メンテナンス操作の実行
メンテナンス操作の実行
発行日;2013/07/12 | 英語版ドキュメント(2013/07/10 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

メンテナンス操作の実行

メンテナンス操作についての情報

システム タスクの実行

Prime Infrastructure データベースへのコントローラの追加

Prime Infrastructure を使用したシステム ソフトウェアの更新

ベンダー デバイス証明書のダウンロード

ベンダー CA 証明書のダウンロード

Prime Infrastructure を使用したロング プリアンブルの有効化(SpectraLink 社の NetLink 電話用)

RF キャリブレーション モデルの作成

Prime Infrastructure 操作の実行

Prime Infrastructure のステータスの確認

Prime Infrastructure の停止

Prime Infrastructure データベースのバックアップ

自動バックアップのスケジュール

手動バックアップの実行

Prime Infrastructure データベースの復元

Prime Infrastructure データベースの復元

ハイ アベイラビリティ環境での Prime Infrastructure データベース復元

WCS から Prime Infrastructure へのアップグレード

ハイ アベイラビリティ環境での Prime Infrastructure のアップグレード

ネットワークのアップグレード

データベースの再初期化

Prime Infrastructure パスワードの回復

ディスクのクリーンアップの実行

メンテナンス操作の実行

システム ソフトウェアの更新や証明書のダウンロードなど、システム レベルでさまざまな項目に使用可能なアクションを実行できます。

この章では、Cisco Prime Infrastructure で実行するシステム レベル タスクについて説明します。ここで説明する内容は、次のとおりです。

「メンテナンス操作についての情報」

「システム タスクの実行」

「Prime Infrastructure 操作の実行」

メンテナンス操作についての情報

システム レベル タスクは、Prime Infrastructure データベース全体に適用される操作に関連したタスクを集めたものです。システム タスクには、Prime Infrastructure データベースの復元も含まれます。詳細については、「Prime Infrastructure データベースの復元」を参照してください。

システム タスクの実行

ここでは、Prime Infrastructure を使用してシステムレベルのタスクを実行する方法について説明します。ここでは、次の内容について説明します。

「Prime Infrastructure データベースへのコントローラの追加」

「Prime Infrastructure を使用したシステム ソフトウェアの更新」

「ベンダー デバイス証明書のダウンロード」

「ベンダー CA 証明書のダウンロード」

「Prime Infrastructure を使用したロング プリアンブルの有効化(SpectraLink 社の NetLink 電話用)」

「RF キャリブレーション モデルの作成」

Prime Infrastructure データベースへのコントローラの追加

Prime Infrastructure データベースにコントローラを追加するには、次の手順に従います。


) セキュリティを向上させるために、コントローラを専用のサービス ポートで管理することを推奨します。ただし、サービス ポートがないコントローラを管理する場合(2000 シリーズ コントローラなど)、またはサービス ポートが無効になっている場合は、コントローラ管理インターフェイスを通してコントローラを管理する必要があります。



ステップ 1 Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスにログインします。

ステップ 2 [Configure] > [Controllers] の順に選択して、[All Controllers] ページを表示します。

ステップ 3 [Select a command] ドロップダウン リストから、[Add Controller] を選択し、[Go] をクリックします。

ステップ 4 [Add Controller] ページで、コントローラの IP アドレス、ネットワーク マスク、および必要な SNMP 設定を入力します。

ステップ 5 [OK] をクリックします コントローラに接続している間、Prime Infrastructure により「 Please Wait 」というメッセージが表示され、現在のコントローラ設定が Prime Infrastructure データベースに追加されます。次に [Add Controller] ページに戻ります。

ステップ 6 Prime Infrastructure によって、入力した IP アドレスでコントローラが発見されなかった場合は、[Discovery Status] ダイアログに次のメッセージが表示されます。

No response from device, check SNMP.

