Cisco Prime Infrastructure 2.0 アドミニストレータ ガイド
Prime Infrastructure のバックアップと復元
Prime Infrastructure のバックアップと復元
発行日;2013/11/13 | 英語版ドキュメント(2013/09/13 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Prime Infrastructure のバックアップと復元

バックアップのタイプ

インターフェイスからのアプリケーションのバックアップ

コマンドラインからのアプリケーションのバックアップ

自動アプリケーション バックアップのスケジューリング

アプライアンスのバックアップ

ローカル バックアップ リポジトリの使用

リモート バックアップ リポジトリの使用

アプリケーションのバックアップからの復元

アプライアンスのバックアップからの復元

バックアップと復元を使用した別の OVA への移行

Prime Infrastructure のバックアップと復元

組織がベースにしている他のシステムと同様に、ハードウェアまたは他の障害が発生したときに復元できるように、Cisco Prime Infrastructure が定期的にバックアップされるようにする必要があります。

「Prime Infrastructure バックアップのタイプ」

「インターフェイスからのアプリケーションのバックアップ」

「コマンドラインからのアプリケーションのバックアップ」

「自動アプリケーション バックアップのスケジューリング」

「アプライアンスのバックアップ」

「ローカル バックアップ リポジトリの使用」

「リモート バックアップ リポジトリの使用」

「アプリケーションのバックアップからの復元」

「アプライアンスのバックアップからの復元」

「バックアップと復元を使用した別の OVA への移行」

Prime Infrastructure バックアップのタイプ

Prime Infrastructure は 2 つのタイプのバックアップ ファイルを作成します。

アプリケーションのバックアップ:すべてのアプリケーション コードおよびデータが含まれますが、サーバのホスト名や IP アドレスなど、ホスト固有の設定は含まれません。Prime Infrastructure インターフェイスまたはコマンドラインを使用して、これらのバックアップを作成できます。デフォルトでは、Prime Infrastructure はデフォルトのローカル バックアップ リポジトリに毎日 1 つのアプリケーションのバックアップを自動的に作成します。

アプライアンス バックアップ:すべてのアプリケーション コード、データ、およびホスト指定の設定(ホスト名、IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルトのゲートウェイを含む)が含まれます。コマンドラインからのみアプライアンスのバックアップを作成できます。Prime Infrastructure は、自動的にはアプライアンスをバックアップしません。

デフォルトで、アプリケーションのバックアップ ファイルは /localdisk/defaultRepo リポジトリに保存されます。コマンドラインからアプリケーションまたはアプライアンスのバックアップを実行するときに、リモートまたはローカル バックアップ リポジトリの指定を含むこのデフォルトを変更できます。また、自動アプリケーション バックアップに使用するリモートまたはローカル バックアップ リポジトリを指定できます。

自動的にまたはオンデマンドで Prime Infrastructure インターフェイスから作成されたすべてのバックアップは、 host-yymmdd-hhmm .tar.gpg 形式のファイル名が割り当てられます。ここで、 host は、バックアップが作成されたサーバのホスト名で、他の値はバックアップが作成された日時です。コマンドラインから行ったバックアップの形式は、 filename-yymmdd-hhmm .tar.gpg で、 filename は指定したファイル名です。

インターフェイスからのアプリケーションのバックアップ

Prime Infrastructure インターフェイスを使用して、即時にアプリケーションをバックアップできます。

コマンドラインからオンデマンドのアプリケーション バックアップを実行できます(「コマンドラインからのアプリケーションのバックアップ」を参照)。


ステップ 1 [Administration] > [Background Tasks] の順に選択します。

ステップ 2 [Other Background Tasks] で、[Prime Infrastructure Server Backup] タスクを検索します。

バックアップ リポジトリとバックアップの最大数を変更する場合、「自動アプリケーション バックアップのスケジューリング」の手順を参照してください。

ステップ 3 [Prime Infrastructure Server Backup] タスク チェックボックスをオンにします。

ステップ 4 [Select a command] ドロップダウン リストから、[Execute Now] を選択します。

ステップ 5 タスクの現在のステータスを表示するには、[Refresh] をクリックします。


 

