Cisco Prime Service Catalog 11.0 設計者ガイド
サービスのカテゴリおよびサービス項目の設定
サービスのカテゴリおよびサービス項目の設定

目次

サービスのカテゴリおよびサービス項目の設定

この章は次のトピックで構成されています。

サービスのカテゴリおよびサービス項目の設定

サービスは、サービス設計者によって Prime Service Catalog で設計され、エンド ユーザがオーダーできるように Service Catalog ポータルで使用可能になります。 この章では、カテゴリの作成、サービスへのカテゴリの関連付け、サービスのライフ サイクルを管理するためのサービス項目の設定など、サービス設計タスクについて説明します。

この章には、サービスの設計の基本的な構成要素であるカテゴリ、サービス項目および標準の設計が含まれています。

サービスの分類

サービス カタログ ホームページのカテゴリを使用して、カスタマーはニーズを満たすサービスを検索できます。 カテゴリ階層は、完全にユーザが設定できます。 サービスは複数のカテゴリに関連付けることができます。 Service Designer モジュールのカテゴリ サブ モジュールは、カタログ内でカテゴリおよびカテゴリ構造を作成および管理するために使用されます。

Service Catalog モジュールを有効にすると、ホームページのショーケース セクションは、そこに表示するカテゴリおよびサービスを定義および設定するまで空のままです。 また、Service Designer ユーザ インターフェイスで、拡張機能として知られるカスタム属性とともに、検索結果を絞り込むためのフィルタとしての検索ファセットを定義することもできます。 拡張コンポーネントで設定された属性は、すべてのサービスに対するサービス コンポーネントの [拡張(Extensions)] タブに自動的に表示されます。 拡張属性に割り当てられた値には、nsAPI GET サービス定義操作でアクセスできます。

カテゴリには、左上のカテゴリのブラウザまたはキー カテゴリが表示されている中央のカルーセル セクション内で移動できます。 次の図には、カテゴリを使用してグループ化されたサービスがあります。

カテゴリの作成

新しいカテゴリを作成すると、「コンシューマ サービス カタログ」のルート カテゴリに自動的に追加されます。


(注)  


必要に応じて、カタログのルート カテゴリからカテゴリを削除し、カタログの適切なカテゴリおよびサブカテゴリにそれを関連付けてください。

    ステップ 1   [Service Designer] > [カテゴリ(Categories)] の順に選択します。
    ステップ 2   [新規(New)] > [新しいカテゴリ(New Category)] の順に選択し、新しいカテゴリに必要な情報を入力します。
    • [名前(Name)] フィールドには、60 文字の制限があります。
    • [説明(Description)] フィールドには 255 文字の制限があります。
    (注)     

    URL からカテゴリの説明は追加できないため、[またはURLから(or from URL)] フィールドは使用しないでください。 代わりに、カテゴリの説明情報には、カテゴリの [プレゼンテーション(Presentation)] タブを使用します。

    ステップ 3   [このカテゴリを追加(Add This Category)] をクリックし、カテゴリを作成します。 カテゴリが作成された後、ビジュアル プレゼンテーションを定義したり、他の属性を設定できます。 カテゴリの設定については、カテゴリの設定を参照してください。

    カテゴリが不要になったら、そのカテゴリを選択し、[削除(Delete)] をクリックして削除できます。

    カテゴリの設定

    この手順を使用して、表示オプションを設定し、ビジュアル プレゼンテーションを決定し、カテゴリの属性をカスタマイズできます。

    はじめる前に

    カテゴリを作成するか、または既存のカテゴリを選択します。 詳細については、「カテゴリの作成」を参照してください。


      ステップ 1   [Service Designer] > [カテゴリ(Categories)] の順に選択します。
      ステップ 2   カテゴリ リストのペインからカテゴリを選択し、次のタブを使用してカスタマイズします。
      • カテゴリおよびサブカテゴリをどのように Service Catalog に表示するかを決定するには、[全般(General)] タブを使用して、[保存(Save)] をクリックします。 これらのカテゴリ タブで行った選択は、My Services 内に表示されます。 各フィールドの詳細については、「Service Designer カテゴリ全般のフィールド設定」を参照してください。
      • カテゴリをどのように My Services に表示するかをフォーマット設定するには、[プレゼンテーション(Presentation)] タブで HTML ツールを使用します。 カテゴリのプレゼンテーションを設定したら、[保存(Save)] をクリックします。 各フィールドの詳細については、「Service Designer カテゴリ プレゼンテーションのフィールド設定」を参照してください。
      • [拡張(Extensions)] タブで、カテゴリのカスタム属性を定義します。 このタブで行う設定の詳細については、「拡張タブの属性」を参照してください。 拡張コンポーネントで設定された属性は、すべてのサービスに対するサービス コンポーネントの [拡張(Extensions)] タブに自動的に表示されます。 拡張属性に割り当てられた値には、nsAPI GET サービス定義操作でアクセスできます。
      (注)     

      管理者が管理モジュールの Service Catalog 機能を有効にしている場合にのみ、[拡張(Extensions)] タブを表示できます。

      ステップ 3   変更をプレビューするには、以下の手順を行います。
      1. カテゴリと関連付けられたサービスへの変更を保存してページを更新します。
      2. 他のブラウザ セッションでは、[My Services] または [Service Catalog] ページを更新して新しいカテゴリ階層を確認します。
      表 1 Service Designer カテゴリ全般のフィールド設定

      フィールド

      定義(Definition)

      [名前(Name)]

      カテゴリの名前。

      説明

      このカテゴリ内でどの種類の製品またはサービスを検索できるかを説明する記述テキスト。 この説明は、カタログ内のカテゴリ リンクとともに表示されます。

      表示スタイル(Display Style)

      ドロップダウン メニューを使用して、以下を設定するかどうかを選択します。

      • カテゴリのみを表示する。
      • カテゴリを表示し、その下にサブカテゴリを表示する。

      サブカテゴリを表示すると、カテゴリは、My Services モジュールに表示されます。 またポータルには、すべてのサブカテゴリが箇条書きで表示され、その表示の各箇条書きの真下にアクティブなナビゲーション リンクがあります。

      カテゴリの表示(Appears in categories)

      このカテゴリが表示される「親」カテゴリのリスト。

      このカテゴリをさらに別のカテゴリに追加するには、[さらに追加(Include in More)] をクリックします。

      このカテゴリを他のカテゴリから削除するには、チェック ボックスをオンにして、[削除(Remove)] をクリックします。

      このカテゴリ内のサブカテゴリ(Subcategories in this category)

      このカテゴリに表示されるサブカテゴリ、または「子」カテゴリのリスト。

      このカテゴリのサブカテゴリをさらに表示するには、[さらにカテゴリを表示する(Display More Categories)] をクリックします。

      このカテゴリからサブカテゴリを削除するには、チェック ボックスをオンにして、[非表示(Hide)] をクリックします。

      このカテゴリ内のサービス(Services in this category)

      このカテゴリに表示されるサービスのリスト。 このカテゴリのサービスをさらに表示するには、[さらにサービスを表示する(Display More Services)] をクリックします。

      このカテゴリからサービスを削除するには、チェック ボックスをオンにして、[非表示(Hide)] をクリックします。

      Service Designer で、そのサービスの [全般(General)] タブからカテゴリにサービスを追加することもできます。

      表 2 Service Designer カテゴリ プレゼンテーションのフィールド設定

      フィールド

      定義(Definition)

      挿入するイメージを選択(Select an Image to Insert)

      • システムで現在利用可能なイメージのリストからイメージを追加するには、オプション ボタンをクリックしてリスト内のイメージを選択し、[選択したファイルを追加(Add Selected Files)] をクリックします。

      • 新しいイメージを追加するには、[参照(Browse)] をクリックしてイメージを検索して選択し、[アタッチ(Attach)] をクリックしてシステムにイメージをアップロードし、リストからオプション ボタンをクリックしてイメージを選択し、[選択したファイルを追加(Add Selected Files)] をクリックします。

      • 新しいイメージを追加するには、イメージを直接アタッチするのではなくイメージへの URL 参照を指定します。 このメソッドは、イメージを個別に管理する場合や、WAN 展開のためにイメージ配信を早くするためにイメージをコンテンツ配信ネットワーク(CDN)でホストする場合に役立ちます。

      カテゴリを表すイメージは、JPG、TIF、PNG、または GIF 形式にできます。 カテゴリが Service Catalog モジュールに表示されている場合は、SVG のイメージ タイプもサポートされます。 デフォルトでは、イメージは Service Catalog では 50 x 50 ピクセルに、My Services モジュールでは 64(幅)× 57(高さ)ピクセルにサイズ変更されます。 カスタム スタイル シート(CSS)を使用してこれらのピクセル サイズを変更できます。

      (注)      カテゴリまたはサービスにアタッチできるイメージのタイプは、[管理(Administration)] > [セキュリティ(Security)] オプションで定義されます。 [管理(Administration)] タブでこのオプションが設定されるまでイメージをアタッチできません。

