Cisco Nexus 9372TX ACIモード スイッチ ハードウェア設置ガイド
ACI ファブリックへのスイッチの接続
ACI ファブリックへのスイッチの接続

ACI ファブリックへのスイッチの接続

ACI ファブリック トポロジ

ACI ファブリック トポロジには、次の主要なコンポーネントが含まれます。

  • アプリケーション セントリック インフラストラクチャ コントローラ(APIC)(Cisco UCS C220-M3S サーバ)

  • リーフ スイッチ(Cisco Nexus 93128TX、9332PQ、9372PX、9372TX、9396PX および 9396TX スイッチ)

  • スパイン スイッチ(Cisco Nexus 9336PQ、9504、および 9508 スイッチ)

次の図に示すように、各リーフ スイッチは 1 つ以上の APIC に接続され、同じ ACI ファブリック内のすべてのスパイン スイッチに接続されます。

図 1. ACI ファブリック トポロジ



他のデバイスに接続するための準備

スイッチを スパイン スイッチおよび 1 つ以上の APIC に接続するための準備を行うときは、各タイプのインターフェイスについて次の事項を検討し、接続を行う前に必要な器具をすべてそろえます。

  • 各インターフェイス タイプに必要なケーブルのタイプ

  • 各信号タイプの距離制限

  • 必要な他のインターフェイス機器


(注)  


電源コードおよびデータ ケーブルをオーバーヘッド ケーブル トレイまたはサブフロア ケーブル トレイに配線する場合には、電源コードおよび他の潜在的なノイズ発生源を、シスコ機器で終端するネットワーク配線からできるかぎり遠ざけておくことを強く推奨します。 長いパラレル ケーブルを 3.3 フィート(1 メートル)以上離して設置できない場合は、ケーブルをアース付きの金属製コンジットに通して、潜在的なノイズ発生源をシールドしてください。


光トランシーバは、ケーブルに取り付けられていない状態で届く場合があります。 これらのトランシーバとケーブルが損傷しないように、トランシーバをポートに設置するときはケーブルから外したままにし、その後で光ケーブルをトランシーバに挿入することをお勧めします。 トランシーバをポートから取り外す場合は、トランシーバを取り外す前にケーブルを取り外します。

トランシーバと光ケーブルの有効性と寿命を最大化するには、次の手順を実行します。

  • トランシーバを扱うときは、常にアースに接続されている静電気防止用リスト ストラップを着用してください。 スイッチは通常、トランシーバを取り付けるときにアースされ、リスト ストラップを接続できる静電気防止用ポートを備えています。 静電気防止用ポートが見つからない場合は、リスト ストラップをアース(シャーシのアース接続など)に接続します。

  • トランシーバの取り外しや取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。

  • 高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐために、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態を保ってください。 減衰(光損失)は汚れによって増加するので、減衰量は 0.35 dB 未満に保つ必要があります。

    • 埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、取り付け前にこれらの部品を清掃してください。

    • コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。 また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。 ウェット クリーニングやドライ クリーニングが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順に従ってください。

    • コネクタの端に触れないように注意してください。 端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。

  • 埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。

APIC へのリーフ スイッチの接続

ACI ファブリック内の各 Application Policy Infrastructure Controller(APIC)に、1 台または 2 台(冗長性確保のために推奨)の ACI モードで実行している Cisco Nexus 93128TX、9332PQ、9372PX、9372TX、9396PX、または 9396TX リーフ スイッチをダウンリンクする必要があります(各リーフ スイッチは複数の APIC に接続できます)。 接続するインターフェイス ケーブルとリーフ スイッチのタイプは、次のように APIC に取り付けられた仮想インターフェイス カード(VIC)のタイプによって決まります。

  • VIC1225 モジュールは、光トランシーバ、光ケーブル、および Cisco Nexus 9396PX リーフ スイッチをサポートしています。

  • VIC1225T モジュールは、銅線コネクタ、銅ケーブル、および Cisco Nexus 93128TX および 9396TX リーフ スイッチをサポートしています。

はじめる前に
  • スイッチおよび APIC は、ラックに完全に取り付ける必要があります。

  • スイッチおよび APIC は、接地してから電源投入する必要があります。


    ステップ 1   インターフェイス ケーブルを APIC に取り付けられた仮想インターフェイス カード(VIC)の 2 つのポートのどちらかに接続します。 ケーブルがそのトランシーバにまだ取り付けられていない場合は、トランシーバを VIC ポートに挿入し、その後で光インターフェイス ケーブルをトランシーバに接続します。
    • VIC1225 光モジュールの場合は、次のトランシーバおよびケーブルのセットのいずれかを使用します。

      • 最大 6.1 マイル(10 km)のリンク長をサポートする Cisco 10GBASE-LR トランシーバ(SFP-10G-LR)

      • 次のリンク長をサポートする Cisco 10GBASE-SR トランシーバ(SFP-10G-SR)

