Cisco Prime Collaboration Provisioning ガイド - Standard および Advanced 10.5/10.5.1
Prime Collaboration Provisioning の概要
Prime Collaboration Provisioning の概要

Prime Collaboration Provisioning の概要

Cisco Prime Collaboration Provisioning は、企業の次世代通信サービスを管理するスケーラブルな Web ベース ソリューションを提供します。 Prime Collaboration Provisioning は、IP テレフォニー、ビデオ、ボイスメール、ユニファイド メッセージングが統合された環境で IP 通信のエンドポイントとサービスを管理します。この統合環境には、Cisco Unified Communications Manager、Cisco Unified Communications Manager Express、Cisco Unity、Cisco Unity Express、Cisco Unity Connection などのシステム、およびアナログ ゲートウェイが含まれます。


(注)  


  • このマニュアルでは、別途記載のない限り、Cisco Unified Communications Manager に関する記述は Cisco Unified CallManager も対象とするものとします。

  • ビデオ プロビジョニングは、Cisco Unified Communications Manager に登録されているエンドポイントに対してサポートされます。 Cisco Prime Collaboration Provisioning では、VCS に登録されているビデオ エンドポイントはサポートされません。


Cisco Prime Collaboration Provisioning は次の機能を備えています。

  • 初期導入と実装向けにプロビジョニングを実行し、その後も展開された状態で、操作のプロビジョニングおよびアクティベーション サービスを継続的に個々のユーザに提供します。

  • 組織全体のユーザを把握できる 1 つに統合されたビュー。 ビジネスレベルで管理を抽象化し、自動化を通じてそれをポリシー主導で運用します。これにより、Cisco Unified Communications アプリケーション全体にわたってユーザ サービスを管理します。

  • テンプレート機能。この機能を使用すると、新しいサイトやロケーションの導入で再利用可能な標準設定を定義できます。 バッチ プロビジョニングでは、膨大なユーザを同時にロールアウトできます。

  • 管理者は、さまざまなレベルでポリシーを設定して、委任した管理を誰が実行できるか、その委任を誰に適用するか、ビジネスレベルのサービスをどのように Cisco コラボレーション システムに適用するか、どの種類のエンド ユーザがどの標準サービスをオーダーできるのかなどを決定できます。

    このようなポリシーおよび標準的な設定アプローチを通じて、ユーザ サービスのプロビジョニングおよびアクティブ化が大幅に単純化されます。 その一方、基礎の Cisco Unified Communications アプリケーションを活用するサービスを管理および提供する、総合的な機能は維持されます。

Prime Collaboration Provisioning では、ユーザ(個々のエンドポイント、回線、またはボイスメールのオーナー)向けに、エンドポイント、回線、ボイスメールなどの標準サービスをオーダーできます。 また、タブレット、デスクトップ、Android、BlackBerry、iPhone 向けの Cisco Jabber サービスもオーダーできます。 Prime Collaboration Provisioning は、基盤となる Cisco Unified Communications アプリケーションに対するすべての変更を、サービス リクエスト(オーダー)として処理します。

Prime Collaboration Provisioning はオーダーを作成して、ユーザ レベルの変更(エンドポイトや回線などに対する変更)や、IP 通信レベルのインフラストラクチャの変更(新しいコーリング サーチ スペースやルート パターンのプロビジョニングなど)を実行します。 システムで発生したすべての変更が追跡され、オーダー全体を確認したり、ユーザ名や ID 別に確認することができます。 オーダーのレコードを調べると、そのオーダーを開始したユーザ、さまざまな処理手順の時間、オーダーの内容などがわかります。

Prime Collaboration Provisioning ではオーダー管理機能を委任できるので、サービスを配信している音声アプリケーションの基礎知識がなくても、サービスの追加、変更、削除のリクエストを実行できます。 Prime Collaboration Provisioning は、CiscoUnifiedCommunications サービスを配信しているテクノロジーに関係なく、同じサービス管理環境を提供します。

