Cisco Prime Network Analysis Module ユーザ ガイド リリース 6.0
トラフィックのモニタリングと分析
トラフィックのモニタリングと分析
発行日;2014/04/07 | 英語版ドキュメント(2013/12/20 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

トラフィックのモニタリングと分析

[Traffic Summary] の使用方法

[Response Time Summary] の使用方法

[Site Summary] の使用方法

[Alarm Summary] の使用方法

サイトによる所在地または組織に合わせた導入

トラフィックの分析

サイト トラフィックの分析

アプリケーション

Hosts Detail

Host

Applications Detail

NetFlow Interface Traffic Analysis

DSCP の詳細

DSCP

カプセル化

URL Hits

収集された URL の表示

URL 収集リストのフィルタリング

詳細なトラフィック分析ビュー

サイトの詳細ビュー

サイト カンバセーションの詳細ビュー

アプリケーション詳細ビュー

アプリケーション グループの詳細ビュー

ホスト別アプリケーション トラフィックの詳細ビュー

上位アプリケーション トラフィックの詳細ビュー

ホストの詳細ビュー

ホスト カンバセーションの詳細ビュー

ネットワーク カンバセーションの詳細ビュー

DCSPs の詳細ビュー

トラフィック チャートの分析について

WAN の最適化

WAN 最適化の保障

最適化のための Top Talkers Detail を使用したトラフィックの分析

WAAS 最適化後のアプリケーション パフォーマンスの分析

トランザクション時間の比(クライアント エクスペリエンス)

トラフィック量と圧縮率の比較

平均同時接続数(最適化後とパススルー)を使用した容量の計画

Multi-Segment Network Time (Client LAN - WAN - Server LAN) を使用した使用率の最適化

複数のセグメント間での WAAS トラフィックのモニタリング

WAAS 単一セグメント トラフィックのモニタリング

応答時間の測定

アプリケーション応答時間

ネットワーク応答時間

サーバの応答時間

クライアント応答時間

クライアント/サーバ応答時間

Server Application Responses

Server Application Transactions

Server Network Responses

Client-Server Application Responses

Client-Server Application Transactions

Client-Server Network Responses

デバイス インターフェイス、状態、およびアプリケーション データの分析

インターフェイス情報の表示

ヘルス データの表示

スイッチ ヘルス オプション

ルータ ヘルス オプション

NBAR データの表示

メディアの分析

RTP Streams

RTP ストリーム データの理解

RTP ストリームのモニタリング

Voice Call Statistics

Calls Table

RTP Conversation

サイト MOS

NAM アプリケーション プログラミング インターフェイスの使用

トラフィックのモニタリングと分析

Cisco Prime Network Analysis Module には、ネットワーク トラフィック データのモニタリングおよび分析に役立つ複数のダッシュボードおよびツールが用意されています。 サマリー ビュー([Monitor] メニューで使用可能)でトラフィックを表示でき、より詳細な 分析 ビュー([Analyze] メニューで使用可能)を使用してさらに分析できます。

[Monitor] ダッシュボードを使用すると、ネットワーク トラフィック、アプリケーション パフォーマンス、サイト パフォーマンス、およびアラームを、ひと目でわかるように表示できます。そこから、応答時間に問題のあるアプリケーションなど、1 つのエリアを特定して [Analyze] ダッシュボードにドリルダウンし、さらに調査を行うことができます。

この章では、ネットワーク トラフィックのモニタリングと表示された情報の分析について説明します。

この章は次のトピックで構成されています。

「[Traffic Summary] の使用方法」

「[Response Time Summary] の使用方法」

「[Site Summary] の使用方法」

「[Alarm Summary] の使用方法」

「トラフィックの分析」

「WAN の最適化」

「応答時間の測定」

「デバイス インターフェイス、状態、およびアプリケーション データの分析」

「メディアの分析」

「NAM アプリケーション プログラミング インターフェイスの使用」

[Traffic Summary] の使用方法

[Traffic Summary] ダッシュボードを使用すると、[Top N Applications]、[Top N Application Groups]、[Top N Hosts (In and Out)]、[IP Distribution]、[Top N DSCP]、およびネットワーク上でモニタリングされている [Top N Encapsulations] を表示できます。これは、あらゆる潜在的なデータ ソース(たとえば、SPAN、NetFlow、および WAAS)からのトラフィックを自動的にモニタリングします.[Traffic Summary] ダッシュボードには、[Monitor] > [Overview] > [Traffic Summary] からアクセスできます。

左側にある [Interactive Report] を使用して情報をフィルタリングし、特定のサイト、データ ソース、VLAN、またはレポート作成時間の配布に絞り込むことができます。基準を 1 種類だけを指定して他の基準を空白にしたり、すべての基準を指定したりできます。また、[Interactive Report] からのレートまたは累積データを表示することもできます。ビットではなくバイトのシステム プリファレンスを設定するには、[Administration] > [System] > [Preferences] に移動します。

初めて Prime NAM にログインした場合のデフォルト ビューは、[Traffic Summary] ダッシュボードで、一番上のデータ ソースがデフォルトで選択されます。

次に説明する各ダッシュボードでは、任意の色付きバーを左クリックしてコンテキスト メニューを表示できます。そのメニューからは、その項目に関する詳細な情報を得ることができます。

このダッシュボードに表示されるチャートは次のとおりです。

Top N Applications

[Top N Applications] チャートは、[Interactive Report] のフィルタ選択(それぞれのデータ レートまたは累積)に応じて、トラフィック レート(1 秒あたりのビット数または 1 秒あたりのバイト数)やトラフィック量(ビットまたはバイト)を表示できます。色付きバーの上にカーソルを置くと、直前の時間間隔に収集された 1 秒あたりのバイト数または合計バイト数が表示されます。このチャートは、アプリケーション レベル(L7 ペイロード)のビットを報告します。

色付きバーを左クリックして、コンテキストメニューから [Capture] を選択すると、このデータのキャプチャを開始できます([Capture] の詳細については、 「パケットのキャプチャとデコード」 を参照)。

Top N Application Groups

このチャートには、上位 N アプリケーション グループの詳しい分析と、この間隔でのトラフィック レートまたはトラフィック量が示されます。[Interactive Report] では、[ rate ] または [ cumulative ] を選択できます。レートは 1 秒あたりのビット数で累積は合計ビット数です。

Top N Hosts (In and Out)

このチャートは、トラフィック レート(1 秒あたりのビット数または 1 秒あたりのバイト数)やトラフィック量(バイトまたはビット)を表示します。ホスト アクティビティに関するより具体的な詳細を得るには、色付きバーを左クリックし、選択を行います。または、コンテキスト メニューから [Capture] を選択し、このデータのキャプチャを開始できます([Capture] の詳細については、 「パケットのキャプチャとデコード」 を参照)。

IP Distribution

このチャートには、IP プロトコル(たとえば、IPv4 TCP)に配信されたバイトのパーセンテージが表示されます。


ヒント ビットからバイトに変更するには、[Administration] > [System] > [Preferences] の順に選択し、[Data displayed in] の選択を変更します。

Top N DSCP

このチャートには、上位 DSCP 集約グループの統計が表示されます。

Top N Encapsulations

このチャートには、時系列のカプセル化トラフィックが表示されます。VLAN を選択し、このチャート内から特定のカプセル化プロトコル(OTV、VxLAN、LISP などを含む)をフィルタリングして分析できます。また、特定の時間範囲でフィルタリングして、データを絞り込むことができます。デフォルトの時間範囲は 15 分です。

チャートを表形式で表示するには、チャートの左下隅にある [Show Chart/Show Table] 切り替えボタンを使用します。

データをグリッドとして表示すると、数値が [Administration] > [System] > [Preferences] で設定した内容に従って書式設定されます。そのページでは、表示する上位 N エントリの数を設定することもできます。

[Response Time Summary] の使用方法

NAM ソフトウェアでは、応答時間の測定機能や、さまざまなユーザ エクスペリエンスに関連するメトリックが提供されます。それらは、サービスを提供するサーバに、ユーザから送られてくるモニタリングとタイムスタンプのパケットを使用して計算されます。これらのアプリケーション応答時間のメトリックは、[Response Time Summary] ダッシュボード([Monitor] > [Overview] > [Response Time Summary])で表示できます。NAM4.x では、これは、インテリジェント アプリケーション パフォーマンス(IAP)分析と呼ばれていました。

NAM が開始されると、これらのメトリックに対して自動的にデータの入力が開始されます。[Response Time Summary] ダッシュボードに最初に移動すると、デフォルトで上位のデータ ソースが選択されます。このダッシュボードは、サイト、データ ソース、VLAN、または特定の期間に関するパフォーマンスの統計を表示します。

ウィンドウの左側にある [Interactive Report] ウィンドウを使用して、表示される情報のパラメータを変更します。チャートを表形式で表示するには、チャートの右下隅にある [Show Chart / Show Table] 切り替えボタンを使用します。

ダッシュボードのチャートには、次の情報が表示されます。

Top N Applications by Server Response Time

このチャートには、サイト内のアプリケーション、データ ソース、VLAN、またはサイト クライアント、あるいは、[Interactive Report] ウィンドウで選択したサーバに関するサーバの応答時間が表示されます。たとえば、[http] を選択すると、[Interactive Report] ウィンドウで選択したトラフィック カテゴリで示される http サーバの平均応答時間が表示されます。データは、マイクロ秒(μ)単位で表示されます。