      カテゴリ イメージは、デフォルト(またはカスタム)のサイズと縦横比で作成する必要があります。 画像編集ソフトウェアを使用して、イメージのサイズと縦横比がそれらの寸法と一致しているかを確認できます。 イメージのサイズが正しくない場合は、ブラウザでサイズ変更され、伸びて見えたり、画素分解しているように見えたり、またはゆがんで見える場合があります。 カスタム CSS 機能を使用して Service Catalog をどのようにカスタマイズしたかに応じて、透明な背景または障壁を持つカスタム アイコンの作成を検討することもできます。

      カテゴリの詳細(Category Details)

      セクションの [表示(Show)] オプション ボタンをクリックして、カタログのカテゴリ表示領域の上、中央、または下にコンテンツを表示(またはフォーマット設定)するかを選択します。

      複数のセクションを表示する場合は、フォーマット設定するセクション名(上、中央、または下)を選択します。

      上位URL(Top URL)

      セクション内に表示する URL を入力します。 ここに入力する URL は、「http://」で始まる完全修飾にする必要があります。

      HTMLエディタ(HTML Editor)

      組み込まれている HTML エディタを使用して、テキストまたはグラフィックを入力およびフォーマット設定します(これはデフォルトで選択されています)。

      また、HTML コードを挿入するには、[ソース(Source)] をクリックして、HTML 編集ツールを無効にし、コーディングを直接入力します。 [ソース(Source)] をもう一度クリックし、HTML エディタに戻って、レンダリングされた HTML コードを表示します。

      表 3 拡張タブの属性

      属性(Attribute)

      説明

      カテゴリ属性

      [新規(New)] > [新しいカテゴリ属性(New Category Attribute)] の順に選択し、次の詳細を入力します。
        • [表示名(Display Name)]
        • [名前(Name)]
        • 属性タイプ
      [このカテゴリ属性を追加(Add This Category Attribute)] をクリックします。

      ショーケース(Showcases)

      このフィールドは、Service Catalog のホームページに表示する必要があるカテゴリを定義するためにショーケース属性で使用できます。

      [カテゴリの参照(Browse Categories)]:[カテゴリの参照(Browse Categories)] タブに表示する必要があるカテゴリを選択します。 関連付けられたサブカテゴリがあるカテゴリを選択します。 関連付けられたサブカテゴリとサービスがあるカテゴリを選択していない場合に [カテゴリの参照(Browse Categories)] タブにポインタを合わせているときは、アプリケーションにカテゴリは表示されません。

      [左上(Top-Left)]、[中央上(Top-Center)]:Heros バンドに表示する必要があるカテゴリを選択します。

      [左中央(Middle-Left)]、[右中央(Middle-Right)]:セカンダリ カルーセル バンドに表示する必要があるカテゴリを選択します。 このカテゴリに関連付けられたサブカテゴリとサービスはカルーセルを使用して移動できます。

      [左下(Bottom-Left)]、[中央下(Bottom-Center)]、[右下(Bottom-Right)]:下のパネルに表示する必要があるカテゴリを選択します。 このカテゴリに関連付けられたサブカテゴリとサービスは、バンドに一覧表示されます。

      検索ファセット(Search Facets)

      検索条件に複数のフィルタを定義するために検索ファセットを設定できます。 さらに、アプリケーションがそれらの値の 1 つまたはいずれかのみを受け入れるように、各検索ファセットに複数の値を設定できます。

      Prime Service Catalog では、編集できない評価ファセット out-of-box が提供されます。 これは、追加の値がこのファセットに追加/変更できないことを意味します。 このファセットを使用して、ユーザは評価に基づいてオファリングをフィルタ処理できます。 評価ファセットはサービスに関連付けることはできませんが、レビューが変更したときは、ファセットが対応する値を持つサービスに自動的に関連付けられます。 したがって、このファセットは Service Designer モジュールの [拡張(Extensions)] タブで非表示になっています。 これらの out-of-box 評価ファセットは、Catalog Deployer 経由で外部システムにインポートまたはエクスポートできません。
      (注)     

      評価ファセットはローカライズできません。

      たとえば、オペレーティング システムの検索ファセットには、Windows 7、Windows 9、Linux、Mac OS のような値を設定できます。 ユーザは、上記の値限定でいずれかまたはすべてを提供する必要があります。

      Service Catalog のホームページの [カテゴリの参照(Browse Categories)] タブで、関連付けられたサービスがあるカテゴリに移動します。 [Service Catalog] ページの左側にある [結果を絞る(Narrow Results)] 列に、設定した検索ファセットが表示されます。

      [新規(New)] > [新しい検索ファセット(New Search Facet)] の順に選択し、次の詳細を入力します。
        • [表示名(Display Name)]
        • [名前(Name)]
        • データ タイプ
        • [複数値(Multivalue)]:検索ファセットがファセット値のいずれかまたはすべてを受け入れる必要があるかどうかを指定するには、このチェック ボックスを選択します。
        • [ファセット値(Facet Values)]:複数の値を定義するには、[ファセット値の追加(Add Facet Value)] をクリックします。 ファセット値を検索ファセットに委任するには、チェック ボックスをオンにします。
      [保存(Save)] をクリックして、設定を保存します。

      サービス属性(Service Attributes)

      独自のサービス属性を定義することでサービス定義をカスタマイズできます。 たとえば、イメージやビデオを使用してサービスの表示をカスタマイズしたり、レビューの日付や交換オファーのようなデータを表示するために属性を作成することができます。

      [新規(New)] > [新しいサービス属性(New Service Attribute)] の順に選択し、次の詳細を入力します。
        • [表示名(Display Name)]
        • [名前(Name)]
        • データ タイプ
        • [タイプ(Type)]:属性値を表示する定義済みタイプです。
      [このサービス属性を追加(Add This Service Attribute)] をクリックします。

      カテゴリ、サブカテゴリ、およびサービスの削除

      カテゴリが表示されるカテゴリ、カテゴリに表示されるサブカテゴリ、またはカテゴリからのサービスを削除する必要が生じる場合があります。

      カテゴリ、サブカテゴリ、およびサービスを削除するには、次の手順に従います。


        ステップ 1   [Service Designer] > [全般(General)] タブの順に選択し、[カテゴリ(Categories)] コンポーネントを選択します。
        ステップ 2   カテゴリ、サブカテゴリ、またはサービスから削除するカテゴリの名前をクリックします。

        そのカテゴリの詳細が [カテゴリ(Category)] ウィンドウの右側に表示されます。

        ステップ 3   このカテゴリが表示されているカテゴリを削除するには、次の手順に従います。
        • 削除するカテゴリの横にあるチェック ボックスをオンにします。

        • [削除] をクリックします。

        ステップ 4   このカテゴリからサブカテゴリを削除するには、次の手順に従います。
        • 削除するサブカテゴリの横にあるチェック ボックスをオンにします。

        • [非表示(Hide)] をクリックします。

        ステップ 5   このカテゴリからサービスを削除するには、次の手順に従います。
        • 削除するサービスの横にあるチェック ボックスをオンにします。

        • [非表示(Hide)] をクリックします。

        ステップ 6   [Save(保存)] をクリックして変更内容を保存します。

        サービスのサービス項目の定義

        サービス設計時にサービス項目を設定して、サービスのライフサイクルを管理することができます。 ライフ サイクルは、サービス項目が企業資産として使用可能になった時点から開始され、サービス要求を通じて Service Catalog ユーザにプロビジョニングされるまで、および項目が更新または変更されて、要求したユーザにそれ以上割り当てられなくなり、再割り当て用に使用可能になるまでの範囲が含まれます。

        たとえば、サービス項目には物理ハードウェア デバイス(携帯電話やデータセンター サーバなど)のような物理的なもの、または Service Designer による VM のオーダーなどのサービスの作成が相当します(後者の場合は、サービス要求が完了しエンド ユーザに提供されるとすぐに終了します)。 サービス項目を作成し、VM が提供されたときにサービスを通じて通知を受け取れるように設計できます。

        サービス要求によっては、提供されるサービス項目が複数の場合があります。特に、携帯電話、ラップトップ、ネットワーク ログイン、電子メール アクセス、複数のソフトウェア アプリケーションを提供する可能性がある、従業員のオンボード サービスの場合、これが該当します。

        Service Item Manager は、Service Catalog のモジュールで、ユーザはこれを使用してサービス項目を設計し、サービス カタログからオーダーしたサービス項目を管理することができます。

        サービス項目および標準データベースのテーブル

        サービス項目に関連するすべてのデータと設定の詳細は、メタデータ リポジトリ(MDR)に保持されます。 MDR は Service Catalog トランザクション データベース内に一連のデータベース テーブルとして実装されます。

        サービス項目のタイプはそれぞれ、サービス項目インスタンスを保存するトランザクション データベースに対応するテーブルを持っています。 テーブルの名前は、サービス項目が「Service Item」のプレフィックス「Si」付きで定義されるときに指定されているとおりのサービス項目の名前です。 サービス項目が保存されると、その名前を変更することはできません。 表示名は変更できます。 ただし、そのサービス項目に基づいた動的データ取得ルールは無効となります。

        サービス項目の各属性は、データベース テーブルの列に対応します。 サービス項目に指定された属性に対応する列の他に、Service Catalog は、サービス項目の処理と取得に使用する 3 つの列を追加します。