Prime Collaboration Provisioning 10.0 の新機能

Cisco Prime Collaboration Provisioning 10.0 は、次の新機能をサポートします。

Prime Collaboration Provisioning Standard および Advanced

Prime Collaboration Provisioning の機能は、Standard と Advanced という 2 つのタイプで使用できます。

用語の変更

このリリースでは、次の用語が変更されました。

以前の用語 新しい用語
加入者 ユーザ
電話 エンドポイント
製品 サービス
オーダー(動詞) プロビジョニング
プロセッサ デバイス

プロビジョニングからの相互起動

  • Prime Collaboration 10.0 では、Prime Collaboration Provisioning の相互起動機能を使用して Cisco Unified Communications 機能にアクセスできます。 管理者権限を持つユーザは、Prime Collaboration Provisioning から相互起動して Cisco Unified Communications 製品を使用できます。
管理ユーザとして、Prime Collaboration Provisioning から次の目的のため相互起動を使用することができます。

デバイス管理

  • デバイスを追加および管理するための簡素化された [インフラストラクチャのセットアップ(Infrastructure Setup)] ページ。
  • ドメイン、サービス エリア、ユーザ権限、サービス テンプレートを集中的に追加および管理できるセットアップ画面。
  • Prime License Manager および Deployment Manager は、[インフラストラクチャのセットアップ(Infrastructure Setup)] ページから追加できます。 これらのデバイスを追加すると、Prime License Manager と Deployment Manager のリンクが [管理(Administration)] メニューに表示されます。
  • 統合モードでは、[選択したデバイスのインポート(Import Selected Devices)] オプションを使用して、Assurance からデバイスをインポートできます。
  • [インフラストラクチャのセットアップ(Infrastructure Setup)] からの Serviceability の相互起動をサポートします。

すべてのサポートされるデバイスについては、『Supported Devices for Prime Collaboration Provisioning - Standard and Advanced, 10.0』を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager と同期する Cisco TMS デバイスをディスカバリ デバイスに追加すると、ビデオ エンドポイントのスケジュールを有効にできます。 このスケジュールは Cisco TMS でのみ実行され、スケジュールの UI は、Prime Collaboration Provisioning から起動することができます。

インフラストラクチャ設定

  • [SRST 参照先(SRST Reference)] 設定テンプレートをサポートします。
  • [コールパーク(Call Park)] テンプレートを使用して、異なるパーティション内の同じ範囲の番号を追加することができます。
  • [ハントパイロット(Hunt Pilot)] テンプレートで、+ または \+ を入力して国際エスケープ文字を示すことができます。
  • [ロケーション(Location)] テンプレートに新しい属性が追加されました。
  • [インフラストラクチャ設定(Infrastructure Configuration)] からデバイスの相互起動。 相互起動は、新しいインフラストラクチャ製品に限り使用できます。 古いインフラストラクチャ製品では引き続きネイティブ起動を使用できます。

ユーザ管理

  • [ユーザプロビジョニング(User Provisioning)] からの CUCM の関連リンクの相互起動。

    Prime Collaboration Provisioning では、管理者は選択したユーザに対して、マネージャの設定とアシスタントの設定の相互起動を許可することができます。 管理者は、Prime Collaboration Provisioning からユーザ、電話、および回線に関するリンク ページを相互起動できます。

  • [ユーザプロビジョニング(User Provisioning)] からの CUCM の関連リンクの相互起動をサポートします。

オーダー管理

  • ユーザ プロビジョニングの拡張されたワークフローを使用して、ユーザの作成、ユーザの編集、ユーザの検索、およびそれらのユーザに対するサービスのオーダーを簡単に実行できます。
  • Cisco Unity Connection 10.x 以上の新しいボイスメール属性をサポートします。
  • エンドポイントを持たないユーザ用の回線サービスのオーダーをサポートします。
  • ユーザ サービスにはすべての設定済みユーザ プロファイルが表示されます。 サービスをオーダーする際に、ユーザに対する目的のプロファイルを選択することができます。 ユーザ プロファイル属性は、ユーザ サービスのサービス テンプレートにも表示されます。
  • エンドポイントのオーダー作成中、選択したプロトコルおよびモデルに基づいて、セキュリティ プロファイル属性のデフォルト値が設定されます。
  • [オーダーの追加(Add Order)] ウィザード、[変更オーダー(Change Order)] ウィザード、[テンプレートの設定(Template Settings)] ページで、必須ではない属性のドロップダウン リストに [システムデフォルトを使用(Use System Default)] が表示されます。 必須の属性では、デフォルト値がすでに設定されている場合、指定されたデフォルト値が表示されます。 デフォルト値が設定されていない場合は、ドロップダウン リストから値を選択する前に、ドロップダウン リストの最初のオプションが表示されます。 ドロップダウン リストが空白で、その属性のデフォルト値が設定されていない場合は、[選択する(Make a Selection)] が表示されます。
  • ユーザが関連付けられていないエンドポイントをエクスポートして、実際のユーザ名または疑似ユーザ名でバッチ インポートすることができます。

