Cisco NX-OS ライセンス ガイド
Cisco NX-OS ソフトウェア機能のライセンス
Cisco NX-OS ソフトウェア機能のライセンス
発行日;2012/09/21   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

Cisco NX-OS ソフトウェア機能のライセンス

本書には、Cisco NX-OS ソフトウェアのライセンスのタイプ、オプション、手順、インストール、および管理に関する情報が記載されています。


(注)  


Cisco Data Center Network Manager(DCNM)は、データセンター インフラストラクチャの管理に使用できるグラフィカル ユーザ インターフェイスです。 Cisco DCNM のインストールおよびライセンスの詳細については、『Cisco DCNM Installation and Licensing Guide』を参照してください。


ライセンシングについての情報

ライセンスを使用すると、その機能に対応する適切なライセンスをインストールすれば、指定されたプレミアム機能をデバイスで利用できるようになります。

機能ベースのライセンス

機能ベースのライセンスでは、物理デバイス全体で機能が使用可能になります。そのため、必要とされるのはそのデバイスに対するライセンスのコピー 1 つだけです。 各ライセンスでは、一覧に示す機能だけがサポートされます。 ライセンスは、特定のハードウェア プラットフォームに固有のものである場合があります。


(注)  


ライセンス パッケージに含まれていない機能は Cisco NX-OS ソフトウェアにバンドルされており、無料で提供されます。


次の表に、Cisco Nexus 7000 シリーズの機能ベース ライセンス パッケージの一覧を示します。

表 1 Cisco Nexus 7000 シリーズの機能ベース ライセンス

機能ライセンス

製品 ID

機能

Enterprise Services パッケージ

(LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG)

N7K-LAN1K9

  • Open Shortest Path First(OSPF)プロトコル
  • ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)
  • Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコル(レイヤ 3 のみ)
  • Protocol Independent Multicast(PIM)。スパース モード、双方向モード、Source-Specific Mode(SSM)を含む
  • Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)
  • ポリシーベース ルーティング
  • 総称ルーティング カプセル化(GRE)トンネル
  • Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)

Advanced Services パッケージ

(LAN_ADVANCED_SERVICES_PKG)

N7K-ADV1K9

  • Cisco TrustSec
  • 仮想デバイス コンテキスト(VDC)

Transport Services パッケージ

(LAN_TRANSPORT_SERVICES_PKG)

N7K-TRS1K9

  • Overlay Transport Virtualization(OTV)
  • Locator/ID Separation Protocol(LISP)

Scalable Feature パッケージ

(LAN_SCALABLE_FEATURE_PKG)

N7K-C7010-XL

N7K-C7018-XL

1 システムあたり 1 つのライセンスで、すべての XL 対応 I/O モジュールが XL モードで動作できます。 ライセンスにより、次の機能のパフォーマンスが向上します。

  • IPv4 ルート
  • IPv6 ルート
  • ACL エントリ

拡張レイヤ 2 パッケージ

(ENHANCED_LAYER2_PKG)

N7K-EL21K9

  • F シリーズ モジュールの FabricPath サポート

MPLS Services パッケージ

(MPLS_PKG)

N7K-MPLS1K9

  • マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)

Storage Enterprise パッケージ

(STORAGE_ENT)

N7K-SAN1K9

  • ファイバ チャネルおよび FCoE を介した VSAN 間ルーティング(IVR) ファイバ チャネルを介した IVR ネットワーク アドレス変換(NAT)
  • VSAN ベース アクセス コントロール
  • オープン システム用ファブリック バインディング
次の表に、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチの機能ベース ライセンス パッケージの一覧を示します。
(注)     

製品 ID 番号のプレフィックスは、ライセンスの適用対象となるプラットフォームを示しています。 たとえば、N5548 はそのライセンスが Cisco Nexus 5548 スイッチのみを対象としていること、N55 はそのライセンスが Nexus 5500 シリーズのすべてのスイッチを対象としていることを表します。



表 2 Cisco Nexus 5000 シリーズの機能ベース ライセンス

機能ライセンス

製品 ID

機能

FabricPath Services パッケージ

ENHANCED_LAYER2_PKG

  • N5548-EL2-SSK9
  • N5596-EL2-SSK9

FabricPath

FCoE NPV パッケージ

(FCOE_NPV_PKG)

  • N5010-FNPV-SSK9
  • N5020-FNPV-SSK9
  • N5548-FNPV--SSK9
  • N5596-FNPV-SSK9

FCoE NPV

レイヤ 3 Base Services パッケージ

(LAN_BASE_SERVICES_PKG)

N55-BAS1K9

  • スタティック ルーティング
  • RIPv2
  • OSPFv2
  • EIGRP スタブ
  • HSRP
  • VRRP
  • IGMP v2/v3
  • PIMv2(スパース モード)
  • ルーテッド ACL
  • uRPF
(注)     

OSPF 拡張性は、256 個の動的に学習されたルートに限定されます

レイヤ 3 Enterprise Services パッケージ

(LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG)

N55-LAN1K9

  • フル EIGRP
  • 最大 8000 ルートの拡張性を持つ OSPF
  • BGP および VRF-Lite(IP-VPN)
  • L3 ハードウェアによりサポートされる最大ルート数:8000 エントリ

ストレージ プロトコル サービス パッケージ

(FC_FEATURES_PKG)

  • N5010-SSK9
  • N5020-SSK9
  • N55-8P-SSK9
  • N55-48P-SSK9
  • N55-96P-SSK9
  • ネイティブ ファイバ チャネル
  • FCoE
  • NPV
  • FC ポート セキュリティ
  • ファブリック バインディング