        構成管理データベース(CMDB)で Cisco Prime Service Catalog 内の Service Item Manager を使用する利点

        • サービス提供者がサービスをエンド ユーザに提供する際に、そのユーザがすでに所有している他のサービス項目のコンテキストが必要となることがあります。 「CMDB から」検索するには、複数の異種システムへのアクセスと、そのシステム内を移動してこの情報を見つけるための知識が必要で、メンテナンスと使用が複雑になります。
        • Service Item Manager を使用することで、エンド ユーザがプロビジョニングされたサービス項目を容易に検索できるようなサービス フォームを設定できます。 Service Item Manager を使用すると、エンド ユーザおよびそのマネージャは、CMDB およびその構成要素の必須知識がなくても、Service Catalog モジュールでサービス項目と関連付けられたサービス項目を検索し、項目に不一致がある場合は(アセット システムまたは CMDB にしたがって)潜在的に解決できます。
        • CMDB を長く使用している企業でも、一部の項目については、(CMDB と資産システムのどちらでも)まったく追跡されないか、不完全な情報しか持っていないことがあります。このような項目を管理することは困難です。 たとえば、ソフトウェア ライセンスは、CMDB に通常保存される項目のタイプではありません。 同様に、携帯電話は確実に追跡できますが、エンド ユーザに後続サービスを提供する必要が本当にあるサービス項目のビジネス コンテキスト データやステータスを記録しない既存のシステムにおいてもおそらく追跡できます。
        • クラウド管理では、新しい VM、インフラストラクチャ要素の生成、これらのオブジェクトのステータスの更新は、高い頻度で行われます。 CMDB と従来の ITSM ツールでは、変更をスロー ダウンさせる変更制御が強制され、多くの場合は、高い変更率に対応できるパフォーマンス特性が得られません。 これはクラウドの要件に反します。 Prime Service Catalog では、サービス項目をサービス カタログ内で管理されるオブジェクト タイプとして指定し、そのような高変更率を処理できます。

        Service Item Manager へアクセスするためのロール

        サイト管理者は、Organization Designer モジュールを使用して、エンド ユーザが My Services 内のサービス項目にアクセスできる方法を設定するように、Service Item Manager モジュールと管理モジュールへのユーザのアクセスを認可します。

        サービス項目を定義するには、Organization Designer を使用してサービス ライフサイクル管理のロールが割り当てられる必要があります。

        サイト管理者は、Organization Designer モジュールで管理されるロールと機能を使用することで、Service Item Manager モジュールの機能へのアクセスを制御できます。 Service Item Manager のロールにより、管理者は、すべての Service Catalog ユーザに割り当てられたサービス項目を表示することができます。

        Service Item Manager のロールは慎重に割り当てる必要があります。 標準データの管理または標準の定義を行う機能をユーザに付与することは、ユーザがすべての標準定義と標準データを編集できるようになることを意味します。 サービス項目定義とデータを制御する機能にも、同様の注意があてはまります。

        詳細については、『Cisco Prime Service Catalog Administration and Operations Guide』の「Capabilities for Service Item Manager」の項を参照してください。

        My Service 項目へのアクセスの設定

        My Services の [サービス項目(Service Items)] タブと [サービス項目(Service Items)] ポートレットへのアクセスは、次の 3 つの方法で制御できます。

        • すべてのユーザに対応するグローバル アクセスは、管理設定でオンにしておく必要があります。
        • サービス項目を表示する機能が有効になると、適切なロールを持つユーザは、[マイアイテム(My Items)] ポートレットと [サービス項目(Service Items)] タブを表示できるようになります。
        • 各ユーザは、プロファイル設定でポートレットを非表示にする選択ができます。
        [マイアイテム(My Items)] ポートレットの管理設定

        [マイアイテム(My Items)] ポートレットは、Service Catalog モジュールでは必要ではなくなりました。 より豊富な機能セットを備えた [マイスタッフ(My Stuff)] と置き換わります。

        しかし、My Services モジュールの [マイアイテム(My Items)] ポートレットをユーザに表示する場合は、管理モジュールの設定 [サービス項目ポートレットを表示する(View Service Items Portlet)] をオンにする必要があります。 この設定を確認または変更するには、[管理(Administration)] > [設定(Settings)] > [カスタマイズ(Customizations)] の順に選択します。 [サービス項目ポートレットを表示する(View Service Items Portlet)] の設定の My Services セクションを探します。

        この設定をオンにすると、ユーザは My Services ホーム ページに [マイアイテム(My Items)] ポートレットを表示することができます。オフにすると、このポートレットはページに表示されません。

        サービス項目アクセス機能付きのロール

        RBAC 機能は、個人のサービス項目情報へのアクセスを制御します。 ロールは、次のアクセスが必要なユーザにはすぐに使用できます。

        ロール

        説明

        My Services 360-Degree Consumer

        エンドユーザが、サービス コンポーネントの詳細を表示またはサービスの要求を開始を行う資格と、カタログ サービスの一部としてエンド ユーザ自身に提供されるサービス項目の表示と管理を行う資格のある Service Catalog のこれらの部分にアクセスできるようになります。

        My Services 360-Degree Professional

        エンドユーザが、サービス コンポーネントの詳細を表示またはサービスの要求を開始を行う資格と、カタログ サービスの一部としてエンド ユーザの事業単位内のすべての人に提供されるサービス項目の表示と管理を行う資格のある Service Catalog のこれらの部分にアクセスできるようになります。

        [マイアイテム(My Items)] ポートレットと [サービス項目(Service Items)] タブは、エンド ユーザに「My Services 360-Degree Consumer」または「My Services 360-Degree Professional」ロールが付与されているか、または次の権限を含むカスタム ロールが付与されている場合にのみ表示されます。

        • 自分で登録したすべての SI インスタンス データの読み取り権限。
        • 自分の営業部門の SI のすべての SI インスタンス データの読み取り権限。
        • 自分の営業部門とそのサブ部門のすべての SI のすべてのインスタンス データの読み取り権限。

        サービス項目グループの作成

        サービス項目グループは、さまざまなサービス項目の論理グループです。 関連するサービス項目を追加するにはサービス項目グループを作成する必要があります。 たとえば、ラップトップ、マウスなどのさまざまなサービス項目を追加するためのハードウェアと呼ばれるサービス項目グループを作成します。

        はじめる前に

        サービス ライフサイクル管理のロールが割り当てられている必要があり、Service Item Manager にアクセスするための適当な権限が必要です。


          ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] の順に選択します。
          ステップ 2   プラス記号(+)をクリックし、[サービス項目GroupService(Service Item GroupService)] 項目グループを選択します。
          ステップ 3   サービス項目グループの名前と説明を入力し、[追加(Add)] をクリックします。

          作成したサービス項目グループが、[サービス項目の設計(Design Service Items)] ページの [サービス項目(Service Items)] セクションの下にグループの 1 つとして表示されます。


          サービス項目の作成

          サービス設計者または管理者である場合は、最初にサービス項目を作成し、その項目を提供するサービスを作成し、そしてこれらのサービスをオーダー可能にする必要があります。 サービス項目は、Prime Service Catalog モジュールのホームページに表示されます。 ユーザは、サービス項目のリストを確認し、必要に応じてオーダーします。 サービス項目は、Service Catalog ユーザへのサービス要求によってプロビジョニングされます。

          サービス項目は、いくつかの方法で Service Catalog リポジトリに追加できます。

          はじめる前に

          サービス項目グループを作成します。 サービス項目グループの作成を参照してください。


            ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] の順に選択します。
            ステップ 2   プラス記号(+)をクリックし、[サービス項目(Service Item)] を選択します。
            ステップ 3   [新しいサービス項目を追加する(Add New Service Items)] ポップアップ ウィンドウで、新しいサービス項目の必要な情報を入力します。 フィールドについては次の表で説明します。
            表 4 サービス項目属性

            フィールド

            説明

            名前(Name)

            一意の表示名、およびサービス項目の名前。

              • サービス項目が作成されると、その名前を変更することはできません。 サービス項目の表示名を変更できます。
              • 表示名はユーザにとってわかりやすい名前のバージョンで、スペースが入っていてもかまいません。 これは、[マイアイテム(My Items)] ポートレットでサービス項目ベースのディクショナリ用のキャプションの基礎として使用されます。
              • 表示名はサイト内で一意である必要があります。
              • [名前(Name)] フィールドは、サービス項目とそのデータをシステムが参照する際の名前です。 この名前で使用できるのは、英数字と下線(_)で、スペースは使用できません。 名前の先頭は英数字である必要があります。 これは、Service Catalog のトランザクション データベースで動的に作成され、保持されているテーブルに対応します。 Service Item Manager は、項目名と同じ名前で、プレフィックスが「Si」のデータベースを作成します。

            サービス項目グループ(Service Item Group)

            サービス項目をグループの 1 つと関連付けます。

            ステータスあり(Has Status)

            このオプションをオンにすると、サービス項目属性によって呼び出されるステータスが自動的に作成されます。

            (注)      このオプションが有効の場合、「ステータス」属性はシステムによって制御され、[操作(Operations)] などの他のサービス項目プロパティにリンクされます。 したがって、関連付けられている操作がない場合にのみ、ステータスを削除できます。 ステータスを削除するには、[ステータスあり(Has Status)] チェック ボックスをオフにするだけです。 サービス項目のステータスを削除すると、アプリケーションは次のことを行います。
              • SI に定義されたステータスのリストを削除します
              • ステータスと次のステータスの関連付けを削除します
              • ステータスと関連付けられたサービスの関連付けを削除します