セルフプロビジョニング

  • /opt/cupm/sep/ipt.properties ファイルを更新して、Self-Care ポータルの [電話の設定(Phone Settings)]、[回線の設定(Line Settings)]、および [ユーザ設定(User Settings)] に表示される機能の表示と非表示を切り替えることができます。

管理

  • ディレクトリ ソースを LDAP サーバまたはコール プロセッサとして設定できます。 ユーザ データ サービス(UDS)を有効にするには、コール プロセッサをディレクトリ ソースとして設定する必要があります。 LDAP サーバをディレクトリ ソースとして指定すると、Provisioning で UDS が無効になります。 デフォルトでは、LDAP サーバがディレクトリ ソースとして設定されます。
  • Lightweight Directory Services をサポートします。

プロビジョニング属性

  • 回線、エンドポイント、拡張モビリティ、およびユーザ サービス用の新しい属性をサポートします。
  • サービス テンプレートを使用してプロビジョニング属性が追加されました。 サービス テンプレートは、[ユーザプロビジョニングのセットアップ(User Provisioning Setup)] ページで作成します。

Provisioning のレポート

  • [レポート(Reports)] メニューの [Communications Managerのレポート(Communication Manager Reporting)] リンクを使用して、[Communications Managerのレポート(Communication Manager Reporting)] ページを表示することができます。
  • 次のエンドポイント/回線不一致レポートを使用して、エンドポイントに関連付けられていない回線を特定できます。
    • [回線未割り当てのユーザ(Users without Lines)]
    • [回線割り当て済み/エンドポイント未割り当てのユーザ(Users with Lines but No Endpoints)]
    • [未割り当ての回線(Unassigned Lines)]

インフラストラクチャ、ユーザ、ドメインの同期

  • Cisco Unified Communications Manager 10.0 以上のバージョンでは、変更通知機能は自動的に有効化されます。 Cisco Unified Communications Manager のインフラストラクチャまたはユーザ設定に対する更新は、5 分おきに Provisioning と自動的に同期されます。

Prime Collaboration Provisioning 10.6 の新機能

Cisco Prime Collaboration Provisioning 10.6 は、次の新機能をサポートしています。

システム メンテナンス

[管理(Administration)] > [システムメンテナンス(System Maintenance)] の Cisco Prime Collaboration Provisioning インターフェイス経由で、次のタスクを実行できます。 このタスクを実行するには、管理者特権が必要です。

次のような有用性機能の強化:

  • ログ レベルの表示と設定。

  • オンライン トラブルシューティングを実行するためのログの参照。 これを行うには、[ログの参照(Browse Logs)] ペインから任意のログをクリックします。

  • アプリケーションからのログの生成とダウンロード。 [Showtechファイル(Showtech Files)] ペインで、[Showtechの生成(Generate Showtech)] をクリックして、選択した期間とコンポーネントに応じたログを生成します。

  • ローカリゼーションをサポートするための新しい言語パックのアップロードまたは既存の言語の更新。

  • SSL またはサードパーティ証明書のインポート。

  • 次のようなシステム設定の管理:

    • アナログ エンドポイント サポートを有効にする

    • メンテナンス モード ポップアップ通知を有効にする

    • パスワードポリシーの設定

    • カスタム属性の設定:この設定の変更は、シスコ サポート担当者の指示があった場合にのみ行ってください。

ユーザ プロビジョニング

次の機能拡張は、ユーザ プロビジョニングでサポートされています。
  • [コピー(Copy)] をクリックして、[設計(Design)] > [ユーザプロビジョニングセットアップ(User Provisioning Setup)] にある既存のサービス エリアの設定のクローンを作成します。

  • 次の新しいビジネス ルールが電話番号の検証で導入されました:
    • 電話番号ブロックの確認(Directory Number Block Validation):指定された電話番号ブロックの範囲内になるよう電話番号を適用します。

    • 電話番号ブロックのリスト(Directory Number Block Listing):ドメイン内の任意のサービス エリアのすべての電話番号ブロックから、使用可能な電話番号を示します。