次の設定を確認して、問題に対処します。

コントローラのサービス ポートの IP アドレスが正しく設定されていない可能性があります。コントローラのサービス ポートの設定を確認してください。

Prime Infrastructure がコントローラに接続できなかった可能性があります。Prime Infrastructure サーバからコントローラに ping できることを確認してください。

コントローラの SNMP の設定が Prime Infrastructure で入力された SNMP の設定と一致していない可能性があります。コントローラの SNMP の設定が Prime Infrastructure で入力された SNMP の設定と一致していることを確認してください。

ステップ 7 必要に応じてさらにコントローラを追加します。


 

Prime Infrastructure を使用したシステム ソフトウェアの更新

Prime Infrastructure を使用してコントローラ(およびアクセス ポイント)ソフトウェアを更新するには、次の手順に従います。


ステップ 1 ping ip-address コマンドを入力して、Prime Infrastructure サーバがコントローラと通信できるかどうか確認します。外部 TFTP サーバを使用している場合は、ping ip-address コマンドを入力して、Prime Infrastructure サーバが TFTP サーバと通信できるかどうか確認します。


) コントローラの Distribution System(DS;ディストリビューション システム)ネットワーク ポートを経由してダウンロードする場合、DS ポートはルーティング可能なので TFTP サーバは同じサブネット上にあっても、別のサブネット上にあってもかまいません。


ステップ 2 [Configure] > [Controllers] の順に選択し、[All Controllers] ページに移動します。

ステップ 3 コントローラのチェックボックスをオンにし、[Select a command] ドロップダウン リストから [Download Software (TFTP or FTP)] を選択して、[Go] をクリックします。Prime Infrastructure で [Download Software to Controller] ページが表示されます。

ステップ 4 組み込みの Prime Infrastructure TFTP サーバを使用する場合は、[Server Name] ドロップダウン リスト ボックスから [Default Server] を選択します。外部 TFTP サーバを使用する場合、[Server Name] ドロップダウン リスト ボックスから [New] を選択し、外部 TFTP サーバの IP アドレスを追加します。

ステップ 5 ファイル パスとサーバ ファイル名を、それぞれのテキストボックスに入力します(たとえば、2000 シリーズ コントローラの場合は AS_2000_release.aes)。このファイルは、TFTP サーバによる使用に対して設定されたルート ディレクトリにアップロードされます。別のディレクトリに変更できます。


) コントローラ機種ごとに正しいソフトウェア ファイルを用意する必要があります。


ステップ 6 [Download] をクリックします。Prime Infrastructure によってソフトウェアがコントローラにダウンロードされ、コントローラによってコードがフラッシュ メモリに書き込まれます。Prime Infrastructure がこの機能を実行しているときには、[Status] フィールドに進捗が表示されます。


 

ベンダー デバイス証明書のダウンロード

各無線デバイス(コントローラ、アクセス ポイント、およびクライアント)は、独自のデバイス証明書を備えています。たとえば、コントローラには、シスコによりインストールされたデバイスの証明書が付属しています。この証明書は、ローカル EAP 認証時に無線クライアントを認証するために、(PAC を使用していない場合)EAP-TLS と EAP-FAST により使用されます。ただし、ご自身のベンダー固有のデバイス証明書を使用する場合は、証明書をコントローラにダウンロードする必要があります。

ベンダー固有のデバイス証明書をコントローラにダウンロードするには、次の手順に従います。


ステップ 1 [Configure] > [Controllers] の順に選択します。

ステップ 2 証明書は 2 種類の方法でダウンロードできます。

a. 選択するコントローラのチェックボックスをオンにします。

b. [Select a Command] ドロップダウン リストから [Download Vendor Device Certificate] を選択し、[Go] をクリックします。

または

a. [IP Address] 列で必要なコントローラの URL をクリックします。

b. 左側のサイドバーのメニューから、[System] > [Commands] の順に選択します。

c. [Upload/Download Command] セクションで、[TFTP] または [FTP] を選択します。

d. [Upload/Download Commands] ドロップダウン リストから [Download Vendor Device Certificate] を選択し、[Go] をクリックします。