            Service Catalogで非表示にする(Hide in Service Catalog)

            [Service Catalog] > [マイスタッフ(My Stuff)] ページでサービス項目と関連付けられた要求を非表示にする場合は、[Service Catalogで非表示にする(Hide in Service Catalog)] チェック ボックスをオンにします。

            カスタム表示URL(Custom View URL)

            サービス項目を [Service Catalog] > [マイスタッフ(My Stuff)] の左側のペインで選択したときに、対応する右側のペインにカスタム URL のコンテンツが表示されるように、サービス項目のカスタム表示 URL を入力します。 これはオプションのフィールドです。 詳細については、「サービス項目を表示するためのカスタム Web ページの追加」を参照してください。

            Stack Designerリソースです(Is Stack Designer Resource)

            Stack Designer モジュールで新しいコンポーネントを追加中にサービス項目をデータ型として表示する場合は、[Stack Designerリソースです(Is Stack Designer Resource)] チェック ボックスをオンにします。 このコンポーネント(JBoss アプリケーションなど)は、Stack Designer モジュールでこのコンポーネントを追加中に定義したカテゴリ下の Stack Designer パレットで使用可能です。

            Stack Designer パレットでコンポーネントに対し表示されるフィールドまたはパラメータは、[リソースプロパティ(Resource Properties)] および [ルール(Rules)] タブ下の Service Item Manager モジュールで定義することもできます。 詳細については、Stack Designer リソースのプロパティの定義を参照してください。

            ステップ 4   [追加(Add)] をクリックすると、作成したサービス項目が、関連付けられたグループ下の左側の [サービス項目(Service Items)] パネルに表示されます。
            ステップ 5   ページの下部で、[追加(Add)] をクリックして、次に示すように、属性をサービス項目に追加します。 各属性または行は、サービス項目インスタンスです。 各インスタンスの [表示名(Display Name)] は、グリッドの列ヘッダーになります。
            ステップ 6   ページの下部で、すべての属性を追加したら、[保存(Save)] をクリックします。

            さらにサービス項目を設定するには、サービス項目の設定を参照してください。


            サービス項目の設定

            サービス項目を作成したら、サービス項目のワークフローが自動的に管理されるようにサービス項目を設定する必要があります。

            サービス項目定義の設定

            サービス項目の作成の後、次の手順を使用して、サービス項目の定義をカスタマイズします。

            手順


              ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] > [サービス項目定義(Service Item Definition)] の順に選択します。
              ステップ 2   サービス項目定義に必要な情報を入力します。
              • [Service Catalog] > [マイスタッフ(My Stuff)] ページでサービス項目と関連付けられた要求を非表示にする場合は、[Service Catalogで非表示にする(Hide in Service Catalog)] オプションをオンにします。
              (注)      サービス プロビジョニングのワークフローで使用されるインフラストラクチャ データ要素として作成されるサービス項目を非表示にするには、このオプションを使用します。
              • [Service Catalog] > [マイスタッフ(My Stuff)] ページでサービス項目を表示するように設計された Web ページを表示するには、カスタム表示 URL を入力します。そうすると、対応する右側のペインにカスタム URL のコンテンツが表示されます。 これはオプションのフィールドです。 詳細については、サービス項目を表示するためのカスタム Web ページの追加を参照してください。
              (注)      [Service Catalogで非表示にする(Hide in Service Catalog )] 機能と [カスタム表示URL(Custom View URL)] 機能は、サービス項目タイプをサービス提供オーケストレーション プロセスで維持し、直接対話するためのエンド ユーザ向けには維持しない場合に役立ちます。
              ステップ 3   [保存(Save)] をクリックします。

              また、新しいサービス項目を作成する場合は、[項目属性(Item Attributes)] ウィンドウでカスタム属性を設定できます。 属性を追加、更新、または削除できます。 サービス項目属性は、サービス項目のさまざまなコンポーネントを定義し、サービス項目ワークフローの準備にも役立ちます。 サービス項目属性の詳細については、サービス項目属性の表を参照してください。


              サービス項目を表示するためのカスタム Web ページの追加

              デフォルトでは、サービス項目のタイプがツリー ビューから選択されると、サービス項目が付随する標準のマイスタッフ グリッド属性が表示されます。 サービス項目を表示するように設計した Web ページを表示するために、右側のペイン ビューをカスタマイズできます。

              [Service Catalog] > [マイスタッフ(My Stuff)] でサービス項目ビューのカスタム Web ページを追加するには、次の手順を実行します。


                ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] > [サービス項目定義(Service Item Definition)] の順に選択します。
                ステップ 2   ツリー ビューからサービス項目を選択します。
                ステップ 3   [カスタム表示URL(Custom View URL)] フィールドに必要な URL を入力します。

                たとえば、/RequestCenter/custom/CustomServiceItemView.html など。

                (注)      ベスト プラクティスとして、アプリケーションがインストールされている同一マシンにある HTML ファイルをパス /RequestCenter/custom に置きます。
                ステップ 4   [保存(Save)] をクリックします。

                サービス項目へのサービスの関連付け

                [サービス項目の設計(Design Service Items)] タブの [関連付けられたサービス(Associated Services)] サブタブを使用すると、サービス設計者はサービス項目と 1 つ以上のサービスを関連付けることができます。 サービスをサービス項目と関連付けると、Service Catalog および My Services のユーザは、ショートカットを使用して、以前サービスに割り当てられていたサービス項目に適用可能なサービスを順序付けることができます。 サービス項目が選択されると、ユーザに順序付けの権限があるすべての関連サービスが [マイスタッフ(My Stuff)] に表示されます。

                これらの関連付けられたサービスに対し条件を追加することもできます。 条件を満たす場合にのみ、これらのサービスは [マイスタッフ(My Stuff)] に表示されます。 詳細については、「関連付けられたサービスへの条件の追加」を参照してください。

                関連付けられたサービスをクリックすると、サービス フォームが表示されます。 サービスが正しく設定されている場合、サービス フォームにはユーザのサービス項目に関する情報が事前入力されます。

                サービス項目の作成、更新、または削除を行うサービス項目タスクが含まれるすべてのサービスが、そのサービス項目のタイプに関連付けられている必要があります。


                  ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] > [関連付けられたサービス(Associated Services)] の順に選択します。
                  ステップ 2   [サービスの追加(Add Services)] をクリックします。
                  ステップ 3   サービスのリストからサービスを選択します。
                  ステップ 4   複数のサービスがある場合はスクロール ダウンし、[追加(Add)] をクリックします。
                  ステップ 5   [保存(Save)] をクリックします。

                  これらの関連付けられたサービスは、[My Services] > [サービス項目(Service items)] > [関連サービス(Related services)] に関連サービスとして表示されます。


                  関連付けられたサービスを削除するには、次の手順を実行します。

                  サービス項目の関連付けられたサービスを削除するには、関連付けられたサービスをクリックして選択し(複数のサービスを選択する場合は Ctl キーとクリックまたは Shift キーとクリックを使用)、[削除(Delete)] をクリックします。

                  ステータス定義に基づいて順序付けできる関連サービスを制御するには、次の手順を実行します。

                  サービス項目のステータスに応じてサービス項目の関連サービスの表示を変更するには、関連付けられたサービスを選択し、必要に応じてステータス定義のチェック ボックスを選択します。 たとえば、サービス項目が仮想マシンでその関連サービスが VM の開始と VM の停止だとします。 定義された状態は、オンラインとオフラインです。 VM のステータスがオフラインの場合にだけ VM を起動できます。


                  (注)  


                  ステータス定義の管理で定義されているようにサービス項目のステータス定義を作成した場合、ステータス定義のチェック ボックスは関連付けられたサービスのウィンドウに表示されます。

                  関連付けられたサービスへの条件の追加

                  この手順を使用して、関連付けられたサービスに 1 つ以上の条件を追加できます。 条件を満たす場合にのみ、これらの関連付けられたサービスは、[マイスタッフ(My Stuff)] でユーザに表示されます。


                    ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] > [関連付けられたサービス(Associated Services)] の順に選択します。
                    ステップ 2   サービスのリストから関連付けられたサービスを選択し、[条件を追加(Add Condition)] をクリックします。
                    ステップ 3   属性タイプ、操作、属性タイプの値を入力します。 属性にこの値がある場合にのみ、この関連サービスが表示されます。
                    (注)     

                    ユーザは、式を構築する OR、AND 演算を使用して、複数の条件を指定できます。

                    ステップ 4   [追加(Add)] をクリックして関連付けられたサービスへの変更を保存します。

                    サービス項目ポリシーの理解

                    ポリシーは、特定の条件を満たしたときにサービス項目インスタンスに対して実行するアクションを定義するために使用されます。 一般的な例として、仮想マシンの有効期限が近づいている場合に、自動通知がリマインダとしてそのオーナーに送信されます。 他のポリシー アクションには、サービス項目を処理するようにサービス要求をトリガーしたり、管理者用にアラートの記録を付けたり、新しいサービス要求が送信されないようにするアクションがあります。 ポリシーは、あるアカウントに固有のものにしたり、すべてのアカウントに汎用的になるように定義することができます。