  • ユーザに関するフィールドが拡張され、[市区町村郡(City)]、[都道府県(State)]、[事務所(Office)]、[会社(Company)]、[町名番地(Street)]、[私書箱(P.O. Box)]、[郵便番号(Zip code)]、[国(Country)]、[FAX(Fax number)]、[IP 電話番号(IP Phone number)] などの物理的な場所に基づくフィールドが含まれるようになりました。

  • 電話番号セレクタが拡張され、ユーザにすでに関連付けられた回線をすぐに選択できるようになりました。

  • サービス プロビジョニングの機能拡張:

    自動サービス プロビジョニング

    • シングル ナンバー リーチ:モビリティ、リモート接続先プロファイル、およびリモート接続先プロファイル回線を有効にします。

    • プロビジョニングにおける複数の Jabber エンドポイント。

    手動プロビジョニング:ユーザ用に Jabber サービスを有効にする場合、選択された Cisco Jabber エンドポイントで共用回線をプロビジョニングするオプションがあります。

インフラストラクチャ オブジェクト

  • [ダイレクトコールパーク(Directed Call Park)] および [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] インフラストラクチャ オブジェクトは、バッチ ファイルを使用して追加できます。 ただし、バッチを使用してこれらのオブジェクトを変更またはキャンセルすることはできません。

Prime Collaboration Provisioning Standard および Advanced

次のタイプの Prime Collaboration Provisioning を使用できます。

  • Prime Collaboration Provisioning Standard:Cisco Unified Communications 10.0 以上(Unified CM および Unity Connection のバージョン 10.0 以上)で使用できます。

  • Prime Collaboration Provisioning Advanced:Unified Communications スイート 8.0 以上のバージョンすべてで使用できます。

Prime Collaboration Provisioning Standard は、Cisco Prime Collaboration Provisioning の簡素化されたバージョンです。 すべてのコラボレーション サービスで、簡素化されたプロビジョニングを提供します。 IP Phone、ソフト クライアント、ビデオ エンドポイント、アナログ電話、Jabber クライアント、プレゼンス、モビリティ、ボイスメールなどのデバイスとサービスをプロビジョニングします。 Provisioning のサポートは、制限された承認権限を持つ 1 台の Unified Communications クラスタで利用できます。

Provisioning Advanced は、個別ドメインへの委任、インフラストラクチャ インスタンスの設定用テンプレートのサポート、詳細バッチ プロビジョニングなどのより高度な機能を提供します。

次の表に、Prime Collaboration Provisioning Standard および Advanced で使用可能な機能を示します。 Provisioning の Standard および Advanced の製品については、『Cisco Prime Collaboration - Standard and Advanced Offerings』を参照してください。

表 1 Prime Collaboration Provisioning Standard および Advanced の機能

機能

Standard

Advanced

参照先のセクション/章

Prime Collaboration Provisioning - Standard and Advanced Guide

クラスタのサポート

Cisco Unified Communications Manager の 1 台のクラスタおよび Cisco Unity Connection の 1 台クラスタのみを管理します。

クラスタの変更とクラスタの関連付けの組み合わせが含まれる複数のクラスタを管理します。

詳細については、「デバイスの追加」セクションを参照してください。

権限または Role Based Access Control(RBAC)の委任

システム レベル、詳細オーダー レベル、基本オーダー レベルという 3 つの RBAC レベルを使用できます。 ただし、ドメイン グループごとのアクセスは使用できません。

詳細な権限ベースのアクセス コントロールと委任を使用できます。 オーダー権限を持つ管理者を異なるユーザ ドメイン グループに割り当てることができます。

詳細については、「ユーザの追加」セクションを参照してください。

オーダー ワークフロー権限

オーダーの承認、MAC アドレスの割り当て、出荷エンドポイント、エンド ユーザのエンドポイントの受領などのオーダー ワークフロー アクティビティは使用できません。

オーダー ワークフロー(オーダーの作成と実際のオーダーのプロビジョニングの間に存在するオプション段階:承認者、MAC 割り当て担当者、出荷担当者、受領者)を提供します。

アクティビティ権限を有効または無効にしたり、異なるユーザに割り当てたりして、オーダー ワークフローの効率を向上させることができます。

詳細については、「権限ロールの概要」セクションを参照してください。

バッチ プロビジョニング

これらを 1 つのバッチに組み合わせることで、多数のサービスを展開できます。 バッチ プロビジョニングは 1 台のクラスタでのみ使用できます。

1 つのプロビジョニング バッチで、多数の CUCM クラスタにわたるインフラストラクチャとユーザのプロビジョニングを実行し、Prime Collaboration バッチの範囲をグローバルにすることができます。