コマンドラインからのアプリケーションのバックアップ

コマンドラインを使用して、即時にアプリケーションをバックアップできます。コマンドラインからアプリケーションをバックアップすると、バックアップ リポジトリとファイル名を指定することができます。

Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスを使用して、オンデマンドのアプリケーションのバックアップを実行できます(「インターフェイスからのアプリケーションのバックアップ」を参照)。


ステップ 1 Prime Infrastructure 仮想アプライアンスで、コマンドラインを終了します。

ステップ 2 コマンドラインで、管理者 ID とパスワードを使ってログインし、Prime Infrastructure をインストールします。

ステップ 3 バックアップの一覧を表示するには、次のコマンドを入力します。

# show repository repositoryName

ここで、 repositoryName は、バックアップを作成するリポジトリのエイリアスです(たとえば、 RemoteFTP )。

ステップ 4 アプリケーションをバックアップするには、次のコマンドを入力します。

# backup filename repository repositoryName application NCS

それぞれの説明は次のとおりです。

filename は、アプリケーションのバックアップ ファイルに付ける名前です(たとえば、 myBackup )。ホスト名、バックアップ日時、tar.gpg ファイル名の拡張子が、指定するファイル名に付加されます。

repositoryName は、バックアップを保存するリポジトリの名前です(たとえば、 RemoteFTP )。


 

自動アプリケーション バックアップのスケジューリング

Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスを使用して、定期的なアプリケーション バックアップをスケジュールできます。


) バックアップは、サーバのパフォーマンスに影響を与えます。サーバがあまりアクティブでない時間帯(深夜など)にアプリケーションのバックアップの実行をスケジューリングする必要があります。


はじめる前に

新しいローカルまたはリモート リポジトリにバックアップする場合、最初にリポジトリを作成する必要があります。

Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスを使用して、ローカル バックアップ リポジトリを作成できます(「ローカル バックアップ リポジトリの使用」を参照)。

リモート リポジトリを作成するには、インターフェイスとコマンドラインの両方を使用する必要があります(「リモート バックアップ リポジトリの使用」を参照)。

Prime Infrastructure アプリケーションの自動バックアップをスケジューリングするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Administration] > [Background Tasks] の順に選択します。

ステップ 2 左側のサイド バー メニューの [Other Background Tasks] から、[Prime Infrastructure Server Backup] をクリックします。

ステップ 3 必要な情報を入力します。

ステップ 4 [Save] をクリックします。

バックアップ ファイルは ftp-server/directory (リモート FTP リポジトリに設定した場合)または /localdisk/defaultRepo に、 hostname- yymmdd -hhmmss .tar.gpg の形式のファイル名で保存されます(たとえば、 MyHost-120806-1748 .t ar.gpg )。


 

アプライアンスのバックアップ

アプライアンスのバックアップは、自動的に作成されません。コマンドラインを使用して、必要に応じて作成できます。


ステップ 1 Prime Infrastructure 仮想アプライアンスで、コマンドラインを終了します。

ステップ 2 コマンドラインで、管理者 ID とパスワードを使ってログインし、Prime Infrastructure をインストールします。

ステップ 3 アプライアンス バックアップの一覧を表示するには、次のコマンドを入力します。

# show repository repositoryName

repositoryName は、アプライアンスのバックアップ(たとえば、 RemoteFTP )を作成するリポジトリのエイリアスです。

ステップ 4 アプライアンスをバックアップするには、次のコマンドを入力します。

# backup filename repository repositoryName

それぞれの説明は次のとおりです。

filename はアプライアンスのバックアップ ファイルに付ける名前です(たとえば、 myBackup )。バックアップの日時、tar.gpg ファイル名の拡張子が、指定するファイル名に付加されます(たとえば、 myBackup-130615-1256.tar.gpg )。

repositoryName は、アプライアンスのバックアップを保存するリポジトリの名前です(たとえば、 RemoteFTP )。


 

ローカル バックアップ リポジトリの使用

必要に応じて新しいバックアップ リポジトリを作成したら、自動バックアップをスケジューリングする場合、またはオンデマンド バックアップを実行する前に、その中の 1 つを指定します。

ローカル リポジトリを使用する場合は、[Name] フィールドに新しいリポジトリのエイリアスを入力し、[Submit] をクリックすることにより、Prime Infrastructure サーバで指定した名前でサブ ディレクトリとして新しいリポジトリが作成されます。