                    ポリシーは 4 つのタイプ、すなわち、容量ポリシー、クォータ ポリシー、時間限界ポリシー、およびイベント ベース ポリシーに分類されます。

                    容量:容量ポリシーを定義するときは、属性の使用に関する制限を適用します。 アクションは使用率が定義された制限を超えた場合に実行されます。 容量ポリシーを定義する前に、その容量ポリシーで管理しなければならないサービス項目属性を定義する必要があります。 「サービス項目属性の管理」を参照してください。

                    容量属性としてサービス項目属性を設定すると、次の属性がキャパシティ管理に使用するために生成されます。

                      • Used{属性名}、たとえば、「UsedVCPU」:容量のうちのどの程度が使用されているかを追跡するためにアプリケーションが使用します。 この値は、ユーザによって変更できません。
                      • Req{属性名}、たとえば、「ReqVCPU」:サービス要求で必要な容量の変更を渡すため、またはサービス項目 API で操作を更新するためにサービス設計者が使用します。

                    ストレージ ネットワークのタイプ、ネットワーク内のそれぞれの要素の使用率などの自身のリソース消費を追跡したり、サービス プロバイダーの場合はそれに応じて必要な処理を実行するために容量ポリシーを使用できます。

                    容量ポリシーの例:

                      • ストレージ エリア ネットワークの使用率が容量の 80% に達したときに電子メールを送信するポリシーを定義できます。
                    • クォータ:クォータ ポリシーは、項目属性が最大値の threshold% に達すると実行されます。 各クォータ ポリシーはアカウントに固有で、複数のアカウントに適用できません。 クォータ ポリシーを定義する前に次を実行する必要があります。
                      • クォータ ポリシーで管理しなければならないサービス項目属性を定義します。 「サービス項目属性の管理」を参照してください。
                      • クォータがクォータ ポリシーで参照されるアカウントに対応する契約ですでに定義されていることを確認します。 これは、[デマンド管理(Demand Management)] > [同意(Agreement)] で維持されます。 クォータ管理の対象となるサービス項目は、適切な集約方式で契約クォータにすでに含まれている必要があります(詳細については、「使用率に基づく請求レートの設定」を参照)。
                      • クォータ ポリシーを指定するときは、クォータの消費を追跡する適切な集約方式を選択します。 「合計」集約方式では、すべてのサービス項目インスタンスによって消費される特定の属性の合計(たとえば、アカウントが所有するすべてのデータストアのディスク サイズの合計)に基づいてクォータが管理されます。 「カウント」集約方式では、単純にサービス項目数(たとえば、アカウントが所有する仮想マシンの合計数)に基づいてクォータが管理されます。

                    クォータ ポリシーの例:

                      • アカウントの仮想マシンの数がクォータの 70% に達したときに電子メールを送信するポリシー。
                      • アカウントの仮想ディスクのストレージがクォータの 75% に達したときにサービスをオーダーするポリシー。
                    • 時間限界:このポリシーは、サービス項目の日付属性が定義済みの値に達するか超過した場合に実行されます。 ポーラーは、デフォルトで 30 分ごとの時間間隔で時間限界ポリシーを評価し、必要に応じてアクションを実行します。 support.properties ファイルでポーラーを有効または無効にできます。 コンフィギュレーション ファイルの詳細については、『Cisco Prime Service Catalog Administration and Operations Guide』を参照してください。

                    時間限界ポリシーの例:

                    • サブスクリプションの期限が切れる 1 か月前にサブスクリプションを更新するよう通知するためにソフトウェア サブスクリプションのオーナーに電子メールを送信するポリシー。
                    • リースの有効期限日にソフトウェアへのサブスクリプションを取り消すポリシー。

                    このポリシーを使用してリースを終了する方法の例については、「時間限界ポリシーの設定」を参照してください。

                    サービス項目でこのポリシーを定義するには、属性タイプが「DateTime」のサービス項目属性が少なくとも 1 つ必要です。

                    • イベント ベース:イベント ベース ポリシーは、3 つの条件をサポートしています。
                      • アクションはサービス項目属性が特定の値に達した場合にトリガーされます。
                      • アクションはサービス項目属性が特定の値に達した場合、または属性値が変更された場合にトリガーされます。
                      • アクションはサービス項目属性が特定の条件を満たす場合にトリガーされます。 イベントをトリガーするための論理演算子ドロップダウンリストから選択できるオプションに基づいて、特定の値が「等しい」、「等しくない」、「次を含む」、または「次を含まない」かを決定するために、サービス項目属性の条件を定義できます。 サービス項目属性の値を入力するか、または名前空間のアイコンから選択できます。 特定の値に対して複数の条件と複数のサービス項目属性を追加できます。

                    イベント ベース ポリシーの例:

                      • 属性の更新時にアクションを実行します:仮想マシンのステータスがオフラインになったときにポリシー アラートを記録するポリシーを作成します。
                      • 条件が満たされた場合にアクションを実行します:RAM 値が最大制限に達し、生産 HANA データベースのステータスがオフラインになってバックアップ サーバがアクティブになったときに電子メールを送信するときにポリシー アラートを記録する条件を持つポリシーを作成します。

                    ポリシー アクション

                    ポリシー条件を満たしている場合は 1 つ以上のアクションを実行できます。 定義済みアクションは次のとおりです。

                    • 送信の停止:要求者がサービス項目を消費する別の要求を作成するのを禁止します。 このアクションは、時間限界ポリシー タイプには適用されません。
                    • サービスのオーダー:サポート アクションが行われるのを許可するためにカタログ内のサービスへの要求を発生させます。 条件が満たされた場合にサービスをオーダーするよう選択する場合は、次のことも行う必要があります。
                      • 既存のサービス定義のリストからサービスを選択します。
                      • サービス フォームに渡す値を指定します。 参照される名前空間は、サービスのオーダー時にコンテキストに基づいて実際の値に解決されます。 詳細については、「名前空間の使用」を参照してください。
                    • 電子メールの送信:ポリシー条件が満たされた場合に電子メールを送信するように選択する場合は、電子メール テンプレートのドロップダウンリストから電子メール テンプレートを選択する必要があります。 サービス提供に使用する他の電子メール テンプレートと同じように、[管理(Administration)] > [通知(Notifications)] で電子メール テンプレートを定義できます。
                    • ポリシー アラート:管理者が確認する監査証跡として役立つポリシーのトリガー発生を記録します。 アプリケーションにポリシー アラートを送信する場合は、アラートに関する説明メッセージも提供する必要があります。 また、メッセージが表示されたら解決されるサービス項目属性を指定するために名前空間を使用することもできます。

                    条件が満たされた場合のポリシー アラートのリストを表示するには、Service Portal モジュールで既存のポータル ページに [ポリシーアラート(Policy Alert)] ポートレットを追加します。 [Service Portal] > [ページの編集(Edit Page)] > [コンテンツの追加(Add Content)] > [予約済みポートレット(Reserved portlets)] の順に選択します。 [ポリシーアラート(Policy alerts)] チェック ボックスをクリックします。 ポリシー アラートは、ポリシー アラート アクションおよびサービスのオーダー アクションについて記録されます。

                    サービス項目ポリシーの設定

                    各ポリシー タイプには 1 つ以上のポリシー テンプレートがあります。 ポリシー テンプレートは、アクションを実行するタイミングを定義するルールです。 さらに、条件に対しパラメータを定義して、条件が満たされた場合に実行するアクションを指定することもできます。

                    はじめる前に

                    Prime Service Catalog のサービス項目ポリシーのタイプを理解してください。 サービス項目ポリシーの理解を参照してください。


                      ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] > [ポリシー(Policy)] の順に選択します。
                      ステップ 2   リストパネルからサービス項目を選択し、[ポリシーを追加(Add Policy)] をクリックします。
                      ステップ 3   新しいポリシー タイプの属性を入力します。 次の表で、これらの属性の一部について説明します。
                      ステップ 4   [アクション(Actions)] ページで [追加(Add)] をクリックし、リストからアクションを選択します。
                      ステップ 5   [次へ(Next)] をクリックし、[ポリシーサマリー(Policy Summary)] ページで作成したポリシーを確認し、[完了(Done)] をクリックします。
                      (注)     

                      ポリシーにアカウント属性を選択した場合、そのポリシーはアカウントに関連付けられたサービス項目に適用可能になります。 選択していない場合は、ポリシーはすべてのサービス項目に適用できます。

                      表 5 サービス項目のポリシー属性

                      フィールド

                      説明

                      ポリシー タイプ

                      ポリシー タイプを容量ポリシー、クォータ ポリシー、時間限界ポリシー、およびイベントベース ポリシーとして選択します。

                      テンプレート(Template)

                      特定の条件を満たしたときにサービス項目インスタンスに対して実行するアクションのタイプを選択します。

                      条件のセットアップ(Setup Condition

                      [条件のセットアップ(Setup Condition)] ページで条件を定義します。 [条件のセットアップ(Setup Condition)] ページのオプションは、選択したテンプレートによって異なります。