詳細については、「バッチ プロジェクトの管理」の章を参照してください。

インフラストラクチャ テンプレート

インフラストラクチャ設定テンプレートは使用できません。

Cisco Unified CM および IOS 用の Prime Collaboration Provisioning インフラストラクチャ テンプレートを作成できます。 これらは、サイトのロールアウトなど、繰り返すタスク用にキーワードのサポートを提供します(バッチ ファイルにはありません)。 テンプレートは、後で実行するようにスケジュールすることも、後から監査またはトラブルシューティングを行うためにオーダー トラッキング システムで追跡することもできます。 キーワード サポートを使用して、事前に作成された IOS テンプレートを活用できます。

詳細については、「設定テンプレートの概要」セクションを参照してください。

アプリケーション プログラミング インターフェイス

North Bound Interface(NBI)のサポートは使用できません。

Northbound API は、サードパーティの管理アプリケーション、HR システム、または他のプロビジョニング インターフェイスと統合した場合にサポートされます。

詳細については、「ライセンスの管理」の章を参照してください。

Standard および Advanced の Provisioning をインストールする場合、『Cisco Prime Collaboration Quick Start Guide』の「Installing Prime Collaboration Provisioning」セクションを参照してください。

開始ウィザードを使用して Unified Communications の新規インストールを行う場合は『Cisco Prime Collaboration Provisioning - Standard and Advanced Guide』の「Getting Started Wizard for Unified Communications Applications」の章を参照してください。

Prime Collaboration Provisioning の統合またはスタンドアロン ユーザ インターフェイス

統合アプリケーションとしての Cisco Prime Collaboration は、Prime Collaboration Assurance と Prime Collaboration Provisioning の機能の利点を兼ね備えています。 これを使用することで、ビデオの導入を音声とは別に管理する必要がなくなります。 Prime Collaboration は、統合アプリケーションまたはスタンドアロン アプリケーションとして実行できます。

  • 統合アプリケーションを実行する場合は、シングル サインオンを使用してログインし、Assurance と Provisioning の両方の機能にアクセスできます。 ホーム ページの [設計(Design)] および [展開(Deploy)] メニューから、すべての Provisioning 機能にアクセスすることが可能です。

  • Prime Collaboration をスタンドアロン アプリケーションとして実行する場合は、Assurance と Provisioning で別々のログインを使用できます。

  • Prime Collaboration Provisioning を使用すると、管理者はシングル サインオンを使用して、Cisco Unified Communications Manager、Unity Connection、IM and Presence サービスなどの設定済みのデバイスを相互起動できます。 統合アプリケーションを実行している場合は、[管理(Administration)] > [シングル サインオン(Single Sign-On)] に移動して、Unified Communications アプリケーションを相互起動します。 詳細については、Prime Collaboration のシングル サインオンを参照してください。

Provisioning サーバと Assurance サーバを統合するには、Assurance サーバで、[管理(Administration)] > [システムのセットアップ(System Setup)] > [Assurance のセットアップ(Assurance Setup)] > [Cisco Prime 360の統合(Cisco Prime 360 Integration)] に移動します。 [Provisioningサーバのセットアップ(Provisioning Server Setup)] で、接続する Provisioning サーバの IP アドレスを指定します。 [切断(Detach)] オプションを使用すると、Provisioning サーバを切断することができます。 詳細については、Prime Collaboration Provisioning の接続を参照してください。


(注)  


Provisioning 10.5.1 サーバを Assurance 10.5 に接続できます。


プロビジョニング アーキテクチャ、インターフェイス、キー機能、およびダッシュボードは、統合アプリケーションとスタンドアロン アプリケーションで同じです。

Provisiong には、Provisioning アプリケーションをインストールしたシステムからアクセスできる他、クライアントのシステムからリモートでアクセスすることもできます。 ブラウザで、http://IP Address という URL を入力します。ここで、IP Address は Prime Collaboration サーバのアドレスです。


(注)  


統合モードでは、Prime Collaboration Provisioning アプリケーションを再起動またはシャットダウンする前に必ず、それを Prime Collaboration Assurance から切断し、再起動後に統合してください。


