基づき、Prime Central for HCS は報告されたイベントを追加データで強化します。Prime Central for HCS が [Alarm Browser - All Events] ポートレットに表示する詳細のレベルは、さまざまなパラメータによって異なります。

Prime Central for HCS は、サポートされているイベントを特定してから、次の情報でイベントを強化します。

DeviceId:イベントを発生させ、ドメイン マネージャに送信するデバイスの IP またはホスト名。たとえば、CUCM ホスト名、ルータ管理 IP/ホスト名。

Component:イベントが発生した対象のコンポーネント。これはデバイスまたはサブコンポーネントになります。

Original Severity:未処理イベントの元の重大度は、ドメイン マネージャから受信されます。Prime Central for HCS はその後、イベントをすべてのイベント間で共通の、同等の重大度にマッピングします。 Prime Central for HCS およびドメイン マネージャの重大度のマッピング に、ドメイン マネージャと Prime Central for HCS の重要度のマッピングを示します。

Summary:イベントの理解を支援する簡単なイベントの説明。

Prime Central for HCS Severity:Prime Central for HCS はイベントの重大度を同等の重大度レベルにマッピングします。

Prime Central for HCS は、単一のカスタマー専用のデバイスから発信されるすべてのイベントを、次の情報で強化します。

CustomerName:コンポーネントが属するカスタマーを識別します。この値のフィールドは、CUOM イベントのイベント、および一部の IM イベントの SDR から取得されます(主に VM 関連イベント)。

CustomerextName:外部カスタマー名。

 

表 5-1 さまざまなパラメータに基づいたイベント強化のレベル

Field Name
Normalized-Only イベント
Enriched-Only イベント
Root-Cause イベント
Symptomatic イベント
Service Impact イベント

EventIdentifier

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

EventName

Yes

(CUOM、UCSM、Infrastructure Monitoring の場合のみ)

Yes
(CUOM、UCSM、Infrastructure Monitoring の場合のみ)

--

--

--

Summary

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

ComponentId

Yes

(CUOM、UCSM、Infrastructure Monitoring の場合のみ)

Yes

(CUOM、UCSM、Infrastructure Monitoring の場合のみ)

--

--

--

DeviceId

Yes

Yes

Yes

Yes

--

DomainManagerID

Yes

Yes

No

--

--

Customer

--

Yes

(OM および Infrastructure Monitoring VM イベントのみ)

Yes

(OM および Infrastructure Monitoring VM イベントのみ)

Yes

(OM および Infrastructure Monitoring VM イベントのみ)

Yes

CustomerExtName

--

Yes

(OM および Infrastructure MonitoringVM イベントのみ)

Yes

(OM および Infrastructure MonitoringVM イベントのみ)

Yes

(OM および Infrastructure Monitoring VM イベントのみ)

Yes

CauseType

Yes(Unknown に設定)

Yes(Unknown に設定)

Yes(Rootcause に設定)

Yes(Symptom に設定)

--

ParentEventId

--

--

Yes

Yes

--

Severity

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

OriginalSeverity

Yes

Yes

--

--

--

EventTypeId

--

Yes

Yes

Yes

--

ProblemeventID

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

ServiceName(サービス イベントの場合のみ)

--

--

--

--

Yes

ServiceImpactType(サービス イベントの場合のみ)

--

--

--

--

Yes

OperationalDataPointer

Yes

(CUOM、UCSM、Infrastructure Monitoring の場合のみ)

Yes
(CUOM、UCSM、Infrastructure Monitoring の場合のみ)

--

--

--

Event Deduplication

同じイベントが複数回発生する場合、Prime Central for HCS はイベントを 1 回のみ報告します。[Alarm Browser - All Events] ポートレットは、その重大度のレベルで発生したイベントの回数を指定します。イベントの複製が解除されるたびに、イベントが発生した回数を示す、イベントの [Count] フィールドが増分します。

パフォーマンス イベント。CPU しきい値違反が 15 分に 5 回発生すると、同じ高 CPU イベントがカウントで更新され、重大度が増加します。

ロケーション BW 違反が 15 分に 5 回発生すると、同じ Location BW イベントがカウントで更新され、重大度が増加します。

サービス品質イベント。定義したしきい値を下回る MOS スコアが 30 分に 10 回発生すると、同じ品質低下イベントがカウントで更新され、重大度が増加します。

イベントの非表示

自分に関係のない特定のイベントを廃棄するように、Prime Central for HCS を設定することができます。イベントの非表示機能は、基礎となるドメイン マネージャからの受信イベントを廃棄します。これらの廃棄されたイベントは、[Alarm Browser - All Events] ポートレットには表示されず、ノースバウンド システムに通知されません。

イベントの非表示スクリプトは、フィルタ仕様ファイルからの入力を読み取った後にプロシージャを作成し、プロシージャを Event Collector データベースにインストールします。フィルタ条件と一致した受信イベントは、データベースに挿入されません。また、これらのイベントはノースバウンド OSS システムにも転送されません。

次のオプションがサポートされます。

load-event-suppression-filters.pl が置かれるディレクトリ:

cd prime_installation_directory/prime-hcs/scripts

使用方法: load-event-suppression-filters.pl -f <filter-xml> | -r

それぞれの説明は次のとおりです。

-f <filter-xml>:perl の load-event 非表示フィルタを設定する XML ファイルです

-r: 非表示フィルタを削除します

使用例:

load-event-suppression-filters.pl -f filters.xml
 

イベント非表示フィルタを設定するには、次の操作を行います。

イベント非表示フィルタは、次に説明する手順に従って設定することができます。このコマンドにより、SQL プロシージャが生成され、プロシージャが EC サーバ データベースにリモートにインストールされます。


