CiscoWorks Network Compliance Manager 1.8.02 水平スケーラビリティ ユーザ ガイド
システム管理
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発行日;2013/06/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

システム管理

この章は、次の内容で構成されています。

水平スケーラビリティに対して NCM が生成するイベント

次の NCM が生成するシステム イベントは水平スケーラビリティ機能の状態に関連しています。

Distributed System - Time Synchronization Warning

時刻同期の警告は NCM サーバのタイムスタンプと NCM データベース サーバのタイムスタンプが同じでない場合に発生します。

この状況に対処するには、同じ時刻および時間帯を使用するように NCM サーバと NCM データベース サーバの設定を更新します。サーバを外部のタイム サービスと同期させることをお勧めします。

Distributed System - RMI Error

NCM コンソールのログインができない、または NCM コンソールが使用できないという RMI エラーは、NCM が localhost を特定できないことを意味することがあります。通常、このイベントは NCM サーバ間にネットワークの問題がある場合に発生します。この問題のトラブルシューティングを行うには、次の手順を実行します。

サーバが接続できないホストが稼働していることを確認します。
  1. そのホストの NCM インスタンスが実行されていることを確認します。
  2. コマンド ラインから、ping <host> を入力して、サーバ間でネットワーク接続があることを確認します。
  3. RMI 接続が受け入れられるようになっていることを確認するには、コマンド プロンプトで telnet <host> to port 1099 (または RMI リッスン ポートが設定されているポート)と入力します。予測される応答は、テキスト文字列 java.rmi.MarshalledObject を含むデータです。

これらの手順のいずれかが失敗した場合は、修正措置が必要になります。たとえば、[Edit NCM Core] ページで使用される RMI ポートを更新したり、RMI ポートが正しくバインドされ、別のアプリケーションで使用されないようにするために NCM を再起動したりします。

問題を修正するには、次のように各 NCM アプリケーションの hosts ファイルの localhost セクションを更新します。

 

このソリューションは、固定 IP 環境専用です。

WordPad または vi などのテキスト エディタで、次のファイルを開きます。
  • Windows < Drive >:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
  • UNIX /etc/hosts
  • 読み取る localhost 行を設定します。
127.0.0.1 localhost
  1. NCM サーバごとに、次の形式で行を追加します。
< xx.xx.xx.xx > < NCM.example.com > < NCM >
  • < xx.xx.xx.xx > を NCM サーバの IP アドレスと置き換えます。
  • < NCM.example.com > を NCM サーバの完全修飾ドメイン名と置き換えます。
  • < NCM > を NCM サーバの短縮形のホスト名と置き換えます。
  • 分散処理システム環境にあるすべての NCM サーバが hosts ファイルに含まれるまで、 NCM サーバごとに、次の形式で行を追加します。 を繰り返します。
  • 更新されたホスト情報を使用するには、NCM サーバを再起動します。

NCM の[Distributed System] ページの使用

NCM で水平スケーラビリティを設定すると、NCM コンソールで [Admin] > [Distributed] メニューが使用できるようになります。NCM 管理者は次のページを使用して、NCM 環境をモニタおよび管理できます。ここでは、[Admin] > [Distributed] メニューで使用できるページについて説明します。

[Distributed Monitor Results] ページ

[Distributed Monitor Results] ページには、分散処理システム全体の状態が表示されます。デフォルトでは、分散処理モニタは 5 分ごとに動作します。

[Distributed Monitor Results] ページを開くには、[Admin] のメニュー バーで [Distributed] を選択し、[Monitor Results] をクリックします。

NCM は、分散処理システムを正しく動作させるために必要な、次のようなプロパティをいくつかモニタします。

  • [Local NCM Core Definition]:ローカルの NCM コアは、それが RN_CORE テーブル内のどのエントリであるのかを判別できる必要があります。「local core for this system is undefined」エラー メッセージが表示される場合は、CoreHostname プロパティを NCM コアに対して更新する必要があります。これは [Edit Core] ページを使用して行うことができます。詳細については、 [Edit Core] ページを参照してください。
  •  

    この状況が発生した場合、エラー ログは「Fatal error - could not assign local core.」というテキストを含みます。

CoreHostname 値は DNS 名、 /etc/hosts 値、または IP アドレスを指定できます。複数の IP アドレスを持つ NCM サーバを使用している場合、NCM にどの IP アドレスを使用するのかを伝達する必要が生じることがあります。これは、次の設定を distributed.rcx ファイルに追加することで行います。

<option name="distributed/NA_server_local_ip">A.B.C.D</option>

値 A.B.C.D は NCM サーバの適切な NAT IP アドレスに変更し、その NCM コアの RN_CORE テーブルの CoreHostname 値に一致させる必要があります。

  • [RMI Connections]:RMI(Remote Method Invocation)は Java のリモート プロシージャ コール プロトコルです。分散処理システムは、NCM 水平スケーラビリティ環境で NCM サーバ間の RMI コールを作成し、スケジュール済みタスク、システム設定、ソフトウェア イメージなどに関する情報を転送します。