Top N Site-to-Site Network Time

このチャートには、選択したカテゴリに含まれるクライアント サイトとサーバ サイト間の上位のネットワーク時間が表示されます。データは、マイクロ秒単位で表示されます。

Top N Servers By Server Response Time

このチャートには、応答時間が最長(上部に表示される項目)のサーバを示すことにより、サーバのパフォーマンスの善し悪しを表示できます。データは、マイクロ秒単位で表示されます。

Top N Servers By Bits (or Bytes)

このチャートには、上位のサーバの合計ビット数またはトラフィック レートが表示されます。[Administration] > [System] > [Preferences] から、NAM データをビットまたはバイトのいずれで表示するかを選択できます

Top N Clients By Transaction Time

このチャートには、クライアントごとのトランザクション時間が表示されます。応答時間が最も長いクライアントが上位に表示されます。データは、マイクロ秒単位で表示されます。

Top N Clients By Bits (or Bytes)

このチャートには、上位のクライアントの合計ビット数またはトラフィック レートが表示されます。

[Site Summary] の使用方法

[Site Summary] ダッシュボード([Monitor] > [Overview] > [Site Summary] の順に選択するとアクセスできる)には、ネットワーク内のサイトに関する情報が表示されます。ウィンドウの左側にある [Interactive Report] を使用して、表示される情報を変更できます。サイトの詳細については、 サイトの設定を参照してください。

[Alarm Summary] ダッシュボードに表示されるチャートは次のとおりです。

Top N Sites by Average Transaction Time

このチャートには、サイト別の平均トランザクション時間が表示されます。

Top N Site Pairs by Traffic

このチャートには、サイト間の上位のトラフィックが表示されます。

Top N Sites by Average MOS

このチャートには、平均値が最も高い平均オピニオン評点(MOS)を持つサイトが表示されます。

MOS は、通常、1 ~ 5 の範囲であり、伝送の知覚品質を示します。ここで、1 は最低の知覚品質で、5 は最高の知覚品質の測定値を表します。MOS は期間に応じて重み付けされます。

Top N Sites by Traffic

このチャートには、トラフィック量が最も多い(最もアクティブな)サイトが表示されます。これは、特定のサイトに属するホストの送信または受信のトラフィックすべての合計です。つまり、このトラフィックにはサイト内のトラフィックも含まれます。

チャートを表形式で表示するには、チャートの右下隅にある [Show Chart / Show Table] 切り替えボタンを使用します。

[Alarm Summary] の使用方法

[Alarm Summary] ダッシュボード([Monitor] > [Overview] > [Alarm Summary] の順に選択するとアクセスできる)には、ネットワーク内で発生する上位のアラームが表示されます。

特定の期間のネットワーク トラフィック情報を表示するには、ウィンドウの左側にある [Interactive Report] を使用します。[Interactive Report] の [Severity Selector] では、重大度が高いアラームのみ、重大度が低いアラームのみ、または重大度が高いアラームと低いアラームの両方を表示するように選択できます(これらの設定は、[Setup] > [Alarms] > [Thresholds] から行えます)。また、[Time Range] ドロップダウン メニューから目的の時間を選択するか、時間範囲をカスタマイズできます。

[Alarm Summary] ダッシュボードの任意のチャート上で、色付きバーをクリックしてコンテキスト メニューを表示することでさらに多くの情報を入手できます。

アラームまたはしきい値を設定しない場合、[Alarm Summary] ダッシュボードにはデータが表示されません。アラームおよびしきい値を設定する方法については、「アラームおよびアラームしきい値の設定」を参照してください。


) 次のような場合、発生原因が同じアラームが 2 回通知される可能性があります。
- 送信元と宛先の両方が、[Top N Site - Host Pair] チャート内の同じサイトにある場合。
- 送信元と宛先の両方が、[Top N Site] チャート内の同じサイトにある場合。
- 送信元と宛先の両方が、[Top N Site - Application Pair] チャート内の同じアプリケーションを使用する同じサイトにある場合。



) アプリケーションを含むしきい値が設定されていない場合(例:応答時間しきい値またはアプリケーションしきい値)、[Top N Site - Application] および [Top N Application] にはデータが含まれません。


NetFlow インターフェイス アラームはすべてのサイトに関連していないので、[Alarm Summary] ダッシュボードの 4 色のサイト アラーム チャートに表示されません。その代わり、このウィンドウの下部にある [New Alarms Raised] テーブルと [Last 50 Alarms] テーブルには、発生した NetFlow インターフェイス アラームが含まれます。

[Alarm Summary] ダッシュボードに表示される 5 つのチャートは次のとおりです。

Top N Sites by Alarm Count

このチャートには、選択した時間範囲内でアラームが最もトリガーされた上位の N サイト(最大 10)が一覧表示されます。しきい値が設定されていない場合、このチャートにはデータがありません。チャートの下部にある番号は、アラームの数です。

しきい値は、[Setup] > [Alarms] > [Thresholds] から設定できます。上位 N のエントリは、[Administration] > [System] > [Preferences] から設定できます。

Top N Hosts by Site and Alarm Count

このチャートには、選択した時間範囲に含まれる、サイト:ホストのペアによって全サイトにわたるホスト向けにトリガーされたアラーム メッセージの数が表示されます。

Top N Applications by Alarm Count

このチャートには、選択した時間範囲に含まれる、すべてのサイトにわたるアプリケーション向けのアラームの数が表示されます。

Top N Applications by Site and Alarm Count

このチャートには、選択した時間範囲に含まれる、アプリケーションとサイトのペアによるアラームの最大トリガ数が表示されます。

New Alarms Raised

[New Alarms Raised] テーブルには、[Interactive Report] ウィンドウで選択した間隔の間に発生したすべてのアラームが表示されます。一部のアラームは期間外に発生した可能性がありますが、まだ発生中の可能性もあります。

[Filter] ドロップダウン メニューを使用してアラームをフィルタリングできます。

Last 50 Alarms

[Last 50 Alarms] テーブルには、[Interactive Report] ウィンドウで選択した間隔の間に発生したアラームが表示されます。一部のアラームは期間外に発生した可能性がありますが、まだ発生中の可能性もあります。 表 B-42 を参照してください。

下部にある [All Alarms] ボタンをクリックして別のウィンドウを開くことで、50 個すべてのアラームを画面のスクロールなしで表示できます。

このウィンドウおよび [All Alarms] ウィンドウの両方で [Filter] ボタンを使用して、入力した基準を満たすアラームだけを表示することもできます。

 

サイトによる所在地または組織に合わせた導入

Prime NAM では、パフォーマンス統計情報を集約し、整理できるサイトを定義できます。ネットワーク分析データのビューを特定の都市、建物、または建物の階に制限するには、サイト機能を使用できます。

図 4-1 は、ネットワーク内のさまざまな場所にある複数のデータ ソースを分析する集中型 NAM の導入形態を図示したものです。

図 4-1 サイト レベルでの集約

このような導入形態の場合には、SanJose-Campus、SanJose-Datacenter、NewYork-NetFlow-Bldg1、NewYork-WAAS-Bldg2 など複数のサイトを作成できます。サイト設定に一致しないデータは、デフォルト サイトに表示されます。これにより、モニタリングおよびトラブルシューティングに関するビューや情報が区分けされるため、目的の特定領域にドリルダウンできます。

また、サイトを定義する際には複数タイプのデータ ソースを指定することも可能です。その場合には、すべてのネットワーク トラフィックを集約して表示できます。

事前定義された Unassigned Site を使用すると、ユーザ定義のサイトを設定することなく NAM を簡単に起動できます。いずれのユーザ定義サイトにも属さないホストは、自動的に Unassigned Site の所属となります。

[Setup] > [Network] > [Sites] を選択して、サイトを作成、表示、編集できます。Unassigned Site は変更できません。

インタラクティブ ダッシュボードは、San Jose または New York サイトにドリル ダウンして上位のアプリケーション、ホスト、カプセル化、DSCP、アプリケーション応答時間を調べるために使用できます。

ダッシュボードの各チャートから、コンテキスト メニューにアクセスすると、さらにドリル ダウンして詳細なアプリケーション、ホスト、カンバセーションのトラフィックなどのデータを分析できます。

トラフィックの分析

Prime NAM では、グラフ、チャート、および詳細ビューを使用してネットワーク トラフィック データを分析する多くの方法が提供されています。

次の情報を検索するには、下のリンクを使用してください。

「サイト トラフィックの分析」

「アプリケーション」

「Host」

「NetFlow Interface Traffic Analysis」

「DSCP」

「カプセル化」

「URL Hits」

「詳細なトラフィック分析ビュー」

「トラフィック チャートの分析について」

サイト トラフィックの分析

選択した期間の特定のサイトに関するトラフィック レベルを表示するには、[Analyze] > [Traffic] > [Site] を使用します。次も表示することができます。

時間の経過に伴うサイト トラフィックのグラフ

詳細なデータを表示するサイト カンバセーションのリンク

選択した期間にトラフィックを送受信する上位のホスト

アプリケーションの配信:NAM がこの期間にこのサイトのアプリケーション トラフィックの量を分類する基準を示します。

 

アプリケーション

[Application Analysis] ウィンドウには、選択した期間の特定のアプリケーションに関するトラフィック レベルが表示されます。これは、[Analyze] > [Traffic] > [Application] のメニュー オプションから利用できます。次のものを表示します。