ステップ 1 Prime Central サーバに primeusr としてログインします。

ステップ 2 次のコマンドを実行します。
cd prime_installation_directory/prime-hcs/scripts

perl load-event-suppression-filters.pl -f file-name


 

イベント非表示フィルタを削除するには、次の操作を行います。


ステップ 1 Prime Central サーバに primeusr としてログインします。

ステップ 2 フィルタ仕様 XML ファイルを(次に説明する形式で)作成します。たとえば、cuom-filter.xml です。

ステップ 3 次のコマンドを実行します。

perl load-event-suppression-filters.pl -r


 

フィルタ ファイルの形式:

XML ファイル形式は、明確です。非表示フィルタは、< suppressionFilters > 要素内にグループ化する必要があります。各 < suppressionFilter > は、フィルタ式を表します。< suppressionFilter > 要素内の各要素は、Alarm Browser のカラムの名前です。要素は指定した値と照合されます。必ずしもすべてのフィルタ要素がフィルタ式に存在する必要はありません。次のカラムがサポートされています。

CustomerName

EventTypeId

DeviceId

ComponentId

特別な要素 WhereCondition がサポートされており、これにより、NBI Gateway フィルタのような ANSI SQL 準拠の WhereCondition を指定することができます。

<WhereCondition> で指定可能な、サポートされているフィルタリング可能なカラムおよびタイプのリストは、『Programmer's Guide for Prime Central for HCS』の表 2-2 にあります。

フィルタを指定するときには、次の注意事項に従ってください。

特定のフィルタ内では、フィルタ要素は「AND」で利用されます。

複数のフィルタが定義されている場合、すべてのフィルタ条件は「OR」で利用されます。

ファイル内容の例は、次のとおりです。

<suppressionFilters>
<!--
<suppressionFilter>
<CustomerName>hello_1</CustomerName>
<EventTypeId>event_type_1</EventTypeId>
<DeviceId>node_001</DeviceId>
<ComponentId>fe1/1</ComponentId>
<WhereCondition>EventTypeId LIKE 'OM_CUCM%'</WhereCondition>
</suppressionFilter>
-->
<suppressionFilter>
<EventTypeId>OM_CUCM_SIP_Trunks</EventTypeId>
<DeviceId>HCM-SA-CUCM-1</DeviceId>
</suppressionFilter>
<suppressionFilter>
<EventTypeId>OM_CUCM_Connectivity</EventTypeId>
<ComponentId>HCM-SA-CUCM-1</ComponentId>
</suppressionFilter>
</suppressionFilters>

イベントのフィルタリング

フィルタ オプションを使用して、[Alarm Browser - All Events] ポートレットに表示されるデータを絞り込むことができます。フィルタリングは、指定した特定の基準に一致する特定のレコードを識別する、迅速かつ容易な方法です。

イベントは、API を使用してフィルタリングすることもできます。フィルタリングの詳細については、『 Programmer's Guide for Cisco Prime Central for Hosted Collaboration Solution Assurance 1.0 』を参照してください。

イベントのフラッピング

Prime Central for HCS は、 y 秒に x 回イベントが発生すると、イベントをフラッピングとしてマーキングします。値 x および y は設定可能です。イベントのフラッピングを設定するには、「Event Correlator」を「Correlation Engine」に変更します。

次のように、prime_hcs.properties のフル パスを指定します。


ステップ 1 Correlation Engine、システムから、 $IMPACT_HOME/etc/prime_hcs.properties で利用できる prime_hcs.properties コンフィギュレーション ファイルを編集します。

ステップ 2 次のパラメータを編集します。

XinY_TimeWindow (デフォルト =300 秒)

XinY_Threshold (デフォルト = 発生回数 5 回)


 

Prime Central for HCS がフラッピングを検出すると、EventDescription フィールドがフラッピング詳細を含むように変更されます。さらに、フィールド「Grade」が 1 に設定され、フラッピングを示します。さらに、イベントの重大度が「Critical」にエスカレーションされます。

イベントのクリア

Prime Central for HCS は、次のストラテジに基づいてイベントをクリアします。

Prime Central for HCS は、CUOM、IM および UCSM からのイベントのクリアをサポートしています。これにより、ネットワークで基礎となる障害が修正されると、[Alarm Browser - All Events] ポートレット内の問題イベントが自動的にクリアされます。たとえば、UC ノードでサービスがシャットダウンしている場合、「Service down」イベントが発生します。その後、サービスが再開されると、「Service down」が [Alarm Browser - All Events] ポートレットで自動的にクリアされます。

Prime Central for HCS は、DCNM LAN および DCNM SAN からの問題イベントのクリアをサポートしていません(すなわち、基礎となる障害が修正されたときに、問題イベントがクリアされません)。 代わりに、これらの問題イベントは、60 分後に自動的にクリアされます(設定可能)。

Synthetic イベントは、1 つまたは複数のイベントのコンテナとして機能します。Synthetic イベントは、含まれるすべてのイベントがクリアされた場合にのみ、クリアされます。

相関ツリーに参加しているイベントの場合、クリア イベントが親イベントに到着したが、アクティブな子イベントには到着していない場合、Prime Central for HCS は次のアプローチを採用します。

1. Prime Central for HCS は、クリア イベントを受信後に親イベントをクリアします。

2. トランジェント ステート タイマーが開始します。

3. 子のクリア イベントがトランジェント ステートの間に到着した場合、Prime Central for HCS はアクティブな子イベントをクリアします。Prime Central for HCS が、トランジェント ステート期間の有効期限の前にクリア イベントを受信しなかった場合、子イベントの状態は Active から Undetermined - Uncleared になります。

4. このような「Undetermined - Uncleared」イベントは、[Alarm Browser - Undetermined events] ポートレットで表示することができます。