ステップ 3 [Certificate Password] テキスト ボックスに、証明書の保護に使用されたパスワードを入力します。

ステップ 4 ダウンロードする証明書が TFTP サーバ上にあるか、ローカル マシン上にあるかを指定します。証明書が TFTP サーバ上にある場合は、[Server File Name] フィールドにその名前を指定する必要があります。証明書がローカル マシン上にある場合は、[Choose File] ボタンをクリックして、[Local File Name] フィールドにファイル パスを指定します。

ステップ 5 [Server Name] フィールドに TFTP サーバ名を入力します。デフォルトは、Prime Infrastructure サーバを TFTP サーバとして動作させるためのものです。

ステップ 6 サーバの IP アドレスを入力します。

ステップ 7 [Maximum Retries] テキスト ボックスに、TFTP サーバによる証明書のダウンロードの最大試行回数を入力します。

ステップ 8 [Timeout] テキスト ボックスに、TFTP サーバが証明書のダウンロードを試行する時間(秒単位)を入力します。

ステップ 9 [Local File Name] テキスト ボックスに、証明書のディレクトリ パスを入力します。

ステップ 10 [OK] をクリックします。


 

ベンダー CA 証明書のダウンロード

コントローラとアクセス ポイントには、デバイスの証明書の署名と確認に使用される認証局(CA)の証明書があります。コントローラには、シスコによりインストールされた CA 証明書が付属しています。この証明書は、ローカル EAP 認証時にワイヤレス クライアントを認証するために、(PAC を使用していない場合)EAP-TLS と EAP-FAST により使用される場合があります。ただし、ご自身のベンダー固有の CA 証明書を使用する場合は、証明書をコントローラにダウンロードする必要があります。ベンダー CA 証明書をコントローラにダウンロードするには、次の手順に従います。


ステップ 1 [Configure] > [Controllers] の順に選択します。

ステップ 2 証明書は 2 種類の方法でダウンロードできます。

a. 選択するコントローラのチェックボックスをオンにします。

b. [Select a Command] ドロップダウン リストから [Download Vendor CA Certificate] を選択し、[Go] をクリックします。

または

a. [IP Address] 列で必要なコントローラの URL をクリックします。

b. 左側のサイドバーのメニューから、[System] > [Commands] の順に選択します。

c. [Upload/Download Commands] ドロップダウン リストから [Download Vendor CA Certificate] を選択し、[Go] をクリックします。

ステップ 3 ダウンロードする証明書が TFTP サーバ上にあるか、ローカル マシン上にあるかを指定します。証明書が TFTP サーバ上にある場合は、 ステップ 9 の [Server File Name] フィールドにその名前を指定する必要があります。証明書がローカル マシン上にある場合は、[Browse] ボタンをクリックして、 ステップ 8 の [Local File Name] フィールドにファイル パスを指定します。

ステップ 4 [Server Name] フィールドに TFTP サーバ名を入力します。デフォルトは、Prime Infrastructure サーバを TFTP サーバとして動作させるためのものです。

ステップ 5 サーバの IP アドレスを入力します。

ステップ 6 [Maximum Retries] テキスト ボックスに、TFTP サーバによる証明書のダウンロードの最大試行回数を入力します。

ステップ 7 [Timeout] テキスト ボックスに、TFTP サーバが証明書のダウンロードを試行する時間(秒単位)を入力します。

ステップ 8 [Local File Name] テキスト ボックスに、証明書のディレクトリ パスを入力します。

ステップ 9 [OK] をクリックします。


 

Prime Infrastructure を使用したロング プリアンブルの有効化(SpectraLink 社の NetLink 電話用)

無線プリアンブル(ヘッダーとも呼ばれる)は、パケットの先頭部分にあるデータのセクションです。これには、パケットを送受信する際に無線デバイスが必要とする情報が格納されています。ショート プリアンブルの方がスループット パフォーマンスが向上するため、デフォルトではこちらが有効になっています。ただし、SpectraLink 社の NetLink 電話などの一部の無線デバイスは、ロング プリアンブルを必要とします。