時間の経過に伴うサイト トラフィックのグラフ

選択した期間中、そのアプリケーションでトラフィックを送受信する上位のホスト

Application Configuration:NAM がパケットをそのアプリケーションとして分類する基準を表示します。通常、この基準はアプリケーションを識別する TCP か UDP、またはその両方のリストです。一部のアプリケーションは、ヒューリスティックまたはその他の状態ベースのアルゴリズムによって識別されることに注意してください。

Hosts Detail

[Top N Hosts - Traffic In] グラフや [Top N Hosts - Traffic Out] グラフでは、色のついたバーを左クリックしてコンテキスト メニューを開き、[Hosts Detail] を選択して [All Hosts] ウィンドウとすべてのホストの詳細情報を見ることができます。 表 B-40 では、このウィンドウ内のフィールドについて説明します。

Host

[Host Traffic Analysis] ウィンドウには、時間の経過に伴う特定のホストの入力と出力の概要が表示されます。これは、[Analyze] > [Traffic] > [Host] のメニュー オプションから利用できます。次の内容が表示されます。

時間の経過に伴うホストの入力および出力トラフィック

選択した間隔にわたるホストの上位 N のアプリケーション アクティビティ

ホストのアプリケーションの合計使用状況の分布

Applications Detail

[Top N Applications] グラフでは、色のついたバーを左クリックしてコンテキスト メニューをひらき、[Applications Detail] を選択して [All Applications] ウィンドウとすべてのアプリケーションの詳細情報を見ることができます。 表 B-33 では、このウィンドウ内のフィールドについて説明します。

 

NetFlow Interface Traffic Analysis

Netflow パケットを NAM にエクスポートしているスイッチまたはルータの個々のインターフェイス用に収集したデータを表示するには、[NetFlow Interface Analysis] ページを使用します。表示される情報は、収集が作成された以降か、NAM が再起動された以降に収集された、合計データを表します。

はじめる前に

1. 既存の NetFlow データ エクスポート(NDE)データ ソースに自動作成が有効になっていることを確認します。NDE データが NAM に送信されると、NDE データ ソースが作成されます。

2. NDE データ ソースを編集して、SNMP クレデンシャルを入力し、NAM が正しくルータ/スイッチ インターフェイス情報を問い合わせられるようにします。[Setup] > [Traffic] > [NAM Data Sources] に移動します。詳細については、「Web GUI を使用した NetFlow データ ソースの作成」またはhtml?bid=0900e4b183919d1d#33517" CLASS="cXRef_Color">「CLI を使用した NetFlow データ ソースの作成」を参照してください。

3. [NetFlow Interface Capacity] ページ([Setup] > [Network] > [NDE Interface Capacity])を開いて、すべての情報が入力されていることを確認します。

NetFlow インターフェイス分析の確認方法:


ステップ 1 [Analyze] > [Traffic] > [NDE Interface] を選択します。デフォルト ビューは [Interface] ビューです。

ステップ 2 チャート内のトラフィックを表示するには、[Interface Selector] からインターフェイスを選択します。NetFlow データ ソース名の左側にある矢印アイコンをクリックし、すべてのインターフェイスを表示して、データを表示するインターフェイスを選択します。

[Group View] タブに移動すると、すべてのインターフェイスおよび NetFlow データ ソースが 2 つの静的グループにグループ分けされているのがわかります。各グループからインターフェイスを組み合わせて選択し、[Submit] をクリックできます。そうすると、右側のチャートでは、メトリックがまとめられ、グループごとに表示されます。


) チャートにデータが表示されず、「Interface needs to be selected」というメッセージが表示される場合は、まだインターフェイスが選択されていません。


いったんインターフェイスを選択すると、次のチャートにデータが入力されます。

Interface Traffic (Ingress % Utilization and Egress % Utilization)

Top N Applications - Ingress

Top N Applications - Egress

Top N Hosts - Ingress

Top N Hosts - Egress

Top N DSCP Aggr - Ingress

Top N DSCP Aggr - Egress

インターフェイス速度は [Interface capacity table] によって手動で入力するか、あるいは、データ ソース テーブルに NetFlow デバイスの SNMP 設定が入力されている場合は自動的に設定することができます。


 

DSCP の詳細

[Top N DSCP Aggr - Ingress] グラフおよび [Top N DSCP Aggr - Egress] グラフでは、色のついたバーを左クリックしてコンテキスト メニューを開き、[DSCP Detail] を選択して [All DSCP] ウィンドウを見ることができます。このウィンドウは、メニューから [Analyze] > [Traffic] > [DSCP Traffic] を選択し、右側にある [All DSCP] ボタンをクリックしても、表示されます。

表 B-39 は、[All Applications] ウィンドウに表示されるフィールドとその説明をまとめたものです。

DSCP

差別化サービスのモニタリング(DiffServ)は、差別化サービス コード ポイント(DSCP)値のネットワーク トラフィック使用状況をモニタするように設計されています。

DSCP グループをモニタリングするには、少なくとも 1 つの集約プロファイルと、各プロファイルに関連付けられた 1 つまたは複数の集約グループを設定する必要があります。集約プロファイルを設定する方法の詳細については、「DSCP グループの設定」を参照してください。

[Analyze] > [Traffic] > [DSCP Traffic Analysis] に移動すると、DSCP 情報をモニタできます。提供されるデータは次のとおりです。

選択した DSCP グループに関する、時間の経過に伴うトラフィック量

上位 N のアプリケーションとその DSCP グループを使用するアプリケーション グループ

その DSCP グループでトラフィックを送受信する上位 N のホスト

カプセル化

Prime NAM が収集したカプセル化トラフィックを分析できます(セットアップに関しては、「カプセル化のフィルタリング」 を参照)。この項では、次の使用例について説明します。

収集されたカプセル化データの表示:「収集された URL の表示」 を参照してください

さまざまなカプセル化のフィルタリング:「URL 収集リストのフィルタリング」 を参照してください

URL Hits

NAM が収集した URL を分析できます(セットアップに関しては、「URL 収集の設定」を参照)。

これは、ネットワークで使用されている URL を決定し、それらの URL に関連付けられているアプリケーションを調べる上で役立ちます。

ここでは、次の手順について説明します。

収集された URL の表示

URL 収集リストのフィルタリング

収集された URL の表示

収集された URL を表示し、任意で URL ベースのカスタム アプリケーションを作成する方法:


ステップ 1 [Analyze] > [Traffic] > [URL Hits] を選択します。

収集された URL を含む [URL Hits] ウィンドウが表示されます。 表 4-1 では、カラムについて説明しています。

 

表 4-1 URL のテーブル

フィールド
説明
Index

URL インデックス

URL

URL テキスト

Hits

ヒット数


) 同時にアクティブになれる URL 収集リストは 1 つのみです。データ ソースは、情報目的でのみ使用されます。


ステップ 2 URL ベースのカスタム アプリケーションを作成するには、[Create URL-Based Application] をクリックします。

[URL-Based Applications] ウィンドウの詳細については、 表 B-29 を参照してください。


 

URL 収集リストのフィルタリング

URL 収集リストをフィルタするには、次の操作を行います。


ステップ 1 [URLs] ウィンドウ([Analyze] > [Traffic] > [URL Hits])のドロップダウン リストから、URL のどの部分をフィルタするのかを選択します。

URL :URL の任意の部分をフィルタできます

Host :このフィルタは、収集された URL のホスト部分にのみ適用されます。

Path :このフィルタは、収集された URL のパスの部分のみに適用されます。

Arguments :このフィルタは、収集された URL の引数部分にのみ適用されます。

ステップ 2 フィルタ文字列を入力します。

ステップ 3 [Filter] をクリックしてフィルタを適用します。


) 表示フィルタを削除し、収集されたすべての URL を表示するには、[Clear] をクリックします。



 

サイトの詳細ビュー

各サイト(すべての未割り当てサイトを含む)のデータを表示し、1 秒あたりのパケット数および 1 秒あたりのビット数の詳細を確認します。特定の属性を正確に示すためにインタラクティブ レポート フィルタを使用します。このデータに対するフィルタの時間制限はありません。

サイト カンバセーションの詳細ビュー

すべてのサイトまたは選択したサイトのサイト トラフィックを表示します。2 つのデバイス間のサイト トラフィック データを正確に示すには、インタラクティブ レポート フィルタを選択します。

アプリケーション詳細ビュー

[All Applications] ウィンドウおよびすべてのアプリケーションに関する詳細情報を表示し、特定のアプリケーションまたはその他のフィルタ属性でフィルタリングするには、インタラクティブ レポート フィルタを使用します。

アプリケーション グループの詳細ビュー

[All Application Groups] ウィンドウおよびすべてのアプリケーション グループに関する詳細情報を表示するには、[Top N Application Groups] チャートの色付きバーを左クリックしてコンテキスト メニューを表示し、[Application Groups Detail] を選択します。 表 B-34 は、[All Applications] ウィンドウに表示されるフィールドとその説明をまとめたものです。

ホスト別アプリケーション トラフィックの詳細ビュー

発生した特定のアプリケーションのトラフィックをアプリケーションを使用している個々のホストごとに表示します。表示する期間や、アプリケーション、サイト(オプション)、データソース(オプション)、および VLAN(オプション)を指定できます。

NAM がサポートするのは、[Host Conversations]、[Network Conversation]、[RTP Streams]、[Voice Calls Statistics]、[Calls Table]、および [RTP Conversations] の 1 時間のフィルタの最大時間範囲のみです。