イベントをクリアするには、Prime Central for HCS にログインし、イベントを手動でクリアします。

イベントのパーシステンス

Prime Central for HCS は、ドメイン マネージャから報告されるすべてのイベントをリレーショナル データベースに保持します。イベントは、「イベントのフィルタリング」の項にリストされている API を使用して、フィルタリングおよび検索することができます。設定した期間よりも古いイベントを自動的に削除するように、Prime Central for HCS を設定することができます。デフォルトの期間は 14 日です。デフォルト値を変更するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 primeusr としてログインします。

ステップ 2 cd prime_installation_directory/prime_integrator/DMIntegrator/lib に移動します。

ステップ 3 faultmgmtutils-1.0.0.jar ファイルを解凍します。

ステップ 4 partitioning.properties ファイルで history.size.in.days プロパティを編集します。

ステップ 5 ファイルを編集したら、jar ファイル形式に再びアーカイブし、展開したファイルを削除します。

ステップ 6 「sqlplus」を使用して、プライミングされたデータベースにログインします。

SQL> select to_char(lastmodified) from reporter_status where lastmodified < current_date - 1 ;

SQL> select to_char(lastmodified) from reporter_status where lastmodified < current_date - 1 .


 

paritioning.properties が 1 日に設定されている場合、オペレータは [Active Event List] を開き、「FirstOccurrence」の昇順でイベントをソートすることができます。1 日以上経過したイベントは表示されません。

まだクリアされていないすべてのアクティブなイベントが、オブジェクト サーバに格納されます。クリアされたイベントを含むすべてのイベントが、Oracle データベース(プライミングされたデータベース内)で保持されます。このため、イベントのクリーンアップ プロセスは、基本的に X 日以上経過したイベントを、Oracle データベースからクリーンナップします。

Alarm Browser にリストされるイベントは、オブジェクト サーバからのアクティブ イベントのビューです。アーカイブ データベースからイベントをクリーンアップする場合の、[Alarm Browser] ビューへの影響はありません。クリーンアップ プロセスは毎時間実行され、プロセスの完了後に変更内容が反映されます。ログ ファイルは、Prime Central for HCS サーバの /AlarmPartitioning.log にあります。

根本原因の分析

HCS システムで重大な障害が発生した(たとえば、UC アプリケーションをホスティングしている VM に障害が発生した、または UCS ブレードに障害が発生した)場合、多数のイベントが生成されます。根本原因の分析機能は、この障害の状況で示される多数のイベントから、Root-Cause イベントの判断を試みます。VM 障害のシナリオでは、Prime Central for HCS は VM および UC アプリケーションに関するいくつかのイベントを受信します。次に、VM ダウン イベントが、UC アプリケーションで見られる多数のイベントの根本原因であることが判断されます。

Root-Cause イベントは、[Assurance] メニューから [Alarm Browser - Root Cause Events] ポートレットをすることにより、表示することができます。

Prime Central for HCS は、RCA に対して処理されるイベントを決定してから、次の追加情報でイベントを強化します。

Prime Central for HCS の重大度

動作データ:根本原因のイベントのトラブルシューティングおよび次のステップ。

ParentEvent:このイベントの根本原因であるイベントを示します。

CauseType:イベントが可能性のある根本原因のイベントの 1 つであると判断されたかどうかを識別します。

サービスへの影響の分析

根本原因の分析が、起こりうる Root-Cause イベントと Symptomatic イベントの区別に役立つのに対し、サービスへの影響分析は、サービスが障害の影響を受けたかどうか、またはおそらく障害がサービスのパスになかったかどうか、冗長性によって保護されていたかどうかの特定に役立ちます。

Alarm Browser を使用した、影響を受けたサービスおよびカスタマーの表示

Prime Central は、集約、重複排除、および相関されたアクティブなアラームを表示する Alarm Browser ポートレットを提供しています。適切なロールを持つユーザは、Alarm Browser を使用して、ネットワーク内の障害に関するデータをモニタおよび管理することができます。基礎となるドメイン マネージャから報告されるイベントは、[Alarm Browser - All Events] ポートレットに表示されます。[Alarm Browser - All Events] ポートレットには、ノードの詳細、問題のサマリー、およびイベントが発生した回数を含むイベントの詳細が表示されます。

イベントの重大度の色およびマッピングについては、 表 5-2 を参照してください。

アラームに関する情報は、フィルタおよびビューに応じてポートレットに表示されます。

フィルタを使用すると、特定の基準に基づいて、アラートのサブセットを表示できます。

ビューを使用すると、表示するアラート フィールドを選択できます。

 

 

表 5-2 Prime Central for HCS およびドメイン マネージャの重大度のマッピング

Prime Central for HCS の重大度
CUOM の重大度
UCSM の重大度
DCSM-SAN の重大度
DCNM-LAN の重大度
Infrastructure Monitoring の重大度

0:クリア、緑

該当なし

0:クリア

--

--

--

1:不定、紫

該当なし

1:情報

Debugging

Debugging

Informational

2:警告、青

Informational

3:警告

情報、通知

情報、通知

無害

3:マイナー、黄

警告

4:マイナー

警告

警告

警告

4:メジャー、オレンジ

該当なし

5:メジャー

アラート、緊急

アラート、緊急

--

5:重大、赤

重大

6:重大

エラー、重大

エラー、重大

重大

[Alarm Browser - All Events] ポートレットを開くには、次の操作を行います。


ステップ 1 [Prime Central] メニューから、[Assure > Alarm Browser - All Events] を選択します。

ステップ 2 Alarm Browser を初めて起動した場合は、自己署名の、信頼できないセキュリティ証明書を受け入れる必要があります。

Mozilla Firefox 3.6.x でセキュリティ証明書を受け入れるには、次の操作を行います。

a. セキュリティ プロンプトで、[I Understand the Risks] をクリックします。

b. [Add Exception] をクリックします。

c. [Add Security Exception] ダイアログボックスで、[Permanently store this exception] チェックボックスがオンになっていることを確認します。(オフのままにした場合は、次の Alarm Browser の起動時にセキュリティ証明書を再び受け入れる必要があります)。次に、[Confirm Security Exception] をクリックします。

d. [Warning - Security] ダイアログボックスで、[Always trust content from this publisher] チェックボックスをオンにします。(オフのままにした場合は、次の Alarm Browser の起動時にセキュリティ証明書を再び受け入れる必要があります)。次に、次のメッセージに対して [Yes] をクリックします。

The web site’s certificate cannot be verified. Do you want to continue?
 