        • 最大 984 フィート(300 m)に対し 2000 MHz MMF(OM3)を使用

        • 最大 1312 フィート(400 m)に対し 4700 MHz MMF(OM4)を使用

      • Cisco SFP+ アクティブ光ケーブル(SFP-10G-AOCxM(x は 1、2、3、5、7、または 10 のメートル単位の長さ))

      トランシーバの仕様については、http:/​/​www.cisco.com/​c/​en/​us/​support/​interfaces-modules/​transceiver-modules/​products-installation-guides-list.html を参照してください。

    • VIC1225T 10GBASE-T 銅線モジュールの場合は、RJ-45 コネクタ付きの 10GBASE-T ケーブルを使用します。

    ステップ 2   インターフェイス ケーブルの反対側をリーフ スイッチのダウンリンク ポートに接続します。
    • Cisco 10GBASE-LR または -SR トランシーバおよびケーブルの場合は、ケーブルをトランシーバに接続する前に、トランシーバをリーフ スイッチのダウンリンク光ポートに挿入します。

    • Cisco SFP+ アクティブ光ケーブルの場合は、ケーブル上のトランシーバをリーフ スイッチのダウンリンク光ポートに挿入します。

    • 10GBASE-T 銅ケーブルの場合は、ケーブル上の RJ-45 コネクタをリーフ スイッチのダウンリンク BASE-T ポートに挿入します。


    スパイン スイッチへのリーフ スイッチの接続

    Cisco Nexus 93128TX、9332PQ、9372PX、9372TX、9396PX、または 9396TX リーフ スイッチを同じ ACI ファブリックのすべての Cisco Nexus 9336PQ、9504、または 9508 スパイン スイッチに接続する必要があります。 Cisco Nexus 93128TX ではスパイン スイッチへの 8 つの接続(アップリンク ポート 1 ~ 8)、Cisco Nexus 9396PX および 9396TX スイッチではスパイン スイッチへの最大 12 の接続、Cisco Nexus 9332PQ、9372PX および 9372TX スイッチではスパイン スイッチへの最大 6 つの接続が可能です。 このスイッチでサポートされるトランシーバとケーブルを確認するには、http:/​/​www.cisco.com/​c/​en/​us/​support/​interfaces-modules/​transceiver-modules/​products-device-support-tables-list.html を参照してください。 トランシーバの仕様およびインストール情報を確認するには、http:/​/​www.cisco.com/​c/​en/​us/​support/​interfaces-modules/​transceiver-modules/​products-installation-guides-list.html を参照してください。

    はじめる前に
    • リーフおよびスパイン スイッチは、ラックに完全に取り付ける必要があります。

    • リーフおよびスパイン スイッチは、接地してから電源投入する必要があります。

    • ACI ファブリックで Cisco Nexus 9504 または 9508 スパイン スイッチを使用する場合は、36 ポート 40 ギガビット ACI スパイン I/O モジュール(N9K-X9736PQ)のみを搭載している必要があります。 ACI モードで実行するときは、同じシャーシに他の I/O モジュールを混在させることはできません。


      ステップ 1   リムーバブル ケーブル付きのトランシーバの場合は、トランシーバがインターフェイス ケーブルから切り離されていることを確認します。
      ステップ 2   適切なトランシーバをリーフ スイッチのアクティブなアップリンク ポートに差し込みます。
      ステップ 3   同じタイプのトランシーバを X9736PQ I/O モジュールのスパイン スイッチ ポートに挿入します。
      ステップ 4   リムーバブル ケーブル付きのトランシーバの場合は、これらのトランシーバそれぞれの開放端にインターフェイス ケーブルを挿入します。
      ステップ 5   ACI ファブリックの各スパイン スイッチに対して、ステップ 1 ~ 4 を繰り返し行います。 リーフ スイッチが ACI ファブリックの各スパイン スイッチに接続されます。
      ステップ 6   ACI ファブリックの各リーフ スイッチに対して、ステップ 1 ~ 5 を繰り返し行います。 ACI ファブリックの各リーフ スイッチがネットワークの各スパイン スイッチに接続されます。

      次の作業

      APIC がリーフ スイッチにも接続されている場合は、ACI ファブリックは自動的に開始される準備が整っています。

      オプションのコンソールまたはオプションのアウトオブバンド管理インターフェイスの設定

      任意に、モニタリングおよびトラブルシューティングの目的で、コンソールまたはアウトオブバンド管理インターフェイスをセットアップできます。 コンソールまたはアウトオブバンド管理インターフェイスのセットアップ方法については、『Cisco ACI Getting Started Guide』を参照してください。

      トランシーバおよび光ケーブルのメンテナンス

      高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐためには、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保つ必要があります。 減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満でなければなりません。

      メンテナンスの際には、次の注意事項に従ってください。

      • トランシーバは静電気に敏感です。 静電破壊を防止するために、アースしたシャーシに接続している静電気防止用リスト ストラップを着用してください。

      • トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。

      • 未使用の光接続端子には、必ずカバーを取り付けてください。 埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、使用前に清掃してください。

      • コネクタの端に触れないように注意してください。 端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。

      • コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。 また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。 ウェット クリーニングとドライ クリーニングのいずれもが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順を参照してください。

      • 埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。