                      • 容量ポリシーおよびクォータ ポリシーの場合は、サービス項目属性は [サービス項目定義(Service Item Definition)] タブ > [サービス項目属性を追加(Add Service Item Attribute)] テーブル > [管理(Managed By)] フィールドで定義した場合にのみ表示されます。 サービス項目属性の管理を参照してください。 容量ポリシーまたはクォータ ポリシーの場合は、数値であるサービス項目属性に対しポリシーを定義する必要があります。
                      • イベントベースのポリシーの場合は、テンプレート オプション [条件が満たされた場合にアクションを実行します(Perform action when conditions are met)] を選択した場合は複数の条件を設定できます。 これらの複数の条件は、and/or 論理演算子に基づいて評価され、関連付けられたアクションは特定の値に基づいてトリガーされます。

                      サービス項目にすでに定義されているポリシーのリストを表示するには、サービス項目のリスト パネルからサービス項目をクリックし、[ポリシー(Policy)] タブを選択します。 [アカウントでフィルタする(Filter by account)] フィールドを使用して、アカウントに対するすべてのポリシーを表示するよう選択できます。

                      時間限界ポリシーの設定

                      時間限界ポリシーは、リース管理を実行するために導入できます。 たとえば、仮想マシンがリースの有効期限日に確実に停止するように時間限界ポリシーを設定することができます。 この手順で、電子メールを送信し、仮想マシンを停止します。


                        ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] の順に選択します。
                        ステップ 2   左側のウィンドウのサービス項目をリストしているリスト パネルから仮想マシンのサービス項目を選択します。 [ポリシー(Policy)] タブをクリックします。
                        ステップ 3   [ポリシー(Policy)] タブで、[ポリシーを追加(Add Policy)] をクリックします。
                        ステップ 4   [名前(Name)] フィールドに、リースの有効期限日に停止する VM を入力し、[タイプ(Type)] フィールドで [時間限界(Time-bound)] を選択します。 [Next] をクリックします。
                        ステップ 5   [テンプレート(Template)] ページで、テンプレート「システム日付が属性値と等しくなったらアクションを実行する(Perform action when system date is equal to attribute value)」を選択します。 [Next] をクリックします。
                        ステップ 6   [条件(Condition)] ページで、[アカウント(Account)] フィールドに情報を入力しないでください。 [サービス項目属性(Service Item attribute)] フィールドで LeaseExpiryDate 値を選択します。 [Next] をクリックします。
                        ステップ 7   [アクション(Action)] ページで、[追加(Add)] をクリックして [ポリシーアラート(Policy Alert)] を選択します。 [ポリシーアラート(Policy Alert)] ウィンドウで、メッセージを入力し、[OK] をクリックします。
                        ステップ 8   もう一度 [追加(Add)] をクリックし、[サービスのオーダー(Order Service)] を選択します。 新しいウィンドウにサービスが表示されます。 [VMの停止(Stop VM)] を選択し、[追加(Add)] をクリックします。
                        ステップ 9   [Next] をクリックします。 ポリシー タイプ、条件、およびアクションが記載された [ポリシーサマリー(Policy Summary)] ページが表示されます。
                        ステップ 10   [完了(Done)] をクリックします。

                        サービス項目のカスタム定義されたステータスの設定

                        [ステータス定義(Status Definition)] タブは、サービス項目を作成または更新するときに [ステータスあり(Has Status)] アイコンをクリックした場合にのみ表示されます。 サービス項目のカスタム定義されたステータスを作成できます。 サービス項目には複数のステータスを設定できます。 たとえば、仮想マシンのサービス項目は、オンライン、オフライン、稼働済み、使用停止、削除済みなどにすることができます。

                        また、サービス項目が以前の状態から定義済みの状態に移行できるように適用するステータス遷移を定義できます。 「いずれか(Any)」はデフォルトの状態で、サービス項目を以前の状態から任意のステータスにステータス移行できます。


                        (注)  


                        最大 20 のステータス定義を追加できます。

                        ステータス定義を追加するには、次の手順を実行します。


                          ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] > [ステータス定義(Status Definition)] の順に選択します。
                          ステップ 2   [ステータス名(Status Name)] ウィンドウで、[追加(Add)] をクリックすると、グリッドの下部に空白の行が開くので、ここにステータス定義を入力できます。
                          ステップ 3   [保存(Save)] をクリックします。

                          ステータス遷移の定義

                          1 つ以上のステータス定義を削除するには、ステータス定義をクリックして選択し(複数の属性を選択する場合は Ctl+ クリックまたは Shift+ クリックを使用)、[選択項目の削除(Remove Selected)] をクリックします。

                          ステータス遷移を定義するには、次の手順を実行します。


                            ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] > [ステータス定義(Status Definition)] の順に選択します。
                            ステップ 2   [ステータス名(Status Name)] ウィンドウでステータスを選択します。
                            ステップ 3   [次のステータス遷移を許可する(Next Status(es) Transition Allowed)] ウィンドウで [追加(Add)] をクリックします。 空白の行がグリッドの下部に表示され、そのドロップダウンリストにすでに定義したステータスが含まれています。
                            ステップ 4   ドロップダウンリストから定義する次のステータス遷移を選択します。 このリストには、[ステータス名(Status Name)] で定義したステータスが含まれています。
                            ステップ 5   [保存(Save)] をクリックします。

                            サービス項目にステータス属性がすでに定義されていて、ステータス属性に対する特定の値が読み込まれたサービス項目インスタンスがある場合は、[ステータスあり(Has Status)] 設定をまだ有効にできます。 これを行うと、システムはステータス属性の制御を引き継ぎ、使用中のすべてのステータス値を抽出して、[ステータス定義(Status definition)] タブに一意の値のリストを自動的に読み込みます。


                            サービス項目の有限状態遷移の定義

                            サービス項目操作を使用して、特定の状態遷移のみがサービス項目で発生するように有限状態を定義できます。 たとえば、オフライン VM は起動のみ可能で停止はできないようにするなどです。

                            サービス項目のライフサイクルで実行できるデフォルトの操作は、作成、更新、および削除です。 また、他の操作を SIBD で保存されるサービス項目ライフサイクルに追加することもできます。

                            [Service Item Manager] > [サービス項目の管理(Manage Service Items)] > [履歴(History)] で、サービス項目のライフサイクルで実行される操作をモニタできます。

                            はじめる前に

                            サービス項目操作を追加するには、次の手順を実行します。


                              ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] > [操作(Operations)] の順に選択します。
                              ステップ 2   [追加(Add)] をクリックし、新しい操作に対するさまざまな属性を指定します。 次の表で、これらの属性について説明します。
                              ステップ 3   [保存(Save)] をクリックします。
                              表 6 サービス項目操作の属性

                              フィールド

                              説明

                              名前(Name)

                              操作の名前を入力します。

                              結果のステータス(Resulting Status)

                              このフィールドには、事前定義されたステータスがリストされます。 操作またはサービス項目タスクが実行されるときのサービス項目のステータスを選択します。

                              ドロップダウンには、[サービス項目の設計(Design Service Items)] > [ステータス定義(Status Definition)] タブで追加したステータスのリストが表示されます。

                              (注)      [サービス項目定義(Service Item Definition)] ウィンドウで [ステータスあり(Has Status)] チェック ボックスをオフにしてからオンにした場合、[結果のステータス(Resulting Status)] はドロップダウンリストの最初の使用可能なステータスに設定されます。

                              関連付けられたサービス(Associated Services)

                              ドロップダウンからサービス項目に関連付けられたサービスの 1 つを選択します。

                              ドロップダウンには、[サービス項目の設計(Design Service Items)] > [関連付けられたサービス(Associated Services)] タブで追加したサービスのリストが表示されます。

                              請求可能(Billable)

                              請求可能なイベントを発生させ、操作を請求レート表の定義に使用できるようにするには、このチェックボックスを選択します。

                              たとえば、請求可能なイベントを「VM のプロビジョニング」または「VM の削除」にして、登録ユーザの請求を負担したり停止します。 この請求レートの詳細については、請求可能レートの設定を参照してください。


                              操作を削除するには、[操作の概要(Operation Summary)] テーブルから操作を選択し、[選択項目の削除(Remove Selected)] をクリックします。

                              サービス項目タイプの操作を実行する権限の定義

                              Service Item Manager でのサービス項目への読み取り/書き込みアクセス権は、ユーザに付与される機能および権限によって管理されています。 機能は、ユーザが使用できるタブおよびペインを制御します。 権限は、ユーザがアクセスできるサービス項目のタイプおよびインスタンスと、許可されるアクション(作成/更新/削除/確認)を制御します。

                              サービス項目のロール ベース アクセス コントロール(RBAC)は、Organization Designer と、[サービス項目の定義(Define Service Items)] 下の [権限(Permissions)] タブで維持されます。 Organization Designer では、RBAC 権限はロールに付与され、ロールは次にユーザに直接(本人に)または間接的に(その人が属する組織単位またはグループに)付与されます。 Service Item Manager では、ロールの使用の有無にかかわらず、権限が付与されます。 ロールを使用することでトラッキングとメンテナンスが容易になるので、一般的に推奨されます。