無線 LAN 上にある SpectraLink 社 NetLink 電話の動作を最適化するために、Prime Infrastructure を使用してロング プリアンブルを有効化するには、次の手順に従います。


ステップ 1 Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスにログインします。

ステップ 2 [Configure] > [Controllers] の順に選択し、[All Controllers] ページに移動します。

ステップ 3 目的のコントローラの IP アドレスをクリックします。

ステップ 4 左側のサイドバーのメニューから、[802.11b/g/n] >[Parameters] の順に選択します。

ステップ 5 [IP Address > 802.11b/g/n Parameters] ページでショート プリアンブルが有効になっている場合は、次のステップに進みます。ショート プリアンブルが無効になっている場合(つまりロング プリアンブルが有効な場合)、コントローラはすでに SpectraLink 社の NetLink 電話に対して最適化されているため、以降の手順を実行する必要はありません。

ステップ 6 [Short Preamble] チェックボックスをオフにすることによってロング プリアンブルを使用可能にします。

ステップ 7 [Save] をクリックして、コントローラの設定をアップデートします。

ステップ 8 コントローラの設定を保存するには、左側のサイドバーのメニューから [System] > [Commands] の順に選択し、[Administrative Commands] ドロップダウン リストから [Save Config To Flash] を選択してから、[Go] をクリックします。

ステップ 9 コントローラをリブートするには、[Administrative Commands] ドロップダウン リストから [Reboot] を選択して、[Go] をクリックします。

ステップ 10 次のメッセージが表示された場合、[OK] をクリックします。

Please save configuration by clicking “Save Config to flash”. Do you want to continue rebooting anyways?
 

コントローラがリブートします。これにはしばらく時間がかかる場合があります。その間に Prime Infrastructure はコントローラから切断されます。


) コマンドライン インターフェイス セッションでコントローラのリブート プロセスを表示できます。



 

RF キャリブレーション モデルの作成

ビルディングの 1 フロアまたは複数フロア全体におけるクライアントおよび不正アクセス ポイントの位置の正確さを Prime Infrastructure Location で向上させる場合は、物理的に収集された RF 測定値を使用して位置アルゴリズムを微調整する RF キャリブレーション モデルを作成することができます。較正されたフロアと同じ物理レイアウトのフロアがビルディング内に複数ある場合、同じ RF キャリブレーション モデルを他のフロアに使用することで、他のフロアを較正する時間を短縮できます。

キャリブレーション モデルは、別々のフロア領域に適用できる測定済みの RF 信号特性を使用して RF オーバーレイとして使用されます。これによって Cisco Unified Wireless Network Solution インストール チームは複数フロア領域の 1 フロアをレイアウトし、RF キャリブレーション ツールを使用して新しいキャリブレーション モデルとしてそのフロアの RF 特性を測定して保存し、そのキャリブレーション モデルを同一の物理レイアウトを備えるすべての他のフロアに適用できます。

Prime Infrastructure 操作の実行

ここでは、次の内容について説明します。

「Prime Infrastructure のステータスの確認」

「Prime Infrastructure の停止」

「Prime Infrastructure データベースのバックアップ」

「Prime Infrastructure データベースの復元」

「WCS から Prime Infrastructure へのアップグレード」

「WCS から Prime Infrastructure へのアップグレード」

「ネットワークのアップグレード」

「データベースの再初期化」

「Prime Infrastructure パスワードの回復」

「ディスクのクリーンアップの実行」

Prime Infrastructure のステータスの確認

ここでは、Prime Infrastructure のステータスをチェックする方法を説明します。Prime Infrastructure のステータスをチェックするには、次の手順に従います。次の手順に従って、いつでもステータスをチェックできます。


ステップ 1 admin としてシステムにログインします。

ステップ 2 CARS コマンドライン インターフェイスを使用して、 ncs status コマンドを入力します。

Prime Infrastructure のステータスを示すメッセージがコマンドライン インターフェイスに表示されます。


 

