Cisco Nexus 9336PQ ACI モード スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
ACI ファブリックへのスイッチの接続
ACI ファブリックへのスイッチの接続

ACI ファブリックへのスイッチの接続

ACI ファブリック トポロジ

ACI ファブリック トポロジには、次の主要コンポーネントがあります。

  • アプリケーション セントリック インフラストラクチャ コントローラ(APIC)(Cisco UCS C220-M3S サーバ)

  • リーフ スイッチ(Cisco Nexus 93128TX および 9396PX スイッチ)

  • スパイン スイッチ(Cisco Nexus 9336PQ および 9508 スイッチ)

次の図のように、各スパイン スイッチはリーフ スイッチのダウンリンク ポートに接続され、リーフ スイッチは 1 つ以上の APIC にアップリンクされます。

図 1. ACI ファブリック トポロジ



他のデバイスに接続するための準備

リーフ スイッチ に本スイッチを接続するための準備をする際は、次の各インターフェイス タイプを検討し、接続する前に必要な機器をすべて用意してください。

  • 各インターフェイス タイプに必要なケーブルのタイプ

  • 各信号タイプの距離制限

  • 必要な他のインターフェイス機器


(注)  


電源コードおよびデータ ケーブルをオーバーヘッド ケーブル トレイまたはサブフロア ケーブル トレイに配線する場合には、電源コードおよび他の潜在的なノイズ発生源を、シスコ機器で終端するネットワーク配線からできるかぎり遠ざけておくことを強く推奨します。 長いパラレル ケーブルを 3.3 フィート(1 m)以上離して設置できない場合は、ケーブルをアース付きの金属製コンジットに通して、潜在的なノイズ発生源をシールドしてください。


ケーブルに組み込まれていない光トランシーバは、ケーブルと分離した状態で届きます。 これらのトランシーバとケーブルの損傷を防ぐために、ポートにトランシーバを取り付ける際はトランシーバにケーブルを接続せずに行い、その後、トランシーバに光ケーブルを差し込むことをお勧めします。 ポートからトランシーバを取り外す際は、ケーブルを外してから、トランシーバを取り外します。

トランシーバと光ケーブルの有効性と耐用年数を最大化するために、以下を実行してください。

  • トランシーバを扱うときは、必ず、アース線に接続した静電気防止用リスト ストラップを着用してください。 トランシーバを取り付けるとき、通常、スイッチは接地されており、リスト ストラップを接続できる静電気防止用のポートを備えています。 静電気防止用のポートが見つからない場合は、リスト ストラップをアース(シャーシのアース接続など)に接続します。

  • トランシーバの取り外しや取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。

  • 高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐために、トランシーバと光ファイバ ケーブルは常に埃のない清潔な状態に保ってください。 減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満に保つ必要があります。

    • 埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、取り付ける前にこれらの部品を清掃してください。

    • コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。 また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。 ウェット クリーニングとドライ クリーニングは、どちらも効果的です。設置場所の光ファイバ接続の清掃手順を参照してください。

    • コネクタの端に触れないように注意してください。 端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。

  • 埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。

リーフ スイッチからスパイン スイッチへのアップリンク

各 Cisco Nexus 93128TX または 9396PX リーフ スイッチを、同じ ACI ファブリック内のすべての Cisco Nexus 9336PQ または 9508 スパイン スイッチにアップリンクする必要があります。 Cisco Nexus 93128TX では、スパイン スイッチに対して 8 つのアップリンク接続(アップリンク ポート 1 ~ 8)が可能です。また、Cisco Nexus 9396PX スイッチでは、スパイン スイッチに対して最大 12 のアップリンク接続が可能です。 次のトランシーバとケーブルを使用して、ACI ファブリック内のリーフ スイッチとスパイン スイッチを接続できます。

  • 次のリンク長に対応する Cisco QSFP+ 40 ギガビット双方向トランシーバ(QSFP-40G-SR-BD):

    • OM3、最大 328 フィート(100 m)に対応

    • OM4、最大 492 フィート(150 m)に対応

  • 次のリンク長に対応する Cisco 40GBASE-SR4 QSFP+ トランシーバ(QSFP-40G-SR4):

    • OM3、最大 328 フィート(100 m)に対応

    • OM4、最大 492 フィート(150 m)に対応

  • 次のリンク長に対応する Cisco QSFP-40 ギガビット イーサネット QSFP+ トランシーバ(QSFP-40G-CSR4):

    • OM3、最大 984 フィート(300 m)に対応

    • OM4、最大 1312 フィート(400 m)に対応

トランシーバの仕様については、QSFP+ トランシーバおよびケーブル を参照してください。

はじめる前に
  • リーフ スイッチとスパイン スイッチをラックに完全に装着しておく必要があります。

  • リーフ スイッチとスパイン スイッチをアース処理し、それらに電源を投入しておく必要があります。

  • ACI ファブリックで Cisco Nexus 9508 スパイン スイッチを使用している場合は、36 ポートの 40 ギガビット ACI スパイン I/O モジュール(N9K-X9736PQ)のみをスイッチに装着する必要があります。 ACI モードで実行する場合は、同じシャーシ内に他の I/O モジュールを混在させることはできません。


    ステップ 1   QSFP-40G-SR-BD、QSFP-40G-SR、および QSFP-40G-CSR の場合は、トランシーバがインターフェイス ケーブルに接続されていないことを確認してください。
    ステップ 2   リーフ スイッチのアクティブなアップリンク ポートに適切なトランシーバに差し込みます。
    • Cisco Nexus 93128TX スイッチでは、アップリンク ポート 1 ~ 8 がアクティブです。

    • Cisco Nexus 9396PX スイッチでは、アップリンク ポート 1 ~ 12 がアクティブです。

    ステップ 3   X9736PQ I/O モジュールのスパイン スイッチ ポートに同じタイプのトランシーバを差し込みます。
    ステップ 4   ステップ 2 と 3 で、QSFP-40G-SR-BD、QSFP-40G-SR、または QSFP-40G-CSR トランシーバを差し込んだ場合は、それらのトランシーバの開放端にケーブルを差し込みます。
    ステップ 5   ACI ファブリックの各スパイン スイッチに対して、ステップ 1 ~ 4 を繰り返します。 リーフ スイッチが ACI ファブリックの各スパイン スイッチに接続されます。
    ステップ 6   ACI ファブリックの各リーフ スイッチに対して、ステップ 1 ~ 5 を繰り返します。 ACI ファブリックの各リーフ スイッチがネットワークの各スパイン スイッチに接続されます。

    次の作業

    APIC がリーフ スイッチにも接続されている場合は、ACI ファブリックを自動的に開始することができます。

    オプションのコンソール/アウトオブバンド管理インターフェイスの設定

    オプションとして、監視やトラブルシューティング用のコンソールまたはアウトオブバンド管理インターフェイスを設定できます。 コンソールやアウトオブバンド管理インターフェイスの設定方法については、『Cisco ACI Getting Started Guide』を参照してください。

    トランシーバおよび光ケーブルのメンテナンス

    高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐためには、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保つ必要があります。 減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満でなければなりません。

    メンテナンスの際には、次の注意事項に従ってください。

    • トランシーバは静電気に敏感です。 静電破壊を防止するために、アースしたシャーシに接続している静電気防止用リスト ストラップを着用してください。

    • トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。

    • 未使用の光接続端子には、必ずカバーを取り付けてください。 埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、使用前に清掃してください。

    • コネクタの端に触れないように注意してください。 端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。

    • コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。 また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。 ウェット クリーニングとドライ クリーニングのいずれもが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順を参照してください。

    • 埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。