上位アプリケーション トラフィックの詳細ビュー

選択した期間、および指定したサイトかデータ ソース(またはその両方)に関するトラフィック レートによる上位のアプリケーションを表示します。

上位アプリケーション トラフィックの詳細ビューには、時間間隔内に実行されているすべてのアプリケーションが表示されます。色分けされた凡例は、どのようなアプリケーションが実行されているを示します。

[Display Other] チェックボックス([Top Application Traffic] という見出しの下にある)は、N リストにないアプリケーションのデータに対応しています。このチェックボックスをオンにした場合、チャートは N 個のアプリケーションのデータに加えて 他の データを表示します。

任意のデータ点の上にカーソルを置くと、実行されているアプリケーションごとの正確な値に関する詳細を取得できます。

ホストの詳細ビュー

時間の経過に伴う特定のホストの入力および出力を表示します。表示される情報のパラメータを変更するには、[Interactive Report](ウィンドウの左側)の [Filter] ボタンを使用します。

ホスト カンバセーションの詳細ビュー

特定のホストのすべてのカンバセーションの詳細リストを表示します。

次のデータを表示できます。

アプリケーション、カプセル化、およびトラフィック レート情報を含む、選択したホストとの間でパケットを送受信しているホストのテーブル。

選択したホストのアプリケーションの使用状況の内訳。

表示される情報のパラメータを変更するには、[Interactive Report](ウィンドウの左側)の [Filter] ボタンを使用します。

NAM がサポートするのは、[Host Conversations]、[Network Conversation]、[RTP Streams]、[Voice Calls Statistics]、[Calls Table]、および [RTP Conversations] の 1 時間のフィルタの最大時間範囲のみです。

ネットワーク カンバセーションの詳細ビュー

すべてのネットワーク カンバセーション(パケットとバイトの情報を含む)の詳細な分析を表示します。

表示される情報およびターゲット データを変更するには、[Interactive Report] の [Filter] ボタンを使用します。

NAM がサポートするのは、[Host Conversations]、[Network Conversation]、[RTP Streams]、[Voice Calls Statistics]、[Calls Table]、および [RTP Conversations] の 1 時間のフィルタの最大時間範囲のみです。

DCSPs の詳細ビュー

DiffServ コード ポイント(DSCP)値のすべてのネットワーク トラフィック使用状況詳細な分析を表示します。[Analyze] > [Traffic] > [Detailed Views] > [DSCPs] を選択します。

表示される情報およびターゲット データを変更するには、[Interactive Report] の [Filter] ボタンを使用します。

トラフィック チャートの分析について

[Analyze] メニューの下で使用できるチャートは、時間の経過に伴って発生する統計情報を表示します。次に示すように、ズーム/パン機能を使用して、開始または終了をドラッグして時間間隔または分散を変更できます。

 

ズーム/パン チャート上で時間間隔が変更されると、ウィンドウの下部のチャートに表示されているデータに影響がおよびます。ズーム/パンの時間間隔は、ドリルダウンのナビゲーションにも影響をおよぼします。ズーム/パンの時間間隔が変更されると、そのダッシュボードからのコンテキスト メニューのドリルダウンにズーム/パンの時間間隔が使用されます。


) ズーム/パンできるバー チャートでは、各ブロックは前の間隔の間に収集されたデータを表します(各ブロックの下に表示されるタイムスタンプは時間範囲の終了です)。したがって、目的のデータをウィンドウの下のチャートに入力するには、予想よりもさらに 1 ブロック、ズーム/パンをドラッグする必要がある場合があります。


WAN の最適化

Prime NAM により、展開前と展開後のシナリオ向けに WAN トラフィックを圧縮および最適化する WAN の最適化機能を理解できます。これは、最適化されたトラフィックおよびパススルー トラフィックに適用されます。

WAN 最適化作業は、次のとおりです。

「WAN 最適化の保障」

「最適化のための Top Talkers Detail を使用したトラフィックの分析」

「WAAS 最適化後のアプリケーション パフォーマンスの分析」

「複数のセグメント間での WAAS トラフィックのモニタリング」

「WAAS 単一セグメント トラフィックのモニタリング」


) WAAS のデータをモニタするには、WAAS の正しいデータソースを選択する必要があります。


WAN 最適化の保障

アプリケーションが最適に実行されるようにするには、次の手順の概要を使用して最良の処置を決定します。

アプリケーション パフォーマンスの課題のあるサイトを識別します

アプリケーション パフォーマンスを定量化します

WAN 最適化の影響を検証します

WAN 最適化の継続的なモニタリングを行います。

最適化された WAN トラフィックをトラブルシューティングします

WAN が最適化されていることを確認するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 アプリケーション パフォーマンスの課題のあるサイトを識別するには、[Monitor] > [Site Summary] を選択します。

サイトが識別されない場合は、不明サイトのカテゴリを使用するか、または、サイトを作成する方法について確認するために、「サイトの設定」 を参照できます。

ステップ 2 最高平均トランザクション時間および最高トラフィック レートのサイトを検索します。

ステップ 3 アプリケーション パフォーマンスを定量化するには、次の手順を実行します。

a. [Monitor] > [Response Time Summary] を選択します。

b. 特定の場所および異なる時間範囲(1 日と 1 週間)などの重要な領域を対象とするフィルタを設定します。これにより、分析するデータに正確に焦点を当てることができます。

c. サーバ応答時間が最高のアプリケーションを右クリックして、[Analyze Application Response Time] を選択します。

d. インタラクティブ フィルタを使用して、フィルタの時間範囲を指定します。考えられるピーク時間を考慮に入れて、1 日の範囲以上でデータを表示することを推奨します。

e. 低パフォーマンスのアプリケーションを識別し、ネットワーク タイム、サーバ応答時間、およびデータ転送時間によって応答時間を定量化します。

ステップ 4 WAN 最適化の影響を検証するには、次の手順を実行します。

a. [Analyze] > [WAN Optimization] > [Application Performance Analysis] の順に選択します。

b. WAN Opt Impact 分析フィルタ(左側のペイン)最小化します。

c. アプリケーションの 1 つを最適化した結果を表示します(たとえば、HTTP ブラウザを使用して、トランザクション時間が短縮されてエンド クライアント エクスペリエンスが改善されているかどうか、圧縮率が軽減されて WAN の使用状況が改善されているかどうか、平均同時接続数が減少し、接続の再利用によってサーバの使用状況が改善されているかどうかを判断します)。

ステップ 5 WAN 最適化の継続的なモニタリングを実行し、最適化された WAN トラフィックをトラブルシューティングするには、次の手順を実行します。

a. [Analyze] > [Conversation Multi Segment] を選択します。

b. サーバ、WAN、およびクライアント ネットワーク セグメントの遅延および帯域幅の測定の詳細を表示します。


 

最適化のための Top Talkers Detail を使用したトラフィックの分析

WAAS デバイスを展開するプロセスの中で、WAAS の計画と設定に役立つデータを取得できます。

このウィンドウを使用すると、WAAS 最適化前の WAN データ ソースからの上位のアプリケーション、ネットワーク リンク、クライアント、およびサーバの応答時間および同時接続数を表示することができます。

最適化のために Top Talkers Detail を使用してトラフィックを分析するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [Analyze] > [WAN Optimization] > [Top Talkers Detail] を選択し、最適化のために分析するトラフィックを選択するために [Interactive Report] ウィンドウを使用してデータをフィルタリングします。

データ ソースが SPAN、PA、または WAAS の場合、パケット ヘッダーを含みません。データ ソースが NetFlow の場合、パケット ヘッダーを含みます。


) [Administration] > [System] > [Preferences] から、NAM データをビットまたはバイトのいずれで表示するかを選択できます。


次に、その結果に基づいて、WAAS 製品を設定してネットワークを最適化できます。


 

関連項目

「新しい WAAS デバイスのデータ ソースの追加」

「グローバル キャプチャ設定について」

「システム設定のリセット」

WAAS 最適化後のアプリケーション パフォーマンスの分析

WAN 最適化を使用すると、WAAS 最適化後の WAN データ ソースからの応答時間、同時接続数、トラフィック量および圧縮率を表示できます。WAAS トラフィックを分析するには、[Analyze] > [WAN Optimization] > [Application Performance Analysis] の順に選択します。

この分析に関連付けられているタスクは次のとおりです。

「トランザクション時間の比(クライアント エクスペリエンス)」

「トラフィック量と圧縮率の比較」

「平均同時接続数(最適化後とパススルー)を使用した容量の計画」

「Multi-Segment Network Time (Client LAN - WAN - Server LAN) を使用した使用率の最適化」

トランザクション時間の比(クライアント エクスペリエンス)

このチャートを使用してクライアント トランザクション時間を比較できます。それには、クライアントの平均トランザクション時間が表示されます。1 つの線がパススルー トラフィック(最適化がオフになっている)を表し、2 つめの線が最適化されたトラフィックを表します。一定期間に最適化を設定したら、2 つの線を比較し、チャート内で垂直に落ち込んでいる場所を確認できます。データは、マイクロ秒単位で表示されます。