VM-FEX パッケージ

N55-VMFEXK9

VM-FEX

次の表に、Cisco Nexus 4000 シリーズの機能ベース ライセンス パッケージの一覧を示します。

表 3 Cisco Nexus 4000 シリーズの機能ベース ライセンス

機能ライセンス

製品 ID

機能

Basic Storage Services パッケージ

(BASIC_STORAGE_SERVICES_PKG)

N4K-4005I-SSK9

  • FIP スヌーピング機能
次の表に、Cisco Nexus 3000 シリーズの機能ベース ライセンス パッケージの一覧を示します。

表 4 Cisco Nexus 3000 シリーズの機能ベース ライセンス

機能ライセンス

製品 ID

機能

レイヤ 3 Base Services パッケージ

(LAN_BASE_SERVICES_PKG)

N3K-BAS1K9

  • スタティック ルーティング
  • RIPv2
  • EIGRP スタブ
  • OSPFv2(限定ルート)
  • PIMv2(スパース モード)

レイヤ 3 Enterprise Services パッケージ

(LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG)

N3K-LAN1K9

  • OSPF(無制限ルート)
  • BGP および VRF-Lite(IP-VPN)
(注)     

Base Services パッケージが必要です。


(注)  


ライセンスは互いに依存しません。 別のライセンスが適用される機能を使用するには、該当するライセンスをすべてインストールする必要があります。 たとえば、Cisco Nexus 7000 シリーズ上で EIGRP と VDC を使用したい場合は、Enterprise Services パッケージ ライセンスと Advanced Services パッケージ ライセンスの両方をインストールする必要があります。

モジュールベースのライセンス

モジュールベースのライセンスでは、物理デバイス上の 1 つのモジュールで機能が使用可能になります。そのため、機能を有効にするモジュールごとに、ライセンスのコピーが 1 つずつ必要になります。 各ライセンスでは、一覧に示す機能だけがサポートされます。 ライセンスは、特定のハードウェア プラットフォームまたはモジュールに固有のものである場合があります。


(注)  


ライセンス パッケージに含まれていない機能は Cisco NX-OS ソフトウェアにバンドルされており、無料で提供されます。


次の表に、Cisco Nexus 7000 シリーズのモジュール ライセンス パッケージの一覧を示します。

表 5 Cisco Nexus 7000 シリーズのモジュールベース ライセンス

モジュール ライセンス

製品 ID

機能

FCoE Services パッケージ

(FCOE_PKG)

N7K-FCOEF132XP=

  • Fibre Channel over Ethernet(FCoE)
(注)     

FCoE に必要なストレージ VDC をイネーブルにするための Advanced Services パッケージは必要ありません。


(注)  


ライセンスは互いに依存しません。 別のライセンスが適用される機能を使用するには、該当するライセンスをすべてインストールする必要があります。 たとえば、Cisco Nexus 7000 シリーズ上で EIGRP と VDC を使用したい場合は、Enterprise Services パッケージ ライセンスと Advanced Services パッケージ ライセンスの両方をインストールする必要があります。

ライセンス用語

このマニュアルでは、次の用語を使用しています。

ライセンス機能
ライセンス ファイル、ハードウェア オブジェクト、または適法契約によって特定の機能を使用する権限。 この権限は、ユーザの数、インスタンスの数、期間、および実装されたデバイスに限定されます。
ライセンス対象アプリケーション
使用する際にライセンスを必要とするソフトウェア機能。
ライセンスの強制
最初にライセンスを取得せずに機能が使用されるのを防ぐメカニズム。
ノードロック ライセンス
デバイスの一意のホスト ID を使用した特定のデバイスだけで使用できるライセンス。
ホスト ID
各デバイスに特有の一意のシャーシ シリアル番号。
ソフトウェア ライセンスの Claim Certificate
1 つのデバイスでライセンス機能をここに記載されたとおりに使用する権限を持つオーナーであることを認定する文書。
製品認証キー(PAK)
PAK を使用すると、Software License Claim Certificate に示されているサイトの 1 つからライセンス キーを取得することができます。 指定された Web サイトで登録した後、E メールでライセンス キー ファイルとインストールの説明を受け取ります。
ライセンス キー ファイル
ライセンス付き機能を指定する、デバイス固有の一意のファイル。 各ファイルには、改ざんと修正を防ぐためのデジタル署名が含まれます。 ライセンス機能を使用するためには、ライセンス キーが必要です。 ライセンス キーは、指定された期間内で効力を発します。
ミッシング ライセンス
ブートフラッシュが破損した場合、またはライセンスのインストール後にスーパーバイザ モジュールを交換した場合、そのライセンスは「missing」として示されます。 この場合でも機能は使用できますが、 できるだけ早くライセンスを再インストールする必要があります。
評価ライセンス
一時的なライセンス。 評価ライセンスは期間の制約があり(特定の日数のみ有効)、ホスト ID(デバイスのシリアル番号)に関連付けられています。
永久ライセンス
期限が定められていないライセンスを、永久ライセンスといいます。
猶予期間
ライセンス パッケージの機能がライセンスのない状態で機能する期間。
サポート
シスコのサポートをシスコのリセラーからご購入された場合は、リセラーに直接お問い合わせください。 サポートをシスコから直接ご購入された場合は、次の URL にアクセスしてシスコのテクニカル サポートにお問い合わせください。http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html

