Cisco Nexus 9336PQ ACI モード スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
モジュールの交換
モジュールの交換

モジュールの交換

ファン トレイの交換

本スイッチでは、設計どおりのエアフローを維持するために、必ず 2 つのファン トレイをシャーシに取り付ける必要があります。 ファン トレイの 1 つを一時的に取り外して、別のファン トレイと交換することができます。ただし、交換用のファン トレイを用意できない場合は、元のファン トレイをシャーシ内に残しておいてください。

すべてのファン トレイと電源モジュールに、ポート側吸気エアーフローを示す赤紫色のストライプ(ファン トレイのマーク)または赤紫色のレバー(電源モジュールのマーク)が付いている必要があります。 ファン トレイまたは電源モジュールのいずれかに、ポート側排気エアーフローを示す青色のストライプが付いている場合は、過熱状態が発生する可能性があります。 シャーシのポート側はコールド アイルに配置してください。そのように配置しないと、過熱状態が発生する可能性があります。

はじめる前に

ファン トレイを交換する前に、次の条件の両方がそろっていることを確認します。

  • シャーシ内でもう 1 つのファン トレイが動作していること。 稼動中にファン トレイを交換するには、シャーシ内の空気を常に循環させるもう 1 つのファン トレイが必要です。

  • 交換用ファン トレイは、エアーフローの方向がシャーシ内の他のモジュールと同じでなければなりません。このスイッチはポート側吸気エアーフローを備えており、これは、ファン トレイ前面の赤紫色のストライプと電源モジュールの赤紫色のレバーで示されます。 すべてのファン トレイと電源モジュールに、ポート側吸気エアーフローを示す赤紫色のマークが付いている必要があります。

稼動中にファン トレイを交換する必要がある場合に、上記の両方の条件が満たされない場合は、交換する必要があるファン トレイをシャーシ内に残し、必要なファン トレイを入手するまで、設計どおりのエアーフローを確保します。


    ステップ 1   シャーシ内に残されたファン トレイが動作しており、そのステータス(STS)LED が点灯していることを確認します。
    (注)     

    シャーシが稼動していないときにファン トレイを交換する場合は、この手順を省略できます。

    ステップ 2   シャーシにファン トレイを固定する非脱落型ネジをゆるめます。
    ステップ 3   ファン トレイ ハンドルを引いて、ファン トレイをシャーシからスライドさせます。
    注意       

    モジュールの電気部品への静電放電(ESD)損傷を防ぐために、モジュールの背面の電気コネクタには触れないでください。 また、電気コネクタの損傷を防ぐために、触れることで曲がったり破損する可能性があるものには接触させないようにします。

    ステップ 4   取り外したモジュールを静電気防止表面の上に置くか、静電気防止袋に収納します。 可能であれば、安全な輸送または保存のため、モジュールを梱包材に再こん包します。
    ステップ 5   梱包材から交換用ファン トレイを取り出し、静電気防止表面に置きます。

    モジュールのハンドルを持ち、背面の電気コネクタには触れないでください。 また、電気コネクタを保護するために、シャーシ内部の電気コネクタ以外への接触は避けてください。

    ステップ 6   Cisco Nexus 9336PQ シャーシ(部品番号 N9K-C9300-FAN3)に適したファン トレイであることを確認します。
    (注)     

    モジュール前面のストライプの色がシャーシに設置されている他のファン トレイのストライプの色と一致していることを確認します。

    ステップ 7   ファン トレイを空いているファン トレイ スロットの前に置き(電気コネクタを搭載したモジュールの背面がスロットに最初に入るように配置すること)、前面がシャーシに接触するまでモジュールをシャーシに完全に差し込みます。 最後の 0.2 インチ(0.5 cm)は、シャーシのコネクタにモジュールをしっかり押しつけて慎重に取り付けます。ただし、モジュールがそれ以上動かない場合は無理に押し込まないでください(力を入れすぎるとコネクタが損傷する場合があります)。
    (注)     

    モジュールをスロットに完全に押し込むことができない場合は、モジュールをスロットから慎重に取り外し、電気コネクタが破損していないか確認します。 破損している場合は、Cisco Technical Assistance に連絡してください。 破損していない場合は、この手順を繰り返してモジュールを再度取り付けます。

    図 1. ファン トレイの取り付け



    1

    ファン トレイ(N9K-C9300-FAN3)のハンドルを持ち、ファン トレイの前面がシャーシに接触するまで、コネクタの端をファン トレイ スロットに差し込みます。

    2

    非脱落型ネジを取り付け、8 インチポンド(0.9 N·m)で締めます。

    ステップ 8   STS LED が点灯し、グリーンになることを確認します。

    STS LED が点灯しない場合は、モジュールをシャーシから取り外し、シャーシ背面の電気コネクタが損傷していないかを目で確認します。 破損している場合は、Cisco Technical Assistance に連絡してください。 破損していない場合は、前の手順を繰り返してモジュールを再度取り付けます。

    ステップ 9   非脱落型ネジを締めて、ファン トレイをシャーシに固定します。 ネジを 8 インチポンド(0.9 N·m)まで締めます。

    電源モジュールの交換

    スイッチには 2 個の電源モジュールが必要です。一方の電源モジュールは動作用に電力を出力し、もう一方の電源モジュールは他の電源モジュールまたは他の電源モジュールのグリッドが失敗する場合に備え冗長電力を提供します。