) [No] をクリックした場合、セキュリティ証明書が拒否され、Alarm Browser にエラー「The application failed to run」が表示されます。


Microsoft Internet Explorer 8.0 でセキュリティ証明書を受け入れるには、次の操作を行います。

a. セキュリティ プロンプトで、[Continue to this website] をクリックします。

b. Internet Explorer の情報バーで、[Display Blocked Content] を選択します。

c. [Warning - Security] ダイアログボックスで、[Always trust content from this publisher] チェックボックスをオンにします。(オフのままにした場合は、次の Alarm Browser の起動時にセキュリティ証明書を受け入れる必要があります)。次に、[Yes] をクリックします。

デフォルトでは、テーブルには次の情報が表示されます。

 

表 5-3 [Alarm Browser] ポートレットのフィールドの説明

フィールド
説明

Severity

選択したイベントの重大度

 

クリティカル イベント(赤)

 

メジャー イベント(オレンジ)

 

マイナー イベント(アンバー)

 

警告イベント(空色)

 

不定イベント(ダーク ブルー)

 

クリア、通常、または OK(緑)

DeviceID

選択したイベントが発生したデバイスのホスト名または IP アドレス。

CauseType

イベントのタイプ(Root Cause、Symptomatic、または、Unknown)を示します

EventTypeID

イベントの分類を示します。たとえば、VC_VM_Avlblty はカテゴリ「VM Availability」に属するイベントを示します。

Summary

選択したイベントに関連付けられたエラー メッセージまたは条件。

ComponentId

イベントが発生したエンティティ内のコンポーネントを示します。たとえば、イベントが「Service Down」イベントである場合、フィールドはダウンした CUCM サーバの名前に設定されます。

Class

イベントの発生元を、CUCM、CUCxN、Intrastructure Monitoring、UCS Manager、DCNM SAN、または DCNM LAN の 1 つから示します。

Last Occurrence

イベントが最後に発生した時間のタイムスタンプ。

Count

イベントが発生した回数。

Customer

イベントによる影響を受けたカスタマーの名前。

CustomerExtName

カスタマーのカスタマー/サービス プロバイダーによって提供される、代替 CustomerID。たとえば、このフィールドは、SP のノースバウンド OSS システムでこのカスタマーに割り当てられたカスタマー ID になります。

Grade

フラッピングのステータスを示します。0 はフラッピングなし、1 はフラッピングを示します。

OriginalSeverity

基礎となるドメイン マネージャ(CUOM、Infrastructure Monitoring、UCSM、DCNM LAN または DCNM SAN)から受信したイベントの元の重大度。

EventName

イベントの名前。EventName は、UCS Manager、CUOM および Infrastructure Monitoring からのイベントに対して割り当てられます。DCNM LAN および DCNM SAN からのイベントは EventName を持ちません。

DomainManagerID

イベントを受信したドメイン マネージャの IP アドレス。

EsxiHostName

VM またはアプリケーションが実行されている ESXi サーバを示します(該当する場合)。

Type

これが「Problem」イベントであるか、または「Resolution」イベントであるかを示します。

EventIdentifier

イベントの固有識別子。

ExpireTime

イベントが自動的にクリアされる時刻。これは、クリアがサポートされていないイベントに対して設定されます(たとえば、DCNM LAN および DCNM SAN からのイベント)。

FabAIPAddress

UCS Manager イベントの場合、ファブリック A IP アドレスを示します。

FabBIPAddress

UCS Manager イベントの場合、ファブリック B IP アドレスを示します。

ProblemEventId

「Resolution」イベントの「Problem」イベント識別子を示します。

UCSObjectDn

イベントが発生したエンティティの、「sys/chassis/blade-1」などの UCS DN(識別名)。UCS Manager イベント専用。

OperationalDataPointer

イベントに関する詳細の取得に使用できる URL が含まれます。

ParentEventID

このイベントが(根本原因の分析のために)相関ツリーに参加している場合、このフィールドは、このイベントの親イベントを示します。

ステップ 3 [Alarm Browser] テーブルで特定のイベントの追加の詳細を表示するには、イベントをダブルクリックするか、イベントを右クリックして [Information] を選択します。[Alarm Status] ダイアログボックスが開きます。

a. イベントの [Status] ダイアログボックスのタブを使用して、特定のイベントを管理します。

[Fields]:イベントから解析される追加フィールド。

[Detail]:イベントからのイベントに特化した情報(正規化された形式)。

[Journal]:イベントに関するメモ付きのジャーナル エントリを入力します。「イベントへのジャーナル メモの追加」を参照してください。

b. [Close] をクリックします。

ステップ 4 イベントを右クリックすることにより、次のいずれかを実行できます。

イベントが Synthetic イベントで、[CauseType] 値が [Symptom] の場合は、テーブルでイベントを右クリックし、[ShowRootCause] を選択して、このイベントの根本原因を表示します。

イベントが Synthetic イベントで、[CauseType] 値が [RootCause] の場合は、テーブルでイベントを右クリックし、[ShowSymptoms] をクリックして、このイベントの症状を表示します。