Prime Infrastructure の停止

ここでは、Prime Infrastructure を停止方法について説明します。Prime Infrastructure はいつでも停止できます。Prime Infrastructure を停止するには、次の手順に従います。


) Prime Infrastructure を停止するときにユーザがログインしている場合、Prime Infrastructure セッションは機能停止します。



ステップ 1 admin としてシステムにログインします。


) 現在インストールされている Prime Infrastructure のバージョンを確認するには、show application version ncs と入力します。


ステップ 2 CARS コマンドライン インターフェイスを使用して、 ncs stop コマンドを入力します。

Prime Infrastructure を停止していることを示すメッセージがコマンドライン インターフェイスに表示されます。


 

Prime Infrastructure データベースのバックアップ

ここでは、Prime Infrastructure データベースのバックアップ方法について説明します。Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスで定期バックアップをスケジューリングすること、または手動でバックアップを始動することができます。Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスとコマンドライン インターフェイスのどちらを使用した場合でも、次のファイルがバックアップされます。

Oracle データベース

マップ

レポート ファイル

レポートの生成に使用される精度ファイル

USERMGT ファイル

デバイス設定はバック アップ ファイルのデバイスから取得されます。


) バックアップが別のデバイスに復元される場合、マシン固有の設定(FTP 有効/無効、FTP ポート、FTP ルート ディレクトリ、TFTP 有効/無効、TFTP ポート、TFTP ルート ディレクトリ、HTTP 転送有効/無効、HTTP ポート、HTTPS ポート、レポート リポジトリ ディレクトリ、すべてのハイ アベイラビリティ設定など)はバックアップと復元機能に含められません。


ここでは、次の内容について説明します。

「自動バックアップのスケジュール」

「手動バックアップの実行」

自動バックアップのスケジュール

Prime Infrastructure データベースの自動バックアップをスケジューリングするには、次の手順に従います


ステップ 1 Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスにログインします。

ステップ 2 [Administration] > [Background Tasks] の順に選択して、[Scheduled Tasks] ページを表示します。

ステップ 3 [NCS Server Backup] タスクをクリックします。

ステップ 4 [Enabled] チェックボックスをオンにします。

ステップ 5 [Backup Repository] フィールドで、既存のバックアップ リポジトリを選択するか、[Create] をクリックして新規リポジトリを作成します。

ステップ 6 リモートの場所にバックアップする場合、[FTP Repository] チェックボックスをオンにします。リモート マシンの FTP ロケーション、ユーザ名、およびパスワードを入力する必要があります。

ステップ 7 [Interval (Days)] テキスト ボックスに、バックアップの間隔を日数で入力します。たとえば、1 = 毎日のバックアップ、2 = 1 日おきのバックアップ、7 = 毎週のバックアップなどを入力します。

範囲:1 ~ 360

デフォルト:7

ステップ 8 [Time of Day] テキスト ボックスに、バックアップの開始時間を入力します。次の形式で入力してください。hh:mm AM/PM(例:03:00 AM)


) 大きなデータベースのバックアップは、Prime Infrastructure サーバのパフォーマンスに影響を与えます。そのため、Prime Infrastructure サーバがアイドル状態にある時間帯(深夜など)にバックアップの実行をスケジューリングすることを推奨します。


ステップ 9 [Submit] をクリックして設定値を保存します。バックアップ ファイルは .zip ファイルとして ftp-install-dir/ftp-server/admin/NCSBackup ディレクトリに保存されます。.zip ファイルの形式は次のとおりです。dd-mmm-yy_hh-mm-ss.zip。
(例:11-Nov-05_10-30-00.zip)。


 

手動バックアップの実行

Prime Infrastructure データベースをバック アップするには、次の手順に従います。


) システムが実行されている場合は、ユーザ インターフェイスを使用してバックアップを実行することを推奨します。これを行うには、[Administration] > [Background Tasks] の順に選択し、[NCS Server Backup] タスクを選択し、[Execute Now] を選択します。