ライセンスの仮想化サポート

Cisco Nexus 7000 シリーズでは、ライセンスはデフォルトの仮想デバイス コンテキスト(VDC)(VDC 1)の物理デバイスにインストールして管理します。 ライセンスは、物理デバイス上のすべての VDC 機能と Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティング/転送)インスタンスに適用されます。 VDC や VRF ごとに個別のライセンスを取得する必要はありません。 VDC の詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide』を参照してください。

ライセンスのハイ アベイラビリティ

Cisco NX-OS の他の機能と同様、ライセンス機能も次のハイ アベイラビリティ機能を標準で備えています。

  • 他のプロセスを中断せずにライセンスをデバイスにスムーズにインストールできる。
  • ライセンスの自動インストールでは、永久ライセンスのコピーがシャーシに保存される。
  • ユーザが猶予期間機能をイネーブルにした場合は、ライセンス キーのないライセンス付き機能の猶予期間カウンタが開始される。 猶予期間は 120 日です。その間に適切なライセンス キーをインストールするか、該当する機能の使用をディセーブルにするか、または猶予期間機能をディセーブルにしてください。 120 日の猶予期間が経過し、該当する機能の有効なライセンス キーがデバイスにない場合、その機能は Cisco NX-OS ソフトウェアによって自動的にディセーブルにされてデバイスの設定から削除されます。

    (注)  


    一部のライセンス(Cisco Nexus 7000 シリーズ向け Cisco TrustSec または Cisco Nexus 5000 シリーズ向けレイヤ 3 Enterprise Services など)には、猶予期間はありません。


スーパーバイザが 2 つあるデバイスは、次のハイ アベイラビリティ機能も備えています。

  • ライセンス ソフトウェアは両方のスーパーバイザ モジュール上で実行し、フェールオーバー保護を提供する。
  • ライセンス キーは両方のスーパーバイザ モジュール上でミラーリングされる。 両方のスーパーバイザ モジュールに障害が発生した場合でも、ライセンス ファイルはシャーシで使用可能なバージョンで引き続き機能します。

ライセンスのインストール

プレインストールされたライセンス(新しいデバイスの注文にのみ適用される)を取得することも、ライセンスを手動でインストールする(ネットワーク内の既存のデバイスに適用する)こともできます。


(注)  


Cisco NX-OS デバイスにライセンスをインストールできるのは、ネットワーク管理者ロールを持つユーザに限られます。 ユーザ アカウントおよびロールの詳細については、ご使用のプラットフォームの『Security Configuration Guide』を参照してください。


プレインストールされたライセンスの取得

新しい Cisco NX-OS デバイスでは、プレインストールされたライセンスを取得できます。

手順
    ステップ 1   製品を購入されたリセラーまたは代理店に連絡して、このサービスを要求してください。
    (注)     

    シスコのサポートをシスコのリセラーからご購入された場合は、リセラーに直接お問い合わせください。 サポートをシスコから直接ご購入された場合は、次の URL にアクセスしてシスコのテクニカル サポートにお問い合わせください。http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html

    デバイスは、必要なライセンスがシステムにインストールされた状態で納品されます

    ステップ 2   デバイスおよびライセンス付き機能を使い始めます。

    手動インストールの実行

    デバイスをすでにお持ちの場合、またはライセンスを自分でインストールしたい場合は、最初にライセンス キー ファイルを取得してから、それをデバイスにインストールする必要があります。


    (注)  


    Cisco Nexus 5000 シリーズおよび Cisco Nexus 4000 シリーズでは、すべてのライセンスがプレインストールされています。 手動インストールは不要です。


    図 1. ライセンス キー ファイルの取得. 次の図は、ライセンス キー ファイルを取得する方法を示しています。



    ライセンス キー ファイルの取得

    新規または更新されたライセンス キー ファイルを取得できます。

    手順
      ステップ 1   show license host-id コマンドを入力して、デバイスのシリアル番号を取得します。 ホスト ID はデバイスのシリアル番号でもあります。
      switch# show license host-id
      License hostid: VDH=FOX064317SQ
      
      
      ヒント   

      等号(=)の後ろに表示される ID 全体を使用します。 この例のホスト ID は FOX064317SQ です。

      ステップ 2   Software License Claim Certificate のドキュメントを取得します。 ソフトウェア ライセンスの権利証明書が見つからない場合は、次の URL にアクセスしてシスコのテクニカル サポートにお問い合わせください。http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html
      ステップ 3   Software License Claim Certificate のドキュメントから Product Authorization Key(PAK)を見つけます。
      ステップ 4   Software License Claim Certificate のドキュメントから Web サイトの URL を見つけます。 Product License Registration(製品ライセンスの登録)の Web サイトには、次の URL の Software Download(ソフトウェアのダウンロード)の Web サイトからアクセスできます。http://www.cisco.com/cisco/web/download/index.html
      ステップ 5   Product License Registration(製品ライセンスの登録)の Web サイトの指示に従って、デバイスのライセンスを登録します。

      ライセンス キー ファイルが E メールで送信されます。このファイルは、要求したデバイスでのみ使用を許可するためにデジタル署名されています。 指定したデバイス上で Cisco NX-OS ソフトウェアがライセンス キー ファイルにアクセスすると、要求した機能がイネーブルになります。

      注意       

      ライセンス キー ファイルには、いかなる変更も加えないでください。 デジタル署名が変更され、ライセンスが無効になります。

      ライセンスは永久です。 ライセンスをお持ちでない場合は、ライセンスで提供される機能を使い始めた時点から、機能を使用できる猶予期間がカウントされます。

      (注)     

      Cisco Nexus 7000 シリーズ向け Cisco TrustSec および Cisco Nexus 5000 シリーズ向けレイヤ 3 Enterprise には、猶予期間はありません。 Cisco TrustSec を使用するためには、Advanced Services ライセンスを取得する必要があります。