トラフィック量と圧縮率の比較

このチャートを使用して、圧縮前のビット数と圧縮後のビット数との間の帯域幅の減少率を比較できます。

平均同時接続数(最適化後とパススルー)を使用した容量の計画

指定時間中の同時接続数を使用して、ピークおよびオフ期間の識別に役立てることができます。この情報は、容量を計画するときに使用できます。

Multi-Segment Network Time (Client LAN - WAN - Server LAN) を使用した使用率の最適化

遅いパフォーマンスの問題を識別するために、複数セグメント間でのネットワーク時間を使用できます。データは、マイクロ秒単位で表示されます。

複数のセグメント間での WAAS トラフィックのモニタリング

複数のセグメント間で WAAS トラフィックをモニタするには、[Conversation Multiple Segments] ウィンドウを使用します。このウィンドウでは、異なるデータ ソースの相関データが示され、ユーザは、複数の WAAS セグメント(データ ソース)の応答時間メトリックを参照し、比較できます。このウィンドウには、[Analyze] > [WAN Optimization] > [Conversation Multi-segments] からアクセスできます。

このウィンドウには、該当するセグメントからの、選択されたサーバまたはクライアントとサーバのペアのネットワーク時間、サーバの応答時間、およびその他のメトリックが表示されます。すべてのセグメントの関連するメトリックは、クライアントとサーバのカンバセーションごとに 1 行に結合されます。

WAAS 単一セグメント トラフィックのモニタリング

単一のセグメントで WAAS トラフィックをモニタするには、[Conversation Single-Segments] ウィンドウを使用して異なるデータ ソースからのデータを表示するか、または異なる WAAS セグメント(データ ソース)からの応答時間メトリックを表示および比較します。このウィンドウには、[Analyze] > [WAN Optimization] > [Conversation Single-Segment] からアクセスできます。

このウィンドウには、選択されたサーバまたはクライアントとサーバのペアのネットワーク時間、サーバの応答時間、およびその他のメトリックが表示されます(セグメントごとに 1 行)。

応答時間の測定

NAM では、クライアントとサーバとの間の TCP パケット フローがモニタリングされ、応答時間データが測定されて、アプリケーション応答時間(ART)およびネットワークの遅延が、よりわかりやすく提示されます。Prime NAM の応答時間モニタリングによって、エンドツーエンドの応答時間が提示され、ユーザは、潜在的なネットワーク遅延およびアプリケーション遅延を見つけやすくなります。


) Prime NAM では、IPv6 の応答時間モニタリングをサポートします。


ユーザは、アプリケーション パフォーマンスを改善するため、ネットワーク時間、クライアントの応答時間、サーバの応答時間、および合計のトランザクション時間を測定するように NAM を設定できます。図 4-2 に、ユーザがモニタできるデータおよびトリップ時間が NAM によって収集される、ネットワーク パケット フローのさまざまなポイントを示します。これは、測定値のサブセットのみを表す一例です。

図 4-2 NAM のアプリケーション応答時間の測定

 

図 4-3 に、アプリケーション応答時間に対する合計トランザクション時間を示します。

図 4-3 応答時間に対するトランザクション時間の測定

 

表 B-35 に、Prime NAM によって測定される ART メトリックのリストを示し、説明します。

 

アプリケーション応答時間のメトリックは、[Response Time Summary] ダッシュボード([Monitor] > [Response Time Summary])から利用できます。ここでは、データの概要ビューを表示できます。

時間の経過に伴って応答時間データを分析するには、[Analyze] > [Response Time] にあるから選択します。

「アプリケーション応答時間」

「ネットワーク応答時間」

「サーバの応答時間」

「クライアント応答時間」

「クライアント/サーバ応答時間」

[Analyze] > [Response Time] > [Detailed Views] に移動すると、次のいずれかを選択できます。それぞれに応答イベントの詳細リストが含まれています。

「Server Application Responses」

「Server Application Transactions」

「Server Network Responses」

「Client-Server Application Responses」

「Client-Server Application Transactions」

「Client-Server Network Responses」

アプリケーション応答時間

[Application Analysis] ウィンドウでは、時間の経過に伴う特定のアプリケーションのパフォーマンスを表示できます。このウィンドウには、[Analyze] > [Response Time] > [Application] からアクセスできます。

[Transaction Time] チャートには、選択したアプリケーションのトランザクションの平均時間が表示されます。これは、ネットワーク時間、サーバ応答時間、およびデータ時間という 3 つのコンポーネントに分割されます。

[Other Metrics] チャートを使用すると、[Metric1] および [Metric2] ドロップダウンから目的のメトリックを選択して、時間の経過に伴う情報を表示できます。

次は、[Top Clients] および [Top Servers] のチャートです。これらのチャートには、選択したアプリケーションのほとんどのトラフィックがとともに、クライアントおよびサーバが表示されます。


) [Administration] > [System] > [Preferences] から、NAM データをビットまたはバイトのいずれで表示するかを選択できます。


ネットワーク応答時間

クライアント サイトとサーバ サイトを選択すると、チャートに、クライアント サイトとサーバ サイト間のネットワーク リンクのトランザクション時間が表示されます。これには、[Analyze] > [Response Time] > [Network] からアクセスできます。


) アプリケーションを指定しないと、チャートには、トランザクション時間ではなくネットワーク時間が表示されます。


[Other Metrics] チャートを使用すると、[Metric1] および [Metric2] ドロップダウンから目的のメトリックを選択して、サイト間のネットワーク リンクに関する情報を表示できます。

[Top Clients] および [Top Servers] チャートには、ネットワーク リンク経由で通信する上位のクライアントとサーバが表示されます(ビットまたはバイト単位)。

サーバの応答時間

左側の [Interactive Report] から [Client Site] および [Server Site] を選択し、分析するサーバの IP アドレスを入力します。[Server Transaction Time Composition] チャートには、ネットワーク時間、サーバ応答時間、データ時間、およびトランザクション時間が表示されます。

[Other Metrics] チャートを使用すると、[Metric1] および [Metric2] ドロップダウンから目的のメトリックを選択して、サーバのパフォーマンスに関する情報を表示できます。

[Top Client] には、選択したサーバと通信する上位のクライアントが表示され、[Server Top Clients Sites] には上位のクライアント サイト(トラフィック ビット)が表示されます。


) [Administration] > [System] > [Preferences] から、NAM データをビットまたはバイトのいずれで表示するかを選択できます。


クライアント応答時間

[Interactive Report Filter] にクライアントの IP アドレスとアプリケーションを入力したら、[Client Transaction Time Composition] チャートで、そのクライアントのトランザクション時間を分析できます。

[Other Metrics] チャートを使用すると、[Metric1] および [Metric2] ドロップダウンから目的のメトリックを選択して、時間の経過に伴うクライアントのパフォーマンスを表示できます。

[Clients Top Applications] チャートには、選択したクライアントによって最も使用されているアプリケーションが表示され、[Top Servers] チャートには、クライアントによって最も使用されているサーバが表示されます。

クライアント/サーバ応答時間

[Interactive Report] にクライアントの IP アドレスとサーバの IP アドレスを入力したら、[Client-Server Transaction Composition Over Time] チャートで、選択したクライアントとサーバ間のトランザクション時間を分析できます。

[Other Metrics] チャートを使用すると、[Metric1] および [Metric2] ドロップダウンから目的のメトリックを選択して、クライアント/サーバのトランザクション情報を表示できます。

Server Application Responses

[Analyze] > [Response Time] > [Detailed Views] > [Server Application Responses] の順に選択すると、[Server Application Responses] テーブルが表示されます。

データの列をクリックすると、[Response Time Details] を選択して詳細を表示できます。

表 B-43 に、[Server Application Responses] ウィンドウの各フィールドの定義を示します。

Server Application Transactions

[Analyze] > [Response Time] > [Detailed Views] > [Server Application Transactions] の順にクリックすると、[Server Application Transaction] ウィンドウが表示されます。

[Server Application Transactions] ウィンドウでは、サーバ アプリケーション トランザクション応答時間(ART)ごとの要約が示され、サーバ IP アドレス、使用されるアプリケーション、および、次の時間についての、最小応答時間、平均応答時間、最大応答時間が表示されます。

アプリケーション応答時間

データ転送時間

再送信時間

ラウンドトリップ時間


) NAM では、TCP 3 ウェイ ハンドシェイクを使用して、ネットワークの遅延が計算されます。ポーリング間隔の間に新たな TCP 接続がない場合、NAM GUI では、その間隔で遅延データがないことを示す遅延値に、ダッシュ記号(-)が表示されます。


表 B-44 に、[Server Application Transactions] ウィンドウの各フィールドの定義を示します。

Server Network Responses

[Server Network Responses] ウィンドウには、サーバとスイッチとの間の、ネットワークの接続と応答について表示されます。[Analyze] > [Response Time] > [Detailed Views] > [Server Network Responses] からアクセスできます。


) NAM では、TCP 3 ウェイ ハンドシェイクを使用して、ネットワークの遅延が計算されます。ポーリング間隔の間に新たな TCP 接続がない場合、NAM GUI では、その間隔で遅延データがないことを示す遅延値に、ダッシュ記号(-)が表示されます。


表 B-45 に、[Server Network Response Times] ウィンドウの各フィールドの定義を示します。

Client-Server Application Responses

[Analyze] > [Response Time] > [Detailed Views] > [Client-Server Application Responses] の順にクリックすると、[Client-Server Application Responses] ウィンドウが表示されます。

[Client-Server Application Responses] ウィンドウが表示されます。 表 B-36 に、[Client-Server Application Responses] ウィンドウの各フィールドの定義を示します。