スタンドアロンの Prime Collaboration Provisioning アプリケーションは、中国語(zh)、日本語(ja)、韓国語(ko)へのローカリゼーションに対応しています。 Prime Collaboration Assurance や Prime Collaboration Analytics アプリケーションと統合した場合、Prime Collaboration Provisioning の UI はローカライズされますが、Prime Collaboration Assurance や Prime Collaboration Analytics の UI は引き続き英語(en-us)で表示されますす。 ローカライズされた Provisioning の UI では次の文字を入力できます:UTF-8 文字、英数字(A ~ Z、 a ~ z、0 ~ 9)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、アットマーク(@)、スペース、アポストロフィ。

スタンドアロンの Prime Collaboration Provisioning アプリケーションを使用し、後でサーバを Assurance と統合する場合は、次の表の UI ナビゲーションを使用して、Prime Collaboration の各メニューに移動します。

表 2 Prime Collaboration 統合アプリケーションおよびスタンドアロン アプリケーションのユーザ インターフェイス ナビゲーション

メニュー

統合アプリケーションの UI ナビゲーション

スタンドアロン アプリケーションの UI ナビゲーション

[ホーム(Home)]

該当なし

該当なし

[設計(Design)]

[設計(Design)] > [インフラストラクチャのセットアップ(Infrastructure Setup)]

[設計(Design)] > [インフラストラクチャのセットアップ(Infrastructure Setup)]

 

[設計(Design)] > [ユーザプロビジョニングのセットアップ(User Provisioning Setup)]

[設計(Design)] > [ユーザプロビジョニングのセットアップ(User Provisioning Setup)]

 

[設計(Design)] > [インフラストラクチャテンプレート(Infrastructure Templates)]

[設計(Design)] > [インフラストラクチャテンプレート(Infrastructure Templates)]

 

[設計(Design)] > [[はじめに]ウィザード(Getting Started Wizard)]

[設計(Design)] > [[はじめに]ウィザード(Getting Started Wizard)]

[展開(Deploy)]

[展開(Deploy)] > [ユーザプロビジョニング(User Provisioning)]

[展開(Deploy)] > [ユーザプロビジョニング(User Provisioning)]

[展開(Deploy)] > [履歴の検索(Search History)]

[展開(Deploy)] > [履歴の検索(Search History)]

[展開(Deploy)] > [アクティビティ(Activities)]

  • [マイアクティビティ(My Activities)]

  • [すべてのアクティビティ(All Activities)]

  • [グループのアクティビティ(Activities for Group)]

  • [ユーザのアクティビティ(Activities for User)]

[展開(Deploy)] > [アクティビティ(Activities)]

  • [マイアクティビティ(My Activities)]

  • [すべてのアクティビティ(All Activities)]

  • [グループのアクティビティ(Activities for Group)]

  • [ユーザのアクティビティ(Activities for User)]

[展開(Deploy)] > [インフラストラクチャ設定(Infrastructure Configuration)]

[展開(Deploy)] > [インフラストラクチャ設定(Infrastructure Configuration)]

[展開(Deploy)] > [バッチプロビジョニング(Batch Provisioning)]

[展開(Deploy)] > [バッチプロビジョニング(Batch Provisioning)]

[展開(Deploy)] > [ユニファイドコミュニケーションサービス(Unified Communication Services)]

[展開(Deploy)] > [ユニファイドコミュニケーションサービス(Unified Communication Services)]

[展開(Deploy)] > [プロビジョニングインベントリ(Provisioning Inventory)]

  • [エンドポイントの管理(Manage Endpoints)]

  • [電話番号の管理(Manage Directory Numbers)]

  • [インベントリブラウザ(Inventory Browser)]

  • [インベントリ検索(Inventory Search)]

[展開(Deploy)] > [プロビジョニングインベントリ(Provisioning Inventory)]

  • [エンドポイントの管理(Manage Endpoints)]

  • [電話番号の管理(Manage Directory Numbers)]

  • [インベントリブラウザ(Inventory Browser)]

  • [インベントリ検索(Inventory Search)]

[レポート(Report)]

[レポート(Report)] > [Communications Managerのレポート(Communication Manager Reporting)]

[レポート(Report)] > [Provisioningのレポート(Provisioning Reports)]

  • [サービスエリア(Service Area)]

  • [リソース設定(Resource Configuration)]

  • [サービス設定(Service Configuration)]

  • [エンドポイントインベントリ(Endpoint Inventory)]

  • [電話番号インベントリ管理(Directory Number Inventory Management)]

  • [電話番号ブロック(Directory Number Block)]

  • [監査証跡(Audit Trail)]