      ステップ 6   Cisco Nexus 7000 シリーズの場合は、デフォルトの VDC から copy licenses コマンドを使用して、ライセンス ファイルを bootflash: directory、slot0: device、usb1: device、usb2: device の 4 つの場所のいずれか 1 つに保存します。 Cisco Nexus 5000 シリーズおよび Cisco Nexus 4000 シリーズの場合は、copy licenses コマンドを使用して、ライセンス ファイルを bootflash: directory、volatile: directory の 2 つの場所のいずれか 1 つに保存します。
      (注)     

      Cisco NX-OS デバイスにライセンスをコピーできるのは、ネットワーク管理者ロールを持つユーザに限られます。 ユーザ アカウントおよびロールの詳細については、ご使用のプラットフォームの『Security Configuration Guide』を参照してください。


      ライセンス キー ファイルのインストール

      ライセンスをインストールして、デバイスの機能をイネーブルにできます。 Cisco Nexus 7000 シリーズの場合、ライセンスはデフォルトの VDC(VDC 1)にインストールする必要があります。 ライセンスは、物理デバイスのすべての VDC と VRF の機能に適用されます。


      ヒント


      デバイスに複数のライセンスをインストールする必要がある場合は、ライセンス キー ファイルごとに必ず一意のファイル名を指定してください。

      (注)  


      Cisco NX-OS デバイスのスーパーバイザ モジュールが 1 つで、そのスーパーバイザ モジュールを置き換える場合は、ライセンス キー ファイルを再インストールする必要があります。

      現在猶予期間ライセンスを使用して実行していて、サービスの中断を避けるために永久ライセンスをインストールする場合は、no license grace-period コマンドを使用して猶予期間をディセーブルにしないでください。 単純に、新しいライセンスをインストールするのみとします。 ライセンス マネージャにより、評価用ライセンスからインストールされたライセンスに自動的に遷移されます。


      手順
        ステップ 1   アクティブなスーパーバイザのコンソール ポートからデバイスにログインします。
        (注)     

        Cisco NX-OS デバイスにライセンスをインストールできるのは、ネットワーク管理者ロールを持つユーザに限られます。 ユーザ アカウントおよびロールの詳細については、ご使用のプラットフォームの『Security Configuration Guide』を参照してください。

        ステップ 2   デバイスのコンソールから、アクティブなスーパーバイザ モジュール上で install license コマンドを使用してインストールを実行します。
        switch# install license bootflash:license_file.lic
        Installing license ..done
        
        
        (注)     

        ライセンス キー ファイルにターゲット名を指定する場合、ファイルは指定された名前でインストールされます。 そうしない場合、ライセンス キー ファイルに指定されたファイル名がライセンスのインストールに使用されます。

        ステップ 3   (任意)ライセンス キー ファイルをバックアップします。
        ステップ 4   デバイスのコンソールを閉じ、新しいターミナル セッションを開いたら、show license コマンドを使用して、デバイスにインストールされたライセンス ファイルをすべて表示します。
        switch# show license
        Enterprise.lic:
        SERVER this_host ANY
        VENDOR cisco
        INCREMENT LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG cisco 1.0 permanent uncounted \
                VENDOR_STRING=<LIC_SOURCE>MDS_SWIFT</LIC_SOURCE><SKU>N7K-LAN1K9=</SKU> \
                HOSTID=VDH=TBC10412106 \
                NOTICE="<LicFileID>20071025133322456</LicFileID><LicLineID>1</LicLineID>\
                <PAK></PAK>" SIGN=0CC6E2245FBE
        
        
        (注)     

        install license コマンドの使用時に、ライセンスがすべてのガイドラインを満たしていれば、すべての機能とモジュールは設定どおりに機能し続けます。

        show license brief コマンドを使用して、デバイスにインストールされているライセンス ファイルのリストを表示できます。

        switch# show license brief
        Enterprise.lic
        
        

        show license file コマンドを使用して、デバイスにインストールされている特定のライセンス ファイルに関する情報を表示できます。

        switch# show license file Enterprise.lic
        Enterprise.lic:
        SERVER this_host ANY
        VENDOR cisco
        INCREMENT LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG cisco 1.0 permanent uncounted \
                VENDOR_STRING=<LIC_SOURCE>MDS_SWIFT</LIC_SOURCE><SKU>N7K-LAN1K9=</SKU> \
                HOSTID=VDH=TBC10412106 \
                NOTICE="<LicFileID>20071025133322456</LicFileID><LicLineID>1</LicLineID>\
                <PAK></PAK>" SIGN=0CC6E2245FBE
        
        
        ステップ 5   (任意) 必要に応じて、グローバル コンフィギュレーション モードで feature feature-name コマンドを使用して、ライセンス付き機能をイネーブルにします。 たとえば、BGP 機能は次のようにしてイネーブルにできます。
        swtich# configure terminal
        switch(config)# feature bgp
        
        

        ライセンスのバックアップ

        デバイスの設定またはブートフラッシュ メモリが破損した場合は、ライセンスを再インストールする必要があります。 再インストールはライセンス キー ファイルのバックアップ コピーから行うことができます。 ライセンス キー ファイルがない場合は、インストールされているライセンスからライセンス キー ファイルのコピーを作成できます。


        (注)  


        Cisco NX-OS デバイスのスーパーバイザ モジュールが 1 つで、そのスーパーバイザ モジュールを置き換える場合は、ライセンス キー ファイルを再インストールする必要があります。 ライセンス キー ファイルの再インストールは、バックアップ コピーから行うことはできません。