イベントが Synthetic イベントの場合は、テーブルでイベントを右クリックし、[ShowContainment] を選択して、イベントに含まれる、基礎となる未処理イベントを表示します。たとえば、VC_VM_Avlblty Synthetic イベントの場合、含まれる未処理イベントには、VC_VM_Powered_Off および VC_VM_Disconnected があります。

テーブルでイベント(CUOM、UCS Manager または Infrastructure Monitoring イベント)を右クリックし、[EventDetails] > [Event_Details] を選択して、イベントが表す内容のドキュメントまたは説明を表示します。

テーブルでイベント(CUOM、UCS Manager または Infrastructure Monitoring イベント)を右クリックし、[EventDetails] > [Operations_Data] を選択して、このイベントの解決に適用可能な次の手順を表示します。

Prime Central は Root Cause イベントとその結果的に生じるイベントの間の関係を特定します。結果的に生じるイベントはルート イベントの子として自動的に相関されます。Alarm Browser は、Root Cause イベントと Root Cause イベントの重大度を表示します。さらに、Alarm Browser は元のイベントが検出された時刻を表示します。


 

イベントの確認応答および確認応答解除

Prime Central for HCS 内のイベントの確認応答および確認応答解除を行うことができます。確認応答および確認応答解除は、ドメイン マネージャに伝播されません。


ステップ 1 イベントの確認応答を行うには、[Alarm Browser] でイベントを右クリックし、[Acknowledge] を選択します。

ステップ 2 以前に確認応答を行ったイベントの確認応答を解除するには、イベントを右クリックし、[De-acknowledge] を選択します。


 

イベントの優先順位の設定

Prime Central for HCS がイベントに割り当てたデフォルトの優先順位を変更できます。イベントの重大度は、変更を行う権限がある場合のみ変更することができます。また、イベントの重大度がユーザ、ユーザのグループ、または nobody ユーザに割り当てられている場合のみ変更することができます。

[Active Event List] ブラウザからイベントを選択し、ダブルクリックしてイベントの情報を表示します。[OwnerUID] フィールドまで下方向にスクロールして、イベントが割り当てられているかどうかを判断します。

優先順位の変更は、手動で再び更新されるまで、または同じイベントがドメイン マネージャから異なる重大度で受信されるまで、永続的です。


ステップ 1 イベントの優先順位を変更するには、[Alarm Browser] でイベントを右クリックし、[Prioritize] を選択します。

ステップ 2 プリファレンスの優先順位に対する重大度を変更します。

[Severity] カラムに更新された重大度が反映されます。


 

イベントの抑止または昇格

Prime Central for HCS がイベントに割り当てたデフォルトの優先順位を変更できます。パラメータは、[Active Event List] で、イベントの重要性のレベルを割り当てるために使用されます。昇格はイベントにより高い重要性を割り当て、一方、抑止はより低い重要性を割り当てます。


ステップ 1 イベントの優先順位を変更するには、[Alarm Browser] でイベントを右クリックし、[Suppress/Escalate] を選択します。

ステップ 2 プリファレンスの優先順位に対する重大度を変更します。

[Severity] カラムに更新された重大度が反映されます。


 

イベントの削除

このオプションを使用して、イベント リストからイベントを削除することができます。イベント リストから 1 つまたは複数のイベントを削除するには、イベントを選択し、右クリックして、[Delete] をクリックします。


) SQL ツールへのアクセス権を持つ任意のユーザが削除ツールにアクセスできます。ただし、アクセス権のないグループにユーザを割り当てることにより、管理者は削除機能の使用を制限することができます。


イベントの情報の表示

このオプションは、イベント リストで選択された 1 つまたは複数のイベントに関連する完全な情報を表示するのに役立ちます。

イベントに関連する情報を表示するには、[Alarm Browser] でイベントを右クリックし、[Information] を選択します。

[Alert Status for Serial Number] ダイアログボックスが開きます。次のタブを使用できます。

[Fields]:このタブをクリックすると、選択したイベントのすべてのカラムおよび対応する値の一覧が表示されます。

[Details]:このタブをクリックすると、イベントのアラートの詳細を表示されます。

[Journal]:このタブをクリックすると、イベントのジャーナル エントリが表示されます。ジャーナル エントリを作成するには、「イベントへのジャーナル メモの追加」を参照してください。

次に、使用可能なその他のオプションを示します。

[Previous]:イベント リストから複数のイベントを選択した場合、このボタンをクリックすると、選択内の前のイベントの詳細情報が表示されます。イベントがシステム内の他の場所で削除されている場合、このアクションは失敗することがあります。

[Next]:イベント リストから複数のイベントを選択した場合、このボタンをクリックすると、選択内の次のイベントの詳細情報が表示されます。イベントがシステム内の他の場所で削除されている場合、このアクションは失敗することがあります。

[Close]:このボタンをクリックすると、このウィンドウが閉じます。

イベントへのジャーナル メモの追加

独自の履歴情報を追加および保存することができます。任意のイベントのジャーナルを保持できます。


ステップ 1 [Alarm Browser] でイベントを右クリックし、[Journal] を選択します。[Journal] ダイアログボックスが開きます。

ステップ 2 上のリスト ボックスは表示専用で、既存のジャーナル履歴テキストが表示されます。各エントリは、情報を入力したユーザの名前、およびタイムスタンプを示します。このリスト ボックス内を右クリックすることにより、このダイアログボックス内で [Alerts] メニューを使用することができます。

ステップ 3 下のリストボックスを使用して、最大 4,096 文字のテキスト エントリを追加します。[Apply] をクリックし、上のリスト ボックス内のテキストを保存します。新しいテキストが最後のエントリとして保存され、ユーザ名とタイム スタンプが自動的に追加されます。