    すべての電源モジュールとファン トレイ モジュールは同じエアーフローの方向でなければなりません。そうしないと、過熱状態が発生します。 各モジュールは、エアーフローの方向を示すために色分けされます。 赤紫色のストライプまたはラッチ ハンドルが付いたモジュールは、ポート側吸気エアーフロー用であるため、ホット アイル側に向ける必要があります。 青色のストライプまたはラッチ ハンドルが付いたモジュールは、ポート側排気エアーフロー用であるため、コールド アイル側に向ける必要があります。


    警告


    ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉(EMI)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。 システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。



    警告


    システムの稼働時には、バックプレーンに危険な電圧または電流が流れています。 保守を行う場合は注意してください。


    はじめる前に

    電源モジュールを交換する前に、次の条件の両方がそろっていることを確認します。

    • 他の電源モジュール スロットに機能的電源モジュールが 1 つあること。 稼動中に電源モジュールを交換するには、シャーシに電力を常に出力する電源モジュールが 1 つ必要です。 もう一方の電源モジュールは交換することができます。

    • 交換用電源モジュールは、シャーシ内の他のモジュールと同じエアーフローの方向でなければなりません。 他のモジュールに青色のストライプまたは青色のレバーがある場合は、交換用電源モジュールには青色のレバーがなければなりません。 他のモジュールに赤紫色のストライプまたは赤紫色のレバーがある場合は、交換用電源モジュールには赤紫色のレバーがなければなりません。

    稼動中に電源モジュールを交換する必要がある場合に、上記の両方の条件が満たされない場合は、交換する必要がある電源モジュールをシャーシ内に残し、必要な電源モジュールを入手するまで、設計どおりのエアーフローを確保します。


      ステップ 1   交換していない電源モジュールで、OK()LED がグリーンに点灯し、エラー()LED が消灯していることを確認します(2 つの LED の位置については、次の図を参照)。 動作中に電源モジュールを交換する場合は、もう一方の電源モジュールがエラー状態になることなく電力を供給している必要があります。そうしないと、一方の電源モジュールを取り外したときにシャーシの電源がダウンする可能性があります。
      (注)      シャーシが停止しているときに電源モジュールを交換している場合は、この手順をとばすことができます。
      図 2. 1200 W 電源モジュールのインストール機能



      1

      エラー()LED

      4

      ハンドル

      2

      OK()LED

      5

      電源レセプタクル

      3

      電源モジュールの電力指定(このシャーシには 1200 W 必要)

      6

      イジェクタ ラッチ(ポート側吸気エアーフロー用は赤紫色、ポート側排気エアーフロー用は青色)

      ステップ 2   交換する電源モジュールから AC 電源プラグを抜き、 LED が消灯していることを確認します。
      (注)      LED は、電源が電源モジュールに接続されていないことを示すオレンジ色で点灯するはずです。
      ステップ 3   ラッチを左に押して、ハンドルを引き、電源モジュールをシャーシ スロットから引き出します。
      注意        モジュールの電気部品への静電放電(ESD)損傷を防ぐために、電源モジュールの背面の電気コネクタには触れないでください。 また、電気コネクタの損傷を防ぐために、触れることで曲がったり破損する可能性があるものには接触させないようにします。
      ステップ 4   取り外したモジュールを静電気防止表面の上に置くか、静電気防止袋に収納します。 可能であれば、安全な輸送または保存のため、モジュールを梱包材にこん包します。
      ステップ 5   梱包材から交換用電源モジュールを取り出し、静電気防止表面に置きます。

      ファン トレイのハンドルを持ち、背面の電気コネクタには触れないでください。 また、電気コネクタを保護するために、シャーシ内部の電気コネクタ以外への接触は避けてください。

      ステップ 6   電源モジュールがシャーシに適していることを確認します。 正しい電源モジュールには 1200 W のラベルがついており、次の品番のいずれかがついています。
      • N9K-PAC-1200W(ポート側吸気エアーフロー方向、赤紫色のラッチ)

      (注)      交換用電源モジュールのラッチの色がシャーシに設置されている他の電源モジュールのラッチの色と一致していることを確認します。
      ステップ 7   交換用電源モジュールのハンドルを持ち、シャーシの空き電源モジュール スロットの前に電気コネクタがある側面を合わせ、ラッチがカチッと音を立ててモジュールが所定の位置にロックされるまでモジュールをシャーシに完全に差し込みます。
      ステップ 8   LED が点灯し、オレンジになることを確認します。

      LED が点灯しない場合は、ラッチを左に押し、モジュールがシャーシの外側に出るまでモジュールのハンドルを引き、シャーシ背面の電気コネクタが損傷していないかを目視で確認します。 破損している場合は、Cisco Technical Assistance に連絡してください。 破損していない場合、ステップ 8 を繰り返してモジュールを再度取り付けます。

      ステップ 9   電源モジュールの電源コンセントに AC ケーブルを差し込みます。 電源ケーブルのもう一方の端が AC 電源に接続されていることを確認します。
      ステップ 10   LED が点灯し、グリーンになることを確認します。 LED が点灯しない場合は、電源ケーブルが電源コンセントにしっかり接続されているか、また電源の回路ブレーカーがオンになっていることを確認します。 それでも LED が点灯せず電源に障害がない場合は、Cisco Technical Assistance に連絡して指示を仰いでください。