        注意    


        デバイスにインストールされている既存のライセンスを消去してしまった場合は、ライセンス キー ファイルを使用して install license コマンドを使ってのみ再インストールが可能です。



        (注)  


        Cisco NX-OS デバイスのライセンスをバックアップできるのは、ネットワーク管理者ロールを持つユーザに限られます。 Cisco Nexus 7000 シリーズでは、ライセンスはデフォルトの VDC(VDC 1)からのみバックアップできます。 ユーザ アカウントおよびロールの詳細については、ご使用のプラットフォームの『Security Configuration Guide』を参照してください。


        ライセンス キー ファイルのバックアップ

        ライセンス キー ファイルは、copy コマンドを使用して、リモート サーバまたは外部デバイスにバックアップを作成できます。

        次に、ライセンス キー ファイルをリモート サーバに保存する例を示します。

        switch# copy bootflash:license_file.lic tftp://10.10.1.1//license_file.lic
        
        

        一部の Cisco NX-OS プラットフォームでは、外部フラッシュ デバイスがサポートされています。 次に、ライセンス キー ファイルを外部フラッシュ コマンドに保存する例を示します。

        switch# copy bootflash:license_file.lic slot0:license_file.lic
        
        

        インストールされているライセンスのバックアップ

        ライセンス キー ファイルは、copy コマンドを使用して、リモート サーバまたは外部デバイスにバックアップを作成できます。

        次の例では、デバイスにインストールされているすべてのライセンスを .tar ファイルに保存してから、そのファイルを UNIX ベースのリモート サーバにコピーします。

        switch# copy licenses bootflash:Enterprise.tar
        Backing up license done 
        switch# copy bootflash:lEnterprise.tar tftp://10.10.1.1//Enterprise.tar
        
        

        UNIX ベースのリモート サーバ上で .tar ファイルを圧縮解除して、1 つ以上のバックアップ ライセンス キー ファイルを作成できます。作成されるバックアップ ファイルの数は、インストールしたライセンスの数で決まります。 tar extract コマンドを使用して、Cisco NX-OS デバイス上のライセンス ファイルを抽出することもできます。

        次に、.tar ファイルからライセンス ファイルを抽出する例を示します。

        switch# tar extract bootflash:Enterprise.tar
        
        

        使用中のライセンス機能の特定

        Cisco NX-OS ソフトウェアの機能をイネーブルにすると、ライセンス猶予期間が有効になります。

        switch# show license usage LAN_ADVANCED_SERVICES_PKG
        Application
        -----------
        bgp 
        ospf 
        -----------
        
        

        Cisco Nexus 7000 シリーズの場合は、show license usage vdc-all license-name コマンドを使用して、指定したライセンスについて VDC でアクティブな機能を特定します。

        switch# show license usage vdc-all LAN_ADVANCED_SERVICES_PKG
        Application
        -----------
        bgp
        ospf
        bgp@2 
        ospf@2
        -----------
        
        

        (注)  


        show license usage vdc-all コマンド出力で機能名の後に示される「@2」は、その機能が VDC 2 でイネーブルであることを示します。


        show license usage コマンドを使用して、すべてのアクティブな機能を特定します。

        switch# show license usage
        Feature                      Ins  Lic   Status Expiry Date Comments
                                         Count
        --------------------------------------------------------------------------------
        LAN_ADVANCED_SERVICES_PKG     No    -   In use             Grace 119D 22H
        LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG   Yes   -   In use Never       -
        --------------------------------------------------------------------------------
        
        

        Cisco Nexus 70000 シリーズの場合は、デフォルトの VDC から show license usage vdc-all コマンドを使用して、すべての VDC でアクティブなすべての機能を特定します。

        switch# show license usage vdc-all
        
        

        ライセンスのアンインストール

        未使用の永久ライセンスだけをアンインストールできます。 使用中の永久ライセンスを削除しようとすると、要求が拒否されてエラー メッセージが出されます。 未使用のライセンスをアンインストールすると、猶予期間が有効になります。 猶予期間は、ライセンスなしで機能が初めて使用された時点からカウントされ、有効なライセンス ファイルがインストールされるとリセットされます。

        Cisco Nexus 7000 シリーズの場合、ライセンスはデフォルトの VDC(VDC 1)からのみアンインストールできます。


        (注)  


        Cisco NX-OS デバイスからライセンスをアンインストールできるのは、ネットワーク管理者ロールを持つユーザに限られます。 ユーザ アカウントおよびロールの詳細については、ご使用のプラットフォームの『Security Configuration Guide』を参照してください。



        (注)  


        永久ライセンスが使用されている場合は、アンインストールできません。 永久ライセンスによって有効になっている機能をまずディセーブルにしてから、ライセンスをアンインストールする必要があります。



        ヒント


        評価ライセンスを使用していて、新規の永久ライセンスをインストールする場合は、評価ライセンスが終了する前にサービスを中断させることなく行うことができます。 評価ライセンスを削除すると、サービスを中断させることなく猶予期間がすぐに始まります。



        注意    


        ライセンスをアンインストールする前に、ライセンスに関連する機能をディセーブルにする必要があります。 ライセンスが使用されている場合、削除手順は失敗します。


        手順
          ステップ 1   copy コマンドを使用して、実行コンフィギュレーションをリモート サーバに保存します。
          switch# copy running-config tftp://server/path/filename
          