ステップ 4 (オプション)新しく入力したテキストを、ダイアログボックス上部にシリアル番号が表示されているイベントだけではなく、イベント リストで選択したすべてのイベントに追加する場合は、[Apply to all selected] チェックボックスをオンにします。選択した各イベントのジャーナルにテキスト エントリを保存するには、[Apply] をクリックします。

ステップ 5 次のいずれかを実行します。

イベント リストで複数のイベントを選択した場合、選択内の前のイベントのジャーナル エントリに移動するには、[Previous] をクリックします。

イベント リストで複数のイベントを選択した場合、選択内の次のイベントのジャーナル エントリに移動するには、[Next] をクリックします。

[Apply] をクリックし、新しく入力したテキストをジャーナルに保存します。[Journal] ダイアログボックスは複数のエントリに対して開いたままです。このオプションは、複数のイベントを選択して、これらに異なるジャーナル エントリを追加する場合に便利です。

[OK] をクリックして、新しく入力したテキストを保存し、ダイアログボックスを閉じます。

[Close] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。保存されていない変更を保存するプロンプトが表示されます。


 

カラムのソート

Alarm Browser では、カラムを昇順または降順でソートできます。


ステップ 1 Alarm Browser でカラムをソートするには、カラム ヘッダーを 1 回クリックします。行が昇順にソートされます。

ステップ 2 降順にソートするには、カラム ヘッダーを再度クリックします。

ステップ 3 カラムのソートを解除するには、カラム ヘッダーを 3 回クリックします。

ステップ 4 複数のカラムをソートするには、Crtl キーを押しながら、必要なカラム ヘッダーをクリックします。カラムのソートの重要性は、カラム ヘッダーに角カッコ([])で囲まれて示されます。選択内の個々のカラムのソートを昇順または降順に切り替えるには、Ctrl キーを押しながらカラム ヘッダーをクリックします。カラムのソートを解除するには、Crtl キーを離し、ソートされたカラムの中から任意のヘッダーをクリックします。前回ソートされたカラムのソートが解除され、クリックしたカラムが昇順にソートされます。

ステップ 5 カラムをロックするには、カラム ヘッダーを右クリックし、[Lock Column] をクリックします。カラムがポートレットの左側に移動し、水平にスクロールしたときに表示されたままになります。カラムのロックを解除するには、カラム ヘッダーをクリックし、[Lock Column] を再度クリックします。


 

データのリフレッシュ

イベント リストは、一定の間隔で自動的にリフレッシュされ、統合レイヤからのすべての受信アラートを表示します。設定した間隔で手動によりイベント リストをリフレッシュし、現在のポイント イン タイムでの最新のすべてのアラートを表示することを選択できます。

自動リフレッシュ更新の間に手動で Alarm Browser をリフレッシュするには、ツールバーで [Refresh] アイコンをクリックします。

データの検索

Alarm Browser のデータ内の特定のテキストを検索するには、[Find] ダイアログボックスを使用します。


ステップ 1 [Alarm Browser] ツールバーで、[Find] アイコンをクリックします。

ステップ 2 [Find] ダイアログボックスで、次の手順を実行します。

a. [Column] リストで、検索するカラムを選択します。

b. [Value] フィールドに、一致させる検索値を入力します。検索する正確な値、または正規表現を入力できます。

c. [Options] エリアで、次のいずれかを選択し、必要な一致タイプを指定します。

[Exact Match]:選択したカラム内のデータが指定した検索値と正確に一致する行を検索します。

[Regular Expression]:選択したカラム内のデータが指定した正規表現と一致する行を検索します。

[Sub String]:選択したカラム内のデータ内部のどこかに指定した値が含まれる行を検索します。

d. [Find] をクリックして、最初に一致する箇所を検索します。一致する行が Alarm Browser で見つかった場合、現在選択されている行の選択は解除され、一致する行が選択されます。さらに一致する箇所を表示できるように、[Find] ダイアログボックスは開いたままです。

e. [Next] をクリックして、次の一致および後続の一致を Alarm Browser で表示します。

f. [Close] をクリックして、[Find] ダイアログボックスを閉じます。


 

表示されるイベント情報の変更

リスト ビューを編集する、または異なるビューを選択して適用することにより、使用可能なデータから表示するイベント情報を設定することができます。また、現在のイベント リストで使用されているフィルタ基準を編集する、または異なるフィルタを選択してイベント リストに適用することもできます。

Alarm Browser から、次のいずれかを実行します。

現在のビューを編集する、または表示されるカラムを変更するには、[Edit Views] をクリックします。[View Builder] が開きます。これを使用して、ビューを編集することができます。「ビューの作成および編集」を参照してください。

異なるビューを選択してイベント リストに適用するには、ツールバーのドロップダウン リストをクリックし、使用可能なビューのリストから選択します。[Properties] ペインが、ビューの設定に応じて更新されます。

現在のフィルタを編集するには、[Edit Filters] をクリックします。[Filter Builder] が開きます。「拡張フィルタの使用」を参照してください。

イベント リストに適用する異なるフィルタを選択するには、[Filter] リストからフィルタを選択します。プロパティ ペインのフィルタ設定が更新されます。

クイック フィルタの使用

選択した基準に一致するイベントをすばやく表示する方法として、クイック フィルタリング機能を使用することができます。イベント データをフィルタリングし、特定のセルの値に対応するイベントを表示することができます。たとえば、選択したイベントと同時に、または選択したイベントの前に発生したイベントのみをすばやく表示することができます。