リモート FTP サーバにあるリポジトリを使用する場合は、「リモート バックアップ リポジトリの使用」を参照してください。


ステップ 1 [Administration] > [Background Tasks] の順に選択します。

ステップ 2 [Other Background Tasks] の下で、[Prime Infrastructure Server Backup] をクリックします。

ステップ 3 [Create] をクリックします。

ステップ 4 バックアップ リポジトリの一意の名前を入力します。

ステップ 5 [Submit] をクリックします。


 

リモート バックアップ リポジトリの使用

リモート FTP サーバのバックアップ リポジトリを作成し、それらを使用するように Prime Infrastructure サーバを設定できます。ネットワーク管理データのバックアップをサイトの障害から確実に保護できるため、リモート リポジトリが推奨されます。

バックアップを行う FTP サーバは、以下の条件を満たす FTP サーバであればネットワークのどこでも設定できます。

Prime Infrastructure サーバからアクセス可能な IP アドレスを持っている。

FTP サーバ ディスクへの書き込みアクセス権を持っているユーザが存在する。

Prime Infrastructure サーバに指定するリポジトリ名に一致するローカル サブ ディレクトリが存在する。

必須ではありませんが、Prime Infrastructure が使用するように設定する前に FTP サーバのバックアップ リポジトリを設定することを強く推奨します。最初のオンデマンドまたは自動バックアップがトリガーされる前に設定しなかった場合、警告なしにバックアップが失敗します。


ステップ 1 Prime Infrastructure 仮想アプライアンスで、コマンドラインを終了します。

ステップ 2 コマンドラインで、管理者 ID とパスワードを使ってログインし、Prime Infrastructure をインストールします。

ステップ 3 サーバ コンフィギュレーション モードを開始するには、次のコマンドを入力します。

# configure terminal

ステップ 4 リモート FTP サーバにシンボリック リンクを設定するには、次のコマンドを入力します。

# repository repositoryName

# url ftp://serverIPorHostname

# user name password plain userPassword

それぞれの説明は次のとおりです。

repositoryName は、FTP サーバのリモート リポジトリの名前です(たとえば、 RemoteFTP )。

serverIPorHostname は、リモート FTP サーバの IP アドレスまたはホスト名です(たとえば、 ftp://192.198.110.100/ )。

name は、FTP サーバのリポジトリへの書き込み権限を持っているユーザの名前です。

userPassword は、そのユーザに対応するパスワードです。

終了したら、 Ctrl+z を押して、コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 5 次のコマンドを使用して、シンボリック リンクの作成を確認します。

# show repository repositoryName

ステップ 6 Prime Infrastructure インターフェイスで、[Administration] > [Background Tasks] > [Other Background Tasks] を選択します。

ステップ 7 [Prime Infrastructure Server Backup] をクリックします。

ステップ 8 [Create] をクリックします。

ステップ 9 リモート FTP リポジトリの名前を入力します。

ステップ 10 [FTP Repository] を選択します

ステップ 11 serverIPorHostname および FTP ユーザの name および userPassword を入力します。

ステップ 12 [Submit] をクリックします。


 

アプリケーションのバックアップからの復元

コマンドラインを使用してアプリケーション バックアップから Prime Infrastructure を復元するには、次の手順に従います。Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスを使用して、アプリケーション バックアップを復元することはできません。

使用している同じホストまたは別のホストにアプリケーション バックアップを復元できます。Express から Standard または Pro のインストール、または Standard から Pro のインストールにアプリケーション バックアップを復元できます。中規模のインストールから小規模のインストールで行われるアプリケーション バックアップを復元することはできません(「バックアップと復元を使用した別の OVA への移行」を参照)。

スケジューリングされたバックグラウンド タスクとして Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスを使用して作成したアプリケーション バックアップ ファイルは、 hostname-yymmdd-hhmm .tar.gpg 形式(たとえば、 MyHost-120806-1748.tar.gpg )の一般的な名前に割り当てられます。Prime Infrastructure インターフェイスまたはコマンドラインを使用して作成したアプリケーション バックアップは、ホスト名の代わりにユーザが指定したファイル名になります。