) NAM では、TCP 3 ウェイ ハンドシェイクを使用して、ネットワークの遅延が計算されます。ポーリング間隔の間に新たな TCP 接続がない場合、NAM GUI では、その間隔で遅延データがないことを示す遅延値に、ダッシュ記号(-)が表示されます。


Client-Server Application Transactions

[Client-Server Application Transactions] ウィンドウでは、サーバ アプリケーション トランザクション応答時間(ART)ごとの要約が示され、サーバ IP アドレス、使用されるアプリケーション、および、次の時間についての、最小応答時間、平均応答時間、最大応答時間が表示されます。

アプリケーション応答時間

データ転送時間

再送信時間

ラウンドトリップ時間


) NAM では、TCP 3 ウェイ ハンドシェイクを使用して、ネットワークの遅延が計算されます。ポーリング間隔の間に新たな TCP 接続がない場合、NAM GUI では、その間隔で遅延データがないことを示す遅延値に、ダッシュ記号(-)が表示されます。


[Analyze] > [Response Time] > [Detailed Views] > [Client-Server Application Transactions] の順にクリックすると、[Client-Server Application Transaction] ウィンドウが表示されます。ユーザは、[TopN Chart] を参照し、最もアクティブなネットワークを参照することもできます。

表 B-36 に、[Client-Server Application Responses] ウィンドウの各フィールドの定義を示します。

Client-Server Network Responses

[Client-Server Network Responses] ウィンドウには、サーバとクライアントとの間の、ネットワークの接続性(ネットワーク フライト時間とも呼ばれる)に関する情報が示されます。

[Analyze] > [Response Time] > [Detailed Views] > [Client-Server Network Responses] の順に選択すると、[Client-Server Network Responses] ウィンドウが表示されます。

NAM では、TCP 3 ウェイ ハンドシェイクを使用して、ネットワークの遅延が計算されます。ポーリング間隔の間に新たな TCP 接続がない場合、NAM GUI では、その間隔で遅延データがないことを示す遅延値に、ダッシュ記号(-)が表示されます。

表 B-45 に、[Server-Client Network Response Time] ウィンドウのフィールドについて説明します。

デバイス インターフェイス、状態、およびアプリケーション データの分析

インターフェイスの情報、システム状態の情報、および Network Based Application Recognition(NBAR)データを表示できます。[Analyze] > [Managed Device] ウィンドウを使用します。管理対象デバイスの分析のメニュー選択は次のとおりです。

「インターフェイス情報の表示」

「ヘルス データの表示」

「NBAR データの表示」

インターフェイス情報の表示

次のインターフェイス情報を表示できます。

「Interfaces Stats Table」

「Interface Statistics Over Time」

Interfaces Stats Table

インターフェイスのパケット配布状況の詳細を参照するには、[Analyze] > [Managed Device] > [Interface] の順に選択します。[Interfaces Stats] テーブルが表示され、全インターフェイスにおける合計パケット配布状況が表示されます。選択したインターフェイスに応じて、テーブルの下のチャートはその情報によってリフレッシュされます。左側にある [Interactive Report] および [Filter] ボタンを使用して、表示される時間範囲を変更します。[Discards] および [Errors] は 1 秒あたりのパケット数で測定されます。

Interface Statistics Over Time

[Interface Statistics] テーブル内でインターフェイスを選択すると、そのインターフェイスの統計が [Interface Statistics] テーブルの下のグラフで更新されます。

グラフに表示したい情報に関するチェックボックスをオンにすることができます。

Bits:In Bits、Out Bits

Packets:In Packets(inUcastPkts + inNUcastPkts)、Out Packets(outUcastPkts + outNUcastPkts)

Discards:In Discards、Out Discards

Errors:In Errors、Out Errors


) [Administration] > [System] > [Preferences] から、NAM データをビットまたはバイトのいずれで表示するかを選択できます


ヘルス データの表示

NAM を使用すると、システムの状態データを参照できます。スイッチまたはルータについて収集されたシステム状態データを参照するには、メニューから [Analyze] > [Managed Device] > [Health] を選択します。

オプションの詳細については、各ウィンドウで入手できます。次を参照してください。

「スイッチ ヘルス オプション」

「ルータ ヘルス オプション」


) この項は、NAM-NX1 を除くすべての NAM プラットフォームに適用されます。


スイッチ ヘルス オプション

スイッチの場合、次のオプションを提供するドロップダウン メニューを含む [Health] ウィンドウが表示されます。

「Chassis Health」

「Chassis Information」

「Crossbar Switching Fabric」

「Ternary CAM 情報」

Chassis Health

[Chassis Health] ウィンドウには、CPU 使用率とバックプレーン使用率という 2 つのリアルタイム グラフが表示されます。

CPU 使用率

CPU タイプ

最後の 1 分間の使用率(%)

最後の 5 分間の使用率(%)

バックプレーンの使用率

ピーク %

ピーク時間(たとえば、2007 年 10 月 1 日、月曜日、15:26:55)

[Health] ウィンドウにも、次の情報のマトリクスが表示されます。

マイナー アラーム([on]、[off])

メジャー アラーム([on]、[off])

温度アラーム([on]、[off])

ファンのステータス([other]、[ok]、[minorFault]、[majorFault]、[unknown])

 

表 4-2 Chassis Memory Information

カラム
説明
Memory Type

DRAM、FLASH、NVRAM、MBUF、CLUSTER、MALLOC などのメモリのタイプ

Used

特定のメモリ タイプで使用されている MB の容量

Free

特定のメモリ タイプで未使用の MB の容量

Largest Free

特定のメモリ タイプで連続している最大の未使用 MB の数

Chassis Information

表 4-3 に、[Chassis Information] ウィンドウについて説明します。

 

表 4-3 シャーシ情報

フィールド
説明
Name

この管理対象ノードに割り当てられている管理者の名前。これは、ノードの完全修飾ドメイン名です。

Hardware

物理エンティティの製造元の名前が含まれ、物理エンティティの各バージョンまたはモデルを区別する値が設定される、テキスト説明。

Backplane

シャーシのバックプレーン タイプ。

Supervisor Software Version

システムのソフトウェア オペレーティング システムおよびネットワーキング ソフトウェアの、非省略名およびバージョン識別情報。

UpTime

システムのネットワーク管理部分が最後に再初期化された以降の時間(百秒単位)。

Location

このノードの物理的な場所。

Contact

この管理対象ノードの連絡先担当者のテキスト識別情報、および、この担当者への連絡方法に関する情報。

Modem

RS-232 ポート モデム制御回線がイネーブルかどうかを示します。

Baud rate

RS-232 ポートのボー レート(ビット/秒)。

Power Supply

搭載されている電源モジュールの説明。

Power Supply Type

次の電源モジュール。

unknown

ac

dc

externalPowerSupply

internalRedundant

Power Supply Status

搭載されている電源モジュールの現在の状態。

1: normal
2: warning
3: critical
4: shutdown
5: notPresent
6: notFunctioning

Power Redundancy Mode

次の電源冗長性モード。

電源装置の冗長モードです。
1: not supported
2: redundant
3: combined

Power Total

FRU に使用できる合計電流。

冗長性モードが [redundant] の場合、使用可能な合計電流は、2 つの電源モジュールの電源容量よりも少ない電源容量です。

冗長性モードが [combined] の場合、使用可能な合計電流は、すべての動作中の電源モジュールの電源容量の合計です。

Power Drawn

電源が投入されている FRU に使用される合計電流。

Crossbar Switching Fabric

表 4-4 に、クロスバー スイッチング ファブリック情報について説明します。

 

表 4-4 クロスバー スイッチング ファブリック情報

フィールド
説明
Crossbar Switching Fabric

モジュールに関する物理情報と設定情報は、次のとおりです。

[Active slot]:アクティブなスイッチング ファブリック モジュールのスロット番号を示します。NONE 値は、アクティブなスイッチング ファブリック モジュールについて、電源が導入されていないか、または、シャーシに存在しないことを示します。

[Backup slot]:バックアップ スイッチング ファブリック モジュールのスロット番号を示します。NONE 値は、バックアップ スイッチング ファブリック モジュールについて、電源が導入されていないか、または、シャーシに存在しないことを示します。

[Bus Only Mode Allowed]:各モジュールの値を決定します。[True] に設定されている場合、各モジュールは、バスのみのモードで実行できます。[False] に設定されている場合、どのモジュールも、バスのみのモードで実行できません (すべての非ファブリック対応モジュールの電源は、オフにされます)。ファブリック モジュールがない場合、すべてのファブリック対応モジュールの電源がオフにされます。

[Truncated Mode Allowed]:管理について、デバイス上で短縮モードがイネーブルかどうかを示します。

Module Switching Mode

モジュールの次のスイッチング モードを示します。

[busmode]:モジュールではファブリックは使用されません。 ルックアップとデータ転送の両方で、バックプレーンが使用されます。

[crossbarmode]:モジュールでは、転送の決定にバックプレーンが使用され、データ転送にファブリックが使用されます。

[dcefmode]:モジュールでは、データ転送にファブリックが使用され、ローカル転送がイネーブルにされます。

Module-Channel

モジュール スロット番号。

Module-Status

モジュールでのファブリック チャネルのステータス。

Fabric Status

スロットでのファブリック チャネルのステータス。

Speed (MB)