クイック フィルタを使用するには、次の操作を行います。


ステップ 1 [Alarm Browser] ポートレットで、クイック フィルタのベースとなる値を含むセルを右クリックします。

ステップ 2 右クリック メニューから、[Quick Filter] を選択し、次のサブメニュー オプションのいずれかを選択します。

[Equals]:選択したセルと同じフィールド値を持つすべての行を表示します。

[Not Equals]:選択したセルと異なるフィールド値を持つすべての行を表示します。

[Greater Than]:選択したセルよりも大きいフィールド値を持つすべての行を表示します。

[Greater Than or Equals]:選択したセル以上の値のフィールド値を持つすべての行を表示します。

[Less Than]:選択したセルよりも小さいフィールド値を持つすべての行を表示します。

[Less Than or Equals]:選択したセル以下の値のフィールド値を持つすべての行を表示します。

[Like]:選択したセルと同じ文字列を含むすべての行を表示します。

[Not Like]:選択したセルと同じ文字列を含まないすべての行を表示します。

イベント リストがリフレッシュし、指定したフィルタ基準と一致するイベントのみが表示されます。

ステップ 3 クイック フィルタリングを削除し、ポートレットをすべてのイベントの元のビューに復元するには、セルを再び右クリックし、[Quick Filter] > [Off] を選択します。


 

拡張フィルタの使用

ネットワーク イベントは、通常、システムをモニタリングしている担当者にとってただちに重要ではない多くのアラートを作成します。表示されるイベント情報を制御するには、拡張フィルタを使用します。

Alarm Browser で、[Filter] ドロップダウン リストを使用し、Cleared Eeventvents などの特定のフィールドによってイベント データをフィルタリングします。

イベント データの拡張フィルタを作成および編集するには、次の操作を実行します。


ステップ 1 [Alarm Browser] ツールバーで、[Edit Filters] アイコンをクリックします。[Filter Builder] が開きます。

次のモードを使用して、フィルタを作成することができます。[Filter Builder] には各モードのタブが表示されます。

[Basic]:フィルタ条件の指定に使用するリストおよびテキスト フィールドのセットを提供します。条件を構築するには、1 つまたは複数の指定したデータ ソースからフィールドを選択し、コンパレータを選択し、数値データ タイプまたは文字データ タイプの値を入力します。データ タイプ値は、フィールドに対するフィルタリング基準として使用されます。フィルタの作成に基本モードを使用している場合、[Advanced] タブのテキスト フィールドで作成された SQL を表示できます。

「[Alarm Browser] ポートレットのフィールドの説明」 に示すフィールドを使用して、フィルタを作成します。

 

[Advanced]:SQL 構文を入力できるテキスト フィールドを提供します。拡張モードでフィルタを作成する場合、[Basic] タブのフィールドで SQL 構文を表現できない場合があります。拡張モードで作成したフィルタを保存すると、そのフィルタの [Basic] タブは削除されます。

[Dependent]:このタブは、依存フィルタの場合のみ表示されます。このタブで、[Search] フィールドを使用して、依存に使用するフィルタを特定します。必要なフィルタを特定したら、フィルタを [Available filters] リストから [Selected dependencies] リストに移動します。依存フィルタでは、各フィルタの SQL WHERE 文は OR 文を使用して連結されます。

[Metric]:メトリックは、便利な形態(たとえば、すべてのフィールド値の平均、カウント、または合計)を表示するためにフィルタと一致するアラートから取得できる集約された統計です。フィルタが Alarm Browser にリンクされたモニタ ボックスを使用して表示されている場合、このフィルタと一致するアラートのセットから取得されたメトリック情報がこの表示に使用されます。

ステップ 2 次のいずれかを実行します。

基本モードでフィルタを作成および編集するには、[New Filter] をクリックします。

既存のフィルタを編集するには、必要なフィルタを含むリストを選択します。リストがリフレッシュされたら、フィルタをクリックします。

既存のフィルタを編集している場合は、次の手順にスキップします。


) 「Default」フィルタを削除しないでください。Default フィルタを削除すると、エラーが生成されます。


ステップ 3 フィルタへのアクセス権を付与するユーザを選択し、[OK] をクリックします。

ステップ 4 フィルタの一般プロパティを指定します。

[Filter Name]:フィルタの名前を入力します。名前に次の文字を含めることはできません。

$ !£ % ^ & * ( ) + = ? ` ~ # @ ' : ; < > { } [ ] ?/ \ | , "

[Default View]:フィルタを関連付けるビューを選択するか、またはフィルタに関連付けられたビューを選択します。デフォルト ビューは、Alarm Browser とフィルタを起動したが、ビューを指定していない場合に適用されます。

[Collection]:(グローバル フィルタおよびシステム フィルタの場合のみ)フィルタを追加する 1 つまたは複数の収集フィルタを選択します。

[Description]:フィルタの目的の説明を入力します。

[Data Source]:クエリーの実行対象のフィールドを含む 1 つまたは複数のデータ ソースを選択します。[Show Data Sources] をクリックし、使用可能なデータ ソースのリストを表示します。

ステップ 5 [Basic] タブをクリックし、最初の行で、次のようにフィルタ条件を作成します。

a. [Field] リストで、指定したデータ ソースからフィールドを選択します。

b. [Comparator] リストから、コンパレータを選択します。

c. [Value] フィールドに、数値データ タイプの値、または文字列データ タイプの値を入力します。データ タイプは [ObjectServer] フィールドのデータ タイプに対応している必要があります。[Value] フィールドの文字列データ タイプのエントリには、単一引用符が含まれる必要があります。

d. (オプション)[Value] フィールドのエントリに対する正規表現のメタ文字のパターン マッチングに「like」および「not like」コンパレータを使用します。