          
          ステップ 2   show license brief コマンドを使用して、インストールされているすべてのライセンス キー ファイルのリストを表示し、アンインストールするファイルを特定します。 この例では、アンインストールするファイルは Enterprise.lic ファイルです。
          switch# show license brief
          Enterprise.lic
          
          
          ステップ 3   アンインストールするライセンスによって提供された機能をディセーブルにします。 show license usage vdc-all package_name コマンドを使用して、指定されたパッケージでイネーブルにされている機能を表示します。
          switch# show license usage vdc-all LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG 
          Application
          -----------
          bgp
          ospf
          bgp@2
          ospf@2
          -----------
          
          
          (注)     

          Cisco Nexus 7000 シリーズの場合、show license usage vdc-all コマンド出力の機能名の後に「@」と数字が付いている場合は、その機能はデフォルト以外の VDC でイネーブルになっているため、その VDC からディセーブルにする必要があることを意味します。 機能名の後の数字は、デフォルト以外の VDC の ID 番号です。 show vdc コマンドと switchto vdc コマンドを使用してデフォルト以外の VDC にアクセスし、機能をディセーブルにします。

          ステップ 4   clear license filename コマンドを使用して Enterprise.lic ファイルをアンインストールします。ここで filename はインストールされているライセンス キー ファイルの名前です。
          switch# clear license Enterprise.lic
          Clearing license Enterprise.lic:
          SERVER this_host ANY
          VENDOR cisco
          
          
          ステップ 5   「yes」を表す「y」を入力して、ライセンスのアンインストールを続けます。
           
          Do you want to continue? (y/n) y 
          Clearing license ..done
          
          

          これで Enterprise.lic ライセンス キー ファイルがアンインストールされました。


          ライセンスの更新

          期間の制約があるライセンスは、更新ライセンスを取得してインストールする必要があります。 テクニカル サポートに連絡のうえ、更新ライセンスを要求してください。

          Cisco Nexus 7000 シリーズの場合、ライセンスはデフォルトの VDC(VDC 1)からのみ更新できます。


          (注)  


          シスコのサポートをシスコのリセラーからご購入された場合は、リセラーに直接お問い合わせください。 サポートをシスコから直接ご購入された場合は、次の URL にアクセスしてシスコのテクニカル サポートにお問い合わせください。http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html



          (注)  


          Cisco NX-OS デバイスのライセンスを更新できるのは、ネットワーク管理者ロールを持つユーザに限られます。 ユーザ アカウントおよびロールの詳細については、ご使用のプラットフォームの『Security Configuration Guide』を参照してください。


          手順
            ステップ 1   更新されたライセンス ファイルを取得します。
            ステップ 2   copy コマンドを使用して、実行コンフィギュレーションをリモート サーバに保存します。
            ステップ 3   show license brief コマンドを使用して、更新するファイルの名前を確認します。
            switch# show license brief
            Enterprise.lic
            
            
            ステップ 4   update license url コマンドを使用してライセンス ファイルを更新します。url には、更新ライセンス ファイルの bootflash:、slot0:、usb1:、または usb2: の場所を指定します。
            switch# update license bootflash:Enterprise1.lic Enterprise.lic
            
            
            ステップ 5   y」と入力して、ライセンスの更新を続けます(「yes」がデフォルトです)。
            Do you want to continue? (y/n) y
            Updating license ..done
            switch#
            
            
            これで Enterprise.lic ライセンス キー ファイルが更新されました。
            ステップ 6   (任意) 必要に応じて、グローバル コンフィギュレーション モードで feature feature-name コマンドを使用して、ライセンス付き機能をイネーブルにします。 たとえば、BGP 機能は次のようにしてイネーブルにできます。
            switch# configure terminal
            switch(config)# feature bgp
            switch#
            
            

            猶予期間機能の設定

            猶予期間機能では、ライセンス キーのないライセンス付き機能を使用できます。 ライセンスの猶予期間機能はデフォルトでディセーブルです。 猶予期間機能がディセーブルであれば、ユーザが誤ってライセンス付き機能をイネーブルにすることはありません。

            Cisco Nexus 7000 シリーズの場合、猶予期間は、デフォルトの VDC(VDC 1)からのみイネーブルおよびディセーブルにできます。


            (注)  


            Cisco NX-OS デバイスで猶予期間をイネーブルにできるのは、ネットワーク管理者ロールを持つユーザに限られます。 ユーザ アカウントおよびロールの詳細については、ご使用のプラットフォームの『Security Configuration Guide』を参照してください。


            猶予期間の警告

            Cisco NX-OS ソフトウェアには 120 日の猶予期間があります。 この猶予期間はライセンスをインストールしていない機能の評価中に、開始または継続します。 Cisco Nexus 7000 シリーズでは、猶予期間は物理デバイスのすべての VDC に適用されます。 つまり 1 つの VDC でライセンス付き機能をイネーブルにして猶予期間を開始すると、すべての VDC に対して猶予期間が開始されます。

            評価中の機能をディセーブルにすると猶予期間は停止します。ただし、有効なライセンスなしで同じ機能をもう一度イネーブルにすると、猶予期間は停止した時点から続けてカウントダウンされます。


            (注)  


            サービスの中断を避けるために永久ライセンスをインストールする場合は、no license grace-period コマンドを使用して猶予期間をディセーブルにしないでください。 単純に、新しいライセンスをインストールするのみとします。 ライセンス マネージャにより、評価用ライセンスからインストールされたライセンスに自動的に遷移されます。