Distributed Error List

[Distributed Error List] ページは水平スケーラビリティ環境には適用されません。

Distributed Conflict List

[Distributed Conflict List] ページは水平スケーラビリティ環境には適用されません。

[Site Reassignment] ページ

[Site Reassignment] ページを使用して、サイト対 NCM コア マッピングを変更します。この機能は、サイトをある NCM コアから別の NCM コアにフェールオーバーし、また元の NCM コアに復元する場合に役立ちます。

 

NCM 1.8.01 以降、サイトを NCM コアに移動すると、そのサイトに関連付けられている保留中のタスクと待機中のタスクも移動先の NCM コアに移動します。実行中のタスクは最後まで実行されます。

サイトをある NCM コアから別の NCM コアに移動するには:

[Site Reassignment] を開きます([Admin] > [Distributed] > [Site Reassignment])。
  1. [Assign all sites managed by] 行で、次の手順を実行します。
最初のリストで、移動するサイトを現在所有しているコアを選択します。
2 番目のリストで、サイトを受け取るコアを選択します。
[Save] をクリックします。

ある NCM コアが所有しているサイトの管理コアを所有 NCM コアにリセットするには:

[Site Reassignment] を開きます([Admin] > [Distributed] > [Site Reassignment])。
  1. [Reset all sites owned by] 行で、次の手順を実行します。
リストで、現在サイトを所有しているコアを選択します。
[Save] をクリックします。

[Distributed Core List] ページ

[Distributed Core List] ページは NCM 水平スケーラビリティ環境のすべての NCM コアを示します。ディザスタ リカバリ設定では、このページは、すべてのアクティブおよび非アクティブな NCM コアを示します。

[List Cores] ページを開くには、[Admin] のメニュー バーで [Distributed] を選択し、[Core List] をクリックします。

[List Cores] ページのフィールド

フィールド

説明

Name

NCM コア番号を含む NCM コアの名前。

Core Hostname

NCM サーバのホスト名。

Status

NCM コアのステータス。有効なステータス値は次のとおりです。

  • [Running: Fully functional]:NCM コアは正常に実行中であり、アクティブです。この NCM コアは、ユーザが開始したタスクと事前に計画されたタスクを実行します。
  • [Running: User interaction only, no tasks]:NCM コアは正常に実行中であり、アクティブです。この NCM コアは、ユーザが開始したタスクだけを実行します。事前に計画されたタスクの実行には使用できません。
    (このステータスは、ユーザ インタラクション用の分散ラウンド ロビン トポロジのバリエーションに対してのみ発生します)。
  • [Stopped: Normal shutdown]:NCM コアは正常にシャットダウンし、アクティブ状態です。
  • [Stopped: Abnormal shutdown]:NCM コアは意図せずにシャットダウンし、アクティブ状態です。
  • [Running: Inactive]:NCM コアは実行中ですが非アクティブです。いかなるタスクの実行にも使用できません。
  • [Shutdown: Inactive]:NCM コアはシャットダウンし、非アクティブ状態です。

Timezone Offset

NCM サーバの時間帯オフセット。

Realm

NCM コアのデフォルト レルム。

Actions

選択可能なアクションは次のとおりです。

[Edit Core] ページ

[Edit Core] ページを使用して、NCM コアの定義を編集します。

NCM コアの定義を編集するには:

[Edit Core] ページに移動します。
[List Cores] ページを開きます([Admin] > [Distributed] > [Core List])。
[List Cores] ページの [Actions] カラムで [Edit] をクリックします。
  1. フィールド値を編集し、[Save Core] をクリックします。
 
[Edit Core] ページのフィールド

フィールド

説明

Name

NCM コアの名前。

Database Identifier

Oracle SID、Oracle RAC クラスタのサービス名、または NCM データベースの SQL Server データベース名。

Core Hostname

NCM サーバのホスト名。

RMI Port

NCM 水平スケーラビリティ環境で NCM コア間の通信に使用される NCM サーバのポート。

Database Hostname

NCM データベース サーバのホスト名。

Database Port

NCM コアとの通信に使用する NCM データベース サーバのポート。

Timezone Offset

NCM サーバの時間帯オフセット。

Replication Admin User

水平スケーラビリティ環境には適用されません。

Replication Password

Confirm Replication Password

水平スケーラビリティ環境には適用されません。

Comments

NCM コアに関するテキスト コメント。

Realm Name

NCM コアのデフォルト レルム。デバイスのセグメント化については、NCM を参照してください。

[Device Password Rule Priority Reset] ページ

[Device Password Rule Priority Reset] ページは水平スケーラビリティ環境には適用されません。

[Renew Configuration Options] ページ

NCM コアの設定オプションが NCM 水平スケーラビリティ環境の他の NCM サーバと非同期になったときに、[Renew Configuration Options] ページを使用して、設定オプションをリセットします。

NCM 水平スケーラビリティ環境のすべての NCM コア上で設定を再同期するには:

[Renew Configuration Options] ページに移動します([Admin] > [Distributed] > [Renew Configuration Options])。
  1. [Renew Config Options] をクリックします。