  • [エンドポイント/回線不一致(Endpoint/Line Mismatch)]

[レポート(Reports)] > [Communications Managerのレポート(Communication Manager Reporting)]

[レポート(Reports)] > [インタラクティブレポート(Interactive Reports)]

  • [サービスエリア(Service Area)]

  • [リソース設定(Resource Configuration)]

  • [サービス設定(Service Configuration)]

  • [エンドポイントインベントリ(Endpoint Inventory)]

  • [電話番号インベントリ管理(Directory Number Inventory Management)]

  • [電話番号ブロック(Directory Number Block)]

  • [監査証跡(Audit Trail)]

  • [エンドポイント/回線不一致(Endpoint/Line Mismatch)]

[管理(Administration)]

[管理(Administration)] > [システムのセットアップ(System Setup)]

  • [Provisioningのセットアップ(Provisioning Setup)] > [電話ボタンテンプレート(Phone Button Templates)]

  • [Provisioningのセットアップ(Provisioning Setup)] > [ルール(Rules)]

  • [シングルサインオン(Single Sign-on)]

[管理(Administration)] > [システムの設定(System Configuration)]

  • [ルール(Rules)]

  • [電話ボタンテンプレート(Phone Button Templates)]

  • [シングルサインオン(Single Sign-on)]

[管理(Administration)] > [ライセンス管理(License Management)]

[管理(Administration)] > [システムの設定(System Configuration)] > [ライセンス管理(License Management)]

[管理(Administration)] > [システムのセットアップ(System Setup)] > [Provisioningのセットアップ(Provisioning Setup)] > [データメンテナンス(Data Maintenance)]

[管理(System Administration)] > [システムメンテナンス(System Maintenance)] > [データメンテナンス(Data Maintenance)]

[管理(Administration)] > [システムのセットアップ(System Setup)] > [Provisioningのセットアップ(Provisioning Setup)] > [メンテナンスモード(Maintenance Mode)]

[管理(Administration)] > [システムメンテナンス(System Maintenance)] > [メンテナンスモード(Maintenance Mode)]

[管理(Administration)] > [システムのセットアップ(System Setup)] > [Provisioningのセットアップ(Provisioning Setup)] > [バックアップ管理(Backup Management)]

[管理(Administration)] > [システムメンテナンス(System Maintenance)] > [Provisioningのセットアップ(Provisioning Setup)] > [バックアップ管理(Backup Management)]

[管理(Administration)] > [ユーザ管理(User Management)]

[ユーザ管理(User Management)]オプションは、[展開(Deploy)] > [ユーザプロビジョニング(User Provisioning)] で使用できます。

[管理(Administration)] > [権限プロファイル(Permission Profiles)]

[管理(Administration)] > [ユーザとデバイスのアクセス管理(Users and Device Access Management)] > [インフラストラクチャ設定権限(Infrastructure Configuration Permissions)]

該当なし。 このオプションは、[ホーム(Home)] > Provisioning のダッシュボードで使用できます。

[管理(Administration)] > [ユーザとデバイスのアクセス管理(Users and Device Access Management)] > [ロックされたユーザ(Locked Users)]

[レポート(Report)] > [管理レポート(Administrative Reports)] > [ログオンしたユーザ(Who Is Logged On)]

[管理(Administration)] > [ユーザとデバイスのアクセス管理(Users and Device Access Management)] > [ログインしたユーザ(Logged In Users)]

[管理(Administration)] > [Alarm & Event Setup] > [通知(Notification)] > [Provisioning System Settings]

[管理(Administration)] > [プロビジョニング通知管理(Provisioning Notification Management)] > [システム設定(System Settings)]

[管理(Administration)] > [Alarm & Event Setup] > [通知(Notification)] > [Provisioning Domain Settings]

[管理(Administration)] > [プロビジョニング通知管理(Provisioning Notification Management)] > [ドメイン設定(Domain Settings)]


(注)  


[設計(Design)] メニューと [展開(Deploy)] メニューの UI 操作は、スタンドアロンおよび統合 Prime Collaboration Provisioning アプリケーションで同じです。 スタンドアロンおよび統合 Prime Collaboration Provisioning アプリケーションの全メニューの操作については、上記の表を参照してください。


Prime Collaboration Provisioning の使用シナリオ

Provisioning の機能は、Cisco Prime Collaboration アプリケーションの [設計(Design)]、[展開(Deploy)]、および [管理(Administration)] メニューから使用できます。