モジュールの速度(MB/秒)。

Module-Channel

モジュールのチャネル。

In Errors

このエントリが最後に初期化されて以降受信したエラー パケットの合計数。

Our Errors

このエントリが最後に初期化されて以降送信されたエラー パケットの合計数。

Dropped

このエントリが最後に初期化されて以降送信された廃棄パケットの合計数。

In Utilization (%)

モジュールのチャネルの入力使用率。

Out Utilization (%)

モジュールのチャネルの出力使用率。

Ternary CAM 情報

Ternary Content Addressable Memory(TCAM)の使用状況の情報を示します。 表 4-5 に、TCAM 情報のリストと説明を示します。

 

表 4-5 Ternary CAM 情報

フィールド
説明
Security Acl Mask

ACL マスクを保存するために、TCAM 領域が占有されていることを示します。

Security Acl Value

ACL の値を保存するために、TCAM 領域が占有されていることを示します。

Dynamic Security Acl Mask

ACL マスクを動的に保存するために、TCAM 領域が占有されていることを示します。

Dynamic Security Acl Value

ACL の値を動的に保存するために、TCAM 領域が占有されていることを示します。

Qos Acl Mask

QoS マスクを保存するために、TCAM 領域が占有されていることを示します。

Qos Acl Value

QoS の値を保存するために、TCAM 領域が占有されていることを示します。

Dynamic Qos Acl Mask

QoS マスクを動的に保存するために、TCAM 領域が占有されていることを示します。

Dynamic Qos Acl Value

ACL の値を動的に保存するために、TCAM 領域が占有されていることを示します。

Layer 4 Port Operator

レイヤ 4 ポートのオペレータのために、TCAM 領域が占有されていることを示します。

Interface Mapping Module

インターフェイス マッピングのために、TCAM 領域が占有されていることを示します。

ルータ ヘルス オプション

ご使用のデバイスがルータの場合、[Router Health] ウィンドウに、次のオプションを含むドロップダウン ボックスが表示されます。

「Router Health」

「Router Information」

Router Health

[Router Health] ウィンドウには、ルータの状態に関するリアルタイムのグラフと情報が表示されます。 表 4-6 に、[Router Health] ウィンドウの内容を示します。

 

表 4-6 Router Health Information

フィールド
説明
CPU Usage (graph)

過去 5 分間の合計 CPU 使用率

CPU Type

モニタされている CPU の種類の説明

Last 1 minute

過去 1 分間の合計 CPU 使用率

Last 5 minutes

過去 5 分間の合計 CPU 使用率

Temperature Description

測定されるテスト ポイントの説明

Temperature Status

計測されているテスト ポイントの現在の状態。状態は、次のいずれかになります。

Normal

Warning

Critical

Shutdown

Not Present

Not Functioning

Unknown

Failures

測定されている電源モジュールで障害のあるコンポーネント

None:障害なし

inputVoltage:電源モジュールのいずれかで入力電力が失われました

dcOutputVoltage:電源モジュールのいずれかで DC 出力電圧が失われました

Thermal:電源モジュールの熱障害

Multiple:複数の障害

Fan:ファンの障害

Overvoltage:過電圧

Memory Type

プロセッサと I/O を含むメモリの種類

Used

特定のメモリ タイプで使用されている MB の容量

Free

特定のメモリ タイプで未使用の MB の容量

Largest Free

特定のメモリ タイプで連続している最大の未使用 MB の数

Router Information

[Router Information] ウィンドウには、ルータの情報が表示されます。 表 4-7 では、[Router Information] ウィンドウのフィールドについて説明します。

 

表 4-7 Router Information

フィールド
説明
Name

この管理対象ノードに割り当てられている管理者の名前。これは、ノードの完全修飾ドメイン名です。

Hardware

物理エンティティの製造元の名前が含まれ、物理エンティティの各バージョンまたはモデルを区別する値が設定される、テキスト説明。

Supervisor Software Version

システムのソフトウェア オペレーティング システムおよびネットワーキング ソフトウェアの、非省略名およびバージョン識別情報。

Up Time

システムのネットワーク管理部分が最後に再初期化された以降の時間(百秒単位)。

Location

このノードの物理的な場所。

Contact

この管理対象ノードの連絡先担当者のテキスト識別情報、および、この担当者への連絡方法に関する情報。

Modem

RS-232 ポート モデム制御回線がイネーブルかどうかを示します。

Baud

RS-232 ポートのボー レート(ビット/秒)。

Power Supply

搭載されている電源モジュールの説明。

Power Supply Type

次の電源モジュール。

unknown

ac

dc

externalPowerSupply

internalRedundant

Power Supply Status

搭載されている電源モジュールの現在の状態。

1: normal
2: warning
3: critical
4: shutdown
5: notPresent
6: notFunctioning

NBAR データの表示

NAM を使用すると、Network Based Application Recognition(NBAR)プロトコル検出データを参照できます。スイッチまたはルータで収集される NBAR データを参照するには、[Analyze] > [Managed Device] > [NBAR Protocol Discovery] を選択します。

NBAR がスイッチまたはルータで有効になっていない場合、NBAR をサポートする IOS バージョンを使用しないと NBAR 情報を表示できないというメッセージが表示されます。正しい IOS バージョンを取得したら、[Setup] > [Managed Devices] > [NBAR Protocol Discovery] から機能を有効にできます。


) この項は、NAM-NX1 を除くすべての NAM プラットフォームに適用されます。


メディアの分析

[Analyzing Media] に関するメニュー選択は次のとおりです。

「RTP Streams」

「Voice Call Statistics」

「Calls Table」

「RTP Conversation」

「サイト MOS」

RTP ストリーム データの理解

RTP ストリーム情報、ストリームのサマリー統計、および間隔ごとの統計情報を表示するには、RTP ストリームを使用します。

このウィンドウには、3 つの情報が表示されます。

RTP Stream Information

Source IP Address and Port:RTP ストリームの発信者の IP アドレスおよび UDP ポート。

Destination IP Address and Port:RTP ストリームの受信者の IP アドレスおよび UDP ポート。

SSRC:RTP ストリームの RTP ヘッダーに表示される同期ソースの数。

codec: RTP ストリームの符号化と復号化の形式

RTP Stream Stats Summary

これは、RTP ストリームの全期間の RTP ストリームの概要を示します。

Duration:RTP ストリームの期間。これは、ストリームの全期間ではない可能性があります。全期間かどうかは、RTP ストリームの詳細ウィンドウを起動したウィンドウの表示時間間隔に依存します。

Worst / Duration Weighted / Max MOS:ストリームの間隔ごとのレポート間で最も低いスコア、期間を考慮に入れたの間隔ごとの全レポートのスコア、および間隔ごとのレポート間で最も高いスコア。


) 期間による重み付けは、次の式で計算されます。
SUM (per-minute-mos * duration) / SUM (duration)


Worst / Duration Weighted / Min Jitter:ストリームの間隔ごとのレポート間で最大のジッター、間隔ごとのすべてのレポートのジッターで期間を考慮に入れたもの、および間隔ごとのレポート間で最小のジッターの値。


) 期間による重み付けは、次の式で使用されます。
SUM (per-interval-jitter * duration) / SUM (duration)


Worst / Overall / Min Actual Packet Loss:NAM が確認しない RTP パケットの損失率、および受信エンドポイントのバッファ能力を超えて到着した RTP パケット。これには、間隔ごとのレポート間で最高のパーセント値、間隔ごとの全レポートの総パケットに対するパケット損失の合計、および間隔ごとのレポート間で最低のパーセント値が含まれます。

Worst / Overall / Min Actual Packet Loss:上記と同様ですが、損失のパーセントには、NAM が確認しなかった RTP パケットのみが含まれます。

Worst / Total / Min Concealment Seconds:ストリームの期間中に NAM がパケット損失を検出した秒数。これには、間隔ごとのレポートの中で最も短い隠蔽秒数、ストリームの全期間の総隠蔽秒数、分ごとのストリーム レポートの中で最も長い隠蔽秒数が含まれます。

Severe Concealment Seconds:上記と同様で、秒に 5% を超える損失が発生している場合に厳しい条件を満たします。

RTP Stream Stats Details

このテーブルには、各間隔で NAM によって計算された間隔ごとの統計情報が表示されます。このテーブルには、次のカラムがあります。

Report Time:統計が計算された時間。これは間隔の終了時刻です。

Report Duration:レポート間隔の間のストリーム期間。

Worst MOS:3 秒 MOS スコア内でのストリームの最小スコア。NAM は、3 秒ごとにストリームの MOS 値を内部的に評価します。これは、その中で最低のスコアです。

Average MOS:間隔に含まれるストリームの期間中の 3 秒スコア値の平均スコア。この値は、NAM の中で Duration Weighted MOS 値を取得するのに使用されます。

Jitter:予想時間と比較した場合のパケットの到着時間の変動

Actual Packet Loss percentile;NAM が確認しなかったパケットのパーセント値。

Adjusted Packet Loss percentile:到着が遅すぎたためにエンドポイントでペイバックする前にバッファに入ることができなかったパケットを損失した、実際のパケットを含むパケットのパーセント値。

Concealment Seconds:NAM がパケット損失を確認した秒数。

Severe Concealment Seconds:NAM が 5% を超えるパケット損失を確認した秒数。

Packets:間隔の中で NAM が確認した総パケット数。

RTP ストリームのモニタリング

RTP ストリームをモニタするには、[Analyze] > [Media] > [RTP Streams] の順に選択します。このページには次の方法でもアクセスできます。