            ライセンス マネージャがインストールされたライセンスを使用すると、猶予期間の警告は停止します。


            猶予期間はライセンス パッケージ内のすべての機能に働きます。 ライセンス パッケージには複数の機能が含まれていることがあります。 機能を猶予期間中にディセーブルにした場合に、まだイネーブルにされているその他の機能がライセンス パッケージにあると、そのライセンス パッケージのカウントダウンは停止しません。 ライセンス パッケージの猶予期間カウントダウンを停止するには、そのライセンス パッケージのすべての機能をディセーブルにする必要があります。 Cisco Nexus 7000 シリーズの場合、物理デバイス上のすべての VDC でライセンス付き機能をディセーブルにする必要があります。 ディセーブルにする機能を特定するには、デフォルトの VDC で show license usage vdc-all license-name コマンドを使用します。

            switch# show license usage vdc-all LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG 
            Application 
            ----------- 
            bgp 
            ospf
            bgp@2 
            ospf@2 
            -----------
            
            

            (注)  


            Cisco Nexus 7000 シリーズの場合、show license usage vdc-all コマンド出力の機能名の後に「@」と数字が付いている場合は、その機能はデフォルト以外の VDC でイネーブルになっているため、その VDC からディセーブルにする必要があることを意味します。 機能名の後の数字は、デフォルト以外の VDC の ID 番号です。 show vdc コマンドと switchto vdc コマンドを使用してデフォルト以外の VDC にアクセスし、機能をディセーブルにします。



            (注)  


            機能をディセーブルにするか、またはライセンスの猶予期間が失効すると、Cisco NX-OS ソフトウェアによって機能設定を含むチェックポイントが生成されます。このチェックポイントは、ライセンスをインストール後に再度イネーブルにする場合、または猶予期間のカウントダウンを再開する場合に機能を再設定するために使用できます。 チェックポイントの詳細については、ご使用のプラットフォームの『System Management Configuration Guide』を参照してください。


            Cisco NX-OS のライセンス カウンタは、デバイス上のすべてのライセンスを追跡します。 機能の評価中に猶予期間が開始されると、コンソール メッセージ、SNMP トラップ、システム メッセージ、および Call Home メッセージが毎日表示されます。 猶予期間の最後の 7 日間は、これらのメッセージの頻度が毎時になります。

            猶予期間の警告に加えて、猶予期間の最後の 15 日間は、ログイン時に Cisco NX-OS にバナーが表示されます。

            NOTICE: NX-OS LICENSED FEATURES NEED ATTENTION
             
            -----------------------------------------------------------------------------
            Feature                      Ins  Lic   Status Expiry Date Comments
                                             Count
            -----------------------------------------------------------------------------
            LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG   No    -   In use             Grace 14D 6H
            -----------------------------------------------------------------------------
            **** WARNING: License(s) about to expire. When license(s) expire,
            all licensed conditional features will be disabled ****
             

            猶予期間の最後の 7 日間はこのバナーにプロンプトが含まれ、このプロンプトを消去しないとログインを完了できなくなります。

            NOTICE: NX-OS LICENSED FEATURES NEED ATTENTION
             
            -----------------------------------------------------------------------------
            Feature                      Ins  Lic   Status Expiry Date Comments
                                             Count
            -----------------------------------------------------------------------------
            LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG   No    -   In use             Grace 3D 23H
            -----------------------------------------------------------------------------
            **** WARNING: License(s) about to expire. When license(s) expire,
            all licensed conditional features will be disabled ****
             
            CISCO TAC must be contacted asap for required licenses to prevent imminent downtime/service disruption.
            Please press Enter to confirm you understand this risk and wish to continue: [ENTER]
             

            たとえば、ライセンス付き機能を 1 月 30 日にイネーブルにした場合は、猶予期間の終了メッセージを次のとおりに受信します。

            • 1 月 30 日から 5 月 21 日:毎日警告を受信します。 5 月 15 日から、ログイン時に Cisco NX-OS にバナーが表示されます。
            • 5 月 22 日から 5 月 30 日:1 時間おきに警告を受信します。 ログイン バナーのプロンプトを消去するように求められます。これを消去しないとログインを完了できません。

            5 月 31 日:猶予期間が終了し、ライセンス付き機能は自動的にディセーブルになります。 有効なライセンスを購入するまでライセンス付き機能を使用できません。


            (注)  


            猶予期間メッセージの頻度は変更できません。



            注意    


            猶予期間の最後の 7 日間の後、機能が停止し、ネットワーク トラフィックが中断する場合があります。 Cisco NX-OS の今後のアップグレードはライセンス要件および 120 日間の猶予期間を実施します。


            デバイスの猶予期間情報を表示するには、show license usage コマンドを使用します。

            switch# show license usage
            Feature                      Ins  Lic   Status Expiry Date Comments
                                             Count 
            -------------------------------------------------------------------------------- 
            LAN_ADVANCED_SERVICES_PKG     Yes   -   In use Never       - 
            LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG   No    -   In use             Grace 119D 22H 
            --------------------------------------------------------------------------------
            
            

            ライセンス猶予期間のイネーブル化

            license grace-period コマンドを使用して猶予期間機能をイネーブルにします。

            switch# configure terminal
            switch(config)# license grace-period
            
            

            Cisco Nexus 7000 シリーズの場合、猶予期間機能は、デフォルトの VDC からのみイネーブルにできます

            場合によって、ライセンス付き機能をイネーブルにして設定する必要があります。 ライセンス付き機能をイネーブルにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで feature feature-name コマンドを使用します。 たとえば、BGP 機能は次のようにしてイネーブルにできます。

            switch# configure terminal
            switch(config)# feature bgp
            
            