Provisioning を使用する一般的なシナリオは次のとおりです。

  • 既存の音声サービスの管理

  • 新しい音声インフラストラクチャの展開

  • ユーザの管理

  • 既存の音声インフラストラクチャにおける新規サイトの展開

また、Cisco Prime Collaboration 導入のニーズを満たすために、いくつかの高度なアクティビティを実行することができます。 これらのアクティビティの一部は次のとおりです。

  • ニーズに合わせた Provisioning の機能のカスタマイズ

  • 大量の Provisioning アクティビティの実行

  • Provisioning のリソースの操作

  • サーバの設定

表 1に、Provisioning の使用シナリオの一部を示します。

表 3 使用シナリオ

使用シナリオ

既存の音声サービスの管理

個々のインターフェイスを通じて次の Cisco Unified Communications デバイスを管理する場合:

  • Cisco Unified Communications Manager

  • Cisco Unified Communications Manager Express

  • Cisco Unity

  • Cisco Unity Connection

  • Cisco Unity Express

これらの音声サービスのサブセットの管理を他のユーザに委任する場合は、次の項を参照してください。

新しい音声インフラストラクチャの展開

Cisco Unified Communications Manager または Cisco Unified Communications Manager Express と、それに関連するボイスメール システムを新規に追加する場合に、すべての展開に適用できる標準化されたアプローチを使用するには、次の項を参照してください。

ユーザのサービスの管理

オフィス内のユーザ向けのサービスを管理する場合は、次のシナリオを参照してください。

  • ユーザとは、アクティブな IP テレフォニー サービスを利用しているユーザを意味します。 Provisioning では、ユーザの追加、ユーザ情報の同期、サービスの移動、ユーザ情報の更新、およびドメイン固有のユーザ権限の管理を行うことができます。 権限ロールの概要を参照してください。

  • 1 人のユーザのオーダーは、そのユーザのユーザ レコードに表示されて開始されます。 ユーザ レコードには、そのユーザの既存の製品がすべて表示されます。ユーザのユーザ レコードへのアクセスを参照してください。

  • エンドポイントおよびサービスのオーダーを作成できます。 オーダーの管理 を参照してください。

  • オーダーの処理

  • サービスのキャンセル

既存の音声インフラストラクチャにおける新規サイトの展開

既存の Cisco Unified Communications Manager に新しい場所またはサイトを追加するには、次の項を参照してください。

ニーズに合わせた Provisioning の機能のカスタマイズ

Provisioning でさまざまなポリシーを適用する方法のデフォルト設定を変更するには、次の項を参照してください。

大量の Provisioning アクティビティの実行

大量のサービスを導入する場合は、これらのアクティビティを 1 つのバッチにまとめることができます(バッチ プロジェクトの管理 を参照)。

Provisioning のリソースの操作

Provisioning のリソースの管理については、次の項を参照してください。

サーバの設定

サーバの設定については、次の項を参照してください。

  • サーバの設定

  • Provisioning のユーザとは、システムにログインし、Provisioning にアクセスしてさまざまなアクティビティを実行できる人物を意味します。 ユーザは、Provisioning のさまざまな権限を実行できるように設定可能です。 これらの権限は、システム全体に適用したり(たとえば管理者)、1 つのドメインにだけ関連させてユーザが実行可能な変更の範囲を限定したりすることができます。 ユーザの追加を参照してください。

  • ログ レベルの変更(CLI)

  • Provisioning のデータ消去の有効化

サーバの保守

サーバの保守については、次の項を参照してください。

Prime Collaboration Provisioning の IPv6 のサポート

Prime Collaboration Provisioning は IPv6 に対応しています。 IPv6 対応とは、IPv6 機能情報を含むが、伝送には IPv4 を使用するものとして定義されます。

IPv6 対応アプリケーションとして、Prime Collaboration Provisioning は引き続き IPv4 リンクを経由して、Cisco Unified Communications Manager デバイスと通信します。

Provisioning Manager の IPv6 対応には、次のことも適用されます。

  • [コールプロセッサの設定(Call Processor Configuration)] ページでは、IPv4 IP アドレスだけを入力できます。 IPv6 アドレスを入力するとエラー メッセージが表示されます。

  • Prime Collaboration Provisioning は IPv4 プロトコルを使用して Cisco Unified Communications Manager と通信しますが、IPv4 または IPv6 プロトコルを使用する電話をプロビジョニングできます。