[RTP Conversation] テーブルから特定のストリームをクリックする

[Call Detail] ウィンドウから、コールに関係があるストリームをクリックする

このウィンドウでは、サイトまたはデータ ソースのいずれかが必要です。

このウィンドウで使用できる 5 つのチャートは次のとおりです。

RTP Streams :選択した間隔の中で、優良、良、十分、不良の品質範囲に含まれるストリームの数。

Top N Source End Points :選択した間隔の中で、最も低い期間による重み付け MOS を生成したエンドポイント。

Top N Destination Endpoints :選択した間隔の中で、最も低い期間による重み付け MOS を経験したエンドポイント。

Top N RTP streams :選択した間隔の中で、最も低い期間による重み付け MOS を含むエンドポイント。

Top N RTP streams by Adjusted Packet Loss :選択した間隔の中で、全体的な調整後パケット損失率が最も高かった RTP ストリーム。

Voice Call Statistics

音声の品質をモニタするには、[Analyze] > [Media] > [Voice Call Statistics] を選択します。チャートには、音声の品質の概要が表示されます。

使用できるチャートは次のとおりです。

Voice Call Statistics :選択した間隔の中で、それぞれの間隔におけるシグナリング プロトコル(SCCP、SIP、MGCP、および H.323)ごとのコール数。

Top N End Points by Jitter (ms) :選択した間隔の中で、ジッターを報告したエンドポイントで平均値が最大のエンドポイント。

Top N End Points by Packet Loss (%) :選択した間隔の中で、パケット損失を報告したエンドポイントで平均値が最大のエンドポイント。

Top N Calls by Jitter (ms) :選択した間隔の中で、エンドポイントが報告したジッターが最も長かったコール。

Top N Calls by Packet Loss (%) :選択した間隔の中で、エンドポイントが報告したパケット損失率が最も多かったコール。

Calls Table

[Calls Table] には、音声シグナリング プロトコルのペイロードを検査することで NAM が検出したコールが表示されます。このテーブルがデータを持つには、NAM が次の内容を確認できる必要があります。

SCCP プロトコル:コールの Call Information メッセージ。

SIP プロトコル:コールの SIP INVITE メッセージ。SIP プロトコルは、コール レッグにより検出されることに注意してください。

H.323 プロトコル:コールの Call SETUP。

MGCP プロトコル:コールの Create connection メッセージ。MGCP は、コール レッグにより検出されることに注意してください。


) SIP および MGCP は、コール レッグにより検出されることに注意してください。各コールは、2 つ以上のパーティで構成されます。各パーティは、Cisco Unified Communications Manager または MGCP ゲートウェイなどのエンティティを制御するために、コール パーティからの独自のコール レッグを持っています。NAM が検出しなかった情報は、すべて「-」または空白で表示されます。


アクティブ コールを表示するには、[Analyze] > [Media] > [Detailed Views] > [Call Table] の順に選択します。[Selected Call Table] の [Calls Table] および [RTP Streams] が表示されます。これらのテーブルには、現在アクティブなすべてのコールのリストが表示されます。


) [Calls] テーブルの一部の値は、コールの終了時まで使用できず、Cisco Unified Communications Manager が IP 電話にコールのステータスと品質情報を送信するように設定する必要があります。



表 4-8「Calls Table」に含まれるすべての計算済みメトリックは、1 分間隔に基づいています。


表 4-8 には、 「Calls Table」 のフィールドの説明が記載されています。

 

表 4-8 Calls Table

フィールド
説明
Calling Number

シグナリング プロトコルで表示される発信者番号。

Called Number

シグナリング プロトコルで表示される着信者番号。

Calling Host Address

NAM がコール シグナリング プロトコルを検査して検出した発信者の RTP 受信アドレス。

Calling Port

NAM がコール シグナリング プロトコルを検査して検出した発信者の RTP 受信ポート。

Calling Alias

NAM がコール シグナリング プロトコルを検査して検出した発信者の名前。

Called Host Address

コールを受信する電話の IP アドレス。

Called Port

コールを受信する電話のポート。

Called Alias

着信者の電話のエイリアス名、MGCP エンドポイント ID、または SIP URI。

Calling Reported Jitter (ms)

コールの終了時に発信者が報告したジッター値。

Calling Reported Packet Loss (%)

コールの終了時に発信者が報告したパケット損失率。

Start Time

コールが開始したことが検出された時刻。

End Time

コールが終了したことが検出された時刻。

Duration

コールの継続時間。


) コール シグナリングのコール ティアダウン シーケンスが NAM によって検出されない場合、NAM は次の内容を想定します。
- 間隔あたりのコール量が少なかったため、3 時間経過後にコールが終了した
- 間隔あたりのコール量が多かったため、1 時間経過後にコールが終了した(コールの量が多いと、間隔中のコール テーブルが満杯になると定義されている)


Called Reported Jitter (ms)

コールの終了時に着信者が報告したジッター値。

Called Reported Pkt Loss (%)

コールの終了時に着信者が報告したパケット損失率。

テーブルの中でコールの行をクリックすると、[RTP Streams for the Selected Call] がページの下部に表示され、その中にクリックしたコールに関連するすべてのストリームが表示されます。これには、次の RTP ストリームが表示されます。

コールの発信ホスト アドレスと発信ポート、または着信ホスト アドレスと着信ポートに一致する送信元アドレスとポートを持っている。

コールの発信ホスト アドレスと発信ポート、または着信ホスト アドレスと着信ポートに一致する宛先アドレスとポートを持っている。


) RTP ストリームの統計情報には、2 分の遅延があります。その結果、コールの RTP ストリーム情報がない場合があります。


[RTP Streams of the Selected Call] テーブルには、NAM が計算した全体的な RTP ストリームの統計情報が表示されます。この情報を使用して、コールの品質に関するコール エンドポイントと NAM のビューを比較できます。[RTP Stream] のカラムを 表 4-9 で説明します。

 

表 4-9 [RTP Streams for the Selected Call] テーブル

フィールド
目的
Source Address

RTP ストリームの発信者の IP アドレス

Source Port

RTP ストリームの発信者の UDP ポート

Destination Address

RTP ストリームの着信者の IP アドレス

Destination Port

RTP ストリームの着信者の UDP ポート

Codec

RTP ストリームの符号化と復号化の形式/アルゴリズム

SSRC

RTP ヘッダーに表示される同期ソースの数。

Duration Weighted MOS

ストリームの期間を考慮して NAM によって計算されたスコア

Duration Weighted Jitter

間隔ごとのレポート間の RTP ストリームの期間の考慮したジッター

Overall Adjusted Packet Loss

間隔ごとの全 RTP レポートの総パケットに対する、調整後のパケット損失のパーセント値

RTP ストリームをクリックして [RTP Stream Details] ボタンをクリックすると、RTP ストリームごとの詳細情報を参照できます。表示されたストリームの詳細情報が、ポップアップ ウィンドウに表示されます。


 

RTP Conversation

RTP カンバセーションの詳細情報を得るには、[Analyze] > [Media] > [Detailed Views] > [RTP Conversations] の順に選択します。このテーブルには、選択した間隔の中で、NAM によって分析された RTP ストリームの概要が表示されます。ストリームごとにドリルダウンしてストリームの統計情報を取得できます。これは、間隔ごとに NAM によって分析されたものです。詳細情報を得るには、次の操作を行います。

詳細情報を表示する RTP ストリームをクリックします。

[RTP Stream Details] コンテキスト メニューをクリックします。ポップアップ ウィンドウにストリームの詳細情報が表示されます。

[RTP Conversation] テーブルのカラムについては、 表 4-10 「[RTP Conversations] テーブル」 で説明します。

 

表 4-10 [RTP Conversations] テーブル

フィールド
目的
Start Time

RTP ストリームが NAM によって検出された時刻

Source Address

RTP ストリームの発信者の IP アドレス

Source Port

RTP ストリームの発信者の UDP ポート

Destination Address

RTP ストリームの着信者の IP アドレス

Destination Port

RTP ストリームの着信者の UDP ポート

Codec

RTP ストリームの符号化と復号化の形式/アルゴリズム

SSRC

RTP ヘッダーに表示される同期ソースの数。

Duration Weighted MOS

ストリームの期間を考慮して NAM によって計算されたスコア

サイト MOS

ネットワークの音声トラフィックで受信している知覚品質レベルを定量化するには、平均オピニオン評点(MOS)を使用できます。これを使用すると、音声トラフィックを圧縮して帯域利用率を節約できるが、品質が低下する可能性があるコーデックの効果またはアルゴリズムを評価できます。

最初に音声データをモニタするようソフトウェアを設定すると、[Analyze] > [Media] > [Detailed Views] > [Site MOS] を使用して、収集された音声データを表示することができます。

サイト MOS スコアの詳細については、 表 B-31 を参照してください。

NAM アプリケーション プログラミング インターフェイスの使用

NAM には、NAM の設定とデータ取得を行うアプリケーション プログラミング インターフェイス(API)が準備されています。API は、HTTP または HTTPS 経由のサービス提供に広く使用されている Representational State Transfer(REST)スタイルに従っています。NAM REST API は、ノースバウンド インターフェイス(NBI)とも呼ばれます。

NAM REST API を使用するアプリケーション開発者は、『 Cisco Prime Network Analysis Module REST API Guide 』についてシスコの営業担当者にお問い合わせください。