                              権限を追加するには、次の操作を行います。


                                ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] > [権限(Permissions)] の順に選択します。

                                [権限のサマリー(Permission Summary)] ウィンドウに、選択されたサービス項目に割り当てられた権限が一覧表示されます。

                                ステップ 2   [役割(Role)] フィールドで虫めがねアイコンをクリックし、ロールを選択して [選択(Select)] ボタンをクリックします。
                                ステップ 3   [権限(Permissions To)] ドロップダウンリストから権限を選択します。

                                追加できる権限の詳細については、『Cisco Prime Service Catalog Administration and Operations Guide』の「Service Item Manager module in Assigning Permissions」の項を参照してください。

                                ステップ 4   [追加(Add)] をクリックします。

                                権限を削除するには、[権限のサマリー(Permission Summary)] テーブルからロールを選択し、[削除(Delete)] をクリックします。

                                [マイスタッフ(My Stuff)] ページのカスタマイズ

                                ここでは、Service Catalog モジュールの [マイスタッフ(My Stuff)] ページをカスタマイズする手順について説明します。

                                Out-of-Box サービス項目属性の表示

                                すべてのサービス項目には、out-of-box サービス項目属性のセットがあり、サービスにカスタム定義の属性を設定することもできます。 カスタム定義された属性は、[マイスタッフ( My Stuff)] ページで、これらの out-of-box 属性とともに表示されます。 カスタム定義された属性の設定に関する詳細については、サービス項目属性の管理を参照してください。 デフォルトでは、すべての out-of-box サービス項目属性が [マイスタッフ(My Stuff)] に表示されます。


                                  ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] > [サブスクリプション属性の設定(Subscription Attributes Configuration)] の順に選択します。
                                  ステップ 2   属性を表示しない場合は、必要なサブスクリプション属性の [マイスタッフで表示(Show in My Stuff)] チェックボックスをクリアし、[保存(Save)] をクリックします。

                                  サービス項目属性を再割り当てするには、属性を選択し、右側の上矢印または下矢印をクリックして正しい順序で属性を配置します。 [保存(Save)] をクリックします。

                                  サービス項目属性の管理

                                  新しいサービス項目を作成する場合は、コンテンツ パネルの [項目属性(Item Attributes)] ウィンドウでカスタム属性を設定できます。 属性を追加、更新、または削除できます。 サービス項目属性は、サービス項目のさまざまなコンポーネントを定義し、サービス項目ワークフローの準備にも役立ちます。


                                  (注)  


                                  サービス項目サブスクリプションまたはサービス項目履歴の一部として保持される属性をサービス項目定義に追加しないでください。 Customer ID、RequisitionID、およびサービス項目の用途に関するその他の面を含む属性は、サービス項目ベースのディクショナリで説明します。


                                  定義が変更されると、既存のサービス項目には、追加された属性のブランクの値が含まれます。 管理者は、[サービス項目の管理(Manage Service Items)] オプションを使用して、新しく追加された属性に値を指定できます。

                                  サービス項目ベースのディクショナリがすでに作成されている場合は、サービス項目定義に加えられたすべての変更は、ディクショナリに手動で適用される必要があります。 ディクショナリに追加されるフィールドの名前がサービス項目内の対応する属性の名前と一致している限り、そのフィールドと属性の間の関係が保持されます。

                                  新しい属性を追加するには、次の手順を実行します。


                                    ステップ 1   [Service Item Manager] > [サービス項目の設計(Design Service Items)] > [サービス項目定義(Service Item Definition)] の順に選択します。
                                    ステップ 2   [項目属性(Item Attributes)] ウィンドウで、[追加(Add)] をクリックします。 グリッドの最後に空の行が表示されます。ここにサービス項目定義を入力できます。
                                    ステップ 3   各列をクリックして、さまざまな属性を更新します。
                                    ステップ 4   [保存(Save)] をクリックします。
                                    表 7 サービス項目属性

                                    フィールド

                                    説明

                                    表示名(Display Name)

                                    属性の名前を入力します。 この名前は、[マイスタッフ(My Stuff)] ウィンドウに表示されます。

                                    名前(Name)

                                    属性の名前を入力します。

                                    属性タイプ

                                    ドロップダウン リストから属性タイプを選択します。 これは、文字列データ型、整数、文字列(最大値)などにできます。 また、サービス項目の属性タイプとしてサービス項目タイプを追加できます。 これは、アプリケーション スタックのコンポーネントを設計する場合に、階層型サービス項目の設計をサポートするためです。 子サービス項目を複数の親で使用する場合は、この階層型サービス項目に [参照です(Is Reference)] オプションを使用します。
                                    (注)     

                                    この階層型サービス項目のすべての CRUD 操作は、REST API を通じてのみサポートされます。 これらの CRUD 操作は、各サービス項目タイプにのみ適用されます。 階層型サービス項目の REST API の詳細については、『Cisco Prime Service Catalog Integration Guide』を参照してください。

                                    設定例を次に示します。
                                    • 階層型サービス項目属性タイプ:タイプが [ラップトップ(Laptop)] のサービス項目の場合、属性タイプとして別のサービス項目 [ハードディスク(Hard disk)] を追加できます。

                                    • その他の属性タイプ:仮想サーバをサービス項目と見なします。サービス項目属性 RAM の属性タイプは整数にでき、有効期限日の属性タイプは [日時(DateTime)] です。

                                    管理元(Managed By)

                                    サービス項目属性の容量ポリシーまたはクォータ ポリシーを定義する場合は、ドロップダウンリストからポリシー タイプを選択する必要があります。 これはオプションのフィールドです。 サービス項目ポリシーの設定を参照してください。

                                    マイスタッフでアクセス可能(Accessible In My Stuff)

                                    サービス項目属性を [Service Catalog] > [マイスタッフ(My Stuff)] 設定メニューで使用可能にするには、チェック ボックスを選択します。 設定メニューを使用することで、[マイスタッフ(My Stuff)] グリッドで属性を表示または非表示にできます。

                                    マイスタッフグリッドに表示する(Show In My Stuff Grid)

                                    サービス項目属性を [Service Catalog] > [マイスタッフ(My Stuff)] グリッドにデフォルトで表示するには、チェック ボックスを選択します。

                                    フレンドリ名です(Is Friendly Name)

                                    フレンドリ名として属性項目のいずれかを選択できます。 このフレンドリ名は、[Service Catalog] > [マイスタッフ(My Stuff)] グリッドに name 属性値の代わりに表示されます。

                                    参照です(Is Reference) 関連付けられたタイプの既存のオブジェクトがすでにある場合は、このチェック ボックスを選択します。 このサービス項目によって「所有されている」オブジェクトがある場合は、オフのままにします。
                                    複数値(Multi-value) この属性がアレイの場合、すなわち複数の値を保存できる場合は、このチェック ボックスを選択します。

                                    外部システムからのサービス項目のインポート

                                    Service Catalog 外の自動または半自動システムからサービス項目をインポートできます。 Service Catalog はその後、サービス項目プロビジョニングとその他の更新を追跡できます。 サービス項目データは、Service Catalog のデータと、外部で保持されていた可能性のあるその他のレコードを同期化するため、いつでもインポートできます。 サービス項目データのインポートに加えて、サービス項目定義自体も、対応するデータ付きまたはデータなしでインポートできます。 これでサービス項目の定義が自動化されるため、手動で行う必要がなくなります。

                                    次のいずれかの方法を使用して、サービス項目と標準をインポートできます。

                                    ファイルからのサービス項目のインポート

                                    [Service Item Manager] > [ファイルからインポート(Import from File)] オプションを使用して、外部ソースからのサービス項目のデータと定義をインポートできます。 インポートするファイルは、ANSI エンコーディング ASCII または UTF-8 を使用する必要があります。 Unicode エンコーディングはサポートされていません。 [データ(Data )] または [定義(Definition)] オプションを選択して、ファイルのその部分のみをインポートしたり、両方を選択することもできます。 両方をインポートする選択をした場合で、XML ファイルに定義セクションしか含まれていない場合は、システムは定義のみをインポートします。

                                    サービス項目データがインポートされると、サービス項目履歴テーブルにエントリが追加され、必要に応じてサービス項目サブスクリプションが作成または更新されます。

                                    以下の表には、ファイルからサービス項目定義またはデータをインポートする際のインポート ユーティリティの動作がまとめられています。 この動作は、後半で説明する Service Link サービス項目タスクにも適用されます。

                                    表 8 インポート ユーティリティの動作

                                    定義/データ

                                    競合解決

                                    説明

                                    定義(Definition)

                                    上書き

                                    インポートにより、既存のサービス項目定義が、インポートに含まれる定義に置き換えられます。 既存のサービス項目の場合、旧バージョンと新バージョンの間で列の名前が一致すると、既存データが保持されます。

                                    マージ

                                    新規の列を既存のサービス項目定義にマージするためにインポートを使用できます。 項目が存在しない場合は、新しいサービス項目が作成されます。

                                    Insert

                                    サービス項目がすでに存在していると、インポートは失敗します。 サービス項目が存在していないと、サービス項目と基礎となるデータベース テーブルが作成されます。

                                    データ

                                    上書き

                                    インポートで見つかった一致項目で、既存のサービス項目を更新(上書き)します。インポート ファイルに新しい項目を挿入します。

                                    サービス項目の属性に対応する値がインポート ファイルに含まれていない場合は、サービス項目が以前存在していて、属性に値があったとしても、そのサービス項目に対する属性の値はヌルに設定されます。