ステップ 1 admin としてシステムにログインします。

ステップ 2 コマンドライン インターフェイスを使用してバックアップを実行できます。

ステップ 3 次のコマンドを入力して、アプリケーション データをリポジトリ(ローカルまたはリモート)にバックアップします。

backup testbackup repository backup_repo application NCS


 

Prime Infrastructure データベースの復元

ここでは、Prime Infrastructure データベースの復元方法について説明します。ここでは、次の内容について説明します。

「Prime Infrastructure データベースの復元」

「ハイ アベイラビリティ環境での Prime Infrastructure データベース復元」

Prime Infrastructure データベースの復元

Prime Infrastructure データベースをハイ アベイラビリティ環境に復元する場合、「ハイ アベイラビリティ環境での Prime Infrastructure データベース復元」を参照してください。バックアップ ファイルから Prime Infrastructure データベースを復元するには、 次の手順を実行します。


ステップ 1 ローカル リポジトリのバックアップをすべて表示するには、次のコマンドを入力します。

show repository backup_repo


) 可能であれば、データベースを安定化するために、すべての Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスを終了します。


ステップ 2 ncs stop コマンドを使用して、プラットフォームを手動でシャットダウンします。

ステップ 3 次のコマンドを入力して、アプリケーションのバックアップを復元します。

restore backup gpg file repository repository name application NCS

ステップ 4 Prime Infrastructure が実行されていて、シャットダウンする必要があることを示すメッセージが表示された場合は、[Yes] をクリックします。

Prime Infrastructure データベースの復元中を示すメッセージがコマンドライン インターフェイスに表示されます。


 

ハイ アベイラビリティ環境での Prime Infrastructure データベース復元

セカンダリ Prime Infrastructure サーバをプライマリ Prime Infrastructure サーバのハイ アベイラビリティ サポートとして使用するかどうかの決定を促すプロンプトが、インストール中に表示されました。ハイ アベイラビリティ環境を選択し、[Administration] > [High Availability] ページから有効化している場合、ステータスが [HA enabled] と表示されます。データベース復元前に、ステータスを [HA not configured] に変更しておく必要があります。


注意 システムが [HA enabled] モードの間は、システムをアップグレードしないでください。ステータスが [HA enabled] に設定された状態でデータベース復元を試行すると、予想外の結果が生じるおそれがあります。

[HA enabled] から [HA not configured] にステータスを変更するには、次の手順を実行します。

[Administration] > [High Availability] を選択します。

[HA Configuration] ページで [Remove] をクリックします。

プライマリ サーバは [HA Not Configured] モードに変更され、バックアップからデータを安全に復元できるようになりました。

データが正常に復元され、システムが動作状態になった後、プライマリ システムとセカンダリ システム間の HA を再設定します。


 

WCS から Prime Infrastructure へのアップグレード

WCS リリースから Prime Infrastructure 1.2 への直接アップグレードはサポートされていません。最初に NCS 1.1 リリースにアップグレードしてから、Prime Infrastructure 1.2 にアップグレードする必要があります。

Prime Infrastructure は、NCS Release 1.0.2.29、1.1.0.58、および 1.1.1.24 のデータ移行もサポートしています。NCS リリースを Prime Infrastructure 1.2 に移行する前に、以下を実行する必要があります。

既存のシステムに「ディスク領域管理」パッチをインストールします。

アップグレードする前にバックアップを実行する必要があります。

アップグレードするとき、Telnet/SSH 端末タイムアウトを避けるために、コンソール接続を使用します。

アップグレードを実行する前にハイ アベイラビリティを削除します。

アプリケーションのアップグレードに関する詳細については、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/prime/infrastructure/1.2/quickstart/guide/cpi_qsg.html#wp56675

ハイ アベイラビリティ環境で Prime Infrastructure にアップグレードする場合、「ハイ アベイラビリティ環境での Prime Infrastructure のアップグレード」を参照してください。