ステップ 1 Prime Infrastructure 仮想アプライアンスで、コマンドラインを終了します。

ステップ 2 コマンドラインで、管理者 ID とパスワードを使ってログインし、Prime Infrastructure をインストールします。

ステップ 3 アプリケーション バックアップの一覧を表示するには、次のコマンドを入力します。

# show repository repositoryName

repositoryName は、アプライアンスのバックアップを復元するリポジトリのエイリアスです。(たとえば、 RemoteFTP など)。

ステップ 4 復元するアプリケーションのバックアップ ファイルを特定して、そのファイルから復元するために次のコマンドを入力します。

# restore filename repository repositoryName application NCS

ここで、 filename は復元するアプリケーション バックアップ ファイルの名前です(たとえば、 myHost-131216-1256.tar .gpg )。


 


) 古いバージョンの復元の場合に、NCS プロセスがダウンした状態で復元した場合、復元の完了後に手動でプロセスをアップの状態にする必要があります。


アプライアンスのバックアップからの復元

コマンドラインを使用してアプライアンス バックアップから Prime Infrastructure を復元するには、次の手順に従います。Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスを使用して、アプライアンスのバックアップから復元することはできません。使用している同じホストまたは別のホストに復元できます。

一度復元が終われば、復元されたサーバの IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイを変更する必要がある場合があります。これらの変更は、次の場合に必要となります。

復元されたホストが古いホストと同じサブネット上にあり、古いホストがまだアクティブの場合。

復元されたホストが古いホストとは異なるサブネット上にある場合。

必須ではありませんが、このような状態の場合にサーバのホスト名を変更することも推奨します。


ステップ 1 Prime Infrastructure 仮想アプライアンスで、コマンドラインを終了します。

ステップ 2 コマンドラインで、管理者 ID とパスワードを使ってログインし、Prime Infrastructure をインストールします。

ステップ 3 アプライアンス バックアップの一覧を表示するには、次のコマンドを入力します。

# show repository repositoryName

repositoryName は、アプライアンス バックアップを引き出すリポジトリのエイリアスです(たとえば、 RemoteFTP )。

ステップ 4 復元するアプライアンス バックアップ ファイルを特定して、そのファイルから復元するために次のコマンドを入力します。

# restore filename repository repositoryName

ここで、 filename は復元するアプライアンスのバックアップ ファイルの名前です(たとえば、 myHost-131216-1256.tar.gpg )。

ステップ 5 復元が完了したら、必要に応じて、コマンドラインを使用して、復元したサーバの IP アドレス、サブネット マスク、デフォルト ゲートウェイ、および(任意で)ホスト名を変更します。次に例を示します。

Admin# conf t

Admin# int GigabitEthernet 0

Admin# ip address IPAddress subnetMask

Admin# ip default-gateway GatewayIP

Admin# hostname hostname

Admin# exit


 

バックアップと復元を使用した別の OVA への移行

既存のインストールの Prime Infrastructure データを必要なときに新しい場所に移行する必要があります。

致命的なハードウェア障害が発生した後など、古いホストを完全に置き換えます。この場合は、単純に新しいホストを作成するために古い OVA インストール メディアを使用できます。

Prime Infrastructure を使用してより多くのネットワークを管理したり、十分な処理能力を確保します。この場合は、小型の OVA を引き下げる前に大型の OVA のインストール ファイルをダウンロードします。

次の手順の説明のように、古いホストから新しいホストにアプリケーションのバックアップを復元してこれを実行することは、比較的簡単です。


ステップ 1 まだ実行されていない場合は、「リモート バックアップ リポジトリの使用」の説明に従って、古いホストのリモート バックアップ リポジトリを設定します。

ステップ 2 「インターフェイスからのアプリケーションのバックアップ」の説明に従って、リモート リポジトリに古いホストのアプリケーションをバックアップします。

ステップ 3 Cisco Prime Infrastructure 2.0 Quick Start Guide 』の説明に従って、新しいホストをインストールします。

ステップ 4 「リモート バックアップ リポジトリの使用」の説明に従って、古いホストとして同じリモート バップアップ リポジトリを使用するように新しいホストを設定します。

ステップ 5 「アプリケーションのバックアップからの復元」の説明に従って、新しいホストにリモート リポジトリのアプリケーションのバックアップを復元します。