            ライセンス猶予期間のディセーブル化

            猶予期間をディセーブルにするには、ライセンスの猶予期間を使用しているすべての機能をディセーブルにする必要があります。 そうしないと、Cisco NX-OS ソフトウェアによって要求が拒否されてエラー メッセージが出されます。


            (注)  


            サービスの中断を避けるには、永久ライセンスをインストールする前に猶予期間をディセーブルにしないでください。


            手順
              ステップ 1   show license usage コマンドを使用して、猶予期間を使用しているライセンスを表示します。 Cisco Nexus 7000 シリーズの場合は、デフォルトの VDC で作業する必要があります
              switch# show license usage
              Feature                      Ins  Lic   Status Expiry Date Comments
                                               Count
              --------------------------------------------------------------------------------
              LAN_ADVANCED_SERVICES_PKG     Yes   -   In use Never       -
              LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG   No    -   In use             Grace 119D 22H
              --------------------------------------------------------------------------------
              
              
              ステップ 2   猶予期間を使用しているライセンス付き機能をディセーブルにします。 show license usage package_name コマンドを使用して、指定されたパッケージでイネーブルにされている機能を表示します。 Cisco Nexus 7000 シリーズの場合は、デフォルトの VDC で show license usagevdc-all package_name を使用して、すべての VDC でイネーブルにされている機能を表示します
              switch# show license usage vdc-all LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG
              Application
              -----------
              bgp
              ospf
              bgp@2
              ospf@2
              -----------
              
              
              (注)     

              Cisco Nexus 7000 シリーズの場合、show license usage vdc-all コマンド出力の機能名の後に「@」と数字が付いている場合は、その機能はデフォルト以外の VDC でイネーブルになっているため、その VDC からディセーブルにする必要があることを意味します。 機能名の後の数字は、デフォルト以外の VDC の ID 番号です。 show vdc コマンドと switchto vdc コマンドを使用してデフォルト以外の VDC にアクセスし、機能をディセーブルにします。

              機能をディセーブルにするか、またはライセンスの猶予期間が失効すると、Cisco NX-OS ソフトウェアによって機能設定を含むチェックポイントが生成されます。このチェックポイントは、ライセンスをインストール後に再度イネーブルにする場合、または猶予期間を再度イネーブルにする場合に機能を再設定するために使用できます。 チェックポイントの詳細については、ご使用のプラットフォームの『System Management Configuration Guide』を参照してください。

              ステップ 3   猶予期間をディセーブルにします。
              switch# configure terminal
              switch(config)# no license grace-period
              
              

              ライセンスとモジュールの関連付け

              モジュールでライセンス付き機能をイネーブルにするには、モジュールベースのライセンスをそのモジュールに関連付ける必要があります。

              はじめる前に

              • 正しいライセンスがインストールされていることを確認します。
              • 正しい VDC を使用していることを確認します。
              • 機能に必要な前提条件をすべて満たしていることを確認します。 詳細については、適切な機能のマニュアルを参照してください。
              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1 license fcoe module module-number


                例:
                switch(config)# license fcoe module 2
                 

                モジュールベースのライセンスをモジュールに関連付けます。

                 

                デバイス間でのライセンスの転送

                ライセンスは発行対象の物理デバイスに対して固有であり、他の物理デバイスには無効です。 物理デバイス間でライセンスを転送する必要がある場合は、カスタマー サービスの担当者までお問い合わせください。


                (注)  


                Cisco NX-OS デバイスのスーパーバイザ モジュールが 1 つで、そのスーパーバイザ モジュールを置き換える場合は、ライセンス キー ファイルを再インストールする必要があります。

                スーパーバイザ モジュールの交換の際にライセンスを評価すると、猶予期間は通常 120 日間に設定されています。 デュアル スーパーバイザ システムでは、ライセンスの猶予期間は、既存のアクティブなスーパーバイザ モジュールのものから、新しいスタンバイ スーパーバイザ モジュールのものに上書きされます。



                (注)  


                シスコのサポートをシスコのリセラーからご購入された場合は、リセラーに直接お問い合わせください。 サポートをシスコから直接ご購入された場合は、次の URL にアクセスしてシスコのテクニカル サポートにお問い合わせください。http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html


                ライセンスの設定の確認

                ライセンスの設定情報を表示するには、次のうちいずれかの処理を行います。

                コマンド

                目的

                show license [brief]

                インストールされているすべてのライセンス ファイルの情報を表示します。

                show license feature package mapping

                インストールされているライセンス パッケージで使用できる機能に関する情報を表示します。

                show license file

                特定ライセンス ファイルの情報を表示します。

                show license host-id

                物理デバイスのホスト ID を表示します。

                show license usage

                インストール済みライセンスの使用状況を表示します。

                これらのコマンドの出力フィールドの詳細については、ご使用のプラットフォームの『Fundamentals Command Reference』を参照してください。

                その他の関連資料

                ここでは、Cisco NX-OS ソフトウェアのライセンスに関する追加情報について説明します。

                表 6 該当する MIB

                MIB

                MIB のリンク

                • CISCO-LICENSE_MGR-MIB

                MIB を検索およびダウンロードするには、次の URL にアクセスしてください。

                http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

                ライセンスの機能の履歴

                次の表に、この機能のリリースの履歴を示します。

                表 7 ライセンスの機能の履歴

                機能名

                リリース

                機能情報

                MPLS、LISP、FCoE 5.2(1) MPLS、LISP、FCoE 機能のライセンスを追加しました。

                猶予期間

                4.2(1)

                猶予期間が失効すると、設定済みのライセンス付き機能について自動チェックポイントが作成されます。