                                    マージ

                                    インポートで見つかった一致項目で、既存のサービス項目を更新します。インポート ファイルで見つかった新しい項目を挿入します。 既存のサービス項目の属性が更新「されない」のは、次の 2 つの状態の場合です。(1)インポート ファイルに、この属性のプロパティ タグがない。(2)サービス項目の属性に、すでにヌル以外またはゼロ以外の値が含まれている。 このどちらの場合でも、既存の属性値は上書きされません。

                                    Insert

                                    インポートで見つかった新しいサービス項目を挿入します。既存のサービス項目は変更されません。


                                    (注)  


                                    属性の説明フィールドは UI 上に存在しません。 これは、SI のインポート ファイルではオプションです。

                                    サービス項目のステータスの設定

                                    サービス項目が特定のステータスにある場合にのみ、サービス項目の関連付けられたサービスがオーダー可能になるようにできます。 これを実現する方法の例を示します。


                                      ステップ 1   サービス項目の [ステータスあり(Has Status)] を有効にします。
                                      ステップ 2   [ステータス定義(Status Definition)] > [ステータス(Status)] ウィンドウでカスタム ステータスを追加します。 たとえば、仮想マシンのサービス項目に次のステータスを定義することができます:[アクティブ(Active)]、[再設定中(Being Reconfigured)]、[非アクティブ(Inactive)]。
                                      ステップ 3   無効なステータス変更を防ぐためにステータス遷移を追加します。 たとえば、[非アクティブ(Inactive)] ステータスの仮想マシンは、[再設定中(Being Reconfigured)] に戻ることはできません。 サービス項目のカスタム定義されたステータスの設定を参照してください。
                                      ステップ 4   [関連付けられたサービス(Associated Services)] サブ タブで、サービス項目が特定のステータスにある場合にのみオーダーされることが許可される関連付けられたサービスのチェック ボックスを選択します。 たとえば、サービス「Extend VM Lease」は、[アクティブ(Active)] ステータスの場合のみ許可されます。
                                      ステップ 5   [操作(Operations)] タブで操作を追加し、相互に関連するように対応する結果のステータスを追加します。

                                      次に例を示します。

                                      表 9 [操作(Operations)] タブと対応する結果

                                      操作

                                      結果のステータス

                                      プロビジョニング(Provision)

                                      アクティブ(Active)

                                      終了(Terminate)

                                      非アクティブ(Inactive)

                                      再設定の開始(Initiate Reconfiguration)

                                      再設定中(Being Reconfigured)

                                      再設定の完了(Complete Reconfiguration)

                                      アクティブ(Active)


                                      サービス項目のエンド ユーザのビュー

                                      サービス項目は、サービス要求を経由してプロビジョニングされる際に個人に自動的に割り当てられます。 また、サービス項目は、Service Item Manager の手動による割り当て機能により、Service Catalog のユーザに直接割り当てることもできます。 手動による割り当ては、ユーザが外部システムでサービス項目を割り当てられた場合に特に有効で、そのデータが Service Catalog に展開される必要があります。

                                      Service Catalog と My Services によってサービス項目のビュー([マイスタッフ(My Stuff)] または [サービス項目(Service Item)] ポートレット)が提供され、そこからユーザは、プロビジョニングされたサービス項目を確認し、これらの項目への変更と追加を要求することができます。 My Services Consumer ロール(すべてのユーザに割り当てられているデフォルトのロールで、このロールでサービス要求の送信ができます)には、ユーザが自分のサービス項目を表示したり検索したりできる機能は含まれていません。 この機能は、My Services 360-Degree Consumer ロールによって提供されます。このロールには、「サービス項目のインスタンス データにアクセスする」機能と、個々のユーザが [マイアイテム(My Items)] ポートレットの表示/非表示を制御できる個人設定が含まれます。

                                      同様のビューがホームページの右側上部にある [所持品の管理(Manage Your Stuff)] スポットライト下の Service Catalog モジュールで使用可能です。

                                      My Service 項目の表示

                                      Service Catalog モジュールを使用している場合は、サービス項目に関連付けられたサービスにアクセスしてオーダーするには、[Service catalog] > [マイスタッフの管理(Manage My Stuff)] > [マイスタッフ(My Stuff)] に移動します。

                                      古い My Services オプションでのサービス項目の表示

                                      My Service には [サービス項目(Service Items)] タブと [マイアイテム(My Items)] ポートレットがあり、ユーザは、サービス項目に関連付けられたサービスにアクセスしたり、サービスをオーダーしたりできます。 サービス項目が個人に割り当てられるのは、サービス要求からプロビジョニングされたとき、または Service Item Manager モジュールを使用して個人に直接割り当てられたときです。

                                      [マイアイテム(My Items)] ポートレットには、ユーザに最近プロビジョニングされた 5 件のサービス項目が表示されます。 [マイアイテム(My Items)] ポートレットの [その他(More )] リンクか、[サービス項目(Service Items)] タブをクリックすると、サービス項目の完全なリストを表示することができます。 また、各ユーザがアクセスできるサービス項目は、付与された読み取り/書き込み権限によって異なります。 ユーザは、自分が所有するサービス項目への読み取り/書き込みアクセス権を常に与えられます。

                                      外部システムでのサービス項目の管理

                                      Service Catalog で作成され、ここで追跡されるサービス項目は、すでに外部のアセット マネジメント システム(AMS)またはハイパーバイザなどのターゲット プラットフォームですでにある程度追跡されています。 ラップトップとワークステーション、ならびに仮想マシンと仮想アプリケーションは、このようなサービス項目の良い例です。 外部システムの使用は、外部システムの成熟度、そのシステム内のデータの性質と品質、システムが変化する頻度、Service Catalog のトリガーの変更を希望するシステムにイベントがあるかどうかなどの、要因の数によって異なります。 また、Service Catalog のエンド ユーザに表示するサービス項目の属性(つまり、データ要素)なども含まれます。 たとえば、ラップトップの製造元、型、モデル、あるいは仮想マシンの GUID などは変更されないため、Service Catalog での保存や更新を行う必要はありません。 データを外部システムから取得するには、次を使用します。

                                        • アセット ID に基づき、外部データベースのクエリを実行するデータ取得ルール。 データ取得ルールの詳細については、動的データ取得ルールの作成を参照してください。
                                        • サービス用ワークフローに簡単に組み込まれる「プロセス API」を提供する Service Link。
                                        • 受信メッセージで外部システムからデータを取得する Web サービス アダプタ。

                                      外部システムを使用する場合のベスト プラクティス

                                      1. Service Catalog のみ アセット ID を保存 します。 ラップトップ SI の唯一の属性は名前(外部システムからのアセット ID の書き込み先)です。 My Services のエンドユーザにはそれだけが表示されます。 このラップトップがサービス要求で参照されると、次の方法のいずれかを使用して、現在のデータ(型、モデル、製造元、ディスク領域、メモリ)を外部システムからフォーム上に引き出します。
                                      2. アセット ID 変更 されない 属性を Service Catalog 保存 します。 ラップトップ SI の属性が、名前(アセット ID)、型、モデル、製造元であると仮定します。 最初のアセット ID のルックアップにより、これらの属性が外部システムからフォーム上に取得され、Service Catalog データベースにこれらが保存されます。 このラップトップがサービス要求で参照されると、前述の 2 つの方法のいずれかを使用して、ディスク領域とメモリの現在のデータを外部システムからサービス フォーム上に引き出します。 (言い換えると、ディスク領域とメモリは Service Catalog に保存されることはありません。)
                                      3. #1 または #2 同様ですが、 ビジネス の状況に 依存した データ サービス項目の データ を拡張 します。 これは、実際には上記の 2 つの方法のバリエーションにすぎません。 サービスの要求と、これらの要求の達成プロセスの間に収集されたビジネス データが取り込まれ、サービス項目の属性として、Service Catalog に書き込まれます。 このデータが外部システムに保存されることはありません。
                                      4. すべての Service Catalog の 単一の 「システム オブ レコード」 保存 します。 (インポートによる)最初のロードは、Service Catalog にすべてのラップトップを格納するために実行されます。 これ以降、ラップトップの影響を受けるすべての事項が、Service Catalog のサービス要求から実行されます。 これで質問は、外部システムの更新になります。 この操作は、手動または Service Link エージェントで実行できます。
                                      5. すべて 属性 Service Catalog に保存します。 変更 Service Catalog 外部 システムの両方 発生 する 可能性が あります。 上記 #4 と同様ですが、Service Catalog に反映される必要のある外部システムでイベントが発生する可能性があります。 たとえば、現在インベントリにあるラップトップの一覧を確認するため、外部システムを参照できない(つまり、誰にも割り当てられていない)場合があります。データを簡単に取得するため、Service Catalog に保存されているすべてのデータが必要な場合があります。 この場合には、インポート API または Service Item Listener Adapter を使用して、外部システムから Service Catalog への更新を処理できます。