ハイ アベイラビリティ環境での Prime Infrastructure のアップグレード

プライマリとセカンダリの Prime Infrastructure がある場合、スムーズなアップグレードのため、次の手順に従います。


ステップ 1 最初に、次の手順で HA 設定を削除しておく必要があります。

a. プライマリ Prime Infrastructure サーバにログインします。

b. [Administration] > [High Availability] の順に選択し、左側のサイドバーのメニューから [HA Configuration] を選択します。

c. [Remove] をクリックして HA 設定を削除します。


) 削除完了まで数分かかる場合があります。


ステップ 2 先にセカンダリ Prime Infrastructure 設定を次の手順でアップグレードしておく必要があります。

a. セカンダリ Prime Infrastructure をシャットダウンします。詳細については、「Prime Infrastructure の停止」を参照してください。


) グレースフル シャットダウンのための ncs stop を使用できます。グレースフル シャットダウンでは、自動フェールオーバーはトリガーされません。


b. セカンダリ Prime Infrastructure のアップグレードを実行します。

c. セカンダリ Prime Infrastructure を起動します。


) プライマリ Prime Infrastructure への再接続が試行されますが、バージョン不一致エラーが返されます。


ステップ 3 プライマリ Prime Infrastructure をアップグレードします。

a. プライマリ Prime Infrastructure をシャット ダウンします。詳細については、「Prime Infrastructure の停止」を参照してください。

b. プライマリ Prime Infrastructure のアップグレードを実行します。

c. プライマリ Prime Infrastructure を起動します。

ステップ 4 プライマリ Prime Infrastructure で HA を再度有効にします。

a. プライマリ Prime Infrastructure サーバにログインします。

b. [Administration] > [High Availability] と選択し、左側のサイドバーのメニューから [HA Configuration] を選択します。

c. HA 設定の内容を入力し、[Save] をクリックしてハイ アベイラビリティを有効にします。


 

ネットワークのアップグレード

ネットワークのアップグレードには、データベース同士が同期化を保てるよう、推奨手順に従ってください。たとえば、Prime Infrastructure は現在のバージョンのままでアップグレードせずに、ネットワークのコントローラ部分を新しいリリースにアップグレードすることはできません。サポートされているアップグレード順序は、Prime Infrastructure、コントローラ、その他増設デバイスの順です。

データベースの再初期化

同期に関する問題、またはある種の破損により、データベースをリセットする必要がある場合は、 ncs db reinitdb と入力してデータベースを再初期化します。

Prime Infrastructure パスワードの回復

Prime Infrastructure アプリケーションのルート ユーザまたは FTP のユーザ パスワードは変更可能です。パスワードを回復して Prime Infrastructure に再びアクセスできるようにするには、次の手順に従います。


) Linux を使用している場合、コマンドを実行するには admin ユーザとしてログインする必要があります。



ステップ 1 admin ユーザとして Prime Infrastructure コマンドライン インターフェイスにログインします。

ステップ 2 次のコマンドを入力します。

ncs password root password password

ここで、 password は root ユーザのログイン パスワードです。80 文字までのパスワードを入力できます。

コマンド使用例:

ncs-appliance/admin# ncs password root password <newpassword>
CompilerOracle: exclude org/snmp4j/Snmp.send
Loading USER - root
Validating new password..
Resetting password ..
Resetting password COMPLETED.
EXECUTION STATUS : Success
ncs-appliance/admin#
 

これで、新しい root パスワードで Prime Infrastructure の Web インターフェイスにログインできるようになりました。


 

ディスクのクリーンアップの実行

Prime Infrastructure のディスク領域が不足していると、アラームがシステムで発生します。また、次のエラーがポップアップ ダイアログボックスに表示されます。

The system is running low on diskspace, please refer to online help to perform disk cleanup.

この問題を解決するには、次の CLI コマンドを使用します。

ncs cleanup

このコマンドを使用すると、ディスク領域を解放し、再利用できます。

詳細については、「ディスクのクリーンアップの実行」を参照してください。