Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
スイッチ ファブリック カードの OIR
スイッチ ファブリック カードの OIR
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

スイッチ ファブリック カードの OIR

内容

OIR に関する情報

OIR の実行

前提条件

スイッチ ファブリック カードの OIR

ここでは、Cisco IOS-XR ソフトウェアを実行している Cisco ルータに搭載されたスイッチ ファブリック カードの Online Insertion and Removal(OIR; ホットスワップ)について説明します。

OIR に関する情報

OIR は Cisco IOS-XR ソフトウェアのプロセスの 1 つで、IP トラフィックの損失、転送の中断、またはシステム運用の低下を発生させることなく、正常なルータ上の不良スイッチ ファブリック カードの取り外しや交換を行えるようにするものです。

スイッチ ファブリック カードの詳細については、http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/crs/crs1_hw/index.htm にアクセスしてください。

OIR の実行

ソフトウェアまたはハードウェアのアップグレード中、またはカードに障害が発生したときに、稼動中のルータからスイッチ ファブリック カードを取り外して交換するには、次のタスクを実行します。

これはグローバル設定ではありません。そのため、取り外して交換するスイッチ ファブリック カードに対してそれぞれ OIR の手順を実行する必要があります。

OIR を実行する際は、表の「目的」カラムに述べられているように「Down Flags」を必ず監視してください。Down Flags には、ファブリック プレーンの内部状態が反映されます。ダウン フラグには、次に示す 3 つの状態があります。

P - プレーンが管理目的でユーザによってシャット ダウンされています。

p - プレーンが内部ファブリック ソフトウェアによってシャット ダウンされています。

m - マルチキャスト トラフィックがシャット ダウンされています。


) この手順は、ルータの初回起動時、電源の再投入時、またはリロード時には適用されません。


前提条件

Cisco IOS-XR ソフトウェアの実用的知識と、ソフトウェアの設定に十分な権限が必要です。

手順を開始する前に、root-system としてログインする必要があります。ログイン状況を確認するには、 show user all コマンドを使用します。

RP/0/RP0/CPU0:router# show user all
Username: lab
User group root-system
User group cisco-support
 

root を含むログイン状況を確認するには、 show user all | include root コマンドを使用します。

RP/0/RP0/CPU0:router# show user all | include root
User group root-system
Task: root-system : READ WRITE EXECUTE NOTIFY
Task: root-lr : READ WRITE EXECUTE NOTIFY
 

手順の概要

1. show platform

2. admin configure

3. show controller fabric plane all

4. controller fabric plane plane number shut

5. no hw-module node fabric card power

6. hw-module node fabric node power

7. no controller fabric plane plane number shut

8. show controller fabric plane all

手順の詳細

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

show platform

 

RP/0/RP0/CPU0:router# show platform

 

Node Type PLIM State Config State

---------------------------------------------------------------------

0/0/SP MSC(SP) N/A IOS-XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/0/CPU0 MSC UNKNOWN IOS-XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/3/SP MSC(SP) N/A IOS-XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/3/CPU0 MSC UNKNOWN IOS-XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/RP1/CPU0 RP(Active) N/A IOS-XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/SM0/SP FC/S(SP) N/A IOS-XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/SM1/SP FC/S(SP) N/A IOS-XR RUN PWR,NSHUT,MON

ルータのカードをすべて表示します。ファブリック カードを識別できます(SM プレフィックスで識別)。

次に示す SM プレフィックスの番号は、対応するファブリック プレーンを特定します。

ファブリック ファブリックボード番号

SM0 0

SM1 1

SM2 2

ステップ 2

admin configure

 

RP/0/RP0/CPU0:router# admin configure

RP/0/RP0/CPU0:router(admin-config)#

admin 設定モードを開始します。

ステップ 3

show controller fabric plane all

 

RP/0/RP0/CPU0:router(admin-configure)# show controller fabric plane all

 

Plane Admin Oper Down Total Down

Id State State Flags Bundles Bundles

--------------------------------------------------------------

0 UP UP 0 0

1 UP UP 0 0

各ファブリック プレーンのステータスを表示します。

ステップ 4

controller fabric plane plane number shut

 

RP/0/RP0/CPU0:router(admin-config)# controller fabric plane 1 shut

ファブリック プレーンをシャット ダウンします。

show controller fabric plane の出力のダウン フラグが P を示します。これは、ダウン フラグが管理目的でシャット ダウンされていることを表します。

ステップ 5

no hw-module node fabric-card power

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config)# no hw-module node 0/SM1/SP power

RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit

RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end

ファブリック カードをシャット ダウンします。

show controller fabric plane の出力のダウン フラグが pPm を示します。

ステップ 6

hw-module node fabric-card power

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config)# hw-module node 0/SM1/SP power

RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit

RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end

新しいファブリック カードを起動します。

プレーンのダウン フラグを P と表示されるまで監視して、1 分間待ってからステップ 7 に進みます。

ステップ 7

no controller fabric plane plane number shut

 

RP/0/RP0/CPU0:router(admin-config)# no controller fabric plane 0 shut

新しいファブリック プレーンを起動します。

Admin State および Oper State フィールドに UP と表示されます。Down Flags フィールドには値が表示されません。

ステップ 8

show controller fabric plane all

 

RP/0/RP0/CPU0:router(admin)# show controller fabric plane all

 

Plane Admin Oper Down Total Down

Id State State Flags Bundles Bundles

--------------------------------------------------------------

0 UP UP 0 0

1 UP UP 0 0

ファブリック プレーンが UP であることを確認します。