) [Value] フィールドで getdate 式を使用しないでください。


ステップ 6 追加のフィルタ条件を追加するには、[+] をクリックします。必要な数のフィルタ条件を追加できます。

ステップ 7 一致オプションを使用して、集約におけるフィルタ条件の結合方法を指定します。

すべての条件が一致した場合のみフィルタをトリガーするには、[All] をクリックします。

いずれかの条件が一致した場合にフィルタをトリガーするには、[Any] をクリックします。

ステップ 8 (オプション)リテラル SQL WHERE 節の出力をプレビューするには、[Advanced] をクリックします。

ステップ 9 [Metric] をクリックし、次のフィールドを使用してメトリック値を設定します。

[Label]:メトリックのタイトルを入力します。

[Function]:フィールド データで実行する次のいずれかの関数を選択します。

[Average]:フィルタと一致したすべてのレコードの、選択したフィールドの平均値を返します。

[Count]:フィルタと一致したすべてのレコードのカウントを返します。選択したフィールドは、この計算には使用されません。

[Maximum]:フィルタと一致したレコード内の選択したフィールドの最大値を返します。

[Minimum]:フィルタと一致したレコード内の選択したフィールドの最小値を返します。

[Sum]:フィルタと一致したすべてのレコードの、選択したフィールドの合計を返します。

[Field]:選択した関数を実行するフィールドを選択します。

ステップ 10 [Save and Close] をクリックします。


 

ビューの作成および編集

Alarm Browser のデータに動的に適用されるビューを作成および編集するには、View Builder を使用します。ビューは、使用可能なイベント データから表示する情報を決定します。


ステップ 1 [Alarm Browser] ツールバーで、[Edit Views] アイコンをクリックします。[View Builder] が開きます。

ステップ 2 次のいずれかを実行します。

新しいビューを作成するには、[New View] をクリックします。

既存のビューを編集するには、[View] リストから目的のビューを選択します。ページがビューのプロパティで更新されます。

既存のビューを編集している場合は、次の手順にスキップします。

ステップ 3 ビューへのアクセス権を付与するユーザを選択し、[OK] をクリックします。

ステップ 4 次のフィールドを使用して、ビューの一般プロパティを設定します。

[Name]:ビューの名前を入力します。名前に次の文字を含めることはできません。

$ !£ % ^ & * ( ) + = ? ` ~ # @ ' : ; < > { } [ ] ?/ \ | , "

デフォルトでは、次の文字をビュー名の最初の文字に使用することはできません。

/ \ * ?" < > | & .

[Data Source]:ビューに表示するフィールドを含む 1 つまたは複数のデータ ソースを選択します。[Show Data Sources] をクリックし、使用可能なデータ ソースのリストを表示します。

ステップ 5 Alarm Browser のカラムを水平に左から右に向かう順番で設定することができます。「[Alarm Browser] ポートレットのフィールドの説明」 で指定された 1 つまたは複数のカラムを反映するビューを構築することができます。

a. [>] および [<] 矢印を使用して、リスト間でフィールドを移動します。[Event list view] リストのこれらのフィールドのみが、Alarm Browser のカラムとして表示されます。

b. [Event list view] リストで、フィールドを選択します。

c. ビューのカラムの表示順序を変更するには、リストの右側の矢印ボタンを使用します。

フィールドをリストの一番上に移動するには、[Top] をクリックします。Alarm Browser で、このフィールドは一番左側のカラムとして表示されます。

選択したフィールドをリストの 1 つ上の位置に移動するには、[Up] をクリックします。

選択したフィールドをリストの 1 つ下の位置に移動するには、[Down] をクリックします。

フィールドをリストの一番下に移動するには、[Bottom] をクリックします。Alarm Browser で、このフィールドは最も右側のカラムとして表示されます。

ステップ 6 (オプション)水平にスクロールした場合にカラムが常に表示されるように、選択したカラムをビューの Alarm Browser の最も左にロックするには、[Lock column] チェックボックスをオンにします。

ステップ 7 [Save and Close] をクリックします。


 

Alarm Browser のフリーズおよびフリーズ解除

統合レイヤからの更新により変更される前にイベント情報のスナップショットを取得するために、Alarm Browser のすべてのフィールドをフリーズすることができます。


ステップ 1 フィールドをフリーズするには、[Alarm Browser] ツールバーの [Freeze/Unfreeze] アイコンをクリックします。

統合レイヤからの更新が抑止されます。

ステップ 2 フィールドのフリーズを解除し、統合レイヤからの更新を取得するには、[Freeze/Unfreeze] アイコンを再びクリックします。

ステップ 3 (オプション)リフレッシュ レートとは独立してフィールドのリフレッシュを強制するには、[Refresh] アイコンをクリックします。


 

プリファレンスの変更

Alarm Browser のプリファレンスを設定するには、[Preferences] ダイアログボックスを使用します。


ステップ 1 [Alarm Browser] ツールバーで、[Change preferences] アイコンをクリックします。[Preferences] ダイアログボックスが開きます。

ステップ 2 [Event List] タブを使用して、他のイベント リスト プリファレンスを設定します。

[Show Colors]:イベントの重大度に対応する背景色で、イベント リストの各行を表示します。

[Show Distribution Summary Bar]:各重大度の色と一致するアラートの数を示す、配布サマリー バーを表示します。

[Show Toolbar]:イベント リストでツールバーを使用できるようにします。

[Font Name]:イベント リストのフォントを選択します。

[Font Size]:イベント リストのフォント サイズを選択します。

[Date Format]:必要な日付フォーマットを選択します。[Customize] を選択した場合は、カスタム フォーマットを入力します。日付の正しいフォーマットは、d/M/yy h:mm:ss です。

[Time Zone]:使用可能なオプションから時間帯を選択します。

[Event List Icons]:イベント重大度を [Severity] カラムに示す方法を指定します。

[Show]:イベント重大度を示すアイコンを表示します。

[Show With Text]:イベント重大度を示すアイコンおよびテキストを表示します。

[Don't Show]:イベント重大度を示すテキストを表示します。

ステップ 3 [Save] をクリックします。

ステップ 4 [Close] をクリックします。